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JP3244867U - 給水鉢 - Google Patents

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JP3244867U
JP3244867U JP2023003669U JP2023003669U JP3244867U JP 3244867 U JP3244867 U JP 3244867U JP 2023003669 U JP2023003669 U JP 2023003669U JP 2023003669 U JP2023003669 U JP 2023003669U JP 3244867 U JP3244867 U JP 3244867U
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JP
Japan
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water
water supply
pot
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Application number
JP2023003669U
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English (en)
Inventor
孝成 中橋
Original Assignee
有限会社ナカハシ
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で組み立てる手間がかからず、植物が植えられたポットに、確実に自動的に給水することができる給水鉢を提供する。【解決手段】筒状の側面14を有し一方の端部が底部16で閉鎖され他方の端部が開口部18となり、水を溜めることが可能な鉢本体12を有する。底部16の内側面16aに設けられた保持部材20と、保持部材20に一端部が保持され他端部が開口部18に向かって立設され吸水性を有する給水棒22を備える。給水棒22は、フェルトで作られた棒体であり、開口部18側の端部は先が細くなるように尖っている。【選択図】図1

Description

この考案は、植物栽培用のポットを入れてポットに植えられた植物に水を供給する給水鉢に関する。
従来、植物が植えられた植物栽培用のポットに、底部から自動的に給水する装置が考えられている。例えば、特許文献1に開示されている植木鉢は、植木鉢本体が弾力性のある材質で成形され、逆円錐台状であり、上部は開放し、下部には1つ以上の穴を開けた底面を有する。植木鉢本体の下部に貯水槽があり、植木鉢本体が貯水槽の上部の開放部分に密着するように挿し込まれている。植木鉢本体の底面には、給水紐が培土と接するように配置され、給水紐の下部は貯水槽の中にある水に接している。この植木鉢によれば、植木鉢本体を貯水槽に押し込むだけで密着し、水漏れを無くし、給水紐から自動的に給水することができる。
特開2005-204629号公報
上記背景技術の場合、植木鉢本体に、培土と接するように給水紐を配置する工程が面倒であり、手間がかかり大変である。その他に、植物栽培用のポットの底部に、吸水性を有する給水棒を差し込み、給水棒の下端部を水につける方法もあるが、この方法も手間がかかり大変であり、特に生産者や園芸等、大量の商品を取り扱うところでは作業の負担が大きい。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で組み立てる手間がかからず、植物が植えられたポットに、確実に自動的に給水することができる給水鉢を提供することを目的とする。
本考案は、筒状の側面を有し一方の端部が底部で閉鎖され他方の端部が開口部となり水を溜めることが可能な鉢本体と、前記底部の内側面に設けられた保持部材と、前記保持部材に一端部が保持され他端部が前記開口部に向かって立設され吸水性を有する給水棒が設けられ、前記給水棒は、フェルトで作られた棒体であり、前記開口部側の端部は先が細くなるように尖っており、培土に差し込むことができる硬さを有する給水鉢である。
前記保持部材は、前記底部に一体的に設けられ前記開口部に向かって突出する円筒体であり、前記給水棒は、前記保持部材の内側に挿入可能な太さであり、前記保持部材には、前記底部の前記内側面に連続するスリットが設けられている。
前記保持部材は、前記底部から突出する針体であり、前記給水棒の端面に突き刺して前記給水棒を立設する。
前記鉢本体の側面に水の量を見る給水メモリが設けられ、前記給水メモリは透明な樹脂板により形成され、前記鉢本体内の水が視認可能に設けられていても良い。
本考案の給水鉢は、簡単な構造で組み立てる手間がかからず、植物が植えられたポットに、確実に自動的に給水することができる。手間をかけずに給水棒を予め鉢本体に取り付けた状態で給水鉢を出荷することができ、使用者は、植物を植えたポットを給水鉢に入れるだけで、給水棒が培土に差し込まれ吸水を開始することができ、便利である。
この考案の一実施形態の給水鉢の使用状態を示す正面図である。 この実施形態の給水鉢の平面図である。 この実施形態の給水鉢の縦断面図である。 この実施形態の給水鉢の変形例を示す平面図である。
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1~図3はこの考案の一実施形態を示すもので、この実施形態の給水鉢10は、合成樹脂で形成された鉢本体12が設けられている。鉢本体12は、円筒状の側面14を有し、側面14の一方の端部は円形の底部16が設けられて閉鎖されている。側面14の他端部は、開口されて円形の開口部18となる。開口部18の直径は、底部16の直径よりも少し大きい。
底部16の内側面16aには、後述する給水棒22を保持する保持部材20が設けられている。保持部材20は、鉢本体12の底部16に一体的に成形された円筒体であり、開口部18に向かって突出している。保持部材20には、保持部材20の軸方向に沿うスリット21が複数個設けられ、スリット21の一方の端部は底部16の内側面16aに連続し、他方の端部は保持部材20の開口部18側の端部に連通している。スリット21はここでは3つ、保持部材20の円周方向に等間隔に設けられ、保持部材20は均等に3分割されている。
保持部材20には、給水棒22が取り付けられて立設されている。給水棒22は、フェルトを適度な硬さに固めて作られた棒体であり、長手方向に交差する断面形状は一定の直径の円形であり、直径は、保持部材20の内側に嵌合される長さである。給水棒22は、鉢本体12の深さの約半分程度の長さであり、一方の端部22aが保持部材20に嵌合されて底部16側に位置する時、他方の開口部18側の端部22bは、底部16と開口部18の中間付近の深さに位置している。端部22aは長手方向に対して交差する平面で形成され、端部22bは先端に近づくに連れて細くなり尖っている。
次に、給水鉢10の使用方法について説明する。給水鉢10は、植物24に水26を供給するものであり、図1に示すように、植物24は植物栽培用のポット28に、培土30を入れて植えられている。ポット28は底部の中央に、排水用の透孔32が設けられている。まず、給水鉢10の中に水26を入れる。水26の量は、給水棒22の端部22bに届かない任意の量であり、ここでは給水棒22の長手方向の約半分が水26につかる程度である。そして、鉢本体12の開口部18に、培土30を入れて植物24を植えたポット28を入れ、ポット28の底部の透孔32に、給水棒22の端部22bを挿入し、培土30に差し込む。給水棒22は適度な硬さを有するため、培土30に差し込むことができる。給水棒22の端部22bは尖っているため、差し込みやすい。なお、ポット28は、側周面が鉢本体12の側面14に接して鉢本体12の中に落下しない大きさである。給水棒22の端部22bは、底部16と開口部18の中間付近の深さに位置しているため、ポット28が鉢本体12の側面14に落下しないように保持された状態でポット28の透孔32に適度な深さで差し込まれる。給水棒22は、鉢本体12の中の水26を吸い上げ、吸い上げられた水26はポット28の培土30にしみ込み、植物24に水26を供給する。水26を、鉢本体12の中に適宜追加することにより、長期にわたって自動的に給水する。
この実施形態の給水鉢10によれば、簡単な構造で組み立てる手間がかからず、植物24が植えられたポット28に、確実に自動的に給水することができる。給水鉢10には、給水棒22を嵌合させるだけで保持する保持部材20が設けられ、給水棒22を簡単な操作で確実に立設することができる。手間をかけずに、給水棒22を予め立設した状態で給水鉢10を出荷することができ、使用者は植物24を植えたポット28を給水鉢10の開口部18に入れるだけで給水棒22が培土30に付き刺さり、吸水を開始することができ、便利である。特に生産者や園芸店等、大量の商品を扱うところでは、給水棒22を保持部材20に取り付ける手間がかからず、便利である。保持部材20は底部16に達する3つのスリット21で3分割された形状であり、水26が少なくなっても水26が給水棒22の端部22aに接触することができる。
また、この実施形態の給水鉢10の保持部材20は、他の形態でも良い。例えば、図4に示す保持部材34は、底部16の内側面16aから突出する針体であり、給水棒22の端部22aに突き刺して給水棒22を保持する。保持部材34の場合、給水棒22の端部22aに保持部材34を突き刺して確実に取り付けることができ、手間をかけずに給水棒22を取り付け、給水棒22を取り付けた状態で給水鉢10を出荷することができる。
なお、この実施形態の給水鉢10は、図4に示すように側面14に水26の量を見る給水メモリ36が設けられてもよい。給水メモリ36は、側面14の所定の位置を円形にくりぬいて内側に透明な樹脂板を水密に取り付け、水26が視認可能である。複数個の給水メモリ36を、鉢本体12の深さ方向に並べて設け、水26がどの位置まで満ちているか確認することができる。これにより、ポット28を外すことなく中の水26の量を確認することができ、水26を追加する時期を判断することができる。また、給水棒22の端部22bの形状は自由に変更可能であり、図4に示すように尖っていないものでもよい。
その他、この考案の給水鉢は、鉢本体の形状や大きさ等は使用するポットに合わせて適宜変更可能である。上記実施の形態に限定されず、大きいプランターに植えられている植物に給水するものでも良く、矩形のプランターに使用する場合は鉢本体を矩形に形成してもよい。鉢本体は金属等で作られてもよく、鉢本体が金属の場合は別体の部材を取り付けて保持部材としてもよい。給水棒は、フェルト以外でも良く、必要に応じて給水棒を複数本取り付けることができるものでも良い。保持部材の数や形状も適宜可能であり、形状は簡単な操作で確実に保持部材を保持するものであれば良い。出荷する際は、給水棒を外した状態でもよく、ユーザーの要望等に合わせて適宜選択可能である。
10 給水鉢
12 鉢本体
14 側面
16 底部
16a 内側面
18 開口部
20,34 保持部材
21 スリット
22 給水棒
22a,22b 端部
26 水
28 ポット
30 倍土
32 透孔

Claims (4)

  1. 筒状の側面を有し一方の端部が底部で閉鎖され他方の端部が開口部となり水を溜めることが可能な鉢本体と、前記底部の内側面に設けられた保持部材と、前記保持部材に一端部が保持され他端部が前記開口部に向かって立設され吸水性を有する給水棒が設けられ、
    前記給水棒は、フェルトで作られた棒体であり、前記開口部側の端部は先が細くなるように尖っており、培土に差し込むことができる硬さを有することを特徴とする給水鉢。
  2. 前記保持部材は、前記底部に一体的に設けられ前記開口部に向かって突出する円筒体であり、前記給水棒は、前記保持部材の内側に挿入可能な太さであり、前記保持部材には、前記底部の前記内側面に連続するスリットが設けられている請求項1記載の給水鉢。
  3. 前記保持部材は、前記底部から突出する針体であり、前記給水棒の端面に突き刺して前記給水棒を立設する請求項1記載の給水鉢。
  4. 前記鉢本体の側面に水の量を見る給水メモリが設けられ、前記給水メモリは透明な樹脂板により形成され、前記鉢本体内の水が視認可能に設けられている請求項2又は3記載の給水鉢
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