JP3242582U - ストーブ用の焼き鳥枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】ストーブを利用し、そのストーブの熱を有効に利用して鶏肉を焼く焼き鳥枠を提供するものである。【解決手段】燃焼室となる本体は長方体で、その天板は平面上となっているストーブの熱を利用するため、そのストーブの天板に焼き鳥枠を脱着自在に載置する。この焼き鳥枠30は少なくとも対向する正面壁31と背面壁32と、それから底面33を有している。前記正面壁31と背面壁32に串支え溝38,39を多数形成する。それから正面壁31に、外側に突出して長手方向に放射熱を遮る防熱板44を設けている。【選択図】図1
Description
この考案は、所謂ロケットストーブと称されるストーブの付属品となる焼き鳥枠に関するものである。
近年、野外にテントを張って野営する遊びが脚光を浴び、そのための種々の道具が開発されるに至っている。テントだったり、また冬場では、体を温めるストーブが提供されに至っている。ストーブは、湯を沸かしたり、食品を煮たり、肉を焼いたりし、食事作りに、また食する楽しみを満喫している。
当出願人会社では、ストーブを開発してきて、その際に肉、特に鳥の焼きの要望も多い。
ストーブは熱効率の高いロケットストーブが採用され、その構造は、薪やペレットが投入され、燃焼する燃焼室(バーントンネル)に続いて燃焼筒(ヒートライザー)を有し、薪などの燃焼により生じた炎及び未燃焼ガスが燃焼筒(ヒートライザー)中に導かれ、2次燃焼を起こす構造である。2次燃焼で燃焼筒が高温になることにより空気が膨張し、強い上昇気流が生じ、燃焼筒内に排気力が高まり、吸気口から吸い込まれる空気量が増え、燃焼が強まる循環を繰り返す作用が行われる。
ストーブは熱効率の高いロケットストーブが採用され、その構造は、薪やペレットが投入され、燃焼する燃焼室(バーントンネル)に続いて燃焼筒(ヒートライザー)を有し、薪などの燃焼により生じた炎及び未燃焼ガスが燃焼筒(ヒートライザー)中に導かれ、2次燃焼を起こす構造である。2次燃焼で燃焼筒が高温になることにより空気が膨張し、強い上昇気流が生じ、燃焼筒内に排気力が高まり、吸気口から吸い込まれる空気量が増え、燃焼が強まる循環を繰り返す作用が行われる。
上述の燃焼作用を持つロケットストーブは、燃焼効率が高く暖房効果が良いが、構造的に大きく運搬に不便であった。そのため特許文献1に示すように、断熱性耐火材がほぼ直方体になるように成形した複数のブロックを組み合わせてロケットストーブを作る例が示されている。
即ち、バーントンネルブロック1、ヒートライザーブロック3、五徳ブロック4等を回廊式に組立てる。そして、前記したバーントンネルブロック1の横方向に焚口ブロック2を配して組み立てている。
即ち、バーントンネルブロック1、ヒートライザーブロック3、五徳ブロック4等を回廊式に組立てる。そして、前記したバーントンネルブロック1の横方向に焚口ブロック2を配して組み立てている。
特許文献2にあっては、高い燃焼性を維持してストーブ本体を軽量化が図られたロケットストーブが記載され、ストーブ本体を二重筒の断熱構造とし、垂直方向にバーントンネル15、この上方にヒートライザーを作り、ストーブ本体の二重筒にて断熱効果を得るようにしたものであり、本体17と焚口部19とは分離できるため、持ち運びでき、取り扱いが容易である。
当出願人のストーブは、燃焼室となる箱状のストーブ本体を設け、このストーブ本体内部の中央部に仕切壁を設けて、燃焼室を2つに分けて1次燃焼室と、その下流に2次燃焼室を形成し、
前記1次燃焼室には、燃料供給用のロストルを設けると共に、燃焼室内に空気を取り入れる調整手段を設けた空気取入口を形成し、
また、前記2次燃焼室には、1次燃焼後の炎と未燃焼ガスを排出する煙突を備えて成り、それから、
燃焼室となる1次燃焼室と2次燃焼室が並列に配され、高低差を持たないために、天板が平面となり、上下方向寸法の増加とならず、天板上に調理器具を載置可能となり、屋外調理を可能としている。
前記1次燃焼室には、燃料供給用のロストルを設けると共に、燃焼室内に空気を取り入れる調整手段を設けた空気取入口を形成し、
また、前記2次燃焼室には、1次燃焼後の炎と未燃焼ガスを排出する煙突を備えて成り、それから、
燃焼室となる1次燃焼室と2次燃焼室が並列に配され、高低差を持たないために、天板が平面となり、上下方向寸法の増加とならず、天板上に調理器具を載置可能となり、屋外調理を可能としている。
このため、この考案はストーブ本体の天板を利用し、肉、特に鶏肉を焼くために用いる焼き鳥枠を提供することを目的とするものである。
この考案に係るストーブ用の焼き鳥枠は、
燃焼室となる本体を設け、この本体は長方体で、天板は平面状を成し、少なくとも燃料供給用のロストル挿入口と、煙排出用の煙突を備えたことのストーブにあって、
前記天板に焼き鳥枠が脱着自在に載置され、その焼き鳥枠は少なくとも対向する正面壁と、背面壁と、それから底面を有し、前記正面壁と背面壁に串支え溝を多数形成したことにある。
燃焼室となる本体を設け、この本体は長方体で、天板は平面状を成し、少なくとも燃料供給用のロストル挿入口と、煙排出用の煙突を備えたことのストーブにあって、
前記天板に焼き鳥枠が脱着自在に載置され、その焼き鳥枠は少なくとも対向する正面壁と、背面壁と、それから底面を有し、前記正面壁と背面壁に串支え溝を多数形成したことにある。
これにより、焼き鳥枠は、その底面をストーブの天板に設置され、密着される。そのため、ストーブの熱が直接焼き鳥枠に伝わり、鶏肉を高温で焼くことができる。焼き鳥の串は、正面壁と背面壁に形成の串支え溝に支えられ、且つ回転させることができる。
焼き汁は底面で受けられ、貯まった汁はストーブに流れず、焼き鳥枠ごと運んで排出することができる。
焼き汁は底面で受けられ、貯まった汁はストーブに流れず、焼き鳥枠ごと運んで排出することができる。
請求項2記載の考案は、焼き鳥枠の正面壁に、それから外側に突出して長手方向に放射熱を遮る防熱板を設けている。このため、防熱板がストーブからの放射熱(300℃から400℃)を遮り、半減させる効果をもち、放射熱による手や身体を火傷させる恐れを防ぐ働きを持っている。
請求項3記載の考案は、焼き鳥枠の右側面壁と左側面壁にそれぞれ取っ手が設けられたことにあり、焼き鳥枠をストーブ上に載置したり、取り外したりするに便利である。
請求項4記載の考案は、正面壁と背面壁に形成の串支え溝が、開口側が広く、溝内に入るにつれ狭くなる構成となっていることから、くし(串)を焼き鳥枠に確実に固定することができる。
請求項5記載の考案は、底面は天板と対応して平板状に構成していることから、ストーブの熱の伝導率が良好となる。
この考案の焼き鳥枠にあっては、ストーブの天板上に載置することで、熱源が得られ、直接鶏肉が焼かれる。鶏肉は串につらぬかれ、正面壁と背面壁に形成の串支え溝内に嵌め入れられ、セットされ焼き作用が始められる。串はV溝内を回転させられ、均等に焼くことができる(請求項1)。
焼き鳥枠は、ストーブからの放射熱が高く、火傷の危険を持つが、正面壁に突出する防熱板を設けたことから、放射熱が遮られ、温度を半減でき、安全性が高められる(請求項2)。
焼き鳥枠の底面は、ストーブの天板に対応した形状を持ち、そのための熱の伝導率が良いし、また底面に鳥の肉汁を受けるため、ストーブの天板を汚すことが防がれる(請求項1,請求項5)。
この考案のストーブ用の焼き鳥枠を説明するに当たり、まず、ストーブを説明し、しかる後に焼き鳥枠を説明する。
ストーブ1は、図1乃至図3に示され、ストーブ1はステンレスなどの金属製の素材により方形に作られ、内部空間4を持つ箱状のストーブ本体2を持ち、この正面部2aに燃焼状態を見る耐熱ガラスを設けられた、正面窓3を有している。
ストーブ1は、図1乃至図3に示され、ストーブ1はステンレスなどの金属製の素材により方形に作られ、内部空間4を持つ箱状のストーブ本体2を持ち、この正面部2aに燃焼状態を見る耐熱ガラスを設けられた、正面窓3を有している。
このストーブ本体2の内部空間4には、図2に示されるように、仕切壁5が右側面部2bから左側面方向に伸びて設けられ、この仕切壁5の右側が右側面部2bに、その下端が底面板2eに立設固定されていて、該内部空間4を前室8aと後室8bに分割している。
なお、仕切壁5の長手方向の長さは、本体2の左右方向寸法より短く、左側面部2dとの間に隙間10を形成していて、前記前室8aと後室8bは連通され、炎を含む空気の流れは図2示す矢印のように流れる。
前室8aは1次燃焼室に、前記後室8bは2次燃焼室となっている。
なお、仕切壁5の長手方向の長さは、本体2の左右方向寸法より短く、左側面部2dとの間に隙間10を形成していて、前記前室8aと後室8bは連通され、炎を含む空気の流れは図2示す矢印のように流れる。
前室8aは1次燃焼室に、前記後室8bは2次燃焼室となっている。
ストーブ本体2の右側面板2bには、空気取入口12を備えている。そして、この空気取り入れ口12は、その前面に配される空気調整蓋13を有し、空気調整蓋13には、前記空気取入口12と対応して空気制御口15を有している。したがって、空気調整蓋13の回度を調整することで、空気取入口12より導入空気量を調節している。14は空気調整蓋13を回動させる摘まみである。
箱状のストーブ本体2の天板2fには、その右側にロストル挿入口21と煙突穴22を備えている。ロストル挿入口21は、図2に二点鎖線で示すように、前記1次燃焼室となる1次燃焼室8aに接続され、前記煙突穴22は、図2に二点鎖線で示すように、前記2次燃焼室となる後室8bに接続されている。
前記ロストル挿入口21には、下記するペレット用ロストル23が挿入組付られる。
前記ロストル挿入口21には、下記するペレット用ロストル23が挿入組付られる。
上述の構成において、ストーブを使用するには、図1のように組み立てる。ストーブ本体2のロストル挿入口21にペレット用ロストル23を挿入して接続すると共に、煙突穴22に煙突25を組立て、所望の長さにする。それから、ペレット用ロストル23の場合には、その内にペレットを投入する。そして、点火したガスバーナーを空気制御口15及び、空気取入口12から差し込み、ペレットを燃焼させる。燃焼は正面窓3により確認できるし、ペレットを燃焼状態からペレット投入口31より追加投入する。当然ながら、薪用ロストルの場合には、その内に薪を投入する。
ペレット又は薪が1次燃焼室8a内で燃焼すると、その炎ならび未燃焼ガスは2次燃焼室8bに至り、2次燃焼が行われ、この2次燃焼で高温となり、空気が膨張し、強い上昇気流が生じ、燃焼室内に排気力が高まり、吸気口から吸いこまれる空気量が増え、燃焼が強まる。したがって、燃焼によるエネルギーが増大する。即ち、暖かさが増えることで、ストーブの効果が増大する。
図1,図4,図5にあって、この考案の焼き鳥枠30が示され、この焼き鳥枠30を説明すると、この焼き鳥枠30は、対向する正面壁31と背面壁32と、これら正面壁31と背面壁32とを結ぶ底面33を有している。これらは、ステンレス等の金属製より構成され、右側面壁35と左側面壁36も作られ、上面開口の箱型となっている。
前記正面壁31と背面壁32の上端には、串支え溝38,39が多数形成され、この串支え溝38,39に串40が嵌め入れられる。
この串支え溝38,39は上方端が広く、溝内に至るにつれて狭くなりV溝を成し、串40が確実に支え保持される。
そして、右側面壁35と左側面壁36には、それぞれ取っ手42a,42bを備えている。
この串支え溝38,39は上方端が広く、溝内に至るにつれて狭くなりV溝を成し、串40が確実に支え保持される。
そして、右側面壁35と左側面壁36には、それぞれ取っ手42a,42bを備えている。
それから、この焼き鳥枠30の正面壁31に、その下端で長手方向に沿って放射熱を遮る防熱板44を備えている。この実施例では一体に正面壁31の形成時に作られ、外方へ適宜な角度を持っている。この角度θは、手や足に放射熱がかからないように折り曲げ方向が調整されている。
1 ストーブ
2 ストーブ本体
2a 正面部
2b 右側面部
2c 左側面部
2e 底面部
2f 天板
30 焼き鳥枠
31 正面壁
32 背面壁
35 右側面壁
36 左側面壁
38,39 串支え溝
40 串
44 防熱板
2 ストーブ本体
2a 正面部
2b 右側面部
2c 左側面部
2e 底面部
2f 天板
30 焼き鳥枠
31 正面壁
32 背面壁
35 右側面壁
36 左側面壁
38,39 串支え溝
40 串
44 防熱板
Claims (5)
- 燃焼室となる本体を設け、この本体は長方体で、天板は平面状を成し、少なくとも燃料供給用のロストル挿入口と、煙排出用の煙突を備えたことのストーブにあって、
前記天板に焼き鳥枠が脱着自在に載置され、その焼き鳥枠は少なくとも対向する正面壁と、背面壁と、それから底面を有し、前記正面壁と背面壁に串支え溝を多数形成したことを特徴とするストーブ用の焼き鳥枠。 - 焼き鳥枠の正面壁に、それから外側に突出して長手方向に放射熱を遮る防熱板を設けたことを特徴とする請求項1記載のストーブ用の焼き鳥枠。
- 焼き鳥枠の右側面壁と左側面壁にそれぞれ取っ手が設けられたことを特徴とする請求項1記載のストーブ用の焼き鳥枠。
- 正面壁と背面壁に形成の串支え溝が、開口側が広く溝内に入るにつれ狭くなる構成を有していることを特徴とする請求項1記載のストーブ用の焼き鳥枠。
- 底面は天板と対応して平板状に構成していることを特徴とする請求項1記載のストーブ用の焼き鳥枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001442U JP3242582U (ja) | 2023-04-27 | 2023-04-27 | ストーブ用の焼き鳥枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001442U JP3242582U (ja) | 2023-04-27 | 2023-04-27 | ストーブ用の焼き鳥枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3242582U true JP3242582U (ja) | 2023-06-23 |
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ID=86771579
Family Applications (1)
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JP2023001442U Active JP3242582U (ja) | 2023-04-27 | 2023-04-27 | ストーブ用の焼き鳥枠 |
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2023
- 2023-04-27 JP JP2023001442U patent/JP3242582U/ja active Active
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Legal Events
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