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JP3240001U - 揚重機器用運搬袋 - Google Patents

揚重機器用運搬袋 Download PDF

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JP3240001U
JP3240001U JP2022003258U JP2022003258U JP3240001U JP 3240001 U JP3240001 U JP 3240001U JP 2022003258 U JP2022003258 U JP 2022003258U JP 2022003258 U JP2022003258 U JP 2022003258U JP 3240001 U JP3240001 U JP 3240001U
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政義 和泉
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Abstract

【課題】筒状の運搬袋本体の下部開閉口を簡単に閉塞でき、しかも閉塞後に収納した運搬物の荷重によっても閉塞状態を確実に維持して安全に移動でき、移動先においては閉塞箇所の解除によって下部開閉口から運搬物を迅速に排出できる揚重機器用運搬袋を提供する。【解決手段】上部が開放状態の上部開放口3と、下部が開閉自在な下部開閉口5とを有する筒状の運搬袋本体1を形成する。上部開放口3には、揚重機器Cに運搬袋本体1を吊り下げさせる吊下帯4を付設すると共に、下部開閉口5には、この下部開閉口5を折り込み閉塞する折込閉塞部6を設け、折込閉塞部6には、閉塞状態を維持させて折り込み状態の儘で吊下帯4と共に揚重機器Cに連繋させる閉塞手段10を設ける。閉塞手段10は、下部開閉口5における折込閉塞部6の折り込み側となる運搬袋本体1の周側面の外側面部位とは反対側の外側面部位である折込閉塞部6の折込部分の最上層部位に配置させる。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば土砂類、農作物その他をクレーン等の揚重機器によって運搬移動するに際し、運搬した移動先において簡易迅速、安全に排出できるようにした揚重機器用運搬袋に関する。
従来、土砂類、農作物その他を運搬袋に収納してクレーン等の揚重機器等を使用して運搬移動するに際し、本考案者は、例えば特許文献1に係るクレーン・フォークリフト等の揚重機器用運搬袋、特許文献2に係る揚重機器用運搬袋を提案している。これらのいずれの特許文献にも示される運搬袋は、筒状の運搬袋本体の下端開放部分を開閉可能に形成し、運搬物を収納するに際しその下端開放部分を一時的に閉塞させておいて収納後にそのまま移動させ、移動先では下端開放部分を開放して、運搬物を排出できるように構成して成る。
特許第3408778号公報 実用新案登録第3153193号公報
ただ、特許文献1に示される運搬袋は、開閉可能な下端開放部分を閉塞するには、下端開放部分を閉塞する底部開放体を閉じるための複数の開閉索状体を運搬袋本体に止着するから、止着作業が面倒であった。また、特許文献2に示される運搬袋は、運搬袋の下端開放部分を折り込むことで閉塞し、その折込部分を揚重機器に係合する連繋索状体に係止する開閉索状体を有すると共に、下端開放部分を閉塞する閉塞構造を形成して成り、その閉塞構造は、下端開放部分の確実な閉塞を図るとするも、構造的に複雑となり、取り扱いが煩雑であった。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、筒状の運搬袋本体における下部開閉口を簡単に閉塞でき、しかも閉塞後に収納した運搬物の荷重によっても閉塞状態を確実に維持して安全に移動でき、移動先においては閉塞箇所の解除開放作業も安全に行えるようにして下部開閉口から運搬物を迅速に排出できるようにした揚重機器用運搬袋を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、上部が開放状態となっている上部開放口3と、下部が開閉自在に閉塞される下部開閉口5とを有する筒状の運搬袋本体1を形成し、運搬袋本体1の上部開放口3には、揚重機器Cに運搬袋本体1を吊り下げさせる吊下帯4を付設する共に、下部開閉口5には、この下部開閉口5を折り込み閉塞する折込閉塞部6を設け、折込閉塞部6には、閉塞状態を維持させて折り込み状態の儘で前記吊下帯4と共に揚重機器Cに連繋させるようになっている閉塞手段10を設けたことを特徴とする。
閉塞手段10は、揚重機器Cあるいは運搬袋本体1に直接あるいは間接に1箇所にて着脱自在に連繋されるようにして構成することができる。
閉塞手段10は、下部開閉口5における折込閉塞部6の折り込み側となる運搬袋本体1における周側面の外側面部位とは反対側の外側面部位であって、折込閉塞部6における折込部分の最上層部位に配置させて構成することができる。
閉塞手段10は、折込閉塞部6における折込部分の最上層部位の幅員の長さを少なくとも有する長さで運搬袋本体1に固着されているベース帯11と、このベース帯11に連結されていて、揚重機器Cに直接あるいは間接に連繋されるよう、上端に連繋部13を有している連繋索状帯12と、この連繋索状帯12にベース帯11から連結した適数の補助連結帯14とを備えて成る。
前記上部開放口3には、閉塞手段10の連繋索状帯12と、揚重機器Cとを連繋させるよう運搬袋本体1の外側面に沿っている吊下連繋帯15を配して構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係る揚重機器用運搬袋にあって、筒状に形成されている運搬袋本体1の下部開閉口5を閉塞手段10によって閉塞することで、上部開放口3から所定の運搬物Pを投入収納させ、収納した儘で閉塞手段10と共に吊下帯4によって揚重機器Cで吊り上げ、移動先で閉塞手段10を解除してそのまま吊り上げることで、運搬袋本体1に収納していた運搬物Pを移動先で排出させる。
運搬袋本体1の下部開閉口5に設けた折込閉塞部6は、折り込み重ね合わせることで下部開閉口5を閉塞させ、折込閉塞部6に設けた閉塞手段10の連繋索状帯12を間接的にでも揚重機器Cに連繋させることで、下部開閉口5の閉塞状態を維持させ、揚重機器Cによる運搬、移動中でも開放させず、運搬物Pの収納状態を維持させる。
折込閉塞部6において、折り込み後の折込閉塞部6における折込部分の最上層部位に閉塞手段10を配置させてあることで、閉塞手段10の連繋索状帯12を揚重機器C側に連繋させたときには、折込部分を重ね合わせた状態で連繋索状帯12の内側に包含させた状態となり、折込部分の不意の解除を阻止させる。
閉塞手段10の連繋索状帯12は、下部開閉口5を閉塞後で、運搬袋本体1の上部外側面に上下方向に沿って配した吊下連繋帯15に連繋されていることで、揚重機器Cによって吊り上げられたときでも、運搬袋本体1の下部側が傾斜されて持ち上げられず、運搬袋本体1の上下方向に沿う重量バランスを崩すことがない。
また、閉塞手段10は揚重機器Cに1箇所にて着脱自在に連繋されており、これによって移動先面上に降ろした儘の状態で、運搬袋本体1の側方脇で離脱作業を行えることで、安全にかつ簡易迅速に運搬物Pを排出させる。
この考案は以上説明したように構成されているため、筒状の運搬袋本体1における下部開閉口5の閉塞手段10による閉塞、上部開放口3からの運搬物Pの収納、運搬移動後の移動先での閉塞手段10の解除による下部開閉口5の開放によって、各種の運搬物Pを簡単、安全、効率よく運搬移動することができる。
すなわち、これはこの考案において、筒状に形成された運搬袋本体1の上部開放口3には、揚重機器Cに運搬袋本体1を吊り下げさせる吊下帯4を付設し、下部開閉口5には、この下部開閉口5を折り込み閉塞する折込閉塞部6を設け、折込閉塞部6には、閉塞状態を維持させて折り込み状態の儘で前記吊下帯4と共に揚重機器Cに連繋させる閉塞手段10を設けたからである。これによって、下部開閉口5の閉塞による運搬物Pの収納保持、保持状態を維持したままの運搬、移動、更には移動先での開放による運搬物Pの排出を可能にする。
また、下部開閉口5を閉塞する閉塞手段10は、下部開閉口5における折込閉塞部6を折り込むことで閉塞したときの折込閉塞部6の折り込み側となる運搬袋本体1における周側面の外側面部位とは反対側の外側面部位であって、折込閉塞部6における折込部分の最上層部位に配置させてある。このため、閉塞手段10における連繋索状帯12が揚重機器Cに連繋されたときには、折込部分が閉塞手段10の内側に包み込まれるようになり、折り込むことで閉塞した下部開閉口5が揚重状態で運搬移動中であっても開放されることがなく安全に移動できる。
閉塞手段10自体は、折込閉塞部6の折込部分の最上層部位で運搬袋本体1に固着されたベース帯11、このベース帯11に連結されて揚重機器Cに連繋される連繋索状帯12、この連繋索状帯12にベース帯11から連結した補助連結帯14等を備えることで、折り込ませた折込閉塞部6を連繋索状帯12にてこれの内側で折込部分の全体を押さえるように支持でき、下部開閉口5の閉塞状態を確実に維持させることができる。
上部開放口3には吊下連繋帯15を運搬袋本体1の外側面に沿って配してあることで、この吊下連繋帯15が、閉塞手段10の連繋索状帯12と揚重機器Cとを連繋させることによって、下部開閉口5を閉塞して運搬袋本体1の外側面に沿って上部開放口3側に延びる連繋索状帯12を揚重機器Cに連繋させることができる。しかも、吊下連繋帯15の下端は運搬袋本体1の外側面に位置していることで、運搬袋本体1の外側面上で連繋索状帯12との連繋、その解除を行え、特に移動先で運搬袋本体1を開放するにあたり、排出面上に載置した儘の運搬袋本体1自体の側方で解除作業を行えるから、安全である。
更には、運搬袋本体1の側方部位に閉塞手段10配置してあることで、例えば開閉口5を閉塞するのに、運搬袋本体1の底部である開閉口5を直接に縛結するとすれば、移動先において、一旦は運搬袋本体1を吊り上げ、その下方で縛結部分を解除する必要がある。すると、この解除作業は運搬袋本体1の直下で行うことになるから、開閉口5の開放によって運搬物Pが解除作業者に突然に降りかかることがあり、非常に危険である。そればかりでなく、その解除自体は運搬物Pの重量が掛かっていることで困難となることが多く、しかも、縛結部分が絡まってしまうとその解除はほとんど不可能になる。これに対し、この考案における閉塞手段10は、運搬袋本体1における側部に配してあり、移動先での閉塞手段10による開閉口5の開放作業は、移動先で下ろしたままの状態で、連繋索状帯12の連繋部13を吊下連繋帯15、あるいは揚重機器Cから離反させればよい。しかもこれらの作業は、閉塞手段10における連繋索状帯12の連繋部13の1箇所を吊下連繋帯15あるいは揚重機器Cから取り外せばよいから簡単迅速に行うことができ、また、運搬袋本体1の側方の脇位置で行えることでその解除作業も安全に行うことができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための一形態を示す吊り下げ移動時の斜視図である。 同じく運搬袋本体の正面図である。 同じく運搬袋本体の背面図である。 同じく運搬物を収納すべく準備するに際し、下部開閉口を閉塞したときの斜視図である。 同じく移動先において運搬物を排出するときの斜視図である。 同じく運搬物を排出中の断面図である。 他の実施の形態における運搬袋本体の正面図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は運搬袋本体であり、例えば合成樹脂製シート材によって、上下が開放されている筒状に形成されている。筒状に形成された運搬袋本体1は、運搬移動すべき各種の例えば土砂類、農作物その他の運搬物Pの移動量に対応して、深さ(高さ)、直径(幅員)が異なる大きさのものが複数類で用意されている。
また、この運搬袋本体1には、収納した運搬物Pによって膨出されること等で破損されないように、その周囲は、周方向、深さ方向に沿って適数本の帯状の補強帯2が例えば格子状にして付設されている。
運搬袋本体1の上端開口部は、運搬物Pを投入するよう開放された上部開放口3となっていて、必要があれば運搬移動時には適当に閉塞される。この上部開放口3には、例えばクレーンその他の揚重機器Cによって移動するときに運搬袋本体1自体を吊り下げるようにしたループ状の吊下帯4が上部開放口3上方に突出するように連結されている。この吊下帯4は例えば運搬袋本体1の上部開放口3に対称的に例えば一対で配置されている。
運搬袋本体1の下端開口部は、運搬袋本体1内に収納された運搬物Pを収納支持し、また排出させるよう開閉される下部開閉口5となっている。この下部開閉口5自体は、下部開閉口5を閉塞させるよう折り込み可能に形成されており、例えば適宜幅員で二重あるいは三重に折り込まれて、下部開閉口5を閉塞する折込閉塞部6となっている。
そして、この折込閉塞部6には、折り込み後に、この折込部分において折り畳まれて重ね合わせられている最上層部位に、折込閉塞部6自体の閉塞状態を維持する閉塞手段10を設けてある。この閉塞手段10は、図5に示すように、運搬物Pを収納すべく準備するとき、例えば作業面上で運搬袋本体1を扁平状にして載置し、その後、下部開閉口5の折込閉塞部6を折り込んだときの折込閉塞部6の最上層部位に配置されている。例えば、運搬物Pを収納していない、扁平状となっている運搬袋本体1を作業面上に載置したときの運搬袋本体1が正面となっているとき、折り込まれたときの折込閉塞部6の最上層部位は、運搬袋本体1の背面の一部として現れるのであり、その背面に、閉塞手段10は配置されている。
閉塞手段10自体は、運搬袋本体1の少なくとも背面部分の幅員の長さ、すなわち折込閉塞部6における折込部分の最上層部位における幅員の長さで運搬袋本体1に固着されているベース帯11と、このベース帯11に連結されていて、上端に連繋部13を有している連繋索状帯12と、この連繋索状帯12にベース帯11から連結した適数の補助連結帯14とを備えて成る。
ベース帯11は、必要があれば運搬袋本体1の周囲全周に固着されていてもよく、こうすることで、下部開閉口5を一層確実に安定的に閉塞したものとすることができる。
連繋索状帯12は、運搬袋本体1を移動するときの揚重機器Cに直接にあるいは間接に連繋させるのであり、図示にあっては、後述するように運搬袋本体1の上部に配されている吊下連繋帯15に連繋されることで、揚重機器Cに間接的に連繋されるようにしてある。なお、連繋索状帯12を揚重機器Cに直接に連繋させる場合には、運搬袋本体1の上部開放口3に付設の上部補強帯2Aの内側を挿通させるようにする。
この連繋索状帯12が有している連繋部13は、吊下連繋帯15と簡単に連繋あるいはその解除ができるように、例えば開閉自在なフック環となっていたり、あるいはループ状に形成されていたりしてある。また、連繋索状帯12は、これの上端に設けた連繋部13の1箇所で吊下連繋帯15を介して間接に、あるいは揚重機器Cに直接に連繋されるもので、1箇所であることで連繋あるいはその離脱は簡単、確実に面倒な手間をかけることなく安全に行えるようにしてある。なお、図示を省略したが、連繋部13は運搬袋本体1の側部に係止するもよく、本明細書において、間接とあるのはこの場合も含むことを意味する。
補助連結帯14は、図2に示すように、ベース帯11のほぼ中央部に連結した上下方向に沿う連繋索状帯12に対して、連繋索状帯12の左右位置のベース帯11の部位から連繋索状帯12に斜め方向に沿って連結してある。こうすることで、閉塞した下部開閉口5における複数箇所から集約させて揚重機器Cに連繋可能となり、下部開閉口5の閉塞状態を確実に維持し、移動中の運搬物Pの脱落を阻止できるようにしている。この補助連結帯14は、特に運搬袋本体1が比較的に大きく、その直径が大きいときには有効である。
このように、閉塞手段10は、下部開閉口5における折込閉塞部6の折り込み側となる運搬袋本体1における周側面の外側面部位とは反対側の外側面部位に配置されているのであり、折り込み前においての連繋索状帯12は下部開閉口5の下方に突出するようになる(図2、図3参照)。
なお、運搬袋本体1における下部開閉口5は、運搬袋本体1の上部開放口3と同様な直径とすることなく、例えば一時に全部を排出させることなく、少量ずつ排出させるようにCの直径を小さく、窄まり状に形成しておくことも可能である(図7参照)。
また、図示にあっては、閉塞手段10の連繋索状帯12を揚重機器Cに連繋させる吊下連繋帯15が運搬袋本体1の上部に配されている。この吊下連繋帯15は、運搬袋本体1の上部において、運搬袋本体1の外側面に沿って上下方向に沿って配されており、例えば運搬袋本体1の上部開放口3の近傍に、吊下連繋帯15を挿通させるように挿通部7が設けられている。挿通部7に挿通される吊下連繋帯15は、運搬袋本体1面とは上下方向に沿ってスライド可能にあるいは固定してある。図示を省略したが、運搬袋本体1の上部開口部に付設されている補強帯2と運搬袋本体1の外周面との間に挿通されていてもよい。なお、吊下連繋帯15の下端は、連繋索状帯12と運搬袋本体1の外側面上で連繋あるいは解離できるように、例えば運搬袋本体1における深さ方向のほぼ半ば位置に位置させてある。
このように、吊下連繋帯15が運搬袋本体1の外側面に沿って配されていることで、運搬袋本体1を、運搬袋本体1の下部開閉口5を閉塞する閉塞手段10を介して吊り下げたときに運搬袋本体1を傾け、倒立させることなく、上下方向に沿った重心位置を保持できるようにしている。
この吊下連繋帯15は、その上端が揚重機器Cにおけるフック、下端が閉塞手段10の連繋索状帯12それぞれに着脱自在に連結されるようになっているのであり、例えば開閉自在なフック環としたり、あるいは輪状に形成されていたりしている。いずれにしても、
揚重機器Cと連繋索状帯12とを連結時では解離させることなくしっかりと介在連繋し、不使用時では簡単に分離できるようになっていれば足りる。
次にこれの使用の一例を説明すると、運搬物Pを運搬移動する作業場所において、図5に示すように、運搬袋本体1を作業面上に拡げた状態で載置し、下部開閉口5の折込閉塞部6を折り込み、閉塞手段10を露出させる。次いで、閉塞手段10の連繋索状帯12の連繋部13を、運搬袋本体1の上部に配されている吊下連繋帯15に連繋させる。これによって、運搬移動作業の準備が整う。
そして、上部開放口3を開放させた状態で運搬袋本体1自体を自立等させ、土砂類その他の運搬物Pを投入、収納する。収納後には、吊下帯4、吊下連繋帯15を所定の揚重機器Cに連繋させ、吊り上げ、運搬、移動する。
移動先では、そのまま降ろした後、閉塞手段10の連繋索状帯12を吊下連繋帯15から取り外し、排出作業の準備が完了する(図5参照)。次いで、揚重機器Cをそのまま吊り上げればよく、収納している運搬物Pの荷重によって折込閉塞されていた折込閉塞部6を次第に延ばすことで下部開閉口5を開放し、開放させることで下部開閉口5から運搬物Pは自動的に排出される(図6参照)。
排出作業の終了後は、揚重機器Cから運搬袋自体を取り外し、次回の運搬作業に備えればよい。
C…揚重機器
P…運搬物
1…運搬袋本体
2…補強帯
3…上部開放口
4…吊下帯
5…下部開閉口
6…折込閉塞部
7…挿通部
10…閉塞手段
11…ベース帯
12…連繋索状帯
13…連繋部
14…補助連結帯
15…吊下連繋帯

Claims (5)

  1. 上部が開放状態となっている上部開放口と、下部が開閉自在に閉塞される下部開閉口とを有する筒状の運搬袋本体を形成し、運搬袋本体の上部開放口には、揚重機器に運搬袋本体を吊り下げさせる吊下帯を付設する共に、下部開閉口には、この下部開閉口を折り込み閉塞する折込閉塞部を設け、折込閉塞部には、閉塞状態を維持させて折り込み状態の儘で前記吊下帯と共に揚重機器に連繋させるようになっている閉塞手段を設けたことを特徴とする揚重機器用運搬袋。
  2. 閉塞手段は、揚重機器あるいは運搬袋本体に直接あるいは間接に1箇所にて着脱自在に連繋されるようにしてある請求項1に記載の揚重機器用運搬袋。
  3. 閉塞手段は、下端開閉口における折込閉塞部の折り込み側となる運搬袋本体における周側面の外側面部位とは反対側の外側面部位であって、折込閉塞部における折込部分の最上層部位に配置させてある請求項1に記載の揚重機器用運搬袋。
  4. 閉塞手段は、折込閉塞部における折込部分の最上層部位の幅員の長さを少なくとも有する長さで運搬袋本体に固着されているベース帯と、このベース帯に連結されていて、揚重機器に直接あるいは間接に連繋されるよう、上端に連繋部を有している連繋索状帯と、この連繋索状帯にベース帯から連結した適数の補助連結帯とを備えて成る請求項1乃至3のいずれかに記載の揚重機器用運搬袋。
  5. 前記上部開放口には、閉塞手段の連繋索状帯と、揚重機器とを連繋させるよう運搬袋本体の外側面に沿っている吊下連繋帯を配してある請求項4に記載の揚重機器用運搬袋。
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