JP3239062U - 書見台 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置場所の確保が容易で、取り扱い性にも優れた新規な書見台を提供する。【解決手段】書籍を手で支えることなく読書を可能にするための書見台1であって、支柱2と、前記支柱2に取り付けられた腕木3と、腕木3に取り付けられた書籍支持台4と、を具備してなり、書籍支持台4を腕木3周りに回転可能とする。【選択図】図1
Description
本考案は、書籍を手で支えることなく読書を可能にするための書見台に関する。
見台(けんだい)とも称される書見台(しょけんだい)は、読書の際に書籍を置くための台である。最近では、ベッドなどにおいて座ったり寝たりした状態での読書を可能にする書見台も開発されている(例えば、下記特許文献1~4参照。)。
即ち、この種の書見台によれば書籍を手で支えることなく任意の姿勢での読書が可能になる。
しかしながら、前記特許文献1~4に開示された書見台は、書籍を置く台としての座り(安定性)を確保するために、土台部分の嵩が高く設置場所の確保が困難であったり、又、全体として高重量となることから運搬性が悪くなったりして、必ずしも取り扱い性が良いと言えるものではなかった。
本考案は、前記技術的課題を解決するために開発されたものであって、設置場所の確保が容易で、取り扱い性にも優れた新規な書見台を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するための本考案の書見台は、書籍を手で支えることなく読書を可能にするための書見台であって、支柱と、前記支柱に取り付けられた腕木と、前記腕木に取り付けられた書籍支持台と、を具備してなり、前記書籍支持台が前記腕木周りに回転可能となされたことを特徴とする(以下、「本考案書見台」と称する。
前記本考案書見台においては、前記支柱が突っ張り棒の構造となされたものが好ましい態様となる。
前記本考案書見台においては、前記腕木が前記支柱に沿って垂直動可能となされたものが好ましい態様となる。
前記本考案書見台においては、前記腕木が前記支柱周りに揺動可能となされたものが好ましい態様となる。
前記本考案書見台においては、前記書籍支持台が前記腕木に沿って水平動可能となされたものが好ましい態様となる。
本考案書見台は、設置場所の確保が容易で、取り扱い性にも優れたものとして使用できる。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明するが、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではない。
<本考案書見台(1)>
図1に、本考案書見台1を示す。前記本考案書見台1は、「支柱(2)」と、「腕木(3)」と、「書籍支持台(4)」と、を具備する。
図1に、本考案書見台1を示す。前記本考案書見台1は、「支柱(2)」と、「腕木(3)」と、「書籍支持台(4)」と、を具備する。
‐支柱2‐
前記支柱2は前記本考案書見台1の土台部分をなす役割を有する。又、本実施形態において前記支柱2は突っ張り棒の構造となされている。前記支柱2は、中空の樹脂製の第一パイプ21と、中空樹脂製の第二パイプ22との芯鞘構造となされ、留め具23の締結力によって任意の長さに伸縮できる仕組みとなされており、床面と天井面との間に取り付けられている。又、前記第一パイプ21の下端と前記第二パイプ22の上端には当て板24が設けられており、前記支柱2が床面と天井面との間に突っ張った状態で取り付けられる際に、床面や天井面に過度の圧力が掛かり過ぎないようにしている。
前記支柱2は前記本考案書見台1の土台部分をなす役割を有する。又、本実施形態において前記支柱2は突っ張り棒の構造となされている。前記支柱2は、中空の樹脂製の第一パイプ21と、中空樹脂製の第二パイプ22との芯鞘構造となされ、留め具23の締結力によって任意の長さに伸縮できる仕組みとなされており、床面と天井面との間に取り付けられている。又、前記第一パイプ21の下端と前記第二パイプ22の上端には当て板24が設けられており、前記支柱2が床面と天井面との間に突っ張った状態で取り付けられる際に、床面や天井面に過度の圧力が掛かり過ぎないようにしている。
‐腕木3‐
前記腕木3は前記支柱2に取り付けられる。前記腕木3は略水平方向に延びる棒体であり、後述する書籍支持台4を支持する役割を担う。本実施形態において前記腕木3は、前記支柱2に取り付けられた樹脂製の継手(チーズ)31と、前記継手31に対して取り付けられた中空の樹脂製の腕木本体32と、によって構築されている。前記継手31は、前記支柱2に対して上下動可能且つ前記支柱2周りに回転動可能に取り付けられているため、図2(a)に示すように前記腕木3は前記支柱2に沿って垂直動可能であり、又、図2(b)に示すように前記支柱2周りに揺動可能である。
前記腕木3は前記支柱2に取り付けられる。前記腕木3は略水平方向に延びる棒体であり、後述する書籍支持台4を支持する役割を担う。本実施形態において前記腕木3は、前記支柱2に取り付けられた樹脂製の継手(チーズ)31と、前記継手31に対して取り付けられた中空の樹脂製の腕木本体32と、によって構築されている。前記継手31は、前記支柱2に対して上下動可能且つ前記支柱2周りに回転動可能に取り付けられているため、図2(a)に示すように前記腕木3は前記支柱2に沿って垂直動可能であり、又、図2(b)に示すように前記支柱2周りに揺動可能である。
‐書籍支持台4‐
前記書籍支持台4は前記腕木に対して回転可能となるようにして取り付けられる。図3に示すように前記書籍支持台4は書籍(B)を支持する置台としての役割を担う。本実施形態において、前記書籍支持台4は、支持台本体41と、支持板42と、L字状の支持板受部43と、を具備してなり、前記書籍支持台4に対する書籍(B)の支持は、前記支持板受部43から前記支持板42を外し(図3(a)、(b)参照)、書籍(B)を前記支持台本体41に設置した後、前記支持板42を前記支持板受部43に嵌めることによって実行される(図3(c)参照)。即ち、前記書籍支持台4によれば、書籍を挟んだ状態で前記支持板42を支持板受部43に引っ掛けることにより圧力を生じさせており、書籍の落下を防止することができる上、前記支持板42にて書籍が開かれた状態となるため文字が読みやすくなる。なお、前記支持板42は透明な樹脂(アクリル板)から形成されており、前記支持板42を通じて書籍(B)に書かれている文字が読める仕組みとなされている。又、図4に示すように前記書籍支持台4は、背面に設けられた連結パイプ44に前記腕木3の腕木本体32を嵌合させることによって、前記腕木に対して取り付けられている。これにより、前記書籍支持台4は前記腕木3周りに回転可能であり、又、前記腕木3に沿って水平動可能である。
前記書籍支持台4は前記腕木に対して回転可能となるようにして取り付けられる。図3に示すように前記書籍支持台4は書籍(B)を支持する置台としての役割を担う。本実施形態において、前記書籍支持台4は、支持台本体41と、支持板42と、L字状の支持板受部43と、を具備してなり、前記書籍支持台4に対する書籍(B)の支持は、前記支持板受部43から前記支持板42を外し(図3(a)、(b)参照)、書籍(B)を前記支持台本体41に設置した後、前記支持板42を前記支持板受部43に嵌めることによって実行される(図3(c)参照)。即ち、前記書籍支持台4によれば、書籍を挟んだ状態で前記支持板42を支持板受部43に引っ掛けることにより圧力を生じさせており、書籍の落下を防止することができる上、前記支持板42にて書籍が開かれた状態となるため文字が読みやすくなる。なお、前記支持板42は透明な樹脂(アクリル板)から形成されており、前記支持板42を通じて書籍(B)に書かれている文字が読める仕組みとなされている。又、図4に示すように前記書籍支持台4は、背面に設けられた連結パイプ44に前記腕木3の腕木本体32を嵌合させることによって、前記腕木に対して取り付けられている。これにより、前記書籍支持台4は前記腕木3周りに回転可能であり、又、前記腕木3に沿って水平動可能である。
前記構成を有する本考案書見台1は、例えば図5に示すようにベッド(C)の傍において前記支柱2を床面と天井面との間に突っ張った状態にして取り付けられる。前記本考案書見台1の土台部分を前記支柱2とすることによって、本考案書見台1の嵩は小さくなり、設置場所の確保が容易となる。又、前記支柱2の自重も軽く設計することができるため運搬も容易となり、取り扱い性の良好なものとなる。
又、本考案書見台1は前記書籍支持台4につき前記腕木3周りに回転可能になされているから、図5に示すように座った姿勢で読書したり、図6に示すようにベッド(C)上で横になって読書したりすることも可能である。
又、本実施形態においては、前記腕木3につき前記支柱2に沿って垂直動可能、且つ、前記支柱2周りに揺動可能になされており、しかも、前記腕木3に取り付けられている前記書籍支持台4につき前記腕木3に沿って水平動可能になされているから、前記書籍支持台4をベッド(C)にいる人物(H)の任意の位置に置くことができる。
ところで、本実施形態においては、前記書籍支持台4に設けられる支持板42につき、平板状のアクリル板を利用して構築しているが、図7に示すように前記支持板42の先端に返し部45を設ければ、前記支持板42を支持板受部43に嵌めた際に前記返し部45がストッパーとなり、前記書籍支持台4から書籍が落下することをより確実に防止することができる。
又、本実施形態においては、前記本考案書見台1につきベッド(C)の横に接地しているが、前記本考案書見台1の設置場所は特に限定されるものではなく、例えば、事務デスクやテーブルなどの机類の横に接地しても良い。机類の横に前記本考案書見台1を設置すれば、机上が広く使えるようになる。
更に、本発明においては、前記本考案書見台1における各部位(即ち、前記支柱2、前記腕木3、又は前記書籍支持台4)に対して照明器具などのその他の部品を取り付けても良い。前記本考案書見台1に対して照明器具を取り付ければ夜間での読書も可能になる。
なお、本考案は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本考案の範囲内のものである。
本考案は、書籍を手で支えることなく読書を可能にするための書見台として好適に用いられる。
1 本考案書見台(書見台)
2 支柱
3 腕木
4 書籍支持台
2 支柱
3 腕木
4 書籍支持台
Claims (5)
- 書籍を手で支えることなく読書を可能にするための書見台であって、
支柱と、
前記支柱に取り付けられた腕木と、
前記腕木に取り付けられた書籍支持台と、
を具備してなり、
前記書籍支持台が前記腕木周りに回転可能となされたことを特徴とする書見台。 - 請求項1に記載の書見台において、
前記支柱が突っ張り棒の構造となされたことを特徴とする書見台。 - 請求項1に記載の書見台において、
前記腕木が前記支柱に沿って垂直動可能となされた書見台。 - 請求項1又は3に記載の書見台において、
前記腕木が前記支柱周りに揺動可能となされた書見台。 - 請求項1に記載の書見台において、
前記書籍支持台が前記腕木に沿って水平動可能となされた書見台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002245U JP3239062U (ja) | 2022-07-06 | 2022-07-06 | 書見台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002245U JP3239062U (ja) | 2022-07-06 | 2022-07-06 | 書見台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239062U true JP3239062U (ja) | 2022-09-09 |
Family
ID=83150110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002245U Active JP3239062U (ja) | 2022-07-06 | 2022-07-06 | 書見台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239062U (ja) |
-
2022
- 2022-07-06 JP JP2022002245U patent/JP3239062U/ja active Active
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