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JP3237732U - S字形掛布団カバー - Google Patents

S字形掛布団カバー Download PDF

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JP3237732U
JP3237732U JP2022000957U JP2022000957U JP3237732U JP 3237732 U JP3237732 U JP 3237732U JP 2022000957 U JP2022000957 U JP 2022000957U JP 2022000957 U JP2022000957 U JP 2022000957U JP 3237732 U JP3237732 U JP 3237732U
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雄一 出口
智世 寺本
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雄一 出口
智世 寺本
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Abstract

【課題】介護者が掛布団に掛布団カバーを簡便に装着でき、更にずれ落ちた掛布団の位置を被介護者が残存能力で、独力で容易に掛け直すことを可能とするS字形掛布団カバーを提供する。【解決手段】S字形掛布団カバー1は、カバー平面部本体10と、掛布団の襟部を収納する襟(えり)袋部20と、敷布団の裾(すそ)部を収納する裾袋部30とを具備し、襟袋部と襟袋部に収納した掛布団とを連結紐40で結んで一体化する。連結紐を介護者が、掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置に配置することで、S字形掛布団カバーの交換作業時の作業動線を最短に出来るという効果が期待できる。更に、襟(えり)袋部に短手方向に取っ手用の平紐を配し、横臥した被介護者がこの取っ手用の平紐に指を掛けて掛布団の襟部を首側へ引き寄せることにより、被介護者自身が僅かな力で掛布団の位置を掛け直すことを可能とする。【選択図】図2

Description

本願考案は介護用掛布団カバーの構造に関する。具体的には、(1)介護者が掛布団に簡便に装着でき、更に(2)ずれ落ちた掛布団の位置を被介護者が残存能力で、独力で容易に掛け直すことを可能とするS字形掛布団カバーの構造に関する。換言すれば介護者の利便性が高く、かつベッド脇で被介護者自身が介護者からの介助量を軽減しようとする自立心に有用な掛布団カバーの構造に関する。
すでに2007年から超高齢化社会に突入し、介護現場では介護ニーズが年々増加するのに対して、労働人口は少子化により減少する一方である。経済産業省の統計によると、今後、介護人材の不足数は2025年には32万人、そして2035年には68万人にまで上昇するとされ、今後ますます介護人材の採用は難しくなるものと予想されている。実際、公益財団法人介護労働安定センターの調査によると、すでに7割近くの介護施設が慢性的に介護者不足を感じており、そのうち実に9割が「採用が困難である」と答えている。そのため介護者が担当するユニットでは、短時間に多数のベッドメーキングを行う必要があり、更に頻繁に鳴らされるナースコールにも適切に対応する必要がある。特にこの頻繁なナースコールとは、例えば一人の被介護者が1時間に4~5回、ひどい時には数分に1回の割でナースコール用ボタンを押すこともあり、介護現場での介護者の大きな負荷となっている。ナースコールには被介護者の切実な要望もあるが、それ等とは異なり掛布団の位置が少し乱れたとか、掛布団カバーに僅かな皺(しわ)が寄って熟睡できない、等の健常者には一見極めて些細とも思える要望も含まれる。特に重度要介護者の皮膚は長期の寝たきり生活のため、皮膚自体が過剰に敏感となり、掛布団カバーの僅かな皺でも擦過傷の原因となり得る場合がある。
これ等、介護者が掛布団カバーの効率的な交換作業を可能とし、かつ掛布団カバーの乱れを少しでも被介護者が独力で行える種々の対応策が既に考えられている。前者の介護者が掛布団カバーの効率的な交換作業を行うため、例えば実用新案登録番号第3047402(引例1)には図8に示すように、掛け布団カバー100が開示されている。この掛け布団カバー100は、掛け布団110の下面に対応するシート状の裏カバー体101と、この裏カバー体の一端部に設けられて前記裏カバー体と共に前記掛け布団の一端部を収容する袋部102を形成する表カバー体103を有している。そして袋部102の内部に設けられたループ部104、104と、前記掛け布団に設けられた係止体105、106とを結び、袋部102の角を掛布団の角に結んで相互にずれない様にする。また布団カバー100は、裏カバー体101の側縁に設けられた紐体108、108と、掛け布団に設けられたループ部104、104とを結ぶ。更に裏カバー体101の他端部には、連続形成されて敷き布団の下に配置される下敷片109を有している。この構成で布団カバー100は、掛布団と敷布団の間にS字状に配置されることになる。しかしながら一度に多くの被介護者のベッドメーキングを限られた介護者数で短時間に行わなければならない介護現場では、まず袋部102を反転させた後に内部に設けられた係止体105、106を取り出す作業が必要であるため時間が掛かり、結果的には作業性が悪いという問題がある。またこの構成では介護者は、ベッドの両側へ回り込んで作業せねばならず、作業動線が長いという構造的不具合を有する。
また特開平6-70670(引例2)には図9に示すように、半袋状の掛け布団のカバー201の足元側に折り込み部202の布が一体に縫い付けられており、その折り込み部202の布を敷き布団203の下に折り込ませる「ずれ防止布団カバー」200の構成が開示されている。しかしながら介護現場の多くでは、上述の様に限られた介護者数により多数のベッドカバーを一斉に交換する作業が行われ、ずれ防止布団カバー200の半袋状の掛け布団のカバー201に掛布団を入れなければならず極めて作業効率が悪い。更に構造的に、折り込み部202の布が半袋状の掛け布団のカバー201の端部に一体に縫い付けられているため、敷き布団203の下に折り込まれる布の長さを敷布団の長さに合わせて変更することは出来ず、従って布団皺(シワ)無くベッドメーキングが出来ないという構造的な欠陥を有するという問題がある。
また更に後者の掛布団カバーの乱れを少しでも被介護者が独力で行える種々の対応策として、実用新案出願公開平2-28663(引例3)には図10に示すように、夏掛布団、タオルケット、毛布等の上部に2つの穴301をあけ、テープ紐302を中間より下場に縫い付けた巻き付き肌掛300が開示されている。この巻き付き肌掛300は、2つの穴301に両腕を通し、テープ紐302の輪に両足を通して寝ることで、肌掛300が身体全体に巻き付き、身体全体より離れにくくする構成である。しかしながらこの構成を被介護者へ適用すると、これ等の2つの穴301およびテープ紐302が過剰拘束となり、逆に被介護者の安らかな安眠を阻害する問題があり得る。この様に被介護者が独力で掛布団の乱れ等を掛け直す掛布団カバーが存在しないのが現状である。なおこれ等の引例の他にも、前述の掛布団カバーの効率的な交換作業を可能とする多くの引例が存在する。
実用新案登録第3047402 特開平6-70670 実用新案出願公開平2-28663 特開2001-169885には 実用新案出願公開平3-94167 特開2019-24736 特開2006-141950 特開2001-186972 実用新案登録3066265 実用新案出願公開昭和57-142976 特開2007-330721 実用新案出願公開平4-123159 実用新案登録3186096
しかしながら上記のいずれの引例も介護者側からの介護上の利便性、或いは被介護者側からの利便性の一方から考慮された構造に限定され、必ずしも介護者側および被介護者側双方の利便性を同時に考慮した構成とはなっていない。解決しようとする問題点は、限られた少人数の介護者が多人数の被介護者のケアーを行わなければならない介護施設等で、介護者が簡便に装着でき、かつずれ落ちたり、少し乱れた掛布団の位置を被介護者自身が、自己の残存能力を生かして独力で掛け直して介助量を減少させることが出来る、介護者側および被介護者側双方にとって利便性が高い掛布団カバーが無い点である。
本願考案に係るS字形掛布団カバーは、カバー平面本体部(10)と、掛布団の襟部を収納する襟(えり)袋部(20)と、敷布団の裾(すそ)部を収納する裾袋部(30)とを具備し、この襟袋部と襟袋部に収納した掛布団の紐とを連結紐(40)で結んで一体化する。そして連結紐を例えば介護者が、掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置に配置することで、S字形掛布団カバーの交換作業時の作業動線を最短に出来るという効果が期待できる。この構成は特に上記引例1(実用新案登録番号第3047402号)と比較すると、作業交換のための時間を短くすることができる効果を有する。すなわち引例1には本願考案の襟(えり)袋部(20)に相当する構成要素は存在するが、裾袋部(30)に相当する構成要素は無く、単に自由端としての下敷片26が存在するのみである。更に引例1では、袋部102の内部に設けられたループ部104、104と、前記掛け布団に設けられた係止体105、106とを結ぶことで、袋部102の角を掛布団の角に結んで相互にずれない様にする構成である。そのため例えば介護施設で介護者が数多くのベッドメーキングをする際に、袋部をいちいち反転させて、袋部の内部に設けられたループ部104、104を摘まみ出さなければならず、時間が掛かってしまうという欠点を有する。更にまたこの引例1では掛布団の左右端まで介護者が移送せねばならず、不可避的に作業動線が長いという欠点を有する。これに対し本願考案はでは、連結紐(40)を「掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置」、例えば掛布団の略中央部に配置することで、袋部をいちいち反転させる必要はなく、また掛布団カバーを交換するための作業動線が短いという利点を有する。この差は一見些細な差の様に思えるが、介護現場では寝たきりの被介護者も多いため短時間でカバー交換を済ませなくてはならない場合や、少人数の介護者が一斉に多人数の被介護者のカバー交換をする場合等には効果が非常に高いという利点を有する。
さらに本願考案の特徴的な構成では、襟(えり)袋部に短手方向に取っ手用の平紐(50、60)を配しているため、横臥した被介護者が取っ手用の平紐に指を掛けて掛布団の襟部を首側へ引き寄せることにより、被介護者自身が僅かな力で掛布団の位置を掛け直すことが可能となる。これにより被介護者が必要以上にナースコールをしなくとも、自分で掛布団の位置を掛け直すことが出来るため、結果的にはカバー皺や撚れにより敏感な皮膚が擦過傷になるのを予防することが可能となる。また掛布団の角には自立紐(70)を付けて、被介護者自身がベッドに上がる際に、この自立紐を片手で保持しながら掛布団を持ち上げつつ独力でベッド上に身体を横たえ易い構成とした。
本考案のS字形掛布団カバーは、連結紐を「掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置」に取付けられているため、作業動線が短いという利点を有する。また襟(えり)袋部に短手方向に取っ手用の平紐を配しているため、被介護者が自分で掛布団の位置を容易に掛け直すことができるという利点を有する。また更に掛布団の角には自立紐を設けたため、被介護者自身が介護者から布団掛けの介助なしで、介護者に遠慮することなく自立して掛布団カバーを掛けることができる。これにより介護者からの介助量を軽減しようとする被介護者の自立心維持に有用となる。
図1(A)は第一実施例に係るS字形掛布団カバーの外観斜視図であり、(B)はX-Xにおける端面図である。 図2は第一実施例に係るS字形掛布団カバーの使用の状態を示す概念図である。 図3は敷布団上に人が横臥した場合の、第一実施例に係るS字形掛布団カバーの使用の状態を示す概念図である。 図4は図3に示すS字形掛布団カバーを上げた時の使用の状態を示す概念図である。 図5(A)は第二実施例に係る取っ手用平紐A(50)の使用の状態を示す側面からの概念図であり、(B)は斜視図である。 図6(A)は第二実施例に係る取っ手用平紐B(60)の使用の状態を示す側面からの概念図であり、(B)は斜視図である。 図7は第三実施例に係る自立紐(70)の使用の状態を示す斜視図である。 引例1(実用新案登録番号第3047402)を説明する概念図である。 引例2(特開平6-70670)を説明する概念図である。 引例3(実用新案出願公開平2-28663)を説明する概念図である。
介護者が掛布団に掛布団カバーを簡便に装着でき、更にずれ落ちた掛布団の位置を被介護者が残存能力で、独力で容易に掛け直すことを可能とする、という2つの目的を最少の構成で実現した。
(実施例1)
図1(A)は第一実施例に係るS字形掛布団カバー1の外観斜視図であり、(B)はX-Xにおける端面図である。S字形掛布団カバー1は、元々は一枚のシーツ布である。材質は綿素材を基本とするが、毛布などのウール素材や肌に優しい素材が用いられる。季節に合わせて厚みや肌触りの良い素材を使用することで商品化し、介護施設、自宅等、使用される現場に合わせて素材を選択するのがよい。そしてこのS字形掛布団カバー1は、カバー平面本体部10の長手方向の一端に襟(えり)袋部20と、他端には袖(そで)袋部30を有している。襟袋部20の折り返しはカバー平面本体部10の上面に、そして袖(そで)袋部30の折り返しはカバー平面本体部10の下面に、各々カバー平面本体部10の端を略30cm程度折り返し、両側部を縫い合わせて袋状に構成する。折り返す方向が上面方向と下面方向であり逆方向であるため、襟袋部20へは掛布団の襟側を入れ込み、裾袋部30へは敷布団またはマットレスの裾側を入れ込む。襟袋部20と裾袋部30は、両方とも袋状になっているため、掛布団と敷布団を入れ込んだ後に、襟袋部20の端部を枕側へ引っ張るようにすれば、敷布団の袖側を入れ込んだ袖袋部30がストッパーとなってカバー平面本体部10には皺や撚れが無くなり、被介護者にとって快適なベットメーキングが出来る。この点、例えば上述の図8に示す引例1の構成では、本願考案の裾袋部30に相当する部分は単なる折り返し用の自由端となっており(引例1では下敷片109)、裾袋部30のように確実にストッパーとして機能せず、従って皺や撚れの原因となり易い。なお本願構成に係るS字形掛布団カバー1は、介護施設での使用に限定されず、特に自宅介護に移行した後にも有用である。
また図2は第一実施例に係るS字形掛布団カバーの使用の状態を示す概念図であるが、上述の様に襟袋部20だけでなく裾袋部30も袋状になっているため、襟袋部20の端部を枕側へ引っ張れば袖袋部30がストッパーとなり、従ってカバー平面本体部10は皺や撚れが無くなり被介護者は快適に掛布団と接触することになる。更に第一実施例では、図1(A)に示すように数本の連結紐40を有し、掛布団または掛布団カバー(本願考案のS字形掛布団カバー1ではなく)に縫い付けた連結紐に結んで、図2に示すように襟袋部20から掛布団が抜け出ない様にベットメーキングを行う。この場合、これ等の連結紐40は、敷布団の一側面から全ての作業が出来るように、図1(A)のX-X中央線近傍に配置する。これにより介護者は掛布団の両側に回り込まずにカバー交換が可能であり、作業動線を最短にすることが出来る。これに対して上記引例1(実用新案登録番号第3047402号)では、袋部をいちいち反転させて、袋部の内部に設けられたループ部104、104を摘まみ出さなければならず、時間が掛かってしまう構造と比較すると、本願考案ではX-X中央線近傍に配置した数本の連結紐40を結ぶだけであり、作業効率が非常に高いという利点を有する。すなわち数本の連結紐40が、「掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置に配置」されているため、この様な作業効率の向上に寄与することが可能となる。
図3は実施例1に係るS字形掛布団カバー1を被介護者が実際に掛けた状態を理解するためのイメージ図であり、図4はS字形掛布団カバー1を上げた時の使用の状態を示すイメージ図である。裾袋部30に敷布団の裾側がしっかりと入れ込まれているため、掛布団の襟側を枕側に引っ張ることで、カバー平面本体部10は、確実にピンと張り、結果として皺や撚れを解消することが可能となる、この点、引例1では下敷片109が単に折り返し用の自由端となっており、本願考案の裾袋部30のように確実にはストッパーとして機能せず、掛布団を引っ張れば次第に下敷片109から抜け出て、次第に皺や撚れの原因となり易い。この結果、上述の様に必要以上にナースコールがされ、介護者の負担となり易い。
(実施例2)
図5(A)は第二実施例に係る取っ手用平紐A50を襟袋部10上部に付加した状態を示す側面からの概念図であり、(B)は斜視図である。すなわち図5(A)に示すように、掛布団が裾側に大きく落ち込んでしまった場合を想定する。実際には多くの介護施設では、全ての被介護者が必ずしも寝たきりの状態ではなく多くの被介護者は図示するように、裾側に大きく落ち込んでしまった掛布団を自分で引き上げるだけの残存能力を有している場合が多い、ただし特に冬場等では掛布団も厚いため重い。この重い掛布団を指で握って枕側へ引き上げるには可成りの腕力を要するため、本願考案では取っ手用平紐50を襟袋部10の上部に縫い付け、被介護者はこの取っ手用平紐Aへ指を掛けて掛布団を引っ張り上げる構成とした。この取っ手用平紐Aは(B)に示すように、小さなループが連続するように縫い付けることで構成してもよい。被介護者は横臥した状態でも、この小さなループに自分の指を掛け易いため比較的容易に重い掛布団でも引き上げることが可能となる。ただしここで注意を要するのは、被介護者がこのループに指を絡ませたりして思わぬ事故となり得るためPL法上の対応が必要である。従って取っ手用平紐Aを例えば連続する一本のベルト状の紐の中央部のみを連続して襟袋部10上部に縫い付け、その縫い付けられた紐の少し浮き上がった端部に指を掛けるように構成してもよい。
図6(A)は第二実施例に係る取っ手用平紐の他の構成で、襟袋部10下部つまり掛布団の内側に取っ手用平紐B60を付加した状態を示す側面からの概念図であり、(B)は斜視図である。すなわち全ての被介護者が図5(A)に示すように、襟袋部20の上部に縫い付けられた取っ手用平紐Aまで自分の指を出して重い掛布団を引き上げることは可能ではない。ただしそうした比較的介護度が高い力が弱い被介護者でも、(A)に示すように掛布団の内部で自分の肘を支点として、掛布団の内部に付加された取っ手用平紐Bに指を掛ければ大きな力となり、比較的重い掛布団でも独力で引き上げることは可能となる。
(実施例3)
図7は第三実施例に係る自立紐70の使用の状態を示す斜視図である。この自立紐は襟袋部20の側面部に縫い付けられている。例えば頻繁にトイレへ行く被介護者がベッドへ戻った場合、被介護者はこの自立紐を握持能力が残存する例えば右手で保持し、掛け布団の角を持ち上げつつ、敷布団と掛布団の間に身体を滑り入れる。またこの自立紐70の形状は、図示する様に直線状の紐でもよいが、端部を環状リングにして握持することなくリング中に指または手先全体を挿入する構造にしてもよい。このために自立紐70の先端には、例えばマジックテープ(登録商標)、ホック、ボタン等でリングのサイズを可変として、被介護者の残存能力がある手先部位を挿入可能とする図示しないリングサイズ調整部を付加する構成としてもよい。これにより被介護者は自立紐70を握持または引っ掛けて、掛布団の角を上げてた後にベッドに上がることが容易となり、結果的には介護者からの介助量を軽減することが可能となり、介護業務の効率化が可能となる利点を有する。
シーツ交換は介護者にとっては介護技術の一つであり、介護とは日常生活の援助、支援であるため、被介護者にとって気持ち良いシーツ交換が提供できるように備える必要がある。ただし実際の介護現場では、介護者は多くの介護業務を短時間に行う必要があり、その負荷は非常に重いのが実情である。そのため本願考案に係るS字形掛布団カバー1は、従来例に対して比較的小さな改善点ではあるが、介護者の大きな一助となり得る。またベッド上で過ごすことが多い被介護者にとっても、シーツ交換は日常生活の中でも楽しみである。そして本願考案に係るS字形掛布団カバー1を用いればナースコールすることなく被介護者は、独力でカバーの皺や撚れを直すことができ、介護現場での現実的な問題を解決できるという大きな利点を有する。また本願考案に係るS字形掛布団カバー1では、襟袋部20および裾袋部30だけが二重であり、カバー平面本体部10は一重のため、洗濯後の乾燥も早く済むという利点を有する。なお上記の開示は介護施設等でのS字形掛布団カバー1の使用を前提としたが、健常者が日常生活でも使用することは当然可能である。また直線または環状の自立紐70を掛け布団カバーの角に設けたため、ベッド脇で被介護者自身が掛布団操作を容易にすることができ、介護者からの介助量を軽減しようとする自立心を維持することができるという利点を有する。
1 S字形掛布団カバー
10 カバー平面本体部
20 襟(えり)袋部
30 裾(すそ)袋部
40 連結紐
50 取っ手用の平紐A
60 取っ手用の平紐B
70 自立紐

Claims (4)

  1. 掛け布団下面を覆う掛布団カバーにおいて、カバー平面本体部(10)と、該カバー平面本体部の長手方向の一端に配置され掛布団の襟部を収納する襟(えり)袋部(20)と、他端に配置され折返して敷布団の裾(すそ)部を収納する裾袋部(30)と、前記襟袋部(20)と該襟袋部に収納した掛布団に取付けられた紐結んで一体化する一本または複数本の連結紐(40)、とで構成するS字形掛布団カバーであって、該一本または複数本の連結紐(40)を掛布団の左右側の何れか一方の側からのみで結ぶことができる位置に配置することにより、該S字形掛布団カバーの交換作業時の作業動線を最短にすることが出来るように構成したことを特徴とするS字形掛布団カバー(1)。
  2. 前記襟(えり)袋部(20)の上面か下面、または両面には、短手方向に取っ手用平紐(50、60)を配し、横臥した被介護者が該取っ手用平紐に指を掛けて掛布団の襟部を首側へ引き寄せることにより、被介護者自身が僅かな力で掛布団の位置を直すことが可能となるように構成したことを特徴とする請求項1記載のS字形掛布団カバー(1)。
  3. 更に襟(えり)袋部(20)の左右側端に自立紐(70、70)を配し、被介護者が該自立紐により掛布団の角を容易に引き上げることが可能となるように構成したことを特徴とする請求項2記載のS字形掛布団カバー(1)。
  4. 前記自立紐(70、70)の先端は環状リングを具備し、該環状リングは、被介護者の残存能力がある手先部位を挿入可能とするリングサイズ調整部によりリングサイズが調整可能であるように構成したことを特徴とする請求項3記載のS字形掛布団カバー(1)。


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