JP3236153B2 - ディジタル無線電話装置 - Google Patents
ディジタル無線電話装置Info
- Publication number
- JP3236153B2 JP3236153B2 JP29110693A JP29110693A JP3236153B2 JP 3236153 B2 JP3236153 B2 JP 3236153B2 JP 29110693 A JP29110693 A JP 29110693A JP 29110693 A JP29110693 A JP 29110693A JP 3236153 B2 JP3236153 B2 JP 3236153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- call
- handset
- unit
- calling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 30
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線電話機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話装置は、その利便性,経
済性の向上とともに広く利用されるようになっており、
その中でもオフィス内や宅内用として使用可能な範囲を
限定したコードレス電話機や、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換して通信する無線電話機が普及してきてお
り、子機間の直接通話も行われている。
済性の向上とともに広く利用されるようになっており、
その中でもオフィス内や宅内用として使用可能な範囲を
限定したコードレス電話機や、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換して通信する無線電話機が普及してきてお
り、子機間の直接通話も行われている。
【0003】従来のディジタル無線電話機の子機11は
図2に示すように構成されている。1はディジタル無線
電話機の親機または子機と無線通信を行う無線部、2は
アンテナ、3は受信したディジタル信号を音声信号に復
号化する音声復号化部、4は音声を出力する受話部、5
は送話部、6は送話部5で入力された音声信号をディジ
タル信号に符号化する音声符号化部、7はキー操作部、
8は上記各部に電源を供給し制御するとともに、ディジ
タル信号の誤り訂正を行う制御部、9は電界レベルを検
出する電界検出部である。 無線電話装置の使用者が、
子機間野 直接通話を行う場合、発呼側はキー操作部7
にてダイアル入力し発呼操作を行う。発呼操作が終了し
た時点で、制御部8は電界検出部9からの電界レベルを
判定し無線電波を出力する周波数を決定し、発呼要求信
号を無線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して
無線電波として出力する。着呼側はキー操作部7にてダ
イアル入力し着呼待ち操作を行う。操作が終了した時点
で、制御部8は一定時間毎に待ち受ける周波数を切り替
えて、上記無線電波がアンテナ2を介して着信するのを
待ち受ける。着呼側に上記無線電波がアンテナ2を介し
て着信すると、無線部1で発呼要求信号に変換され制御
部8に到達する。制御部8はこれに対する応答信号を無
線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電
波として出力し通話を開始する。発呼側は上記無線電波
がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で応答信号
に変換され制御部8に到達する。制御部8はこれを受け
て通話を開始する。通話中に無線電波の干渉が起きた場
合、干渉を検出した側がチャネル切替開始信号を送出
し、発呼側、着呼側でチャネル切替を開始する。発呼側
では制御部8が電界検出部9からの電界レベルを判定し
無線電波を出力する周波数を決定し、同期要求信号を無
線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電
波として出力する。着呼側では制御部8が一定時間毎に
待ち受ける周波数を切り替えて、上記無線電波がアンテ
ナ2を介して着信するのを待ち受ける。着呼側に上記無
線電波がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で同
期要求信号に変換され制御部8に到達する。制御部8は
これに対する同期応答信号を無線部1で無線信号に変換
し、アンテナ2を介して無線電波として出力し通話を再
開する。発呼側は上記無線電波がアンテナ2を介して着
信すると、無線部1で同期応答信号に変換され制御部8
に到達する。制御部8はこれを受けて通話を再開する。
図2に示すように構成されている。1はディジタル無線
電話機の親機または子機と無線通信を行う無線部、2は
アンテナ、3は受信したディジタル信号を音声信号に復
号化する音声復号化部、4は音声を出力する受話部、5
は送話部、6は送話部5で入力された音声信号をディジ
タル信号に符号化する音声符号化部、7はキー操作部、
8は上記各部に電源を供給し制御するとともに、ディジ
タル信号の誤り訂正を行う制御部、9は電界レベルを検
出する電界検出部である。 無線電話装置の使用者が、
子機間野 直接通話を行う場合、発呼側はキー操作部7
にてダイアル入力し発呼操作を行う。発呼操作が終了し
た時点で、制御部8は電界検出部9からの電界レベルを
判定し無線電波を出力する周波数を決定し、発呼要求信
号を無線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して
無線電波として出力する。着呼側はキー操作部7にてダ
イアル入力し着呼待ち操作を行う。操作が終了した時点
で、制御部8は一定時間毎に待ち受ける周波数を切り替
えて、上記無線電波がアンテナ2を介して着信するのを
待ち受ける。着呼側に上記無線電波がアンテナ2を介し
て着信すると、無線部1で発呼要求信号に変換され制御
部8に到達する。制御部8はこれに対する応答信号を無
線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電
波として出力し通話を開始する。発呼側は上記無線電波
がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で応答信号
に変換され制御部8に到達する。制御部8はこれを受け
て通話を開始する。通話中に無線電波の干渉が起きた場
合、干渉を検出した側がチャネル切替開始信号を送出
し、発呼側、着呼側でチャネル切替を開始する。発呼側
では制御部8が電界検出部9からの電界レベルを判定し
無線電波を出力する周波数を決定し、同期要求信号を無
線部1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電
波として出力する。着呼側では制御部8が一定時間毎に
待ち受ける周波数を切り替えて、上記無線電波がアンテ
ナ2を介して着信するのを待ち受ける。着呼側に上記無
線電波がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で同
期要求信号に変換され制御部8に到達する。制御部8は
これに対する同期応答信号を無線部1で無線信号に変換
し、アンテナ2を介して無線電波として出力し通話を再
開する。発呼側は上記無線電波がアンテナ2を介して着
信すると、無線部1で同期応答信号に変換され制御部8
に到達する。制御部8はこれを受けて通話を再開する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタル無線電話装置では、無線電波の干渉を回避するた
めにチャネル切替を行う場合、発呼側ではその都度に新
たに空きチャネルを捜して無線電波を出力する。着呼側
では多数の周波数を一定時間毎に切り替えて無線電波を
待ち受けるように構成されているため、発呼側が出力し
ている無線電波に同期できるまでに多くの時間がかか
り、通話が途切れる時間が長いという問題点を有してい
る。
ジタル無線電話装置では、無線電波の干渉を回避するた
めにチャネル切替を行う場合、発呼側ではその都度に新
たに空きチャネルを捜して無線電波を出力する。着呼側
では多数の周波数を一定時間毎に切り替えて無線電波を
待ち受けるように構成されているため、発呼側が出力し
ている無線電波に同期できるまでに多くの時間がかか
り、通話が途切れる時間が長いという問題点を有してい
る。
【0005】本発明は通話チャネルでの干渉の発生を検
出してチャネルの切り替えを実施した場合の通話が途切
れる時間を短縮できる無線電話装置を提供することを目
的とする。
出してチャネルの切り替えを実施した場合の通話が途切
れる時間を短縮できる無線電話装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の無線電
話装置は、子機どうしで通信が可能な無線電話装置にお
いて、夫々の子機は、通話チャネルとは別に干渉の少な
いチャネルを登録可能な空き周波数管理部と、電界レベ
ルを検出する電界検出部と、制御部とを設え、予め一方
の子機の制御部は電界検出部からの電界レベルを判定す
ることにより通話に使用するチャンネル以外の空きチャ
ンネルを選択するとともにその空きチャンネルを示す空
きチャンネル情報を前記空き周波数管理部へ格納し、同
空きチャンネル情報を他方の子機へ送出し、他方の子機
は受信した前記空きチャンネル情報を空き周波数管理部
に格納し、双方の子機の通話中に無線電波の干渉が検出
された場合、双方の子機のうち干渉を検出した側がチャ
ネル切替開始信号を他方の子機へ送信し、双方でチャネ
ル切替を開始して前記空き周波数管理部に格納された空
きチャンネル情報に従って通話チャンネルを切り替える
ように構成したことを特徴とする。請求項2に記載の無
線電話装置は、請求項1において、一方の子機が他の子
機を呼ぶことによって通話を開始する際、発呼側子機に
おいて発呼操作が為されると、発呼側子機の制御部は電
界検出部からの電界レベルを判定し使用するチャンネル
を決定するとともに他の使用可能な空きチャンネルを選
択して前記空き周波数管理部へ通知し、発呼要求信号と
前記空きチャンネル情報を着呼側子機へ送出し、呼ばれ
る側すなわち着呼側子機では、前記発呼要求信号を受信
すると着呼側子機の制御部は応答信号を発呼側子機へ出
力して通話を開始するとともに受信した前記空きチャン
ネル情報を着呼側子機内の空き周波数管理部に格納し、
発呼側子機は前記応答信号を受信することにより通話を
開始するように構成したことを特徴とする。請求項3に
記載の無線電話装置は、請求項2において、双方の空き
周波数情報管理部に複数のチャンネル情報が格納されて
いる場合、干渉が検出された時、発呼側子機は前記空き
周波数情報管理部内の複数のチャンネル情報の中から一
つのチャンネルを決定し、同期要求信号を着呼側子機へ
送出し、着呼側子機では空き周波数管理部に登録されて
いる複数のチャネルをスキャンして着信を待ち受け、 前
記同期要求信号を受信したら通話を再開することを特徴
とする。請求項4に記載の無線電話装置は、請求項1に
おいて、一方の子機が他の子機を呼ぶことによって通話
を開始する際、発呼側子機において発呼操作が為された
際、発呼側子機では使用可能なチャンネルを一つ又は複
数選択して電界レベル値とともに空き周波数管理部へ通
知し、空き周波数管理部では電界レベル値によりチャン
ネルに優先順位を付け、空きチャンネル情報として管理
することを特徴とする。 請求項5に記載の無線電話装置
は、請求項2において、通話中に発呼側子機で干渉の発
生を検出した場合、着呼側へチャネル切替開始信号を出
力し、前記電界検出部での電界レベルにより空き周波数
管理部に登録されている空きチャネルの中から無線電波
を出力するチャンネルを決定し、決定したチャンネルに
おいて同期要求信号を着呼側子機へ送出し、着呼側側子
機に同期要求信号が着信すると、着呼側側子機の制御部
はこれに対する同期応答信号を発呼側子機へ送出するこ
とにより通話を再開し、通話中に着呼側子機で干渉の発
生を検出した場合、発呼側子機からの情報により通知さ
れ空き周波数管理部に格納したチャンネルを制御部が一
定時間毎に切り替えて、発呼側子機からの無線電波が着
信するのを待ち受け、着呼側子機へ発呼側子機からの同
期要求信号が着信すると、着呼側子機の制御部はこれに
対する同期応答信号を発呼側子機へ送出することにより
通話を再開することを特徴とする。
話装置は、子機どうしで通信が可能な無線電話装置にお
いて、夫々の子機は、通話チャネルとは別に干渉の少な
いチャネルを登録可能な空き周波数管理部と、電界レベ
ルを検出する電界検出部と、制御部とを設え、予め一方
の子機の制御部は電界検出部からの電界レベルを判定す
ることにより通話に使用するチャンネル以外の空きチャ
ンネルを選択するとともにその空きチャンネルを示す空
きチャンネル情報を前記空き周波数管理部へ格納し、同
空きチャンネル情報を他方の子機へ送出し、他方の子機
は受信した前記空きチャンネル情報を空き周波数管理部
に格納し、双方の子機の通話中に無線電波の干渉が検出
された場合、双方の子機のうち干渉を検出した側がチャ
ネル切替開始信号を他方の子機へ送信し、双方でチャネ
ル切替を開始して前記空き周波数管理部に格納された空
きチャンネル情報に従って通話チャンネルを切り替える
ように構成したことを特徴とする。請求項2に記載の無
線電話装置は、請求項1において、一方の子機が他の子
機を呼ぶことによって通話を開始する際、発呼側子機に
おいて発呼操作が為されると、発呼側子機の制御部は電
界検出部からの電界レベルを判定し使用するチャンネル
を決定するとともに他の使用可能な空きチャンネルを選
択して前記空き周波数管理部へ通知し、発呼要求信号と
前記空きチャンネル情報を着呼側子機へ送出し、呼ばれ
る側すなわち着呼側子機では、前記発呼要求信号を受信
すると着呼側子機の制御部は応答信号を発呼側子機へ出
力して通話を開始するとともに受信した前記空きチャン
ネル情報を着呼側子機内の空き周波数管理部に格納し、
発呼側子機は前記応答信号を受信することにより通話を
開始するように構成したことを特徴とする。請求項3に
記載の無線電話装置は、請求項2において、双方の空き
周波数情報管理部に複数のチャンネル情報が格納されて
いる場合、干渉が検出された時、発呼側子機は前記空き
周波数情報管理部内の複数のチャンネル情報の中から一
つのチャンネルを決定し、同期要求信号を着呼側子機へ
送出し、着呼側子機では空き周波数管理部に登録されて
いる複数のチャネルをスキャンして着信を待ち受け、 前
記同期要求信号を受信したら通話を再開することを特徴
とする。請求項4に記載の無線電話装置は、請求項1に
おいて、一方の子機が他の子機を呼ぶことによって通話
を開始する際、発呼側子機において発呼操作が為された
際、発呼側子機では使用可能なチャンネルを一つ又は複
数選択して電界レベル値とともに空き周波数管理部へ通
知し、空き周波数管理部では電界レベル値によりチャン
ネルに優先順位を付け、空きチャンネル情報として管理
することを特徴とする。 請求項5に記載の無線電話装置
は、請求項2において、通話中に発呼側子機で干渉の発
生を検出した場合、着呼側へチャネル切替開始信号を出
力し、前記電界検出部での電界レベルにより空き周波数
管理部に登録されている空きチャネルの中から無線電波
を出力するチャンネルを決定し、決定したチャンネルに
おいて同期要求信号を着呼側子機へ送出し、着呼側側子
機に同期要求信号が着信すると、着呼側側子機の制御部
はこれに対する同期応答信号を発呼側子機へ送出するこ
とにより通話を再開し、通話中に着呼側子機で干渉の発
生を検出した場合、発呼側子機からの情報により通知さ
れ空き周波数管理部に格納したチャンネルを制御部が一
定時間毎に切り替えて、発呼側子機からの無線電波が着
信するのを待ち受け、着呼側子機へ発呼側子機からの同
期要求信号が着信すると、着呼側子機の制御部はこれに
対する同期応答信号を発呼側子機へ送出することにより
通話を再開することを特徴とする。
【0007】請求項6に記載の無線電話装置は、子機ど
うしで通信が可能な無線電話装置において、通話チャネ
ルとは別に干渉の少ないチャネルが登録してある空き周
波数管理部と、発呼側である場合には、通話チャネルで
の干渉の発生を検出するかあるいは着呼側からのチャネ
ル切替開始信号を検出して、着呼側にチャネル切替開始
信号を出力して前記空き周波数管理部に予め登録されて
いる別のチャネルに通話チャネルを切り替え、着呼側で
ある場合には、通話チャネルでの干渉の発生を検出して
発呼側にチャネル切替開始信号を出力して前記空き周波
数管理部に予め登録されている別のチャネルに通話チャ
ネルをスキャンして着信を待ち受ける制御部とを設けた
ことを特徴とする。
うしで通信が可能な無線電話装置において、通話チャネ
ルとは別に干渉の少ないチャネルが登録してある空き周
波数管理部と、発呼側である場合には、通話チャネルで
の干渉の発生を検出するかあるいは着呼側からのチャネ
ル切替開始信号を検出して、着呼側にチャネル切替開始
信号を出力して前記空き周波数管理部に予め登録されて
いる別のチャネルに通話チャネルを切り替え、着呼側で
ある場合には、通話チャネルでの干渉の発生を検出して
発呼側にチャネル切替開始信号を出力して前記空き周波
数管理部に予め登録されている別のチャネルに通話チャ
ネルをスキャンして着信を待ち受ける制御部とを設けた
ことを特徴とする。
【0008】請求項7に記載の無線電話装置は、子機ど
うしで通信が可能な無線電話装置において、通話チャネ
ルとは別に干渉の少ないチャネルが登録してある空き周
波数管理部と、発呼側である場合には、着呼側の空き周
波数管理部に自己の空き周波数管理部に登録されている
チャネル情報を送信し、通話チャネルでの干渉の発生を
検出するかあるいは着呼側からのチャネル切替開始信号
を検出して、着呼側にチャネル切替開始信号を出力して
前記空き周波数管理部に予め登録されている別のチャネ
ルに通話チャネルを切り替え、着呼側である場合には、
発呼側からの前記チャネル情報を自己の空き周波数管理
部に登録し、通話チャネルでの干渉の発生を検出して発
呼側にチャネル切替開始信号を出力して前記空き周波数
管理部に予め登録されている通話チャネルをスキャンし
て着信を待ち受ける制御部とを設けたことを特徴とす
る。
うしで通信が可能な無線電話装置において、通話チャネ
ルとは別に干渉の少ないチャネルが登録してある空き周
波数管理部と、発呼側である場合には、着呼側の空き周
波数管理部に自己の空き周波数管理部に登録されている
チャネル情報を送信し、通話チャネルでの干渉の発生を
検出するかあるいは着呼側からのチャネル切替開始信号
を検出して、着呼側にチャネル切替開始信号を出力して
前記空き周波数管理部に予め登録されている別のチャネ
ルに通話チャネルを切り替え、着呼側である場合には、
発呼側からの前記チャネル情報を自己の空き周波数管理
部に登録し、通話チャネルでの干渉の発生を検出して発
呼側にチャネル切替開始信号を出力して前記空き周波数
管理部に予め登録されている通話チャネルをスキャンし
て着信を待ち受ける制御部とを設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】この構成によると、発呼側では空き周波数管理
部に複数の空き周波数候補を保管しており、着呼側でも
発呼側から通知された複数の空き周波数候補を保管して
いるので、子機間の直接通話中に無線電波の干渉を回避
するためチャネル切替を行う場合、発呼側では空き周波
数候補の中から選択するので使用する周波数を決定する
までの時間が短縮できる。また、着呼側では空き周波数
候補の中から周波数を切り替えて待ち受けるため、発呼
側が出力している無線電波と同期が取れるまでにかかる
時間を短縮することができる。
部に複数の空き周波数候補を保管しており、着呼側でも
発呼側から通知された複数の空き周波数候補を保管して
いるので、子機間の直接通話中に無線電波の干渉を回避
するためチャネル切替を行う場合、発呼側では空き周波
数候補の中から選択するので使用する周波数を決定する
までの時間が短縮できる。また、着呼側では空き周波数
候補の中から周波数を切り替えて待ち受けるため、発呼
側が出力している無線電波と同期が取れるまでにかかる
時間を短縮することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例を示
す。1は無線部、2はアンテナ、3は音声復号化部、4
は受話部、5は送話部、6は音声符号化部、7はキー操
作部、8は制御部、9は電界検出部であり、従来例と同
様の動作を行う。10は空き周波数情報を管理する空き
周波数管理部であり、以上の各ブロックがディジタル無
線電話機の子機11を構成している。次に、制御部8の
構成を動作に基づいて説明する。
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例を示
す。1は無線部、2はアンテナ、3は音声復号化部、4
は受話部、5は送話部、6は音声符号化部、7はキー操
作部、8は制御部、9は電界検出部であり、従来例と同
様の動作を行う。10は空き周波数情報を管理する空き
周波数管理部であり、以上の各ブロックがディジタル無
線電話機の子機11を構成している。次に、制御部8の
構成を動作に基づいて説明する。
【0011】無線電話装置の使用者が子機間の直接通話
を行う場合、発呼側はキー操作部7にてダイアル入力し
発呼操作を行う。発呼操作が終了した時点で、制御部8
は電界検出部9からの電界レベルを判定し無線電波を出
力する周波数を決定するとともに、使用可能な1個また
は複数個の空き周波数を選択して電界レベル値とともに
空き周波数管理部10へ通知する。空き周波数管理部1
0では電界レベル値により周波数に優先順位を付け、空
き周波数情報として管理する。次に発呼要求信号と前記
空き周波数情報を無線部1で無線信号に変換し、アンテ
ナ2を介して無線電波として出力する。着呼側はキー操
作部7にてダイアル入力し着呼待ち操作を行う。操作が
終了した時点で、着呼側の制御部8は待ち受ける周波数
を一定時間毎に切り替えて、上記無線電波がアンテナ2
を介して着信するのを待ち受ける。着呼側に上記無線電
波がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で発呼要
求信号と空き周波数情報に変換され制御部8に到達す
る。制御部8はこれに対する応答信号を無線部1で無線
信号に変換し、アンテナ2を介して無線電波として出力
し通話を開始するとともに、空き周波数情報を空き周波
数管理部10に格納する。発呼側は上記無線電波がアン
テナ2を介して着信すると、無線部1で応答信号に変換
され制御部8に到達する。制御部8はこれを受けて通話
を開始する。
を行う場合、発呼側はキー操作部7にてダイアル入力し
発呼操作を行う。発呼操作が終了した時点で、制御部8
は電界検出部9からの電界レベルを判定し無線電波を出
力する周波数を決定するとともに、使用可能な1個また
は複数個の空き周波数を選択して電界レベル値とともに
空き周波数管理部10へ通知する。空き周波数管理部1
0では電界レベル値により周波数に優先順位を付け、空
き周波数情報として管理する。次に発呼要求信号と前記
空き周波数情報を無線部1で無線信号に変換し、アンテ
ナ2を介して無線電波として出力する。着呼側はキー操
作部7にてダイアル入力し着呼待ち操作を行う。操作が
終了した時点で、着呼側の制御部8は待ち受ける周波数
を一定時間毎に切り替えて、上記無線電波がアンテナ2
を介して着信するのを待ち受ける。着呼側に上記無線電
波がアンテナ2を介して着信すると、無線部1で発呼要
求信号と空き周波数情報に変換され制御部8に到達す
る。制御部8はこれに対する応答信号を無線部1で無線
信号に変換し、アンテナ2を介して無線電波として出力
し通話を開始するとともに、空き周波数情報を空き周波
数管理部10に格納する。発呼側は上記無線電波がアン
テナ2を介して着信すると、無線部1で応答信号に変換
され制御部8に到達する。制御部8はこれを受けて通話
を開始する。
【0012】通話中に無線電波の干渉が検出された場
合、干渉を検出した側がチャネル切替開始信号を送信
し、発呼側,着呼側でチャネル切替を開始する。発呼側
では制御部8が空き周波数管理部10からの情報と電界
検出部9からの電界レベルにより無線電波を出力する周
波数を決定し、同期要求信号を無線部1で無線信号に変
換し、アンテナ2を介して無線電波として出力する。着
呼側では空き周波数管理部10からの情報により通知さ
れた周波数を制御部8が一定時間毎に切り替えて、上記
無線電波がアンテナ2を介して着信するのを待ち受け
る。着呼側に上記無線電波がアンテナ2を介して着信す
ると、無線部1で同期要求信号に変換され制御部8に到
達する。制御部8はこれに対する同期応答信号を無線部
1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電波と
して出力し通話を再開する。発呼側は上記無線電波がア
ンテナ2を介して着信すると、無線部1で同期応答信号
に変換され制御部8に到達する。制御部8はこれを受け
て通話を再開する。
合、干渉を検出した側がチャネル切替開始信号を送信
し、発呼側,着呼側でチャネル切替を開始する。発呼側
では制御部8が空き周波数管理部10からの情報と電界
検出部9からの電界レベルにより無線電波を出力する周
波数を決定し、同期要求信号を無線部1で無線信号に変
換し、アンテナ2を介して無線電波として出力する。着
呼側では空き周波数管理部10からの情報により通知さ
れた周波数を制御部8が一定時間毎に切り替えて、上記
無線電波がアンテナ2を介して着信するのを待ち受け
る。着呼側に上記無線電波がアンテナ2を介して着信す
ると、無線部1で同期要求信号に変換され制御部8に到
達する。制御部8はこれに対する同期応答信号を無線部
1で無線信号に変換し、アンテナ2を介して無線電波と
して出力し通話を再開する。発呼側は上記無線電波がア
ンテナ2を介して着信すると、無線部1で同期応答信号
に変換され制御部8に到達する。制御部8はこれを受け
て通話を再開する。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディジタ
ル無線電話機の子機に空き周波数管理部を設けることに
より、無線電波の干渉によりチャネル切替を行う場合、
発呼側では空き周波数管理部に保管されている空き周波
数候補の中から無線電波を出力する周波数を決定するた
め、無線電波を出力するまでの時間を短縮できる。
ル無線電話機の子機に空き周波数管理部を設けることに
より、無線電波の干渉によりチャネル切替を行う場合、
発呼側では空き周波数管理部に保管されている空き周波
数候補の中から無線電波を出力する周波数を決定するた
め、無線電波を出力するまでの時間を短縮できる。
【0014】また、着呼側では空き周波数管理部に保管
されている空き周波数候補の中から周波数を切り替えて
待ち受けるため、発呼側が出力している無線電波と同期
が取れるまでの時間を短縮することができる。このため
チャネル切替にかかる時間を短縮できるとともに、通話
が途切れる時間を短縮することができ、使用者に与える
違和感を低減できるという効果を奏するものであり、実
用上有効なるものである。
されている空き周波数候補の中から周波数を切り替えて
待ち受けるため、発呼側が出力している無線電波と同期
が取れるまでの時間を短縮することができる。このため
チャネル切替にかかる時間を短縮できるとともに、通話
が途切れる時間を短縮することができ、使用者に与える
違和感を低減できるという効果を奏するものであり、実
用上有効なるものである。
【図1】本発明のディジタル無線電話装置の一実施例の
ブロック図。
ブロック図。
【図2】従来のディジタル無線電話装置のブロック図。
【符号の説明】 1 無線部 2 アンテナ 3 音声復号化部 4 受話部 5 送話部 6 音声符号化部 7 キー操作部 8 制御部 9 電界検出部 10 空き周波数管理部 11 ディジタル無線電話機の子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (7)
- 【請求項1】子機どうしで通信が可能な無線電話装置に
おいて、夫々の子機は、通話チャネルとは別に干渉の少
ないチャネルを登録可能な空き周波数管理部と、電界レ
ベルを検出する電界検出部と、制御部とを設え、予め一
方の子機の制御部は電界検出部からの電界レベルを判定
することにより通話に使用するチャンネル以外の空きチ
ャンネルを選択するとともにその空きチャンネルを示す
空きチャンネル情報を前記空き周波数管理部へ格納し、
同空きチャンネル情報を他方の子機へ送出し、他方の子
機は受信した前記空きチャンネル情報を空き周波数管理
部に格納し、双方の子機の通話中に無線電波の干渉が検
出された場合、双方の子機のうち干渉を検出した側がチ
ャネル切替開始信号を他方の子機へ送信し、双方でチャ
ネル切替を開始して前記空き周波数管理部に格納された
空きチャンネル情報に従って通話チャンネルを切り替え
るように構成したことを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項2】一方の子機が他の子機を呼ぶことによって
通話を開始する際、発呼側子機において発呼操作が為さ
れると、発呼側子機の制御部は電界検出部からの電界レ
ベルを判定し使用するチャンネルを決定するとともに他
の使用可能な空きチャンネルを選択して前記空き周波数
管理部へ通知し、発呼要求信号と前記空きチャンネル情
報を着呼側子機へ送出し、呼ばれる側すなわち着呼側子
機では、前記発呼要求信号を受信すると着呼側子機の制
御部は応答信号を発呼側子機へ出力して通話を開始する
とともに受信した前記空きチャンネル情報を着呼側子機
内の空き周波数管理部に格納し、発呼側子機は前記応答
信号を受信することにより通話を開始するように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項3】双方の空き周波数情報管理部に複数のチャ
ンネル情報が格納されている場合、干渉が検出された
時、発呼側子機は前記空き周波数情報管理部内の複数の
チャンネル情報の中から一つのチャンネルを決定し、同
期要求信号を着呼側子機へ送出し、着呼側子機では空き
周波数管理部に登録されている複数のチャネルをスキャ
ンして着信を待ち受け、前記同期要求信号を受信したら
通話を再開する請求項2 記載の無線電話装置。 - 【請求項4】一方の子機が他の子機を呼ぶことによって
通話を開始する際、発呼側子機において発呼操作が為さ
れた際、発呼側子機では使用可能なチャンネルを一つ又
は複数選択して電界レベル値とともに空き周波数管理部
へ通知し、空き周波数管理部では電界レベル値によりチ
ャンネルに優先順位を付け、空きチャンネル情報として
管理する請求項1記載の無線電話装置。 - 【請求項5】通話中に発呼側子機で干渉の発生を検出し
た場合、着呼側へチャネル切替開始信号を出力し、前記
電界検出部での電界レベルにより空き周波数管理部に登
録されている空きチャネルの中から無線電波を出力する
チャンネルを決定し、決定したチャンネルにおいて同期
要求信号を着呼側子機へ送出し、着呼側側子機に同期要
求信号が着信すると、着呼側側子機の制御部はこれに対
する同期応答信号を発呼側子機へ送出することにより通
話を再開し、通話中に着呼側子機で干渉の発生を検出し
た場合、発呼側子機からの情報により通知され空き周波
数管理部に格納したチャンネルを制御部が一定時間毎に
切り替えて、発呼側子機からの無線電波が着信するのを
待ち受け、着呼側子機へ発呼側子機からの同期要求信号
が着信すると、着呼側子機の制御部はこれに対する同期
応答信号を発呼側子機へ送出することにより通話を再開
する請求項2記載の無線電話装置。 - 【請求項6】子機どうしで通信が可能な無線電話装置に
おいて、通話チャネルとは別に干渉の少ないチャネルが
登録してある空き周波数管理部と、発呼側である場合に
は、通話チャネルでの干渉の発生を検出するかあるいは
着呼側からのチャネル切替開始信号を検出して、着呼側
にチャネル切替開始信号を出力して前記空き周波数管理
部に予め登録されている別のチャネルに通話チャネルを
切り替え、着呼側である場合には、通話チャネルでの干
渉の発生を検出して発呼側にチャネル切替開始信号を出
力して前記空き周波数管理部に予め登録されている別の
チャネルに通話チャネルをスキャンして着信を待ち受け
る制御部とを設けた無線電話装置。 - 【請求項7】子機どうしで通信が可能な無線電話装置に
おいて、通話チャネルとは別に干渉の少ないチャネルが
登録してある空き周波数管理部と、発呼側である場合に
は、着呼側の空き周波数管理部に自己の空き周波数管理
部に登録されているチャネル情報を送信し、通話チャネ
ルでの干渉の発生を検出するかあるいは着呼側からのチ
ャネル切替開始信号を検出して、着呼側にチャネル切替
開始信号を出力して前記空き周波数管理部に予め登録さ
れている別のチャネルに通話チャネルを切り替え、着呼
側である場合には、発呼側からの前記チャネル情報を自
己の空き周波数管理部に登録し、通話チャネルでの干渉
の発生を検出して発呼側にチャネル切替開始信号を出力
して前記空き周波数管理部に予め登録されている通話チ
ャネルをスキャンして着信を待ち受ける制御部とを設け
た無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29110693A JP3236153B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | ディジタル無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29110693A JP3236153B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | ディジタル無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143547A JPH07143547A (ja) | 1995-06-02 |
JP3236153B2 true JP3236153B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=17764535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29110693A Expired - Fee Related JP3236153B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | ディジタル無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5351619B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-11-27 | 株式会社日立国際電気 | 無線機及びその直接通信方法 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP29110693A patent/JP3236153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07143547A (ja) | 1995-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0327632A (ja) | 電気通信システム | |
US4744101A (en) | Cordless telephone system | |
JPH04958A (ja) | ファクシミリ装置 | |
AU596775B2 (en) | Method of connecting a cordless telephone by radio | |
US6205338B1 (en) | Intercommunication method between portable units in TDMA cordless telephone system | |
JP3236153B2 (ja) | ディジタル無線電話装置 | |
EP0899928B1 (en) | Communication method in cordless telephone system | |
JP2642380B2 (ja) | 無線通信装置 | |
US5765111A (en) | Selective mobile station calling method for digital cordless telephone and system | |
JP3252524B2 (ja) | 携帯電話機及び無線チャネル設定方法 | |
JP3404950B2 (ja) | デジタルコードレス電話システム | |
US6580922B1 (en) | Method of transmitting telephone number in wireless local loop system | |
EP0433166B1 (en) | Cordless telephone | |
JPH04342345A (ja) | コードレス電話の一斉音声呼出し方式 | |
JPH06296155A (ja) | 無線電話装置 | |
JP2601245B2 (ja) | 送受信装置 | |
JP2923195B2 (ja) | デジタルコードレス電話機 | |
AU6005394A (en) | Cordless communications systems | |
JP3055478B2 (ja) | 無線電話装置 | |
JPH06296156A (ja) | 無線電話装置 | |
JP3203758B2 (ja) | 無線電話装置 | |
KR0148811B1 (ko) | 주파수 공용 통신시스템의 단말기 및 그 제어방법 | |
US6614547B1 (en) | Cordless facsimile system with telephone answering function and method for controlling the same | |
KR960004723B1 (ko) | 무선전화기의 통화예약 방법 | |
KR950001524B1 (ko) | 무선 전화기의 통화 예약 및 전화번호 자동 송출 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |