JP3234625U - Coil wire supply device - Google Patents
Coil wire supply device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3234625U JP3234625U JP2021003194U JP2021003194U JP3234625U JP 3234625 U JP3234625 U JP 3234625U JP 2021003194 U JP2021003194 U JP 2021003194U JP 2021003194 U JP2021003194 U JP 2021003194U JP 3234625 U JP3234625 U JP 3234625U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil wire
- tip
- wire rod
- straightening
- main drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 46
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
【課題】コイル線材の先端を上下ピンチロール及び矯正機にスムーズにかつ迅速容易に送り込めるコイル線材供給装置を提供する。
【解決手段】コイル線材供給装置において、本体3におけるガイドロール9と主ドラム7との上方位置に、これらガイドロール9と主ドラム7とにわたって外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材の先端部分を、外方からコイル線材の中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、コイル線材の先端がピンチロール11、12間の入り口に向って延びるように矯正させるコイル線材の先端曲げ矯正機構20を備えた。
【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a coil wire rod supply device capable of smoothly, quickly and easily feeding the tip of a coil wire rod to a vertical pinch roll and a straightening machine.
SOLUTION: In a coil wire rod supply device, a tip portion of a coil wire rod supported in an arch shape with an outer bulge over the guide roll 9 and the main drum 7 at an upper position of a guide roll 9 and a main drum 7 in a main body 3. Is pressed from the outside in the direction of the central axis of the coil wire to bend and straighten it into a shape opposite to the bending habit direction, and the tip of the coil wire extends toward the entrance between the pinch rolls 11 and 12. The tip bending straightening mechanism 20 of the coil wire rod to be straightened is provided.
[Selection diagram] Fig. 1
Description
本考案は、主としてボルトやナット或いはその他のパーツ類を圧造する圧造成形機へ線材を供給するコイル線材供給装置に関する。 The present invention mainly relates to a coil wire rod supply device that supplies wire rods to a pressure forming machine that presses bolts, nuts or other parts.
従来、例えば所定寸法の素材を複数段の圧造ステーションに順次供給することにより、該素材を一連の流れで粗から精に段階的に圧造成形して所定形状に仕上げるようにした圧造成形機が実用化されているが、この種の圧造成形機には線材供給装置が並設され、該線材供給装置から供給される線材を圧造成形機に設けられたカッターで所定寸法に切断し、その切断素材を粗から精に段階的に圧造成形するのが通例である。 Conventionally, for example, a squeeze molding machine in which a material having a predetermined size is sequentially supplied to a plurality of squeeze stations, and the material is squeezed stepwise from coarse to fine in a series of flows to finish a predetermined shape is practically used. However, in this type of pressure forming machine, a wire rod supply device is installed side by side, and the wire rod supplied from the wire rod supply device is cut to a predetermined size by a cutter provided in the pressure forming machine, and the cutting material is cut. It is customary to press-mold the material in stages from coarse to fine.
そして、コイル線材束Aを用い、これを線状に矯正したうえで圧造成形機に供給するコイル線材供給装置40としては、例えば図8及び図9に示すように、本体41から水平方向に突出しかつその突出端側から挿通されたコイル線材束Aを吊り下げ支持する主ドラム(横軸状の駆動円筒ローラ)42と、この主ドラム42に対して線材繰り出し方向後方側位置に設けられるガイドロール43と、主ドラム42に対して線材繰り出し方向前方側位置に設けられかつコイル線材束Aを構成するコイル線材aの先端側を挟持する上下一対のピンチロール44,45と、これらピンチロール44,45を回転駆動して上記線材aを、ピンチロール44,45から矯正機(線材aを直線状に矯正する)46を介して圧造成形機B側に繰り出す繰り出し手段を備えたものが知られている。 Then, as the coil wire
また、使用に際しては、まず、コイル線材束Aのコイル線材aの先端を、主ドラム42上を通過させたうえで主ドラム42を駆動しながら上下一対のピンチロール44,45間に挿入する。次に、そのコイル線材aの先端を、ピンチロール44,45の駆動によりこれらロール44,45の出口から前方に配設される矯正機46に送り込み、この矯正機46を介してコイル線材aを直線状に矯正したうえで圧造成形機B側に送り出す。その後、その直線状線材aの先端を圧造成形機Bに設けられる線材送りロール(図示せず)に挟持させ、さらに、上記ピンチロール44,45による線材aの挟持を開放し、その開放状態で上記線材送りロールを間欠的に回転させることにより、直線状線材aを、主ドラム42から引き出して圧造成形機Bの圧造ステーションに所定寸法ずつ間欠的に送り込むようになされている。また、圧造ステーションに間欠的に送り込まれた直線状線材aは、カッターにより所定寸法に切断され、その切断素材が複数の圧造ステーションで粗から精に段階的に圧造加工されて、所定形状の製品に成形される。 In use, first, the tip of the coil wire a of the coil wire bundle A is passed over the
しかし、上記した従来のコイル線材供給装置40にあっては、主ドラム42上を通過したコイル線材束Aにおけるコイル線材aの先端を、上下一対のピンチロール44,45間に挿入させる際、コイル線材aの先端にはコイル材自体がもつ巻き癖が付与されていることから、主ドラム42上を通り過ぎたコイル線材aの先端が下側ピンチロール45に当たって引っ掛かり、その先端を上下一対のピンチロール44,45間にスムーズに送り込むことができないのであり、また上下ピンチロール44,45から矯正機46への送り込み作業もスムーズに行えないといった問題があった。
この問題の解決方法としては、作業者がその都度、コイル線材aの先端部分を持ち上げ、下側ピンチロール45への当たりや引っ掛かりを解除させながらピンチロール44,45間や矯正機46に誘導して解消しているのが現状である。そのため、その先端誘導作業が非常に煩雑で手間を要し、作業者に大きな負担を与えることになっていた。However, in the conventional coil
As a solution to this problem, the operator lifts the tip of the coil wire a each time and guides the coil wire a to the
そこで本考案は、上記した問題を解決するため、コイル線材の先端をコイル材自体がもつ巻き癖とは反対の上方側を向くよう曲げ矯正したうえで上下ピンチロール間に送り込めるように工夫して、これによりコイル線材の先端が下側ピンチロールに突き当たったり、引っ掛かったりするのをなくし、コイル線材の先端を上下ピンチロール及び矯正機にスムーズにかつ迅速容易に送り込むことができ、作業者の作業負担を大幅に軽減できるコイル線材供給装置の提供を課題とする。 Therefore, in order to solve the above-mentioned problem, the present invention is devised so that the tip of the coil wire can be bent and corrected so as to face the upward side opposite to the winding habit of the coil material itself, and then fed between the upper and lower pinch rolls. As a result, the tip of the coil wire does not hit or get caught in the lower pinch roll, and the tip of the coil wire can be smoothly and quickly and easily fed to the upper and lower pinch rolls and the straightening machine. The challenge is to provide a coil wire supply device that can significantly reduce the work load.
上記した問題を解決するため、本願の請求項1記載の考案は、本体3から水平方向で片持ち状に突出しその突出端側から挿通されたコイル線材束Aを吊り下げ支持する主ドラム7と、この主ドラム7に対して線材繰り出し方向後方側位置に設けられるガイドロール9と、主ドラム7に支持されたコイル線材束Aから線材aを繰り出して成形機に供給する上下ピンチロール11,12と、線材aを直線状に矯正する矯正機13とを備えたコイル線材供給装置であって、本体3におけるガイドロール9と主ドラム7との上方位置に、これらガイドロール9と主ドラム7とにわたって外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、コイル線材aの先端がピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように矯正させるコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を備えていることを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problem, the device according to
本願の請求項2記載の考案は、本願の請求項1記載の考案において、コイル線材の先端曲げ矯正機構20が、本体3における主ドラム7の上方位置に水平状で回転可能に支持されかつ一端部が本体3から主ドラム側外方に突出する先端曲げ用の駆動シャフト21と、駆動シャフト21の一端部に半径方向に延びるように固定されかつ先端に先端曲げ用の矯正ローラ22を有する先端曲げ用の矯正レバー23と、駆動シャフト21に設ける駆動レバー24を介して連結され、駆動シャフト21を伸縮動作により所定角度回転駆動させて矯正レバー23を上方の待機位置と下方の先端曲げ矯正位置とに揺動させる油圧シリンダ25と、駆動シャフト21の先端曲げ矯正位置側への回転を規制して矯正レバー23の揺動角度を求める所定の角度に規制するストッパー部材26を備えていることを特徴とする。 According to the invention according to
本願の請求項3記載の考案は、本願の請求項2記載の考案において、ストッパー部材26が、駆動シャフト21の長さ方向中間部に半径方向に向って突設されるストッパーレバー30と、本体3側に支持部材34を介して支持されかつストッパーレバー30との当接により駆動シャフト21の先端曲げ矯正位置側への回転を停止させるストッパー調整ボルト35とを備え、ストッパー調整ボルト35は、該ボルト35とストッパーレバー30との当接による回転停止位置が変更調整可能となるように支持部材34に固設されるナット36に対して進退移動可能に螺合支持されていることを特徴とする。 The invention according to
本考案のコイル線材供給装置によれば、上記した構成のコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を特設し、ガイドロール9と主ドラム7とにわたって外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、かつコイル線材aの先端がピンチロール18,19間の入り口に向って延びるように矯正させたうえで上下ピンチロール間に送り込めるようにしたから、コイル線材の先端が下側ピンチロールに突き当たったり、引っ掛かったりするのをなくし、コイル線材aの先端を上下ピンチロール11,12及び矯正機13にスムーズにかつ迅速容易に送り込むことができる。その結果、従来の面倒で手間のかかる先端誘導作業を不要にでき、作業者の作業負担を大幅に軽減できる。 According to the coil wire rod supply device of the present invention, the tip
また、上記した構成のコイル線材の先端曲げ矯正機構20によれば、油圧シリンダ25により回転される駆動シャフトに取付けた矯正レバー23の矯正ローラ22によりコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、かつコイル線材aの先端がピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように正確に先端曲げ矯正させることができる。 Further, according to the tip
さらに、ストッパー部材26において、ストッパー調整ボルト35が、該ボルト35とストッパーレバー30との当接によるストッパー位置、つまり矯正ローラ22による負荷位置が変更調整可能となるように支持部材34に固設されるナットに対して進退移動可能に螺合支持される構成とすれば、コイル線材束Aのコイル外径やコイル線径(太さ)などの種類ごとに対応させて、最適な負荷位置に変更調整を行うことができるのでこのましい。 Further, in the
以下本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1及び図2に示すように、この実施の形態に係るコイル線材供給装置1はベース2と、ベース2の一端に立設された本体3と、本体3における正面3aの上下方向中間部からベース2の他端側に向けて水平方向で片持ち状に架設された横フレーム4と、横フレーム4の反本体2側の端部に連設された上方に延びる縦フレーム5とを有し、この縦フレーム5の上端に取り付けられたブラケット6と本体3の正面との間に、コイル線材束Aを吊り下げ支持する主ドラム(横軸状の円筒ローラ)7を水平方向で片持ち状に架設した構成となっている。主ドラム7は、本体側上部に設置される主ドラム駆動モータ(図示せず)により駆動される。 As shown in FIGS. 1 and 2, the coil wire
主ドラム7に対して線材繰り出し方向後方側位置には、コイル線材束Aにおける先端側のコイル線材aを案内するガイドロール9が設けられている。ガイドロール9は、本体3の側壁3bにコイル線材束Aのコイル外径などの大きさに応じて上下の高さ位置が調節可能に取付けられている。また、主ドラム7に対して線材繰り出し方向前方側位置には、上下一対のピンチローラ11,12と、複数の矯正機(コイル線材の反りを直線状に矯正する矯正ロールを複数備える。)13,13が配設されると共に、ピンチロール11,12を回転駆動させる駆動モータ(図示せず)が設けられている。そして、この駆動モータの回転駆動によりピンチロール11,12間に送り込まれた上記コイル線材aをピンチロール11,12及び矯正機13,13を介して直線状に矯正した上で圧造成形機B側に繰り出すように構成されている。なお、図1において符号14はガイド杆、符号15,15はコイル線材束Aの補助ドラム、符号16はコイル線材束Aの主ドラム7からの抜け出し防止部杆、符号17は矯正機13から繰り出された線材aを所定の長さ位置で切断する線材計測切断装置である。また、矯正機13は複数設ける他、縦方向の矯正機のみであってもよい。 A
そして、本考案においては、上記本体3におけるガイドロール9と主ドラム7との上方位置に、これらガイドロール9と主ドラム7とにわたって外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、コイル線材aの先端が上下ピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように矯正させるコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を備えている。 Then, in the present invention, the tip portion of the coil wire a that is supported in an arch shape that bulges outward over the
このコイル線材の先端曲げ矯正機構20は、図3〜図5に示すように、本体3における主ドラム7の上方位置に水平状で回転可能に支持されかつ先端部が本体3から主ドラム側外方に突出する先端曲げ用の駆動シャフト21と、駆動シャフト21の先端部に半径方向外方に延びるように固定されかつ先端部に先端曲げ用の矯正ロール22を有する先端曲げ用の矯正レバー23と、駆動シャフト21の基端部外周に設ける駆動レバー24に連動可能に連結されかつ伸縮動作により駆動シャフト21を所定角度回転させて矯正レバー23を図1の仮想線で示す上方の待機位置と図1の実線で示す下方の先端曲げ矯正位置とのいずれかに揺動させる油圧シリンダ25と、駆動シャフト21の先端曲げ矯正位置側への回転を規制して矯正レバー23の揺動角度を求める所定の角度に規制するストッパー部材26を備えている。 As shown in FIGS. 3 to 5, the tip bending
具体的には、図3及び図4に示すように駆動シャフト21は、その基部側が本体3の内部に軸受27,28を介して回転可能に支持され、先端部が本体3から主ドラム側外方に突出している。本体3内における駆動シャフト21の基端部には駆動レバー24が、また中間部にはストッパーレバー30がそれぞれ設けられている。さらに、本体3内で駆動レバー24の下部位置には油圧シリンダ25が配設されている。この油圧シリンダ25におけるシリンダーロッドの先端部が駆動シャフト21の駆動レバー24に連結され、油圧シリンダ25の伸縮動作により駆動レバー24を介して駆動シャフト21が回転される。油圧シリンダ25には、該シリンダ25を作動制御する油圧ユニット31が連結管32,33を介して接続されている。油圧ユニット31側には、油圧シリンダ25の駆動開始及び停止を行う操作ボタンなどを有する操作部(図示せず)が備えられていると共に、上記した下方の先端曲げ矯正位置方向への駆動時に作動油圧が設定値以上に上昇したとき、電磁弁を切り替えて自己保持回路となるように動作する制御部(図示せず)を設けている。 Specifically, as shown in FIGS. 3 and 4, the base side of the
また、ストッパー部材26は、図5に示すように、駆動シャフト21に取付けられたストッパーレバー30と、本体3に支持部材34を介して取付けられるストッパー調整ボルト35とからなる。ストッパー調整ボルト35は図4において駆動シャフト21の時計方向への回転時、駆動シャフト21に取付けられたストッパーレバー30のストッパー調整ボルト35への当接により駆動シャフト21の回転を停止させる。つまりストッパー調整ボルト35は矯正レバー23の下方先端曲げ矯正方向への回転停止位置(負荷位置)を設定する。また、ストッパー調整ボルト35は支持部材34に固設されたナット36に螺合支持されており、該ボルト35をナット36に対して任意方向に回転させることにより、支持部材34に対して進退移動可能に取付けられている。ストッパー調整ボルト35の進退移動調整によりストッパーレバー30とストッパー調整ボルト35との当接位置、つまり矯正レバー24の下方の回転停止位置(負荷位置)を例えば40°〜60°の範囲で変更調整できるようになっている。この負荷位置の変更調整は、単なる微調整に拘わらず、例えば図6に示すようにコイル線材束Aのコイル外径やコイル線径(太さ)などの種類ごとに対応させて、最適な負荷位置に変更調整を行うことになる。また、ストッパー部材26は、機構自体は概ね本体3内に収められるが、ストッパー調整ボルト35の回転操作よる調整作業は外部から操作できるように設けられている。 Further, as shown in FIG. 5, the
次に、以上のようにコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を備えたコイル線材供給装置1の作用について説明する。 Next, the operation of the coil wire
使用時には、まず、主ドラム7上にコイル線材束Aにセットした後、主ドラム7を駆動モータ8により回転させてコイル線材aの先端が主ドラム7上を過ぎるまで送り、上下ピンチロール11,12手前で主ドラム7の回転を停止する。次に、操作部に設けられた駆動開始操作ボタンを押して油圧シリンダ25を駆動し、該シリンダ26を伸長させて駆動レバー25を介し駆動シャフト21を回転させる。この駆動シャフト21の回転時には矯正レバー23とストッパーレバー30も一体に回転する。これにより図1の実線で示すように、矯正レバー23における矯正ローラ22が、ガイドロール9と主ドラム7との間で巻き癖により外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで図1に示すように巻き癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正する。これによりコイル線材aの先端は上下ピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように矯正される。
その際、駆動シャフト21がストッパー部材26で設定した図1の実線で示すまで回転すると、ストッパーレバー30がストッパー調整ボルト35に当接して、駆動シャフト21の回転が停止されると同時に、油圧ユニット29における油圧が上昇し、電磁弁を切り替えて自己保持回路となり、逆への字形状に先端曲げ矯正した状態が保持される。At the time of use, first, after setting the coil wire bundle A on the
At that time, when the
その後、主ドラム7を駆動回転させて、上記した逆への字形状に先端曲げ矯正したコイル線材aの先端を、ピンチロール11,12の入り口へ送り出す。これにより、逆への字形状に先端曲げ矯正されたコイル線材aの先端は、下側ピンチロール21に当たったり、引っ掛かったりすることなく、上下ピンチロール11,12にスムーズに送り込まれることになる。そして、上下ピンチロール11,12に送り込まれたコイル線材aの先端は、ピンチロール11,12の駆動により引き続き上下ピンチロール21から矯正機13にスムーズに送り込まれることになる。 After that, the
ここで、コイル線材aの先端が上下ピンチロール11,12及び矯正機13に送り込まれた後は、操作部に設けられた駆動停止操作ボタンを押して、油圧シリンダ25を短縮作動させることにより駆動レバー24を介して駆動シャフト21を逆回転させ、矯正レバー23を図1の実線で示す下方の回転停止位置(負荷位置)から図1の仮想線で示す上方の待機位置まで揺動させて待機させる。 Here, after the tip of the coil wire a is sent to the upper and lower pinch rolls 11 and 12 and the straightening
そして、矯正機13に送り込まれたコイル線材aの先端は、従来通り、矯正機13の出口から直線状に矯正されたうえで圧造成形機側に送り出され、その直線状線材aの先端が圧造成形機側に設けられる線材送りローラ(図示せず)に挟持される。その後、主ドラム7の回転を停止すると共に、ピンチロール11,12による挟持を開放し、その開放状態で上記線材送りローラを間欠的に回転させることにより、線材aを、主ドラム7から引き出して圧造成形機の圧造ステーションに所定寸法ずつ間欠的に送り込む。さらに、圧造ステーションに間欠的に供給された線材aは、カッターにより所定寸法に切断され、その切断素材が複数の圧造ステーションで粗から精に段階的に圧造加工されて、所定形状の製品に成形されることになる。 Then, the tip of the coil wire a fed into the straightening
以上のように、本考案のコイル線材供給装置によれば、上記した構成のコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を特設し、ガイドロール9と主ドラム7とにわたって外膨らみのアーチ状に支持されるコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、かつコイル線材aの先端がピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように矯正させたうえで上下ピンチロール間に送り込めるようにしたから、コイル線材の先端が下側ピンチロールに突き当たったり、引っ掛かったりするのをなくし、コイル線材aを上下ピンチロール11,12及び矯正ロールにスムーズにかつ迅速容易に送り込むことができる。その結果、従来の面倒で手間のかかる先端誘導作業を不要にでき、作業者の作業負担を大幅に軽減できる。 As described above, according to the coil wire supply device of the present invention, the tip bending
また、上記した実施例のコイル線材の先端曲げ矯正機構20によれば、油圧シリンダ25により回転される駆動シャフト21に取付けた矯正レバー23の矯正ローラ22によりコイル線材aの先端部分を、外方からコイル線材aの中心軸方向に押え込んで曲がり癖方向とは反対となる逆への字形状に曲げ矯正し、かつコイル線材aの先端がピンチロール11,12間の入り口に向って延びるように正確に先端曲げ矯正させることができる。 Further, according to the tip bending
さらに、上記したストッパー部材26においては、ストッパー調整ボルト35とストッパーレバー30との当接によるストッパー位置、つまり矯正ローラ22による負荷位置が変更調整可能な構成となるように、ストッパー調整ボルト35を支持部材34に固設されるナットに対して進退移動可能に螺合しているので、コイル線材束Aのコイル外径やコイル線径(太さ)などの種類ごとに対応させて、最適な負荷位置に変更調整を行うことができる。 Further, in the
一方、コイル線材aを全て使い切る途中で成形機による成形作業が終了した場合、従来では、主ドラムから成形機側に引き出されて直線状に矯正された直線状線材を全て引き戻して廃棄するようにしていたけれども、本考案のコイル線材供給装置では、上記したコイル線材aの先端曲げ矯正機構20を利用して、主ドラム7上へコイル状に巻き戻すことができる。つまり、図7に示すように、コイル線材aの主ドラム7から成形機側に引き出された直線状の先端部分を、主ドラム7の駆動により主ドラム7側に巻き戻しながら同時に先端曲げ矯正ローラ22により、元のコイル形状に合致するように曲げ矯正しながら主ドラム7上にコイル線材束Aとして巻き戻すことができる。これにより、直線状線材部分を廃棄する必要がなくなるし、また、主ドラム7上からコイル線材束Aとして取り出して収容棚に保管しておき、この保管したコイル線材束Aを有効的に再利用することができる。 On the other hand, when the molding work by the molding machine is completed while all the coil wire a is used up, conventionally, all the linear wires pulled out from the main drum to the molding machine side and straightened are pulled back and discarded. However, in the coil wire rod supply device of the present invention, the tip bending
1 コイル線材供給装置
3 本体
7 主ドラム
9 ガイドロール
11,12 上下ピンチロール
13 矯正機
21 先端曲げ用駆動シャフト
22 先端曲げ用矯正ローラ
23 先端曲げ用矯正レバー
24 駆動レバー
25 油圧シリンダ
26 ストッパー部材
30 ストッパーレバー
34 支持部材
35 ストッパー調整ボルト
36 ナット
A コイル線材束
a コイル線材1 Coil
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003194U JP3234625U (en) | 2021-07-08 | 2021-07-08 | Coil wire supply device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021003194U JP3234625U (en) | 2021-07-08 | 2021-07-08 | Coil wire supply device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3234625U true JP3234625U (en) | 2021-10-28 |
Family
ID=78118073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021003194U Active JP3234625U (en) | 2021-07-08 | 2021-07-08 | Coil wire supply device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234625U (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115673161A (en) * | 2022-12-29 | 2023-02-03 | 广东电网有限责任公司佛山供电局 | Straightening device |
-
2021
- 2021-07-08 JP JP2021003194U patent/JP3234625U/en active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115673161A (en) * | 2022-12-29 | 2023-02-03 | 广东电网有限责任公司佛山供电局 | Straightening device |
CN115673161B (en) * | 2022-12-29 | 2023-03-10 | 广东电网有限责任公司佛山供电局 | Straightening device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4365492A (en) | Ring former and cutoff | |
JP3234625U (en) | Coil wire supply device | |
EP1461172B1 (en) | Two wire spring making machine and method | |
KR102189749B1 (en) | Drawing and Straightening Apparatus for Metal Wire, and Corresponding Drawing and Straightening Method | |
US2246840A (en) | Apparatus for handling metal strip | |
JP3223644U (en) | Coil wire feeder | |
US2759521A (en) | Apparatus for making flexible hose | |
JP3212008U (en) | Coil wire support device for horizontal metal working machine | |
US3208684A (en) | Machine for rolling up reinforcing mats and similar wire grids and nets | |
US3005253A (en) | Manufacture of heat exchange tubing | |
US3422653A (en) | Combination coil stripper and straightening machine | |
US3266280A (en) | Coil threading mechanism | |
JP4608134B2 (en) | Round hoop muscle processing apparatus and round hoop muscle processing method | |
US2273884A (en) | Coil opener | |
JP7502103B2 (en) | Uncoiler | |
KR102680265B1 (en) | Bending device with triaxial driving roller | |
JPH06207328A (en) | Machine for forming winding roll for combing machine | |
KR101746085B1 (en) | Film winding device for a camera | |
JPS58132336A (en) | Working device of square spiral reinforcing bar | |
CN219031230U (en) | Tension-adjustable winding and unwinding device and tension-adjustable member thereof | |
US1953641A (en) | Strand winding machine | |
CN216376899U (en) | Motor coil winding raw material bobbin positioning assembly | |
CN213864645U (en) | Full-automatic winding device for packaging bag production | |
JPS6213694Y2 (en) | ||
JPH0137202B2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3234625 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |