JP3233755U - コンクリートブロック製造用型枠 - Google Patents
コンクリートブロック製造用型枠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3233755U JP3233755U JP2021002383U JP2021002383U JP3233755U JP 3233755 U JP3233755 U JP 3233755U JP 2021002383 U JP2021002383 U JP 2021002383U JP 2021002383 U JP2021002383 U JP 2021002383U JP 3233755 U JP3233755 U JP 3233755U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- shaped
- walls
- wall
- concrete block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 title claims abstract description 59
- 238000009415 formwork Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
【課題】L字形コンクリートブロックとU字形コンクリートブロックとを1つの型枠で製造することができるコンクリートブロック製造用型枠を提供する。
【解決手段】コンクリートブロック製造用型枠10は、左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁とを閉じた状態で基台20と中枠壁30と左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁とで形成された逆U字形の型窪を有し、左右の側枠壁40L、40Rの上端と同じ高さとなるように中枠壁30の幅方向の中央にスポット溶接の如き仮止め部82Sによって着脱自在に取り付けられた仕切り壁80を備え、この仕切り壁80によって逆U字形の型窪が左右2つの逆L字形の型窪70L、70Rを形成している。
【選択図】図1
【解決手段】コンクリートブロック製造用型枠10は、左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁とを閉じた状態で基台20と中枠壁30と左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁とで形成された逆U字形の型窪を有し、左右の側枠壁40L、40Rの上端と同じ高さとなるように中枠壁30の幅方向の中央にスポット溶接の如き仮止め部82Sによって着脱自在に取り付けられた仕切り壁80を備え、この仕切り壁80によって逆U字形の型窪が左右2つの逆L字形の型窪70L、70Rを形成している。
【選択図】図1
Description
本考案は、コンクリートブロック製造用型枠に関し、特に、1つの型枠でU字形及びL字形のコンクリートブロックを製造することができるコンクリートブロック製造用型枠に関するものである。
コンクリートブロックは、用途に応じてU字形又はL字形の形態を有する。U字形コンクリートブロックは、例えば、道路の側溝に用いられ、L字形コンクリートブロックは、道路や造成の擁壁として用いられている。
従来技術では、U字形コンクリートブロックとL字形コンクリートブロックとは、それぞれ固有の別個の型枠を用いて製造されていた。例えば、U字形コンクリートブロックは、実開昭52−17359号公報(特許文献1)の図4に示すように、逆U字形の型窪を有する型枠を用いて製造され、またL字形のコンクリートブロックは、実用新案登録第2523754号公報(特許文献2)の図6に示すように、逆U字形の型窪を有し、その上壁部の中央に垂直に固定されている隔壁を有する型枠を用いて製造されている。
しかし、これらの従来技術の型枠は、U字形コンクリート製造用の型枠とL字形コンクリートブロック製造用の型枠とを別々に用意しなければならないので、設備費が高価となり、また、これらの型枠を設置する場所を必要とするので、設置場所が大きくなる欠点があった。
本考案が解決しようとする課題は、1つの型枠でU字形コンクリートブロックとL字形コンクリートブロックとを製造することができるコンクリートブロック製造用型枠を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するために、基台と、前記基台に固定された逆U字形の中枠壁と、前記中枠壁の両側で前記基台に開閉自在に枢支された左右の側枠壁と、前記側枠壁の長手方向の両端で前記基台に開閉自在に枢支された前後の妻板壁とから成り、前記左右の側枠壁と前記前後の妻板壁とを閉じた状態で前記基台と前記中枠壁と前記左右の側枠壁と前記前後の妻板壁とで形成された逆U字形の型窪を有するコンクリートブロック製造用型枠において、前記左右の側枠壁の上端と同じ高さとなるように前記中枠壁の幅方向の中央に着脱自在な取付け手段によって取り付けられた仕切り壁を備え、前記仕切り壁によって前記逆U字形の型窪が左右2つの逆L字形の型窪を形成していることを特徴とするコンクリートブロック製造用型枠を提供することにある。
本考案の課題解決手段において、前記着脱自在な取付け手段は、前記仕切り壁の下端縁を前記中枠壁にスポット溶接する仮止め部の形態とすることができる。
本考案の課題解決手段において、前記着脱自在な取付け手段は、仕切り壁の下端縁を嵌め込むように前記中枠壁に形成された長手方向の縦溝の形態とすることができる。
この場合、前記仕切り壁が取り外された状態では、前記中枠壁の縦溝は、前記中枠壁に着脱自在に貼付けられた貼付けフィルムによって閉じられた形態とすることができる。
本考案によれば、仕切り壁が取り外された状態では型枠内には逆U字形の型窪が形成されてU字形のコンクリートブロックを製造することができ、また、仕切り壁を取付けた状態では、型枠内には逆L字形の左右2つの型窪が形成されて2つのL字形のコンクリートブロックを製造することができ、従って1つの型枠でU字形コンクリートブロックとL字形コンクリートブロックとを製造することができるので、設備費が安価となる上に、設置場所が小さくて済み、U字形とL字形とのコンクリートブロックを安価に製造することできる。
また、仕切り壁は、スポット溶接による仮止め又は中枠壁の縦溝への嵌入という簡単な作業で着脱自在に取付けることができ、比較的簡単な作業で両コンクリートブロックを切替え製造することができる。
本考案の1つの実施の形態によるコンクリートブロック製造用型枠10が図1乃至図3に示されており、この型枠10は、基台20と、この基台20に固定された水平取付け片32L,32Rを有する逆U字形の中枠壁30と、基台20の両側に配置されて基台20の突部20Pに枢支ピン42L、42Rで開閉自在に枢支された左右の側枠壁40L、40Rと、左右の側枠壁40L、40Rの長手方向の両端で基台20の図示しない突部に同じく図示しない枢支ピンで開閉自在に枢支された前後の妻板壁50F、50R(図2参照)と、左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁50F、50Rをクランプするクランプ手段60とを備え、左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁50F、50Rとを閉じた状態で基台20と中枠壁30と左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁50F、50Rとで形成された逆U字形の型窪70(図3参照)を有している。中枠壁30と左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁50F、50Rとは、例えば、鋼の如き金属又はプラスチックから形成することができる。
クランプ手段60は、図2に示すように、例えば、左右の側枠壁40L、40Rと前後の妻板壁50F、50Rとを閉じた状態で、一方の側枠壁40Lに枢動自在に取付けられて妻板壁50F、50Rを囲んで他方の側枠壁40Rの掛け止め具62F、62Rに掛け止めされる金属製の囲い部材64F、64Rとから成っているが、このクランプ手段60は、例えば、隣り合う側枠壁40L、40Rの前後の端部と妻板壁50F、50Rの両端とを直接掛け止め具で掛け止めしてクランプしてもよいし、その他の任意な形態とすることができる。
本考案のコンクリートブロック製造用型枠10は、左右の側枠壁40L、40Rの上端と同じ高さとなるように、中枠壁30の幅方向の中央で長手方向に延びるように取付け手段82によって中枠壁30に着脱自在に取り付けられた仕切り壁80を備えている。
図1及び図2の実施例では、着脱自在な取付け手段82は、仕切り壁80の下端縁80eを中枠壁30に間隔をあけてスポット溶接して形成された仮止め部82Sから成っている。この仮止め部82Sを形成するために、スポット溶接は、図2に示すように、型窪70L、70Rに生コンクリートを流し込む際に仕切り壁80が外れない程度の強度を付与することができるように出来るだけ大きな間隔をあけて施される。
図1及び図2に示すように、仕切り壁80が仮止めされた状態では、型枠10の逆U字形の型窪70が左右2つの型窪70L,70Rに仕切られて2つのL字形コンクリートブロックL(図5参照)を製造することができる状態である。この仮止め部82Sは、スポット溶接部を取り除いて、図3に示すように、仕切り壁80を取り外した状態にすることができ、この状態は、逆U字形の型窪70L、70Rを有してU字形コンクリートブロックU(図6参照)を製造することができる状態である。
次に、本考案の型枠の使用状態を述べると、図1及び図2に示すように、着脱自在な取付け手段82である仮止め部82Sによって中枠壁30に仕切り壁80を取付けて2つの逆L字形の型窪70L、70Rを有する状態とし、側枠壁40L、40R及び妻板壁50F、50Rを閉じ、クランプ手段60によって側枠壁40L、40R及び妻板壁50F,50Rを起立状態に保持する。この状態では、型枠10は、左右2つの逆L字形型窪70L、70Rを有し、これらの型窪70L、70Rに生コンクリートを流し込む。必要なら、生コンクリートを流し込む前に、型窪70L、70R内に鉄筋を配置してL字形の鉄筋コンクリートを製造してもよい。生コンクリートを流し込んだ後、所定の温度で養生してコンクリートに所定の硬度を付与する。
その後、クランプ手段60を解放して左右の側枠壁40L、40R及び前後の妻板壁50F、50Rを開いて型枠10から2つのL字形コンクリートブロックL(図5参照)を取り出す。なお、コンクリートブロックLの離型を容易にするため、生コンクリートを流し込む前に、型窪70L、70R内に離型剤を噴霧するのが好ましい。
また、着脱取付け手段80である仮止め部82Sのスポット溶接部を取り除いて仕切り壁80を取り外して、図3に示すように、逆U字形の型窪70を有する状態とし、この型窪70内に必要に応じて鉄筋を埋め込み、又は鉄筋を埋め込むことなく、生コンクリートを流し込み、養生後、クランプ手段60を解放してU字形のコンクリートブロックU(図6参照)を製造することができる。
本考案の他の実施の形態が図4に示されており、この実施の形態では、仕切り壁80の着脱取付け手段82は、中枠壁30の幅方向の中央で仕切り壁80の下端縁を嵌め込むように中枠壁30に形成された長手方向の縦溝82Gから成ってぉり、この縦溝82Gに仕切り壁80を着脱自在に嵌め込んでいる。この状態では、型枠10は、図1と同様に、左右2つの逆L字形の型窪を有して2つのL字形コンクリートブロックを製造することができる。
仕切り壁80を縦溝82Gから取り外すと、型枠10は、図3と同様に、逆U字形の型窪を有してU字形のコンクリートブロックを製造することができる。この場合、縦溝82G内にコンクリートが流れ込まないように、中枠壁30の縦溝82Gは、中枠壁30に着脱自在に貼付けられた貼付けフィルム84によって閉じることができる。
なお、着脱自在な取付け手段82は、図1,図2のスポット溶接の仮止め部82Sや図4の縦溝82G以外の他の適宜の形態とすることができる。
本考案によれば、1つの型枠でL字形の型窪とU字形の型窪とを提供することができるので、安価な設備費と狭い設置場所とでL字形とU字形とのコンクリートブロックを製造することができ、高い産業上の利用可能性を有する。
10 型枠
20 基台
20P 突部
30 逆U字形の中枠壁
32L、32R 水平取付け片
40L、40R 左右の側枠壁
42L、42R 枢支ピン
50F、50R 前後の妻板壁
60 クランプ手段
62F、62R 掛け止め具
64F、64R 金属製の囲い部材
70、70L、70R 型窪
80 仕切り壁
80e 下端縁
82 着脱自在な取付け手段
82S 仮止め部
82G 縦溝
84 貼付けテープ
20 基台
20P 突部
30 逆U字形の中枠壁
32L、32R 水平取付け片
40L、40R 左右の側枠壁
42L、42R 枢支ピン
50F、50R 前後の妻板壁
60 クランプ手段
62F、62R 掛け止め具
64F、64R 金属製の囲い部材
70、70L、70R 型窪
80 仕切り壁
80e 下端縁
82 着脱自在な取付け手段
82S 仮止め部
82G 縦溝
84 貼付けテープ
Claims (4)
- 基台と、前記基台に固定された逆U字形の中枠壁と、前記中枠壁の両側で前記基台に開閉自在に枢支された左右の側枠壁と、前記左右の側枠壁の長手方向の両端で前記基台に開閉自在に枢支された前後の妻板壁とから成り、前記左右の側枠壁と前記前後の妻板壁とを閉じた状態で前記基台と前記中枠壁と前記左右の側枠壁と前記前後の妻板壁とで形成された逆U字形の型窪を有するコンクリートブロック製造用型枠において、前記左右の側枠壁の上端と同じ高さとなるように前記中枠壁の幅方向の中央に取付け手段によって着脱自在に取り付けられた仕切り壁を備え、前記仕切り壁によって前記逆U字形の型窪が左右2つの逆L字形の型窪を形成していることを特徴とするコンクリートブロック製造用型枠。
- 請求項1に記載のコンクリートブロック製造用型枠であって、前記着脱自在な取付け手段は、前記仕切り壁の下端縁を前記中枠壁にスポット溶接して形成された仮止め部であるコンクリートブロック製造用型枠。
- 請求項1に記載のコンクリートブロック製造用型枠であって、前記着脱自在な取付け手段は、仕切り壁の下端縁を嵌め込むように前記中枠壁に形成された長手方向の縦溝であるコンクリートブロック製造用型枠。
- 請求項3に記載のコンクリートブロック製造用型枠であって、前記仕切り壁が取り外された状態では、前記中枠壁の縦溝は、前記中枠壁に着脱自在に貼付けられた貼付けフィルムによって閉じられているコンクリートブロック製造用型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002383U JP3233755U (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | コンクリートブロック製造用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002383U JP3233755U (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | コンクリートブロック製造用型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233755U true JP3233755U (ja) | 2021-09-02 |
Family
ID=77454159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021002383U Active JP3233755U (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | コンクリートブロック製造用型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233755U (ja) |
-
2021
- 2021-06-21 JP JP2021002383U patent/JP3233755U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3233755U (ja) | コンクリートブロック製造用型枠 | |
US20030189158A1 (en) | Dismountable casting mold side wall system | |
JP2004124641A (ja) | トンネル坑門用外型枠とこれを用いたトンネル坑門の施工方法 | |
JP4004713B2 (ja) | 型枠設置用の土台 | |
JP2004108083A (ja) | スラブ仮設開口用型枠具及びスラブ仮設開口の形成、閉塞方法 | |
JP3870246B2 (ja) | コンクリートブロックの製造方法 | |
KR100619466B1 (ko) | 건축구조물 시공을 위한 강재 거푸집 측면 보강시설 | |
JP3891210B1 (ja) | 内型枠構造 | |
JP3675276B2 (ja) | U型pc部材の型枠装置、u型pc部材の製造方法 | |
CN217810555U (zh) | 一种拱桥网混凝土浇筑箱 | |
JP3203545B2 (ja) | 平板状コンクリートブロックの成形方法及び成形型枠 | |
JPS634167A (ja) | 基礎コンクリ−ト用型枠の支持具 | |
JPH10156487A (ja) | 上下鋳型のクランプ方法及びその装置 | |
JP3087033B2 (ja) | コンクリート構造物自動成型機 | |
JPH0866760A (ja) | グレーチングおよびその製造方法 | |
JP4445253B2 (ja) | 平板状コンクリートブロック用型枠及び平板状コンクリートブロックの成形方法 | |
JPH10244519A (ja) | 間知ブロック成形用型枠 | |
JPH10338993A (ja) | 鉄筋用スペーサー | |
JPS6349785B2 (ja) | ||
JPH0656341U (ja) | コンクリート型枠の支持金具 | |
KR101757224B1 (ko) | 측구 제작용 강재 거푸집 | |
JP2005335157A (ja) | ステップ取り付け機構を有する型枠 | |
JP3683698B2 (ja) | 残存型枠用コンクリ−ト製品の製法 | |
JPH074810B2 (ja) | マンホール用コンクリート管、及びその成形方法 | |
JP2920049B2 (ja) | コンクリート型枠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3233755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |