JP3231309B2 - 動き情報信号検出回路 - Google Patents
動き情報信号検出回路Info
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン信号の信号処理回路に係り、
特に動き適応型の信号処理回路を制御する信号を作成す
るに好適な動き情報信号検出回路に関する。
特に動き適応型の信号処理回路を制御する信号を作成す
るに好適な動き情報信号検出回路に関する。
〔従来の技術〕 画像の動きに応じてテレビジョン信号を処理する動き
適応型信号処理回路は、高品質な画像を得るために非常
に有効である。例えば、NTSC方式の複合カラーテレビジ
ョン信号の受信装置において、静止画信号に対しては複
数フレーム間の信号の相関を利用して輝度信号と色信号
の分離を行い、動画信号に対しては複数ライン間の信号
の相関を利用して輝度信号と色信号の分離を行う。これ
により、ドット妨害やクロスカラー等の発生を抑圧する
ことができる。また、走査線の補間については、静止画
信号には隣接したフィールドの信号を使用して補間信号
を作り、動画信号には1つのフィールドの信号を使用し
て補間信号を作る。これにより、ラインフリッカの発生
を防止でき、垂直解像度の向上を図ることができる。
適応型信号処理回路は、高品質な画像を得るために非常
に有効である。例えば、NTSC方式の複合カラーテレビジ
ョン信号の受信装置において、静止画信号に対しては複
数フレーム間の信号の相関を利用して輝度信号と色信号
の分離を行い、動画信号に対しては複数ライン間の信号
の相関を利用して輝度信号と色信号の分離を行う。これ
により、ドット妨害やクロスカラー等の発生を抑圧する
ことができる。また、走査線の補間については、静止画
信号には隣接したフィールドの信号を使用して補間信号
を作り、動画信号には1つのフィールドの信号を使用し
て補間信号を作る。これにより、ラインフリッカの発生
を防止でき、垂直解像度の向上を図ることができる。
この動き適応型信号処理回路は、画像の動きを正確に
検出した場合に効果を発揮する。しかしながら画像の動
きの検出が正確でない場合は、例えば静止画に対し動画
の処理を施し、または動画に対し静止画の処理を施すこ
とになり、画質劣化の原因となる。
検出した場合に効果を発揮する。しかしながら画像の動
きの検出が正確でない場合は、例えば静止画に対し動画
の処理を施し、または動画に対し静止画の処理を施すこ
とになり、画質劣化の原因となる。
特開昭63−90987号は動きの速い画像に対しても動き
検出の誤りの少ない動き検出回路の従来例である。上記
従来例の回路ブロック図を第13図に示す。第13図におい
て2は入力端子、3は1フレームメモリ、4、12は減算
回路、5は低域通過フィルタ回路(以下、LPFと記
す)、6、13は絶対値回路、7、14は非線形変換回路、
8は帯域通過フィルタ回路(以下、BPFと記す)、9は
自動色飽和度制御用増幅回路(以下、ACC用増幅回路と
記す)、10は復調回路、11は2フレームメモリ、15は合
成回路、17は時空間処理回路である。
検出の誤りの少ない動き検出回路の従来例である。上記
従来例の回路ブロック図を第13図に示す。第13図におい
て2は入力端子、3は1フレームメモリ、4、12は減算
回路、5は低域通過フィルタ回路(以下、LPFと記
す)、6、13は絶対値回路、7、14は非線形変換回路、
8は帯域通過フィルタ回路(以下、BPFと記す)、9は
自動色飽和度制御用増幅回路(以下、ACC用増幅回路と
記す)、10は復調回路、11は2フレームメモリ、15は合
成回路、17は時空間処理回路である。
入力端子2には、デジタル化した例えばNTSC方式コン
ポジットカラーテレビジョン信号(以下、カラーテレビ
ジョン信号と記す)が入力される。これを1フレームメ
モリ3で1フレーム期間遅延させ、減算回路4によって
1フレーム間差信号を作成する。ここで、1フレーム間
差信号が零の場合は静止画とし、零でない場合は動画と
することで画像の動きを検出することができる。但し、
カラーテレビジョン信号では、1フレーム間で輝度信号
成分は同位相、色信号成分は逆位相となっているため、
上記1フレーム間差信号には動きの成分のほかに色信号
成分が含まれている。そこで、この色信号成分をLPF5で
除去し、輝度成分の動き検出信号となる。さらに絶対値
回路6で差信号の正負の極性を取り除く。絶対値回路6
を介して検出した輝度成分の動き検出信号を非線形変換
回路7に供給しビットの圧縮を行う。ここで、非線形変
換回路7に入力する輝度成分の動き検出信号は、入力す
るカラーテレビジョン信号が例えば8ビットで量子化さ
れているとすれば、同様に8ビットの信号となる。非線
形変換回路7では、その8ビットの信号を例えば4ビッ
トの信号に圧縮してビット数の削減を図る。この場合で
も動き適応型信号処理回路の切り換えを16段階で行うこ
とができ、十分滑らかな切り換えが可能となる。
ポジットカラーテレビジョン信号(以下、カラーテレビ
ジョン信号と記す)が入力される。これを1フレームメ
モリ3で1フレーム期間遅延させ、減算回路4によって
1フレーム間差信号を作成する。ここで、1フレーム間
差信号が零の場合は静止画とし、零でない場合は動画と
することで画像の動きを検出することができる。但し、
カラーテレビジョン信号では、1フレーム間で輝度信号
成分は同位相、色信号成分は逆位相となっているため、
上記1フレーム間差信号には動きの成分のほかに色信号
成分が含まれている。そこで、この色信号成分をLPF5で
除去し、輝度成分の動き検出信号となる。さらに絶対値
回路6で差信号の正負の極性を取り除く。絶対値回路6
を介して検出した輝度成分の動き検出信号を非線形変換
回路7に供給しビットの圧縮を行う。ここで、非線形変
換回路7に入力する輝度成分の動き検出信号は、入力す
るカラーテレビジョン信号が例えば8ビットで量子化さ
れているとすれば、同様に8ビットの信号となる。非線
形変換回路7では、その8ビットの信号を例えば4ビッ
トの信号に圧縮してビット数の削減を図る。この場合で
も動き適応型信号処理回路の切り換えを16段階で行うこ
とができ、十分滑らかな切り換えが可能となる。
一方、本従来例では画像の色成分の動きを次のように
検出する。入力端子2から入力したカラーテレビジョン
信号をBPF8で帯域制限して色信号帯域の信号を取り出
す。ACC用増幅回路9は、BPF8の出力信号に含まれたバ
ースト信号のレベルを一定とするように動作し、伝送路
の周波数特性による色信号レベルの変動が補正されたほ
ぼ一定振幅の色信号を出力する。その後、復調回路10で
色信号の色復調を行い、復調回路10の出力端子に2つの
色差信号(R−Y)と(B−Y)を点順次で多重した信
号を得る。色副搬送波の位相は1フレーム間で反転して
いるが、復調回路10はこの1フレーム間の反転を打ち消
すように構成されている。この復調回路10に入力される
色信号帯域の信号中には、色信号のほかに輝度信号の高
周波成分も含まれている。したがって、復調回路10の出
力端子からは輝度信号の高周波成分が1フレーム間で反
転した信号が出力される。復調回路10の出力信号を2フ
レームメモリ11に入力し、2フレーム期間遅延させる。
そして減算回路12で2フレーム間差信号を作成する。2
フレーム期間離れた2つの信号間においては、色信号、
輝度信号の高周波成分ともに位相は揃っている。したが
って、2フレーム間差信号が零の場合は静止画であり、
零でない場合は動画である。すなわち、この2フレーム
間差信号が色成分の動き検出信号となる。その後、絶対
値回路13で差信号の正負の極性を除去し、絶対値化され
た色成分の動き検出信号を輝度成分の動き検出信号と同
様に非線形変換回路14でビット圧縮する。
検出する。入力端子2から入力したカラーテレビジョン
信号をBPF8で帯域制限して色信号帯域の信号を取り出
す。ACC用増幅回路9は、BPF8の出力信号に含まれたバ
ースト信号のレベルを一定とするように動作し、伝送路
の周波数特性による色信号レベルの変動が補正されたほ
ぼ一定振幅の色信号を出力する。その後、復調回路10で
色信号の色復調を行い、復調回路10の出力端子に2つの
色差信号(R−Y)と(B−Y)を点順次で多重した信
号を得る。色副搬送波の位相は1フレーム間で反転して
いるが、復調回路10はこの1フレーム間の反転を打ち消
すように構成されている。この復調回路10に入力される
色信号帯域の信号中には、色信号のほかに輝度信号の高
周波成分も含まれている。したがって、復調回路10の出
力端子からは輝度信号の高周波成分が1フレーム間で反
転した信号が出力される。復調回路10の出力信号を2フ
レームメモリ11に入力し、2フレーム期間遅延させる。
そして減算回路12で2フレーム間差信号を作成する。2
フレーム期間離れた2つの信号間においては、色信号、
輝度信号の高周波成分ともに位相は揃っている。したが
って、2フレーム間差信号が零の場合は静止画であり、
零でない場合は動画である。すなわち、この2フレーム
間差信号が色成分の動き検出信号となる。その後、絶対
値回路13で差信号の正負の極性を除去し、絶対値化され
た色成分の動き検出信号を輝度成分の動き検出信号と同
様に非線形変換回路14でビット圧縮する。
そして、ビット圧縮した輝度成分の動き検出信号と色
成分の動き検出信号を合成回路15に供給し、両信号を合
成する。合成回路15の出力信号を時空間処理回路17に入
力して、フレーム間差では検出できない動き、例えば、
動きの速い画像や絵柄の細かい画像の動きに対しても動
き有りとするように、検出した動き信号を時間方向と空
間方向に引き伸ばす。これにより、動きの検出もれを防
いだ動き情報信号となる。そして、時空間処理回路17か
らの動き情報信号を出力端子20より出力し、動き適応型
信号処理回路の制御信号として用いる。
成分の動き検出信号を合成回路15に供給し、両信号を合
成する。合成回路15の出力信号を時空間処理回路17に入
力して、フレーム間差では検出できない動き、例えば、
動きの速い画像や絵柄の細かい画像の動きに対しても動
き有りとするように、検出した動き信号を時間方向と空
間方向に引き伸ばす。これにより、動きの検出もれを防
いだ動き情報信号となる。そして、時空間処理回路17か
らの動き情報信号を出力端子20より出力し、動き適応型
信号処理回路の制御信号として用いる。
上記従来例において、時空間処理回路17で動き信号を
引き伸ばした結果、動き有りと判定する領域が画像のエ
ッジ部分に及んだ場合、エッジ部分に動画処理を施し、
ドット妨害や、画像のちらつきを生じ画質が劣化すると
いう問題があった。
引き伸ばした結果、動き有りと判定する領域が画像のエ
ッジ部分に及んだ場合、エッジ部分に動画処理を施し、
ドット妨害や、画像のちらつきを生じ画質が劣化すると
いう問題があった。
本発明の目的は、時空間処理によって生じるエッジ部
分での動きの誤検出を抑圧し、より正確な検出ができる
動き情報信号検出回路を提供することにある。
分での動きの誤検出を抑圧し、より正確な検出ができる
動き情報信号検出回路を提供することにある。
上記目的を達成するための、本発明に係る動き情報信
号検出回路は、デジタル化したテレビジョン信号から画
像の動きを検出する動き検出回路と、該動き検出回路か
ら出力された動き検出信号を時間及び空間方向へ引伸ば
すための時空間処理回路と、前記テレビジョン信号から
画像のエッジ部分を検出するエッジ検出回路と、前記時
空間処理回路からの出力信号をその入力信号とし、前記
エッジ検出回路から出力されたエッジ検出信号のレベル
に応じて該入力信号をレベル変換して出力する適応変換
回路とを設け、かつ前記適応変換回路を、前記エッジ検
出信号のレベルが大きくなるに従って、前記入力信号の
あるレベルに対する出力信号のレベルが小さくするよう
な変換特性としたことを特徴とするものである。
号検出回路は、デジタル化したテレビジョン信号から画
像の動きを検出する動き検出回路と、該動き検出回路か
ら出力された動き検出信号を時間及び空間方向へ引伸ば
すための時空間処理回路と、前記テレビジョン信号から
画像のエッジ部分を検出するエッジ検出回路と、前記時
空間処理回路からの出力信号をその入力信号とし、前記
エッジ検出回路から出力されたエッジ検出信号のレベル
に応じて該入力信号をレベル変換して出力する適応変換
回路とを設け、かつ前記適応変換回路を、前記エッジ検
出信号のレベルが大きくなるに従って、前記入力信号の
あるレベルに対する出力信号のレベルが小さくするよう
な変換特性としたことを特徴とするものである。
動き検出回路は、フレーム間の差信号を用いて画像の
動きを検出する。時空間処理回路は、動きを時間方向と
空間方向に引き伸ばす。エッジ検出回路は、周辺画素と
の相関性を利用して画像のエッジ部分を検出する。適応
変換回路は、エッジ部分での動き情報のレベルを小さく
する。これにより、エッジ部分での動きの誤検出が抑圧
でき、より検出精度の高い動き情報検出回路を実現でき
る。
動きを検出する。時空間処理回路は、動きを時間方向と
空間方向に引き伸ばす。エッジ検出回路は、周辺画素と
の相関性を利用して画像のエッジ部分を検出する。適応
変換回路は、エッジ部分での動き情報のレベルを小さく
する。これにより、エッジ部分での動きの誤検出が抑圧
でき、より検出精度の高い動き情報検出回路を実現でき
る。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図において、1は動き検出回路、2は入力端子、3は
1フレームメモリ、4、12は減算回路、5はLPF、6、1
3は絶対値回路、7、14は非線形変換回路、8はBPF、9
はACC用増幅回路、10は復調回路、11は2フレームメモ
リ、15は合成回路、16はノイズ除去回路、17は時空間処
理回路、18は適応変換回路、19はエッジ検出回路であ
る。
1図において、1は動き検出回路、2は入力端子、3は
1フレームメモリ、4、12は減算回路、5はLPF、6、1
3は絶対値回路、7、14は非線形変換回路、8はBPF、9
はACC用増幅回路、10は復調回路、11は2フレームメモ
リ、15は合成回路、16はノイズ除去回路、17は時空間処
理回路、18は適応変換回路、19はエッジ検出回路であ
る。
入力端子2にデジタル化した例えばカラーテレビジョ
ン信号を入力し、1フレームメモリ3と、減算回路4と
によって1フレーム間差信号を得る。1フレーム間差信
号に含まれている色信号成分をLPF5で除去し、輝度成分
の動き検出信号を作成する。その後、絶対値回路6で差
信号の正負の極性を取り除き、非線形変換回路7でビッ
ト圧縮を行う。
ン信号を入力し、1フレームメモリ3と、減算回路4と
によって1フレーム間差信号を得る。1フレーム間差信
号に含まれている色信号成分をLPF5で除去し、輝度成分
の動き検出信号を作成する。その後、絶対値回路6で差
信号の正負の極性を取り除き、非線形変換回路7でビッ
ト圧縮を行う。
一方、入力端子2から入力したカラーテレビジョン信
号をBPF8で帯域制限して色信号帯域の信号を取り出し、
ACC用増幅回路9でバースト信号のレベルの変動を補正
し、復調回路10で色復調を行う。復調された色信号を2
フレームメモリ11と減算回路12とで2フレーム間差信号
を作成する。すなわち、色成分の動き検出信号を得る。
その後、絶対値回路13で差信号の正負の極性を取り除
き、非線形変換回路14でビット圧縮を行う。
号をBPF8で帯域制限して色信号帯域の信号を取り出し、
ACC用増幅回路9でバースト信号のレベルの変動を補正
し、復調回路10で色復調を行う。復調された色信号を2
フレームメモリ11と減算回路12とで2フレーム間差信号
を作成する。すなわち、色成分の動き検出信号を得る。
その後、絶対値回路13で差信号の正負の極性を取り除
き、非線形変換回路14でビット圧縮を行う。
そして、ビット圧縮した輝度成分の動き検出信号と色
成分の動き検出信号を合成回路15で合成する。そして、
合成回路15の出力信号をノイズ除去回路16に入力して動
き信号中のノイズ除去を行う。ノイズ除去回路16では、
ノイズ画素による動き検出信号と周辺画素による動き検
出信号との間に相関性がないことを利用してノイズ除去
を行い、ノイズによる動きの誤検出を防ぐ。ノイズ除去
回路16の出力信号を時空間処理回路17に入力し、ノイズ
除去された動き信号を時間方向と空間方向に引き伸ば
し、動きの速い画像や、絵柄の細かい画像に対しても誤
りのない動きの判定を行う。
成分の動き検出信号を合成回路15で合成する。そして、
合成回路15の出力信号をノイズ除去回路16に入力して動
き信号中のノイズ除去を行う。ノイズ除去回路16では、
ノイズ画素による動き検出信号と周辺画素による動き検
出信号との間に相関性がないことを利用してノイズ除去
を行い、ノイズによる動きの誤検出を防ぐ。ノイズ除去
回路16の出力信号を時空間処理回路17に入力し、ノイズ
除去された動き信号を時間方向と空間方向に引き伸ば
し、動きの速い画像や、絵柄の細かい画像に対しても誤
りのない動きの判定を行う。
また、入力端子2から入力したカラーテレビジョン信
号を、さらにエッジ検出回路19に供給する。エッジ検出
回路19では、画像のエッジ部分を検出し、エッジ検出信
号lを出力する。そして、時空間処理回路17の出力信号
と、エッジ検出信号lを適応変換回路18に入力する。適
応変換回路18では、時空間処理された動き情報信号にエ
ッジ検出信号lのレベルに応じた変換処理を施し、時空
間処理によってエッジ部分に及んだ不必要な動き情報を
削減する。これにより、エッジ部分での動きの誤検出を
抑圧することができる。そして、適応変換回路18の出力
信号を動き情報信号として出力端子20から出力し、動き
適応型信号処理回路の制御信号として用いる。
号を、さらにエッジ検出回路19に供給する。エッジ検出
回路19では、画像のエッジ部分を検出し、エッジ検出信
号lを出力する。そして、時空間処理回路17の出力信号
と、エッジ検出信号lを適応変換回路18に入力する。適
応変換回路18では、時空間処理された動き情報信号にエ
ッジ検出信号lのレベルに応じた変換処理を施し、時空
間処理によってエッジ部分に及んだ不必要な動き情報を
削減する。これにより、エッジ部分での動きの誤検出を
抑圧することができる。そして、適応変換回路18の出力
信号を動き情報信号として出力端子20から出力し、動き
適応型信号処理回路の制御信号として用いる。
次に、第2図を用いてエッジ検出回路の詳細な構成、
動作の一例を説明する。第2図はエッジ検出回路19の構
成を示すブロック図である。第2図において、19はエッ
ジ検出回路、2は入力端子、21は1H(1Hはテレビジョン
信号の1水平走査周期)メモリ、22は減算回路、23はLP
F、24は絶対値回路、25はビット圧縮回路、26は出力端
子である。第2図のエッジ検出回路19は、同一フィール
ド内で垂直方向に隣接する画素間の相関性を利用して、
画像の垂直エッジ部分を検出する。まず、入力端子2か
ら入力したカラーテレビジョン信号を1Hメモリ21に供給
し、1H期間遅延させる。そして、入力カラーテレビジョ
ン信号と1H期間遅延したカラーテレビジョン信号とを減
算回路22に入力し、両信号の差分を得る。同一フィール
ド内において、垂直方向にエッジ部分が存在する場合、
その画素での1H間差信号には有意の信号成分が生じる。
また、エッジ部分でない場合は、1H間差信号は零となる
ので、1H間差信号を作成することで画像のエッジ部分を
検出することができる。但し、カラーテレビジョン信号
の場合、色信号成分がライン間で逆位相となっているの
で、エッジでない部分の1H間差信号にも有意な信号成分
が生じる。そこで、LPF23で1H間差信号に含まれる色信
号成分を除去する。その後、絶対値回路24で差信号の正
負の極性を取り除く。ビット圧縮回路25では、絶対値回
路24で作成したエッジ検出信号を適応変換回路18の制御
信号として、例えば8ビットから2ビットに圧縮する。
そして、ビット圧縮回路25の出力信号をエッジ検出信号
lとして出力端子26から出力する。
動作の一例を説明する。第2図はエッジ検出回路19の構
成を示すブロック図である。第2図において、19はエッ
ジ検出回路、2は入力端子、21は1H(1Hはテレビジョン
信号の1水平走査周期)メモリ、22は減算回路、23はLP
F、24は絶対値回路、25はビット圧縮回路、26は出力端
子である。第2図のエッジ検出回路19は、同一フィール
ド内で垂直方向に隣接する画素間の相関性を利用して、
画像の垂直エッジ部分を検出する。まず、入力端子2か
ら入力したカラーテレビジョン信号を1Hメモリ21に供給
し、1H期間遅延させる。そして、入力カラーテレビジョ
ン信号と1H期間遅延したカラーテレビジョン信号とを減
算回路22に入力し、両信号の差分を得る。同一フィール
ド内において、垂直方向にエッジ部分が存在する場合、
その画素での1H間差信号には有意の信号成分が生じる。
また、エッジ部分でない場合は、1H間差信号は零となる
ので、1H間差信号を作成することで画像のエッジ部分を
検出することができる。但し、カラーテレビジョン信号
の場合、色信号成分がライン間で逆位相となっているの
で、エッジでない部分の1H間差信号にも有意な信号成分
が生じる。そこで、LPF23で1H間差信号に含まれる色信
号成分を除去する。その後、絶対値回路24で差信号の正
負の極性を取り除く。ビット圧縮回路25では、絶対値回
路24で作成したエッジ検出信号を適応変換回路18の制御
信号として、例えば8ビットから2ビットに圧縮する。
そして、ビット圧縮回路25の出力信号をエッジ検出信号
lとして出力端子26から出力する。
また、エッジ検出回路19で作成したエッジ検出信号l
は、適応変換回路18の制御信号以外に動き検出回路1に
おける非線形変換回路7、14の制御用信号として用いる
こともできる。検出した動き信号を非線形変換回路7、
14でビット圧縮する際、例えば、エッジレベルlが大き
い時は動き信号レベルを小さくするようなビット圧縮特
性に設定し、エッジレベルlが小さい時は動き信号レベ
ルを大きくするようなビット圧縮特性に設定する。これ
により、時空間処理前に生じるエッジ部分での動きの誤
検出を抑圧することができる。
は、適応変換回路18の制御信号以外に動き検出回路1に
おける非線形変換回路7、14の制御用信号として用いる
こともできる。検出した動き信号を非線形変換回路7、
14でビット圧縮する際、例えば、エッジレベルlが大き
い時は動き信号レベルを小さくするようなビット圧縮特
性に設定し、エッジレベルlが小さい時は動き信号レベ
ルを大きくするようなビット圧縮特性に設定する。これ
により、時空間処理前に生じるエッジ部分での動きの誤
検出を抑圧することができる。
次に、第3図、第4図、第5図を用いて適応変換回路
18の詳細な構成、動作の一例を説明する。第3図、第4
図は適応変換回路18の構成を示すブロック図、第5図は
適応変換回路の変換特性の一例を示す図である。第3
図、第4図において、18は適応変換回路、2、27は入力
端子、28、29、30、31はそれぞれ変換特性の異なる変換
回路、33、34、35、36はそれぞれ定数の異なる定数乗算
回路、32は選択回路、19はエッジ検出回路である。ここ
では、適応変換回路18の変換特性が、例えば4通りに切
り換わる場合の構成について説明する。第5図におい
て、横軸は適応変換回路18に入力する動き情報レベル、
縦軸は出力動き情報レベルを示し、変換特性は、出力動
き情報が入力動き情報の定数倍で表現できる、すなわ
ち、変換特性aは、出力動き情報レベルが入力動き情報
レベルをα倍した特性、特性bはβ倍、特性cはγ倍、
特性dはδ倍した特性である。まず、入力端子27から入
力した動き情報信号を変換回路28、29、30、31にそれぞ
れ入力する。そして、入力した動き情報を変換回路28で
は第5図に示す変換特性aで、変換回路29では特性b
で、変換回路30では特性cで、変換回路31では特性dで
それぞれ変換して出力する。変換回路28、29、30、31は
具体的には、例えば第4図に示すような、定数α、β、
γ、δをα>β>γ>δのように設定した定数乗算回路
33、34、35、36を用いることで第5図に示す変換特性を
実現できる。その後、変換回路28、29、30、31の出力信
号を選択回路32に入力する。選択回路32では、エッジ検
出回路19で検出したエッジ検出信号lのレベルに応じ
て、4つの入力信号のうち何れか1つを選択して出力す
る。例えばいま、エッジ検出信号lのレベルを4レベル
(0,1,2,3)とする。エッジ検出信号lがレベル0の場
合は、変換回路28の出力信号を選択し、レベル1の場合
は、変換回路29の出力を選択し、レベル2の場合は、変
換回路30の出力を選択し、レベル3の場合は、変換回路
31の出力を選択するように選択回路32を構成する。これ
により、エッジ検出信号lのレベルの大小によって変換
特性を切り換える適応変換回路18を実現でき、エッジレ
ベルlが大きくなるにしたがって、動き情報をより小さ
いレベルで出力するので、エッジ部分での動きの誤検出
を抑圧することができる。
18の詳細な構成、動作の一例を説明する。第3図、第4
図は適応変換回路18の構成を示すブロック図、第5図は
適応変換回路の変換特性の一例を示す図である。第3
図、第4図において、18は適応変換回路、2、27は入力
端子、28、29、30、31はそれぞれ変換特性の異なる変換
回路、33、34、35、36はそれぞれ定数の異なる定数乗算
回路、32は選択回路、19はエッジ検出回路である。ここ
では、適応変換回路18の変換特性が、例えば4通りに切
り換わる場合の構成について説明する。第5図におい
て、横軸は適応変換回路18に入力する動き情報レベル、
縦軸は出力動き情報レベルを示し、変換特性は、出力動
き情報が入力動き情報の定数倍で表現できる、すなわ
ち、変換特性aは、出力動き情報レベルが入力動き情報
レベルをα倍した特性、特性bはβ倍、特性cはγ倍、
特性dはδ倍した特性である。まず、入力端子27から入
力した動き情報信号を変換回路28、29、30、31にそれぞ
れ入力する。そして、入力した動き情報を変換回路28で
は第5図に示す変換特性aで、変換回路29では特性b
で、変換回路30では特性cで、変換回路31では特性dで
それぞれ変換して出力する。変換回路28、29、30、31は
具体的には、例えば第4図に示すような、定数α、β、
γ、δをα>β>γ>δのように設定した定数乗算回路
33、34、35、36を用いることで第5図に示す変換特性を
実現できる。その後、変換回路28、29、30、31の出力信
号を選択回路32に入力する。選択回路32では、エッジ検
出回路19で検出したエッジ検出信号lのレベルに応じ
て、4つの入力信号のうち何れか1つを選択して出力す
る。例えばいま、エッジ検出信号lのレベルを4レベル
(0,1,2,3)とする。エッジ検出信号lがレベル0の場
合は、変換回路28の出力信号を選択し、レベル1の場合
は、変換回路29の出力を選択し、レベル2の場合は、変
換回路30の出力を選択し、レベル3の場合は、変換回路
31の出力を選択するように選択回路32を構成する。これ
により、エッジ検出信号lのレベルの大小によって変換
特性を切り換える適応変換回路18を実現でき、エッジレ
ベルlが大きくなるにしたがって、動き情報をより小さ
いレベルで出力するので、エッジ部分での動きの誤検出
を抑圧することができる。
ここで、第5図に示した以外の変換特性も、変換回路
28、29、30、31の構成によって、任意に設定することが
できる。例えば、第6図に示すような出力動き情報レベ
ルが入力動き情報レベルに対しある一定量小さい特性、
すなわち、変換特性aは、出力動き情報レベルが入力動
き情報レベルから−αした特性、特性bは−β、特性c
は−γ、特性dは−δした特性の場合は、第3図におけ
る変換回路28、29、30、31に定数α、β、γ、δをα<
β<γ<δのように設定した定数減算回路を用いること
で実現できる。また、特性の切り換えも4段階に限ら
ず、変換回路の個数によって任意に設定できる。
28、29、30、31の構成によって、任意に設定することが
できる。例えば、第6図に示すような出力動き情報レベ
ルが入力動き情報レベルに対しある一定量小さい特性、
すなわち、変換特性aは、出力動き情報レベルが入力動
き情報レベルから−αした特性、特性bは−β、特性c
は−γ、特性dは−δした特性の場合は、第3図におけ
る変換回路28、29、30、31に定数α、β、γ、δをα<
β<γ<δのように設定した定数減算回路を用いること
で実現できる。また、特性の切り換えも4段階に限ら
ず、変換回路の個数によって任意に設定できる。
以上本実施例によれば、時空間処理によって生じたエ
ッジ部分での動きの誤検出を抑圧することにより、より
高精度な動き情報信号を検出できるという効果がある。
ッジ部分での動きの誤検出を抑圧することにより、より
高精度な動き情報信号を検出できるという効果がある。
次に、本発明における適応変換回路18のその他の実施
例を第7図を用いて説明する。本実施例は、係数発生回
路と乗算回路で構成した回路規模の小さい適応変換回路
18の一例である。第7図は、本実施例で説明する適応変
換回路18のブロック図である。第7図において、18は適
応変換回路、27は入力端子、37は乗算回路、38は係数発
生回路、20は出力端子、19はエッジ検出回路である。
例を第7図を用いて説明する。本実施例は、係数発生回
路と乗算回路で構成した回路規模の小さい適応変換回路
18の一例である。第7図は、本実施例で説明する適応変
換回路18のブロック図である。第7図において、18は適
応変換回路、27は入力端子、37は乗算回路、38は係数発
生回路、20は出力端子、19はエッジ検出回路である。
本実施例における適応変換回路18の変換特性は、前実
施例で示した第5図の特性とする。エッジ変換回路18で
検出したエッジ検出信号lを係数発生回路38に供給し、
エッジレベルlに応じた係数を作成する。そして、乗算
回路37で、入力した動き情報信号と係数発生回路38で作
成した係数との乗算を行う。エッジ検出信号lのレベル
が例えば4段階(0,1,2,3)の場合、係数発生回路38に
おいて、エッジレベル0の時は係数α、レベル1の時は
β、レベル2の時はγ、レベル3の時はδを出力する構
成にすれば、乗算回路37の出力端子からは、第4図の適
応変換回路と全く同じ動き情報信号を得ることができ
る。また、第6図の変換特性も、乗算回路37の代わりに
減算回路を適用することで同様に実現できる。
施例で示した第5図の特性とする。エッジ変換回路18で
検出したエッジ検出信号lを係数発生回路38に供給し、
エッジレベルlに応じた係数を作成する。そして、乗算
回路37で、入力した動き情報信号と係数発生回路38で作
成した係数との乗算を行う。エッジ検出信号lのレベル
が例えば4段階(0,1,2,3)の場合、係数発生回路38に
おいて、エッジレベル0の時は係数α、レベル1の時は
β、レベル2の時はγ、レベル3の時はδを出力する構
成にすれば、乗算回路37の出力端子からは、第4図の適
応変換回路と全く同じ動き情報信号を得ることができ
る。また、第6図の変換特性も、乗算回路37の代わりに
減算回路を適用することで同様に実現できる。
以上本実施例によれば、前実施例と同様に、エッジ部
分に生じる動きの誤検出を抑圧した高精度な動き情報信
号を検出でき、また、適応変換回路18を前実施例に比べ
小さい回路規模で実現できる。
分に生じる動きの誤検出を抑圧した高精度な動き情報信
号を検出でき、また、適応変換回路18を前実施例に比べ
小さい回路規模で実現できる。
次に、本発明における適応変換回路18のその他の実施
例を第8図を用いて説明する。本実施例は、異なる変換
特性をビットシフトで実現した適応変換回路18の一例で
ある。第8図は、本実施例で説明する適応変換回路18の
ブロック図である。第8図において、18は適応変換回
路、27は入力端子、32は選択回路、20は出力端子、19は
エッジ検出回路である。本実施例では、例えば、出力動
き情報信号が入力動き情報信号の1倍(変換しない)、
1/2倍、1/4倍の3段階の特性を切り換える場合の構成に
ついて説明する。いま、入力動き情報信号が、例えば4
ビットの信号(x3,x2,x1,x0,x3は最上位ビット、x2は上
位2番目のビット、x1は上位3番目のビット、x0は最下
位ビット)であるとする。選択回路32は、入力端子a
(a3,a2,a1,a0,a3は最上位ビット、a2は上位2番目のビ
ット、a1は上位3番目のビット、a0は最下位ビット)、
入力端子b(b3,b2,b1,b0,b3は最上位ビット、b2は上位
2番目のビット、b1は上位3番目のビット、b0は最下位
ビット)、入力端子c(c3,c2,c1,c0,c3は最上位ビッ
ト、c2は上位2番目のビット、c1は上位3番目のビッ
ト、c0は最下位ビット)の3系統各4ビットの入力端子
を持ち、そのうち何れか1つを選択して出力端子y(y
3,y2,y1,y0,y3は最上位ビット、y2は上位2番目のビッ
ト、y1は上位3番目のビット、y0は最下位ビット)から
出力する。ここで、1/2倍、1/4倍の変換は、入力する動
き情報信号のビットシフトで行う。まず、入力端子aに
は入力動き情報信号をそのまま入力する(a3にx3、a2に
x2、a1にx1、a0にx0)。入力端子bには、入力動き情報
信号を1ビット右シフトして入力する(b3はlowレベル
固定、b2にx3、b1にx2、b0にx1)。入力端子cには、入
力動き情報信号を2ビット右シフトして入力する(b3,b
2はlowレベル設定、b1にx3,b0にx2)。例えば、入力す
る動き情報レベルが8(1000)の場合、選択回路32の入
力端子aには8(1000)、入力端子bには4(0100)、
入力端子cには、2(0010)が入力される。したがっ
て、この構成にすることで、入力端子aには1倍、入力
端子bには1/2倍、入力端子cには1/4倍の動き情報信号
を入力したことになる。そして、選択回路32では、エッ
ジ検出信号lのレベルの大小によって、入力端子a、
b、cの動き情報信号の何れかを選択する。例えば、エ
ッジ検出信号lのレベルが3段階(0,1,2)である場
合、エッジレベル0のときは入力端子aの信号(1倍)
を選択し、エッジレベル1のときは入力端子bの信号
(1/2倍)を選択し、エッジレベル2のときは入力端子
cの信号(1/4倍)を選択して、出力端子yから出力す
る。これにより、前実施例と同様に、エッジ部分での動
き情報を削減し、動きの誤検出を抑圧することができ
る。
例を第8図を用いて説明する。本実施例は、異なる変換
特性をビットシフトで実現した適応変換回路18の一例で
ある。第8図は、本実施例で説明する適応変換回路18の
ブロック図である。第8図において、18は適応変換回
路、27は入力端子、32は選択回路、20は出力端子、19は
エッジ検出回路である。本実施例では、例えば、出力動
き情報信号が入力動き情報信号の1倍(変換しない)、
1/2倍、1/4倍の3段階の特性を切り換える場合の構成に
ついて説明する。いま、入力動き情報信号が、例えば4
ビットの信号(x3,x2,x1,x0,x3は最上位ビット、x2は上
位2番目のビット、x1は上位3番目のビット、x0は最下
位ビット)であるとする。選択回路32は、入力端子a
(a3,a2,a1,a0,a3は最上位ビット、a2は上位2番目のビ
ット、a1は上位3番目のビット、a0は最下位ビット)、
入力端子b(b3,b2,b1,b0,b3は最上位ビット、b2は上位
2番目のビット、b1は上位3番目のビット、b0は最下位
ビット)、入力端子c(c3,c2,c1,c0,c3は最上位ビッ
ト、c2は上位2番目のビット、c1は上位3番目のビッ
ト、c0は最下位ビット)の3系統各4ビットの入力端子
を持ち、そのうち何れか1つを選択して出力端子y(y
3,y2,y1,y0,y3は最上位ビット、y2は上位2番目のビッ
ト、y1は上位3番目のビット、y0は最下位ビット)から
出力する。ここで、1/2倍、1/4倍の変換は、入力する動
き情報信号のビットシフトで行う。まず、入力端子aに
は入力動き情報信号をそのまま入力する(a3にx3、a2に
x2、a1にx1、a0にx0)。入力端子bには、入力動き情報
信号を1ビット右シフトして入力する(b3はlowレベル
固定、b2にx3、b1にx2、b0にx1)。入力端子cには、入
力動き情報信号を2ビット右シフトして入力する(b3,b
2はlowレベル設定、b1にx3,b0にx2)。例えば、入力す
る動き情報レベルが8(1000)の場合、選択回路32の入
力端子aには8(1000)、入力端子bには4(0100)、
入力端子cには、2(0010)が入力される。したがっ
て、この構成にすることで、入力端子aには1倍、入力
端子bには1/2倍、入力端子cには1/4倍の動き情報信号
を入力したことになる。そして、選択回路32では、エッ
ジ検出信号lのレベルの大小によって、入力端子a、
b、cの動き情報信号の何れかを選択する。例えば、エ
ッジ検出信号lのレベルが3段階(0,1,2)である場
合、エッジレベル0のときは入力端子aの信号(1倍)
を選択し、エッジレベル1のときは入力端子bの信号
(1/2倍)を選択し、エッジレベル2のときは入力端子
cの信号(1/4倍)を選択して、出力端子yから出力す
る。これにより、前実施例と同様に、エッジ部分での動
き情報を削減し、動きの誤検出を抑圧することができ
る。
以上、本実施例によれば、前実施例と同様に、エッジ
部分に生じる動きの誤検出を抑圧し、高精度な動き情報
信号を検出できる。また、適応変換回路18を選択回路32
だけで構成することにより、回路規模を非常に小さくす
ることができる。
部分に生じる動きの誤検出を抑圧し、高精度な動き情報
信号を検出できる。また、適応変換回路18を選択回路32
だけで構成することにより、回路規模を非常に小さくす
ることができる。
次に、本発明におけるエッジ検出回路19のその他の実
施例を第9図を用いて説明する。本実施例は、画像の垂
直エッジ部分と水平エッジ部分を検出してエッジ検出信
号lを作成するエッジ検出回路19の一例である。第9図
は、本実施例で説明するエッジ検出回路19のブロック図
である。第9図において、39はBPF、40は絶対値回路、4
1はビット圧縮回路、42は合成回路、その他は第2図と
同じである。本実施例における画像の垂直エッジ信号
は、第2図のエッジ検出回路19と同様に、1H間差信号に
LPF処理を施し、絶対値回路24、ビット圧縮回路25を介
して検出する。一方、画像の水平エッジ部分は、入力カ
ラーテレビジョン信号から水平エッジ部分に相当する周
波数帯域(例えば、1.8±0.5MHz)の信号を取り出すこ
とにより検出する。まず、入力端子2から入力したカラ
ーテレビジョン信号をBPF39に入力し、BPF39でフィルタ
処理を行い、水平エッジ信号を作成する。その後、垂直
エッジ検出と同様に、絶対値回路40で正負の極性を取り
除き、ビット圧縮回路41でビット圧縮をする。ビット圧
縮された垂直エッジ信号と水平エッジ信号を合成回路42
で合成し、出力端子26からエッジ検出信号lとして出力
する。本実施例におけるエッジ検出回路19で検出したエ
ッジ検出信号lは、画像の垂直、水平両方のエッジ成分
を含んでいる。したがって、エッジ検出信号lで制御さ
れる適応変換回路18において、垂直エッジ、水平エッジ
両方の動きの誤検出を抑圧することができる。
施例を第9図を用いて説明する。本実施例は、画像の垂
直エッジ部分と水平エッジ部分を検出してエッジ検出信
号lを作成するエッジ検出回路19の一例である。第9図
は、本実施例で説明するエッジ検出回路19のブロック図
である。第9図において、39はBPF、40は絶対値回路、4
1はビット圧縮回路、42は合成回路、その他は第2図と
同じである。本実施例における画像の垂直エッジ信号
は、第2図のエッジ検出回路19と同様に、1H間差信号に
LPF処理を施し、絶対値回路24、ビット圧縮回路25を介
して検出する。一方、画像の水平エッジ部分は、入力カ
ラーテレビジョン信号から水平エッジ部分に相当する周
波数帯域(例えば、1.8±0.5MHz)の信号を取り出すこ
とにより検出する。まず、入力端子2から入力したカラ
ーテレビジョン信号をBPF39に入力し、BPF39でフィルタ
処理を行い、水平エッジ信号を作成する。その後、垂直
エッジ検出と同様に、絶対値回路40で正負の極性を取り
除き、ビット圧縮回路41でビット圧縮をする。ビット圧
縮された垂直エッジ信号と水平エッジ信号を合成回路42
で合成し、出力端子26からエッジ検出信号lとして出力
する。本実施例におけるエッジ検出回路19で検出したエ
ッジ検出信号lは、画像の垂直、水平両方のエッジ成分
を含んでいる。したがって、エッジ検出信号lで制御さ
れる適応変換回路18において、垂直エッジ、水平エッジ
両方の動きの誤検出を抑圧することができる。
以上、本実施例によれば、エッジ検出回路で垂直エッ
ジのほかに水平エッジも検出し、それらを合成してエッ
ジ検出信号lを作成するので、画像の全てのエッジ部分
を検出することができる。これにより、適応変換回路18
において、画像の全てのエッジ部分の動きの誤検出を抑
えることができる。
ジのほかに水平エッジも検出し、それらを合成してエッ
ジ検出信号lを作成するので、画像の全てのエッジ部分
を検出することができる。これにより、適応変換回路18
において、画像の全てのエッジ部分の動きの誤検出を抑
えることができる。
次に、本発明における動き検出回路1のその他の実施
例を第10図を用いて説明する。本実施例は色信号成分の
動き信号の検出を1フレームメモリと2つの1Hメモリを
用いて行う動き検出回路1の一例である。第10図は本実
施例で説明する動き検出回路1のブロック図である。第
10図において、43は1フレームメモリ、44、46は1Hメモ
リ、45、47は減算回路、48、49は絶対値回路、50は出力
端子、その他は第1図と同じである。本実施例における
輝度信号成分の動き信号の検出は、第1図の実施例と同
様に1フレーム間差信号にLPF処理を施し、絶対値回路
6、非線形変換回路7を介して行う。一方、色成分の動
き信号は以下のようにして行う。まず、入力端子2から
入力したカラーテレビジョン信号をBPF8に供給し、色信
号帯域の信号を取り出し、ACC用増幅回路9でバースト
信号のレベル変動を補正する。ACC用増幅回路9の出力
信号は、1ライン間で輝度信号の高域成分が同位相、色
信号成分が逆位相となっている。そこで、1Hメモリ44で
1H遅延した信号と、1Hメモリ44の入力信号とを減算回路
45で減算することで色信号成分のみが抽出できる。ま
た、ACC用増幅回路9の出力信号を1フレームメモリ43
で1フレーム期間遅延させる。この1フレーム期間遅延
した信号から、1Hメモリ46と減算回路47を用いて、1フ
レームメモリ43の入力信号の処理と同様に色信号成分の
みを抽出する。ここで、減算回路45、47から出力される
1フレーム期間離れた2つの色信号は位相が反転してい
るので、両信号の単純な差分からは動きを検出すること
はできない。そこで絶対値回路48、49で両信号の絶対値
をとった後、減算回路12で色信号成分の動きを得る。そ
して、第1図の実施例と同様にして、絶対値回路13で正
負の極性を取り除き、非線形変換回路14でビット圧縮を
施す。その後、ビット圧縮した輝度成分の動き検出信号
と色成分の動き検出信号を合成回路15で合成し、ノイズ
除去回路16でノイズ除去処理を施した後、出力端子50か
ら動き信号として出力する。以上本実施例によれば、第
1図の実施例と同等に画像の動きを検出することがで
き、色信号成分の動きの検出に1フレームメモリと、2
つの1Hメモリを用いることで、第1図の実施例に比べ回
路規模を小さくすることができる。
例を第10図を用いて説明する。本実施例は色信号成分の
動き信号の検出を1フレームメモリと2つの1Hメモリを
用いて行う動き検出回路1の一例である。第10図は本実
施例で説明する動き検出回路1のブロック図である。第
10図において、43は1フレームメモリ、44、46は1Hメモ
リ、45、47は減算回路、48、49は絶対値回路、50は出力
端子、その他は第1図と同じである。本実施例における
輝度信号成分の動き信号の検出は、第1図の実施例と同
様に1フレーム間差信号にLPF処理を施し、絶対値回路
6、非線形変換回路7を介して行う。一方、色成分の動
き信号は以下のようにして行う。まず、入力端子2から
入力したカラーテレビジョン信号をBPF8に供給し、色信
号帯域の信号を取り出し、ACC用増幅回路9でバースト
信号のレベル変動を補正する。ACC用増幅回路9の出力
信号は、1ライン間で輝度信号の高域成分が同位相、色
信号成分が逆位相となっている。そこで、1Hメモリ44で
1H遅延した信号と、1Hメモリ44の入力信号とを減算回路
45で減算することで色信号成分のみが抽出できる。ま
た、ACC用増幅回路9の出力信号を1フレームメモリ43
で1フレーム期間遅延させる。この1フレーム期間遅延
した信号から、1Hメモリ46と減算回路47を用いて、1フ
レームメモリ43の入力信号の処理と同様に色信号成分の
みを抽出する。ここで、減算回路45、47から出力される
1フレーム期間離れた2つの色信号は位相が反転してい
るので、両信号の単純な差分からは動きを検出すること
はできない。そこで絶対値回路48、49で両信号の絶対値
をとった後、減算回路12で色信号成分の動きを得る。そ
して、第1図の実施例と同様にして、絶対値回路13で正
負の極性を取り除き、非線形変換回路14でビット圧縮を
施す。その後、ビット圧縮した輝度成分の動き検出信号
と色成分の動き検出信号を合成回路15で合成し、ノイズ
除去回路16でノイズ除去処理を施した後、出力端子50か
ら動き信号として出力する。以上本実施例によれば、第
1図の実施例と同等に画像の動きを検出することがで
き、色信号成分の動きの検出に1フレームメモリと、2
つの1Hメモリを用いることで、第1図の実施例に比べ回
路規模を小さくすることができる。
次に本発明のその他の実施例を第11図を用いて説明す
る。本実施例は、時空間処理された動き情報信号を2つ
の適応変換回路で変換処理する動き情報信号検出回路の
一例である。第11図は本実施例で説明する動き情報信号
検出回路のブロック図である。第11図において、1は動
き検出回路、2は入力端子、17は時空間処理回路、19は
エッジ検出回路、51、52は適応変換回路、52、53は出力
端子である。まず、入力端子2にカラーテレビジョン信
号を入力し、動き検出回路1、時空間処理回路17で動き
情報信号を得る。その後、この動き情報信号を2つの適
応変換回路51、52にそれぞれ供給し、エッジ検出回路で
作成したエッジ検出信号lで適応変換回路51、52をそれ
ぞれ制御し変換処理を施す。そして、動き適応型信号処
理回路の制御信号として、適応変換回路51、52の出力信
号を出力端子53、54からそれぞれ出力する。ここで例え
ば、出力端子53からの動き情報信号は、動き適応型輝度
信号色信号分離回路(以下、適応YC分離回路と記す)の
制御信号として用い、出力端子54からの動き情報信号
は、動き適応型走査線補間回路(以下、適応補間回路と
記す)の制御信号として用いるものとする。この場合、
適応変換回路51の変換特性を適応YC分離回路の制御信号
として最適な特性に設定し、また、適応変換回路52の変
換特性を適応補間回路の制御信号として最適な特性に設
定する。これにより、画像のエッジ部分での動きの誤検
出をより正確に抑圧することができる。
る。本実施例は、時空間処理された動き情報信号を2つ
の適応変換回路で変換処理する動き情報信号検出回路の
一例である。第11図は本実施例で説明する動き情報信号
検出回路のブロック図である。第11図において、1は動
き検出回路、2は入力端子、17は時空間処理回路、19は
エッジ検出回路、51、52は適応変換回路、52、53は出力
端子である。まず、入力端子2にカラーテレビジョン信
号を入力し、動き検出回路1、時空間処理回路17で動き
情報信号を得る。その後、この動き情報信号を2つの適
応変換回路51、52にそれぞれ供給し、エッジ検出回路で
作成したエッジ検出信号lで適応変換回路51、52をそれ
ぞれ制御し変換処理を施す。そして、動き適応型信号処
理回路の制御信号として、適応変換回路51、52の出力信
号を出力端子53、54からそれぞれ出力する。ここで例え
ば、出力端子53からの動き情報信号は、動き適応型輝度
信号色信号分離回路(以下、適応YC分離回路と記す)の
制御信号として用い、出力端子54からの動き情報信号
は、動き適応型走査線補間回路(以下、適応補間回路と
記す)の制御信号として用いるものとする。この場合、
適応変換回路51の変換特性を適応YC分離回路の制御信号
として最適な特性に設定し、また、適応変換回路52の変
換特性を適応補間回路の制御信号として最適な特性に設
定する。これにより、画像のエッジ部分での動きの誤検
出をより正確に抑圧することができる。
また、第12図に示すような、適応YC分離回路を制御す
る動き情報信号と適応補間回路を制御する動き情報信号
のうち、何れか一方だけにエッジによる適応変換処理を
施す構成も考えられる。この構成の場合、一方の動き適
応型信号処理回路においては、動きの検出もれによる誤
動作防止を重視した制御を、他方の動き適応型信号処理
回路においては、エッジ部分での動きの誤検出方による
誤動作防止を重視した制御を実現する動き情報信号を検
出することができる。
る動き情報信号と適応補間回路を制御する動き情報信号
のうち、何れか一方だけにエッジによる適応変換処理を
施す構成も考えられる。この構成の場合、一方の動き適
応型信号処理回路においては、動きの検出もれによる誤
動作防止を重視した制御を、他方の動き適応型信号処理
回路においては、エッジ部分での動きの誤検出方による
誤動作防止を重視した制御を実現する動き情報信号を検
出することができる。
以上本実施例によれば、2つの適応変換回路を用いる
ことで、適応YC分離回路と適応補間回路を制御する2つ
の動き情報信号のエッジによる変換処理を、それぞれ最
適な変換特性で行うことができる。これにより、エッジ
部分での動きの誤検出による画質劣化をより正確に抑圧
することができる。
ことで、適応YC分離回路と適応補間回路を制御する2つ
の動き情報信号のエッジによる変換処理を、それぞれ最
適な変換特性で行うことができる。これにより、エッジ
部分での動きの誤検出による画質劣化をより正確に抑圧
することができる。
本発明によれば、動き情報信号検出回路において、エ
ッジ検出回路と適応変換回路によって、時空間処理で引
き伸ばされ、画像のエッジ部分に及んだ不必要な動きを
削減できるので、精度の高い動き情報信号を検出するこ
とができる。これにより、動き適応型信号処理回路にお
いて、エッジ部分での誤った動画処理による画像のちら
つきやドット妨害を抑える効果がある。
ッジ検出回路と適応変換回路によって、時空間処理で引
き伸ばされ、画像のエッジ部分に及んだ不必要な動きを
削減できるので、精度の高い動き情報信号を検出するこ
とができる。これにより、動き適応型信号処理回路にお
いて、エッジ部分での誤った動画処理による画像のちら
つきやドット妨害を抑える効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
エッジ検出回路の具体的構成を示すブロック図、第3図
は適応変換回路の具体的構成を示すブロック図、第4図
は適応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第
5図は適応変換回路の変換特性を示す特性図、第6図は
適応変換回路の他の変換特性を示す特性図、第7図は適
応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第8図
は適応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第
9図はエッジ検出回路の他の具体的構成を示すブロック
図、第10図は動き検出回路の他の構成を示すブロック
図、第11図、第12図は本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、第13図は従来例を示すブロック図である。 符号の説明 1……動き検出回路、2,27……入力端子、3,43……1フ
レームメモリ、4,12,22,45,47……減算回路、5,23……L
PF、6,13,24,40,48,49……絶対値回路、7,14……非線形
変換回路、8,39……BPF、9……ACC用増幅回路、10……
復調回路、11……2フレームメモリ、15,42……合成回
路、16……ノイズ除去回路、17……時空間処理回路、1
8,51,52,55……適応変換回路、19……エッジ検出回路、
20,26,50,53,54……出力端子、21,44,46……1Hメモリ、
25,41……ビット圧縮回路、28,29,30,31……変換回路、
32……選択回路、33,34,35,36……定数乗算器、37……
乗算器、38……係数発生回路。
エッジ検出回路の具体的構成を示すブロック図、第3図
は適応変換回路の具体的構成を示すブロック図、第4図
は適応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第
5図は適応変換回路の変換特性を示す特性図、第6図は
適応変換回路の他の変換特性を示す特性図、第7図は適
応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第8図
は適応変換回路の他の具体的構成を示すブロック図、第
9図はエッジ検出回路の他の具体的構成を示すブロック
図、第10図は動き検出回路の他の構成を示すブロック
図、第11図、第12図は本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、第13図は従来例を示すブロック図である。 符号の説明 1……動き検出回路、2,27……入力端子、3,43……1フ
レームメモリ、4,12,22,45,47……減算回路、5,23……L
PF、6,13,24,40,48,49……絶対値回路、7,14……非線形
変換回路、8,39……BPF、9……ACC用増幅回路、10……
復調回路、11……2フレームメモリ、15,42……合成回
路、16……ノイズ除去回路、17……時空間処理回路、1
8,51,52,55……適応変換回路、19……エッジ検出回路、
20,26,50,53,54……出力端子、21,44,46……1Hメモリ、
25,41……ビット圧縮回路、28,29,30,31……変換回路、
32……選択回路、33,34,35,36……定数乗算器、37……
乗算器、38……係数発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 辰雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−90987(JP,A) 特開 平1−318491(JP,A) 特開 平1−277094(JP,A) 特開 昭63−21093(JP,A) 特開 昭62−76890(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/77 H04N 7/01 H04N 11/04
Claims (3)
- 【請求項1】デジタル化したテレビジョン信号から画像
の動きを検出する動き検出回路と、該動き検出回路から
出力された動き検出信号を時間及び空間方向へ引伸ばす
ための時空間処理回路と、前記テレビジョン信号から画
像のエッジ部分を検出するエッジ検出回路と、前記時空
間処理回路からの出力信号をその入力信号とし、前記エ
ッジ検出回路から出力されたエッジ検出信号のレベルに
応じて該入力信号をレベル変換し、動き情報信号として
出力する適応変換回路とを備え、 前記適応変換回路は、前記エッジ検出信号のレベルが大
きくなるに従って、前記入力信号のあるレベルに対する
出力信号のレベルを小さくするような変換特性を有する
ことを特徴とする動き情報信号検出回路。 - 【請求項2】前記適応変換回路は、前記入力信号をレベ
ル変換するための複数の変換特性を有し、前記エッジ検
出回路の出力信号レベルに応じて前記複数の変換特性の
いずれか1つを選択して動作することを特徴とする請求
項1に記載の動き情報信号検出回路。 - 【請求項3】前記動き検出回路は、前記エッジ検出回路
から出力されたエッジ検出信号が入力され、該エッジ検
出信号が大きくなるに従って、動き検出信号の出力レベ
ルを小さくするように構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の動き情報信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01494190A JP3231309B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 動き情報信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01494190A JP3231309B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 動き情報信号検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03220889A JPH03220889A (ja) | 1991-09-30 |
JP3231309B2 true JP3231309B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=11874985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01494190A Expired - Fee Related JP3231309B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 動き情報信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231309B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184849A (ja) * | 2003-12-23 | 2005-07-07 | Genesis Microchip Inc | ビデオ信号における動き検出 |
JP2006115503A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Genesis Microchip Inc | 動きスレッショルドロジックのための副搬送波検出(scd) |
US8019124B2 (en) | 2003-12-23 | 2011-09-13 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass |
US8335257B2 (en) | 2003-12-23 | 2012-12-18 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Vector selection decision for pixel interpolation |
US8588306B2 (en) | 2003-12-23 | 2013-11-19 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Temporal motion vector filtering |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3240936B2 (ja) * | 1996-09-30 | 2001-12-25 | 日本電気株式会社 | 動き処理回路 |
JP2001204045A (ja) | 2000-01-24 | 2001-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | 動き検出装置 |
JP2008160419A (ja) | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 動き検出装置 |
JP5057964B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-10-24 | 三菱電機株式会社 | 映像信号処理装置、映像信号処理方法、及び映像信号表示装置 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP01494190A patent/JP3231309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184849A (ja) * | 2003-12-23 | 2005-07-07 | Genesis Microchip Inc | ビデオ信号における動き検出 |
US8019124B2 (en) | 2003-12-23 | 2011-09-13 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass |
US8315436B2 (en) | 2003-12-23 | 2012-11-20 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Robust camera pan vector estimation using iterative center of mass |
US8335257B2 (en) | 2003-12-23 | 2012-12-18 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Vector selection decision for pixel interpolation |
US8588306B2 (en) | 2003-12-23 | 2013-11-19 | Tamiras Per Pte. Ltd., Llc | Temporal motion vector filtering |
JP2006115503A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Genesis Microchip Inc | 動きスレッショルドロジックのための副搬送波検出(scd) |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03220889A (ja) | 1991-09-30 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |