JP3230247B2 - データ記録/再生方法 - Google Patents
データ記録/再生方法Info
- Publication number
- JP3230247B2 JP3230247B2 JP12667991A JP12667991A JP3230247B2 JP 3230247 B2 JP3230247 B2 JP 3230247B2 JP 12667991 A JP12667991 A JP 12667991A JP 12667991 A JP12667991 A JP 12667991A JP 3230247 B2 JP3230247 B2 JP 3230247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- time
- optical disk
- unit
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、要求される転送レー
トより高速でディスクを回転制御するようにしたデータ
記録/再生方法に関する。
トより高速でディスクを回転制御するようにしたデータ
記録/再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクを高速回転させることで、デー
タの信頼性の向上を図るようにしたデータ記録/再生装
置が知られている。このように、ディスクを高速回転さ
せる場合、従来では、各トラックの最初のセクタの開始
位置から最後のセクタの終了位置までトレースし、最後
のセクタがトレースできたらトラックジャンプして前の
トラックの最初のセクタの開始位置に戻るような処理が
繰り返されている。例えば、図4に示すように、先ず、
トラックTn のセクタS0からS7までトレースされ、
トラックジャンプして、トラックTn のセクタS0の先
頭に戻り、再び、トラックTn のセクタS0からセクタ
S7までトレースされるような処理が繰り返される。
タの信頼性の向上を図るようにしたデータ記録/再生装
置が知られている。このように、ディスクを高速回転さ
せる場合、従来では、各トラックの最初のセクタの開始
位置から最後のセクタの終了位置までトレースし、最後
のセクタがトレースできたらトラックジャンプして前の
トラックの最初のセクタの開始位置に戻るような処理が
繰り返されている。例えば、図4に示すように、先ず、
トラックTn のセクタS0からS7までトレースされ、
トラックジャンプして、トラックTn のセクタS0の先
頭に戻り、再び、トラックTn のセクタS0からセクタ
S7までトレースされるような処理が繰り返される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
矢印Cで示すように、トラックジャンプの時間が必要で
あるため、トラックジャンプの直後にトレースされるセ
クタの再生信号は得られない。したがって、上述のよう
に、各トラックの最初のセクタS0の開始位置から最後
のセクタS7の終りに行くまでトレースし、最後のトラ
ックS7がトレースできたらトラックジャンプして前の
トラックの最初のセクタS0の開始位置に戻るような処
理を繰り返した場合には、常に、各トラックの最初のセ
クタS0の信号が得られないことになる。また、ディス
クをn倍速で回転させる場合、トラック数nをトレース
してから元に戻るような処理をすることが考えられる。
ところが、このような処理では、本来の転送レートとデ
ィスクの回転速度の関係に因っては時間合わせがうまく
いかなくなる。
矢印Cで示すように、トラックジャンプの時間が必要で
あるため、トラックジャンプの直後にトレースされるセ
クタの再生信号は得られない。したがって、上述のよう
に、各トラックの最初のセクタS0の開始位置から最後
のセクタS7の終りに行くまでトレースし、最後のトラ
ックS7がトレースできたらトラックジャンプして前の
トラックの最初のセクタS0の開始位置に戻るような処
理を繰り返した場合には、常に、各トラックの最初のセ
クタS0の信号が得られないことになる。また、ディス
クをn倍速で回転させる場合、トラック数nをトレース
してから元に戻るような処理をすることが考えられる。
ところが、このような処理では、本来の転送レートとデ
ィスクの回転速度の関係に因っては時間合わせがうまく
いかなくなる。
【0004】したがって、この発明の目的は、ディスク
を高速回転させた時に、全てのセクタについてデータの
信頼性を向上できると共に、時間合わせが簡単に行なえ
るデータ記録/再生方法を提供することにある。
を高速回転させた時に、全てのセクタについてデータの
信頼性を向上できると共に、時間合わせが簡単に行なえ
るデータ記録/再生方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、本来の回転
速度より速い速度でディスクを角速度一定で回転させ、
複数セクタからなるトラックを所定単位として、所定単
位の走査を複数回繰り返して記録/再生するようにした
データ記録/再生方法であって、 ディスクが1回転する
のに要する時間をu、本来の回転速度の時にディスクが
1回転するのに要する時間をv、トラックジャンプに要
する時間をt、単位トラック数をi、走査繰り返し数を
Nとし、t=ju(jは正の整数)に選定し、終端から
始端に移る時間をwとし、[w/u]をw/uより大き
い最小の整数とし、t=ju、j=[w/u]とする
と、 u(i+j)N−uj=vi を満足する走査繰り返し数Nと単位トラック数iで、デ
ィスクを記録/再生するようにしたデータ記録/再生方
法 である。
速度より速い速度でディスクを角速度一定で回転させ、
複数セクタからなるトラックを所定単位として、所定単
位の走査を複数回繰り返して記録/再生するようにした
データ記録/再生方法であって、 ディスクが1回転する
のに要する時間をu、本来の回転速度の時にディスクが
1回転するのに要する時間をv、トラックジャンプに要
する時間をt、単位トラック数をi、走査繰り返し数を
Nとし、t=ju(jは正の整数)に選定し、終端から
始端に移る時間をwとし、[w/u]をw/uより大き
い最小の整数とし、t=ju、j=[w/u]とする
と、 u(i+j)N−uj=vi を満足する走査繰り返し数Nと単位トラック数iで、デ
ィスクを記録/再生するようにしたデータ記録/再生方
法 である。
【0006】この発明は、要求される転送レートより速
い速度でディスクを角速度一定で回転させ、複数セクタ
を所定単位として、所定単位の走査を複数回繰り返して
記録及び記録状態の確認をし、所定単位の走査を繰り返
して走査させた後に次の所定単位の先頭にくるようにし
たデータ記録方法である。
い速度でディスクを角速度一定で回転させ、複数セクタ
を所定単位として、所定単位の走査を複数回繰り返して
記録及び記録状態の確認をし、所定単位の走査を繰り返
して走査させた後に次の所定単位の先頭にくるようにし
たデータ記録方法である。
【0007】
【作用】所定単位iトラックの走査をN回繰り返して再
生し、所定単位iトラックの走査をN回繰り返して走査
させた後に次の所定単位の先頭に戻るように制御する。
これにより、時間合わせが不要になり、ディスクを高速
回転させる時の制御が簡単に行なえる。
生し、所定単位iトラックの走査をN回繰り返して走査
させた後に次の所定単位の先頭に戻るように制御する。
これにより、時間合わせが不要になり、ディスクを高速
回転させる時の制御が簡単に行なえる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して説明する。図1に示すように、この発明の一実
施例では、本来の回転速度がb(bはrpm(回転/
分)で表される)の光ディスク1を、これより高速の回
転速度a(aはrpm(回転/分)で表される)で回転
させ、トラック数iの単位の走査をN回繰り返すように
制御する。このように制御すると、トラック数iの単位
の走査をN回繰り返しが終了したときに、次のトラック
数iの単位の先頭に戻れる。
参照して説明する。図1に示すように、この発明の一実
施例では、本来の回転速度がb(bはrpm(回転/
分)で表される)の光ディスク1を、これより高速の回
転速度a(aはrpm(回転/分)で表される)で回転
させ、トラック数iの単位の走査をN回繰り返すように
制御する。このように制御すると、トラック数iの単位
の走査をN回繰り返しが終了したときに、次のトラック
数iの単位の先頭に戻れる。
【0009】この時の条件について考察する。今、光デ
ィスク1が回転速度aで回転されると、光ディスク1が
1回転するのに要する時間uは、 u=60/a秒…(1) となる。
ィスク1が回転速度aで回転されると、光ディスク1が
1回転するのに要する時間uは、 u=60/a秒…(1) となる。
【0010】対象となる光ディスク1の本来の回転速度
bで光ディスク1を回転させたとすると、光ディスク1
が1回転するのに要する時間vは、 v=60/b秒…(2) となる。
bで光ディスク1を回転させたとすると、光ディスク1
が1回転するのに要する時間vは、 v=60/b秒…(2) となる。
【0011】光ディスク1を回転速度aで回転させた時
に、単位トラック数iだけ走査するのに要する時間は、
(1)式より光ディスク1を1回転させるのに要する時
間がuであるから、 ui…(3) となる。
に、単位トラック数iだけ走査するのに要する時間は、
(1)式より光ディスク1を1回転させるのに要する時
間がuであるから、 ui…(3) となる。
【0012】トラックジャンプに要する時間をtとする
と、光ディスク1を回転速度aで回転させた時に単位ト
ラック数iの走査をN回繰り返した時に要する時間は、 (ui+t)(N−1)+ui…(4) となる。すなわち、光ディスク1を回転速度aで回転さ
せた時に単位トラック数iの走査をN回行った時に要す
る時間は、(N−1)回目までは走査を繰り返す毎に最
初のトラックにトラックジャンプし、N回目では最初の
トラックに戻らないので、(N−1)回目までに要する
時間(ui+t)(N−1)と、N回目に要する時間u
×iとの和になる。
と、光ディスク1を回転速度aで回転させた時に単位ト
ラック数iの走査をN回繰り返した時に要する時間は、 (ui+t)(N−1)+ui…(4) となる。すなわち、光ディスク1を回転速度aで回転さ
せた時に単位トラック数iの走査をN回行った時に要す
る時間は、(N−1)回目までは走査を繰り返す毎に最
初のトラックにトラックジャンプし、N回目では最初の
トラックに戻らないので、(N−1)回目までに要する
時間(ui+t)(N−1)と、N回目に要する時間u
×iとの和になる。
【0013】一方、本来のデータレートで単位トラック
数iだけ走査した時に要する時間は、(2)式より、本
来の回転速度bで光ディスク1を回転させた時に光ディ
スク1が1回転するのに要する時間はvであるから、 vi…(5) なる。
数iだけ走査した時に要する時間は、(2)式より、本
来の回転速度bで光ディスク1を回転させた時に光ディ
スク1が1回転するのに要する時間はvであるから、 vi…(5) なる。
【0014】光ディスク1を回転速度aで回転させ、単
位トラック数iの走査をN回繰り返した時に、ピックア
ップを単位の先頭に位置させるためには、(5)式で示
す対象となる光ディスク1を本来の回転速度bで回転さ
せて単位トラック数iだけ走査させた時の時間と、
(4)式で示す回転速度aで単位トラック数iの走査を
N回繰り返した時の時間とを一致させる必要がある。す
なわち、この時の条件は、以下のようになる。 (ui+t)(N−1)+ui=vi…(6) u;光ディスク1が1回転するのに要する時間 v:対象となる光ディスク1の本来の回転速度の時に光
ディスク1が1回転するのに要する時間 t:トラックジャンプに要する時間 i:単位トラック数 N:走査繰り返し数
位トラック数iの走査をN回繰り返した時に、ピックア
ップを単位の先頭に位置させるためには、(5)式で示
す対象となる光ディスク1を本来の回転速度bで回転さ
せて単位トラック数iだけ走査させた時の時間と、
(4)式で示す回転速度aで単位トラック数iの走査を
N回繰り返した時の時間とを一致させる必要がある。す
なわち、この時の条件は、以下のようになる。 (ui+t)(N−1)+ui=vi…(6) u;光ディスク1が1回転するのに要する時間 v:対象となる光ディスク1の本来の回転速度の時に光
ディスク1が1回転するのに要する時間 t:トラックジャンプに要する時間 i:単位トラック数 N:走査繰り返し数
【0015】したがって、(6)式を満足するような単
位トラック数i、走査繰り返し数Nを設定すれば良い。
位トラック数i、走査繰り返し数Nを設定すれば良い。
【0016】ここで、トラックジャンプに要する時間t
は、単位トラック数iと光ディスク1の回転速度aとに
依存する。この発明の一実施例では、t=ju(jは正
の整数)に選定される。始端のトラック(又はその1つ
前のトラック)に終端から移る時間をwとすると、〔w
/u〕をw/uより大きい最小の整数とすると、 t=ju,j=[w/u]…(7) となる。
は、単位トラック数iと光ディスク1の回転速度aとに
依存する。この発明の一実施例では、t=ju(jは正
の整数)に選定される。始端のトラック(又はその1つ
前のトラック)に終端から移る時間をwとすると、〔w
/u〕をw/uより大きい最小の整数とすると、 t=ju,j=[w/u]…(7) となる。
【0017】(7)式で、(8)式を書き直すと。 u(i+j)N−uj=vi…(8) となる。
【0018】図2は、光ディスク1の記録/再生を行う
ディスク記録/再生装置の一例を示すものである。この
光ディスク記録/再生装置には、SCSIインターフェ
ース21が設けられる。SCSIインターフェース21
を介して、光ディスク記録/再生装置をコンピュータと
結合することにより、この光ディスク記録/再生装置を
コンピュータの周辺ストレージデバイスとして動作させ
ることができる。SCSIインターフェース21を用い
てデータの入/出力ができるように、SCSIコントロ
ーラ22が設けられる。
ディスク記録/再生装置の一例を示すものである。この
光ディスク記録/再生装置には、SCSIインターフェ
ース21が設けられる。SCSIインターフェース21
を介して、光ディスク記録/再生装置をコンピュータと
結合することにより、この光ディスク記録/再生装置を
コンピュータの周辺ストレージデバイスとして動作させ
ることができる。SCSIインターフェース21を用い
てデータの入/出力ができるように、SCSIコントロ
ーラ22が設けられる。
【0019】この光ディスク1には、ISOフォーマッ
トのデータとCDフォーマットのデータとが記録/再生
される。光ディスク1にCDフォーマットでデータを記
録/再生できるように、CD及びCD−ROMエンコー
ダ/デコーダ24が設けられる。更に、CD−ROMデ
コーダ24でデコードされたオーディオ信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ25が設けられる。再
生オーディオ信号は、ディジタル出力端子26からディ
ジタル信号で取り出されると共に、アナログ出力端子2
7からアナログ信号で出力される。
トのデータとCDフォーマットのデータとが記録/再生
される。光ディスク1にCDフォーマットでデータを記
録/再生できるように、CD及びCD−ROMエンコー
ダ/デコーダ24が設けられる。更に、CD−ROMデ
コーダ24でデコードされたオーディオ信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ25が設けられる。再
生オーディオ信号は、ディジタル出力端子26からディ
ジタル信号で取り出されると共に、アナログ出力端子2
7からアナログ信号で出力される。
【0020】光ディスク1は、スピンドルモータ11に
より回転制御される。この光ディスク1は、データの信
頼性の向上等を図るために、通常のデータ転送レートを
達成する回転速度より速い速度で回転される。このた
め、光ディスク1のデータを記録/再生する際のデータ
転送レートと、入/出力されるデータ転送レートとが異
なる。光ディスク1のデータを記録/再生する際のデー
タ転送レートと、入/出力されるデータ転送レートを合
わせるために、RAM18が設けられる。このRAM1
8は、RAMコントローラ23により制御される。な
お、記録/再生装置全体の制御は、コントローラ28に
よりなされる。
より回転制御される。この光ディスク1は、データの信
頼性の向上等を図るために、通常のデータ転送レートを
達成する回転速度より速い速度で回転される。このた
め、光ディスク1のデータを記録/再生する際のデータ
転送レートと、入/出力されるデータ転送レートとが異
なる。光ディスク1のデータを記録/再生する際のデー
タ転送レートと、入/出力されるデータ転送レートを合
わせるために、RAM18が設けられる。このRAM1
8は、RAMコントローラ23により制御される。な
お、記録/再生装置全体の制御は、コントローラ28に
よりなされる。
【0021】光ディスク1に対向して、磁気ヘッド12
と光学ヘッド13が互いに相対するように設けられる。
磁気ヘッド12は、磁気ヘッド駆動回路14により駆動
される。また、光ディスクのサーボエリアの再生信号が
再生アンプ19を介して、サーボ回路17に供給され
る。スピンドルモータ11は、サーボ回路17により回
転制御される。また、サーボ回路17により、トラッキ
ング制御がなされる。
と光学ヘッド13が互いに相対するように設けられる。
磁気ヘッド12は、磁気ヘッド駆動回路14により駆動
される。また、光ディスクのサーボエリアの再生信号が
再生アンプ19を介して、サーボ回路17に供給され
る。スピンドルモータ11は、サーボ回路17により回
転制御される。また、サーボ回路17により、トラッキ
ング制御がなされる。
【0022】データ記録時には、SCSIインターフェ
ース21から、或いはCD及びCD−ROMエンコーダ
/デコーダ24からのデータがRAM18に蓄えられ、
RAM18の出力が変調/復調回路15に供給される。
変調/復調回路15で、データが所定の変調方式で変調
される。変調/復調回路15の出力が磁気ヘッド駆動回
路14に供給される。磁気ヘッド12から、変調/復調
回路15の出力により、変調磁界が発生される。この変
調磁界が光ディスク1に印加される。これと共に、レー
ザ駆動回路16の出力に応じて、光学ヘッド13からレ
ーザビームが照射される。このレーザビームが光ディス
ク1に照射される。これにより、垂直磁化膜の磁化方向
の形態で、光ディスク1にデータが記録される。
ース21から、或いはCD及びCD−ROMエンコーダ
/デコーダ24からのデータがRAM18に蓄えられ、
RAM18の出力が変調/復調回路15に供給される。
変調/復調回路15で、データが所定の変調方式で変調
される。変調/復調回路15の出力が磁気ヘッド駆動回
路14に供給される。磁気ヘッド12から、変調/復調
回路15の出力により、変調磁界が発生される。この変
調磁界が光ディスク1に印加される。これと共に、レー
ザ駆動回路16の出力に応じて、光学ヘッド13からレ
ーザビームが照射される。このレーザビームが光ディス
ク1に照射される。これにより、垂直磁化膜の磁化方向
の形態で、光ディスク1にデータが記録される。
【0023】再生時には、光学ヘッド13からのレーザ
ビームが光ディスク1に照射され、このレーザビームの
反射光が検出される。このレーザビームの反射光の回転
角は、光ディスク1の垂直時間膜の磁化方向に応じて異
なる。このレーザビームの反射光の回転角に応じて、光
ディスク1の記録データが再生される。この光ディスク
1の再生信号が再生アンプ19を介して、変調/復調回
路15に供給される。変調/復調回路15でデータが復
調される。この変調/復調回路15の出力がRAM18
に供給される。RAM18の出力がSCSIインターフ
ェース21を介して、或いはCD及びCD−ROMエン
コーダ/デコーダ24でデコードされて、出力される。
ビームが光ディスク1に照射され、このレーザビームの
反射光が検出される。このレーザビームの反射光の回転
角は、光ディスク1の垂直時間膜の磁化方向に応じて異
なる。このレーザビームの反射光の回転角に応じて、光
ディスク1の記録データが再生される。この光ディスク
1の再生信号が再生アンプ19を介して、変調/復調回
路15に供給される。変調/復調回路15でデータが復
調される。この変調/復調回路15の出力がRAM18
に供給される。RAM18の出力がSCSIインターフ
ェース21を介して、或いはCD及びCD−ROMエン
コーダ/デコーダ24でデコードされて、出力される。
【0024】前述したように、この発明が適用された光
ディスク記録/再生装置では、光ディスク1を高速回転
し、トラック数iの単位の走査をN回繰り返すように制
御している。この時の制御について、図3にフローチャ
ートを示して説明する。
ディスク記録/再生装置では、光ディスク1を高速回転
し、トラック数iの単位の走査をN回繰り返すように制
御している。この時の制御について、図3にフローチャ
ートを示して説明する。
【0025】先ず、本来の回転速度の時に光ディスク1
が1回転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転
するのに要する時間uが等しいかどうかが判断される
(ステップ51)。本来の回転速度の時に光ディスク1
が1回転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転
するのに要する時間uが等しければ、通常の記録/再生
が行われる(ステップ52)。
が1回転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転
するのに要する時間uが等しいかどうかが判断される
(ステップ51)。本来の回転速度の時に光ディスク1
が1回転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転
するのに要する時間uが等しければ、通常の記録/再生
が行われる(ステップ52)。
【0026】本来の回転速度の時に光ディスク1が1回
転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転するの
に要する時間uが等しくなければ、単位トラック数i及
び走査繰り返し数Nが読み出される(ステップ53)。
そして、現在のトラック数iA 及び現在の走査繰り返し
数NA が0に初期設定される(ステップ54)。
転するのに要する時間vと光ディスク1が1回転するの
に要する時間uが等しくなければ、単位トラック数i及
び走査繰り返し数Nが読み出される(ステップ53)。
そして、現在のトラック数iA 及び現在の走査繰り返し
数NA が0に初期設定される(ステップ54)。
【0027】現在のトラック数iA が単位トラック数i
に達したかどうかが判断され(ステップ55)、現在の
トラック数iA が単位トラック数iに達していなけれ
ば、トラックの走査が行われる毎に現在のトラック数i
A がインクリメントされる(ステップ56)。
に達したかどうかが判断され(ステップ55)、現在の
トラック数iA が単位トラック数iに達していなけれ
ば、トラックの走査が行われる毎に現在のトラック数i
A がインクリメントされる(ステップ56)。
【0028】ステップ55で、現在のトラック数iA が
単位トラック数iに達したと判断されたら、現在の走査
繰り返し数NA が走査繰り返し数Nに達しているかどう
かが判断される(ステップ57)。現在の走査繰り返し
数NA が走査繰り返し数Nに達してなければ、単位の走
査が行われる毎に、現在の走査繰り返し数NA がインク
リメントされると共に、現在のトラック数iA が0に設
定される(ステップ58)。そして、先頭にトラックジ
ャンプされる(ステップ59)、ステップ55に戻る。
単位トラック数iに達したと判断されたら、現在の走査
繰り返し数NA が走査繰り返し数Nに達しているかどう
かが判断される(ステップ57)。現在の走査繰り返し
数NA が走査繰り返し数Nに達してなければ、単位の走
査が行われる毎に、現在の走査繰り返し数NA がインク
リメントされると共に、現在のトラック数iA が0に設
定される(ステップ58)。そして、先頭にトラックジ
ャンプされる(ステップ59)、ステップ55に戻る。
【0029】このような制御が繰り返される。単位トラ
ック数iの走査がN回繰り返されると、ステップ57で
現在の走査繰り返し数NA が走査繰り返し数Nに達して
いると判断される。そして、次単位トラック数iの走査
が行われる(ステップ60)。
ック数iの走査がN回繰り返されると、ステップ57で
現在の走査繰り返し数NA が走査繰り返し数Nに達して
いると判断される。そして、次単位トラック数iの走査
が行われる(ステップ60)。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、ディスクを高速回転
させて、単位トラック数iの走査をN回繰り返すことに
より、次の単位にアクセスでき、時間合わせの必要がな
い。また、この発明によれば、トラックジャンプの位置
の制御やバッファメモリの制御が簡単に行なえる。
させて、単位トラック数iの走査をN回繰り返すことに
より、次の単位にアクセスでき、時間合わせの必要がな
い。また、この発明によれば、トラックジャンプの位置
の制御やバッファメモリの制御が簡単に行なえる。
【図1】この発明が適用されたデータ記録/再生方法に
用いられる光ディスクの説明に用いる平面図である。
用いられる光ディスクの説明に用いる平面図である。
【図2】この発明が適用されたデータ記録/再生装置の
一例のブロック図である。
一例のブロック図である。
【図3】この発明が適用されたデータ記録/再生方法の
説明に用いるフローチャートである。
説明に用いるフローチャートである。
【図4】従来のデータ記録/再生方法の説明に用いる平
面図である。
面図である。
1 光ディスク 18 RAM 28 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 本来の回転速度より速い速度でディスク
を角速度一定で回転させ、 複数セクタからなるトラックを所定単位として、上記所
定単位の走査を複数回繰り返して記録/再生するように
したデータ記録/再生方法であって、 上記ディスクが1回転するのに要する時間をu、本来の
回転速度の時に上記ディスクが1回転するのに要する時
間をv、トラックジャンプに要する時間をt、単位トラ
ック数をi、走査繰り返し数をNとし、t=ju(jは
正の整数)に選定し、終端から始端に移る時間をwと
し、[w/u]をw/uより大きい最小の整数とし、t
=ju、j=[w/u]とすると、 u(i+j)N−uj=vi を満足する走査繰り返し数Nと単位トラック数iで、上
記ディスクを記録/再生するようにしたデータ記録/再
生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12667991A JP3230247B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | データ記録/再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12667991A JP3230247B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | データ記録/再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04328361A JPH04328361A (ja) | 1992-11-17 |
JP3230247B2 true JP3230247B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=14941176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12667991A Expired - Fee Related JP3230247B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | データ記録/再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230247B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP12667991A patent/JP3230247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04328361A (ja) | 1992-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3213845B2 (ja) | データ記録方法/記録装置及びデータ再生方法/再生装置 | |
JP3230247B2 (ja) | データ記録/再生方法 | |
JPH0468826B2 (ja) | ||
JP3036114B2 (ja) | データ再生方法 | |
JPH0547110A (ja) | 光デイスク装置 | |
JP2877605B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JPH04355265A (ja) | データ記録/再生方法 | |
JPH0438068B2 (ja) | ||
JPH04181547A (ja) | データ再生装置とディスク再生装置 | |
JP3157497B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPH0554388A (ja) | 光デイスク記録再生装置 | |
JP3436257B2 (ja) | データ記録方法及びデータ記録装置、データ再生方法及びデータ再生装置 | |
JP3198535B2 (ja) | データ記録/再生方法及び記録/再生装置 | |
JP2556720Y2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JPH0644672A (ja) | ディスク記録装置 | |
JPS61288580A (ja) | 静止画付音声信号記録再生方式 | |
JP2970073B2 (ja) | データ記録/再生方法 | |
JPH0242697A (ja) | ディスク編集装置および再生装置 | |
JPS61216149A (ja) | 光磁気デイスク記録再生装置における情報信号記録方法 | |
KR100640916B1 (ko) | 광 기록재생기의 액츄에이터 방향 검출 방법 | |
JP2568705B2 (ja) | 光ディスクサーチ装置 | |
JPH0782706B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JPS63122064A (ja) | 光デイスク再生装置 | |
JPS6344386A (ja) | 記録情報再生装置 | |
JPH079718B2 (ja) | 光―磁気ディスクの消去・記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |