JP3226777U - 非常電源用アダプター - Google Patents

Abstract

【課題】現状使用している天井吊り下げ型の照明を利用して部屋全体を明るく照らすことができる非常電源用アダプターを提供する。【解決手段】非常電源用アダプターは、引掛シーリングキャップ３、アダプター本体４、引掛シーリングボディ５、電源用ケーブル８、電源プラグ９を有し、引掛シーリングキャップは天井にある既存の引掛シーリングボディ２と接続してアダプターを天井から吊り下げ、アダプター本体は引掛シーリングキャップと絶縁し、引掛シーリングボディは既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の引掛シーリングキャップ６と接続して天井吊下げ式照明器具の電燈部７を吊り下げ、電源コードは引掛シーリングボディと電源プラグと接続し、電源プラグは２次電源装置に接続され、電力を既存の天井吊下げ式照明器具へ供給する。【選択図】図３

Description

本考案は既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）に後付けする非常電源用アダプターに関するものである。

従来、停電時においての非常灯は懐中電灯または、バッテリー，発電機等を電源にした照明器具となります。災害時等の長時間の停電での非常用電源は、バッテリーまたは発電機となりますがどちらを使用しても非常灯にあたる照明器具はコンセント付近に装着することが多く部屋全体を明るく照らすことができなかった。

平常時の家庭生活を維持するには天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）下での照明が不可欠で、災害時等の長時間にわたる生活（非常時の生活）においても心理的な不安を解消させるためには天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）下で平常時の生活と同じ明るさの照明が求められた。

災害時における長時間の停電等において心理的な不安を解消させるために天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）による部屋全体の照明が求められ、簡便な器具により天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）への電力の供給を可能にすることを目的とする。

天井の引掛シーリングボディと天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の間に本考案品の非常電源用アダプターをセットして非常電源用アダプターより２次電源装置の電力を供給する。

２次電源装置の電力の供給方法は非常電源用アダプターより家庭用の商用電源用電源コードと電源プラグを出しこの電源プラグにバッテリー・発電機・蓄電器等の２次電源装置を接続して電力を供給する。（バッテリーとの接続の場合はインバータが必要）

非常電源用アダプターと天井の接続は天井にある既存の引掛シーリングボディ（コンセントメス側）を利用して非常電源用アダプターの引掛シーリングキャップ（コンセントオス側）に接続する。

非常電源用アダプターと天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）との接続は天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の引掛シーリングキャップ（コンセントオス側）を非常電源用アダプターの引掛シーリングボディ（コンセントメス側）に接続する。

非常電源用アダプターより出ている電源コードに接続された電源プラグを２次電源装置であるバッテリー・発電機・蓄電器等に接続する。（バッテリーの場合はインバータが必要で電源プラグの接続はインバータとなります）

非常電源用アダプターの引掛シーリングボディ（コンセントメス側）は停電解消時に感電を防止するためと２次電源装置の電力供給時における火災等を防止するために非常電源用アダプターの引掛シーリングキャップ（コンセントオス側）からは通電しないように絶縁する。

停電時に使用する非常電源用アダプターは天井と天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）共に既存の引掛シーリング（コンセント）を利用するため取り付けには工具等の必要がなく容易に接続が可能。

２次電源装置の電力を利用する事により現在使用中の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の機能が容易に確保できる。

天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の高さが大きく変わらないことにより部屋全体の明るさは平常時の明るさとほぼ同等の明るさが確保できる。

天井に付いている引掛シーリングボディと非常電源用アダプターを絶縁しているので地震や水害での停電においても他の家電品等の出火，ショート，感電の心配が無く２次電源装置の電力を供給して使用できる。

非常電源用アダプター全体のブロック図 非常電源用アダプターのブロック図 非常電源用アダプターの側面図（接続図全体図） 非常電源用アダプターの単体図

非常電源用アダプターと天井１との接合方法は、ネジ止めや吊り下げ金具を使用する方法も考えられるが災害時等の使用を考慮し工具等を使用することなく容易に取り外しが出来るように考慮し地震等による器具の揺れによる心理的な不安が起こらないようにする必要があるため既存の引掛けシーリング（シーリングボディ）２を利用する。

非常電源用アダプターと天井１との接合部には引掛シーリング（コンセント）２，３を使用しているが天井１にある既存の引掛シーリングボディ２の形状（接合部以外の外形）が各家庭でまちまちなため非常電源用アダプター上側の外周部に此れを吸収させるための機構（必要に応じてスポンジ等を貼り付ける）をもうけ天井部と非常電源用アダプターを密着させ揺れないようにする必要がある。

非常電源用アダプターと既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の接合部にも引掛シーリング５，６を使用しているが既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）と非常電源用アダプターの接地面が既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）ごとに異なるため非常電源用アダプター下面の外周部に此れを吸収させるための機構（必要に応じてスポンジ等を貼り付ける）をもうけ非常電源用アダプターと既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）を密着させ揺れないようにする必要がある。

天井１の引掛けシーリングボディ２は通常時には家庭用の商用電力が供給されているため非常電源用アダプターを接続時には非常電源用アダプター上部の引掛シーリングキャップ３と下部の引掛シーリングボディ５は絶縁しておき停電復旧時または２次電源装置の電力を供給した時における感電や電気の逆流による他の家電品の火災を防ぐ必要がある。

非常電源用アダプターから天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）を点灯させるにあたり２次電源装置の電力を供給させるための非常電源用アダプターより出されている電源プラグ９は２次電源装置にあたる機器（発電機・蓄電器・バッテリー＋インバータ）のコンセントに合わせる必要がある。

電源ケーブル８は非常電源用アダプター本体４に接続されるシーリングボディ５と直接接続する方法と非常電源用アダプター本体４にコンセントを設けこのコンセントとシーリンクボディ５を接続しコンセントと電源ケーブル８を接続する分離方法が考えられるが、災害時等に使用する事を目的としているので部品点数を少なくするため直接接続する方法で電源ケーブル８と電源プラグ９を本体に収納できるようにする必要がある。

１ 既存の天井
２ 天井側の既存の引掛シーリングボディ（コンセントメス側）
３ 本考案の天井接続部品の引掛シーリンクキャップ（コンセントオス側）
４ 本考案の非常電源用アダプター本体
５ 本考案の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）接続部品の引掛シーリングボディ（コンセントメス側）
６ 既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の接続用の引掛シーリングキャップ（コンセントオス側）
７ 既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の電燈部
８ 本考案５に接続されている電源用ケーブル
９ 本考案５，８に接続されている電源プラグ
１０ 既存の天井部
１１ 本考案の非常電源用アダプター
１２ 既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）

Claims (1)

1. 非常電源用アダプターは引掛シーリングキャップ３，アダプター本体（ボディ）４，引掛シーリングボディ５，電源用ケーブル８，電源プラグ９を有し、非常電源用アダプターの引掛シーリングキャップ３は天井にある既存の引掛シーリングボディ２と接続して本製品を天井から吊り下げ、アダプター本体（ボディ）４は絶縁材料を使用して本製品の引掛シーリングキャップ３と絶縁し、引掛シーリングボディ５は既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の引掛シーリングキャップ６と接続して天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）の電燈部７を吊り下げ、電源コード８はアダブター本体（ボディ）４に接続される引掛シーリングボディ５と電源プラグ９と接続し、電源プラグ９は２次電源装置に接続する構造で構成されており２次電源装置の電力を既存の天井吊下げ式照明器具（シーリングライト）１２へ供給するものである。

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