JP3226759B2 - 粒状スラグの製造装置 - Google Patents
粒状スラグの製造装置Info
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Description
を羽根を植設された回転ドラムによって飛翔、細分粒化
し急冷することによって、粒状スラグの製造を行う装置
に関する。
るときに発生する溶融スラグ(スラグ)を、畠と呼ばれ
るスラグヤードに放流し自然放冷するスラグ処理プロセ
スによる場合、得られるスラグが経時変化を起こし崩
壊、粉化するから、スラグを例えば路盤材として有効活
用するときの隘路となっている。そこで、特開平2−1
02151号公報に開示されているように、回転ドラム
を使用して溶融スラグを通気されているロータリフード
内において飛翔させて細分粒化すると共に水ミストを適
用して急冷するプロセスによって粒状スラグを製造する
技術が知られている。この粒状スラグの製造プロセスに
よるときは、溶融スラグは、飛翔、細分粒化せしめられ
る過程で水ミストによって急冷されるから、前記スラグ
ヤードに溶融スラグを放流し自然放冷するプロセスにお
いて得られるスラグのように崩壊、粉化を起こす経時変
化を生じることがなくまた、急冷によってガラス化率が
増すから水硬性が増大しスラグの有効活用の隘路を取り
除くことができる。また、この粒状スラグの製造プロセ
スは、極めて小さなスペースで溶融スラグから粒状スラ
グを得ることができ、更にスラグヤードによるプロセス
におけるように破砕工程を要することがないから極めて
シンプルなプロセスとなる。また、前記崩壊、粉化とい
った経時変化を生ぜしめないようにするためになされる
スラグの蒸気エイジングを省略できるから熱エネルギ、
スペースの省略をもたらすという利点がある。
ロセスにおいて使用される粒状スラグの製造装置には、
未解決の幾つかの技術的課題が存していた。即ち、前記
従来の粒状スラグの製造装置においては、回転ドラムを
複数段、通常2段に配置し、例えば実公昭61−594
4号公報に開示されているように、第1の回転ドラム
と、第2の回転ドラムとで羽根の角度を相違させること
が好ましいが、そのためには図8に示すように、高価な
ステンレス鋳鋼からなる回転ドラム用羽根80、81を
それぞれ第1の回転ドラム用、第2の回転ドラム用と別
々に予備品として在庫させて置く必要があり、コスト高
を招くという問題があった。また、回転ドラムの外周部
に固設される羽根80、81は、従来、回転ドラム82
(図7参照)の円筒部83にねじ孔を設け、このねじ孔
に裏側から頭付きのボルトを入れて、タイプレートを載
せその上からナット締めをして取付ける構造であった。
このような羽根締結状態で粒状スラグの製造を行ない、
羽根80、81が損耗し交換を要するようになった場
合、螺合部が凝着して羽根80、81の取外しができな
いことが多く、更には円筒部83の内側からボルトを取
付ける必要があったので、羽根80、81の一枚を交換
する場合にも回転ドラムを取外し、オフラインでドリリ
ング等によって螺合部を外さねばならず、メインテナン
ス性を大きく損なうのみならず、設備休止時間を増大さ
せて設備生産性を低下させる問題があった。他方、前記
羽根80、81は水冷用中空部84、85をそれぞれ有
し、回転ドラム82の両側にそれぞれ設けられた給水部
86及び排水部(図示せず)から、溶接取付け構造の固
定配管87を用いて連結していたので、羽根80、81
の現場での取外し及び取付けが困難な構造となってお
り、この面からもメンテナンス性を大きく損なうのみな
らず設備休止時間を増大させて生産性を低下させる問題
があった。なお図7において、87aは回転軸を、8
8、89はスプロケットを、mは軸受センターラインを
示す。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、従
来の粒状スラグ製造装置における上述の問題を解決し、
簡潔な構造にして装置の耐久性、メンテナンス性を向上
せしめると共に生産性を向上せしめ得る粒状スラグの製
造装置を提供することを目的とする。
記載の粒状スラグの製造装置は、外周面に取替え可能に
取付けられた羽根の溶融スラグへの衝突面の角度が異な
る第1及び第2の回転ドラムを前後方向に並設し、前記
第1の回転ドラムに流下供給された前記溶融スラグを前
記第1及び第2の回転ドラムによって飛翔させると共に
急冷して粒状化する粒状スラグの製造装置において、そ
れぞれの前記羽根の一方の面が前記第1の回転ドラムの
衝突面、他方の面が前記第2の回転ドラムの衝突面とな
って、前記第1及び第2の回転ドラムの筒体部の外周面
に取付けられる前記羽根が兼用型となっている。また、
請求項2記載の粒状スラグの製造装置は、周囲に取替え
可能な複数の羽根を有した回転ドラムを使用し、流下供
給される溶融スラグを前記回転ドラムによって飛翔させ
ると共に急冷して粒状化する粒状スラグの製造装置にお
いて、前記羽根の基端部には、底面が前記回転ドラムの
筒体部の外周面に沿って拡幅された脚部を有し、隣り合
う羽根の前記脚部を同時に押圧するタイプレートを、前
記回転ドラムの筒体部に形成された長孔に、その頭部が
一定角度で遊嵌すると共に別の角度で掛止する掛止ボル
トによってねじ止めしている。なお、ここで掛止ボルト
には、槌形ボルトやL字形ボルトがある。そして、請求
項3記載の粒状スラグの製造装置は、中央の回転軸には
水の給排水を行うロータリジョイントが装着され、外周
面に取替え可能に取付けられた羽根の内部に冷却水を供
給する回転ドラムを使用し、該回転ドラムに流下供給さ
れる溶融スラグを飛翔させると共に急冷して粒状化する
粒状スラグの製造装置において、前記回転ドラムの筒体
部の両側に、前記回転軸に形成されている給水管及び排
水管にそれぞれ接続される給水室及び排水室を設け、前
記羽根の両側端部に形成された給水口及び排水口を、ユ
ニオン又はフランジ等の中間継手を介して前記給水室及
び排水室にそれぞれ連結している。
は、第1及び第2の回転ドラムに交換可能に取付けられ
る羽根の一方の面が第1の回転ドラムの衝突面となっ
て、前記羽根の他方の面が第2の回転ドラムの衝突面と
なっているので、羽根の取付け面を変えることによっ
て、第1の回転ドラム及び第2の回転ドラムに兼用する
ことができ、これによって、例えばステンレス鋳物等に
よって製造される高価な羽根の在庫品を減少させること
ができると共に、第1の回転ドラムで一定期間使用した
羽根を、その取付け方向を変えて第2の回転ドラムに装
着することができ、羽根全体の寿命の延長を図ることが
できる。また、請求項2記載の粒状スラグの製造装置に
おいては、羽根の基端部に脚部を設け、隣り合う羽根の
前記脚部を同時に押圧するタイプレートを、前記回転ド
ラムの筒体部に形成された長孔に、その頭部が一定角度
で遊嵌すると共に別の角度で掛止する掛止ボルトによっ
てねじ止めしているので、掛止ボルトの装着が極めて容
易である。そして、請求項3記載の粒状スラグの製造装
置においては、回転ドラムの筒体部の両側に、回転軸に
形成されている給水管及び排水管にそれぞれ接続される
給水室及び排水室を設け、前記回転ドラムの羽根の両側
端部に形成された給水口及び排水口を、ユニオン又はフ
ランジ等の中間継手を介して前記給水室及び排水室にそ
れぞれ連結するようにしているので、羽根の取付け又は
取外しに際しては、前記中間継手を装着又は分離するこ
とによって簡便に行うことができる。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1(A)は本発明の一実施例に係る粒状
スラグの製造装置の断面図、同図(B)はその部分平面
図、図2は回転ドラム回りの断面図、図3及び図4は回
転ドラムの一部拡大断面図、図5は図4における矢視C
−C断面図、図6は粒状スラグの製造装置の概略説明図
である。
例に係る粒状スラグの製造装置10は、モータ11によ
って回転駆動される第1及び第2の回転ドラム12、1
3と、これを包みやや傾斜して配置されたロータリフー
ド14と、ロータリフード14の前方底部に設けられた
製品排出コンベア15と、内部の空気を吸引する排気管
16と、ロータリフード14の内側上部の両側に設けら
れた水ノズル配管17とを有し、スラグ鍋18から流下
供給された溶融スラグ19を、第1及び第2の回転ドラ
ム12、13によって飛翔させて、水ミストによって急
冷して粒状スラグが製造できるようになっている。以
下、これらについて詳しく説明する。
は、両側に突出する回転軸20を備えた筒体部21の外
周に、一定ピッチでステンレス鋳鋼製の羽根22がそれ
ぞれ取付けられている。そして、回転ドラム12の羽根
22は、図3に示すように、回転方向に溶融スラグの衝
突面23を備え、衝突面23は回転ドラム12の半径方
向に対して10〜20度程度(好ましくは、15度)の
傾斜角θを有している。また、回転ドラム13の羽根2
2は、図4に示すように回転方向側に半径方向に略一致
した衝突面24を備え、前記回転ドラム12に使用した
羽根22をその向きを変えて取付けることによって兼用
させている。
方向に沿って幅広の脚部25を有し、底部内側には凹部
26を備え、筒体部21の外周に設けられた嵌合用凸部
27が嵌入し、筒体部21の一定の位置に羽根22が取
付けられるようになっていると共に、隣り合う羽根22
の中間部分には、両側の羽根22の脚部25を押圧固定
するタイプレート28が設けられている。このタイプレ
ート28は両側に押さえ部29、30を備え、中央には
下方に突出し、表面には複数の段付き孔31が設けられ
ている。なお、この段付き孔31は回転ドラム12の軸
方向に長孔となって、掛止ボルトの一例である槌形ボル
ト33のT字形の頭部34が挿入できるようになってい
る。一方、筒体部21には、前記段付き孔31の中心位
置に符合して長孔32が設けられ、筒体部21の外側表
面から槌形ボルト33の頭部34を一定角度で嵌入でき
るようになっている。そして、筒体部21の裏面側に
は、装着した槌形ボルト33の落下を防止するカバー3
5が設けられている。
には、後述する水配管を行って、羽根22を筒体部21
の所定の位置に配置した後、槌形ボルト33を挿通した
タイプレート28を、隣り合う羽根22の脚部25に被
さるように取付け、槌形ボルト33の頭部34を所定の
角度で長孔32内に入れて、槌形ボルト33を90度回
転させて掛止し、螺合するナット36を締め付けてタイ
プレート28を固定し、取り外す場合には、逆の手順で
行うか、それも困難な場合には、槌形ボルト33のナッ
ト36の螺合部分をガスで切断して、タイプレート28
を外すことになる。勿論、槌形ボルト33による羽根2
2の回転ドラム12(13も同様)の筒体部21への固
設に際しては、ニューマティック・レンチを適用すれ
ば、羽根22の交換時間を短縮できる。なお、タイプレ
ート28を回転ドラムの軸方向に複数に分割することも
可能であり、これによって、熱膨張に起因する槌形ボル
ト33の切断を防止できる。
2を参照しながら説明するが、羽根22の内部は空間部
37となって、内部を冷却水が循環するようになってい
る。羽根22の両側端部には空間部37の両側に連通す
る給水口38及び排水口39が設けられている。また、
前記回転ドラム12、13の両側の回転軸20は中空軸
となって、それぞれ2枚の側板40〜43によって仕切
られる給水室44及び排水室45が形成されている。な
お、中間部に配置されている板は周囲に複数の孔が均等
に形成されている整流板46、47である。
囲に取付けられている羽根22の数と同数の接続口4
8、49がそれぞれ形成され、前記給水口38と対応す
る接続口48、並びに前記排水口39と対応する接続口
49は、中間継手の一例である2個のユニオン50、5
1を介して、可撓性短管(フレキシブルホース)52に
よって連結されている。前記回転ドラム12(13も同
様)の両側は軸受53、54によって回転自由に支持さ
れていると共に、回転軸20の端部にはロータリジョイ
ント55、56が取付けられて、回転する回転ドラム1
2に支障なく冷却水を循環させている。
プロケット59が取付けられて、図1(B)に示すよう
に、モータ11に連結された減速機60の出力軸に取付
けられたスプロケット62とチェーン63によって連結
されて回転駆動されるようになっている。また、図6に
示すように、前記回転軸20に取付けられている他のス
プロケット64は、回転ドラム13の回転軸20に取付
けられているスプロケット65とチェーン66によって
噛合されて、回転ドラム12、13が一定方向(図6に
おいて時計方向)に回転するようになっている。なお、
この実施例では回転ドラム12の駆動源と、回転ドラム
13の駆動源を同一のモータ11によって行ったが、そ
れぞれ独立にモータを設けることも可能であり、これに
よって、独立に回転速度を制御できる。
配置され、飛翔する粒状スラグの飛散を防止し、内部に
水ノズル配管17からの水ミストを充満させて効率的に
粒状スラグの冷却を図るためのもので、周囲にガイドレ
ール67、68が設けられ、下部をそれぞれ複数のガイ
ドローラ69、70によって支持されている。また、ロ
ータリフード14の手前側には前記第1及び第2の回転
ドラム12、13を覆うカバー71が設けられていると
共に、第1の回転ドラム12に溶融スラグ19を供給す
る樋72が設けられている。そして、前記カバー71の
内側及びロータリフード14の内側には、水ノズル配管
17が設けられ、飛翔する粒状スラグに水ミストを当て
て急冷するようになっている。ロータリフード14の先
部には、排気口73が設けられ、後続する排気管16に
よって接続されて内部の蒸気及び空気の排気を行ってい
る。また、ロータリフード14の先端部にはスプロケッ
ト75が設けられ、チェーン76によって減速モータ7
7の出力軸に接続されるスプロケット78に連結されて
いる。なお、79は架台である。
作について説明する。図1に示すように、溶融スラグ粒
状化用の第1の回転ドラム12に固設する羽根22は、
回転ドラム12の回転方向における一方の外表面部が溶
融スラグの衝突面23となって、回転ドラム12の半径
方向と角度θをもって傾斜する面を有しているから、溶
融スラグ19が流下供給される側の筒体部21にこの羽
根22を適用するときは、図3に示すように取付ける。
一方、第2の回転ドラム13にこの羽根22を適用する
ときは、図4に示すようにその直角面が衝突面24とな
るようにして、羽根22を筒体部21の外周部に取付け
る。
羽根22の衝突面23を回転ドラム12の半径方向に対
して一定の角度θ傾けたのは、2段に並設されている回
転ドラム12、13によって、通気されているロータリ
フード14内で溶融スラグ19を飛翔せしめ、細分粒化
させるプロセスを採るときに、スラグの第1の回転ドラ
ム12による上方への飛翔によってロータリフード14
の内壁面に半溶融状態の粒状スラグが衝突し、再融着を
生じることがない飛翔軌跡を採らせるためである。一
方、第2の回転ドラム13の羽根22の衝突面24を半
径方向に延在するように形成するのは、第1の回転ドラ
ム12から送られてくる溶融スラグ19を水ミスト雰囲
気とされているロータリフード14内の空間に完全に飛
翔、細分粒化させるためである。而して、羽根22の断
面プロフィールを上述のようにすることによって、羽根
22を第1及び第2の回転ドラム12、13によって兼
用することが可能となり、予備品在庫を半減することが
可能となる。
転ドラム冷却水系統の動作について説明する。冷却水
は、図1、図2に示すように左側のロータリジョイント
55を経て回転ドラム12(13も同様)の回転軸20
の中空部を通り、側板40、41によって形成される給
水室44に入る。次いで、冷却水はユニオン51及び可
撓性短管52及び羽根22の一方側に接続されたユニオ
ン50を介して羽根22の空間部37に入る。羽根22
の空間部37を通過した冷却水は、羽根22の反対側に
接続されたユニオン50から可撓性短管52及びユニオ
ン51を経由して、排水室45内に入り、他方側の回転
軸20の中空部を通って図1の右側のロータリジョイン
ト56を経由して排出される。
の供給を停止させた後、回転ドラム12(13も同様)
両側の可撓性短管52の羽根22側のユニオン50を外
し、次いで、図3における槌形ボルト33及びナット3
6によるタイプレート28の締結を解除して羽根22を
筒体部21から取出す。この後、前記と逆の手順によっ
て、新品の羽根22を槌形ボルト33およびタイプレー
ト28によって、筒体部21の外周部に固設する。次い
で、ユニオン50によって可撓性短管52を羽根22に
接続する。
いるから、回転ドラム12、13を従来のように、まる
ごと取り外さなくても羽根22を個別に、現場で短時間
に交換でき、装置を極めて短時間内に修復できる。ま
た、前記実施例は回転ドラム12、13の羽根22の取
付け角度を必要に応じて更に変えることも可能である。
以上の説明からも明らかなように、回転ドラムに取付け
る羽根を第1の回転ドラム、第2の回転ドラム共用とす
ることができ、予備品在庫を大きく削減できる。そし
て、請求項2及び3記載の粒状スラグの製造装置におい
ては、第1及び第2の回転ドラムに取付ける羽根を個別
に、現場で短時間に交換できるから、装置を極めて短時
間内に修復でき、メンテナンス性、要員効率、生産性を
大きく向上せしめ得る。
製造装置の断面図、(B)はその部分平面図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面に取替え可能に取付けられた羽根
の溶融スラグへの衝突面の角度が異なる第1及び第2の
回転ドラムを前後方向に並設し、前記第1の回転ドラム
に流下供給された前記溶融スラグを前記第1及び第2の
回転ドラムによって飛翔させると共に急冷して粒状化す
る粒状スラグの製造装置において、 それぞれの前記羽根の一方の面が前記第1の回転ドラム
の衝突面、他方の面が前記第2の回転ドラムの衝突面と
なって、前記第1及び第2の回転ドラムの筒体部の外周
面に取付けられる前記羽根が兼用型であることを特徴と
する粒状スラグの製造装置。 - 【請求項2】 周囲に取替え可能な複数の羽根を有した
回転ドラムを使用し、流下供給される溶融スラグを前記
回転ドラムによって飛翔させると共に急冷して粒状化す
る粒状スラグの製造装置において、 前記羽根の基端部には、底面が前記回転ドラムの筒体部
の外周面に沿って拡幅された脚部を有し、隣り合う羽根
の前記脚部を同時に押圧するタイプレートを、前記回転
ドラムの筒体部に形成された長孔に、その頭部が一定角
度で遊嵌すると共に別の角度で掛止する掛止ボルトによ
ってねじ止めしたことを特徴とする粒状スラグの製造装
置。 - 【請求項3】 中央の回転軸には水の給排水を行うロー
タリジョイントが装着され、外周面に取替え可能に取付
けられた羽根の内部に冷却水を供給する回転ドラムを使
用し、該回転ドラムに流下供給される溶融スラグを飛翔
させると共に急冷して粒状化する粒状スラグの製造装置
において、 前記回転ドラムの筒体部の両側に、前記回転軸に形成さ
れている給水管及び排水管にそれぞれ接続される給水室
及び排水室を設け、前記羽根の両側端部に形成された給
水口及び排水口を、ユニオン又はフランジ等の中間継手
を介して前記給水室及び排水室にそれぞれ連結したこと
を特徴とする粒状スラグの製造装置。
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1995
- 1995-06-03 JP JP15998695A patent/JP3226759B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH08333141A (ja) | 1996-12-17 |
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