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JP3225814U - ショーツ - Google Patents

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JP3225814U
JP3225814U JP2020000241U JP2020000241U JP3225814U JP 3225814 U JP3225814 U JP 3225814U JP 2020000241 U JP2020000241 U JP 2020000241U JP 2020000241 U JP2020000241 U JP 2020000241U JP 3225814 U JP3225814 U JP 3225814U
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JP
Japan
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shorts
cloth
navel
front body
abdomen
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Active
Application number
JP2020000241U
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English (en)
Inventor
和子 市川
和子 市川
Original Assignee
株式会社イチカワ物産
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 株式会社イチカワ物産 filed Critical 株式会社イチカワ物産
Priority to JP2020000241U priority Critical patent/JP3225814U/ja
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Active legal-status Critical Current
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Abstract

【課題】ウエストゴムが無く腹部の圧迫が少ないショーツを提供する。【解決手段】このショーツ80は、全体的に大きめの寸法とするとともに、少なくともユーザの臍上を覆う長さのハイウエストとする。このため、臍上までの手術傷を圧迫することが無く、ショーツ80の着用による傷の痛みが生じない。さらに、このショーツ80は、ウエストゴムを用いずに幅広のストレッチレース帯48でショーツ80を保持する。このため、仮に手術傷が臍上を超えた場合でも、これを強く圧迫せず、ショーツ80の着用による傷の痛みを防止することができる。さらに、このショーツ80は、前身頃30を2重の布で構成する。これにより、手術傷等に対する保護効果が高いことに加え、腹部に医療器具が設置され内側の布が摩耗した場合でも外側の布がこれを覆い隠すことができる。また、腹部の保温性が向上し、腹巻としても使用することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ウエストゴムが無く腹部の圧迫が少ないショーツに関するものである。
帝王切開や不妊治療、内臓の疾患等で腹部を切開手術する場合がある。このとき切開する個所や長さ、切開方向等は治療内容や病巣によって異なるが、特に縦に切開する場合には下腹部から臍下もしくは臍上まで行うことが多い。そして、術後からある程度の時間が経過すると腹帯が外され通常の下着を着用することとなる。ここで、一般的な下着(ショーツ)では下記[特許文献1]に示されるように腰部にウエストゴムが位置する。
特開2006−144164号公報
しかしながら、開腹手術後の患者は前述のように腰部から臍上まで縫合傷が存在する場合が有り、一般的な下着ではウエストゴムが特に縦切開時の縫合傷と交差してこれを圧迫し痛みが大きいという問題点がある。特に術後のリハビリテーションや移動のため歩行する際には、下着がずり落ちないようしっかりと着用する必要があり、その痛みも顕著となる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、ウエストゴムが無く腹部の圧迫が少ないショーツの提供を目的とする。
本考案は、
(1)下方に位置しユーザの足を通す左右のレッグ開口部40と、上部に位置しユーザの胴を通す胴開口部46と、前面に位置する前身頃30と、後面に位置する後身頃32と、前記前身頃30と後身頃32の下端を繋ぎユーザの股下に位置する股布34と、を有するショーツにおいて、
前記前身頃30と後身頃32とは少なくともユーザの臍上を覆う長さのハイウエストで構成するとともに前記前身頃30は2重の布で構成し、
さらに、前記胴開口部46の縁に沿って伸縮性を有する糸で編まれた幅広のストレッチレース帯48を設けたことを有することを特徴とするショーツ80を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)ストレッチレース帯48の幅が6cm〜17cmであることを特徴とする(1)記載のショーツ80を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)前身頃30及び後身頃32の側方が脇接ぎで構成されることを特徴とする(1)または(2)に記載のショーツ80を提供することにより、上記課題を解決する。
本考案に係るショーツは、全体的に大きめの寸法とするとともに、少なくともユーザの臍上を覆う長さのハイウエストとする。このため、臍上までの手術傷を圧迫することが無く、ショーツの着用による傷の痛みが生じない。さらに、本考案に係るショーツは、ウエストゴムを用いずに幅広のストレッチレース帯でショーツを保持する。このため、仮に手術傷が臍上を超えた場合でも、これを強く圧迫せず、ショーツの着用による傷の痛みを防止することができる。
さらに、本考案に係るショーツは、前身頃を2重の布で構成する。これにより、手術傷やストーマ等に対する保護効果が高いことに加え、腹部に医療器具が設置され内側の布が摩耗した場合でも外側の布がこれを覆い隠し、ショーツを長期間使用することができる。また、腹部の保温性が向上し、腹巻としても使用することができる。
本考案に係るショーツの正面図である。 本考案に係るショーツの背面図である。
本考案に係るショーツの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係るショーツ80を正面から見た図であり、図2はショーツ80を背面から見た図である。図1、図2に示すショーツ80は、下方に位置しユーザの足を通す左右のレッグ開口部40と、上部に位置しユーザの胴を通す胴開口部46と、前面に位置する前身頃30(フロント)と、後面に位置する後身頃32(バック)と、これら前身頃30と後身頃32の下端を繋ぎユーザの股下に位置する股布34(クロッチ)と、を有している。また、本考案に係るショーツ80は、前身頃30と後身頃32の両サイドに脇身頃36を設け脇接ぎ手法により縫い合わせることが好ましい。この構成によれば、ショーツ80の胴回りに寸法的な余裕を持たせることができる。また、レッグ開口部40も胴回りと同様、足繰りの寸法を一般的なものよりもやや大きめとし寸法的な余裕を持たせることが好ましい。さらに、レッグ開口部40には隙間に対する目隠しとしてレース裾42を設けるとともに、美観の向上を図ることが好ましい。尚、レース裾42は後述のストレッチレース帯48と同様に伸縮性を有するものを用いても良いし、伸縮性を備えない通常のレース編みを用いても良い。
また、前身頃30、後身頃32、股布34、脇身頃36に用いる布に関しては特に限定は無いが、手術傷(縫合傷)やストーマ等に対して刺激の少ない滑らかで柔軟性を有する生地を用いることが好ましい。また、用いる生地は自然素材のものでも合成繊維でも構わないが、ポリウレタンやポリエステル等の合成樹脂を用いることが好ましく、特にポリウレタンスパンデックスを用いた生地や、伸縮性のあるポリウレタンをポリエステル生地や綿生地に編み込んだベア天竺等を用いることが好ましい。尚、ショーツ80に伸縮性を備えた生地を使用する場合でも、腹部への圧迫を抑えるために、腰回り、胴回りの寸法は一般的な下着よりもやや大きめのものとする。また、前身頃30、後身頃32及び脇身頃36は平均的な人間の臍上を少なくとも覆うような長さのハイウエストとする。この構成によれば、縫合傷が臍上まで存在する場合でも、これを覆って保護することができる。
またさらに、本考案に係るショーツ80では前身頃30を2重の布で構成する。これにより、前身頃が1枚の布のものよりも手術傷等に対する高い保護効果を有することができる。また、腹部に医療器具が設置されている場合等には、器具と触れている箇所が擦れて生地が摩耗し薄くなる可能性が有る。この点、本考案に係るショーツ80は前身頃30を2重の布で構成しているため、外側の布が内側の布の目隠しとして機能する。これにより、内側の布が摩耗しても目立たず、ショーツ80の本来の寿命まで長期間使用することができる。またさらに、前身頃30を2重とすることで腹部の保温性が向上し、腹巻としても使用することができる。尚、前身頃30を構成する外側の布と内側の布とは同一のものを用いても良いし、別の素材を用いても良い。また生地の厚みや色、編み方等を外側の布と内側の布とで変えても良い。
また、本考案に係るショーツ80には胴開口部46の縁に沿って幅広のストレッチレース帯48が設けられる。このストレッチレース帯48は伸縮性を有する糸で編まれたレースであり、帯全体が伸縮性を有する。そして、このストレッチレース帯48をある程度の幅で構成することで、ストレッチレース帯48が従来の下着のウエストゴムの替わりの機能を果たす。従って、本考案に係るショーツ80には従来のウエストゴムが存在しない。尚、ストレッチレース帯48は従来のウエストゴムよりも締め付けがきつくないことに加え、幅広で構成することで面接触でショーツ80を保持する。このため、締め付けが一点に集中せず、仮に手術傷が臍上を超えてストレッチレース帯48の領域にまで達している場合でも、これを強く圧迫することはない。尚、このストレッチレース帯48の幅は4cm〜20cmが好ましく、特に6cm〜17cmが好ましい。尚、この寸法であればストレッチレース帯48によってショーツ80を十分保持可能である。
以上のように、本考案に係るショーツ80は、全体的に大きめの寸法とするとともに、少なくとも平均的な体格のユーザの臍上を覆う長さのハイウエストとする。このため、臍上までの手術傷を圧迫することが無く、ショーツ80の着用による傷の痛みが生じない。さらに、本考案に係るショーツ80は、ウエストゴムを用いずに幅広のストレッチレース帯48でショーツ80を保持する。このため、仮に手術傷が臍上を超えた場合でも、これを強く圧迫せず、ショーツ80の着用による傷の痛みを防止することができる。
さらに、本考案に係るショーツ80は、前身頃30を2重の布で構成する。これにより、手術傷やストーマ等に対する保護効果が高いことに加え、腹部に医療器具が設置され内側の布が摩耗した場合でも外側の布がこれを覆い隠し、ショーツ80を長期間使用することができる。また、腹部の保温性が向上し、腹巻としても使用することができる。
尚、上記に示したショーツ80の各部の構成、デザイン、寸法等は一例であるから、上記の例に限定されるわけでは無く、本考案は本考案の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
30 前身頃
32 後身頃
34 股布
40 レッグ開口部
46 胴開口部
48 ストレッチレース帯
80 ショーツ

Claims (3)

  1. 下方に位置しユーザの足を通す左右のレッグ開口部と、上部に位置しユーザの胴を通す胴開口部と、前面に位置する前身頃と、後面に位置する後身頃と、前記前身頃と後身頃の下端を繋ぎユーザの股下に位置する股布と、を有するショーツにおいて、
    前記前身頃と後身頃とは少なくともユーザの臍上を覆う長さのハイウエストで構成するとともに前記前身頃は2重の布で構成し、
    さらに、前記胴開口部の縁に沿って伸縮性を有する糸で編まれた幅広のストレッチレース帯を設けたことを有することを特徴とするショーツ。
  2. ストレッチレース帯の幅が6cm〜17cmであることを特徴とする請求項1記載のショーツ。
  3. 前身頃及び後身頃の側方が脇接ぎで構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のショーツ。
JP2020000241U 2020-01-27 2020-01-27 ショーツ Active JP3225814U (ja)

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