JP3225505B2 - 半導体メモリ - Google Patents
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- JP3225505B2 JP3225505B2 JP21300498A JP21300498A JP3225505B2 JP 3225505 B2 JP3225505 B2 JP 3225505B2 JP 21300498 A JP21300498 A JP 21300498A JP 21300498 A JP21300498 A JP 21300498A JP 3225505 B2 JP3225505 B2 JP 3225505B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリに関
し、特に、左右のメモリセルアレイでセンスアンプを共
有するシェアードセンスアンプを備えた半導体メモリに
おいて、そのシェアードセンスアンプを駆動する方法及
び回路に関する。
し、特に、左右のメモリセルアレイでセンスアンプを共
有するシェアードセンスアンプを備えた半導体メモリに
おいて、そのシェアードセンスアンプを駆動する方法及
び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリの大容量化に伴い、左右の
メモリセルアレイで、センスアンプを共有することによ
り、回路数の低減が図られている。そのようなシェアー
ドセンスアンプの一例が、特開平6−243683号公
報(「ダイナミック型RAM」)に記載されている。
メモリセルアレイで、センスアンプを共有することによ
り、回路数の低減が図られている。そのようなシェアー
ドセンスアンプの一例が、特開平6−243683号公
報(「ダイナミック型RAM」)に記載されている。
【0003】図5に示すように、このダイナミック型メ
モリにおいては、ビット線対BLT、BLBはワード線
WL1、WL2と垂直に交差している。そして、上記ビ
ット線BLTとワード線WL1の交点のNMOSトラン
ジスタQ1とキャパシタC1とによって、メモリセルm
−cell1が構成されている。同様に、上記ビット線
BLTとワード線WL2の交点NMOSトランジスタQ
2とキャパシタC2とによって、メモリセルm−cel
l2が構成されている。更に、上記ビット線対BLT、
BLBが活性化したときにメモリセルm−cell1あ
るいはm−cell2に記憶されたデータを増幅するC
MOSセンスアンプが上記ビット線対BLT,BLBに
接続されている。このセンスアンプがシェアードセンス
アンプであり、PMOSトランジスタQ6,Q7とNM
OSトランジスタQ4,Q5によって、構成されてい
る。
モリにおいては、ビット線対BLT、BLBはワード線
WL1、WL2と垂直に交差している。そして、上記ビ
ット線BLTとワード線WL1の交点のNMOSトラン
ジスタQ1とキャパシタC1とによって、メモリセルm
−cell1が構成されている。同様に、上記ビット線
BLTとワード線WL2の交点NMOSトランジスタQ
2とキャパシタC2とによって、メモリセルm−cel
l2が構成されている。更に、上記ビット線対BLT、
BLBが活性化したときにメモリセルm−cell1あ
るいはm−cell2に記憶されたデータを増幅するC
MOSセンスアンプが上記ビット線対BLT,BLBに
接続されている。このセンスアンプがシェアードセンス
アンプであり、PMOSトランジスタQ6,Q7とNM
OSトランジスタQ4,Q5によって、構成されてい
る。
【0004】図6は、このような従来のシェアード型シ
ェアードセンスアンプSAの動作を説明するためのタイ
ムチャートである。図5に示すように、まず、列アドレ
ス信号が入力されて、列アドレスストローブRASBが
「low」になり、マットセレクト信号MSRを「lo
w」とするとともに、マットセレクト信号MSLを「h
igh」とすることにより、左側のメモリマットm−c
ell1が選択される。そして、ワード線WL1が選択
され、m−cell1に記憶されたデータがビット線に
現れる。更に、シェアードセンスアンプ40制御信号S
ATを「high」、シェアードセンスアンプ40制御
信号SABを「low」とすることにより、NMOSト
ランジスタQ13及びPMOSトランジスタQ14が
「on」し、シェアードセンスアンプ40SAが「o
n」する。一方、マットセレクト信号MSRの「lo
w」,MSLの「high」にそれぞれ対応して、シェ
アード信号SHRが「low」、SHLが「high」
とされる。そして、行アドレス信号が入力され、行アド
レスストローブCASBを「low」とすることによ
り、行アドレス信号が取り込まれる。そして、Yセレク
ト信号YSを「low」として、Yセレクト線3が活性
化され、共通データ線I/O1、I/O2からメモリセ
ルm−cell1に記憶されたデータが読み出される。
更に、上記Yセレクト信号YSを「low」とすること
により、メモリセルm−cell1へのデータ再書き込
みを行う。
ェアードセンスアンプSAの動作を説明するためのタイ
ムチャートである。図5に示すように、まず、列アドレ
ス信号が入力されて、列アドレスストローブRASBが
「low」になり、マットセレクト信号MSRを「lo
w」とするとともに、マットセレクト信号MSLを「h
igh」とすることにより、左側のメモリマットm−c
ell1が選択される。そして、ワード線WL1が選択
され、m−cell1に記憶されたデータがビット線に
現れる。更に、シェアードセンスアンプ40制御信号S
ATを「high」、シェアードセンスアンプ40制御
信号SABを「low」とすることにより、NMOSト
ランジスタQ13及びPMOSトランジスタQ14が
「on」し、シェアードセンスアンプ40SAが「o
n」する。一方、マットセレクト信号MSRの「lo
w」,MSLの「high」にそれぞれ対応して、シェ
アード信号SHRが「low」、SHLが「high」
とされる。そして、行アドレス信号が入力され、行アド
レスストローブCASBを「low」とすることによ
り、行アドレス信号が取り込まれる。そして、Yセレク
ト信号YSを「low」として、Yセレクト線3が活性
化され、共通データ線I/O1、I/O2からメモリセ
ルm−cell1に記憶されたデータが読み出される。
更に、上記Yセレクト信号YSを「low」とすること
により、メモリセルm−cell1へのデータ再書き込
みを行う。
【0005】このように、シェアードセンスアンプSA
を用いる場合には、列アドレス信号で、非選択となった
セルプレート側の選択信号を「low」のまま保持し
て、シェアードセンスアンプSAと非接続とするととも
に、選択されたセルプレート側の選択信号を「hig
h」のまま保持し、シェアードセンスアンプSAと接続す
る。
を用いる場合には、列アドレス信号で、非選択となった
セルプレート側の選択信号を「low」のまま保持し
て、シェアードセンスアンプSAと非接続とするととも
に、選択されたセルプレート側の選択信号を「hig
h」のまま保持し、シェアードセンスアンプSAと接続す
る。
【0006】ところが、メモリセルの微細化が進むにつ
れて、隣接する列アドレスに対応するビット線同士の隣
接容量Cnが大きくなり、ビット線対BLBとBLT間
のビット線容量Cと同等又はそれ以上となる場合があ
る。この場合、上述した従来のシェアードセンスアンプ
のように、左右いずれかのメモリセルを選択するマット
セレクト信号MSL、MSRのいずれかを「high」
のまま保持したのでは、隣接列のビット線からの容量カ
ップリングのため、メモリセルに記憶された信号を誤セ
ンスするという問題が生じる。
れて、隣接する列アドレスに対応するビット線同士の隣
接容量Cnが大きくなり、ビット線対BLBとBLT間
のビット線容量Cと同等又はそれ以上となる場合があ
る。この場合、上述した従来のシェアードセンスアンプ
のように、左右いずれかのメモリセルを選択するマット
セレクト信号MSL、MSRのいずれかを「high」
のまま保持したのでは、隣接列のビット線からの容量カ
ップリングのため、メモリセルに記憶された信号を誤セ
ンスするという問題が生じる。
【0007】その対策として、まず、ビット線のツイス
トを行い隣接容量をキャンセルすることも考えられる
が、ビット線をツイストするための領域が必要となり配
線面積の増大を招くことになる。
トを行い隣接容量をキャンセルすることも考えられる
が、ビット線をツイストするための領域が必要となり配
線面積の増大を招くことになる。
【0008】又、左右のメモリセルを選択する信号のい
ずれかを「high」のまま保持するのではなく、他の
信号と組み合わせてオンオフすることも考えられる。そ
こで、このメモリセル選択信号のクロッキング方法を図
7に示す。図7においては、左側メモリセルアレイを選
択する信号TGL及び右側メモリセルアレイを選択する
信号TGRを総称して左右選択信号TGとする。
ずれかを「high」のまま保持するのではなく、他の
信号と組み合わせてオンオフすることも考えられる。そ
こで、このメモリセル選択信号のクロッキング方法を図
7に示す。図7においては、左側メモリセルアレイを選
択する信号TGL及び右側メモリセルアレイを選択する
信号TGRを総称して左右選択信号TGとする。
【0009】図7に示すように、このクロッキング方法
においては、ビット線対BT/BNに十分セルデータが
伝達される時刻t1で、一度左右選択信号TGを「lo
w」にする。そして、センス終了後時刻t2で左右選択
信号TGを再度「high」にし、シェアードセンスア
ンプで増幅されたデータをビット線対BT/BNに伝達
するものである。すなわち、このクロッキング方法にお
いては、センス時に左右選択信号TGがオフしているた
め、隣接ビット線からのカップリングを受けることなく
センスすることが可能である。また、左右選択信号TG
が再度「high」となる際もビット線対BT/BNに
十分電位差がついているため、隣接アドレスからのカッ
プリングで、シェアードセンスアンプ内のデータが破壊
されることもない。しかし、時刻t2において、左右選
択信号TGを再度「high」にする際、ビット線とシ
ェアードセンスアンプ内の容量カップリングが生じ、シ
ェアードセンスアンプ40内でビット線対BT/BNの
電位の差が小さくなる。
においては、ビット線対BT/BNに十分セルデータが
伝達される時刻t1で、一度左右選択信号TGを「lo
w」にする。そして、センス終了後時刻t2で左右選択
信号TGを再度「high」にし、シェアードセンスア
ンプで増幅されたデータをビット線対BT/BNに伝達
するものである。すなわち、このクロッキング方法にお
いては、センス時に左右選択信号TGがオフしているた
め、隣接ビット線からのカップリングを受けることなく
センスすることが可能である。また、左右選択信号TG
が再度「high」となる際もビット線対BT/BNに
十分電位差がついているため、隣接アドレスからのカッ
プリングで、シェアードセンスアンプ内のデータが破壊
されることもない。しかし、時刻t2において、左右選
択信号TGを再度「high」にする際、ビット線とシ
ェアードセンスアンプ内の容量カップリングが生じ、シ
ェアードセンスアンプ40内でビット線対BT/BNの
電位の差が小さくなる。
【0010】そこで、更に、図7を参照して、シェアー
ドセンスアンプ内でのビット線対BT/BNの電位変化
について説明する。
ドセンスアンプ内でのビット線対BT/BNの電位変化
について説明する。
【0011】図7(a)は、左右選択信号TGが「hi
gh」に活性化された時刻t1後に時刻t3で行選択信
号YSW「high」に活性化される場合である。この
場合、時刻t2後に左右選択信号TGが「high」に
活性化されるので、シェアードセンスアンプ40内での
ビット線対BT/BNの電位の差は、点線で示すよう
に、一旦小さくなる。しかし、その後シェアードセンス
アンプでその電位の差は増幅される。その後、時刻t3
で行選択信号YSWが「high」に活性化され、入出
力線対IOT/IONにその増幅された大きな電位の差
が出力される。
gh」に活性化された時刻t1後に時刻t3で行選択信
号YSW「high」に活性化される場合である。この
場合、時刻t2後に左右選択信号TGが「high」に
活性化されるので、シェアードセンスアンプ40内での
ビット線対BT/BNの電位の差は、点線で示すよう
に、一旦小さくなる。しかし、その後シェアードセンス
アンプでその電位の差は増幅される。その後、時刻t3
で行選択信号YSWが「high」に活性化され、入出
力線対IOT/IONにその増幅された大きな電位の差
が出力される。
【0012】図7(b)は、時刻t3で行選択信号YS
Wが「high」に活性化された後に左右選択信号TG
が「high」に活性化される場合である。この場合、
行選択信号YSWが「high」に活性化されることに
より、シェアードセンスアンプ40内におけるBT/B
Nの電位の差は、点線で示すように、一旦小さくなる。
しかし、その後シェアードセンスアンプでその電位の差
は増幅され、図6(a)の場合と同様に、入出力線対I
OT/IONには、その増幅された大きな電位の差が出
力される。
Wが「high」に活性化された後に左右選択信号TG
が「high」に活性化される場合である。この場合、
行選択信号YSWが「high」に活性化されることに
より、シェアードセンスアンプ40内におけるBT/B
Nの電位の差は、点線で示すように、一旦小さくなる。
しかし、その後シェアードセンスアンプでその電位の差
は増幅され、図6(a)の場合と同様に、入出力線対I
OT/IONには、その増幅された大きな電位の差が出
力される。
【0013】一方、図7(c)は、左右選択信号TGが
「high」に活性化されるタイミングと行選択信号Y
SWが「high」に活性化されるタイミングがが重な
る場合である。この場合、シェアードセンスアンプ内の
ビット線とシェアードセンスアンプのカップリング及び
隣接アドレスビット線とシェアードセンスアンプのカッ
プリングが同時に生じるため、ビット線対BT/BN及
び入出力線対IOT/IONの電位の差は小さくなって
いる。
「high」に活性化されるタイミングと行選択信号Y
SWが「high」に活性化されるタイミングがが重な
る場合である。この場合、シェアードセンスアンプ内の
ビット線とシェアードセンスアンプのカップリング及び
隣接アドレスビット線とシェアードセンスアンプのカッ
プリングが同時に生じるため、ビット線対BT/BN及
び入出力線対IOT/IONの電位の差は小さくなって
いる。
【0014】以上、説明した通り、図7(c)の場合の
ように、左右選択信号TG「high」の立ち上がりと
行選択信号YSW「high」の立ち上がりが重なる場
合には入出力線対の電位の差が小さくなるため、データ
を正しく読み出すことができない状態、いわゆる穴抜け
不良が生じる。
ように、左右選択信号TG「high」の立ち上がりと
行選択信号YSW「high」の立ち上がりが重なる場
合には入出力線対の電位の差が小さくなるため、データ
を正しく読み出すことができない状態、いわゆる穴抜け
不良が生じる。
【0015】しかし、この穴抜け不良も、メモリセルを
読み出す指示を行う読み出しコマンドRCMDに基づい
て、所定の場合には、行選択信号YSWを受け付けない
ことすれば、防止することはできる。すなわち、読み出
しコマンドRCMDが活性化されている時間間隔の下限
値TRWLを予め設定しておいて、それより短い時間間
隔の読み出しコマンドRCMDが入力されても、読み出
し動作をさせないこととすればよい。
読み出す指示を行う読み出しコマンドRCMDに基づい
て、所定の場合には、行選択信号YSWを受け付けない
ことすれば、防止することはできる。すなわち、読み出
しコマンドRCMDが活性化されている時間間隔の下限
値TRWLを予め設定しておいて、それより短い時間間
隔の読み出しコマンドRCMDが入力されても、読み出
し動作をさせないこととすればよい。
【0016】そこで更に、図8を参照して、この穴抜け
防止方法について説明する。
防止方法について説明する。
【0017】図8は、読み出しコマンドRCMDが活性
化されている時間間隔の下限値TRWLを予め設定した
場合の、左右選択信号TGと行選択信号YSWとの関係
を示すタイムチャートである。このタイムチャートは、
アクティブコマンドACTCMDの入力を時間原点とし
て描かれている。
化されている時間間隔の下限値TRWLを予め設定した
場合の、左右選択信号TGと行選択信号YSWとの関係
を示すタイムチャートである。このタイムチャートは、
アクティブコマンドACTCMDの入力を時間原点とし
て描かれている。
【0018】図8(a)は、アクティブコマンドACT
CMDが入力されてから読み出しコマンドRCMDが活
性化されるまでの時間間隔TRWが、予め設定しておい
た下限値TRWLより長い場合である。この場合、アク
ティブコマンドACTCMDが入力された後、下限値T
RWLだけ時間が経過した時点での時刻t4で、アクテ
ィブコマンドACTCMDを遅延させた遅延アクティブ
コマンドSEEND信号が「high」に活性化され、
その後、t5で、読み出しコマンドRCMDが「hig
h」に活性化され、次いで行選択信号YSWが「hig
h」に活性化されて、メモリセルの読み出しが行われ
る。
CMDが入力されてから読み出しコマンドRCMDが活
性化されるまでの時間間隔TRWが、予め設定しておい
た下限値TRWLより長い場合である。この場合、アク
ティブコマンドACTCMDが入力された後、下限値T
RWLだけ時間が経過した時点での時刻t4で、アクテ
ィブコマンドACTCMDを遅延させた遅延アクティブ
コマンドSEEND信号が「high」に活性化され、
その後、t5で、読み出しコマンドRCMDが「hig
h」に活性化され、次いで行選択信号YSWが「hig
h」に活性化されて、メモリセルの読み出しが行われ
る。
【0019】又、図8(b)は、アクティブコマンドA
CTCMDが入力されてから読み出しコマンドRCMD
が活性化されるまでの時間間隔TRWが、予め設定して
おいた下限値TRWLに等しい場合である。この場合
も、時刻t4で、遅延アクティブコマンドSEEND信
号が「high」に活性化されるとともに、読み出しコ
マンドRCMDも「high」に活性化され、次いで行
選択信号YSWが「high」に活性化されて、メモリ
セルの読み出しが行われる。
CTCMDが入力されてから読み出しコマンドRCMD
が活性化されるまでの時間間隔TRWが、予め設定して
おいた下限値TRWLに等しい場合である。この場合
も、時刻t4で、遅延アクティブコマンドSEEND信
号が「high」に活性化されるとともに、読み出しコ
マンドRCMDも「high」に活性化され、次いで行
選択信号YSWが「high」に活性化されて、メモリ
セルの読み出しが行われる。
【0020】この際、遅延アクティブコマンドSEEN
Dが「high」に活性化される時刻は、左右選択信号
TG及び行選択信号YSWが「high」に活性化され
るタイミングと重ならないよう、マージンをとってい
る。
Dが「high」に活性化される時刻は、左右選択信号
TG及び行選択信号YSWが「high」に活性化され
るタイミングと重ならないよう、マージンをとってい
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、読み出しコマ
ンドRCMDが活性化されている時間間隔の下限値TR
WLを予め設定しておいて、それより短い時間間隔の読
み出しコマンドRCMDが入力されても、読み出し動作
をさせないこととしたために、半導体メモリそのものが
高速動作し得る性能を持っていても、下限値TRWLで
定まるクロック以上の高速のクロックでその半導体メモ
リを動作させることはできなくなる。
ンドRCMDが活性化されている時間間隔の下限値TR
WLを予め設定しておいて、それより短い時間間隔の読
み出しコマンドRCMDが入力されても、読み出し動作
をさせないこととしたために、半導体メモリそのものが
高速動作し得る性能を持っていても、下限値TRWLで
定まるクロック以上の高速のクロックでその半導体メモ
リを動作させることはできなくなる。
【0022】そこで、本発明は、半導体メモリを読み出
す際の穴抜けを防止した上で、より高速でその半導体メ
モリを動作させることを課題としている。
す際の穴抜けを防止した上で、より高速でその半導体メ
モリを動作させることを課題としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の半導体メモリは、メモリセルを行列配置した
左右1対のメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ
を読み出すシェアードセンスアンプと、前記メモリセル
アレイのいずれかを選択する左ドライバ及び右ドライバ
と、前記左ドライバ及び右ドライバを駆動するドライバ
制御回路と、前記ドライバ制御回路にアクティブコマン
ド及び読み出しコマンドを送出するコマンドデコーダと
を備えた半導体メモリであって、左右いずれかの前記メ
モリセルを選択する左右選択信号の立ち上げ時刻を、前
記メモリセルアレイの行を選択する行選択信号の立ち上
げ時刻より遅らせるようにしている。
の本発明の半導体メモリは、メモリセルを行列配置した
左右1対のメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ
を読み出すシェアードセンスアンプと、前記メモリセル
アレイのいずれかを選択する左ドライバ及び右ドライバ
と、前記左ドライバ及び右ドライバを駆動するドライバ
制御回路と、前記ドライバ制御回路にアクティブコマン
ド及び読み出しコマンドを送出するコマンドデコーダと
を備えた半導体メモリであって、左右いずれかの前記メ
モリセルを選択する左右選択信号の立ち上げ時刻を、前
記メモリセルアレイの行を選択する行選択信号の立ち上
げ時刻より遅らせるようにしている。
【0024】又、本発明の半導体メモリの読み出し方法
は、メモリセルを行列配置した左右1対のメモリセルア
レイと、前記メモリセルアレイの行を選択する行アドレ
スラッチ回路及び行デコーダと、前記メモリセルアレイ
の列を選択する列アドレスラッチ回路及び列デコーダ
と、前記メモリセルアレイを読み出すシェアードセンス
アンプと、前記メモリセルアレイの内のいずれかを選択
する左ドライバ及び右ドライバと、前記左ドライバ及び
右ドライバを駆動するドライバ制御回路と、前記ドライ
バ制御回路にアクティブコマンド及び読み出しコマンド
を送出するコマンドデコーダとを備えた半導体メモリを
用い、前記アクティブコマンド活性化後に、読み出しコ
マンドを活性化し、前記アクティブコマンドを前記列ア
ドレスラッチ回路に入力し、前記列アドレスラッチ回路
の出力と前記ドライバ回路の出力とに基づき前記左ドラ
イバ及び前記右ドライバを駆動して前記メモリセルアレ
イのいずれか一方を選択し、前記読み出しコマンドを前
記行アドレスラッチ回路に入力し、前記行アドレスラッ
チ回路の出力を行デコーダに入力して行選択信号を生成
して、選択された前記メモリセルを読み出す前記半導体
メモリの読み出し方法であって、前記ドライバ制御回路
の出力信号の立ち上がりから前記左ドライバ又は右ドラ
イバの出力信号の立ち上がりまでの時間を、前記読み出
しコマンドの立ち下がりから前記行選択信号の立ち上が
りまでの時間より長くするとともに、前記読み出しコマ
ンドの立ち上がりから前記行選択信号の立ち上がりまで
の時間より短くしている。
は、メモリセルを行列配置した左右1対のメモリセルア
レイと、前記メモリセルアレイの行を選択する行アドレ
スラッチ回路及び行デコーダと、前記メモリセルアレイ
の列を選択する列アドレスラッチ回路及び列デコーダ
と、前記メモリセルアレイを読み出すシェアードセンス
アンプと、前記メモリセルアレイの内のいずれかを選択
する左ドライバ及び右ドライバと、前記左ドライバ及び
右ドライバを駆動するドライバ制御回路と、前記ドライ
バ制御回路にアクティブコマンド及び読み出しコマンド
を送出するコマンドデコーダとを備えた半導体メモリを
用い、前記アクティブコマンド活性化後に、読み出しコ
マンドを活性化し、前記アクティブコマンドを前記列ア
ドレスラッチ回路に入力し、前記列アドレスラッチ回路
の出力と前記ドライバ回路の出力とに基づき前記左ドラ
イバ及び前記右ドライバを駆動して前記メモリセルアレ
イのいずれか一方を選択し、前記読み出しコマンドを前
記行アドレスラッチ回路に入力し、前記行アドレスラッ
チ回路の出力を行デコーダに入力して行選択信号を生成
して、選択された前記メモリセルを読み出す前記半導体
メモリの読み出し方法であって、前記ドライバ制御回路
の出力信号の立ち上がりから前記左ドライバ又は右ドラ
イバの出力信号の立ち上がりまでの時間を、前記読み出
しコマンドの立ち下がりから前記行選択信号の立ち上が
りまでの時間より長くするとともに、前記読み出しコマ
ンドの立ち上がりから前記行選択信号の立ち上がりまで
の時間より短くしている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0026】図1は、本発明の半導体メモリの構成を示
すブロック図である。図1に示すように、本発明の半導
体メモリは、メモリセルを行列配置した左右1対のメモ
リセルアレイ10,11と、前記メモリセルアレイ1
0,11の行を選択する行アドレスラッチ回路20及び
行デコーダ21と、前記メモリセルアレイ10,11の
列を選択する列アドレスラッチ回路30及び列デコーダ
31,32と、前記メモリセルアレイ10,11の内の
いずれかを選択して読み出すシェアードセンスアンプ4
0と、前記シェアードセンスアンプ40を駆動する左ド
ライバ50及び右ドライバ51と、前記左ドライバ50
及び右ドライバ51を駆動するドライバ制御回路70
と、前記ドライバ制御回路70にアクティブコマンドA
CTCMD及び読み出しコマンドRCMDを送出するコ
マンドデコーダ60とを備えている。
すブロック図である。図1に示すように、本発明の半導
体メモリは、メモリセルを行列配置した左右1対のメモ
リセルアレイ10,11と、前記メモリセルアレイ1
0,11の行を選択する行アドレスラッチ回路20及び
行デコーダ21と、前記メモリセルアレイ10,11の
列を選択する列アドレスラッチ回路30及び列デコーダ
31,32と、前記メモリセルアレイ10,11の内の
いずれかを選択して読み出すシェアードセンスアンプ4
0と、前記シェアードセンスアンプ40を駆動する左ド
ライバ50及び右ドライバ51と、前記左ドライバ50
及び右ドライバ51を駆動するドライバ制御回路70
と、前記ドライバ制御回路70にアクティブコマンドA
CTCMD及び読み出しコマンドRCMDを送出するコ
マンドデコーダ60とを備えている。
【0027】ここで、図2に示すように、コマンドデコ
ーダ60は、チップセレクトCSと、列アドレスストロ
ーブCASBの反転信号と、行アドレスストローブRA
SBとを入力する第1NAND回路65と、前記第1N
AND回路65の出力の反転信号と、クロックCLKと
を入力する第2NAND回路66を備え、前記第2NA
ND回路66の出力の反転信号を前記読み出し込コマン
ドRCMDとしている。
ーダ60は、チップセレクトCSと、列アドレスストロ
ーブCASBの反転信号と、行アドレスストローブRA
SBとを入力する第1NAND回路65と、前記第1N
AND回路65の出力の反転信号と、クロックCLKと
を入力する第2NAND回路66を備え、前記第2NA
ND回路66の出力の反転信号を前記読み出し込コマン
ドRCMDとしている。
【0028】又、図3に示すように、前記ドライバ制御
回路70は、前記アクティブコマンドACTCMDを入
力して制御クロックTGCLKを出力するタイミング制
御回路75と、前記読み出しコマンドRCMDを反転さ
せる第1インバータ76と、前記タイミング制御回路7
5の出力端子を自身のソースに接続し、前記第1インバ
ータ76の出力端子を自身のゲートに接続するトランジ
スタ77と、前記トランジスタ77のドレインを自身の
入力端子に接続するラッチ78と、前記ラッチ78の出
力を入力する第2インバータ79とを備え、前記第2イ
ンバータ79の出力を前記ドライバ回路71の出力とし
ている。
回路70は、前記アクティブコマンドACTCMDを入
力して制御クロックTGCLKを出力するタイミング制
御回路75と、前記読み出しコマンドRCMDを反転さ
せる第1インバータ76と、前記タイミング制御回路7
5の出力端子を自身のソースに接続し、前記第1インバ
ータ76の出力端子を自身のゲートに接続するトランジ
スタ77と、前記トランジスタ77のドレインを自身の
入力端子に接続するラッチ78と、前記ラッチ78の出
力を入力する第2インバータ79とを備え、前記第2イ
ンバータ79の出力を前記ドライバ回路71の出力とし
ている。
【0029】以上、本発明の半導体メモリの構成につい
て説明した。次に、本発明の半導体メモリの動作につい
て説明する。
て説明した。次に、本発明の半導体メモリの動作につい
て説明する。
【0030】図4は、本発明の半導体メモリの動作を説
明するためのタイムチャートである。
明するためのタイムチャートである。
【0031】まず、図4(a)に示すタイミングチャー
トは、アクティブコマンドACTCMDの立ち上がりか
ら読み出しコマンドRCMDまでの時間間隔TRWが、
予め設定した時間間隔TRWLよりも長い場合である。
トは、アクティブコマンドACTCMDの立ち上がりか
ら読み出しコマンドRCMDまでの時間間隔TRWが、
予め設定した時間間隔TRWLよりも長い場合である。
【0032】アクティブコマンドACTCMDが入力さ
れた後、その後列アドレスで選択されたワードが「hi
gh」に活性化され、選択されたセルデータがビット線
に伝達され、シェアードセンスアンプ40内に十分電位
の差がつくタイミングでタイミング制御回路75の出力
クロックTGCLKが「high」に活性化される。
れた後、その後列アドレスで選択されたワードが「hi
gh」に活性化され、選択されたセルデータがビット線
に伝達され、シェアードセンスアンプ40内に十分電位
の差がつくタイミングでタイミング制御回路75の出力
クロックTGCLKが「high」に活性化される。
【0033】その後センスが完了するタイミングで、ド
ライバ制御信号TGS信号が再び「high」に活性化さ
れる。
ライバ制御信号TGS信号が再び「high」に活性化さ
れる。
【0034】この間、未だ読み出しは指示されておら
ず、読み出しコマンドRCMDは「low」の非活性化
状態にある。この状態では、図3に示すように、ドライ
バ制御回路70におけるトランジスタ77がオンするの
で、タイミング制御回路75の出力クロックTGCLK
がそのままドライバ制御信号TGSとなる。従って、この
ドライバ制御信号TGSが「high」に活性化されるこ
とにより、左右選択信号TGも再度「high」に活性
化される。
ず、読み出しコマンドRCMDは「low」の非活性化
状態にある。この状態では、図3に示すように、ドライ
バ制御回路70におけるトランジスタ77がオンするの
で、タイミング制御回路75の出力クロックTGCLK
がそのままドライバ制御信号TGSとなる。従って、この
ドライバ制御信号TGSが「high」に活性化されるこ
とにより、左右選択信号TGも再度「high」に活性
化される。
【0035】その後、読み出しコマンドRCMDが「h
igh」に活性化されると、図3に示すように、ドライ
バ制御回路70におけるトランジスタ77がオフするの
で、タイミング制御回路75の出力クロックTGCLK
が「high」のままラッチ78にラッチされる。従っ
て、左右選択信号TGも「high」を保持し続ける。
この状態で、読み出しコマンドRCMD活性化時に行ア
ドレスラッチ回路20がラッチした行アドレスを選択さ
せる行選択信号YSWが左メモリセルアレイ10と、右
メモリセルアレイ11に送出される。
igh」に活性化されると、図3に示すように、ドライ
バ制御回路70におけるトランジスタ77がオフするの
で、タイミング制御回路75の出力クロックTGCLK
が「high」のままラッチ78にラッチされる。従っ
て、左右選択信号TGも「high」を保持し続ける。
この状態で、読み出しコマンドRCMD活性化時に行ア
ドレスラッチ回路20がラッチした行アドレスを選択さ
せる行選択信号YSWが左メモリセルアレイ10と、右
メモリセルアレイ11に送出される。
【0036】このように選択されたワード線とビット線
においては、図7(a)に示すように、左右選択信号TG
活性化後に行選択信号YSWが活性化されており、行選択
信号YSWが「low」に非活性化される時点でビット
線対に接続された入出力線対IOT、IONの電位の差
が大きくなり、メモリセルのデータが誤りなく読み出せ
る。
においては、図7(a)に示すように、左右選択信号TG
活性化後に行選択信号YSWが活性化されており、行選択
信号YSWが「low」に非活性化される時点でビット
線対に接続された入出力線対IOT、IONの電位の差
が大きくなり、メモリセルのデータが誤りなく読み出せ
る。
【0037】次に、図4(b)に示すタイミングチャー
トは時間間隔TRWが予め接地した時間間隔TRWLに
等しい場合である。
トは時間間隔TRWが予め接地した時間間隔TRWLに
等しい場合である。
【0038】アクティブコマンドACTCMDが入力さ
れた後、その後列アドレスで選択されたワードが「hi
gh」に活性化され、選択されたセルデータがビット線
に伝達され、シェアードセンスアンプ40内に十分電位
の差がつくタイミングでタイミング制御回路78の出力
クロックTGCLKが「high」に活性化される。そ
れと同時に、読み出しコマンドRCMDが活性化されて
おり、、図3に示すように、ドライバ制御回路70にお
けるトランジスタ77がオフするので、タイミング制御
回路75の出力クロックTGCLKが「high」のま
まラッチ78にラッチされドライバ制御信号TGSとな
って、ドライバ制御回路から出力される。
れた後、その後列アドレスで選択されたワードが「hi
gh」に活性化され、選択されたセルデータがビット線
に伝達され、シェアードセンスアンプ40内に十分電位
の差がつくタイミングでタイミング制御回路78の出力
クロックTGCLKが「high」に活性化される。そ
れと同時に、読み出しコマンドRCMDが活性化されて
おり、、図3に示すように、ドライバ制御回路70にお
けるトランジスタ77がオフするので、タイミング制御
回路75の出力クロックTGCLKが「high」のま
まラッチ78にラッチされドライバ制御信号TGSとな
って、ドライバ制御回路から出力される。
【0039】ところで、本発明においては、ドライバ制
御信号TGSの立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上が
りまでの時間は、読み出しコマンドRCMDの立ち上がりか
ら行選択信号YSWの立ち上がりまでの時間より短くす
る。
御信号TGSの立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上が
りまでの時間は、読み出しコマンドRCMDの立ち上がりか
ら行選択信号YSWの立ち上がりまでの時間より短くす
る。
【0040】そのためには、アクティブコマンドACT
CMDをタイミング制御回路75において所定時間だけ
遅延し、所定時間持続するパルス信号に変換して、ドラ
イバ制御信号TGSとして出力すればよい。このように
して、左右選択信号TGが立ち上がった後で選択信号Y
SWが立ち上がるようマージンを確保する。
CMDをタイミング制御回路75において所定時間だけ
遅延し、所定時間持続するパルス信号に変換して、ドラ
イバ制御信号TGSとして出力すればよい。このように
して、左右選択信号TGが立ち上がった後で選択信号Y
SWが立ち上がるようマージンを確保する。
【0041】このように選択されたワード線とビット線
においては、図7(a)に示すように、左右選択信号TG
活性化後に行選択信号YSWが活性化されており、行選択
信号YSWが「low」に非活性化される時点でビット
線対に接続された入出力線対IOT、IONの電位の差
が大きくなり、メモリセルのデータが誤りなく読み出せ
る。
においては、図7(a)に示すように、左右選択信号TG
活性化後に行選択信号YSWが活性化されており、行選択
信号YSWが「low」に非活性化される時点でビット
線対に接続された入出力線対IOT、IONの電位の差
が大きくなり、メモリセルのデータが誤りなく読み出せ
る。
【0042】又、図4(c)に示すタイミングチャート
は、時間間隔TRWが、予め設定した時間間隔TRWL
より短い場合である。
は、時間間隔TRWが、予め設定した時間間隔TRWL
より短い場合である。
【0043】アクティブコマンドACTCMD入力後列
アドレスで選択されたワードが上がり、選択されたセル
データがビット線に伝達され、シェアードセンスアンプ
40内に十分差電位がつくタイミングでTGCLK信号
が「high」となる。
アドレスで選択されたワードが上がり、選択されたセル
データがビット線に伝達され、シェアードセンスアンプ
40内に十分差電位がつくタイミングでTGCLK信号
が「high」となる。
【0044】そして、読み出しコマンドRCMDが「h
igh」の時はドライバ制御信号TGSは「low」デ
ータを保持し、読み出しコマンドRCMDが「low」
の時は、TGCLK信号の「high」レベルがドライ
バ制御信号TGSとなり、左右選択信号TGも「hig
h」となる。
igh」の時はドライバ制御信号TGSは「low」デ
ータを保持し、読み出しコマンドRCMDが「low」
の時は、TGCLK信号の「high」レベルがドライ
バ制御信号TGSとなり、左右選択信号TGも「hig
h」となる。
【0045】ところで、本発明においては、ドライバ制
御信号TGSの立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上が
りまでの時間は、読み出しコマンドRCMDの立ち下がりか
ら行選択信号YSWの立ち上がりまでの時間より長くす
る。
御信号TGSの立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上が
りまでの時間は、読み出しコマンドRCMDの立ち下がりか
ら行選択信号YSWの立ち上がりまでの時間より長くす
る。
【0046】そのためには、アクティブコマンドACT
CMDをタイミング制御回路75において所定時間だけ
遅延し、所定時間持続するパルス信号に変換して、ドラ
イバ制御信号TGSとして出力すればよい。このように
して、左右選択信号TGが立ち上がった後で選択信号Y
SWが立ち上がるようマージンを確保する。
CMDをタイミング制御回路75において所定時間だけ
遅延し、所定時間持続するパルス信号に変換して、ドラ
イバ制御信号TGSとして出力すればよい。このように
して、左右選択信号TGが立ち上がった後で選択信号Y
SWが立ち上がるようマージンを確保する。
【0047】このように選択されたワード線とビット線
においては、図7(b)に示すように、行選択信号YSW
が活性化された後に左右選択信号TGが活性化されてお
り、行選択信号YSWが「low」に非活性化される時
点でビット線対に接続された入出力線対IOT、ION
の電位の差が大きくなり、メモリセルのデータが誤りな
く読み出せる。
においては、図7(b)に示すように、行選択信号YSW
が活性化された後に左右選択信号TGが活性化されてお
り、行選択信号YSWが「low」に非活性化される時
点でビット線対に接続された入出力線対IOT、ION
の電位の差が大きくなり、メモリセルのデータが誤りな
く読み出せる。
【0048】以上、図4を参照して説明した通り、本発
明の半導体メモリは、読み出しコマンドRCMDを立ち
上げてから行選択信号を立ち上げ、しかも、左右選択信
号TGと行選択信号が重なることのないように、これら
の信号をクロッキングしているのである。
明の半導体メモリは、読み出しコマンドRCMDを立ち
上げてから行選択信号を立ち上げ、しかも、左右選択信
号TGと行選択信号が重なることのないように、これら
の信号をクロッキングしているのである。
【0049】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、これに限らず、読み出しコマンドRCMDに替えて、
他のラッチ信号でタイミング制御回路75の出力TGCLKを
ラッチしてもよい。その場合、ドライバ制御信号TGSの
立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上がりまでの時間
は、上記の他のラッチ信号の立ち下がりから行選択信号
YSWの立ち上がりまでの時間より長くするとともに、上
記の他のラッチ信号の立ち上がりから行選択信号YSWの
立ち上がりまでの時間より短くすればよい。
たが、これに限らず、読み出しコマンドRCMDに替えて、
他のラッチ信号でタイミング制御回路75の出力TGCLKを
ラッチしてもよい。その場合、ドライバ制御信号TGSの
立ち上がりから左右選択信号TGの立ち上がりまでの時間
は、上記の他のラッチ信号の立ち下がりから行選択信号
YSWの立ち上がりまでの時間より長くするとともに、上
記の他のラッチ信号の立ち上がりから行選択信号YSWの
立ち上がりまでの時間より短くすればよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、アドレス
ストローブで生成した読み出しコマンドと、メモリセル
の行を選択する行選択信号と、左右いずれかののメモリ
セルを選択する左右選択信号TGをクロッキングして、
左右選択信号と行選択信号が重ならないようにしたの
で、いわゆる穴抜けによる誤センスが生じない。
ストローブで生成した読み出しコマンドと、メモリセル
の行を選択する行選択信号と、左右いずれかののメモリ
セルを選択する左右選択信号TGをクロッキングして、
左右選択信号と行選択信号が重ならないようにしたの
で、いわゆる穴抜けによる誤センスが生じない。
【0051】又、本発明によれば、クロック1周期内に
読み出しコマンドを活性化してもデータを読み出すこと
ができるので、高速のデータ読み出しが可能となる。
読み出しコマンドを活性化してもデータを読み出すこと
ができるので、高速のデータ読み出しが可能となる。
【図1】本発明の半導体メモリの構成を示すブロック
図。
図。
【図2】コマンドデコーダのブロック図。
【図3】ドライバ制御回路70のブロック図。
【図4】本発明の半導体メモリの動作を説明するための
タイムチャート。
タイムチャート。
【図5】従来のシェアードセンスアンプの回路図。
【図6】従来のシェアードセンスアンプの動作を説明す
るためのタイムチャート。
るためのタイムチャート。
【図7】誤センスが生じるタイミングを説明するための
タイムチャート。
タイムチャート。
【図8】誤センスを防止する方法を説明するためのタイ
ムチャート。
ムチャート。
10 左メモリセルアレイ 11 右メモリセルアレイ 20 行アドレスラッチ回路 21 行デコーダ 30 列アドレスラッチ回路 31、32 列デコーダ 40 シェアードセンスアンプ 50 左ドライバ 51 右ドライバ 60 コマンドデコーダ 70 ドライバ制御回路 80 アドレスバッファ 90 入出力回路
Claims (5)
- 【請求項1】 メモリセルを行列配置した左右1対のメ
モリセルアレイと、前記メモリセルアレイを読み出すシ
ェアードセンスアンプと、前記メモリセルアレイのいず
れかを選択する左ドライバ及び右ドライバと、前記左ド
ライバ及び右ドライバを駆動するドライバ制御回路と、
前記ドライバ制御回路にアクティブコマンド及び読み出
しコマンドを送出するコマンドデコーダとを備えた半導
体メモリであって、左右いずれかの前記メモリセルを選択する左右選択信号
の立ち上げ時刻を、前記メモリセルアレイの行を選択す
る行選択信号の立ち上げ時刻より遅らせる ことを特徴と
する半導体メモリ。 - 【請求項2】 前記読み出しコマンドが活性化されてい
る時間間隔の下限値より短い時間間隔の前記読み出しコ
マンドが入力された際、左右いずれかの前記メモリセル
を選択する左右選択信号の立ち上げ時刻を、前記メモリ
セルアレイの行を選択する行選択信号の立ち上げ時刻よ
り遅らせることを特徴とする請求項1記載の半導体メモ
リ。 - 【請求項3】 前記ドライバ制御回路は、前記アクティ
ブコマンドを入力して制御クロックを出力するタイミン
グ制御回路と、前記読み出しコマンドを反転させる第1
インバータと、前記タイミング制御回路の出力端子をソ
ースに接続し前記第1インバータの出力端子をゲートに
接続するトランジスタと、前記トランジスタのドレイン
を入力端子に接続するラッチと、前記ラッチの出力を入
力する第2インバータとを備え、 前記第2インバータの出力を前記ドライバ回路の出力と
することを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。 - 【請求項4】 メモリセルを行列配置した左右1対のメ
モリセルアレイと、前記メモリセルアレイの行を選択す
る行アドレスラッチ回路及び行デコーダと、前記メモリ
セルアレイの列を選択する列アドレスラッチ回路及び列
デコーダと、前記メモリセルアレイを読み出すシェアー
ドセンスアンプと、前記メモリセルアレイの内のいずれ
かを選択する左ドライバ及び右ドライバと、前記左ドラ
イバ及び右ドライバを駆動するドライバ制御回路と、前
記ドライバ制御回路にアクティブコマンド及び読み出し
コマンドを送出するコマンドデコーダとを備えた半導体
メモリを用い、前記アクティブコマンド活性化後に、読
み出しコマンドを活性化し、前記アクティブコマンドを
前記列アドレスラッチ回路に入力し、前記列アドレスラ
ッチ回路の出力と前記ドライバ回路の出力とに基づき前
記左ドライバ及び前記右ドライバを駆動して前記メモリ
セルアレイのいずれか一方を選択し、前記読み出しコマ
ンドを前記行アドレスラッチ回路に入力し、前記行アド
レスラッチ回路の出力を前記行デコーダに入力して行選
択信号を生成し、前記読み出しコマンド非活性化後に、
前記行デコーダから行選択信号を送出して、選択された
前記メモリセルを読み出す前記半導体メモリの読み出し
方法であって、 前記ドライバ制御回路の出力信号の立ち上がりから前記
左ドライバ又は右ドライバの出力信号の立ち上がりまで
の時間を、前記読み出しコマンドの立ち下がりから前記
行選択信号の立ち上がりまでの時間より長くするととも
に、前記読み出しコマンドの立ち上がりから前記行選択
信号の立ち上がりまでの時間より短くすることを特徴と
する半導体メモリの読み出し方法。 - 【請求項5】 前記読み出しコマンドの反転信号によっ
て、前記アクティブコマンドを反転させるとともに遅延
させた反転遅延アクティブコマンド信号をラッチするこ
とを特徴とする請求項4記載の半導体メモリの読み出し
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21300498A JP3225505B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 半導体メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21300498A JP3225505B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 半導体メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048557A JP2000048557A (ja) | 2000-02-18 |
JP3225505B2 true JP3225505B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=16631902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21300498A Expired - Fee Related JP3225505B2 (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 半導体メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225505B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4833704B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2011-12-07 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体記憶装置 |
CN116206651B (zh) * | 2023-05-05 | 2023-07-14 | 华中科技大学 | 一种宽电压域sram读写时序控制电路及方法 |
-
1998
- 1998-07-28 JP JP21300498A patent/JP3225505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000048557A (ja) | 2000-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |