JP3223284U - 発熱体 - Google Patents
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Abstract
【課題】学校教育用実験教材に利用される発熱体を提供する。【解決手段】伝導パイプ12と該伝導パイプ12に巻き固定された電熱線14を有し、伝導パイプ内部に温度計を挿入することで電熱線の温度を把握できる発熱体10である。電熱線は該電熱線の長手方向略中央に位置し伝導パイプに直接巻き付けられる巻線部14aと、該電熱線の一端側に位置し外部バッテリーの一端側と接続される第1導線部14bと、該電熱線の他端側に位置し外部バッテリーの他端側と接続される第2導線部14cを有する。第1導線部と第2導線部はそれぞれの長さが異なり、巻線部の両端は伝導パイプの下方位置で結束されるとともに固定バンド18で固定される。巻線部は、伝導パイプの長手方向における略中央位置に対して温度計の挿入方向側に位置する。【選択図】図1
Description
本考案は発熱体、特に学校教育用実験教材に利用される発熱体の熱応答性向上技術に関する。
近年の学校教育では、IoT(Internet of Things)への対応や個人・チームによる課題解決能力の育成としていわゆるプログラミング的思考、論理的思考能力の育成が求められている。このプログラミング的思考、論理的思考能力を教育する手段として、例えば一般的にはビーカーに水と発熱体を入れ、該発熱体からの発熱量を制御して水の温度を調整し、その水の温度を測定することで発熱制御と温度変化量との関係を可視化する実験が行われている。
この実験結果を踏まえ、例えば炊飯器の温度制御(センサーとプログラムによる緻密な温度制御)を関連付けて解説することで、プログラミング的思考、すなわち本教育を受けた児童、生徒達(主に小学生)は論理的思考を自然に身に付けることが出来る。
ところが、水は比熱が大きいため発熱や冷却に時間を要してしまい、実際には限られた短い授業時間の中でプログラム制御による細やかな温度変化を実現することは困難であった。そこで発熱体の発熱量を可視化する別の手段として、非特許文献1には電池に電気接続された電熱線に発砲スチロール等を接触させて熱切断等をすることで、発熱の変化量を観察することが出来る実験方法が開示されている。この方法であれば、時間を要せずに電熱線が発熱したか否かを的確に把握することが出来る。
地球となかよし 小学理科6(教育出版株式会社 文部科学省検定済教科書 小学校理科用17教出 理科605)
しかしながら、非特許文献1の方法により時間的制約を受けることなく発熱実験を行うことが可能となり、この方法であれば一般的な発熱実験等には非常に有効であると言えるが、温度変化量のリニアな観察が必須となるプログラミング的思考教育実験においてはそのまま適用することが困難である。
また、発砲スチロールの切断と温度の変化の関係がわからず、電池を変化させることで、エネルギー量が変化し、その変化が温度の変化にどのように影響するかを掴むことができなかった。さらには、短い授業時間の中で、計画、実験と結果検証、そして次の計画を立てるいわゆるPDCAによる論理的な学習、また、論理的思考と関連して計画フローを考えるプログラミング的思考教育を実践することは困難であった。
すわなち、プログラミング的思考教育実験においては温度変化をリアルタイムで測定し、その温度変化を可視化することで授業を受けている児童、生徒達に温度変化を実感させなければならず、この方法では発熱したか否かは適切に表現することが出来るが、具体的な温度変化を児童、生徒達に伝えることが出来ない。
さらに、これらの教育は今後全国の学校等で行われるものであるため、実験に利用される発熱体を大量に生産して供給する必要がなる。そのため、従来の発熱体よりも構造を簡略化できることが望ましい。つまり、プログラミング的思考教育実験における発熱体は従来品よりも生産性向上を目的として構造をなるべく簡略化し、且つ、温度変化に対する応答性を向上させる必要があり、まだまだ改良の余地がある。
本考案は上記従来技術の課題に鑑みて行われたものであって、その目的は、一般的な発熱実験のみならずプログラミング的思考教育実験にも利用できる熱応答特性を有し、且つ、構造を簡略化して生産性、利便性も向上させた発熱体を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係る発熱体は、
略円筒形状の伝導パイプと、絶縁チューブで被覆され前記伝導パイプに巻き固定された電熱線と、を有し、前記伝導パイプ内部に測温部を有する温度計を挿入することで前記電熱線の温度を把握できる発熱体であって、
前記電熱線は、該電熱線の長手方向略中央に位置し前記伝導パイプに直接巻き付けられる巻線部と、該電熱線の一端側に位置し外部バッテリーの一端側と接続される第1導線部と、該電熱線の他端側に位置し前記外部バッテリーの他端側と接続される第2導線部と、を有し、
前記巻線部は、該巻線部の両端を前記伝導パイプの下方位置で結束されるとともに固定バンドで固定され、
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向における略中央位置に対して前記温度計の挿入方向側に位置し、伝導パイプ内部に前記温度計が挿入された際に該巻線部の位置と該温度計の測温部の位置とが略一致することを特徴とする。
略円筒形状の伝導パイプと、絶縁チューブで被覆され前記伝導パイプに巻き固定された電熱線と、を有し、前記伝導パイプ内部に測温部を有する温度計を挿入することで前記電熱線の温度を把握できる発熱体であって、
前記電熱線は、該電熱線の長手方向略中央に位置し前記伝導パイプに直接巻き付けられる巻線部と、該電熱線の一端側に位置し外部バッテリーの一端側と接続される第1導線部と、該電熱線の他端側に位置し前記外部バッテリーの他端側と接続される第2導線部と、を有し、
前記巻線部は、該巻線部の両端を前記伝導パイプの下方位置で結束されるとともに固定バンドで固定され、
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向における略中央位置に対して前記温度計の挿入方向側に位置し、伝導パイプ内部に前記温度計が挿入された際に該巻線部の位置と該温度計の測温部の位置とが略一致することを特徴とする。
また、本考案に係る発熱体は、
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向に該巻線部同士が密着した状態で少なくとも2回巻き付けられ、
前記電熱線の抵抗値は、1Ω〜10Ωであることを特徴とする。
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向に該巻線部同士が密着した状態で少なくとも2回巻き付けられ、
前記電熱線の抵抗値は、1Ω〜10Ωであることを特徴とする。
また、本考案に係る発熱体は、
前記第1導線部の長さと、前記第2導線部の長さは、前記第1導線部の末端に位置する通電部と前記第2導線部の末端に位置する通電部が互いに接触することのない長さであることを特徴とする。
前記第1導線部の長さと、前記第2導線部の長さは、前記第1導線部の末端に位置する通電部と前記第2導線部の末端に位置する通電部が互いに接触することのない長さであることを特徴とする。
また、本考案に係る発熱体は、
前記伝導パイプは、該伝導パイプに前記電熱線が巻き付けられた状態において前記巻線部の両側位置に該巻線部の横ズレを防止するための補助固定バンドが設けられていることを特徴とする。
前記伝導パイプは、該伝導パイプに前記電熱線が巻き付けられた状態において前記巻線部の両側位置に該巻線部の横ズレを防止するための補助固定バンドが設けられていることを特徴とする。
また、本考案に係る発熱体は、
前記絶縁チューブは、熱収縮チューブ、絶縁被覆膜であることを特徴とする。
前記絶縁チューブは、熱収縮チューブ、絶縁被覆膜であることを特徴とする。
また、本考案に係る発熱体は、
前記外部バッテリーは少なくとも2個の電池が直列接続されており、該外部バッテリーと前記第1導線部および第2導線部とが電気接続されることでプログラミング的思考を教育するための発熱実験に利用されることを特徴とする。
前記外部バッテリーは少なくとも2個の電池が直列接続されており、該外部バッテリーと前記第1導線部および第2導線部とが電気接続されることでプログラミング的思考を教育するための発熱実験に利用されることを特徴とする。
本考案によれば、伝導パイプと該伝導パイプに所定条件で巻き付けられた電熱線とを有し、伝導パイプ内部に温度計を挿入できる構造とすることで、外部バッテリーによる電熱線の温度変化をリアルタイムで把握できる発熱体を提供できる効果を奏する。その結果、本考案に係る発熱体を利用することで上記プログラミング的思考教育実験を容易に行うことが出来る。
さらに、本考案に係る発熱体は従来よりも構造の簡略化が実現できるので、生産性向上、利便性向上、器具の低価格化の効果も期待できる。加えて、学校教育において、発熱に係る様々な実験への応用も期待できる。
以下、本考案の実施形態に係る発熱体について図面を用いて説明するが、本考案の趣旨を越えない限り何ら以下の例に限定されるものではない。
図1には本考案の実施形態に係る発熱体の概略構成図を示す。同図に示す発熱体10は、略円筒形状の伝導パイプ12と、絶縁チューブで被覆され前記伝導パイプ12に巻き固定された電熱線14と、を含んで構成されている。
伝導パイプ12は、例えばアルミニウムやステンレスなどの金属材料を含んで構成されている。本実施形態に係る伝導パイプ12はステンレスを含んで構成されているが、熱伝導率の良い金属材料(熱伝導率が50W毎平方メーターケルビン以上の金属材料)であれば他の材料で構成されていても良い。
例えば鉄の熱伝導率はおよそ83W毎平方メーターケルビンであり、水の熱伝導率はおよそ約0.58W平方メーターケルビンであり、つまり鉄の熱伝導率は水の熱伝導率の100倍以上である。本実施形態に係る伝導パイプ12における長手方向の長さはおよそ20mm程度である。この長さは、実際に当該発熱体10が利用される発熱実験に応じて適宜変更しても良い。
伝導パイプ12の内部には直径約3mm〜20mm程度の空間を有しており、この内部空間には温度計が挿入される。伝導パイプの直径は、温度計において熱を検知する部分(測温部ないしセンサー部分)の径により適切な直径を選択することとなる。本実施形態に係る発熱体10は、この温度計により当該発熱体10の温度を正確に測定することが出来る。伝導パイプ12の内径は、温度計の先端付近に位置する測温部(センサー部分)が挿入できる大きさであることが好ましい。
図2には本実施形態に係る発熱体における温度測定の概略イメージ図を示す。本実施形態に係る発熱体10は、例えば図2(a)に示すようにサーミスタ等の測温部24aを有する電気式温度計24を伝導パイプ12の内部に挿入することで正確な温度を測定することが出来る。また、図2(a)に示すように測温部24a(温度を正確に感知する部分)は、温度計24の先端位置から1mm〜3mm程度離れたところに位置する。そして、例えば図2(b)に示すように、感温液として水銀、アルコール等が利用されているガラス製温度計24を伝導パイプ12の内部に挿入しても同様の効果を得ることが出来る。
次に電熱線14について詳しく説明する。図1に示すように電熱線14は、巻線部14aと第1導線部14bと第2導線部14cを含んで構成されている。電熱線14は、例えばニクロム線等を含んで構成されている。また、電熱線14は電流を流して発熱が生じるように抵抗値が1Ωから10Ω程度であることが好ましく、本考案者らの実験によれば、より好ましくは抵抗値が5.5Ω前後であることが好適である。
巻線部14aは、電熱線14の長手方向における略中央に位置しており(電熱線14が伝導パイプ12に巻かれていない状態における略中央位置)、前記伝導パイプ12に直接巻き付けられている。本考案に係る巻線部14aは、伝導パイプ12の長手方向に該巻線部14a同士が密着した状態で少なくとも2回巻き付けられていることが好ましく、本実施形態では伝導パイプ12に巻線部14aが5回巻き付けられている(図1を参照)。
第1導線部14bは、電熱線14の一端側に位置しており、例えば発熱実験中においては外部バッテリーの一端側と接続される。第2導線部14cは、電熱線14の他端側に位置しており、発熱実験中においては外部バッテリーの他端側と接続される。
具体的には、第1導線部14bおよび第2導線部14cのそれぞれの末端に位置する通電部16を直接ないし他の導線等を介して外部バッテリーに電気的に接触させることで当該発熱体10と該外部バッテリーとが電気接続される。当該発熱体10と外部バッテリーとを接続しやすいようにするため、通電部16には例えば丸型端子、Y型端子等の各種接続端子を圧着して設けても良い。あるいは、通電部16はそのままでも良いし、はんだ付けなどで銅線など別の線を付加する処理をする方法もある。
巻線部14aの両端(伝導パイプ12に巻き付けた後に余っている部分)は前記伝導パイプ12の下方位置(第1導線部14bおよび第2導線部14c方向)で結束されており、この結束部分は固定バンド18で固定されている。このような構成とすることで、固定しづらい円筒形状の伝導パイプ12であってもしっかりと電熱線14を希望する位置に巻き固定することが出来る。本実施形態に係る固定バンド18には、例えば一般的な結束バンド等を利用することが出来る。結束バンドを用いる以外にも、接着剤で固定したり、ひも、糸などで巻き付けて固定してもよい。
同様に、本実施形態では伝導パイプ12の長手方向において該伝導パイプ12に巻き付けられた巻線部14aの両側に補助固定バンド20および補助固定バンド22を設けることで、伝導パイプ12に対して巻線部14aの横ズレを防止してさらなる強固な固定を実現することができる。
また、本実施形態では伝導パイプ12に補助固定バンド20、22を設けることで発熱体10を構成しているが、例えば図3に示すように伝導パイプ12に補助固定バンド20、22を設けない構成としても本考案に係る発熱体10を実現することが出来る。例えば図3において、巻線部14aを熱伝導率の良い接着剤等を利用して伝導パイプ12に固定することも出来る。
そして、図1に示すように本実施形態における第1導線部14bと第2導線部14cは、それぞれ異なる長さで形成されている。本実施形態では第1導線部14bの長さを3cm〜5cm未満、およそ4cmとしている。また、第2導線部14cの長さは5cm〜8cm程度、およそ6cmとしている。
仮に第1導線部14bおよび第2導線部14cの長さを同じ長さにしてしまうと、発熱実験中において電熱線14の通電部16同士が接触してショートしてしまうおそれがある。そこで本実施形態のように第1導線部14bおよび第2導線部14cのそれぞれを異なる長さにすることで、例えば外部バッテリーと発熱体10とが電気配線された状態であっても通電部16同士が接触して電気回路がショート(短絡)してしまうことを防止することが出来る。
また、図1では巻線部14aは伝導パイプ12の略中央位置に対して温度計24の挿入方向側(図2を参照)に巻き固定されている。このような位置に巻線部14aを固定することで、伝導パイプ12に挿入された温度計24が電熱線14の温度変化を適切に感知することが出来る。
具体的には一般的な温度計であれば、上述のとおり該温度計の先端部分から数ミリ程度離れた位置に測温部(温度センサー)を有している可能性が高く、温度計24が伝導パイプ12に挿入された際にこの測温部24aが当該発熱体10の巻線部14aとしっかりと重なるような構成とことで正確な温度測定を実現することができる。
発熱体10の測温部24aの位置は、温度計の実体に合わせるか、温度計の仕様書により測温部を把握すると良い。発熱体10(巻線部14a)の位置と温度計24における測温部24aの位置が完全に一致していなくとも、実験を行うことは可能であり、実験の結果をもとに適切な位置を選択することも可能である。
本実施形態における発熱体10は、概略以上のような特徴を有して構成されている。以下、本実施形態に係る発熱体10を利用した発熱実験(およびプログラミング的思考教育実験)について詳しく説明する。
発熱実験について
図4には、本考案の実施形態に係る発熱体を利用した発熱実験の概略構成図を示す。同図に示すように発熱実験は、発熱体10と外部バッテリー26を電気接続するとともに発熱体10の伝導パイプ12に温度計24を挿入することで行うことが出来る。
図4には、本考案の実施形態に係る発熱体を利用した発熱実験の概略構成図を示す。同図に示すように発熱実験は、発熱体10と外部バッテリー26を電気接続するとともに発熱体10の伝導パイプ12に温度計24を挿入することで行うことが出来る。
発熱体10は、第1導線部14bの通電部16がいわゆるミノムシクリップ(ワニグチクリップともいう)を有するリード線28bの一端と接続されており、第2導線部14cの通電部16がミノムシクリップを有するリード線28cの一端と接続されている。
そしてリード線28bの他端は外部バッテリー26のプラス側と接続されており、リード線28cの他端は外部バッテリー26のマイナス側に接続されている。このように発熱体10と外部バッテリー26はリード線28(28b、28c)を介して電気接続されている(電気回路ループが形成されている)。
電気回路ループが形成されると、発熱体10が備える電熱線14には所定の電流が流れ、該電熱線14(主に巻線部14a)は発熱する(電熱線14が有する抵抗値によって発熱する)。この電流により生じた発熱は、伝導パイプ12に熱伝導される。この時、図4のように温度計24の測温部(先端からの位置は図2を参照)は伝導パイプ12に挿入されているため、該温度計24は電熱線14から伝導パイプ12に伝わった熱の温度を瞬時に測定することが出来る。例えば図4では、発熱実験において発熱した発熱体10の温度が41.5℃であることをすぐに把握することが出来る。
一般的に、電子的な温度計における測温部は該温度計の先端が被覆されていることから先端に対して数ミリ程度離れた位置に設けられていることが多い。そこで本実施形態における発熱体10では、温度計24の測温部24aが適切に温度を測定できるように、巻線部14aが測温部24aと重なるように工夫されている。
具体的には、上述のとおり巻線部14aは伝導パイプ12の略中央位置に対して温度計24の挿入方向側にずらした位置に設けられている。例えば、伝導パイプ12の長手方向において温度計24の挿入方向側末端位置から1mm〜3mm程度ずらした位置に補助固定バンド20を設けることが好ましく、より好ましくは2mmずらした位置に補助固定バンド20を設けることが好適である。
巻線部14はa、温度計24の挿入方向側末端位置にさらに近い位置に設けることも可能であるが、巻線部14aが伝導パイプ12から外れることを防ぐための適切位置であり、接着剤等による固定などで、外れることがない場合には前述の寸法(挿入方向側末端位置から1mm〜3mm程度ずらした位置)によらないで行うこともできる。
このように本実施形態に係る発熱体10を利用した発熱実験では、電気回路ループが形成されると同時に(または所定時間経過後から)発熱温度を測定することが出来る。そして図4では、外部バッテリー26として3個の電池が直列接続されているが、例えばこの状態から発熱体10に電気接続する電池の個数を変えることで発熱体10への電流値を調節して発熱量を変えることが出来る。
具体的には図5に示すように、外部バッテリー26として2個の電池に繋ぎ換えることで、発熱体10への電流値を調整して該発熱体10の温度を変化させることが出来る。そしてこの温度変化は、図4に示した発熱実験と同様に温度計24により正確に測定することが出来る。
このように本実施形態に係る発熱体10を利用することで、発熱体10の発熱量を制御して変化させ(電池から発熱体への出力を変化させ)、該発熱体10の温度変化を温度計24により測定することで温度変化量を可視化する実験、すなわちプログラミング的思考実験を容易に行うことが出来る。
なお、発熱体10の電熱線14は、絶縁を保つために絶縁チューブ等で被覆されている必要がある。絶縁チューブには、電熱線の線径よりやや大きい耐熱チューブを用いる。熱収縮チューブをもちいると、電熱線14を挿入した後にチューブが熱収縮し、電熱線14とチューブが略密着するので作業が容易である。また、別な方法として、電熱線14自体に絶縁コーティング(絶縁被覆膜)を行ったり、あるいは絶縁コーティング処理のされた電熱線を用いる方法もある。
また、本実施形態に係る発熱体10は、主に伝導パイプ12と電熱線14で構成することで当該発熱体10の構造を出来る限り簡略化しており、その結果、上記効果に加えてさらに生産性向上および利便性向上の効果が期待できる。
本考案に係る発熱体10は主に発熱量を理解するための一般的な発熱実験に利用することができ、さらに例えば小学校の授業におけるプログラミング思考教育実験や中学校、高等学校、大学等の授業における学校教育用教材としても幅広く応用して利用することが出来る。
10 発熱体
12 伝導パイプ
14 電熱線
14a 巻線部
14b 第1導線部
14c 第2導線部
16 通電部
18 固定バンド
20 補助固定バンド
22 補助固定バンド
24 温度計
24a 測温部
26 電池(外部バッテリー)
28a リード線
28b リード線
12 伝導パイプ
14 電熱線
14a 巻線部
14b 第1導線部
14c 第2導線部
16 通電部
18 固定バンド
20 補助固定バンド
22 補助固定バンド
24 温度計
24a 測温部
26 電池(外部バッテリー)
28a リード線
28b リード線
Claims (6)
- 略円筒形状の伝導パイプと、絶縁チューブで被覆され前記伝導パイプに巻き固定された電熱線と、を有し、前記伝導パイプ内部に測温部を有する温度計を挿入することで前記電熱線の温度を把握できる発熱体であって、
前記電熱線は、該電熱線の長手方向略中央に位置し前記伝導パイプに直接巻き付けられる巻線部と、該電熱線の一端側に位置し外部バッテリーの一端側と接続される第1導線部と、該電熱線の他端側に位置し前記外部バッテリーの他端側と接続される第2導線部と、を有し、
前記巻線部は、該巻線部の両端を前記伝導パイプの下方位置で結束されるとともに固定バンドで固定され、
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向における略中央位置に対して前記温度計の挿入方向側に位置し、前記伝導パイプ内部に前記温度計が挿入された際に該巻線部の位置と該温度計の測温部の位置とが略一致することを特徴とする発熱体。 - 請求項1に記載の発熱体であって、
前記巻線部は、前記伝導パイプの長手方向に該巻線部同士が密着した状態で少なくとも2回巻き付けられ、
前記電熱線の抵抗値は、1Ω〜10Ωであることを特徴とする発熱体。 - 請求項1または請求項2のいずれかに記載の発熱体であって、
前記第1導線部の長さと、前記第2導線部の長さは、前記第1導線部の末端に位置する通電部と前記第2導線部の末端に位置する通電部が互いに接触することのない長さであることを特徴とする発熱体。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発熱体であって、
前記伝導パイプは、該伝導パイプに前記電熱線が巻き付けられた状態において前記巻線部の両側位置に該巻線部の横ズレを防止するための補助固定バンドが設けられていることを特徴とする発熱体。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の発熱体であって、
前記絶縁チューブは、熱収縮チューブ、絶縁被覆膜であることを特徴とする発熱体。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発熱体であって、
前記外部バッテリーは少なくとも2個の電池が直列接続されており、該外部バッテリーと前記第1導線部および第2導線部とが電気接続されることでプログラミング思考を教育するための発熱実験に利用されることを特徴とする発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019002656U JP3223284U (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019002656U JP3223284U (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 発熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3223284U true JP3223284U (ja) | 2019-09-26 |
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ID=68052094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019002656U Active JP3223284U (ja) | 2019-07-18 | 2019-07-18 | 発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2019
- 2019-07-18 JP JP2019002656U patent/JP3223284U/ja active Active
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