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JP3221052B2 - 画像の手振れ検出装置 - Google Patents

画像の手振れ検出装置

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JP3221052B2
JP3221052B2 JP12647592A JP12647592A JP3221052B2 JP 3221052 B2 JP3221052 B2 JP 3221052B2 JP 12647592 A JP12647592 A JP 12647592A JP 12647592 A JP12647592 A JP 12647592A JP 3221052 B2 JP3221052 B2 JP 3221052B2
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哲二郎 近藤
泰弘 藤森
真史 内田
司 橋野
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の手振れ検出装置
に関し、例えばハンディタイプのビデオカメラの撮像出
力などのビデオデータに含まれる所謂手振れによる画像
の移動量を検出して補正する画像の手振れ補正装置など
に適用される。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンディタイプのビデオカメラ
では、撮影時の手振れすなわちカメラの振動が画像の振
動となって現れる。そこで、このような手振れによる画
像の振動を補正する画像の手振れ補正装置として、例え
ば特開昭63−166370号公報に開示されているよ
うに、画像の動きベクトルを検出し、この動きベクトル
に基づいて、画像メモリに貯えられているビデオデータ
を補正するものが提案されている。
【0003】画像の動きベクトルの検出には、例えばブ
ロックマッチング法が採用される。このブロックマッチ
ング法による画像の動きベクトルの検出では、画面を多
数の領域(ブロックと称する)に分割し、各ブロックの
中心に位置する前フィールドの代表点画素と現フィール
ドのブロック内の各画素の画像データとのフィールド差
の絶対値を演算し、各ブロックのフィールド差分絶対値
を対応する画素毎に積算して相関積分値を求めて、1ブ
ロック分の画素配列に対応する座標を有する相関積算値
表を形成する。そして、この相関積算値表における相関
積分値の最小値の座標値を画像の動きベクトルの座標値
として画面全体の動きベクトルを決定している。
【0004】一般に、このようなブロックマッチング法
では、画素の間隔を1単位として動きベクトルが検出さ
れ、少数点以下の値は求まらない。
【0005】ところで、手振れの補正を行う場合は、フ
ィールド毎又はフレーム毎に検出される動きベクトルを
積算したベクトルを手振れベクトルとして用いるため、
正しいベクトルに対する誤差が大きくなることがある。
そこで、決定された動きベクトルとその周辺の積算値デ
ータを用いて動きベクトルの補間を行うことにより少数
点以下の値を求めるようにしている。
【0006】また、上述の如きブロックマッチング法で
は、カメラの手振れによる画像の動きベクトルと被写体
の動きによる動きベクトルとが同時に発生するので、こ
れらの判別が難しい。従来、手振れによる画像の動きベ
クトルの検出精度を高める手法として、1画面の複数の
領域(マクロブロック)に分割し、上記マクロブロック
毎の動きベクトルから画面全体の動きベクトルを検出す
る手法が知られている。本件出願人は、高いに隣接しな
いマクロブロックが生じるような形態で1画面を複数の
マクロブロックに分割して、上記マクロブロック毎の動
きベクトルから画面全体の動きベクトルを検出する手法
を例えば特願平3−100384号などにおいて先に提
案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1画面の複
数のマクロブロックに分割し、上記マクロブロック毎の
動きベクトルから画面全体の動きベクトルを決定し、こ
の動きベクトルについて、その周辺の積算値データを用
いて補間すると、画像中に動き物体がある場合には、上
記動き物体が存在するマクロブロックの手振れベクトル
周辺の積算値データに上記動き物体による動きベクトル
の成分が含まれてしまうので、動きベクトルの検出精度
を十分に高めることができず、補間された動きベクトル
と実際の手振れベクトルとの差が大きくなってしまう。
【0008】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、ハンディタイプのビデオカメラ
などにおける高性能の手振れ補正を可能にすることを目
的とし、画像中に動き物体がある場合にも補間により手
振れベクトルを高精度に検出することのできる画像の手
振れ検出装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像の手振
れ検出装置は、上述の課題を解決するために、1画面を
複数のマクロブロックに分割し、上記マクロブロック毎
に動きベクトルを検出する第1の検出手段と、上記第1
の検出手段の出力に基づいて画面全体の動きベクトルを
検出する第2の検出手段と、上記第2の検出手段により
検出された画面全体の動きベクトル近傍の動きベクトル
が得られるマクロブロックを有効マクロブロックとし
て、各有効マクロブロックの動きベクトルの周辺の積算
値データにより画面全体の動きベクトルを補間する補間
手段とを備え、上記補間手段により補間された動きベク
トルを手振れベクトルとして出力することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明に係る画像の手振れ検出装置では、第1
の検出手段により1画面を複数に分割したマクロブロッ
ク毎に動きベクトルを検出し、第2の検出手段により各
マクロブロックの動きベクトルに基づいて画面全体の動
きベクトルを検出する。そして、上記画面全体の動きベ
クトル近傍の動きベクトルが得られるマクロブロックを
有効マクロブロックとして、補間手段により、各有効マ
クロブロックの動きベクトルの周辺の積算値データで画
面全体の動きベクトルを補間し、手振れベクトルとして
出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る画像の手振れ検出装置の
一実施例について図面に従い詳細に説明する。本発明に
係る画像の手振れ検出装置は、例えば図1のように構成
される。
【0012】この図1に示した手振れ検出装置10は、
ハンディタイプのビデオカメラにおける手振れによる画
像の動きを補正する手振れ補正装置に本発明を適用した
もので、補正信号発生部20及び補正部30とともに手
振れ補正装置を構成している。この図1において、信号
入力端子1には、上記ビデオカメラの図示しない撮像部
による撮像出力として得られるビデオ信号をディジタル
化した入力ビデオデータが供給される。
【0013】この手振れ検出装置10は、入力ビデオデ
ータが上記信号入力端子1を介して供給されるフィール
ド差分検出部11と、このフィールド差分検出部11の
出力が供給される相関積算値表形成部12と、この相関
積算値表形成部12の出力が供給されるマクロベクトル
検出部15と、このマクロベクトル検出部15の出力が
供給される動きベクトル決定部16及び周辺積算値記憶
部17と、上記動きベクトル検出部16及び周辺積算値
記憶部17の各出力が供給される有効積算値表作成部1
8と、この有効積算値表作成部18の出力が供給される
補間処理部19とを備えてなる。
【0014】上記フィールド差分検出部11は、上記入
力ビデオデータが上記信号入力端子1を介して供給され
る代表点メモリ11Aと減算回路11Bからなる。
【0015】上記代表点メモリ11Aは、入力ビデオデ
ータで構成される1フィールドの画像を複数に分割した
各ブロック毎の代表点画素の画像データIk (0,0)
を記憶する。具体的には、例えば図2に示すように、1
フィールドの画面をm画素×nラインのブロックに分割
し、図3に示すように各ブロックの中心の画素S(0,
0)を代表点とし、各代表点画素の画像データI
k (0,0)を上記代表点メモリ11Aに1フィールド
期間記憶する。なお、上記代表点は、画面上で均一にば
らまかれている。そして、この代表点メモリ11Aから
読み出される1フィールド前の各代表点画素の画像デー
タIk-1 (0,0)が上記減算回路11Bに供給され
る。
【0016】また、上記減算回路11Bは、上記信号入
力端子1を介して供給される入力ビデオデータすなわち
現フィールドの画像データについて、ブロック毎のm×
n個の各画素の画像データIk (x,y)と上記代表点
メモリ11Aから読み出される前フィールドの対応する
ブロックの代表点画素の画像データIk-1 (0,0)と
の差分すなわちフィールド間差の絶対値|Ik-1 (0,
0)−Ik (x,y)|を検出する。
【0017】そして、上記フィールド差分検出部11
は、上記減算回路11Bにより得られるフィールド差分
絶対値|Ik-1 (0,0)−Ik (x,y)|を上記相
関積算値表形成部12に供給する。
【0018】上記相関積算値表形成部12は、上記フィ
ールド差分検出部11により得られたフィールド差分絶
対値|Ik-1 (0,0)−Ik (x,y)|が供給され
るマクロブロック化回路13と、このマクロブロック化
回路13によりマクロブロック化されたフィールド差分
絶対値|Ik-1 (0,0)−Ik (x,y)|が供給さ
れる第1乃至第13の絶対値積分回路14A〜14Mか
らなる。
【0019】上記マクロブロック化回路13は、上記フ
ィールド差分検出部11により得られたフィールド差分
絶対値|Ik-1 (0,0)−Ik (x,y)|につい
て、互いに隣接しないマクロブロックが生じる形態で、
1画面を複数のマクロブロックに分割するもので、例え
ば図4に示すように、1画面を4×3の12個のマクロ
ブロックB1〜B12に分割する。
【0020】そして、このマクロブロック化回路13に
よりマクロブロック化されたフィールド差分絶対値|I
k-1 (0,0)−Ik (x,y)|は、各マクロブロッ
クB1〜B12に対応する上記第1乃至第12の絶対値
積分回路14A〜14Lにマクロブロック毎に供給され
るとともに、上記第13の絶対値積分回路14Mに全マ
クロブロックが供給される。
【0021】上記第1の絶対値積分回路14Aは、第1
のマクロブロックB1のフィールド差分絶対値|Ik-1
(0,0)−Ik (x,y)|について、上記m×n個
の画素で構成されるブロックの各フィールド差分絶対値
を対応する画素毎に積算し、上記第1のマクロブロック
B1の相関積算値表を形成する。以下同様に、上記第2
乃至第12の絶対値積分回路14B〜14Lは、それぞ
れ対応する第2乃至第12のマクロブロックB2〜B1
2の相関積算値表を形成する。また、上記第13の絶対
値積分回路14Mは、上記第1乃至第12のマクロブロ
ックB1〜B12からなる1画面全体の相関積算値表を
形成する。
【0022】そして、上記相関積算値表形成部12は、
上記第1乃至第12の絶対値積分回路14A〜14Lに
より形成された各マクロブロックB1〜B12の相関積
算値表の相関積算値と上記第13の絶対値積分回路14
Mにより形成された1画面全体の相関積算値表の相関積
算値を上記マクロベクトル検出部15に供給する。
【0023】上記マクロベクトル検出部15は、上記第
1乃至第12の絶対値積分回路14A〜14Lにより形
成された各マクロブロックB1〜B12の相関積算値表
の相関積算値が供給される第1乃至第12のマクロベク
トル検出回路15A〜15Lと、上記第13の絶対値積
分回路14Mにより形成された1画面全体の相関積算値
表の相関積算値が供給されるベクトル検出回路15Mと
からなる。
【0024】上記第1乃至第12のマクロベクトル検出
回路15A〜15Lは、各マクロブロックB1〜B12
毎の画像の動きベクトル(マクロベクトル)として、各
マクロブロックB1〜B12の相関積算値表の相関積算
値の最小値の座標を検出する。また、上記ベクトル検出
回路15Mは、1画面全体の動きベクトルとして、上記
相関積算値表の相関積算値の最小値の座標を検出する。
【0025】ここで、上記相関積算値表形成部12によ
り形成された各相関積算値表の相関積算値は、各ブロッ
クの代表点画素の画像データIk-1 (0,0)と他の画
素の画像データIk (x,y)とのフィールド間相関を
示すもので、相関の強い画素に対応する座標ほど小さな
値となり、動きベクトルに対応する座標の相関積算値が
最小値となるので、上記マクロベクトル検出部15は、
相関積算値表の最小値の座標を検出することにより動き
ベクトルを検出することができる。
【0026】そして、上記マクロベクトル検出部15
は、上記第1乃至第12のマクロベクトル検出回路15
A〜15Lにより検出された各マクロベクトルと上記ベ
クトル検出回路15Mにより検出された1画面全体の動
きベクトルを上記動きベクトル決定部16に供給する。
さらに、この相関積算値表形成部12は、上記第1乃至
第12のマクロベクトル検出回路15A〜15Lにより
検出された各マクロベクトルの周辺の相関積算値データ
を上記周辺積算値記憶部17に供給する。
【0027】上記動きベクトル決定部16では、上記マ
クロベクトル検出部15から供給される各マクロベクト
ルと1画面全体の動きベクトルとから総合的に画像の動
きベクトルを決定する。そして、この動きベクトル決定
部16は、決定した画像の動きベクトルを上記有効積算
値表作成部18に供給する。
【0028】また、上記周辺積算値記憶部17には、上
記第1乃至第12のマクロベクトル検出回路15A〜1
5Lにより検出された各マクロベクトルの周辺の相関積
算値データが各周辺積算値メモリ17A〜17Lにコピ
ーされる。
【0029】さらに、上記有効積算値表作成部18は、
上記周辺積算値記憶部17の各周辺積算値メモリ17A
〜17Lにコピーされた各マクロベクトルの周辺の相関
積算値データについて、上記動きベクトル決定部16に
り決定された画像の動きベクトル近傍のマクロベクトル
が得られるマクロブロックを有効マクロブロックとし
て、各有効マクロブロックの動きベクトルの周辺の積算
値データにより有効積算値表を作成する。
【0030】ここで、例えば図5に示すように、1画面
を4×3の12マクロブロックに分割してマクロブロッ
ク毎の動きベクトルから画面全体の動きベクトルを決定
する場合に、手振れベクトルが(−3,1)で他のベク
トルが物体の動きによるものであったとすると、全ての
マクロブロックの積算値表を足した全体積算値表で(−
3,1)のベクトルに補間をかけると、(−3,1)の
ベクトルが出たマクロブロック以外では、物体の動きに
より(−3,1)近傍の積算値データが汚れているの
で、ベクトルの補間精度が期待できない。
【0031】そこで、図6に斜線を施して示すように、
手振れベクトル(−3,1)以外のベクトルが検出され
たマクロブロックは無視し、手振れベクトルが検出され
たマクロブロックの積算値表のみを加算することによ
り、動き物体の影響を軽減した有効積算値表を上記有効
積算値表作成部18において作成する。なお、手振れベ
クトルが(−3,1)と決定されも、実際には(−2,
1)との中間といったことも考えられるので、上記有効
積算値表作成部18は、例えば図7に斜線を施して示す
ように、上記動きベクトル決定部16により決定された
動きベクトルに近いベクトルは有効ベクトルとみなし
て、有効積算値表を作成する。
【0032】そして、上記補間処理部19は、上記有効
積算値表作成部18により作成された有効積算値表に基
づいて、上記動きベクトル決定部16にり決定された画
像の動きベクトルを補間する。この補間処理部19によ
り補間された動きベクトルは、画像の手振れを示す手振
れベクトルとして上記補正信号発生部20に供給され
る。
【0033】なお、上記有効積算値表作成部18におい
て各有効マクロブロックの動きベクトルの周辺の積算値
データにより有効積算値表を作成するときには、上記相
関積算値表形成部12における各相関積算値データの一
部は次のフィールドのデータで更新されてしまっている
が、各マクロベクトルの周辺の相関積算値データを各周
辺積算値メモリ17A〜17Lにコピーして使用するこ
とにより、正しい有効積算値表を作成することができ
る。また、上記各周辺積算値メモリ17A〜17Lは、
全ての相関積算値データをコピーするようにしても良い
のであるが、動きベクトルの補間処理に使用される周辺
積算値データのみをコピーすることにより、記憶容量を
削減している。
【0034】すなわち、この実施例の手振れ検出装置1
0では、上記フィールド差分検出部11,相関積算値表
形成部12及びマクロベクトル検出部15により、1画
面を複数に分割したマクロブロック毎に動きベクトルを
検出し、上記動きベクトル決定部16により各マクロブ
ロックの動きベクトルに基づいて画面全体の動きベクト
ルを検出する。そして、上記周辺積算値記憶部17及び
有効積算値表作成部18により、上記画面全体の動きベ
クトル近傍の動きベクトルが得られるマクロブロックを
有効マクロブロックする有効積算値表を作成して、上記
補間処理部9により各有効マクロブロックの動きベクト
ルの周辺の積算値データで画面全体の動きベクトルを補
間し、手振れベクトルとして出力する。
【0035】このように、上記画面全体の動きベクトル
近傍の動きベクトルが得られるマクロブロックを有効マ
クロブロックする有効積算値表を作成して補間処理を行
うことにより、動き物体の影響を軽減して、誤差の少な
い手振れベクトルを得ることができる。
【0036】また、上記補正信号発生部20は、上記手
振れ検出装置10により検出された手振れベクトル
t ’を入力として、 Xt =Xt-1 −Vt ’ なる補正量Xt の手振れ補正信号を形成し、この手振れ
補正信号を上記補正部30に供給する。
【0037】そして、上記補正部30は、例えば図8に
示すように、上記補正信号発生部20から手振れ補正信
号が供給されるアドレス制御回路31及びセレクト信号
発生回路32と、上記アドレス制御回路31から供給さ
れるアドレス信号に従ってビデオデータの書き込み/読
み出しが行われるフィールドメモリ33及び周辺メモリ
34と、上記フィールドメモリ33及び周辺メモリ34
から読み出されるビデオデータを上記セレクト信号発生
回路32から供給されるセレクト信号に応じて選択的に
出力するセレクタ35とを備えてなる。
【0038】上記フィールドメモリ33には、上記信号
入力端子1を介して供給される入力ビデオデータが順次
書き込まれる。そして、このフィールドメモリ33の読
み出しアドレスが上記手振れ補正信号により上記手振れ
ベクトルに応じて制御される。これにより、上記フィー
ルドメモリ33からは、1フィールドの入力ビデオデー
タが上記手振れベクトルに応じて移動されたビデオデー
タが得られる。そして、このフィールドメモリ33から
読み出されるビデオデータと上記周辺メモリ34から読
み出される周辺ビデオデータとが上記セレクタ35によ
る選択によって合成され、手振れ補正処理済のビデオデ
ータとして信号出力端子2から出力される。
【0039】なお、上記周辺メモリ34には、上記セレ
クタ35を介して出力される手振れ補正処理済のビデオ
データによる画像の補正範囲に相当する周辺部分のビデ
オデータが周辺ビデオデータとして逐次書き込まれる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る画像の手振れ検出装置では、第1の検出手段に
より1画面を複数に分割したマクロブロック毎に動きベ
クトルを検出し、第2の検出手段により各マクロブロッ
クの動きベクトルに基づいて画面全体の動きベクトルを
検出し、上記画面全体の動きベクトル近傍の動きベクト
ルが得られるマクロブロックを有効マクロブロックとし
て、補間手段により、各有効マクロブロックの動きベク
トルの周辺の積算値データで画面全体の動きベクトルを
補間し、手振れベクトルとして出力することにより、動
き物体の影響を軽減して、誤差の少ない手振れベクトル
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像の手振れ検出装置を設けた手
振れ補正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記手振れ検出装置における画面のブロック分
割の状態を示す図である。
【図3】ブロック分割された画面の1ブロックの構造を
示す図である。
【図4】1画面を12分割したマクロブロックの状態を
示す図である。
【図5】各マクロブロックの動きベクトルの状態を示す
図である。
【図6】図5に示した動きベクトルの状態における有効
マクロブロックを示す図である。
【図7】上記手振れ検出装置における有効マクロブロッ
クの一例を示す図である。
【図8】上記手振れ補正装置の補正部の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10・・・・・手振れクトル検出装置 11・・・・・フィールド差分検出部 12・・・・・相関積算値表作成部 15・・・・・マクロベクトル検出部 16・・・・・ベクトル決定部 17・・・・・周辺積算値記憶部 18・・・・・有効積算値表作成部 19・・・・・補間処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋野 司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−314290(JP,A) 特開 平4−309078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 G03B 5/00 G06T 7/20 100

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画面を複数のマクロブロックに分割
    し、上記マクロブロック毎に動きベクトルを検出する第
    1の検出手段と、 上記第1の検出手段の出力に基づいて画面全体の動きベ
    クトルを検出する第2の検出手段と、 上記第2の検出手段により検出された画面全体の動きベ
    クトル近傍の動きベクトルが得られるマクロブロックを
    有効マクロブロックとして、各有効マクロブロックの動
    きベクトルの周辺の積算値データにより画面全体の動き
    ベクトルを補間する補間手段とを備え、 上記補間手段により補間された動きベクトルを手振れベ
    クトルとして出力することを特徴とする画像の手振れ検
    出装置。
JP12647592A 1992-05-19 1992-05-19 画像の手振れ検出装置 Expired - Lifetime JP3221052B2 (ja)

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