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JP3221006U - 防臭シート状物及び防臭シール - Google Patents

防臭シート状物及び防臭シール Download PDF

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JP3221006U
JP3221006U JP2019000425U JP2019000425U JP3221006U JP 3221006 U JP3221006 U JP 3221006U JP 2019000425 U JP2019000425 U JP 2019000425U JP 2019000425 U JP2019000425 U JP 2019000425U JP 3221006 U JP3221006 U JP 3221006U
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安嘉 岡崎
安嘉 岡崎
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有限会社東亜システムクリエイト
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Abstract

【課題】設置スペースが限られている場合にも手軽に脱臭効果を発揮し、しかも脱臭効果が劣化しにくい防臭シート状物及び防臭シールを提供する。
【解決手段】防臭シール5は、断面形状の三層構造で、台紙2に貼り付けられた粘着層3と、粘着層3に貼り付けられた防臭シート状物1とを含む。つまり、防臭シール5は、防臭シート状物1の表裏のいずれか一方の面に粘着層3が形成されたものである。防臭シート状物1は、天然放射線により電離促進効果を発揮するトリウムを含む天然鉱物の粉末が表面に付着されているか又はトリウムを含む天然鉱物を含む。このような機能を有するトリウムを含む天然鉱物の粉末を含むことにより、防臭シート状物1の表面のから天然放射線が放出され、悪臭の原因となるクラスター分子を分解してナノイオン化することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、防臭シート状物及び防臭シールに関し、より詳細には、自動車内、室内、冷蔵庫内等の密閉可能な空間を効果的に脱臭できる防臭シート状物及び防臭シールに関する。
厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性30.2%、女性8.2%となっており、喫煙者の割合は人口の約4分の1程度になっている。非喫煙者は喫煙者の煙草の匂いに敏感であり、喫煙者が近くで煙草を吸っていると、その匂いを不快に感じることがあるし、喫煙者が煙草を吸った室内に非喫煙者が入った場合でも非喫煙者は不快に感じてしまう。
煙草には、アンモニア、タール、アセトアルデヒド等の有害成分に加えて、硫化水素、ニコチン、窒素化合物等の成分が含まれている。密閉空間で喫煙者が煙草を吸うと、上述の成分が混ざり合って密閉空間内の各所に吸着されるので、この煙草の匂いを脱臭することは困難である。
煙草の匂いを効果的に除去する方法を開示する文献として、例えば特許文献1(特開2009−250463号公報)には、室内空間に浮遊する埃や煙草などの汚染物質を洗浄する空気清浄機が開示されている。特許文献1に開示の空気清浄機は、室内空気のホコリや花粉を除去するための集塵フィルタと、部屋の臭気を取る脱臭フィルタとを備え、ファンを設けることにより、部屋の空気を循環させることで汚染空気を清浄化することができる。
また、上記の煙草の悪臭は従来から問題視されてきたところではあるが、近年新たに問題視されている匂いとして、柔軟剤や洗剤、香水等の人工的に作り上げられた香りが挙げられる。これらの匂いは、ほどよく香る程度であれば、好意的に受け取られることもあるが、匂いが過剰である場合は「香害」と呼ばれて社会問題化しつつある。「香害」に悩まされる人は、香りに含まれる化学物質によってめまいや吐き気、思考力の低下を引き起こしてしまい、この状況が行き過ぎると、化学物質過敏症を引き起こす可能性もある。
上述の柔軟剤や洗剤、香水は、体臭や動物臭をごまかすために使用されることも多いので、これらの香りを全く使用しなければ香害自体を解消することはできるが、もともとの匂いを誤魔化すことができなくなってしまうため匂いに関する問題を完全に払拭できるわけではない。このような状況から、現在求められている匂いは、万人受けするような特定の良い香りというよりはむしろ匂いが全くしない完全なる無臭状態と言える。
無臭状態を作り出す技術を開示する文献として、例えば特許文献2(特開2017−75068号)には、断面の一端から他端まで達する貫通孔を有する円筒形状の活性炭が開示されている。特許文献2に開示の活性炭を用いることにより、匂い分子を活性炭の表面に吸着させることができ、無臭状態を作り出すことが可能となる。
特開2009−250463号公報 特開2017−075068号公報
しかしながら、特許文献1に開示の空気清浄機は大型であるため、自動車の車内のように設置スペースが限られている場合には設置が困難である。また特許文献1に開示の空気清浄機は、一定期間使用することで脱臭フィルタの交換の必要に迫られるため、フィルタ交換の手間が煩わしい。また、特許文献2に開示の活性炭を用いることでも脱臭することができるが、匂い分子が活性炭の表面に吸着すると脱臭機能が徐々に低下するため、活性炭の脱臭機能を回復させる作業を毎月行わなければならないことが煩わしく、メンテナンスに多額の費用と手間がかかってしまう。
本考案は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは設置スペースが限られている場合にも手軽に脱臭効果を発揮し、しかも脱臭効果が劣化しにくい防臭シート状物及び防臭シールを提供するところにある。
上記目的を達成するために、本考案の防臭シート状物は、表面に天然放射線による電離促進効果を発揮するトリウムを含む粉末状の天然鉱物が付着されたものである。
本考案の防臭シート状物は、天然放射線による電離促進効果を発揮するトリウムを含む粉末状の天然鉱物を内部に含むものであってもよい。
前記トリウムを含む粉末状の天然鉱物は、モナザイト鉱石である。
上記構成において、好ましくは、さらに抗菌機能を有する光触媒物質が表面に付着されている。
上記構成において、防臭シート状物が網目状であることが好ましい。
本考案は、上記防臭シート状物と、当該防臭シート状物の表裏のいずれか一方の面に設けられた粘着層とを含む防臭シールでもある。
上記の防臭シールは、前記粘着層の表面に貼り付けられたラミネートフィルムをさらに含むことが好ましい。
本考案の実施形態1の防臭シールの概略を示す上面図である。 図1のA−A断面図である。 実施形態1の防臭シールの主な利用形態を示す斜視図である。 本考案の実施形態2の防臭シート状物の概略を示す斜視図である。 本考案の防臭シート状物の使用箇所を説明する概略図である。 本考案の防臭シールの概略を示す斜視図である。 図6のA−A断面図である。
以下において、図面を参照しながら本考案の好ましい実施形態の特徴及び構造を説明する。
<実施形態1>
図1は、本考案の実施形態1の防臭シールの概略を示す上面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。本実施形態の防臭シール5は、図1に示すように、台紙2に貼り付けられている。本実施形態の防臭シール5の大きさは、用途に応じて適宜変更可能であるため特に限定されないが、例えば1cm×6cmの長方形状のシールであることが好ましい。このような形状とすることで、空気清浄機を設置することが困難なスペースでも容易に設置することができ、脱臭機能を得ることができる。
本実施形態の防臭シール5は、あらゆる種類の匂いを脱臭することができるものであり、例えば、喫煙で生じる煙草臭、犬や猫などのペットから生じる獣臭、尿臭、洗濯柔軟剤、香水、芳香剤等の匂いを脱臭することができる。
本実施形態の防臭シール5は、図2に示すような断面形状の三層構造で、台紙2に貼り付けられた粘着層3と、粘着層3に貼り付けられた防臭シート状物1とを含む。つまり、防臭シール5は、防臭シート状物1の表裏のいずれか一方の面に粘着層3が形成されたものである。本考案の脱臭シート状物1は、図2に示すように層状に形成されている場合のみならず、粘着層3の表面に天然放射線により電離促進効果を発揮する天然鉱物の粉末が付着されているものであってもよい。
防臭シート状物1は、天然放射線により電離促進効果を発揮するトリウムを含む天然鉱物の粉末が表面に付着されているか又はトリウムを含む天然鉱物を含む。このような機能を有するトリウムを含む天然鉱物の粉末を含むことにより、防臭シート状物1の表面のから天然放射線が放出され、悪臭の原因となるクラスター分子を分解してナノイオン化することができる。本考案者は、脱臭方法としてトリウムを含む天然鉱物を利用することにより、当該天然鉱物から放射されるα線,β線,γ線などの照射を受けた有香気体がイオン対の生成や励起を起こし、その結果、ラジカルの生成やイオン−分子反応を通じた化学反応によって消臭作用を発揮することを見出した。トリウムを含む天然鉱物の粉末の平均粒子径は特に限定されないが、0.1μm以上20μm以下であることが好ましく、より好ましくは1μm以上15μm以下であり、さらに好ましくは5μm以上10μm以下である。
ここで用いられるトリウムを含む天然鉱物としては、炭酸水酸燐灰石、緑鉛鉱、藍鉄鉱、モナザイト、トルコクオイゼ、アンブルゴ石、バリッシャー石、ラブドフェーン、燐灰ウラン石、燐銅ウラン石、燐重土ウラン石、燐アルミウラン石、砒銅ウラン石、ベゼリ石及びゼノタイムからなる群より選択される1種以上が好ましい。中でも、鉱物として、モナザイト、燐灰石、フッ素燐灰石、塩素燐灰石、水酸燐灰石又は炭酸フッ素燐灰石を用いることがより好ましく、さらに好ましくは、モナザイト鉱石、燐灰石、フッ素燐灰石である。
防臭シート状物1は、光触媒物質が表面に付着されているか又は光触媒物質を含むことが好ましい。防臭シート状物1の表面に光触媒物質が付着されているか又は防臭シート状物1が光触媒物質を含むことにより、悪臭の原因となる分子の分解速度を向上することができる。すなわち、モナザイト鉱石から放射されるα線,β線,γ線など放射線と有香気体との相互作用により産出されるイオンやラジカル分子を選択的に一方向に化学変化をさせることで、有香気体を速やかに無香気体に変換することができる。このためには、α線,β線,γ線などの放射線と有香気体との衝突により生成されたイオン又はラジカルの近傍に光触媒物質があればよいと考えられる。すなわち、光触媒物質がイオン捕捉剤やラジカル捕捉剤の如き役割を果たすことで、当該光触媒物質が有する活性や反応選択性により化学反応を促進する方向に導くことが可能と考えられる。ここで、光触媒物質としては、酸化チタンが好ましく、必要に応じて、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウムなどの白金族金属の酸化物などを用いることもできる。このような光触媒物質を含むことにより、上述の鉱石の粉末により電離効果と相俟って悪臭の原因となる分子を強力に分解することが可能となる。光触媒物質の平均粒子径は特に限定されないが、0.1μm以上10μm以下であることが好ましく、より好ましくは1μm以上8μm以下である。
本考案の防臭シート化物1は、モナザイト鉱石の粉末による天然放射線の電離促進効果、並びに、光触媒の触媒機能による脱臭効果を得ているため、従来の脱臭フィルタのように目詰まりの懸念がなく、交換不要で長期に亘って防臭効果を発揮し得るというメリットがある。このため、本実施形態の防臭シート化物1は、半永久的な脱臭効果持続期間を有し、耐久性能に優れるので、従来の脱臭剤と比べて交換回数を顕著に減らすことができることからランニングコストを低減することが可能となる。また本実施形態の防臭シート化物1は、図1及び図2に示すように粘着層3が取り付けられているので、狭い場所でも容易に取り付けることができる。
本実施形態の防臭シート化物1は、粘着層3に対して脱臭機能を発揮する塗料を塗布した上で乾燥させることによって形成される。ここで用いる塗料としては、上述のモナザイト鉱石の粉末及び光触媒物質を含むことに加え、着色剤、染料、印刷用インク、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の各種添加剤を適宜添加することができる。これらの添加剤を添加することにより、防臭シート化物1の色合いを調整することができるし、その他の必要な機能を追加することができる。また粘着層3との密着強度を高めるという観点からは、粘着層3に馴染みやすい材質の添加剤を含むことが好ましい。
上記塗料に含まれる固形分のうちのモナザイト鉱石の粉末が占める割合は、1%以上30%以下であることが好ましく、より好ましくは2%以上20%以下であり、さらに好ましくは3%以上10%以下である。このような固形分濃度でモナザイト鉱石の粉末を含むことにより悪臭の原因となる分子を効果的に分解することが可能となる。
防臭シート化物1の厚みは、特に限定されないが、0.1mm以上1mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.2mm以上0.8mm以下である。このような厚みとすることにより防臭シート化物1の脱臭機能を効果的に発揮することが可能となる。防臭シート化物1の厚みを薄くしすぎると、モナザイト鉱石の粉末が表面に露出して手触り感が低下するため適度な厚みを持たせることが好ましい。逆に、手触り感が要求されない形態においては防臭シート化物1の厚みを限りなく小さくしてもよいし、防臭シート化物1のような層状の物体を形成するのではなく鉱物の粉末を表面に付着させる程度であってもよい。取り扱いの簡便性を向上するという意味で、適度な厚みの防臭シート化物1を用いることが好ましい。
粘着層3は、防臭シート化物1の一方の面に取り付けられ、対象物に貼り付けられる部位である。粘着層3は、防臭シート状物1に風が吹きつけられたときにも当該防臭シート状物1が吹き飛ばされない程度の粘着力を有するものであれば特に限定されない。
(使用形態)
図3は、本実施形態の防臭シート状物1の主な利用形態を示す斜視図である。本実施形態の防臭シート化物1は、図3に示すように、カーエアコンの送風口20の羽25に貼り付けることによって使用することができる。この位置に防臭シート化物1を貼り付けることで、送風口20から吹き出した風が防臭され、車内を効果的に脱臭することが可能となる。本実施形態の防臭シール5は、エアコンの送風口20に貼り付ける場合のみに限られず、匂いが気になる密閉空間での送風口に貼り付けることができ、貼り付けた空間を脱臭することができる。典型的な使用例として、例えば、室内エアコンの送風口、冷蔵庫の野菜室の通気口等に本実施形態の防臭シール5を貼り付けてもよい。本実施形態の防臭シール5は、図1に示すような略長方形状に限られず、利用形態に応じて防臭機能を発揮しやすい形状及び大きさとすることができる。
また図3に示すように、自動車内に防臭シート化物1を取り付けることで、防臭シート化物1に付着されたトリウムを含む天然鉱物がクラスター分子を分解し、活性化した小分子とすることができる。これによりスピーカから伝わる振動を歪みなく運転手に伝えることができる。これにより車内空間でのラジオやステレオの音質がよりクリアになり、アコースティックな音響環境を実現可能となる。しかも、流体中のクラスター分子が単体の小分子に変換されることで熱変換効率が向上し、より高速な温度調整が可能となるため高い省エネ効果が得られる。さらに、防臭シート化物1に付着されたトリウムを含む天然鉱物から発せられる低線量放射線によりナノメートルサイズのウイルスや病原菌を被曝させて壊滅させることができる。
<実施形態2>
図4は、本考案の実施形態2の防臭シート状物の概略を示す斜視図である。本実施形態の脱臭シート状物101は、図4に示すように、網目状のシートであってもよい。このような形状の脱臭シート状物101は、自動車の内部のエアフィルタに取り付ける場合に特に有効である。この脱臭シート状物101の作成方法は、網目状のシートに対し、脱臭機能を発揮する塗料を塗布した上で乾燥させることによって作製される。ここで用いる塗料は、実施形態1と同様であるため再度説明を繰り返さない。
上記網目状のシートの材質は、セルロース、樹脂、金属等の材質のものを用いることができる。このような網目状のシートの材質は用途によって適宜変更することができる。
(使用形態)
図5は、本実施形態の防臭シート状物101の主な利用形態を示す斜視図である。図5は、カーエアコンの内部構造を模式的に示す図である。まず、カーエアコンの内部構造における風の流れを説明する。カーエアコンにおける送風の流れは、図5中の矢印で示されている。具体的には、まず、外気を取り込んでエアフィルタによって外気に含まれる異物が取り除かれる。次に、ブロアファンによって風がフィンに送られる。この風は、冷凍サイクルによって冷却された上で車内に送風されるか、又はエンジンの熱で加熱された上で車内に送風される。このようにして、車内に冷風又は温風を取り込むことができる。
上記実施形態1の防臭シート状物1は、車内に送風する送風口に設置する形態を説明したが(図5中の右側端部)、本実施形態の防臭シート状物101は、図5のエアフィルタに設置することもできる。このエアフィルタに図4に示す網目状のシートの防臭シート101を設置することにより外気から内部に入る時点で防臭することができる。ここで、本実施形態の防臭シート状物101は、エアフィルタの吸気側に配置することが好ましい。この位置に防臭シート状物101を配置することにより、仮に防臭シート状物101が何らかの外力によって破損した時にもエアフィルタによって受け止められるので、防臭ソート状物101がブロアファンに巻き込まれることを防止することができる。また、本実施形態の防臭シート状物101は、半永久的に脱臭効果を発揮し、耐久性能に優れているため、従来の脱臭剤と比べて交換回数を顕著に減らすことができ、ランニングコストを低減することが可能となる。
<実施形態3>
上記実施形態2では、網目状に成形された樹脂で形成されたシートの表面に、天然鉱物の粉末を付着させた防臭シート状物を説明したが、このような実施形態のみに限られず、網目状に成形された樹脂の表面に天然鉱物の粉末を練りこんだものを網目状に成形してもよい。このように天然鉱物の粉末を樹脂に練り込むことによって天然鉱物の粉末の脱落を抑制することができ、脱臭機能を持続させることができる。本実施形態の防臭シート状物の使用形態は実施形態2に準ずる。
<実施形態4>
図6は、実施形態4の防臭シールの一例を示す斜視図であり、図7は図6のB−B断面図である。本実施形態の防臭シールは、図6に示すように、網目状の防臭シート状物101と、当該防臭シート状物101の一方の面に設けられた粘着層23と、粘着層23の表面に貼り付けられたラミネートフィルム22とを有している。防臭シート状物101の表面に粘着層23が設けられていることにより、対象物に防臭シート状物101を貼り付けることができる。
また、防臭シート状物101の粘着層23が設けられた面とは反対側の面にもラミネートフィルム21が静電気及び表面張力によって貼り付けられている。このラミネートフィルム21は透明であることが好ましい。これによりラミネートフィルム21が防臭シート状物101の表面を保護しつつ、防臭シート状物101を対象物に貼り付けるときの位置合わせを容易にすることができる。
(使用形態)
本実施形態の防臭シールを自動車の吸気フィルタのインテーク側に貼り付ける場合を具体例として説明する。まず、粘着層23がついている側のラミネートフィルム22を剥がして粘着層23を露出させる。次に、吸気フィルタに対して粘着層23を貼り付ける。このとき、ラミネートフィルム21が透明であることから吸気フィルタに対して防臭シート状物101の位置合わせが容易となる。そして、最後に表面側のラミネートフィルム21を剥がすことによって吸気フィルタに対して防臭シート状物101を取り付けることができる。本実施形態の防臭シールは、実施形態2のそれに比して、容易に吸気フィルタに防臭シート状物101を取り付けることができることから、自動車整備に疎い素人でも容易に利用可能である。
上記説明は、本考案の好ましい実施形態を説明したものに過ぎず、本明細書及び実用新案登録請求の範囲に適用される他の均等な構造的変更についても本考案の範囲に含まれるものとする。
1,101 防臭シート状物
2 台紙
3,23 粘着層
5 防臭シール
20 送風口
21,22 ラミネートフィルム
25 羽

Claims (7)

  1. 表面に天然放射線による電離促進効果を発揮するトリウムを含む粉末状の天然鉱物が付着された防臭シート状物。
  2. 天然放射線による電離促進効果を発揮するトリウムを含む粉末状の天然鉱物を内部に含む防臭シート状物。
  3. 前記トリウムを含む粉末状の天然鉱物は、モナザイト鉱石である請求項1又は2に記載の防臭シート状物。
  4. さらに抗菌機能を有する光触媒物質が表面に付着されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の防臭シート状物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の防臭シート状物が網目状である防臭シート状物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載された防臭シート状物と、
    前記防臭シート状物の表裏のいずれか一方の面に設けられた粘着層とを含む防臭シール。
  7. 請求項6の防臭シールと、
    前記粘着層の表面に貼り付けられたラミネートフィルムとを含む防臭シール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024002625A1 (de) * 2022-06-29 2024-01-04 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug mit einem beduftungssystem zur beduftung eines einstiegsbereichs eines fahrzeugs

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