JP3219985U - 火格子 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却構造を有する火格子において、冷却性能を向上させる。
【解決手段】火格子1は、第一方向に延びる上壁部2と、上壁部2の先端から下方に延びる前壁部3と、上壁部2の裏側に設けられた流路Sと、流路Sを上下に仕切る仕切壁8であって、主面が上壁部2を向く仕切壁本体9と、仕切壁本体9に形成されて上壁部2の裏面へ向けて冷却媒体を噴出して上壁部2をインピンジメント冷却する複数の冷却孔10と、を有する仕切壁8と、を有する。
【選択図】図5
【解決手段】火格子1は、第一方向に延びる上壁部2と、上壁部2の先端から下方に延びる前壁部3と、上壁部2の裏側に設けられた流路Sと、流路Sを上下に仕切る仕切壁8であって、主面が上壁部2を向く仕切壁本体9と、仕切壁本体9に形成されて上壁部2の裏面へ向けて冷却媒体を噴出して上壁部2をインピンジメント冷却する複数の冷却孔10と、を有する仕切壁8と、を有する。
【選択図】図5
Description
本考案は、火格子に関する。
ごみ等の被焼却物を焼却する焼却炉として、大量のごみを選別することなく効率的に焼却処理することができるストーカ炉が知られている。ストーカ炉は、ごみの搬送方向で交互に配置した固定火格子段と移動火格子段からなるストーカを有している。ストーカ炉は、固定火格子段と移動火格子段を往復運動させ、ごみを十分に撹拌して燃焼させている(例えば、特許文献1参照)。
ストーカ炉としては、ストーカの耐久性向上と長寿命化を図るために火格子を冷却する冷却構造を有するものもある。冷却構造としては、例えば、火格子内を数往復する冷却流路に冷却空気を導入し、火格子の上壁部を強制対流により冷却する構造がある。強制対流による冷却構造では、冷却空気を冷却対象である火格子の壁に沿って流し、壁近傍で発生する渦の拡散を介して熱を輸送している。
ストーカ炉では、例えば、低空気比運転などを行うことによって火格子の温度が更に上昇する可能性がある。強制対流による冷却構造の場合、例えば、冷却空気の流速を上げる事で冷却性能を向上させることが可能である。
しかし、例えば、冷却空気の流速を上げられないストーカ炉の場合は冷却性能が不十分となり,火格子温度が上昇してしまう恐れがある。
また、材料寿命の観点からも、更なる冷却性能の向上が望まれている。
しかし、例えば、冷却空気の流速を上げられないストーカ炉の場合は冷却性能が不十分となり,火格子温度が上昇してしまう恐れがある。
また、材料寿命の観点からも、更なる冷却性能の向上が望まれている。
この考案は、冷却構造を有する火格子において、冷却性能を向上させることができる火格子を提供することを目的とする。
本考案の第一の態様によれば、火格子は、第一方向に延びる上壁部と、前記上壁部の先端から下方に延びる前壁部と、前記上壁部の裏側に設けられた流路と、前記流路を上下に仕切る仕切壁であって、主面が前記上壁部を向く仕切壁本体と、前記仕切壁本体に形成されて前記上壁部の裏面へ向けて冷却媒体を噴出して前記上壁部をインピンジメント冷却する複数の冷却孔と、を有する仕切壁と、を有する。
このような構成によれば、冷却孔から噴出する冷却媒体が直接的に上壁部に衝突することによって、冷却性能を向上させることができる。
上記火格子において、前記仕切壁と前記上壁部との間の距離をL、前記冷却孔の内径をDiとすると、2<L/Di<35であってよい。
このような構成によれば、火格子を製作するときの寸法公差を大きくすることができ、製品コストの低減を図ることができる。
上記火格子において、前記上壁部の前記第一方向の中央部よりも前記先端側に前記第一方向に延びるように形成され、前記仕切壁と前記上壁部との間の流路内の前記冷却媒体を排出するスリットを有し、前記スリットと前記冷却孔とは、前記上壁部の主面の法線方向から見て重ならないように形成されてよい。
このような構成によれば、上壁部に空気排出孔として機能するスリットを形成することで、空気排出孔を大きくすることができるので、空気排出孔による圧力損失が低減され、冷却空気を供給するための送風ファンの動力を小さくすることができる。
また、スリットと冷却孔の位置をずらすことによって、冷却孔から噴出した冷却媒体が確実に上壁部に当たるため、衝突噴流の冷却性能を確実に得ることができる。
また、スリットと冷却孔の位置をずらすことによって、冷却孔から噴出した冷却媒体が確実に上壁部に当たるため、衝突噴流の冷却性能を確実に得ることができる。
上記火格子において、前記仕切壁本体は、前記上壁部と略平行をなす主部と、前記主部の前記先端側に接続された先端部と、を有し、前記先端部に形成された複数の前記冷却孔の少なくとも一部は、前記冷却孔から噴出された前記冷却媒体が前記前壁部に当たるように指向されてよい。
このような構成によれば、冷却孔から噴出した冷却媒体が上壁部のみならず、前壁部(火格子の先端)にも当たるため、火格子の先端の冷却性能を向上させることができる。
上記火格子において、前記上壁部の前記裏面に前記上壁部と一体に設けられ、前記上壁部から下方に突出するように形成された板状のフィンを有してよい。
このような構成によれば、上壁部にフィンが形成されていることにより、放熱効果が得られるため、火格子の冷却性能が向上する。
上記火格子において、前記冷却孔は円形をなし、前記冷却孔の内周面は上方に向かうにしたがって縮径する円錐形状をなしてよい。
このような構成によれば、冷却孔の入り口側の内径を大きくすることによって、冷却孔による圧力損失を低減することができる。また、冷却孔の出口側の内径を小さくすることによって、冷却媒体の流速を上げて冷却性能を向上させることができる。
本考案の第二の態様によれば、火格子は、第一方向に延びる上壁部と、前記上壁部の先端から下方に延びる前壁部と、前記上壁部の側縁から下方に延びる一対の側壁部と、前記上壁部及び一対の側壁部に囲まれた空間に配置され、前記先端側が閉塞されて前記第一方向に延びる筒状をなすダクト本体と、前記ダクト本体に形成されて前記上壁部の裏面、前記前壁部の裏面、及び前記一対の側壁部の裏面へ向けて冷却媒体を噴射してインピンジメント冷却する複数の冷却孔と、を有するダクトと、を有してよい。
このような構成によれば、ダクトから噴出された冷却媒体が排出されるときに、側壁部とダクトとの隙間が第一方向に長い冷却媒体排出孔として機能することによって、冷却媒体の流量を増加させても冷却媒体排出孔に向かう冷却媒体の流れによって衝突噴流の冷却効果が妨害されにくく、衝突噴流の効果を最大限に得ることができる。
また、火格子の構造を簡素化できる。また、火格子の構造が簡素化することで、メンテナンスが容易となる。
また、火格子の構造を簡素化できる。また、火格子の構造が簡素化することで、メンテナンスが容易となる。
本考案によれば、冷却孔から噴出する冷却媒体が直接的に上壁部に衝突することによって、冷却性能を向上させることができる。
〔第一実施形態〕
以下、本考案の第一実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。
本考案の火格子は、ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉に用いられるものである。図1に示すように、ストーカ炉50は、被焼却物Bを一時的に貯留するホッパ51と、被焼却物Bを燃焼させる焼却炉52と、焼却炉52に被焼却物Bを供給するフィーダ53と、焼却炉52の底部側に設けられたストーカ54(乾燥段61、燃焼段62、及び後燃焼段63の火格子1を含む)と、ストーカ54の下方に設けられた風箱55と、を備えている。
以下、本考案の第一実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。
本考案の火格子は、ごみ等の被焼却物燃焼用ストーカ炉に用いられるものである。図1に示すように、ストーカ炉50は、被焼却物Bを一時的に貯留するホッパ51と、被焼却物Bを燃焼させる焼却炉52と、焼却炉52に被焼却物Bを供給するフィーダ53と、焼却炉52の底部側に設けられたストーカ54(乾燥段61、燃焼段62、及び後燃焼段63の火格子1を含む)と、ストーカ54の下方に設けられた風箱55と、を備えている。
フィーダ53は、ホッパ51を介して連続的にフィードテーブル56上に供給された被焼却物Bを焼却炉52内に押し出す。フィーダ53は、フィーダ駆動装置57によってフィードテーブル56上を所定のストロークで往復運動する。
風箱55は、送風機(図示せず)から供給される一次空気をストーカ54の各部に供給する。
焼却炉52は、ストーカ54の上方に設けられ、一次燃焼室と二次燃焼室からなる燃焼室58を有している。焼却炉52は、燃焼室58に二次空気を供給する二次空気供給ノズル59を有している。
風箱55は、送風機(図示せず)から供給される一次空気をストーカ54の各部に供給する。
焼却炉52は、ストーカ54の上方に設けられ、一次燃焼室と二次燃焼室からなる燃焼室58を有している。焼却炉52は、燃焼室58に二次空気を供給する二次空気供給ノズル59を有している。
ストーカ54は、火格子1を階段状に並べた燃焼装置である。被焼却物Bは、ストーカ54上で燃焼する。
以下、被焼却物Bが搬送される方向を搬送方向TDと呼ぶ。被焼却物Bは、ストーカ54上を搬送方向TDに搬送される。図1において、右側が搬送方向下流側TD1である。
以下、被焼却物Bが搬送される方向を搬送方向TDと呼ぶ。被焼却物Bは、ストーカ54上を搬送方向TDに搬送される。図1において、右側が搬送方向下流側TD1である。
ストーカ54は、被焼却物Bの搬送方向上流側から順に、被焼却物Bを乾燥させる乾燥段61と、被焼却物Bを焼却する燃焼段62と、未燃分を完全に焼却(後燃焼)する後燃焼段63と、を有している。ストーカ54では、乾燥段61、燃焼段62、及び後燃焼段63で、被焼却物Bを順次搬送しつつ、それぞれ乾燥、燃焼、及び後燃焼を行う。
各々の段61、62、63は、複数の固定火格子1aを有する固定火格子段と、複数の移動火格子1bを有する移動火格子段と、を有している。固定火格子段は、複数の固定火格子1aがストーカ54の幅方向(図1の奥行き方向)に配列されることで構成されている。移動火格子段は、複数の移動火格子1bがストーカ54の幅方向に配列されることで構成されている。
固定火格子1a(固定火格子段)と移動火格子1b(移動火格子段)とは、搬送方向TDで交互に配置されている。移動火格子1bは、被焼却物Bの搬送方向TDに往復運動する。移動火格子1bの往復運動によってストーカ54上の被焼却物Bが搬送されるとともに攪拌される。即ち、被焼却物Bの下層部が動かされ、被焼却物Bの上層部と入れ替えられる。
乾燥段61は、フィーダ53によって押し出されて焼却炉52内に落下した被焼却物Bを受け、被焼却物Bの水分を蒸発させるとともに一部熱分解する。燃焼段62は、下方の風箱55から供給される一次空気によって、乾燥段61で乾燥した被焼却物Bに着火させ、揮発分および固定炭素分を燃焼させる。後燃焼段63は、燃焼段62で燃焼されずに通過してきた固定炭素分等の未燃分を完全に灰になるまで燃焼させる。
灰は、後燃焼段63の出口に設けられている排出シュート64を通じて焼却炉52から排出される。
各々の段61、62、63は、移動火格子1bを駆動する駆動機構65を有している。
灰は、後燃焼段63の出口に設けられている排出シュート64を通じて焼却炉52から排出される。
各々の段61、62、63は、移動火格子1bを駆動する駆動機構65を有している。
ストーカ炉50は、乾燥段61、燃焼段62、及び後燃焼段63における移動火格子1bの駆動の速度を、互いに同じ速度または乾燥段61、燃焼段62、及び後燃焼段63の少なくとも一部で異なる速度とすることができる。
次に、本実施形態の固定火格子1aと移動火格子1bの形状について説明する。固定火格子1aと移動火格子1bの形状は同じであるので、以下、火格子1として説明する。ただし、固定火格子1aと移動火格子1bの一部を突起付火格子としてもよい。突起付火格子は、火格子1の先端に上方に突出する突起を有しているが、それ以外の構造は、以下に説明する火格子1と同じである。
本実施形態の火格子1は、冷却構造を有している。火格子1は、風箱55から供給される一次空気を冷却空気(冷却媒体)として冷却される。
図2、図3、図4、及び図5に示すように、火格子1は、第一方向D(ごみの搬送方向TD)に延びる上壁部2と、上壁部2の先端(搬送方向下流側TD1の端部)から下方に延びる前壁部3と、上壁部2の側縁2aから下方に延びる一対の側壁部4と、後壁部5と、を有している。上壁部2の上面は、ごみが載置される面である。
図2、図3、図4、及び図5に示すように、火格子1は、第一方向D(ごみの搬送方向TD)に延びる上壁部2と、上壁部2の先端(搬送方向下流側TD1の端部)から下方に延びる前壁部3と、上壁部2の側縁2aから下方に延びる一対の側壁部4と、後壁部5と、を有している。上壁部2の上面は、ごみが載置される面である。
上壁部2と、前壁部3と、一対の側壁部4と、後壁部5とは、一体に形成されている。上壁部2の後端には凹部6が形成されている。
火格子1の凹部6は、各々の段61、62、63の据付面61a、62a、63a(図1参照)に設けられた凸部(図示せず)に嵌め込まれる。これにより、火格子1が各々の段61、62、63に取り付けられる。
火格子1の凹部6は、各々の段61、62、63の据付面61a、62a、63a(図1参照)に設けられた凸部(図示せず)に嵌め込まれる。これにより、火格子1が各々の段61、62、63に取り付けられる。
上壁部2は、矩形状をなし、幅方向W(第一方向Dと直交する方向)に隣り合う火格子1とともにストーカ54の上面をなす。
前壁部3は、上壁部2の主面と前壁部3の主面とが直角に近い角度で交差するように、上壁部2から下方に突出するように形成されている。前壁部3の厚さは、上壁部2及び側壁部4の厚さよりも厚い。
前壁部3は、上壁部2の主面と前壁部3の主面とが直角に近い角度で交差するように、上壁部2から下方に突出するように形成されている。前壁部3の厚さは、上壁部2及び側壁部4の厚さよりも厚い。
側壁部4は、上壁部2の主面と側壁部4の主面とが略直角で交差するように形成されている。側壁部4は、火格子1の先端に向かうにしたがって幅が広くなるように形成されている。
後壁部5は、上壁部2から下方に突出する板状をなし、後壁部5の主面が第一方向Dを向くように形成されている。後壁部5は、火格子1の後方(前壁部3と凹部6との間であって凹部6側)に配置されている。
上壁部2の下方(上壁部2の裏側)には流路Sが形成される。
後壁部5は、上壁部2から下方に突出する板状をなし、後壁部5の主面が第一方向Dを向くように形成されている。後壁部5は、火格子1の後方(前壁部3と凹部6との間であって凹部6側)に配置されている。
上壁部2の下方(上壁部2の裏側)には流路Sが形成される。
火格子1は、上壁部2、前壁部3、一対の側壁部4、及び流路Sを上下に仕切る仕切壁8と、を有している。仕切壁8は、板状をなし、上壁部2と平行となるように取り付けられている。
仕切壁8は、主面が上壁部2を向き、流路Sを上壁部2と仕切壁8との間の上側流路S1と、仕切壁8の下方の下側流路S2とに仕切る仕切壁本体9と、仕切壁本体9に形成された複数の冷却孔10と、を有している。
複数の冷却孔10は、仕切壁本体9に一様に配置されている。複数の冷却孔10は、例えば、格子状に配置することができる。複数の冷却孔10の数や大きさは、冷却孔10の圧力損失によって火格子1が浮き上がらないよう、圧力損失が500mmAq(4.90kPa)以下となるように設定されている。
複数の冷却孔10は、仕切壁本体9に一様に配置されている。複数の冷却孔10は、例えば、格子状に配置することができる。複数の冷却孔10の数や大きさは、冷却孔10の圧力損失によって火格子1が浮き上がらないよう、圧力損失が500mmAq(4.90kPa)以下となるように設定されている。
側壁部4には、上側流路S1から冷却空気を排出する空気排出孔12が形成されている。空気排出孔12は、第一方向Dの先端側に配置されている。
図6に示すように、仕切壁8は、冷却孔10の内径をDi、仕切壁8の上面と上壁部2の下面との距離をLとすると、内径Diと距離Lとの比L/Diが、
2<L/Di<35
となるように配置されている。
2<L/Di<35
となるように配置されている。
次に、本実施形態の火格子1の作用について説明する。
図6に示すように、風箱55(図1参照)から供給される一次空気(冷却空気)が下側流路S2に導入されると、冷却空気Cは、仕切壁8の複数の冷却孔10を通過し、上壁部2の裏面に向かって噴出する。冷却空気Cは、上壁部2に衝突するように流れ、その後、空気排出孔12から排出される。これにより、上壁部2がインピンジメント冷却される。
図6に示すように、風箱55(図1参照)から供給される一次空気(冷却空気)が下側流路S2に導入されると、冷却空気Cは、仕切壁8の複数の冷却孔10を通過し、上壁部2の裏面に向かって噴出する。冷却空気Cは、上壁部2に衝突するように流れ、その後、空気排出孔12から排出される。これにより、上壁部2がインピンジメント冷却される。
上記実施形態によれば、冷却孔10から噴出する冷却空気Cが直接的に上壁部2に衝突して冷却空気Cが直接的に熱を輸送することによって、熱伝達率が大きくなり、冷却性能を向上させることができる。即ち、冷却空気Cが上壁部2に衝突することで、火格子1の冷却性能を向上させることができる。
また、内径Diと距離Lとの比L/Diを、2<L/Di<35とすることによって、火格子1を製作するときの寸法公差を大きくすることができ、製品コストの低減を図ることができる。
また、内径Diと距離Lとの比L/Diを、2<L/Di<35とすることによって、火格子1を製作するときの寸法公差を大きくすることができ、製品コストの低減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、冷却孔10の形状を円形としたが、これに限ることはない。例えば、冷却孔10の形状を楕円としたり、多角形としたりしてもよい。
また、上記実施形態では、冷却に用いられる冷却媒体を一次空気としたが、これに限らず、例えば、蒸気を火格子1に供給することで冷却を行ってもよい。
また、上記実施形態では、空気排出孔12を四角形としたが、これに限ることはない。例えば、空気排出孔12を円形や楕円としてもよい。
また、上記実施形態では、冷却に用いられる冷却媒体を一次空気としたが、これに限らず、例えば、蒸気を火格子1に供給することで冷却を行ってもよい。
また、上記実施形態では、空気排出孔12を四角形としたが、これに限ることはない。例えば、空気排出孔12を円形や楕円としてもよい。
〔第二実施形態〕
以下、本考案の第二実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の火格子1の空気排出孔12Bは、上壁部2に複数形成されている。複数の空気排出孔12Bは、第一方向Dに延びるスリット状(長孔)をなし、上壁部2の第一方向Dの中央部よりも先端側に形成されている。空気排出孔12Bは、幅方向Wに等間隔に形成されている。
以下、本考案の第二実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の火格子1の空気排出孔12Bは、上壁部2に複数形成されている。複数の空気排出孔12Bは、第一方向Dに延びるスリット状(長孔)をなし、上壁部2の第一方向Dの中央部よりも先端側に形成されている。空気排出孔12Bは、幅方向Wに等間隔に形成されている。
各々の空気排出孔12Bの面積は、空気排出孔12Bから排出される冷却空気の流速が、ごみ粒子の終末速度以上となるように設定されている。
図8に示すように、空気排出孔12Bの数、及び幅方向Wの位置は、冷却孔10に対応している。上壁部2の主面の法線方向(上壁部2の上方)から見て、空気排出孔12と冷却孔10とは重なっている。
ただし、空気排出孔12Bの数、及び幅方向Wの位置は、冷却孔10に対応しなくてもよい。即ち、上壁部2の主面の法線方向から見て、空気排出孔12と冷却孔10とは重ならなくてもよい。
図8に示すように、空気排出孔12Bの数、及び幅方向Wの位置は、冷却孔10に対応している。上壁部2の主面の法線方向(上壁部2の上方)から見て、空気排出孔12と冷却孔10とは重なっている。
ただし、空気排出孔12Bの数、及び幅方向Wの位置は、冷却孔10に対応しなくてもよい。即ち、上壁部2の主面の法線方向から見て、空気排出孔12と冷却孔10とは重ならなくてもよい。
上記実施形態によれば、火格子1Bの上壁部2にスリット状の空気排出孔12Bを設けることによって、空気排出孔12Bの大きさや、形状に対する自由度を向上させることができる。
また、冷却孔10から噴出する冷却空気の流速を大きくすると冷却性能は向上するが、背反事象として仕切壁8(多孔板)による圧力損失が大きくなる。圧力損失が大きくなると、火格子1の浮き上がりが問題となるため、冷却空気の流速の上限は、仕切壁8と空気排出孔12による火格子全体の圧力損失で決まる。上記実施形態の火格子1Bのように、上壁部2に空気排出孔12Bを複数形成することや、空気排出孔12Bを大きくすることで、空気排出孔12Bによる圧力損失が低減され、冷却空気を供給するための送風ファンの動力を小さくすることができる。
また、冷却孔10から噴出する冷却空気の流速を大きくすると冷却性能は向上するが、背反事象として仕切壁8(多孔板)による圧力損失が大きくなる。圧力損失が大きくなると、火格子1の浮き上がりが問題となるため、冷却空気の流速の上限は、仕切壁8と空気排出孔12による火格子全体の圧力損失で決まる。上記実施形態の火格子1Bのように、上壁部2に空気排出孔12Bを複数形成することや、空気排出孔12Bを大きくすることで、空気排出孔12Bによる圧力損失が低減され、冷却空気を供給するための送風ファンの動力を小さくすることができる。
〔第三実施形態〕
以下、本考案の第三実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の火格子1Cでは、上壁部2の主面の法線方向から見て、空気排出孔12Bと冷却孔10とは重なっていない。具体的には、空気排出孔12Bは幅方向Wに4本形成されており、冷却孔10は、上壁部2の主面の法線方向から見て、幅方向Wに隣り合う空気排出孔12Bの間に形成されている。即ち、冷却孔10から噴出した空気は、上壁部2に当たった後、空気排出孔12Bから排出される。
以下、本考案の第三実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の火格子1Cでは、上壁部2の主面の法線方向から見て、空気排出孔12Bと冷却孔10とは重なっていない。具体的には、空気排出孔12Bは幅方向Wに4本形成されており、冷却孔10は、上壁部2の主面の法線方向から見て、幅方向Wに隣り合う空気排出孔12Bの間に形成されている。即ち、冷却孔10から噴出した空気は、上壁部2に当たった後、空気排出孔12Bから排出される。
上記実施形態によれば、空気排出孔12Bと冷却孔10の位置をずらすことによって、冷却孔10から噴出した冷却空気が確実に上壁部2に当たるため、スリット状の空気排出孔12Bが形成されている箇所においても衝突噴流の冷却性能を確実に得ることができる。
〔第四実施形態〕
以下、本考案の第四実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の仕切壁8の仕切壁本体9Dは、上壁部2と略平行をなす主部14と、主部14の先端側に接続された先端部15と、を有している。先端部15は、先端部15の主面が前壁部3と略平行となるように形成されている。主部14と先端部15とは、滑らかに接続されている。先端部15に形成された複数の冷却孔10の少なくとも一部は、冷却孔10から噴出された冷却空気Cが前壁部3に当たるように指向されている。
以下、本考案の第四実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の仕切壁8の仕切壁本体9Dは、上壁部2と略平行をなす主部14と、主部14の先端側に接続された先端部15と、を有している。先端部15は、先端部15の主面が前壁部3と略平行となるように形成されている。主部14と先端部15とは、滑らかに接続されている。先端部15に形成された複数の冷却孔10の少なくとも一部は、冷却孔10から噴出された冷却空気Cが前壁部3に当たるように指向されている。
上記実施形態によれば、冷却孔10から噴出した冷却空気Cが上壁部2のみならず、前壁部3(火格子1Dの先端)にも当たるため、火格子1Dの先端の冷却性能が向上させることができる。
なお、上記実施形態では、先端部15が前壁部3と略平行となるように形成したが、冷却孔10から噴出された冷却空気Cが前壁部3に当たるよう形成されていれば、これに限ることはない。例えば、主部14と先端部15とのなす角を鈍角としたり、先端部15を、曲率を持った板としたりしてもよい。
〔第五実施形態〕
以下、本考案の第五実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の火格子1Eは、上壁部2に形成されたフィン16を有している。フィン16は、板状をなし、上壁部2の裏面2bに上壁部2と一体に設けられ、上壁部2から下方に突出するように形成されている。
フィン16は、フィン16の主面が第一方向Dに沿うとともに、幅方向Wを向くように形成されている。
以下、本考案の第五実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の火格子1Eは、上壁部2に形成されたフィン16を有している。フィン16は、板状をなし、上壁部2の裏面2bに上壁部2と一体に設けられ、上壁部2から下方に突出するように形成されている。
フィン16は、フィン16の主面が第一方向Dに沿うとともに、幅方向Wを向くように形成されている。
上記実施形態によれば、上壁部2にフィン16が形成されていることにより、放熱効果が得られるため、火格子1Eの冷却性能が向上する。
〔第六実施形態〕
以下、本考案の第六実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態の火格子1Fの冷却孔10Fは円形をなし、冷却孔10Fの内周面10aは上方(上壁部2の側)に向かうにしたがって縮径する円錐形状をなしている。冷却孔10Fは、下端の内径をDi1、上端の内径をDi2とすると、Di1>Di2となるように形成されている。
以下、本考案の第六実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第二実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態の火格子1Fの冷却孔10Fは円形をなし、冷却孔10Fの内周面10aは上方(上壁部2の側)に向かうにしたがって縮径する円錐形状をなしている。冷却孔10Fは、下端の内径をDi1、上端の内径をDi2とすると、Di1>Di2となるように形成されている。
上記実施形態によれば、冷却孔10Fの入り口側の内径Di1を大きくすることによって、冷却孔10Fによる圧力損失を低減することができる。また、冷却孔10Fの出口側の内径Di2を小さくすることによって、冷却空気の流速を上げて冷却性能を向上させることができる。
〔第七実施形態〕
以下、本考案の第七実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図13、図14、及び図15に示すように、本実施形態の火格子1Gは、上壁部2と、前壁部3と、一対の側壁部4と、後壁部5と、後壁部5に固定されて第一方向Dに延びるダクト18と、を有している。
以下、本考案の第七実施形態の火格子について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図13、図14、及び図15に示すように、本実施形態の火格子1Gは、上壁部2と、前壁部3と、一対の側壁部4と、後壁部5と、後壁部5に固定されて第一方向Dに延びるダクト18と、を有している。
ダクト18は、上壁部2及び一対の側壁部4に囲まれた空間に配置されている。ダクト18は、第一方向Dに延びる四角筒状をなすダクト本体19と、ダクト本体19に形成されて上壁部2の裏面、前壁部3の裏面、及び一対の側壁部4の裏面へ向けて冷却空気Cを噴射してインピンジメント冷却する複数の冷却孔10と、ダクト本体19の後端に形成されている空気導入孔11と、を有している。
ダクト本体19は、上壁部2と平行をなす第一面21と、側壁部4と平行をなす一対の第二面22と、第一面21と平行をなし、第一面21及び一対の第二面22とともに四角筒を形成する第三面23と、ダクト本体19の先端を閉塞する第四面24と、を有している。
冷却孔10は、第一面21及び一対の第二面22に規則的に形成されている。第二面22に形成されている冷却孔10の軸線Aは、第二面22と直交しておらず傾斜している。第二面22に形成されている冷却孔10は、冷却孔10から噴出された冷却空気Cが、上方に噴出するように、外側が高くなるように傾斜している。
冷却孔10は、第一面21及び一対の第二面22に規則的に形成されている。第二面22に形成されている冷却孔10の軸線Aは、第二面22と直交しておらず傾斜している。第二面22に形成されている冷却孔10は、冷却孔10から噴出された冷却空気Cが、上方に噴出するように、外側が高くなるように傾斜している。
図14及び図15に示すように、ダクト18の冷却孔10から噴出された冷却空気は、上壁部2、側壁部4、及び前壁部3に当たって、これらを冷却した後、火格子1の底側であって、側壁部4とダクト18との間の隙間Gから排出される。
例えば、第二実施形態の火格子1B(図7、及び図8参照)では、上側流路S1を流れる冷却空気の流量が増加すると、上壁部2に沿って空気排出孔12Bから排出される冷却空気の流れ(クロスフロー)によって、空気排出孔12B近くの衝突噴流が冷却に寄与しにくくなる。即ち、冷却孔10から壁の内面に当たる衝突噴流のエネルギーが、空気排出孔12に向かって壁に沿って流れる冷却空気によって弱められる。
一方、本実施形態の火格子1Gによれば、側壁部4とダクト18との間の隙間Gが第一方向Dに長い空気排出孔として機能することによって、クロスフローがなくなるため、衝突噴流の効果を最大限に得ることができる。
一方、本実施形態の火格子1Gによれば、側壁部4とダクト18との間の隙間Gが第一方向Dに長い空気排出孔として機能することによって、クロスフローがなくなるため、衝突噴流の効果を最大限に得ることができる。
また、仕切壁8を火格子1Gの本体側に溶接する必要がないため、火格子1Gの構造を簡素化できる。また、火格子1Gの構造が簡素化することで、メンテナンスが容易となる。
なお、上記実施形態では、ダクト本体19の形状を四角筒状としたが、筒状であれば、これに限ることはない。例えば、ダクト本体19の形状を、円筒状としてもよい。
以上、本考案の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1、1B、1C、1D、1E、1F、1G 火格子
1a 固定火格子
1b 移動火格子
2 上壁部
3 前壁部
4 側壁部
5 後壁部
6 凹部
8 仕切壁
9、9D 仕切壁本体
10 冷却孔
11 空気導入孔
12、12B 空気排出孔
14 主部
15 先端部
16 フィン
18 ダクト
19 ダクト本体
21 第一面
22 第二面
23 第三面
24 第四面
50 ストーカ炉
51 ホッパ
52 焼却炉
53 フィーダ
54 ストーカ
55 風箱
56 フィードテーブル
57 フィーダ駆動装置
58 燃焼室
59 二次空気供給ノズル
61 乾燥段
62 燃焼段
63 後燃焼段
64 排出シュート
65 駆動機構
B 被焼却物
C 冷却空気
D 第一方向
S 流路
S1 上側流路
S2 下側流路
TD 搬送方向
TD1 搬送方向下流側
W 幅方向
1a 固定火格子
1b 移動火格子
2 上壁部
3 前壁部
4 側壁部
5 後壁部
6 凹部
8 仕切壁
9、9D 仕切壁本体
10 冷却孔
11 空気導入孔
12、12B 空気排出孔
14 主部
15 先端部
16 フィン
18 ダクト
19 ダクト本体
21 第一面
22 第二面
23 第三面
24 第四面
50 ストーカ炉
51 ホッパ
52 焼却炉
53 フィーダ
54 ストーカ
55 風箱
56 フィードテーブル
57 フィーダ駆動装置
58 燃焼室
59 二次空気供給ノズル
61 乾燥段
62 燃焼段
63 後燃焼段
64 排出シュート
65 駆動機構
B 被焼却物
C 冷却空気
D 第一方向
S 流路
S1 上側流路
S2 下側流路
TD 搬送方向
TD1 搬送方向下流側
W 幅方向
Claims (10)
- 第一方向に延びる上壁部と、
前記上壁部の先端から下方に延びる前壁部と、
前記上壁部の裏側に設けられた流路と、
前記流路を上下に仕切る仕切壁であって、主面が前記上壁部を向く仕切壁本体と、前記仕切壁本体に形成されて前記上壁部の裏面へ向けて冷却媒体を噴出して前記上壁部をインピンジメント冷却する複数の冷却孔と、を有する仕切壁と、を有する火格子。 - 前記仕切壁と前記上壁部との間の距離をL、
前記冷却孔の内径をDiとすると、
2<L/Di<35
である請求項1に記載の火格子。 - 前記上壁部の前記第一方向の中央部よりも前記先端側に前記第一方向に延びるように形成され、前記仕切壁と前記上壁部との間の流路内の前記冷却媒体を排出するスリットを有し、前記スリットと前記冷却孔とは、前記上壁部の主面の法線方向から見て重ならないように形成されている請求項1または請求項2に記載の火格子。
- 前記仕切壁本体は、前記上壁部と略平行をなす主部と、
前記主部の前記先端側に接続された先端部と、を有し、
前記先端部に形成された複数の前記冷却孔の少なくとも一部は、前記冷却孔から噴出された前記冷却媒体が前記前壁部に当たるように指向されている請求項1または請求項2に記載の火格子。 - 前記仕切壁本体は、前記上壁部と略平行をなす主部と、
前記主部の前記先端側に接続された先端部と、を有し、
前記先端部に形成された複数の前記冷却孔の少なくとも一部は、前記冷却孔から噴出された前記冷却媒体が前記前壁部に当たるように指向されている請求項3に記載の火格子。 - 前記上壁部の前記裏面に前記上壁部と一体に設けられ、前記上壁部から下方に突出するように形成された板状のフィンを有する請求項4に記載の火格子。
- 前記上壁部の前記裏面に前記上壁部と一体に設けられ、前記上壁部から下方に突出するように形成された板状のフィンを有する請求項5に記載の火格子。
- 前記冷却孔は円形をなし、前記冷却孔の内周面は上方に向かうにしたがって縮径する円錐形状をなす請求項4に記載の火格子。
- 前記冷却孔は円形をなし、前記冷却孔の内周面は上方に向かうにしたがって縮径する円錐形状をなす請求項5に記載の火格子。
- 第一方向に延びる上壁部と、
前記上壁部の先端から下方に延びる前壁部と、
前記上壁部の側縁から下方に延びる一対の側壁部と、
前記上壁部及び一対の側壁部に囲まれた空間に配置され、前記先端側が閉塞されて前記第一方向に延びる筒状をなすダクト本体と、前記ダクト本体に形成されて前記上壁部の裏面、前記前壁部の裏面、及び前記一対の側壁部の裏面へ向けて冷却媒体を噴射してインピンジメント冷却する複数の冷却孔と、を有するダクトと、を有する火格子。
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DE2806974C2 (de) * | 1978-02-18 | 1980-01-31 | Josef Martin Feuerungsbau Gmbh, 8000 Muenchen | Roststab für Rostbeläge, insbesondere von Feuerungen |
JPS6086730U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 耐熱火格子 |
DE3734043A1 (de) * | 1987-10-08 | 1989-04-20 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Rostkuehler zum kuehlen von heissem schuettgut |
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