JP3219505B2 - トナー供給装置 - Google Patents
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Description
置に搭載され、現像装置内のトナー減少に応じて収納ト
ナーを現像装置に供給するトナー供給装置に関する。
は、トナー減少に応じて収納トナーを現像装置内に供給
するトナーホッパーと称されるトナー供給装置を搭載し
たものがある。一般に、トナーホッパーは、現像装置に
着脱自在に装着されるようになっている。このトナーホ
ッパーは、トナーを収納するための容器と、収納トナー
を現像装置に供給するための機構とから構成されてい
る。上記容器内には、スポンジ等からなる補給ローラが
設けられており、この補給ローラによって、容器底面に
形成されたトナー供給口が塞がれるようになっている。
そして、上記補給ローラが回転されることによって、補
給ローラ表面にトナーが捕捉されながら、収納トナーが
上記トナー供給口から現像装置に供給されるようになっ
ている。
に、容器内のトナーを効率良く補給ローラに導き、容器
内にトナーが残留しないようにトナー収納容器の内壁面
をトナー供給口に向って傾斜させるように形成している
が、必ずしも効果的ではないため、最近では、トナー収
納容器内底面部に、その一端側に設けられた回転軸を中
心に回転可能なトナー受け皿を設け、この受け皿をバネ
によって上方に付勢することによって、トナー受け皿を
傾斜させて収納トナーを補給ローラに導くようなトナー
ホッパーが提案されている(実開昭60−191058
号公報)。
ようなトナー受け皿を適用したトナーホッパーは、基本
的にはトナー受け皿の傾斜を利用して、収納トナーを自
重で落下させるものであるので、例えば、収納トナーが
凝固し易いような、高温高湿の環境では、収納トナーが
トナー受け皿上で凝固し、傾斜面を効果的に落下せずに
トナーの残留を招くことがある。そこで、トナーの凝固
時でも、収納トナーをより確実に補給ローラに向けて落
下させるべく上記トナー受け皿の傾斜角度の拡大を図る
と、トナー受け皿が回転する充分な高さスペースを設け
る必要が生じ、いきおいトナー収納容器の大型化を招く
ことになる。
ような事態を回避するべく、トナー収納容器内の収納ト
ナーを撹拌させつつトナー受け皿によって収納トナーを
落下させようとすると、新たに撹拌ローラを設けたり、
あるいはトナー受け皿を振動させたりする必要がある。
しかし、撹拌ローラを設ける場合には、トナーホッパー
構造の複雑化、コストアップ等の不都合が生じ、また、
トナー受け皿を振動させるにしても、トナー収納容器に
トナーが充満されている状態では、その重量により、ト
ナー受け皿に大きな負荷がかかるため、トナー受け皿を
振動させるための大きな駆動トルクを必要とする等の問
題が生じる。
れたものであり、駆動に高トルクを必要とせず、また小
スペースでも効果的に収納トナーを補給ローラに導くこ
とができるトナー供給装置を提供することを目的として
いる。
トナー供給口を底面に備えたトナー収納庫を有し、この
トナー収納庫内に上記トナー供給口を塞ぐように補給ロ
ーラが配設され、この補給ローラの回転に伴い上記トナ
ー収納庫内の収納トナーを上記トナー供給口から搬出す
るように構成されたトナー供給装置において、収納トナ
ーを上記トナー供給口に導く撹拌部材と、この撹拌部材
を上記トナー収納庫内の底面部に敷設した第1の状態と
上記トナー供給口に向って傾けた第2の状態とに揺動自
在に支持する支持部材と、上記補給ローラの軸に設けら
れてその回転に伴い上記撹拌部材を上記第1の状態と第
2の状態とに揺動させるカム部材とを備え、上記攪拌部
材は、上記補給ローラの軸両端部において該軸に直交す
る方向に配設され、基端部が上記支持部材に支持される
とともに、トナー供給口を挾んで基端部と反対側に先端
部が設けられる一対の脚部と、これらの脚部の先端部間
を連結する胴部と、上記両脚部の間に亘って介在される
可撓性のシート部材とを備え、このシート部材は、上記
補給ローラの軸方向に伸びる一対の辺部を有し、その一
方側の辺部が上記撹拌部材の胴部に固着され、他方側の
辺部が上記トナー供給口に向けられているものである。
の上記他方側の辺部がトナー収納庫の底面部に摺接する
ようにシート部材が撹拌部材の胴部に固着されているも
のである。
に回転駆動力が付与されると、補給ローラの回転に伴い
カム部材が一体に回転する。そして、カム部材の回転に
伴い、撹拌部材がトナー収納容器底面部に敷設された第
1の状態と上記トナー供給口に向って傾けられた第2の
状態とに揺動され、これによりトナーがトナー供給口に
向って導かれることとなる。この際、攪拌部材を構成す
る両脚部間には、シート部材により胴部から補給ローラ
に向って傾斜する傾斜面が形成されるので、この傾斜面
に沿って収納トナーがスムーズにトナー供給口に案内さ
れることとなる。しかも、トナー収納庫内がトナーで充
満されている場合には、トナーの重量により上記シート
部材が収納トナーとトナー収納庫底面部との間に撓んだ
状態で挾まれた状態となり、この状態で撹拌部材が揺動
されると、収納トナーとトナー収納庫底面部との間から
引き抜かれるようにシート部材が移動することとなるた
め、これによりトナー重量による撹拌部材に対する負荷
が低減され、撹拌部材を揺動させるのに高トルクを必要
としなくなる。
より湾曲した傾斜面が形成されるので、撹拌部材の揺動
量が小さい場合でも急峻な斜面を形成することが可能と
なり、小スペースで効率よく収納トナーを補給ローラに
導くことができる。
部材の上記他方側の辺部が撹拌部材の揺動に伴ってトナ
ー収納庫底面部を往復摺動するので、トナー収納庫底面
部に付着したトナーをシート部材辺部のエッジにより削
りながら補給ローラに導くことができる。
像形成装置について図5を用いて説明する。図5は、本
発明に係るトナー供給装置が適用される画像形成装置を
示す概略構成図である。
ラス2と原稿押え4を有し、内部には光学系L、像形成
手段P及び転写紙の搬送系等の各構成要素が配設されて
いる。
からなり、往復動して原稿走査を行なう光源部、原稿か
らの反射光を反射して光路を形成する反射鏡10,1
2,14、形成画像の倍率を調節するレンズ16及び上
記反射光を後述の感光体ドラム20に向けて反射させる
固定ミラー18から構成されている。
れる感光体ドラム20、上記感光体ドラム20を所定電
位に帯電する帯電装置22、感光体ドラム20上の不要
部分の電荷を除去するブランクランプ24、トナーを感
光体ドラム20上の静電潜像に付着させて現像する現像
装置26、トナー像を転写紙に転写する転写装置30、
転写紙を感光体ドラム20から分離させる分離装置32
及び転写後の感光体ドラム20の表面に残留しているト
ナーを清掃するクリーニング装置34等から構成されて
いる。なお、上記現像装置26には、後述するように、
補給用のトナーを収納するとともに、現像装置26内の
トナー減少に応じて適量のトナーを供給するトナー供給
装置28(トナーホッパー)が一体に装着されている。
上流から順に、サイズの異なった転写紙が収納できる給
紙カセット36,38、転写紙を搬送する給紙ローラ4
0,42、搬送ローラ対37,39及びレジストローラ
対44が配設されている。さらに、転写後の転写紙の搬
送方向下流側には、転写紙を搬送する搬送ベルト46、
転写紙に転写されたトナー像を転写紙に定着させる定着
装置48、転写紙を排出トレイ52に排出する排出ロー
ラ50等が配設されている。
ロゲンランプ6の光は原稿で反射し、その反射像は前記
反射鏡10,12,14、レンズ16、固定ミラー18
を介して前記感光体ドラム20に導かれる。感光体ドラ
ム20は図5の矢印方向に回転しながら、前記帯電装置
22により所定電圧に帯電された後、上記原稿像が照射
されることで露光され、静電潜像を形成する。感光体ド
ラム20上の静電潜像は現像装置26により現像された
後、転写装置30によって、給紙カセット36、あるい
は38から給送された転写紙に転写される。転写後の転
写紙は、分離装置32により感光体ドラム20から分離
され、搬送ベルト46、定着装置48及び排出ローラ5
0を介して排出トレイ52上に排紙されるようになって
いる。
いて図1及び図2を用いて詳述する。図1は、本発明の
トナーホッパーを示す断面図で、図2は、トナーホッパ
ー内部後方を示す斜視図である。
に、トナーを収納するためのトナー収納容器54と、そ
の上部に一体成形された蓋体56とからなり、上記トナ
ー収納容器54内には、収納されたトナーを撹拌しなが
ら上記現像装置26に搬出するための機構が備えられて
いる。
後方向に長寸法を有し、その底面部には、図1及び図2
に示すように、所定寸法を有して収納トナーを現像装置
26に搬出する複数のトナー供給口66が、容器54の
前後方向に所定間隔で形成されている。これらのトナー
供給口66上方に臨む位置には単一構造の補給ローラ6
8が配設され、上記トナー供給口66が補給ローラ68
の外周面によって塞がれるようになっている。補給ロー
ラ68は、スポンジから形成されたローラで、トナー収
納容器54の前後壁面間に回転自在に支持され、図示し
ていないが、容器54の後側外部で、その回転軸70に
装着されたギアを介して回転駆動力が伝達されるように
なっている。また、トナー収納容器54内で、回転軸7
0の前後両端部には、周方向同位置で、径方向に向けて
それぞれ駆動ピン72が嵌入されている。
撹拌体61が配設されている。撹拌体61は、金属板等
を折曲成形した部材で、図1及び図2に示すように、上
記補給ローラ68の回転軸70に垂直で、上記トナー収
納容器54の前後壁面に沿って伸びる脚部59と、これ
らの脚部59の一方の端部間を連結し、トナー収納容器
54の右側内壁面に沿って伸びる胴部60とを有するコ
字状を有するものである。撹拌体61は、その胴部59
の基端に形成された長孔80に、上記トナー収納容器5
4の左側内壁に突出形成された支持軸76が挿通され、
さらに、この支持軸76に止め輪78が装着されること
によって、トナー収納容器54内に揺動自在に支持され
るとともに、付勢バネ84によって、下方、つまりトナ
ー収納容器54底面部に向って付勢されるようになって
いる。また、撹拌体61の各脚部59の略中央には、水
平方向に折曲された当り面74が形成されており、この
当り面74が上記補給ローラ72の回転軸70の両端部
に当接されるようになっている。
拌シート62が貼着されている。撹拌シート62は、可
撓性の、例えばポリエステルフィルム等が長方形に形成
された部材で、その長辺の一方側のみが上記胴部60の
内側面に貼着されている。これによって、図1に示すよ
うに、撹拌体61の脚部59間に亘って、胴部60から
補給ローラ68に向って曲面を描きながら傾斜する撹拌
シート62の傾斜面が形成され、その先端部84がトナ
ー収納容器54の底面に当接され、その先端は、好まし
くは補給ローラ68に接する位置(図1の実線位置)に
なるようになっている。
にトナーを補給するトナーカートリッジをセットするた
めの、円筒状のカートリッジセット部58が形成される
とともに、このカートリッジセット部58の底面部適所
には、カートリッジセット部58にセットされたトナー
カートリッジからトナー収納容器54内にトナーを補給
するための長寸法の補給口64が形成されている。
8において、上記回転軸70に図外の駆動モータからの
回転駆動力が伝達されると、回転軸70及び補給ローラ
68が一体に、図1の矢印方向に回転され、これによっ
て回転軸70に嵌入された駆動ピン72が回転される。
駆動ピン72が回転されると、この駆動ピン70が、上
記撹拌体61の脚部59に形成された当り面74に当接
し、上記撹拌体61が、その基端部を支点として、一体
に上方に回転移動される。そして、さらに補給ローラ6
8が回転されると、上記駆動ピン72が上記当り面74
から離れ、これによって、撹拌体61が付勢バネ84の
付勢力によって、一体に下方に回転移動されるようにな
っている。すなわち、補給ローラ68が回転されて、駆
動ピン72が回転されることによって、撹拌体61が図
1に示す実線位置と二点鎖線位置との間で揺動されるよ
うになっている。
用について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、
トナーが充満された状態のトナーホッパーを示す断面図
で、図4は、トナーが残り少ない状態のトナーホッパー
を示す断面図である。
ット部58に、トナーカートリッジ86がセットされる
と、トナーカートリッジ86内のトナーが、トナーカー
トリッジ58の補給口64から、トナー収納容器54内
に注入され、これによって、図3に示すように、トナー
収納容器54内がトナーで充満される。そして、上記現
像装置26内のトナー量が所定量に対して減少したこと
が現像装置26内のセンサによって検知されると、現像
装置26にトナーを供給すべく図外の駆動モータの回転
が開始され、この回転駆動力が上記トナーホッパー28
の回転軸70に伝達される。回転軸70が回転され、こ
れと一体に補給ローラ68が回転されると、補給ローラ
68は、その表面にトナーを捕捉しながら回転し、上記
トナー供給口66から現像装置26内へ向けて収納トナ
ーの供給を開始する。
と、その回転に伴い、上記撹拌体61が揺動される。こ
のとき、回転軸70の駆動ピン72が撹拌体61の当り
面74に当接され、撹拌体61を上昇移動させるまで
は、上記撹拌体61に貼着された撹拌シート62は、容
器54内に充満されたトナーの重量によって、図3に示
すように収納トナーとトナー収納容器54底面部との間
に撓んだ状態で挾まれており、トナー収納容器54底面
部に敷設された状態となっている。そして、駆動ピン7
2が当り面74に当接し、これによって上記撹拌体61
が上昇を始めると、撹拌シート62は、収納トナーとト
ナー収納容器54の底面部との間から徐々に上方に引き
抜かれながら、図3の2点鎖線に示す位置に移動され
る。そして、さらに上記補給ローラ68が回転され、駆
動ピン72が撹拌体61の当り面74から離れると、上
記撹拌体61が付勢バネ84の付勢力によって、図3に
示す位置に戻されることになり、これによって撹拌シー
ト62も図3の実線で示す初期位置に押し戻されるこに
なる。すなわち、撹拌シート62がトナー収納容器54
底面部を往復摺動することによって、撹拌シート62の
先端部84で収納トナーを補給ローラ68に向って押し
出すことにより、トナー収納容器54底面部の収納トナ
ーが撹拌されるようになっている。
が、現像装置26へのトナー供給により減少してくる
と、図4に示すように、撹拌シート62は、その付勢力
により、撓んだ状態から多少復帰し始めることになる。
そして、この状態で、上記補給ローラ68が回転される
と、上記撹拌体61が揺動され、撹拌シート62は同図
の実線及び二点鎖線に示すように移動される。このと
き、収納トナーは、撹拌シート62によって形成され
た、湾曲した斜面に沿って補給ローラ68に導かれると
ともに、さらに、上記撹拌体61が揺動されることによ
って、撹拌シート62の先端部84がトナー収納容器5
4の底面部を補給ローラ68に向って往復摺動され、撹
拌シート62に沿って落下したトナーが撹拌シート62
の先端部84によって、補給ローラ68に向って押し出
されることになる。また、同時に、補給ローラ68付近
で、例えば、トナー収納容器54の底面部にトナーが付
着しているような場合には、撹拌シート62の先端部8
2のエッジにより、付着トナーが削られながら補給ロー
ラ68に向けて押し出されることになる。
ッパー28によれば、撹拌体61を補給ローラ68の回
転駆動力によって揺動させ、さらに撹拌体61に貼着さ
れた撹拌シート62によって、収納トナーを撹拌しなが
ら補給ローラ68に導くようにしたので、新たに撹拌ロ
ーラ等を設けることなく、トナー収納容器54内にトナ
ーが残留するのを効果的に防止することができる。
て導くための傾斜面が、ポリエステルフィルム等の可撓
性のシート部材(撹拌シート62)から構成され、さら
にその一長辺部のみが上記胴部60の内側面に貼着され
ているので、上述の通り、トナー収納容器54内の収納
トナー量が多い場合にはトナーの重量で撓み、撹拌体6
1の揺動時には、収納トナーとトナー収納容器54底面
部との間から引き抜かれるように移動するので、例えば
従来のトナー受け皿を振動させた場合を想定すれば、撹
拌シート62に対する収納トナー重量による負荷が軽減
され、収納トナー量が多い場合でも、撹拌体61を比較
的低トルクで駆動させることが可能となる。また、撹拌
シート62が撓むことによって、撹拌体61の脚部59
間に湾曲した斜面が形成され、これによって収納トナー
を補給ローラ68に導くようにしたので、例えば、従来
のトナー受け皿を適用した場合と比較すると、撹拌体6
1の揺動量を少なくして急峻な斜面を形成することが可
能となり、従ってトナー収納容器54の拡大を招くよう
なことがない。さらに、撹拌体61の揺動によって、撹
拌シート62の先端部84が常にトナー収納容器54底
面部に摺動するように構成されているので、収納トナー
を撹拌することが可能になるとともに、撹拌シート62
の先端部84のエッジによって、トナー収納容器54底
面部に付着したトナーを補給ローラ68に向けて削りな
がら押し出すことができるとい利点が生じる。
は、その胴部59基端に形成された長孔80に、上記ト
ナー収納容器54の下流側内壁面に突出形成された支持
軸76が挿通されることによって、トナー収納容器54
内に揺動可能に支持されているが、これは撹拌体61を
揺動可能に支持する構造の一例であって、例えばトナー
収納容器54の前後壁面間に軸を設け、この軸を撹拌体
61の各脚部59に貫通させるようにして撹拌体61を
この軸を中心に揺動するように構成してもよい。また、
実施例では、補給ローラ68の回転軸70に駆動ピン7
2を嵌入し、この駆動ピン72の回転移動を利用して撹
拌体61を揺動させるように構成しているが、これも撹
拌体61を回転軸70の回転を利用して揺動させるため
の一手段にすぎず、例えば回転軸70に偏心カム等を装
着して、撹拌体61を揺動させるように構成しても構わ
ない。
ナーをトナー供給口に導く撹拌部材と、この撹拌部材を
トナー収納庫内の底面部に敷設した第1の状態とトナー
供給口に向って傾けた第2の状態とに揺動自在に支持す
る支持部材と、補給ローラの軸に設けられてその回転に
伴い撹拌部材を第1の状態と第2の状態とに揺動させる
カム部材とを備えているので、新たに駆動手段を設ける
ことなく撹拌部材を揺動させることができる。
部に該軸に直交するように設けられる一対の脚部と、こ
れらの脚部の先端部間を連結する胴部と、両脚部の間に
亘って介在される可撓性のシート部材とを備えた構成と
されているので、トナー収納庫内にトナーが充満してい
る場合でも、比較的低トルクで撹拌部材を駆動させるこ
とができる。また、シート部材が撓むことによって補給
ローラに向って湾曲した斜面が形成されるので、少ない
スペースで急峻な斜面を形成することが可能となり、収
納トナーを効率良く補給ローラに導くことができる。
辺部がトナー収納庫の底面部に摺接するようにすれば、
トナー収納庫底面に付着したトナーを削りながら補給ロ
ーラに向けて押し出すことが可能となり、トナー収納庫
内にトナーが残留するのをより効果的に防止することが
できる。
る。
図である。
トナーで充満された状態を示す断面図である。
トナーが減少した状態を示す断面図である。
示す構成略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 トナー供給口を底面に備えたトナー収納
庫を有し、このトナー収納庫内に上記トナー供給口を塞
ぐように補給ローラが配設され、この補給ローラの回転
に伴い上記トナー収納庫内の収納トナーを上記トナー供
給口から搬出するように構成されたトナー供給装置にお
いて、収納トナーを上記トナー供給口に導く撹拌部材
と、この撹拌部材を上記トナー収納庫内の底面部に敷設
した第1の状態と上記トナー供給口に向って傾けた第2
の状態とに揺動自在に支持する支持部材と、上記補給ロ
ーラの軸に設けられてその回転に伴い上記撹拌部材を上
記第1の状態と第2の状態とに揺動させるカム部材とを
備え、上記攪拌部材は、上記補給ローラの軸両端部にお
いて該軸に直交する方向に配設され、基端部が上記支持
部材に支持されるとともに、上記トナー供給口を挾んで
上記基端部と反対側に先端部が設けられる一対の脚部
と、これらの脚部の先端部間を連結する胴部と、上記両
脚部の間に亘って介在される可撓性のシート部材とを備
え、このシート部材は、上記補給ローラの軸方向に伸び
る一対の辺部を有し、その一方側の辺部が上記撹拌部材
の胴部に固着され、他方側の辺部が上記トナー供給口に
向けられていることを特徴とするトナー供給装置。 - 【請求項2】 上記シート部材は、上記他方側の辺部が
上記トナー収納庫の底面部に摺接するように上記撹拌部
材の胴部に固着されていることを特徴とする上記請求項
1記載のトナー供給装置。
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JP32962692A Expired - Fee Related JP3219505B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | トナー供給装置 |
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