JP3218520U - 製菓用焼型の敷紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】製菓用焼型の洗浄を容易にする敷紙を提供する
【解決手段】製菓用焼型の敷紙1は、底面部2と、底面部2に連結している略長方形の側面部3と、側面部の底辺側の端部に配置されている重ね合わせ部32b、32c、32dとを備えている。敷紙1の底面部2の中央に、円形の穴5が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】製菓用焼型の敷紙1は、底面部2と、底面部2に連結している略長方形の側面部3と、側面部の底辺側の端部に配置されている重ね合わせ部32b、32c、32dとを備えている。敷紙1の底面部2の中央に、円形の穴5が設けられている。
【選択図】図1
Description
本考案は、製菓用焼型の中に敷いて、菓子の原材料と共に加熱調理する敷紙に関する。特に、略立方体状で中央に円筒状の穴があいているキューブ型シフォンケーキ(他の名称として、キュービックシフォン、四角いシフォンケーキとも称される)の製造に用いられるシフォンケーキ型に敷く敷紙に関する。
一般に、製菓用焼型を用いて焼き菓子を製造する方法は、焼型に生地を流し込む充填工程と、所定の温度と時間で焼き上げる加熱調理工程と、菓子を冷却する工程と、を備えている。製菓用焼型の素材としては、熱伝導率の高いアルミニウムやブリキが多く用いられており、繰り返し使用することができる。
焼き菓子の一種であるシフォンケーキは、円形で、中心に円筒状の穴が貫通したものがよく知られている。シフォンケーキの焼型は、外枠部の中央に円筒形の突起部が煙突状に形成されていることが特徴であり、外枠部と突起部との間に生地を流し込んで焼き上げることで、完成したケーキの中心に貫通した穴が形成される。しかし近年、立方体状で中央に円筒状の穴があいているキューブ型シフォンケーキの人気が高まっている。これまでのシフォンケーキは直径15cmから25cmのものが主流であったが、キューブ型シフォンケーキは8cmから12cmのより小さいサイズのものが普及している。そして、キューブ型シフォンケーキの中央の穴にクリームや果物等を充填した製品がよく好まれている。
使用後のシフォンケーキの焼型の外枠部や突起部の表面にはケーキ生地の一部が付着して残存するので、これを毎回除去するための洗浄工程が必要となっている。特に、キューブ型シフォンケーキ専用の焼型は、略正方形の底面とその四辺から直角に立ち上がっている四つの側面とが外枠部を形成しており、突起部がこれまでよりも小さい底面中央に固定されている。キューブ型シフォンケーキの焼型は、面と面との間の境界部分に付着物が残りやすく、洗浄作業に特に時間が掛かっていた。
特許文献1には、使用しない時には、折り畳んで保管することが可能であり使用後は焼却等により廃棄処理がし易い紙製のケーキ焼き型が開示されている。特許文献1のケーキ焼き型は、中心部に円形の切り欠き部のある円形底板と、外枠と、円形底板の切り抜き部に嵌合可能な内枠と、アダプターとを備えている。特許文献1に開示される紙製の容器は、中心部の円筒状の突起まで使い捨て可能な紙製にして、単独で使用可能としているため、生地が漏れ出さないための組み立てに時間を要する。また、完成したシフォンケーキの中央の穴に他の材料を充填して顧客に提供したい場合、穴の周囲の紙製の容器を確実に除去する必要があり、そのための作業にも時間を要する。
焼型を使用して焼き菓子を製造する場合、使用後の焼型の洗浄作業に手間がかかっていた。シフォンケーキの焼型は、中央に円筒状の突起部があるために使用後の洗浄に一層手間がかかり、作業時間の短縮が解決すべき課題となっていた。特に、キューブ型シフォンケーキの焼型は、底面と側面の境界部分や、隣り合う側面同士の境界部分の洗浄を容易にする技術が求められていた。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、製菓用焼型の洗浄を容易にする敷紙を提供することを解決すべき課題としてなされたものである。
本考案は、製菓用焼型の中に敷いて、焼き菓子の原材料と共に加熱調理する敷紙に関する。本考案の敷紙は、底面部と、底面部に連結している略長方形の側面部と、側面部の底辺側の端部に配置されている重ね合わせ部と、を備えている。本考案の敷紙は、底面部の中央に、円形の穴が設けられていることを特徴とする。
本考案の敷紙は、底面部の外形形状を略正方形に形成することができる。このとき、側面部は底面部の一辺の長さと同一の間隔で形成された三本の折り線を備え、折り線によって区切られたそれぞれの領域が前記底面部の各辺の上に直立する側面を規定する。本考案の敷紙は、側面部が底面部に連結している箇所、および全ての折り線を折り曲げて組み立てた時に、上面が開放された略立方体状となる。本考案の敷紙は、底面部の円形の前記穴の直径が、底面部が載置される製菓用焼型の底面に配置されている突起部の直径以上であることが好ましい。この敷紙は、キューブ型シフォンケーキの焼型に特に好適に使用することができる。
本考案の製菓用焼型の敷紙を用いることで、菓子の生地が焼型に直接接触する面積が減少する。本考案の製菓用焼型の敷紙は、シフォンケーキの焼型に特に好適に対応しており、シフォンケーキの焼型が有している中央の突起部を通過させるための穴を有している。シフォンケーキの焼型に使用した場合、焼型の突起部が敷紙の穴を貫通し、敷紙の底面及び側面はそれぞれ、焼型の底面及び側面にほとんどすきまなく接触することができる。そして、焼型に生地が付着することを防止することができる。その結果、完成した菓子の取り出しが容易であり、焼型の洗浄をより簡単に効率よく行うことができる。
本考案の製菓用焼型の敷紙をシフォンケーキの焼型に用いた場合、ケーキの生地は焼型の突起部と直接接触する。この構成により、焼型の外側と中央部の両方からケーキに効率良く熱が伝わるので、均一に加熱調理することができる。また、ケーキの中心の穴に敷紙が残存する恐れがなく、ケーキの穴に生クリームや果物といった他の素材を容易かつ安心して充填することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本考案の敷紙を、キューブ型シフォンケーキの焼型に使用した構成について以下に説明する。図1に、キューブ型シフォンケーキの焼型の敷紙1(以下、単に敷紙1と言う)の展開図を示し、図2に組み立て後の敷紙1の斜視図を示す。
敷紙1は、略正方形である底面部2と、底面部2の一つの辺21に連結して形成されている略長方形の側面部3とを備えている。側面部3は、底面部2の一辺の長さと同一の間隔で配置された3本の折り線4を備えており、折り線4によって区切られた4つの領域が底面部2の各辺の上に直立する側面31a、31b、31c、31dを規定している。ここで言う「略正方形」とは、外観上は正方形として認識できるが、それぞれの辺の長さに製造上の誤差に由来する相違があったり、頂点が面取りされていたりする形状を含む。
本実施形態では、敷紙1は、一枚の紙から切り出すことで形成されている。敷紙1には、クラフト紙などを使用することができる。また、表面にワックス加工やシリコン加工などを施した紙を使用することができる。
本考案の敷紙1は、底面部2の中央に、円形の穴5が設けられている。
本考案の敷紙1の側面部3を構成する4つの側面のうち、底面部2に接続されていない側面31b、31c、31dには、組み立てたときに底辺となる辺に沿って、重ね合わせ部32b、32c、32dが形成されている。また、側面31dの側端部に重ね合わせ部33が形成されている。底面部2と側面部3の連結箇所、および3本の折り線4を折り曲げて組み立て、重ね合わせ部32b、32c、32dをそれぞれ底面部2の辺22,23,24に沿って底面部2と重ね合わせ、重ね合わせ部33を側面31aの側端部に重ね合わせることで、敷紙1は、図2に示すように、上面が開放された略立方体状の外観を呈する。ここで言う「略立方体状」とは、ゆがみや変形を含んでいるが、外観上は立方体形状、すなわちキューブ状として認識することができる形状を指す。重ね合わせ部は、食用の糊、結着剤等によって接着してもよい。
敷紙1の底面部2の円形の穴5は、敷紙1を使用するキューブ型シフォンの焼型50(以下、単に焼型50という)の中央の突起部51の位置に対応している。円形の穴5の直径は、焼型50の突起部51の直径と同一かそれよりも大きく形成されている。図3に示すように、焼型50に敷紙1を適用すると、焼型50の突起部51が穴5を容易に貫通する。敷紙1の底面部2は焼型50の底面に容易に到達して、しわや捩れを発生させることなくそこに載置される。敷紙1のそれぞれの側面31a、31b、31c、31dが焼型50の側面にそれぞれ接触する。
焼型50の外枠部の内寸とほぼ一致した形状の敷紙1を用いることで、シフォンケーキの生地が焼型に付着して残存することを防止することができる。特に、焼型の底面と側面の境界部分や隣り合う側面同士の境界部分にケーキの生地が直接接触しないので、完成したケーキの取り出しが容易であり、使用後の焼型の焼型の洗浄をより簡単に効率よく行うことができる。
一方で、敷紙1は焼型50の中央の突起部51を覆う部分を持たない。突起部51とシフォンケーキの生地は突起部で直接接触する。加熱調理の工程では、焼型50の外枠部側から敷紙1を介してケーキ生地に熱が伝わり、焼型50の中央部ではケーキ生地に直接熱が伝わるので、シフォンケーキを均一に焼き上げることができる。
突起部51にはシフォンケーキの生地が直接接触しているので、シフォンケーキを取り出した後に突起部51に生地がわずかに残存する。しかし、突起部51は円筒状で、且つ焼型の中央に位置しているため、洗浄は比較的容易である。また、完成したシフォンケーキの中心の穴には敷紙1が残存する恐れがなく、シフォンケーキの穴に生クリームや果物といった他の素材を容易かつ安心して充填することができる。
本考案の敷紙1は、キューブシフォンケーキの焼型に特に好適に適用できる。また、通常のシフォンケーキ型やサバラン型にも適用が可能であり、その場合は側面部に折り線を形成する必要がない。
1 敷紙
2 底面部
3 側面部
4 折り線
5 穴
22、23、24 底面部の辺
31a、31b、31c、31d 側面
32b、32c、32d、33 重ね合わせ部
50 焼型
51 突起部
2 底面部
3 側面部
4 折り線
5 穴
22、23、24 底面部の辺
31a、31b、31c、31d 側面
32b、32c、32d、33 重ね合わせ部
50 焼型
51 突起部
Claims (2)
- 底面部と、
前記底面部に連結している略長方形の側面部と、
前記側面部の底辺側の端部に配置されている重ね合わせ部と、
を備えている製菓用焼型の敷紙であって、
前記底面部の中央に、円形の穴が設けられていることを特徴とする製菓用焼型の敷紙。 - 前記底面部の外形形状が略正方形であり、
前記側面部が前記底面部の一辺の長さと同一の間隔で形成された三本の折り線を備えており、前記折り線によって区切られたそれぞれの領域が前記底面部の各辺の上に直立する側面を規定しており、
前記側面部が前記底面部に連結している箇所、および全ての前記折り線を折り曲げて組み立てた時に、上面が開放された略立方体状となり、
前記底面部の円形の前記穴の直径が、前記底面部が載置される製菓用焼型の底面に配置されている突起部の直径以上であることを特徴とする請求項1記載の製菓用焼型の敷紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003077U JP3218520U (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 製菓用焼型の敷紙 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018003077U JP3218520U (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 製菓用焼型の敷紙 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3218520U true JP3218520U (ja) | 2018-10-18 |
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ID=63855057
Family Applications (1)
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JP2018003077U Active JP3218520U (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 製菓用焼型の敷紙 |
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JP (1) | JP3218520U (ja) |
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2018
- 2018-08-09 JP JP2018003077U patent/JP3218520U/ja active Active
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