JP3218129U - ボールスプライン長行程リニアモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
図1は従来の長行程リニアモジュールを示す斜視図である。前記長行程リニアモジュールは主に台座11と、リニアスライド12と、ボールねじ13と、前滑り台14と、後滑り台15と、固定棒16と、前滑り台14に設置される前プーリー(図示省略)と、後滑り台15に設置される後プーリー(図示省略)と、ベルト17と、前滑り台14と後滑り台15との間に設置される中間滑り台18と、蓋板(図示省略)とで構成される。
前記前滑り台14と後滑り台15との間に設置されるベルト17及び前記中間滑り台18がベルト17に固設される設計により、前記前滑り台14及び後滑り台15が移動中に前記ベルト17が回転移動を行い、前記ベルト17により前記中間滑り台18が引っ張られて再度移動する。これにより、前記中間滑り台18の実際の移動距離が、ナット10により前記前滑り台14が駆動されて移動する距離に前記ベルト17が回転することにより前記中間滑り台18が引っ張られて移動する距離を足したものになる。よって、上述の構成によりボールねじ13がベルト17と組み合わせられて2倍の行程の滑り台の滑動距離を作り出し、長行程の機能を達成させる。
前記第一プーリー部がベルトにより前記第二プーリー部を伝動させて回転させることにより、前記ボールねじが連動されて有効行程移動を行う。また、滑り台及びボールねじは一体に装設される形態を呈し、滑り台の線性移動距離が前記ボールナットが前記ボールスプラインシャフト上で線形移動を行う距離の2倍となる。ボールねじの行程がボールスプラインシャフトの2倍となると、滑り台の移動距離は前記ボールナットが前記ボールスプラインシャフト上で線形移動を行う距離の3倍となる。
各部材の詳細な説明は以下のとおりである。
前記ナット固定台30が左側に向けて線形移動を行うと同時に、前記ボールスプラインシャフト41によりスプラインナット53及びその上の第一プーリー部531が連動されて第一方向に回転を行い、前記第一プーリー部531がベルト70を介して伝動されると同時に前記第二プーリー部551が連動されて第一方向に回転を行う。これにより、前記ボールねじ43が連動されて左側に向けて有効行程移動を行う。前記滑り台61及びボールねじ43が一体に装設される形態を呈するため、前記滑り台61が左側に向けて移動を行う距離が前記ボールナット51が前記ボールスプラインシャフト41上で線形移動を行う距離の2倍となる。
同様に、前記ナット固定台30が右側に向けて線形移動を行うと同時に、前記ボールスプラインシャフト41によりスプラインナット53及びその上の第一プーリー部531が連動されて第二方向に回転を行い、前記第一プーリー部531がベルト70を介して伝動されると同時に前記第二プーリー部551が連動されて第二方向に回転を行う。これにより、前記ボールねじ43が連動されて右側に向けて有効行程移動を行い、その状態は図7に示される。同様に、前記滑り台61及びボールねじ43が一体に装設される形態を呈し、滑り台61が右側に向けて移動を行う距離2Lが前記ボールナット51が前記ボールスプラインシャフト41上で線形移動を行う距離Lの2倍となる。
[1、精度向上]
前記滑り台61の線形移動は主にボールスプラインシャフト41にボールナット51及びスプラインナット53が組み合わせられ、前記ボールねじ43に螺旋溝ナット55が組み合わせられることにより完成する。
このため、前記滑り台61の線形移動の精度が確実に向上し、更には前記滑り台61の線形移動の速度も速まる。即ち、本考案の前記滑り台61の線形移動はベルトにより直接的に達成されるのではなく、本実施形態に係る前記ベルト70は主に隣接する2つのスプラインナット53及び螺旋溝ナット55が同じ方向に回転を行い、ベルト70に必要な長さが短くなり、前記滑り台61の線形移動がより精密になる。
[2、構造の複雑さが緩和され、体積及びコストが減少する]
本考案に係るボールスプライン長行程リニアモジュールは主にベースユニット20に設置されるボールスプラインシャフト41及びナット固定台30で構成され、且つ前記ボールスプラインシャフト41に前記ナット固定台30を連動させて線形移動を行わせるボールナット51が設置され、且つ前記ボールスプラインシャフト41とナット固定台30との間に前記スプラインナット53が設置される。前記ボールねじ43とナット固定台30との間に螺旋溝ナット55が設置され、前記スプラインナット53と螺旋溝ナット55とがベルト70を介して協動することにより、前記動力ユニット80により前記ボールスプラインシャフト41が連動されて作動した後、最終的に前記滑り台61が連動されて線形移動動作を実行させる。これにより、構造の複雑さが緩和され、体積及び必要なコストが効果的に減少する。また、単一の動力ユニット80により前記滑り台61が駆動されて線形移動を行うため、構造の複雑さが緩和され、体積及び必要なコストが確実に減少し、且つステアリング機構が不要になる。
12 リニアスライド
13 ボールねじ
14 前滑り台
15 後滑り台
16 固定棒
17 ベルト
18 中間滑り台
20 ベースユニット
21 ベース
211 スプラインシャフト取付部
22 第一スライドレール
23 第一スライダー
30 ナット固定台
31 底部
32 上部
33 第一収容部
34 第二収容部
41 ボールスプラインシャフト
43 ボールねじ
51 ボールナット
511 フランジ部
53 スプラインナット
531 第一プーリー部
55 螺旋溝ナット
551 第二プーリー部
60 滑り台ユニット
61 滑り台
611 ねじ取付部
62 第二スライドレール
63 第二スライダー
70 ベルト
80 動力ユニット
91 第一ベアリング
92 第二ベアリング
Claims (5)
- ベースと、平行状を呈して前記ベースに固設される2つの第一スライドレールと、前記2つの第一スライドレールにそれぞれ滑動可能に設置される第一スライダーとを含むベースユニットと、
各前記第一スライダーに固設されるナット固定台と、
前記ベースに枢動可能に設置され、且つ前記2つの第一スライドレールの間に位置されると共に前記ナット固定台とは接触されないボールスプラインシャフトと、
前記ボールスプラインシャフトにより駆動されて前記ボールスプラインシャフトに往復移動するように設置され、且つ前記ナット固定台に固設されるフランジ部を有するボールナットと、
前記ナット固定台に枢動可能に設置され、且つ前記ボールスプラインシャフトの枢動に従って前記ボールスプラインシャフト上で往復移動及び回転を行い、且つ第一プーリー部を有するスプラインナットと、
前記ナット固定台に設置され、且つ滑り台と、平行状を呈して前記滑り台に固設される2つの第二スライドレールと、前記2つの第二スライドレールにそれぞれ滑動可能に設置されると共に前記ナット固定台に固設される第二スライダーとを含む滑り台ユニットと、
前記滑り台に枢動可能に設置され、且つ前記2つの第二スライドレールの間に位置されると共に前記ナット固定台には接触されないボールねじと、
前記ナット固定台に枢設されると共に前記ボールねじを連動させて前記ボールねじに線形移動するように覆設され、且つ第二プーリー部を有する螺旋溝ナットと、
前記第一プーリー部と第二プーリー部との間に覆設されるベルトと、
前記ボールスプラインシャフトを駆動させて枢動させるための動力ユニットと、を備えることを特徴とする、
ボールスプライン長行程リニアモジュール。 - 前記ベースは2つのスプラインシャフト取付部を有し、前記ボールスプラインシャフトの両端は前記2つのスプラインシャフト取付部に枢動可能に設置され、前記滑り台は2つのねじ取付部を有し、前記ボールねじの両端は前記2つのねじ取付部に枢動可能に設置されることを特徴とする請求項1に記載のボールスプライン長行程リニアモジュール。
- 前記ナット固定台は第一収容部、及び前記第一収容部とは反対方向の第二収容部を有し、前記ボールナット及び前記スプラインナットの一部分が前記第一収容部に位置され、前記螺旋溝ナットの一部分が前記第二収容部に位置されることを特徴とする請求項1に記載のボールスプライン長行程リニアモジュール。
- 前記ナット固定台の第一収容部には第一ベアリングが固設され、前記スプラインナットは前記第一ベアリングに貫設され、前記ナット固定台の第二収容部には第二ベアリングが固設され、前記螺旋溝ナットは前記第二ベアリングに貫設されることを特徴とする請求項3に記載のボールスプライン長行程リニアモジュール。
- 前記動力ユニットは駆動モーターであることを特徴とする請求項1に記載のボールスプライン長行程リニアモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018002662U JP3218129U (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | ボールスプライン長行程リニアモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018002662U JP3218129U (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | ボールスプライン長行程リニアモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3218129U true JP3218129U (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63579870
Family Applications (1)
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JP2018002662U Active JP3218129U (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | ボールスプライン長行程リニアモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3218129U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109015608A (zh) * | 2018-10-18 | 2018-12-18 | 深圳市恒迅泰科技发展有限公司 | 滑台 |
CN111002297A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-14 | 天津龙创恒盛实业有限公司 | 滚珠花键机器人 |
CN112112943A (zh) * | 2020-09-29 | 2020-12-22 | 广东天功自动化科技有限公司 | 一种多工位线性模组 |
-
2018
- 2018-07-12 JP JP2018002662U patent/JP3218129U/ja active Active
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