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JP3217571U - ハウジング形管継手 - Google Patents

ハウジング形管継手 Download PDF

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JP3217571U
JP3217571U JP2018002096U JP2018002096U JP3217571U JP 3217571 U JP3217571 U JP 3217571U JP 2018002096 U JP2018002096 U JP 2018002096U JP 2018002096 U JP2018002096 U JP 2018002096U JP 3217571 U JP3217571 U JP 3217571U
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JP
Japan
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housing
type pipe
fastening bolts
pipe joint
fastening
Prior art date
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JP2018002096U
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山本 英俊
英俊 山本
博司 寳利
博司 寳利
延和 大竹
延和 大竹
Original Assignee
株式会社エムアイイーテクノ
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Abstract

【課題】ハウジングに下側から通した締結ボルトの落下を防ぎ、一人で容易に管の接続作業を行うことができるハウジング形管継手を提供する。【解決手段】接続される管の端部が挿入される環状のガスケット10と、その外周面を覆う2分割されたハウジング11、12と、これらの2分割されたハウジングの両側に形成されたフランジ15、16間に挿通された左右一対の締結ボルト19、20とからなるハウジング形管継手である。一方又は双方の締結ボルト19、20の頭部とおねじ部との間の軸部に、Oリングなどの環状弾性材21を装着し、脱落を防止した。【選択図】図7

Description

本考案は、比較的大径の管と管とを接続するために用いられるハウジング形管継手に関するものである。
消防用配管、上下水道配管、プラント配管などに用いられる口径が25A以上の鋼管やステンレス管どうしを接続するために、従来からハウジング形管継手が用いられている。
このハウジング形管継手は、特許文献1に示されているように、接続される管の端部が挿入される環状のガスケットと、その外周面を覆う2分割されたハウジングとを備えたものである。環状のガスケットに両側から管の端部を挿し込んだうえで、2分割されたハウジングの両側に形成されたフランジ間を一対の締結ボルトで締め付けることによりガスケットが管の外周面に密着し、水密シールされた状態で管と管とを接続することができる。
このハウジング形管継手を用いて接続しようとする配管が水平であり、2分割されたハウジングを上下方向から管の外面に取り付けようとする場合には、締結ボルトをその頭部を下にして下側からフランジのボルト穴に通し、上側からナットを締結することが多い。締結ボルトを上側からフランジのボルト穴に通し、配管の下側でナットを締結する作業は行いにくいからである。
このとき作業者は、片手で下側のハウジングを支えながら、他方の手でナットを締結ボルトのおねじ部にねじ込むこととなるが、片手でハウジングとともに左右2本の締結ボルトを下方に落下しないように支持することは容易ではない。特に管の口径が大きくなるとハウジングが大型となり、2本の締結ボルト間の距離も大きくなるので手を広げても届かず、片側の締結ボルトが脱落し易い。このため一人で管の接続作業をすることは容易ではなかった。
そこで特許文献2には、片側の締結ボルトの替わりにH型の連結ピンを用いた構造のハウジング形管継手が提案されている。この構造とすれば、片側の締結ボルトのみを締結すればよいので、一人で管の接続作業をすることができる。
しかしこの構造は通常の締結ボルトナットのほかに、H型の連結ピンを必要とするため、部品点数が増加し、製造コストが増加するという問題があった。また、H型の連結ピンで連結した側は締め付けができず、反対側に配置された1本の締結ボルトだけで締結することとなるため、ハウジングを左右均等に締め付けることができないという問題があった。
特開平7−190261号公報 特開2004−204986号公報
従って本考案の目的は上記した従来の問題点を解決し、ハウジングに下側から通した締結ボルトの落下を防ぎ、一人で容易に管の接続作業を行うことができるハウジング形管継手を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本考案は、接続される管の端部が挿入される環状のガスケットと、その外周面を覆う2分割されたハウジングと、これらの2分割されたハウジングの両側に形成されたフランジ間に挿通された左右一対の締結ボルトとからなるハウジング形管継手において、一方又は双方の締結ボルトの頭部とおねじ部との間の軸部に、環状弾性材を装着したことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、環状弾性材をOリングとすることが好ましい。また請求項3のように、環状弾性材を複数のOリングとすることが好ましい。
本考案のハウジング形管継手は、一方又は双方の締結ボルトの頭部とおねじ部との間の軸部に、環状弾性材を装着したものであるから、この締結ボルトをその頭部を下側にして上向きにハウジングのボルト穴に挿通した場合にも、環状弾性材がボルト穴に引っかかり、締結ボルトが下方に脱落することを防止する。このため作業者は片側の締結ボルトを支えるだけでよく、一人で容易に管と管の接続作業を行うことができる。
この環状弾性材は締結ボルトのおねじ部分を通過させて軸部に嵌め込む必要があるが、環状弾性材を用いれば締結ボルトのおねじ部分を通過させることが可能である。なお、環状弾性材がチューブ状であると締結ボルトのおねじ部分を通過させにくくなるが、環状弾性材をOリングとしておけば、締結ボルトのおねじ部分を通過させて容易に嵌め込むことができる。しかもOリングは汎用品であって安価に入手できるので、コストアップを抑制することができる利点がある。
本考案の第1の実施形態を示す正面図である。 本考案の第1の実施形態を示す側面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本考案の第2の実施形態を示す正面図である。 本考案の第2の実施形態を示す中央縦断面図である。 配管途中の状態を示す正面図である。 本考案の第3の実施形態を示す中央縦断面図である。
以下に本考案の実施形態を説明する。
図1は本考案の第1の実施形態を示す正面図、図2はその側面図である。また図3は図1のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。
これらの図において、10は環状のガスケット、11と12はその外周面を覆う2分割されたハウジングである。環状のガスケット10は接続される管の端部が両側から挿入されるゴム製の部材である。この実施形態では、環状のガスケット10の断面は図3に示されるように、内圧によりシール性が高まるセルフシール型となっているが、これに限定されるものではない。
この環状のガスケット10の外周面は、2分割されたハウジング11、12によって覆われる。これらのハウジング11、12は鋳物製であり、図3に示されるように、その内面には環状のガスケット10を収納する円弧状の凹部が形成されている。ハウジング11、12は管を挿入するための半円状の開口部を備え、その端部には管に形成された凹部に係合して管を保持する半円状凸部13、14を備えている。
これらのハウジング11、12には左右にフランジ15、16が突設されており、これらのフランジ15、16にはそれぞれボルト穴17、18が形成されている。これらのボルト穴17、18にそれぞれ締結ボルト19、20を通してナット22、23を締めることによってハウジング11、12は相互に締結され、従来と同様に管どうしが接続される。
以上の構造は従来のこの種のハウジング形管継手と同じであるが、本考案のハウジング形管継手では、一方又は双方の締結ボルト19、20の頭部とおねじ部との間の軸部に、環状弾性材21が装着されている。環状弾性材21は好ましくはOリングであり、第1の実施形態では双方の締結ボルト19、20にそれぞれOリングが装着されている。
Oリングは締結ボルト19、20のおねじ部を通過させて軸部に装着されるものであり、Oリングの内径サイズは軸部に密着保持できることが必要である。また外径サイズは、ボルト穴17、18の内径よりも大きくしておく。Oリングは弾性があるので、締結ボルトのおねじ部分を通過させて容易に嵌め込むことができ、しかも汎用品であって安価である利点がある。
以上に説明した第1の実施形態では双方の締結ボルト19、20にそれぞれOリングを装着したが、図5以下に示す第2の実施形態のように一方の締結ボルト20のみに環状弾性材21であるOリングを装着することもできる。また、図8に示した第3に実施形態のように、Oリングを複数個とすることもできる。これにより摩擦力を高め、締結ボルトの脱落をより確実に防止することができる。
前記したように、このようなハウジング形管継手を用いて接続しようとする配管が水平で、2分割されたハウジング11、12を上下方向から管の外面に取り付けようとする場合には、図示されるように、締結ボルト19、20をその頭部を下にして下側からフランジ15、16のボルト穴17、18に通し、上側からナット22、23を締結することが多い。
この作業中に、頭部を下にした2本の締結ボルト19、20の落下を、同時に防止することは一人作業の場合には容易ではない。しかし本考案のハウジング形管継手は、一方又は双方の締結ボルト19、20の頭部とおねじ部との間の軸部に、環状弾性材21を装着したので、図7に示すようにこの環状弾性材21がボルト穴17、18に引っかかり、締結ボルト19、20の脱落を防止することができる。このため図7のように先ず片側の締結ボルト19にナット22を取り付け、その後に他方の締結ボルト20にナット23を取り付ける作業を、一人で容易に行うことができる。
なお、第1の実施形態のように双方の締結ボルト19、20にそれぞれOリングを装着しておけば、何れの締結ボルト19、20も脱落のおそれがないため、ナットを締結する順序は自由であるが、第2の実施形態のように一方の締結ボルト20のみにOリングを装着した場合には、Oリングが装着されていない締結ボルト19の頭部を片手で支えながら、先にナット22を取り付けることとなる。
以上に説明したように、本考案のハウジング形管継手は、ハウジング11、12のフランジ15、16に下側から通した締結ボルト19、20の落下を防ぎ、一人で容易に管の接続作業を行うことができるものである。
10 環状のガスケット
11 ハウジング
12 ハウジング
13 半円状凸部
14 半円状凸部
15 フランジ
16 フランジ
17 ボルト穴
18 ボルト穴
19 締結ボルト
20 締結ボルト
21 環状弾性材
22 ナット
23 ナット

Claims (3)

  1. 接続される管の端部が挿入される環状のガスケットと、その外周面を覆う2分割されたハウジングと、これらの2分割されたハウジングの両側に形成されたフランジ間に挿通された左右一対の締結ボルトとからなるハウジング形管継手において、
    一方または双方の締結ボルトの頭部とおねじ部との間の軸部に、環状弾性材を装着したことを特徴とするハウジング形管継手。
  2. 前記環状弾性材がOリングであることを特徴とする請求項1に記載のハウジング形管継手。
  3. 前記環状弾性材が複数のOリングであることを特徴とする請求項1に記載のハウジング形管継手。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114811194A (zh) * 2022-04-11 2022-07-29 江南造船(集团)有限责任公司 一种管路紧固装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114811194A (zh) * 2022-04-11 2022-07-29 江南造船(集团)有限责任公司 一种管路紧固装置
CN114811194B (zh) * 2022-04-11 2023-10-17 江南造船(集团)有限责任公司 一种管路紧固装置

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