JP3217352B2 - 冷凍装置の運転制御方法 - Google Patents
冷凍装置の運転制御方法Info
- Publication number
- JP3217352B2 JP3217352B2 JP27673590A JP27673590A JP3217352B2 JP 3217352 B2 JP3217352 B2 JP 3217352B2 JP 27673590 A JP27673590 A JP 27673590A JP 27673590 A JP27673590 A JP 27673590A JP 3217352 B2 JP3217352 B2 JP 3217352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- compressor
- limit frequency
- calculated
- equal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 title claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/021—Inverters therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/026—Compressor control by controlling unloaders
- F25B2600/0261—Compressor control by controlling unloaders external to the compressor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機、冷凍機等の冷凍装置の運転制御
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術) 従来の空気調和機の1例が第8図ないし第10図に示さ
れている。
れている。
第8図にはこの空気調和機の冷媒回路図が示されてい
る。
る。
冷房運転時、インバータ18から電流が供給される電動
機2によってインバータ圧縮機1が駆動されると、この
インバータ駆動圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷
媒ガスは、実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外
熱交換器5に入り、ここで電動機6により駆動される室
外送風機7によって送風される外気と熱交換して凝縮液
化する。この冷媒液は電子膨張弁4に入り、ここで絞ら
れことにより断熱膨張する。次いで、室内熱交換器8に
流入し、ここで電動機9により駆動される室内送風機10
によって送風される室内空気を冷却することにより自身
は蒸発液化した後、四方弁3を経て圧縮機1に戻る。
機2によってインバータ圧縮機1が駆動されると、この
インバータ駆動圧縮機1から吐出された高温・高圧の冷
媒ガスは、実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外
熱交換器5に入り、ここで電動機6により駆動される室
外送風機7によって送風される外気と熱交換して凝縮液
化する。この冷媒液は電子膨張弁4に入り、ここで絞ら
れことにより断熱膨張する。次いで、室内熱交換器8に
流入し、ここで電動機9により駆動される室内送風機10
によって送風される室内空気を冷却することにより自身
は蒸発液化した後、四方弁3を経て圧縮機1に戻る。
暖房運転時には、圧縮機1から吐出された冷媒は、破
線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器8、電子
膨張弁4、室外熱交換器5、四方弁3をこの順に流過し
て圧縮機1に戻る。
線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器8、電子
膨張弁4、室外熱交換器5、四方弁3をこの順に流過し
て圧縮機1に戻る。
第9図にはこの空気調和機の制御ブロック図が示され
ている。
ている。
温度センサ11によって検出された検出温度Tiは偏差演
算手段13に入り、ここで温度設定手段12から入力された
設定温度Toとの偏差eiが算出される。この偏差eiはPID
演算手段14に入り、ここで偏差eiをPIDを演算すること
によって演算周波数fiが算出される。この演算周波数fi
は比較演算手段15に入り、ここでfHの設定手段16から入
力された上限周波数fHと比較され演算周波数fiがこの上
限周波数fHより大きい場合には上限周波数fHが運転周波
数fとしてインバータ18に出力される。また、演算周波
数fiは比較演算手段15でfLの設定手段17から入力された
下限周波数fLと比較され、演算周波数fiが下限周波数fL
より小さいときは運転周波数fは零とされ、圧縮機1は
停止する。なお、第10図には演算周波数fiと圧縮機1の
運転周波数fとの関係が示されている。
算手段13に入り、ここで温度設定手段12から入力された
設定温度Toとの偏差eiが算出される。この偏差eiはPID
演算手段14に入り、ここで偏差eiをPIDを演算すること
によって演算周波数fiが算出される。この演算周波数fi
は比較演算手段15に入り、ここでfHの設定手段16から入
力された上限周波数fHと比較され演算周波数fiがこの上
限周波数fHより大きい場合には上限周波数fHが運転周波
数fとしてインバータ18に出力される。また、演算周波
数fiは比較演算手段15でfLの設定手段17から入力された
下限周波数fLと比較され、演算周波数fiが下限周波数fL
より小さいときは運転周波数fは零とされ、圧縮機1は
停止する。なお、第10図には演算周波数fiと圧縮機1の
運転周波数fとの関係が示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の空気調和機においては、PID演算によって
算出された演算周波数fiが下限周波数fLを一度でも下廻
ると、運転周波数fは零となって圧縮機1が停止する。
圧縮機1が一旦停止すると、所定の時間経過しなければ
これを再起動できないので、室温の変化が大きくなり、
在室者に不快感を与えるおそれがあった。
算出された演算周波数fiが下限周波数fLを一度でも下廻
ると、運転周波数fは零となって圧縮機1が停止する。
圧縮機1が一旦停止すると、所定の時間経過しなければ
これを再起動できないので、室温の変化が大きくなり、
在室者に不快感を与えるおそれがあった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたもので
あって、その要旨とするところは、客体の検出温度と設
定温度との温度偏差及びこの温度偏差の時間的変化率を
演算し、これら演算値から制御ルールに基づいたファジ
ィ論理演算によりインバータ駆動圧縮機のインバータ周
波数を演算し、この演算周波数を予め設定された上限周
波数、下限周波数及び零値と比較し、上記演算周波数が
上記零値以下のときは上記圧縮機を停止し、上記演算周
波数が上記零値以上で、かつ、上記下限周波数以下のと
きは上記圧縮機を上記下限周波数で運転するとともに上
記圧縮機から吐出されたガスを上記圧縮機の吸入側にバ
イパスさせ、上記演算周波数が上記下限周波数以上で、
かつ、上記上限周波数以下のときは上記圧縮機を演算周
波数で運転し、上記演算周波数が上記上限周波数以上の
ときは上記圧縮機を上記上限周波数で運転することを特
徴とする冷凍装置の運転方法にある。
あって、その要旨とするところは、客体の検出温度と設
定温度との温度偏差及びこの温度偏差の時間的変化率を
演算し、これら演算値から制御ルールに基づいたファジ
ィ論理演算によりインバータ駆動圧縮機のインバータ周
波数を演算し、この演算周波数を予め設定された上限周
波数、下限周波数及び零値と比較し、上記演算周波数が
上記零値以下のときは上記圧縮機を停止し、上記演算周
波数が上記零値以上で、かつ、上記下限周波数以下のと
きは上記圧縮機を上記下限周波数で運転するとともに上
記圧縮機から吐出されたガスを上記圧縮機の吸入側にバ
イパスさせ、上記演算周波数が上記下限周波数以上で、
かつ、上記上限周波数以下のときは上記圧縮機を演算周
波数で運転し、上記演算周波数が上記上限周波数以上の
ときは上記圧縮機を上記上限周波数で運転することを特
徴とする冷凍装置の運転方法にある。
(作用) 本発明においては、客体の検出温度と設定温度との温
度偏差及びこの温度偏差の時間的変化率を演算し、これ
ら演算値から制御ルールに基づいたファジィ論理演算に
よりインバータ駆動圧縮機のインバータ周波数を演算す
る。
度偏差及びこの温度偏差の時間的変化率を演算し、これ
ら演算値から制御ルールに基づいたファジィ論理演算に
よりインバータ駆動圧縮機のインバータ周波数を演算す
る。
そして、演算周波数を予め設定された上限周波数、下
限周波数及び零値と比較し、演算周波数が零値以下のと
きは圧縮機を停止し、演算周波数が零値以上で、かつ、
下限周波数以下のときは圧縮機を下限周波数で運転する
とともに圧縮機から吐出されたガスを圧縮機の吸入側に
バイパスさせ、演算周波数が下限周波数以上で、かつ、
上限周波数以下のときは圧縮機を演算周波数で運転し、
演算周波数が上限周波数以上のときは圧縮機を上限周波
数で運転する。
限周波数及び零値と比較し、演算周波数が零値以下のと
きは圧縮機を停止し、演算周波数が零値以上で、かつ、
下限周波数以下のときは圧縮機を下限周波数で運転する
とともに圧縮機から吐出されたガスを圧縮機の吸入側に
バイパスさせ、演算周波数が下限周波数以上で、かつ、
上限周波数以下のときは圧縮機を演算周波数で運転し、
演算周波数が上限周波数以上のときは圧縮機を上限周波
数で運転する。
(実施例) 本発明の1実施例が第1図ないし第7図に示されてい
る。
る。
第7図には空気調和機の冷媒回路が示されている。
第7図に示すように、インバータ駆動圧縮機1の吐出
管1aと吸入管1bとを繋ぐバイパス管19にはバイパス弁20
が介装され、このバイパス弁20を開くことによってイン
バータ駆動圧縮機1から吐出されたガスが吐出管1a、バ
イパス管19、バイパス弁20、吸入管1bを経てインバータ
駆動圧縮機1に吸入されるようになっている。
管1aと吸入管1bとを繋ぐバイパス管19にはバイパス弁20
が介装され、このバイパス弁20を開くことによってイン
バータ駆動圧縮機1から吐出されたガスが吐出管1a、バ
イパス管19、バイパス弁20、吸入管1bを経てインバータ
駆動圧縮機1に吸入されるようになっている。
他の構成及び作用は第8図に示す従来のものと同様で
あり、対応する部材に同じ符号を付してその説明を省略
する。
あり、対応する部材に同じ符号を付してその説明を省略
する。
第1図には制御ブロック図が、第5図にはフローチャ
ートが示されている。
ートが示されている。
予め定められたサンプリングタイム毎に温度センサ11
によって検出された検出温度Ti及び温度設定手段12に設
定された設定温度Toが偏差算出手段23に入力され、ここ
で両者の偏差ei(ei=To−Ti)が算出される。そして、
この偏差eiは偏差記憶手段24に記憶される。また、この
偏差eiは時間的変化率演算手段25に入力され、ここで偏
差記憶手段24に記憶されている前回のサンプリング時に
おける偏差ei-1と比較されることにより偏差eiの時間的
変化率Δei(Δei=ei−ei-1)が算出される。
によって検出された検出温度Ti及び温度設定手段12に設
定された設定温度Toが偏差算出手段23に入力され、ここ
で両者の偏差ei(ei=To−Ti)が算出される。そして、
この偏差eiは偏差記憶手段24に記憶される。また、この
偏差eiは時間的変化率演算手段25に入力され、ここで偏
差記憶手段24に記憶されている前回のサンプリング時に
おける偏差ei-1と比較されることにより偏差eiの時間的
変化率Δei(Δei=ei−ei-1)が算出される。
偏差eiはそのファジィー変数グレードの算出手段26に
入力され、ここでeのメンバーシップ関数記憶手段27か
ら入力されたメンバーシップ関数に対応するファジィー
変数グレードが算出される。なお、この記憶手段27に
は、第2図に示すように、偏差eに対応するメンバーシ
ップ関数が記憶されている。
入力され、ここでeのメンバーシップ関数記憶手段27か
ら入力されたメンバーシップ関数に対応するファジィー
変数グレードが算出される。なお、この記憶手段27に
は、第2図に示すように、偏差eに対応するメンバーシ
ップ関数が記憶されている。
一方、時間的変化率Δeiはそのファジィー変数グレー
ドの算出手段28に入力され、ここでΔeのメンバーシッ
プ関数記憶手段29から入力されたメンバーシップ関数に
対応するファジィー変数グレードが算出される。なお、
この記憶手段29には、第3図に示すように、時間的変化
率Δeに対応するメンバーシップ関数が記憶されてい
る。
ドの算出手段28に入力され、ここでΔeのメンバーシッ
プ関数記憶手段29から入力されたメンバーシップ関数に
対応するファジィー変数グレードが算出される。なお、
この記憶手段29には、第3図に示すように、時間的変化
率Δeに対応するメンバーシップ関数が記憶されてい
る。
算出手段26及び28が算出された各ファジィー変数グレ
ードはグレードの最少値算出手段30に入力され、ここで
e及びΔeの制御ルール記憶手段31に記憶された制御ル
ールに基づいてei及びΔeiに対応するインバータ駆動圧
縮機1のインバータ周波数の変化量Δfの集合を算出
し、e及びΔeのファジー変数グレードの最少値からΔ
fのファジィー変数グレードが算出される。なお、この
制御ルール記憶手段31には第1表に示す制御ルールが記
憶されている。
ードはグレードの最少値算出手段30に入力され、ここで
e及びΔeの制御ルール記憶手段31に記憶された制御ル
ールに基づいてei及びΔeiに対応するインバータ駆動圧
縮機1のインバータ周波数の変化量Δfの集合を算出
し、e及びΔeのファジー変数グレードの最少値からΔ
fのファジィー変数グレードが算出される。なお、この
制御ルール記憶手段31には第1表に示す制御ルールが記
憶されている。
次いで、この算出手段30で算出されたΔfのグレード
は和集合演算手段32に入力され、ここでΔfのメンバー
シップ関数記憶手段33から入力されたメンバーシップ関
数に基づいてΔfの和集合を求める。なお、Δfのメン
バーシップ関数記憶手段33には、第4図に示すように、
Δfに対応するメンバーシップ関数が記憶されている。
は和集合演算手段32に入力され、ここでΔfのメンバー
シップ関数記憶手段33から入力されたメンバーシップ関
数に基づいてΔfの和集合を求める。なお、Δfのメン
バーシップ関数記憶手段33には、第4図に示すように、
Δfに対応するメンバーシップ関数が記憶されている。
なお、第2図ないし第4図及び第1表において、Z0は
零、NBは負方向に大、NSは負方向に小、PBは正方向に
大、PSは正方向に小をそれぞれ表している。
零、NBは負方向に大、NSは負方向に小、PBは正方向に
大、PSは正方向に小をそれぞれ表している。
和集合演算手段32で演算された和集合は重心計算手段
34に入力され、ここで和集合の重心を求めることによっ
て周波数の変化量Δfiが算出される。この周波数の変化
量Δfiはfiの演算手段35に入力され、ここでfiの記憶手
段36から入力された前回の周波数fi-1と加算されて今回
の演算周波数fiが算出される。この演算周波数fiは比較
演算手段37に出力され、同時にfiの記憶手段36に記憶さ
れる。
34に入力され、ここで和集合の重心を求めることによっ
て周波数の変化量Δfiが算出される。この周波数の変化
量Δfiはfiの演算手段35に入力され、ここでfiの記憶手
段36から入力された前回の周波数fi-1と加算されて今回
の演算周波数fiが算出される。この演算周波数fiは比較
演算手段37に出力され、同時にfiの記憶手段36に記憶さ
れる。
比較演算手段37では演算周波数fiがfHの設定手段38か
ら入力された上限周波数fH、foの設定手段40から入力さ
れた零値fo、fLの設定手段39から入力された下限周波数
fLとそれぞれ比較され、第6図に示すように、演算周波
数fiが零値foより以下のときは零値foが、演算周波数fi
が零値fo以上で、かつ、下限周波数fL以下のときは下限
周波数fLが、演算周波数fiが下限周波数fL以上で、か
つ、上限周波数fH以下のときは演算周波数fiがそのま
ま、演算周波数fiが上限周波数fH以上のときは上限周波
数fHがそれぞれインバータ18に運転周波数fとして出力
される。そして、この運転周波数fが零値fo以上で、か
つ、下限周波数fL以下のときはバイパス弁20が開とされ
るが、これ以外のときなバイパス弁20を閉とされる。
ら入力された上限周波数fH、foの設定手段40から入力さ
れた零値fo、fLの設定手段39から入力された下限周波数
fLとそれぞれ比較され、第6図に示すように、演算周波
数fiが零値foより以下のときは零値foが、演算周波数fi
が零値fo以上で、かつ、下限周波数fL以下のときは下限
周波数fLが、演算周波数fiが下限周波数fL以上で、か
つ、上限周波数fH以下のときは演算周波数fiがそのま
ま、演算周波数fiが上限周波数fH以上のときは上限周波
数fHがそれぞれインバータ18に運転周波数fとして出力
される。そして、この運転周波数fが零値fo以上で、か
つ、下限周波数fL以下のときはバイパス弁20が開とされ
るが、これ以外のときなバイパス弁20を閉とされる。
しかして、演算周波数fiが零値fo以上でかつ、下限周
波数fL以下のときは、インバータ駆動圧縮機1の運転周
波数fは下限周波数fLとなるので、圧縮機1は停止する
ことなく下限周波数fLで運転を継続すると同時にバイパ
ス弁20が開とされるので、圧縮機1の容量が低下し、こ
れに伴って空気調和機の冷暖房能力も低下する。
波数fL以下のときは、インバータ駆動圧縮機1の運転周
波数fは下限周波数fLとなるので、圧縮機1は停止する
ことなく下限周波数fLで運転を継続すると同時にバイパ
ス弁20が開とされるので、圧縮機1の容量が低下し、こ
れに伴って空気調和機の冷暖房能力も低下する。
この結果、圧縮機の停止、起動回数を減らすことがで
きるので、室温の変動巾を減少できるとともにシステム
の安定性及び信頼性を向上できる。
きるので、室温の変動巾を減少できるとともにシステム
の安定性及び信頼性を向上できる。
以上、本発明を空気調和機に適用した例について説明
したが、本発明は冷凍機、冷水機、除湿機等の冷凍装置
に広く適用しうることは勿論である。
したが、本発明は冷凍機、冷水機、除湿機等の冷凍装置
に広く適用しうることは勿論である。
(発明の効果) 本発明においては、演算周波数が零値以上で、かつ、
下限周波数以下になった場合であっても下限周波数で圧
縮機の運転を継続することができるので、冷凍装置の起
動、停止の頻度を低減できるとともに圧縮機の耐久性を
向上し、かつ、システムの安定性及び信頼性を向上でき
る。
下限周波数以下になった場合であっても下限周波数で圧
縮機の運転を継続することができるので、冷凍装置の起
動、停止の頻度を低減できるとともに圧縮機の耐久性を
向上し、かつ、システムの安定性及び信頼性を向上でき
る。
また、下限周波数で圧縮機の運転を継続中圧縮機から
吐出されたガスを圧縮機の吸入側にバイパスさせるの
で、圧縮機の容量、即ち、冷凍装置の能力が低下し、従
って、客体の温度変動を抑制できる。
吐出されたガスを圧縮機の吸入側にバイパスさせるの
で、圧縮機の容量、即ち、冷凍装置の能力が低下し、従
って、客体の温度変動を抑制できる。
また、演算周波数が零値以下のときは圧縮機を停止
し、演算周波数が上限周波数以上のときは圧縮機を上限
周波数で運転するので、従来のものと同様冷凍装置の過
負荷を防止し、かつ、その駆動エネルギの浪費を防止で
きる。
し、演算周波数が上限周波数以上のときは圧縮機を上限
周波数で運転するので、従来のものと同様冷凍装置の過
負荷を防止し、かつ、その駆動エネルギの浪費を防止で
きる。
第1図ないし第7図は本発明の1実施例を示し、第1図
は制御ブロック図、第2図は検出温度と設定温度との偏
差eのメンバーシップ関数を示す線図、第3図は偏差e
の時間的変化率Δeのメンバーシップ関数を示す線図、
第4図は周波数の変化量Δfのメンバーシップ関数を示
す線図、第5図は制御フローチャート、第6図は演算周
波数と運転周波数との関係を示す線図、第7図は空気調
和機の冷媒回路図である。第8図ないし第10図は従来の
空気調和機の1例を示し、第8図は空気調和機の冷媒回
路図、第9図は制御ブロック図、第10図は演算周波数と
運転周波数との関係を示す線図である。 温度センサ……11、温度設定手段……12、偏差演算手段
……23、時間的変化率の演算手段……25、制御ルールの
記憶手段……31、周波数の演算手段……26〜34、インバ
ータ駆動圧縮機……1、インバータ……18、バイパス弁
……20
は制御ブロック図、第2図は検出温度と設定温度との偏
差eのメンバーシップ関数を示す線図、第3図は偏差e
の時間的変化率Δeのメンバーシップ関数を示す線図、
第4図は周波数の変化量Δfのメンバーシップ関数を示
す線図、第5図は制御フローチャート、第6図は演算周
波数と運転周波数との関係を示す線図、第7図は空気調
和機の冷媒回路図である。第8図ないし第10図は従来の
空気調和機の1例を示し、第8図は空気調和機の冷媒回
路図、第9図は制御ブロック図、第10図は演算周波数と
運転周波数との関係を示す線図である。 温度センサ……11、温度設定手段……12、偏差演算手段
……23、時間的変化率の演算手段……25、制御ルールの
記憶手段……31、周波数の演算手段……26〜34、インバ
ータ駆動圧縮機……1、インバータ……18、バイパス弁
……20
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−219941(JP,A) 特開 平2−154945(JP,A) 特開 昭58−18581(JP,A) 特開 平2−227572(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102
Claims (1)
- 【請求項1】客体の検出温度と設定温度との温度偏差及
びこの温度偏差の時間的変化率を演算し、これら演算値
から制御ルールに基づいたファジィ論理演算によりイン
バータ駆動圧縮機のインバータ周波数を演算し、この演
算周波数を予め設定された上限周波数、下限周波数及び
零値と比較し、上記演算周波数が上記零値以下のときは
上記圧縮機を停止し、上記演算周波数が上記零値以上
で、かつ、上記下限周波数以下のときは上記圧縮機を上
記下限周波数で運転するとともに上記圧縮機から吐出さ
れたガスを上記圧縮機の吸入側にバイパスさせ、上記演
算周波数が上記下限周波数以上で、かつ、上記上限周波
数以下のときは上記圧縮機を演算周波数で運転し、上記
演算周波数が上記上限周波数以上のときは上記圧縮機を
上記上限周波数で運転することを特徴とする冷凍装置の
運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27673590A JP3217352B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 冷凍装置の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27673590A JP3217352B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 冷凍装置の運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04151447A JPH04151447A (ja) | 1992-05-25 |
JP3217352B2 true JP3217352B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17573615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27673590A Expired - Fee Related JP3217352B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 冷凍装置の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217352B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102766142B1 (ko) * | 2023-02-24 | 2025-02-12 | 린나이코리아 주식회사 | 안전 가드 레인지 시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4929613B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2012-05-09 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物 |
JP6387873B2 (ja) * | 2015-03-18 | 2018-09-12 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
US10703174B2 (en) | 2015-11-30 | 2020-07-07 | Thermo King Corporation | Device and method for controlling operation of transport refrigeration unit |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154945A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-14 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の運転制御装置 |
JP2634229B2 (ja) * | 1989-02-21 | 1997-07-23 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機の制御方法 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP27673590A patent/JP3217352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102766142B1 (ko) * | 2023-02-24 | 2025-02-12 | 린나이코리아 주식회사 | 안전 가드 레인지 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04151447A (ja) | 1992-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08121917A (ja) | 冷媒量判定装置 | |
JP3217352B2 (ja) | 冷凍装置の運転制御方法 | |
JP3342145B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2001272149A (ja) | ショーケース冷却装置 | |
JP3156191B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH1030853A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP3434094B2 (ja) | 冷凍装置における高圧保護装置及び凝縮圧力制御装置 | |
JP2716780B2 (ja) | ヒートポンプの制御装置 | |
JP2921254B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP2983853B2 (ja) | 蒸気圧縮式冷凍機 | |
JP2777176B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3224695B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH02219941A (ja) | 空気調和機の制御方法 | |
JP2568747B2 (ja) | 多室型空気調和機 | |
JP3306455B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH02223757A (ja) | 空気調和機 | |
JPH08226732A (ja) | 空気調和機 | |
JP2582441B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2592141B2 (ja) | ヒートポンプ式空気調和機 | |
JPH0760007B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3285395B2 (ja) | 冷凍サイクル | |
JP2710698B2 (ja) | マルチ式空気調和装置 | |
JP2001116372A (ja) | 冷凍サイクル制御装置 | |
JPH10205903A (ja) | 多室型空気調和機 | |
WO2023203593A1 (ja) | 冷凍サイクル装置及び制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |