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JP3216851B2 - スライドアームを備えた作業機の干渉防止方法とその制御装置および位置制御方法とその制御装置 - Google Patents

スライドアームを備えた作業機の干渉防止方法とその制御装置および位置制御方法とその制御装置

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JP3216851B2
JP3216851B2 JP33995893A JP33995893A JP3216851B2 JP 3216851 B2 JP3216851 B2 JP 3216851B2 JP 33995893 A JP33995893 A JP 33995893A JP 33995893 A JP33995893 A JP 33995893A JP 3216851 B2 JP3216851 B2 JP 3216851B2
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boom
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泰一郎 北谷
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機の干渉防止方法
および位置制御方法に係り、特にブームの先端に設けた
アームがテレスコピックに伸縮するパワーショベルなど
の作業機の干渉防止方法とその制御装置および位置制御
方法とその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広範囲かつ多様な作業を行えるよ
うに、バケットを取り付けたアームを伸縮できるパワー
ショベルが用いられるようになっている。図8は、伸縮
可能なアームを備え、アームを車体の左右方向にオフセ
ットできるパワーショベルの側面図である。
【0003】図8において、パワーショベルは、下部走
行体10に旋回装置12を介して上部旋回体14が設け
てあり、この旋回体14に操作室(運転室)16が設置
してある。また、上部旋回体14には、作業機18が設
けてある。作業機18は、ブーム19が第1ブーム20
と第2ブーム28とからなり、第1ブーム20の基端部
がフートピン22を介して旋回体14に枢着してある。
そして、第1ブーム20と上部旋回体14との間には、
ブームシリンダ24が配設してあって、ブームシリンダ
24を作動させることによりブーム19を矢印26のよ
うに上下方向に回動できるようになっている。
【0004】第2ブーム28は、第1ブーム20の先端
部に枢着してある。そして、第2ブーム28と第1ブー
ム20との間には、ブラケットを介してオフセットシリ
ンダ30が設けてあり、第2ブーム28を図8の紙面に
直交した方向に回動できるようにして、図9に示す様に
アーム32が実線の状態から破線の状態に移動する場合
や、破線の状態から実線の状態に移動するいわゆるオフ
セットできるようにしてある。また、第2ブーム28の
先端部には、第3ブーム29が枢着してあり、第3ブー
ム29の先端にアーム32を貫通させたアームホルダ3
4が枢着してある。そして、アームホルダ34と第3ブ
ーム29との間には、アームシリンダ36が設けてあ
り、このアームシリンダ36を作動することにより、ア
ームホルダ34を介してアーム32を矢印38のように
第3ブーム29に対して回動できるようになっている。
さらに、アームホルダ34には図示しないモータ等のア
クチュエータが設けてあり、アクチュエータによってア
ーム32の先端側を矢印40のように、アームホルダ3
4に対してテレスコピックに伸縮できるようになってい
る。
【0005】アーム32の先端部には、バケット42が
枢着してある。このバケット42は、アームホルダ34
に取り付けたバケットシリンダ44のロッドにリンク機
構を介して接続してあり、バケットシリンダ44を作動
することにより、矢印46のようにアーム32に対して
回動できるようにしてある。
【0006】このように構成してある従来のスライドア
ームを備えた作業機18においては、バケット42の刃
先が車体の一部である操作室16と干渉しないようにし
ている。すなわち、図10に斜線をもって示したよう
に、操作室16の周囲には作業機18の進入禁止領域5
0が設定してあり、バケット42の刃先が操作室16か
ら予め定めた距離(例えば、30cm)に近づくと、バ
ケット42の接近が自動的に停止させられ、作業機18
が操作室16に接触しないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の作業
機18と操作室との干渉防止方法は、アーム32が最短
(最縮)または最長状態のときに、操作室16の30c
m手前で停止するようになっている。そして、たとえバ
ケット42の刃先を操作室16の手前30cmの位置に
保持していたとしても、操作室16の右側に位置してい
る車体のタンクカバー52等の外装が図11の斜線で示
したようになっている場合、操作室16の上方にバケッ
ト42の刃先が位置する状態でアーム32を右方向にオ
フセットすると、バケット42がタンクカバー52など
干渉してしまうことがある
【0008】一方、従来から作業機18を所定の位置に
自動的に停止させることが行われている。例えば、トン
ネル内などでパワーショベルを使用する場合、ブーム1
9を高く上げ過ぎると、作業機18がトンネルの天井と
干渉するおそれがある。例えば、図12(A)に示した
ように、バケット42によって土砂を掬った状態でブー
ム19を矢印58のように上方に回動させると、アーム
32の後端部60が天井62にぶつかってしまう場合が
ある。そこで、従来は、いわゆる高さモードと称する自
動停止方法を採用し、天井62の高さに合わせて、ブー
ム19が水平線に対して所定の角度以上上方に回動でき
ないようにしていた。
【0009】ところが、高さモードは、モードを設定
したときのアーム32の長さを一定に保持している場合
にのみ有効となっている。このため、例えば高さモード
を設定した後にアーム32を縮め、アームホルダ34よ
りバケット42側を短くすると、アーム32のアームホ
ルダ34より後端側の突出長さが長くなり、図12
(B)のようにアーム32の後端部60が天井にぶつか
り、やはり作業機18を損傷したり、天井面を覆ってい
る部材や梁などを破損したりするおそれがある
【0010】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、アームを伸縮しても作業機が車
体と干渉することがないスライドアームを備えた作業機
の干渉防止方法とその制御装置を提供することを目的と
している。また、本発明は、アームの長さを変えたとし
ても、作業機がトンネルの天井などにぶつかることがな
いスライドアームを備えた作業機の位置制御方法とその
制御装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るスライドアームを備えた作業機の干
渉防止方法は、車体に上下揺動自在に設けたブームの先
端部に上下揺動自在及び伸縮自在なアームを備えた作業
機の先端が、車体の周囲の予め定めた範囲に進入するの
を防止するスライドアームを備えた作業機の干渉防止方
法において、前記作業機の先端が車体から所定の距離
に接近した場合に、作業機の車体への接近動作を停止
し、この停止位置からのアーム伸長操作とブーム上げ操
作とアーム掘削方向操作とを不能にすると共に、アーム
伸長量が所定値以上で、かつブーム揺動角が所定値以上
のときには、前記停止位置からのブーム下げ操作を不能
にすることを特徴としている。
【0012】また、その干渉防止制御装置は、ブームの
上下揺動角を検出するブーム角センサと、ブームの先端
部に上下揺動自在及び伸縮自在に設けたアームの上下揺
動角を検出するアーム角センサと、アームの先端部に上
下揺動自在に設けたバケット の上下揺動角を検出するバ
ケット角センサと、これらのセンサの検出値を入力し、
入力した検出値に基き作業機の先端位置を演算し、求め
た作業機の先端位置が車体の周囲の予め定めた停止範囲
に進入したか判断し、侵入したときには作業機の動作停
止を指令するコントローラとを備えて作業機の干渉を防
止するスライドアームを備えた作業機の干渉防止制御装
置において、前記アームの伸縮量を検出するアーム伸縮
量センサを付設し、前記コントローラは、前記ブーム角
センサ、アーム角センサ、バケット角センサ及びアーム
伸縮量センサの検出値を入力し、入力した検出値に基き
作業機の先端位置を演算し、求めた作業機の先端位置が
車体から所定の距離以内に接近した場合に、作業機の車
体への接近動作を停止する指令を出力し、この停止位置
からのアーム伸長操作とブーム上げ操作とアーム掘削方
向操作とを不能にする指令を出力すると共に、アーム伸
長量が所定値以上で、かつブーム揺動角が所定値以上の
ときには、前記停止位置からのブーム下げ操作を不能に
する指令を出力することを特徴としている。
【0013】また、上記の目的を達成する本発明に係る
スライドアームを備えた作業機の位置制御方法上下
揺動自在なブームの先端部に取着されたアーム保持部に
伸縮自在に保持され、かつ最縮時に後端部を前記アーム
保持部から突出させる伸縮アームを備えた作業機が、所
定の上昇停止位置を越えないように制御するスライドア
ームを備えた作業機の位置制御方法において、ブームの
揺動角及びアームの後端部高さの少なくともいずれか一
方が所定値以上になったときに、ブーム上げ操作とアー
ム縮め操作とを不能にすることを特徴としている。
【0014】さらに、その位置制御装置は、上下揺動自
在なブームと、ブームの先端部に上下揺動自在に取着さ
れたアーム保持部に伸縮自在に保持され、かつ最縮時に
後端部を前記アーム保持部から突出させる伸縮アーム
と、ブームの上下揺動角を検出するブーム角センサと、
ブーム角センサの検出値を入力し、入力した検出値に基
き作業機が所定の上昇停止位置を越えないように作業機
位置を制御するコントローラとを設けたスライドアーム
を備えた作業機の位置制御装置において、前記アームの
上下揺動角を検出するアーム角センサと、前記アームの
伸縮量を検出する アーム伸縮量センサとを付設し、前記
コントローラは、前記ブーム角センサ、アーム角センサ
及びアーム伸縮量センサの検出値を入力し、入力したこ
れらの検出値に基きアームの後端部高さを演算し、前記
入力したブーム揺動角及び前記求めたアームの後端部高
さの少なくともいずれか一方が所定値以上になったとき
に、ブーム上げ操作とアーム縮め操作とを不能にする構
成としている。
【0015】
【作用】上記の如く構成した本発明の干渉防止方法によ
れば、作業機の先端が車体から所定の距離以内に接近し
たときに、作業機の車体への接近動作を停止し、この停
止位置からのアーム伸長操作とブーム上げ操作とアーム
掘削方向操作とを不能にするため、作業機が車体と干渉
するのを防ぐことができる。より具体的にその制御装置
を説明すると、コントローラは、ブーム角センサ、アー
ム角センサ、バケット角センサ及びアーム伸縮量センサ
からのそれぞれの検出値に基づき作業機の先端位置を演
算し、この求めた先端位置が車体から所定距離以内に接
近したかを判断し、所定距離以内に接近したときに、各
作業機アクチュエータに車体への接近動作を停止する指
令を出力し、上記のように停止位置からのアーム伸長操
作とブーム上げ操作とアーム掘削方向操作とを不能にす
る指令を出力する。さらに、アーム伸長量が所定値以上
で、かつブーム揺動角が所定値以上のときには、前記停
止位置からのブーム下げ操作を不能にするので、ブーム
を下げることによる作業機と車体との干渉を防止でき
る。
【0016】一方、本発明の作業機の位置制御方法及び
その制御装置によればいわゆる高さモードの場合に、
コントローラによりブームの揺動角(所定基準線に対す
る角度)及びアームの後端部の高さの少なくともいずれ
か一方が予め定めた値以上になったときに、ブームの上
方への回動操作とアームを縮める操作とを不能にしてい
るため、スライドアームを有する作業機の上端(アーム
縮小時のアーム後端部)がトンネルの天井などにぶつか
るのを確実に防止することができる。
【0017】
【実施例】本発明好ましい実施例を、添付図面に従っ
て詳説する。なお、前記従来技術において説明した部分
に対応する部分については、同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0018】図8に示したように、第1ブーム20の枢
着点(フートピン22位置)をO、第2ブーム28の第
1ブーム20への枢着点をA、アームホルダ34の第3
ブーム29への枢着点をB、バケット42のアーム32
への枢着点(アームトップピン位置)をC、アーム32
の後端部60をD、バケット42の刃先をEとし、図2
に示したように、OAの長さをL1 、ABの長さをL2
、BCの長さをL3 とし、CDの長さ、すなわちアー
ム32の長さをL4 とする。そして、図示すよう
に、枢着点Oを原点として水平方向前方にx軸、垂直方
向上方にy軸を取り第1ブーム20が基準線であるx
軸となす角(ブーム角)をθ1 、第1ブーム20と第2
ブーム28とのなす角をα、第2ブーム28(つまり線
分AB)と線分BCとがなす角をθ2 、線分BCとアー
ム32(つまり線分CD)とがなす角をβ、線分BCと
バケット42(つまり線分CE)とのなす角をθ3 とす
る。
【0019】各枢着点O、B、Cのそれぞれには、例え
ばポテンショメータのような角度センサを設け、θ1 、
θ2 、θ3 が検出できるようにしてある(いずれも図示
せず)。また、アーム32とアーム32を伸縮自在に保
持するアームホルダ34との間には、アーム32のスラ
イド量を検出するスライド量センサが設けられている。
但し、上記の枢着点Bの角度センサは、枢着点Bから線
分CDに下ろした垂線と線分CDとの交点をB1 とする
と、実質的に線分ABと線分BB1 とのなす角度を検出
しており、上記枢着点Cの角度センサは実質的に線分D
Cと線分CEとのなす角度を検出している。そして、角
θ2 、即ち線分ABと線分BCとのなす角度、及び角
度θ3 、即ち線分BCと線分CEとがなす角度(=線分
DCと線分CEとのなす角度−角度β)は、図2及び
3に示すようにアーム32が伸縮することにより変化す
る。このとき、アーム32を最縮にしたときの線分BC
線分ABとがなす角度θ20とし、アーム32を最伸
にしたときの線分BCと線分ABとがなす角度θ2'と
し、アーム32のスライド量をΔSとすれば、 ーム
32の実スライド量がΔS1 のときは、角度θ20と角度
θ2'の差Δθ2 、全スライド量ΔS、及び実スライド量
Δ1 に基づいて演算した値、Δθ2 ×Δ1 /ΔS
角度センサの計測値から求めた角度θ2 に対して補正す
べき角度である。同様にして、角度θ3 も角度センサの
計測した角度DCEから角度βを差し引いて補正する。
【0020】また、枢着点Aにも角度センサが設けてあ
り、第2ブーム28の第1ブーム20に対する回動量
(オフセット角)、すなわちアーム32のオフセット量
を検出できるようにしてあるが、本実施例の説明におい
ては、アーム32がオフセットしていない、第1ブーム
20と第2ブーム28と第3ブーム29との軸線が一致
している場合について説明する。
【0021】まず、バケット42が車体と干渉するのを
防止する方法は、パワーショベルに搭載したコントロー
(図示せず)によって、図1のステップ70の如く、
バケット42の刃先Eのx座標を求める。刃先Eのx座
標Xは、図4に示したように、
【数1】X=X1 +X2 −X3 −X4 である。ここに、X1 は第1ブーム20のx軸への投影
長さ、X2 は第2ブーム28のx軸への投影長さ、X3
は線分BCのx軸への投影長さ、X4 はバケット42の
x軸への投影長さである。
【0022】図4から明らかなように、
【数2】X1 =L1 cosθ1
【数3】X2 =L2 cosφ1 である。そして、
【数4】φ1 =θ1 −(π−α)=θ1 +α−πである
から、
【数5】 X2 =L2 cos{(θ1 +α)−π} =−L2 cos(θ1 +α) となる。
【0023】さらに、
【数6】X3 =BCsinφ2 =L3 sinφ2
【数7】 φ2 =(π/2)−θ2 −φ1 =(3π/2)−θ1 −θ2 −α
【数8】 ∴X3 =L3 sin{(3π/2)−θ1 −θ2 −α} =−L3 cos(θ1 +θ2 +α) となる。また、
【数9】X4 =L5 cosφ3
【数10】 φ3 =(π/2)−φ2 −(π−θ3 ) =θ1 +θ2 +θ3 +α−2π
【数11】 ∴X4 =L5 cos(θ1 +θ2 +θ3 +α−2π) =L5 cos(θ1 +θ2 +θ3 +α)
【0024】従って、刃先Eのx座標Xは、
【数12】 X=X1 +X2 −X3 −X4 =L1 cosθ1 −L2 cos(θ1 +α) +L3 cos(θ1 +θ2 +α) −L5 cos(θ1 +θ2 +θ3 +α) として求められる。
【0025】ところで、L3 は、図4に示すようにアー
ムホルダ34の固定点B1 より先端側のアーム32の
アーム長さ、即ち線分B1 Cの長さをとしたとき
【数13】L3 =Scosβ と表される。ただし、線分BCとアーム32(線分B1
C)とのなす角βは、前述のようにアーム32のスライ
ド量Sとともに変化するため、
【数14】β=β0 −Δθ である。
【0026】ここに、β0 はアーム32の最縮(最短)
時におけるアーム32と線分BCとのなす角であり、Δ
θはアーム32の伸縮によるアーム32と線分BCとの
なす角の変化分である。また、θ2 も前述したように
アーム32をx軸に対して一定の角度に保ったとして
も、アーム32の伸縮によって変化する。従って、θ2
は、前述同様にアーム32を最縮にしたときの第2ブー
ム28(線分AB)と線分BCとのなす角をθ20とすれ
ば、
【数15】θ2 =θ20−Δθ と表すことができる。ここで、Δθは数式14のものと
等しく、前記補正値(=Δθ2 ×ΔS1 /ΔS)に等し
い。そして、実施例においては、β0 =13°53′
、アーム32の最縮状態における線分BCの長さをL
S としたとき
【数16】L3 =LS +0.9787Δ1 として、枢着点Bと枢着点Cとの距離を求めるようにし
た。ここに、ΔS1 は、 前述したようにアーム32の実
アーム長さSと最縮時長さとの差値即ち実スライド量を
表している。
【0027】このようにしてバケット42の刃先Eの位
置Xを求めたら、ステップ71のように、X≦X0 を判
断する。すなわち、刃先Eが原点Oから予め定めた距離
X0より近い位置にあるか否かを判断する。この予め定
めた距離X0 は、例えば車体から300mm離れた位置
であって、図11で示している車体右側のタンクカバー
52の外形を表す式が、例えば−590mm≦y<69
2.4mmのときx=720mmとすると、
【数17】X0 =1020mm となる。尚、車体(例えば操作室16等)との上下方向
の接近距離も監視する場合には、上記と同様に、バケッ
ト42の刃先Eのy座標Yを求め(後述の数式18〜2
2を参考にして求めることができる)、これらのx座標
Xとy座標Yに基づいて、予め設定された、車体の外形
を表す式との間の距離が所定距離以内である範囲に位置
するかを判断すればよい。
【0028】ステップ71で、「X≦X0 」を満足し
ていないときには、すなわち刃先が車体から予め定めた
範囲より離れている場合には、ステップ70に戻って
り返して刃先Eの位置Xを求める。一方、ステップ71
において、式「X≦X0 」を満足し、バケット42の刃
先Eが車体から予め定めた距離以下に近づいている場合
には、ステップ72に進んでアーム32の伸長操作を禁
止し、バケット42が車体と干渉するのを防止する。ま
た、アーム32の最縮状態に対する伸長量(スライド
量)Δ1 を調べ、スライド量Δ1 が所定値(実施
例の場合200mm)以上であるか否かを判断する(ス
テップ73)。
【0029】Δ1 <所定値であれば、ステップ74の
ようにブームの上げ操作、アーム掘削方向操作の停止指
令を出力し、これらの操作を不能にする。そして、図8
に示したパワーショベルの如く、アーム32のオフセッ
ト機能を有している場合には、左右方向へのオフセット
操作を不能にする。これらのステップ72,74の処理
により、アーム伸長操作も含めて車体への接近動作が不
能となる。
【0030】ステップ73において、スライド量Δ
1 ≦200mmである場合、ブーム角θ1 を調べ、θ1
所定角(実施例では90°であるか否かを判断する
(ステップ75)。もし、θ1 <所定角であれば、前記
したステップ74で同じ処理を行なう。また、θ1 ≧
定角の場合には、ステップ74と同様に、ブーム上げ操
作、アーム掘削操作及びオフセット操作を不能にすると
ともに、この状態からのブーム下げ操作も不能とする
(ステップ76)。これにより、ブーム下げ操作に伴な
ってバケット42が車体と干渉するようなことも確実に
防止できる。以上により、アーム32が伸縮可能な構造
となっていても、バケット42が車体と干渉することを
防止することができる。
【0031】作業機が、アームをブームの軸線と直交し
た方向に移動可能なオフセット機能を有している場合、
作業機の先端が車体から所定の距離に接近したときのア
ームの伸長量が所定値以上のとき、アームのオフセット
操作を不能とすることにより、オフセット操作での車体
との干渉を防止できる。さらに、作業機の先端が車体か
ら所定の距離に接近したときのアームの伸長量が所定値
以上で、かつブーム角が所定値以上のときに、ブーム下
げ操作を不能にすることにより、ブーム下げ操作による
車体との干渉も防止できる。
【0032】次にブームを下方に回動させてバケット4
2を所定位置に停止させる、いわゆる深さモードの場
合、例えばアーム32の先端部、すなわちバケット42
を枢着したアームトップピンの位置を検出し、アームト
ップピンのy方向(上下方向)の座標を基準にして作業
機18の停止位置を制御する。図5は、バケット42の
枢着点Cのy座標の求め方を示したものである。
【0033】枢着点Cの深さ位置Yd は、図5から明ら
かなように、
【数18】Yd =Y1 −Y2 −Y3 として求められる。そして、
【数19】Y1 =L1 sinθ1
【数20】 Y2 =L2 sin(π−θ1 −α) =L2 sin(θ1 +α) である。また、Y3 は、すなわち線分BCのy軸への投
影長さは、アーム32が第2ブーム28に対していかな
る角度をとったとしても、アーム32がx軸に対して垂
直であると仮定して求める。従って、Y3 は線分BCの
長さL3 と等しく、アーム32のスライド量をΔ1
とすれば、前述したように
【数21】Y3 =L3 =LS +0.9787Δ1 となる。従って、
【数22】 Yd =L1 sinθ1 −L2 sin(θ1 +α) −(LS +0.9787Δ1 ) となる。
【0034】このようにして、枢着点Cの深さ方向位置
Yd を求め、このYd が目標の深さY0 の上方の所定位
置(例えば、Y0 の上方250mmの位置)まで下降し
たときに、ブーム19の下げ操作及びアーム32伸長操
作などのバケット42を下降させる方向の操作を停止す
る指令を出すことにより、作業機18が慣性によってさ
らに下方に移動したとしても、バケット42が地面に衝
突するなどの事故を防ぐことができる。しかも、従来の
ブーム角θ1 によって制御していた場合と異なり、アー
ムトップピンの位置を検出して制御するため、アーム3
2を伸縮させた場合であっても、バケット42が地面に
衝突することを防ぐことができる。尚、前述のように、
上記と同様にしてバケット42の刃先Eのy座標を算出
して、刃先Eが車体上方から車体に接近するときの刃先
と車体との干渉を防止する ようにすることもできる。
【0035】次に、作業機18の上端部がトンネルの天
井などにぶつかるのを防ぐ、いわゆる高さモードの場
合、実施例においては、ブーム角θ1 とアーム32の後
端部Dの位置とによって制御する。図6は、アームホル
ダ34から後方に突出したアーム32の後端部Dのy座
標Yh の求め方を示した図である。なお、図6に示した
矢印80は、アーム32のスライド方向を示している。
【0036】図6に示すように、Yh は、
【数23】Yh =Y1 +Y2 −Y3 +Y4 である。Y1 は、前記した〔数19〕によって求めるこ
とができる。そして、Y2 は、
【数24】 Y2 =L2 sinφ1 =L2 sin{(θ1 +α)−π} =−L2 sin(θ1 +α) また、Y3 は、
【数25】 Y3 =L3 cosφ2 =L3 cos{(3π/2)−θ1 −θ2 −α} =−L3 sin(θ1 +θ2 +α) である。さらに、Y4 は、
【数26】Y4 =L4 sinφ4 として求めることができる。
【0037】そして、
【数27】φ4 =(π/2)−β−φ2 =(π/2)−β−{(3π/2)−θ1 −θ2 −α} =θ1 +θ2 +α−β−π であるから、
【数28】 Y4 =L4 sin(θ1 +θ2 +α−β−π) =−L4 sin(θ1 +θ2 +α−β) となる。従って、Yh は、次式のようになる。
【数29】 Yh =L1 sinθ1 −L2 sin(θ1 +α) +L3 sin(θ1 +θ2 +α) −L4 sin(θ1 +θ2 +α−β) ただし、ここにβは〔数1〕によって表され、L3 は
〔数1〕として求められる。
【0038】そして、実施例の高さモードにおいては、
ブーム角θ1 とアーム32の後端部Dの位置Yh とによ
って作業機18の位置を制御する。すなわち、図示しな
いコントローラは、図7のステップ90、91に示した
ように、ブーム19の角度を検出するセンサが出力する
ブーム角θ1 を読み込むとともに、各種センサの検出信
号に基づいて、〔数29〕によりアーム32の後端部D
の高さ位置(y座標)Yh を演算する。そして、コント
ローラは、読み込んだブーム角θ1 を、天井の高さに応
じて予め設定したブーム19の上限角θH と比較し、θ
H とθ1 との差を求め、この差が予め定めた減速開始
角度(例えば、9度)以内になったか否かを調べる(ス
テップ92)。
【0039】θH とθ1 との差値が減速開始角度以内で
ある場合、すなわちθH −θ1 ≦9°である場合には
ブーム19を上げる速度を減速する(ステップ94)。
しかし、θH −θ1 >9°の場合には、次にアーム32
の後端部Dの位置Yh と予め設定した上限値YH と比較
してYH とYh との差値を求め、この差値が予め定めた
減速開始距離(図7で示す実施例の場合、350mm)
以下になったか否か判断する(ステップ93)。そし
て、YH −Yh ≦350mmであれば、ブーム19の上
げ速度及びアーム32の縮み速度減速する(ステップ
94)。しかし、YH −Yh >350mmの場合には、
ステップ90に戻って、前記の処理を繰り返す。
【0040】ステップ94において、ブーム19の上げ
速度及びアーム32の縮み速度を減速したコントローラ
は、さらにブーム角θ1 と後端部Dの高さ位置Yh とを
監視し、θH −θ1 及びYH −Yh の少なくともいずれ
か一方が、ブーム上げ操作及びアーム縮小操作を停止さ
せるためにそれぞれ設定した所定値(図7で示した実施
例の場合、1度と50mm)以下になったか否かを調べ
る(ステップ95、96)。そして、θH −θ1 ≦1°
またはYH −Yh ≦50mmとなると、ブーム上げ操作
及びアーム縮小操作の停止指令を出力するとともに、
の停止位置からのブーム19の上げ操作及びアーム32
の縮め操作を不能にする(ステップ97)。一方、θH
−θ1 >1°かつYH −Yh >50mmである場合に
は、ステップ95、96の処理が繰り返される。
【0041】このように、実施例の高さモードにおいて
は、ブーム角θ1 ばかりでなく、アーム32の後端部の
高さYh をも監視しているため、アーム32の伸縮状態
が変化した場合であっても、作業機18がトンネルの天
井などにぶつかるおそれがなく、安全性を向上できると
ともに、作業機18の破損などを防止することが可能と
なる。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のスライ
ドアームを備えた作業機の干渉防止方法及びその制御装
によれば、作業機の先端が車体から所定の距離以内
接近したときに、先端の車体への接近動作を停止すると
ともに、アームの伸長操作、ブーム上げ操作及びアーム
掘削方向操作不能にするため、作業機が車体と干渉す
るのを防ぐことができる。
【0043】また、作業機が、アームをブームの軸線と
直交した方向に移動可能なオフセット機能を有している
場合、作業機の先端が車体から所定の距離以内に接近し
ときに、アームのオフセット操作を不能にしたため
アームがオフセットされることにより作業機が操作室
(運転室)やタンクカバーなどに接触するような事故を
なくすことができる。さらに、作業機の先端が車体から
所定の距離に接近したときのアームの伸長量が所定値以
上で、かつブーム角が予め定めた値以上のときに、ブー
ムの下げ操作を不能したため、この状態からブームを下
げることによる作業機と車体との干渉を防止できる。
【0044】また、本発明のスライドアームを備えた作
業機の位置制御方法及びその制御装置によればいわゆ
る高さモードの場合に、ブーム角度及びアームの後端部
高さ少なくともいずれか一方が所定以上になったと
きに、ブームの上方への回動操作とアームを縮める操作
とを不能にしているため、スライドが伸縮しても作業機
の上端がトンネルの天井などにぶつかるのを確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る干渉防止方法を説明する
フローチャートである。
【図2】実施例に係るブーム、アーム、バケットの関係
の模式的な説明図である。
【図3】スライドアームのスライド量による角度の変化
の説明図である。
【図4】実施例に係るバケット先端部のx座標の求め方
の説明図である。
【図5】実施例に係るアーム先端位置のy座標の求め方
の説明図である。
【図6】実施例に係るアーム後端部位置のy座標の求め
方の説明図である。
【図7】実施例に係る高さモードを説明するフローチャ
ートである。
【図8】スライドアームを備えたパワーショベルの側面
図である。
【図9】アームのオフセットの説明図である。
【図10】従来の干渉防止のためのバケット進入禁止領
域の説明図である。
【図11】パワーショベルのタンクカバー等車体の外形
の説明図である。
【図12】従来のスライドアームを備えた作業機の高さ
モードの説明図である。
【符号の説明】
18…作業機、19…ブーム、20…第1ブーム、28
…第2ブーム、29…第3ブーム、30…オフセットシ
リンダ、32…アーム、34…アームホルダ、42…バ
ケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に上下揺動自在に設けたブームの先
    端部に上下揺動自在及び伸縮自在なアームを備えた作業
    機の先端が、車体の周囲の予め定めた範囲に進入するの
    を防止するスライドアームを備えた作業機の干渉防止方
    法において、前記作業機の先端が車体から所定の距離
    に接近した場合に、作業機の車体への接近動作を停止
    し、この停止位置からのアーム伸長操作とブーム上げ操
    作とアーム掘削方向操作とを不能にすると共に、アーム
    伸長量が所定値以上で、かつブーム揺動角が所定値以上
    のときには、前記停止位置からのブーム下げ操作を不能
    にすることを特徴とするスライドアームを備えた作業機
    の干渉防止方法。
  2. 【請求項2】 ブームの上下揺動角を検出するブーム角
    センサと、ブームの先端部に上下揺動自在及び伸縮自在
    に設けたアームの上下揺動角を検出するアーム角センサ
    と、アームの先端部に上下揺動自在に設けたバケットの
    上下揺動角を検出するバケット角センサと、これらのセ
    ンサの検出値を入力し、入力した検出値に基き作業機の
    先端位置を演算し、求めた作業機の先端位置が車体の周
    囲の予め定めた停止範囲に進入したか判断し、侵入した
    ときには作業機の動作停止を指令するコントローラとを
    備えて作業機の干渉を防止するスライドアームを備えた
    作業機の干渉防止制御装置において、 前記アームの伸縮量を検出するアーム伸縮量センサを付
    設し、 前記コントローラは、前記ブーム角センサ、アーム角セ
    ンサ、バケット角センサ及びアーム伸縮量センサの検出
    値を入力し、入力した検出値に基き作業機の先端位置を
    演算し、求めた作業機の先端位置が車体から所定の距離
    以内に接近した場合に、作業機の車体への接近動作を停
    止する指令を出力し、この停止位置からのアーム伸長操
    作とブーム上げ操作とアーム掘削方向操作とを不能にす
    る指令を出力すると共に、アーム伸長量が所定値以上
    で、かつブーム揺動角が所定値以上のときには、前記停
    止位置からのブーム下げ操作を不能にする指令を出力す
    ることを特徴とするスライドアームを備えた作業機の干
    渉防止制御装置
  3. 【請求項3】 上下揺動自在なブームの先端部に取着さ
    れたアーム保持部に伸縮自在に保持され、かつ最縮時に
    後端部を前記アーム保持部から突出させる伸縮アームを
    備えた作業機が、所定の上昇停止位置を越えないように
    制御するスライドアームを備えた作業機の位置制御方法
    において、 ブームの揺動角及びアームの後端部高さの少なくとも
    ずれか一方が所定以上になったときに、ブーム上げ
    作とアーム縮め操作とを不能にすることを特徴とするス
    ライドアームを備えた作業機の位置制御方法。
  4. 【請求項4】 上下揺動自在なブームと、ブームの先端
    部に上下揺動自在に取着されたアーム保持部に伸縮自在
    に保持され、かつ最縮時に後端部を前記アーム保持部か
    ら突出させる伸縮アームと、ブームの上下揺動角を検出
    するブーム角センサと、ブーム角センサの検出値を入力
    し、入力した検出値に基き作業機が所定の上昇停止位置
    を越えないように作業機位置を制御するコントローラと
    を設けたスライドアームを備えた作業機の位置制御装置
    において、 前記アームの上下揺動角を検出するアーム角センサと、 前記アームの伸縮量を検出するアーム伸縮量センサとを
    付設し、 前記コントローラは、前記ブーム角センサ、アーム角セ
    ンサ及びアーム伸縮量センサの検出値を入力し、入力し
    たこれらの検出値に基きアームの後端部高さを演算し、
    前記入力したブーム揺動角及び前記求めたアームの後端
    部高さの少なくともいずれか一方が所定値以上になった
    ときに、ブーム上げ操作とアーム縮め操作とを不能にす
    ることを特徴とするスライドアームを備えた作業機の位
    置制御装置。
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