JP3216816U - 衛生器具用の蓋取付け具および該蓋取付け具を備えた衛生器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋を便器またはビデのボウル本体に取り付けるための衛生器具用の蓋取付け具を提供する。【解決手段】蓋取付け具は、ダンパ要素または駆動要素4、制御要素5、支持要素6、案内要素7およびヒンジ要素8を備えた可撓性サスペンションブラケットを特徴とする。可撓性サスペンションブラケット、またはその構成要素は、便器またはビデのボウル本体2に少なくとも部分的に収容されている。便器またはビデのボウル本体2の上部、すなわち、便器またはビデのボウル本体2の上方鉛直方向においては、蓋1が前方領域に配置されている。追加のモジュール9が、便器またはビデのボウル本体2の後部領域に配置されている。蓋1と追加のモジュール9との間には、間隔調整のために間隙幅が設けられており、そうして蓋1の開閉時に、蓋1を回転させ、特に蓋1の後部領域を枢動にて開放させることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、蓋を便器またはビデのボウル本体に取り付けるための衛生器具用の蓋取付け具に関する。本考案はさらに、本考案による蓋取付け具を備えた衛生器具、特に便器またはビデに関する。
衛生器具の蓋取付け具は、特に、衛生器具の蓋の開閉を可能にする必要がある。これは、通常、蓋を回転固定軸に沿った2つの固定点に回転可能に取り付けて、蓋が枢動可能に開閉するように実現されている。これに関連して、蓋取付け具は、極力魅力的で高品質のデザインを便器またはビデに提供することができるように構成されていなければならない。このために、とりわけ、衛生器具の個々の構成要素間の間隙幅の大きさが可能な限り小さくされる。
追加の技術的構成要素、例えばシャワー器具などを便器またはビデに組み込むことができるようにするために、一般に、便器またはビデの後部領域には、アタッチメントまたは追加のモジュールが設けられている。この追加のモジュールの内部には、例えば水コネクタなどの必要な技術的構成要素が配置されている。しかしながら、こうした追加のモジュールは、蓋の枢動を妨げることから、蓋取付け具を仕様変更する必要がある。
この種の追加のモジュールを衛生器具の後部領域に配置することを可能にする様々な形態の蓋取付け具が、先行技術から知られている。追加のモジュールの一般にかさばったデザインのために、蓋取付け具は、好ましくは鉛直方向に配置しなおされ、蓋の回転固定軸は、上の方の位置に配置される。このようにして、追加のモジュールがあるにもかかわらず、蓋の適切な枢動または回転運動が、開閉のために達成される。
したがって、例えば、刊行物である特許文献1には、蓋の回転軸が上の方の位置に配置されるように、後側に取り付けられた制御ユニットに蓋取付け具を配置することが開示されている。この場合、蓋と制御ユニットとの間の間隙の大きさは、蓋の枢動中に蓋と追加のモジュールとの間の衝突が回避される程度に大きくなければならない。
したがって、衛生器具のデザインは、その頑丈でかさばった形状のために、審美性が欠けてまたはより劣って見えるという欠点が生じる。衛生器具の個々の構成要素間の間隙幅の広がりもこれの原因になっている。さらに、蓋の回転軸の位置が上方に移ることにより、開いた状態の蓋が衛生器具のフラッシングタンクを覆う状況となる。したがって、特に、蓋が開いた状態にあるときに、フラッシングタンクはもはや動作可能ではない。
本考案の目的は、衛生器具が全体的に好印象を与え、例えば追加のモジュールを配置するのに十分な構造スペースが、衛生器具の後部領域において利用可能となり、かつ衛生器具の蓋がフラッシング器具を遮るおそれがない状態で該蓋の枢動が可能となるような、衛生器具用の蓋取付け具を利用可能にすることである。さらに、衛生器具が、そのような蓋取付け具とともに利用可能にされるものである。
この目的は、本考案によれば、独立請求項1の内容により達成される。本考案による衛生器具はさらに、下位請求項に記載されている。それぞれの好ましい態様は、従属請求項に特定されている。
本考案によれば、衛生器具用の蓋取付け具には、蓋を便器またはビデのボウル本体に取り付けるために、便器またはビデのボウル本体に対して蓋を開閉するための少なくとも1つの可撓性サスペンションブラケットが設けられている。可撓性サスペンションブラケットは、蓋の開閉時に、便器またはビデのボウル本体に対して鉛直方向および/または水平方向に変位することができる蓋の仮想回転軸を形成する。
本考案のために、衛生器具は、便器および/またはビデとして理解されるべきである。衛生器具は、好ましくは、通常の日常的な意味で、本体、すなわち、ボウルおよび蓋を備えた便器またはビデのボウル本体を有する。それゆえ、便座または蓋は、とりわけ、本体に固定することができる。
本考案のために、可撓性サスペンションブラケットは、衛生器具の蓋の取付けブラケットまたはサスペンションブラケットとして理解されるべきであり、このブラケットは、少なくとも1つのジョイントまたは関節点を有する。可撓性サスペンションブラケットによって、本考案による対象物は、可撓性サスペンションブラケットが蓋の回転の仮想軸または想像上の軸を形成するように設計されている。したがって、蓋の回転軸は、静的ではなく、その代わり平行に変位することができ、かつ該回転軸は、可撓性サスペンションブラケットの個々の構成要素の構成およびそれらの相対する位置によって決定することができる。これに関連して、個々の構成要素の相対的な位置は、個々の構成要素同士のそれぞれの角度方向に関する。
可撓性サスペンションブラケットによって、蓋の開閉時に、鉛直方向および/または水平方向で、特に便器またはビデのボウル本体に対して仮想回転軸の有利な変位が可能となる。便器またはビデのボウル本体に対して仮想回転軸を変位させることができるということは、可撓性サスペンションブラケットによって形成または定められる蓋の回転軸が、特定の固定点を恒久的に通過しないことを意味する。むしろ、蓋の開閉操作中に、蓋の回転軸の移動または位置変更が行われる。回転軸のこの動的移動または位置変位は、特に、便器またはビデのボウル本体に対する相対的な変位として理解されるべきである。したがって、蓋の開閉プロセス中に、蓋の回転軸の相対的な移動が行われる。開閉時に、蓋は、便器またはビデのボウル本体に対して回転するという意味で移動するだけでなく、その仮想回転軸の動きに対応して鉛直方向または水平方向に同時に移動する。
鉛直方向および/または水平方向における蓋の回転の仮想軸または想像上の軸のそのような有利な変位によって、衛生器具の蓋と他の構成要素との間の間隙の大きさを特に最小限にすることができる。このようにして、衛生器具の優れたデザインを達成することができる。さらに、開閉中に蓋の回転軸を配置しなおすことにより、蓋の動きに影響を与えたり妨げたりせずに便器またはビデのボウル本体の後部領域に追加のモジュールを配置することが可能となる。したがって、この場合、蓋が正確に機能するようにするために、蓋の回転軸を便器またはビデのボウル本体の追加のモジュールの高さに再位置決めする必要もない。このようにして、審美的な利点に加えて、衛生器具のフラッシングタンクをいつでも動作させることができるようにすることが可能である。
本考案のために、鉛直方向および/または水平方向は、特に、便器またはビデの通常の設置方向に対応する方向として理解されるべきである。従来の衛生器具の側面図において、鉛直方向は、例えば蓋が便器またはビデの上方鉛直方向に配置されているものと理解されるべきである。便器またはビデのボウル本体は、例えば衛生器具のボウルが、特に上部から使用するためにアクセス可能である向きに配置されている。便器またはビデのボウル本体の下部は、地面に面している。本考案のために、「下部」および「上部」という記載は、好ましくは、衛生器具の日常的な使用に則って理解されるべきである。同様に、これは、本考案による蓋取付け具が、任意の形状および配向で別様に空間に配置して使用することもでき、そうして鉛直方向および/または水平方向を空間内で方向変換または回転させることができるようになるという可能性を排除するものではない。
従来の衛生器具の側面図において、水平方向は、便器またはビデのボウル本体の後方から前方、または前方から後方への範囲として理解されるべきである。したがって、衛生器具は、好ましくは、その背面または後部が室内壁向きに配置されている。逆に言えば、衛生器具は、前方またはその前側から使用するためにアクセス可能である。
このほかに、衛生器具の正面図において、側方領域は、水平方向において確認可能である。本考案のために、仮想回転軸を便器またはビデのボウル本体に対して横方向に変位させることは規定されていない。むしろ、回転軸の動的移動が、本考案による水平方向において便器またはビデのボウル本体の前側と後側との間で行われる。
本考案によれば、可撓性サスペンションブラケットによって、蓋の開閉中に、鉛直方向または水平方向の(動的)平行変位を有利な形で行うことが可能である。回転軸の変位は、もっぱら鉛直方向または水平方向において、鉛直方向および水平方向の組合せにおいて、または順次に鉛直方向およびそれに続けて水平方向において、または水平方向およびそれに続けて鉛直方向において行われることができる。したがって、仮想回転軸は、好ましくは、もっぱら鉛直方向および/または水平方向において変位させられる。仮想回転軸の傾斜は、好ましくは与えられない。この意味においては、仮想回転軸の(動的)変位は、特に、平行変位として理解されてよい。
鉛直方向および/または水平方向における実際の変位または変位移動は、特に、可撓性サスペンションブラケットの構成要素の構成および構成要素同士の角度方向にも依存する。可撓性のサスペンションブラケットが、好ましくは固定された取付け点またはサスペンション点をそれぞれが有する剛性構成要素のみで作製されている限りにおいては、鉛直方向または水平方向の変位は、可撓性サスペンションブラケットの個々の構成要素間の角度変位から得ることができる。
本考案の1つの態様によれば、可撓性サスペンションブラケットは、四節サスペンションブラケットとして形成されている。可撓性サスペンションブラケットは、好ましくは、仮想回転軸の変位または変位経路を定める4つの関節点を有する。したがって、仮想回転軸の鉛直方向および/または水平方向の変位は、これらの4つのジョイントまたは関節点に沿った角度量のそれぞれの変化によって決定される。
四節サスペンションブラケットのために、可撓性サスペンションブラケットが更なる関節点を有することは排除されていないが、これらの関節点は、蓋が開閉されるときに、該蓋の移動の向きまたは移動の方向に大きく寄与するものではない。それゆえ、四節サスペンションブラケットのために、それらの関節点は、蓋の実際の動きおよびその仮想回転軸を決定する4つの主要なジョイントまたは関節点の1つとして考慮されるべきではない。
本考案の好ましい態様によれば、可撓性サスペンションブラケットの少なくとも1つの第一の構成要素が、便器またはビデのボウル本体に回転可能に取り付けられるかまたは収容されることが規定されている。少なくとも1つの第一の構成要素は、有利には、便器またはビデのボウル本体のキャビティ内に回転可能に取り付けられている。少なくとも第一の構成要素は、有利には、便器またはビデのボウル本体の内部で移動可能に位置決めされている。したがって、この第一の構成要素は、本質的に覆われており、特に蓋が閉じられたときに、衛生器具の観察者または使用者の視点から見えるように配置されない。同様に、可撓性サスペンションブラケットの構成要素を配置するために、便器またはビデのボウル本体の容積が効率的に使用される。
特にその幾何学的形状に関して、キャビティは、少なくとも1つの第一の構成要素が該キャビティの内部に取り付けられるかまたは収容されることができる任意の形で設計されていてよい。便器またはビデのボウル本体のキャビティは、特に鉛直方向において、好ましくは便器またはビデのボウル本体の上部からアクセス可能である。キャビティはさらに、好ましくは、衛生器具の後部領域、すなわち、便器またはビデのボウル本体のボウルの後ろに配置されている。
好ましい態様のために、可撓性サスペンションブラケットの少なくとも第二の構成要素が、便器またはビデのボウル本体の上方の少なくとも1つの支持点に回転可能に取り付けられることが規定されている。特に、第二の構成要素または第二の構成要素の少なくとも1つの支持点は、水平方向に蓋からオフセットされるように位置決めされている。例えば追加のモジュールの形態のアタッチメントまたは構造体は、好ましくは、便器またはビデのボウル本体の後部領域に設けることができる。追加のモジュールは、好ましくは、便器またはビデのボウル本体に接触していてよい。したがって、少なくとも第二の構成要素の支持点は、この追加のモジュールの内部、例えば追加のモジュールの内面または追加のモジュールの内部に位置する支持壁またはリブに設けることができる。機械的な力および/またはモーメントが効率的に吸収され得るように、または蓋およびその回転軸の動きが効率的に導入され実行され得るように、可撓性サスペンションブラケットの構成要素を相互に関連して配置することができるという利点が生じる。この利点は、特に、少なくとも第二の構成要素が、蓋の後ろ、便器またはビデのボウルの上、好ましくは蓋の高さで水平方向に回転可能に取り付けられることから達成される。
あるいは、本考案のために、可撓性サスペンションブラケットのすべての構成要素が、便器またはビデのボウル本体の内部、特にキャビティの内部に配置され取り付けられることが規定されていてもよい。このようにして、便器またはビデのボウル本体の利用可能な構造スペースを使用して、可撓性サスペンションブラケットの構成要素を配置することができるという利点が生じる。
更なる態様によれば、可撓性サスペンションブラケットは、制御ユニット、支持要素、案内要素およびヒンジ要素を有することが規定されている。1つの態様においては、可撓性サスペンションブラケットはさらに、ダンパ要素または駆動要素を特徴とする。可撓性サスペンションブラケットは、全体として少なくとも1つのジョイントを特徴とする複数の構成要素から形成されており、このジョイントは、仮想回転軸の(平行)変位に不可欠である。したがって、可撓性サスペンションブラケットの複数の構成要素によって、蓋の開閉運動のための任意の所望の構成を達成するために、幾通りもの方法でランダムかつ可変である仮想回転軸の変位を提供することが可能である。
ダンパ要素または駆動要素が可撓性サスペンションブラケットに設けられていることから、有利には、本考案による蓋取付け具を受動器具または能動器具として構成することが可能である。ダンパ要素を備えた受動的な蓋取付け具の場合、蓋の手動開閉が利用可能となり得る。駆動要素を備えた能動的な蓋取付け具のために、蓋の自動開閉が利用可能となり得る。駆動要素を能動的に動かすためのアクチュエータまたはモータは、好ましくは、可撓性サスペンションブラケットとは独立した任意の位置に配置することができる。可撓性サスペンションブラケットにより、特に、有利な力および/またはモーメントの伝達が利用可能になるという利点が生じる。したがって、可撓性サスペンションブラケットに対するアクチュエータ/モータの配置は、概して、可撓性サスペンションブラケットの内部の力/モーメント伝達に影響を及ぼさない。したがって、回転軸のすぐ近くにアクチュエータ/モータを配置する必要性は必ずしもない。
可撓性サスペンションブラケットが、ダンパ要素または駆動要素なしで構成されている場合、衛生器具の蓋は、使用者により手動で開閉される。このようにして、特に、本考案の単純化された費用効果のより高い構成が可能となる。
したがって、本考案のために、特に、制御要素および/または支持要素が、可撓性サスペンション機構の第二の構成要素として提供されることが可能である。案内要素および/またはダンパもしくは駆動要素は、特に、第一の構成要素として提供されることが可能である。あるいは、本考案のために、可撓性サスペンション器具の他のそれぞれの構成要素を、特に、適切な仮想回転軸を提供するための可撓性サスペンション器具の実際の整列状態および構成に応じて、第一または第二の構成要素として特定することももちろん可能である。
本考案の1つの態様においては、制御要素は、形状および/または力により係止されてダンパ要素または駆動要素のスプロケット領域と係合するスプロケット領域を有する。特に、制御要素およびダンパ要素または駆動要素のそれぞれのスプロケット領域によって力の伝達が行われ得ることが規定されている。この配置は、本考案による蓋取付け具の構成の受動的および能動的な変形例のために実現されることが可能である。さらに、スプロケット領域は、円弧の形状、全円の形状、または軸の断面に沿った線形形状で提供されることが可能である。それとは別に、駆動要素は、線形アクチュエータとして形成することが可能である。この場合、駆動要素のスプロケット部分は、例えば、歯付きラック、ねじ付きロッドまたは同種のものの形状で提供されることが可能である。
更なる態様によれば、ダンパ要素または駆動要素のスプロケット領域と、制御要素のスプロケット部分とは、蓋の開閉のために互いに回転し合うことができる。特に、スプロケット領域の転がり接触によって回転運動を引き起こすことができる。好ましくは、両方のスプロケット領域が、円弧の形状の円い形を有することが規定されている。あるいは、スプロケット領域の少なくとも1つが、延伸軸に沿った直線または線形のスプロケット領域として構成されていてもよい。スプロケット領域の力および/または形状による係止接触によって回転運動を導入することができ、そうして蓋の適切な開閉運動を、特に仮想回転軸の鉛直および/または水平変位により提供することができるという利点が達成される。
更なる態様によれば、支持要素および制御要素が回転可能に互いに接続されることが規定されている。支持要素は、好ましくは支持スプリングとして形成されている。あるいは、支持要素は、例えばスプリング・ダンパ要素または同種のものの意味において、同等の(力による)手段として提供されていてもよい。制御要素は、好ましくは、少なくとも1つのロッド要素を備えた制御ロッドとして形成されており、ここで、ロッド要素は、任意の形状の幾何学形状、例えば、角張ったまたはフックの形をした幾何学的形状も有することができる。回転可能な接続により、有利には、制御要素の動き、特に回転を支持要素によって吸収および/または支持することが可能となる。したがって、特に、本考案による蓋取付け具の可撓性サスペンションブラケットの支持要素により、衛生器具の蓋が有利にはなめらかに閉じる動きを達成することが可能である。これに関連して、好ましくはスプリング要素として形成される支持要素は、特に、便器またはビデのボウル本体に設けられた取付け点または支持点に応じて、圧縮スプリングまたは引張スプリングとすることができる。したがって、回転可能な接続によって、支持要素と制御要素との間で相対運動が可能となる。
本考案の更なる態様においては、制御要素と案内要素とは、それらが蓋の開閉中に反対方向に回転するように回転可能に取り付けられている、特に、制御要素と案内要素とは、それらのそれぞれの取付け点または支持点に沿って逆回転を行うことが規定されている。このようにして、蓋の開閉運動を制御することができる。さらに、軸受力および軸受モーメントが効率的に調節または吸収される。
さらに、案内要素は、好ましくは、少なくとも1つのロッド要素を備えた案内ロッドとして形成されており、ここで、ロッド要素は、任意の形状の幾何学形状、例えば、角張ったまたはフックの形をした幾何学的形状も有することができる。したがって、案内要素および制御要素は、それらの幾何学的形状に沿って少なくとも1つの幾何学的偏差を有することができる。
本考案の更なる態様においては、案内要素は、長手方向の溝を有し、特に、案内要素の移動範囲を構成することができるようにオーバーロードスプリングと回転可能に接続されている。特に、オーバーロードスプリングは、過負荷防止安全機構として作用し得ることが規定されている。意図された範囲の開放側の終点に蓋の動きが達したら、オーバーロードスプリングは、案内要素を介して、その開放側の終点を超えて蓋がさらに開かないように作用する。案内要素は、長手方向の溝またはスロットに沿って、蓋の開き終点のその位置を超えて移動することができる。このようにして、意図された開放側の終点を超えての、蓋の過負荷または過剰の回転に対する安全機能を有利には提供することができる。さらに、特に可撓性サスペンションブラケットの塑性変形を、そのような過負荷防止安全機構によって回避することができる。
好ましい態様によれば、案内要素と制御要素とは、ヒンジ要素を介して、形状および/または力により係止されて蓋に接続されている。特に、ヒンジ要素は、形状および/または力により係止されて蓋に取り付けられるかまたは接続されることが規定されている。ヒンジ要素は、制御要素および案内要素に、蓋に接続するための接続要素を与える。これに関連して、ヒンジ要素は、好ましくは、複式ヒンジ要素の形態で構成されていてよい。
ヒンジ要素は、好ましくは、ネジ留め、リベット締め、クランプ留めまたは同等の手法で蓋に接続することができる。したがって、制御要素、案内要素およびヒンジ要素の回転運動により、有利には、蓋の開閉運動ならびに鉛直方向および/または水平方向における蓋の仮想回転軸の動的変位が決定される。
本考案の更なる態様によれば、案内要素の一端と、制御要素の一端とがそれぞれ、ヒンジ要素の一端と回転可能に接続されていることで、蓋が開いた状態にあるときに、少なくとも案内要素の一端と、制御要素の一端と、ヒンジ要素とが、本質的に長手軸に沿って互いに整列する。案内要素の一端と制御要素の一端とは、好ましくは、ヒンジ要素の両端に回転可能に固定されている。したがって、ヒンジ要素は、例えば複式ヒンジ要素の形態で2つの可撓接続を提供する。
好ましくは四節サスペンションブラケットとして構成される可撓性サスペンションブラケットは、主に、回転可能に取り付けられた案内要素と、ヒンジ要素と、回転可能に取り付けられた制御要素とから形成される。ヒンジ要素と、案内要素および制御要素との回転可能な接続によって、ヒンジ要素に相対して接続されている案内要素および制御要素のそれぞれの端部を動かして、蓋がヒンジ要素とともに長手方向で、すなわち長手軸に沿って開いた状態にあるときに、これらの端部が本質的に相対して整列または位置決めされるようにすることが可能である。ヒンジ要素とのこれらの回転可能な接続によって、蓋の鉛直方向および/または水平方向に変位可能な仮想回転軸の可撓性サスペンションブラケットによる提供が可能となる。
本考案による蓋取付け具に加えて、本考案はさらに、本考案による蓋取付け具を備えた衛生器具、特に便器またはビデに関する。本考案による衛生器具は、特に、とりわけ小さな間隙幅を特徴とする有利な審美的デザインを与えることができる。さらに、蓋の開閉運動を妨げずに、更なる構成要素、例えばシャワー器具などを便器またはビデのボウル本体に配置するための追加の構造体または追加のモジュールを提供することができる。本考案による衛生器具には、蓋取付け具が装着されていることから、衛生器具の最適化された操作性および審美性が達成可能である。
本考案を、添付の図面を参照して、以下の記載においてより詳細に説明する。同様に、本考案は、図面に示される実施形態に制限されるものではない。
図1は、蓋取付け具を備えた衛生器具の側面断面図を示す。蓋取付け具は、ダンパ要素または駆動要素4、制御要素5、支持要素6、案内要素7およびヒンジ要素8を備えた可撓性サスペンションブラケットを特徴とする。可撓性サスペンションブラケット、またはその構成要素は、便器またはビデのボウル本体2に少なくとも部分的に収容されている。
便器またはビデのボウル本体2の上部、すなわち、便器またはビデのボウル本体2の上方鉛直方向においては、蓋1が前方領域に配置されている。追加のモジュール9が、便器またはビデのボウル本体2の後部領域に配置されている。蓋1と追加のモジュール9との間には、間隔調整のために間隙幅が設けられており、そうして蓋1の開閉時に、蓋1を回転させ、特に蓋1の後部領域を枢動にて開放させることができる。
図1によれば、可撓性サスペンションブラケットの構成要素、特に案内要素7とダンパ要素または駆動要素4とは、便器またはビデのボウル本体2のキャビティ3内に回転可能に固定されている。便器またはビデのボウル本体2の背面または後部領域のキャビティ3は、図1によれば四辺形、特に長方形として形成されている。
さらに、図1によれば、制御要素5と支持要素6とは、追加のモジュール9の内部に回転可能に収容されている。特に、支持要素6は、図1によれば圧縮スプリング6として形成されている。制御要素5と支持要素6とは、水平方向に蓋からオフセットされて、便器またはビデのボウル本体2の背面または後部領域に位置づけられている。したがって、可撓性サスペンションブラケットは、便器またはビデのボウル本体2のキャビティ3の内部に部分的に、かつ追加のモジュール9の内部に部分的に回転可能に固定または収容されている。
図1はさらに、制御要素5と支持要素6との間の回転可能な接続を示す。このようにして、支持点5bの周りで起こる制御要素5の回転を、支持要素6により補助または支持することができる。制御要素5はさらに、円弧の形状のスプロケット領域5aを特徴とする。図1によれば、スプロケット領域5aは、形状および/または力により係止されてダンパ/駆動要素4の円形スプロケット領域4aと係合する。制御要素5の回転は、スプロケット領域4a、5aの力および/または形状による係止係合により引き起こされるダンパ要素4または駆動要素4の回転を伴う。ダンパ要素4の構成の場合、蓋1の手動による開閉中に起こる制御要素5の回転が、このようにして制御可能である。駆動要素4の構成の場合、蓋1の開閉は、力またはモーメントの導入により少なくとも部分的に自動的に行うことができる。
図1によれば、制御要素5は、水平方向に蓋1からオフセットされて、追加のモジュール9の内部に回転可能に収容されている。制御要素5の基本形状はL字形である。したがって、L字形の制御要素5は、その支持点5aから蓋1の方向に延びて、また水平方向に蓋1からオフセットされて、回転可能に取り付けられている。案内要素7は、便器およびビデのボウル本体2のキャビティ3の内部に取り付けられており、主にフックの形をしたものとして形成されている。したがって、案内要素7は、取付け点7bから蓋1の方向に延びる。取付け点7bは、本質的に蓋1から鉛直方向にオフセットされて、すなわち、蓋1の下に配置されている。基本的に、制御要素5と案内要素7とは、蓋1の開閉時に、反対方向で2つの要素5、7の回転が生じるように位置決めされている。案内要素7と制御要素5とは、それぞれ一端がヒンジ要素8に回転可能に固定されている。ヒンジ要素8は、形状および/または力により係止されて蓋1に接続されている。
案内要素7にはさらに、弓状の長手方向の溝7cが形成されており、オーバーロードスプリング10に接続されているかまたは回転可能に接続されている。オーバーロードスプリング10は、その他端が便器またはビデのボウル本体と回転可能に接続されている。このようにして、オーバーロードスプリング10は、特に、蓋1と連結された案内要素7の動きが、意図された動きの範囲を超えた場合に、案内要素7が動かないように作用し得る。
特に、制御要素5および案内要素7の回転可能な取付け、ならびにヒンジ要素8とのそれらのそれぞれの回転可能な接続の形態においては、本考案による蓋取付け具の可撓性サスペンションブラケットは、いわゆる四節サスペンションブラケットとして形成されている。図1に関して、可撓性サスペンションブラケットの個々の構成要素は、蓋1の所望の回転または蓋1の回転軸の所望の変位を達成するために、図1に示されるものとは異なる様々な形で配置することももちろん可能であることに留意されたい。
図2には、図1による蓋取付け具を側面図で示しており、ここで、衛生器具の蓋1は、開いた状態にある。図2からは、蓋1が開く動きの中で、制御要素5と案内要素7とが反対方向で回転することを読み取ることができる。蓋1と、便器またはビデのボウル本体2の後部領域における追加のモジュール9との間の間隙幅は小さいにもかかわらず、蓋1の仮想回転軸の動的変位により、蓋1を適切に枢動させることが可能となる。
さらに、図2に従って、ヒンジ要素8と、案内要素7の一端および制御要素5の一端との長手軸Xに沿った整列が行われていることがはっきりと分かる。特に、ヒンジ要素8と案内要素7および制御要素5とは、主に、蓋1が開いた状態にあるときに、この長手軸Xに沿って互いに整列される。支持要素6と制御要素5との回転可能な接続は、制御要素5の回転があるときに、支持要素6が図2に従って該制御要素5とともに付勢されることを意味する。このようにして、案内要素7に回転可能に接続されているオーバーロードスプリング10は、案内要素7の回転と一緒に付勢される。したがって、案内要素7の過剰な回転がある場合には、オーバーロードスプリング10は、案内要素7が動かないように作用する。
図1および図2による衛生器具の本考案の蓋取付け具によって、とりわけ、小さな間隙幅のみを形成することにより審美的デザインを提供することが可能となる。この場合、特に、可撓性サスペンションブラケットによる蓋1の仮想回転軸の変位により、蓋1の有利な開閉が可能となる。この場合、特に、蓋1の回転軸の変位が、鉛直方向と水平方向とを組み合わせて同時に起こり得ることや、または順次に、例えば、初めは鉛直方向およびそれに続けて水平方向に起こり得ることは排除されるべきではない。さらに、本考案のための効果を達成するために、蓋1の仮想回転軸の十分な変位が、該軸をもっぱら鉛直方向にまたはもっぱら水平方向に配置しなおすことによって達成され得ることは排除されるべきではない。
図3は、図2による蓋取付け具を、衛生器具の後部の等角図で示したものである。特に、可撓性サスペンションブラケットの個々の構成要素の回転可能な取付けまたは収容を確認することができる。図3はまた、支持要素6と制御要素5との間の回転可能な接続を示す。図3はさらに、案内要素7と制御要素5とが、蓋1の開閉のために反対方向に回転させられている様子を示す。
図3は、図1および図2による本考案の蓋取付け具を、衛生器具の前部の等角図で示したものである。図3によれば、制御要素5は、2つのロッド要素により形成されている。案内要素7は、制御要素5の2つのロッド要素間を通して突き出る。したがって、蓋が開く動きの中で、制御要素5の一端、特に制御要素5の2つのロッド要素のそれぞれの端部と案内要素7の一端とは、長手軸Xに沿ってヒンジ要素8と整列することができる。この場合、特に、ヒンジ要素8と回転可能に接続されている案内要素7および制御要素5のそれらの端部は、本質的に長手軸Xに沿って整列することができる。
図3は、蓋1が開いた状態にあるときに、案内要素7が、制御要素5の2つのロッド要素間を通して突き出て、一端がヒンジ要素8に回転可能に固定されている様子を示す。これに関して、特に、案内要素7は、制御要素5の2つのロッド要素間の中間領域に突き出る。さらに、制御要素5の2つのロッド要素は、制御要素5のロッド要素が、ヒンジ要素8を外面的に取り囲むように配置されている。このようにして、制御要素5は、ヒンジ要素8の反対端部に回転可能に接続されることができる。
したがって、ヒンジ要素8は、その2つの対向端部のそれぞれ1つにおいて、案内要素7または制御要素5と回転可能に接続されている。図3からは、ヒンジ要素8が2つのネジによって形状および/または力により係止されて蓋1に接続されていることも読み取ることができる。したがって、例えば、蓋1が手動開閉されるときに、案内要素7と制御要素5とは、可撓性サスペンションブラケットの構成要素の回転が起こるように蓋1と一緒に付勢される。このようにして、鉛直方向および/または水平方向における蓋1の回転軸の有利な変位が達成される。
さらに、図3からは、可撓性サスペンションブラケットが、便器またはビデのボウル本体2のキャビティ内に少なくとも部分的に配置されていることを読み取ることができ、ここで、キャビティは、便器またはビデのボウル本体2の後部領域に設けられている。便器またはビデのボウル本体2の前方領域には、更なる凹部がボウル形状で設けられている。したがって、このボウルは、衛生器具の前方から広がることができる。キャビティ3および追加のモジュール9も、ボウルに対して少なくとも水平方向にオフセットされて、便器またはビデのボウル本体2の後部領域に配置されている。
図1〜図3は、本考案の実施形態を示し、ここで、示される衛生器具は、好ましくは、従来の衛生器具の基本特性を本質的に有している。さらに、上記の実施形態によって、特に、本考案に関連した可撓性サスペンションブラケットの構成要素が相互に関連して別様に配置され得ることも排除されるべきではない。
1 蓋
2 便器またはビデのボウル本体
3 キャビティ
4 ダンパまたは駆動要素
4a (ダンパまたは駆動要素の)スプロケット領域
5 制御要素
5a (制御要素の)スプロケット領域
5b (制御要素の)取付け/サスペンション点
6 支持要素
7 案内要素
7b (案内要素の)取付け/サスペンション点
8 ヒンジ要素
9 追加のモジュール
10 オーバーロードスプリング
X 長手軸
2 便器またはビデのボウル本体
3 キャビティ
4 ダンパまたは駆動要素
4a (ダンパまたは駆動要素の)スプロケット領域
5 制御要素
5a (制御要素の)スプロケット領域
5b (制御要素の)取付け/サスペンション点
6 支持要素
7 案内要素
7b (案内要素の)取付け/サスペンション点
8 ヒンジ要素
9 追加のモジュール
10 オーバーロードスプリング
X 長手軸
Claims (14)
- 蓋を便器またはビデのボウル本体に取り付けるための衛生器具用の蓋取付け具であって、前記便器またはビデのボウル本体に対して前記蓋を開閉するための少なくとも1つの可撓性サスペンションブラケットを備えた前記蓋取付け具において、前記可撓性サスペンションブラケットが、前記蓋の開閉時に、前記便器またはビデのボウル本体に対して鉛直方向および/または水平方向に変位することができる前記蓋の仮想回転軸を形成することを特徴とする蓋取付け具。
- 前記可撓性サスペンションブラケットが、四節サスペンションブラケットとして設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の蓋取付け具。
- 前記可撓性サスペンションブラケットの少なくとも1つの第一の構成要素が、前記便器またはビデのボウル本体に、特に前記便器またはビデのボウル本体のキャビティ内に回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の蓋取付け具。
- 前記可撓性サスペンションブラケットの少なくとも1つの第二の構成要素が、前記便器またはビデのボウル本体の上方の支持点に、特に水平方向に前記蓋からオフセットされて、回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記可撓性サスペンションブラケットが、制御要素、支持要素、案内要素、およびヒンジ要素を有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記可撓性サスペンションブラケットがさらに、ダンパ要素または駆動要素を有することを特徴とする、請求項5に記載の蓋取付け具。
- 前記制御要素が、形状および/または力により係止されて前記ダンパ要素または前記駆動要素のスプロケット領域と係合するスプロケット領域を有することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記ダンパ要素または前記駆動要素のスプロケット領域と、前記制御要素の前記スプロケット領域とが、前記蓋の開閉のために互いに回転し合うことができることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記支持要素と前記制御要素とが、互いに回転可能に接続されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記制御要素と前記案内要素とが、それらが蓋の開閉時に反対方向に回転するように回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記案内要素が、長手方向の溝を有し、かつ前記案内要素の移動範囲を構成することができるようにオーバーロードスプリングに接続されていることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記案内要素と前記制御要素とが、前記ヒンジ要素を介して、形状および/または力により係止されて前記蓋に接続されていることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の蓋取付け具。
- 前記案内要素の一端と前記制御要素の一端とが、前記ヒンジ要素の一端とそれぞれ回転可能に接続されていることで、前記蓋が開いた状態にあるときに、少なくとも前記案内要素の一端と、前記制御要素の一端と、前記ヒンジ要素とが、本質的に長手軸に沿って互いに整列することを特徴とする、請求項12に記載の蓋取付け具。
- 請求項1から13までのいずれか1項に記載の蓋取付け具を備えた衛生器具、特に便器またはビデ。
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