JP3215204U - シートアームレストパッド - Google Patents

Abstract

【課題】アームを長時間置いても不快感を生まないシートアームレストパッドを提供する。【解決手段】シートアームレストパッドであって、前記シートアームレストパッドはパッド本体（１）及び前記パッド本体（１）をシートアームレストに取り付けるための接続部（５）を含み、前記パッド本体（１）がアームレスト接触部及び人体接触部（１２）を含み、前記人体接触部（１２）が可撓性接触部又は弾性接触部である。本アームレストパッドには人体接触部及び接続部が設置されており、接続部により、アームレストパッドをシートアームレストに取り外し可能に取り付けることができ、非常に使用しやすく、その人体接触部は可撓性接触部又は弾性接触部が採用されており、アームをそれに長時間置いても不快感を生まない。【選択図】図１０

Description

本考案は日用品に関し、特にシートアームレストと共に使用するアームレストパッドに関する。

シートは人々の日常生活や仕事に必要不可欠であり、使用の快適性のために、現在のシートは基本的に柔らかいシートクッション、背もたれ及びアームレストを備える。アームレストの設置は、シートの快適性を大幅に向上させるが、既存のシートのアームレストの材質は、通常、プラスチック、木材又はステンレス鋼であり、一方では、上記アームレストの材質が硬く、アームをアームレストに長時間置くと、不快感を与え、他方では、寒い冬又は熱い夏に使用する際、アームレスト温度と人体の温度の差が大きく、ユーザに不快感を与える。

本考案は、既存のシートアームレストに存在している上記欠陥のうちの少なくとも１種を解決するシートアームレストパッドを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本考案が採用している技術案は下記のとおりである。

シートアームレストパッドであって、前記シートアームレストパッドは、パッド本体及び前記パッド本体をシートアームレストに取り付けるための接続部を含み、前記パッド本体がアームレスト接触部及び人体接触部を含み、前記人体接触部は、可撓性接触部又は弾性接触部である。

好ましくは、前記パッド本体は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート、及び前記弾性シート外に設置される被覆層を含み、前記接続部は面ファスナーであり、面ファスナーの両部分は対応して前記被覆層の正面の長辺及び背面の長辺に設置されている。

好ましくは、前記パッド本体は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート、及び前記弾性シート外に設置される被覆層を含み、前記接続部はスナップファスナーであり、スナップファスナーの２つのスナップ部は対応して前記被覆層の正面の長辺及び背面の長辺に設置されている。

好ましくは、前記弾性シートは普通のスポンジ又はメモリフォームである。

好ましくは、前記弾性シートの内部の、前記人体接触部に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料が設置されている。

好ましくは、前記パッド本体は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート、及び前記弾性シート外に設置される被覆層を含み、前記接続部は少なくとも１対のベルトであり、前記少なくとも１対のベルトは対応して前記被覆層の２つの長辺に設置されている。

好ましくは、前記パッド本体は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート、及び前記弾性シート外に設置される被覆層を含み、前記接続部は１つの押出物であり、前記押出物はアームレストの寸法とマッチングする１つの板部を含み、前記板部の底面の２つの長辺にはアームレストと係接する第１の係合部が設置され、前記板部の頂面の２つの長辺には第２の係合部が設置され、前記パッド本体は接続部の前記第２の係合部内に係接して固定されている。

好ましくは、前記弾性シートは普通のスポンジ又はメモリフォームである。

好ましくは、前記弾性シートの内部の、前記人体接触部に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料が設置されている。

好ましくは、前記パッド本体は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つのシリコンシートであり、シリコンシートの一面はマット面であり、シリコンシートの他面はシャイン面であり、前記シャイン面は前記接続部及び前記アームレスト接触部を構成し、前記マット面は前記人体接触部を構成している。

従来技術に比べて、本考案は以下の有益な効果を少なくとも有する。

本アームレストパッドには人体接触部及び接続部が設置されており、接続部により、アームレストパッドをシートアームレストに取り外し可能に取り付けることができ、非常に使用しやすく、その人体接触部は可撓性接触部又は弾性接触部が採用されており、アームをそれに長い時間置いても不快感を生まない。

第１の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 図１におけるＡ−Ａの断面図である。 第１の実施例によるシートアームレストパッドの取り付け模式図である。 第２の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 図４におけるＢ−Ｂの断面図である。 第２の実施例によるシートアームレストパッドの取り付け模式図である。 第３の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 第４の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 第５の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 第６の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 第７の実施例によるシートアームレストパッドの構造模式図である。 第７の実施例によるシートアームレストパッドの側面構造模式図である。

以下、図面及び実施例を参照しながら本考案を更に説明する。
第１の実施例

図１〜図３に示すように、第１の実施例によるシートアームレストパッドは、パッド本体１及び前記パッド本体１をシートアームレスト１００に取り付けるための接続部２を含む。パッド本体１はアームレスト接触部１１及び人体接触部１２を含み、前記人体接触部１は弾性接触部が採用されている。

パッド本体１は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート１３、及び前記弾性シート１３外に設置される被覆層１４を含む。

接続部２はベルクロ（登録商標）であり、ベルクロ（登録商標）の両部分２１、２２は対応して前記被覆層１４の正面の長辺及び背面の長辺に設置されている。

そのうち、弾性シート１３は普通のスポンジが採用されてもよく、普通のコットン等が採用されてもよく、好ましくはメモリフォームである。被覆層１４は様々な布が採用されてもよいが、これらに限定されない。

図３に示すように、使用する際、パッド本体１はアームレスト１００外に包まれ、人体接触部１２が上向きにされ、ベルクロ（登録商標）式接続部２によりパッド本体１の首尾が接続して固定されている。
第２の実施例

図４〜図６に示すように、第２の実施例によるシートアームレストパッドは、パッド本体１及び前記パッド本体１をシートアームレスト１００に取り付けるための接続部３を含む。パッド本体１はアームレスト接触部１１及び人体接触部１２を含み、前記人体接触部１２は弾性接触部が採用されている。

パッド本体１は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート１３、及び前記弾性シート１３外に設置される被覆層１４を含む。

接続部３はスナップファスナーであり、スナップファスナーの２つのスナップ部３１、３２は対応して前記被覆層１４の正面の長辺及び背面の長辺に設置されている。

そのうち、弾性シート１３は普通のスポンジが採用されてもよく、普通のコットン等が採用されてもよく、好ましくはメモリフォームである。被覆層１４は様々な布が採用されてもよいが、これらに限定されない。

図６に示すように、使用する際、パッド本体１はアームレスト１００外に包まれ、人体接触部１２が上向きにされ、スナップファスナー式接続部３によりパッド本体１の首尾が接続して固定されている。
第３の実施例

図７に示すように、第３の実施例は第２の実施例の構造と基本的に同じ、相違点が、第３の実施例で、弾性シート１３の内部の前記人体接触部１２に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料７が設置されることのみにある。相変化エネルギー貯蔵材料は、既存の様々な相変化エネルギー貯蔵マイクロカプセル又は相変化エネルギー貯蔵織物が採用されてもよく、その相変化温度は人体の体温に近く、相変化温度が２５摂氏度〜３５摂氏度の間にある相変化エネルギー貯蔵材料を選択することができる。このように設計すると、相変化エネルギー貯蔵材料の吸熱及び熱放出によりパッド本体１における人体接触部１２の温度が人体の温度に近くされることで、冬または夏により快適に使用できる。
第４の実施例

図８に示すように、第４の実施例によるシートアームレストパッドは、パッド本体１及び前記パッド本体１をシートアームレストに取り付けるための接続部４を含む。パッド本体１は同様にアームレスト接触部及び人体接触部を含み、前記人体接触部は弾性接触部が採用されている。

パッド本体１は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート１３、及び前記弾性シート１３外に設置される被覆層１４を含む。

接続部４は２対のベルトであり、前記２対のベルト４は対応して前記被覆層１４の２つの長辺に設置されている。

使用する際、パッド本体１はアームレスト上に置かれ、ベルト４によりパッド本体１がアームレスト上に固定されている。
第５の実施例

図９に示すように、第５の実施例によるシートアームレストパッドは、パッド本体１及び前記パッド本体１をシートアームレストに取り付けるための接続部５を含む。パッド本体１は同様にアームレスト接触部及び人体接触部を含み、前記人体接触部は弾性接触部が採用されている。

パッド本体１は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート１３、及び前記弾性シート１３外に設置される被覆層１４を含む。

接続部５は１つの押出物であり、前記押出物は、アームレストの寸法とマッチングする１つの板部５１を含み、前記板部５１の底面の２つの長辺にはアームレストと係接する第１の係合部５２が設置され、前記板部５１の頂面の２つの長辺には第２の係合部５３が設置され、前記パッド本体１は接続部５の前記第２の係合部５３内に係接して固定されている。

使用する際、接続部５の第１の係合部５２がアームレストと係接して固定されることにより、パッド本体１とアームレストとの取り外し可能な取り付けを実現する。

同様に、弾性シート１３は普通のスポンジ又はメモリフォーム等が採用してもよい。
第６の実施例

図１０に示すように、第６の実施例は第５の実施例の構造と基本的に同じであるが、相違点は、第６の実施例では、弾性シート１３の内部の、人体接触部１２に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料７が設置されることのみにある。相変化エネルギー貯蔵材料７は、既存の様々な相変化エネルギー貯蔵マイクロカプセル又は相変化エネルギー貯蔵織物が採用されてもよく、その相変化温度は人体の体温に近く、相変化温度が２５摂氏度〜３５摂氏度の間にある相変化エネルギー貯蔵材料を選択することができる。このように設計すると、相変化エネルギー貯蔵材料の吸熱及び熱放出によりパッド本体１における人体接触部１２の温度が人体の温度に近くされることで、冬または夏により快適に使用できる。
第７の実施例

図１１及び図１２に示すように、第７の実施例によるシートアームレストパッドは、パッド本体１及び前記パッド本体１をシートアームレストに取り付けるための接続部６を含む。パッド本体１は同様にアームレスト接触部１１及び人体接触部１２を含み、前記人体接触部１２は弾性接触部が採用されている。

パッド本体１は長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つのシリコンシートであり、シリコンシートの一面（上面）はマット面であり、シリコンシートの他面は（下面）はシャイン面であり、前記シャイン面は前記接続部６及び前記アームレスト接触部１１を構成し、前記マット面は前記人体接触部１２を構成する。このようなアームレストパッドは、表面が滑らかな表面であるステンレス鋼製のアームレスト又は木製のアームレストに適用され、シリコンシートのシャイン面はアームレストの光滑表面に吸着されることができ、これによりパッド本体１がアームレスト上に固定される。

以上は、具体的な実施例で本考案を詳細に説明したが、これらの詳細な説明は、当業者が本考案の内容を理解することを助けるためのものに過ぎず、本考案の保護範囲を制限するものと理解されてはならない。当業者が本考案の構想下で上記方案に対して行った様々な修正、等価変換等はいずれも本考案の保護範囲内に属すべきである。

Claims (10)

1. パッド本体（１）及び前記パッド本体（１）をシートアームレストに取り付けるための接続部（２、３、４、５、６）を含み、前記パッド本体（１）がアームレスト接触部（１１）及び人体接触部（１２）を含み、前記人体接触部（１２）は、可撓性接触部又は弾性接触部であることを特徴とする、
   シートアームレストパッド。
2. 前記パッド本体（１）は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート（１３）、及び前記弾性シート（１３）外に設置される被覆層（１４）を含み、前記接続部（２）は面ファスナーであり、前記面ファスナーの両部分（２１、２２）は対応して前記被覆層（１４）の正面の長辺及び背面の長辺に設置されていることを特徴とする、
   請求項１に記載のシートアームレストパッド。
3. 前記パッド本体（１）は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅の２．２〜３倍である１つの弾性シート（１３）、及び前記弾性シート（１３）外に設置される被覆層（１４）を含み、前記接続部（３）はスナップファスナーであり、前記スナップファスナーの２つのスナップ部（３１、３２）は対応して前記被覆層（１４）の正面の長辺及び背面の長辺に設置されていることを特徴とする、
   請求項１に記載のシートアームレストパッド。
4. 前記弾性シート（１３）は普通のスポンジ又はメモリフォームであることを特徴とする、
   請求項２又は３に記載のシートアームレストパッド。
5. 前記弾性シート（１３）の内部の、前記人体接触部（１２）に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料（７）が設置されていることを特徴とする、
   請求項４に記載のシートアームレストパッド。
6. 前記パッド本体（１）は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート（１３）、及び前記弾性シート（１３）外に設置される被覆層（１４）を含み、前記接続部（４）は少なくとも１対のベルトであり、前記少なくとも１対のベルト（４）は対応して前記被覆層（１４）の２つの長辺に設置されていることを特徴とする、
   請求項１に記載のシートアームレストパッド。
7. 前記パッド本体（１）は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つの弾性シート（１３）、及び前記弾性シート（１３）外に設置される被覆層（１４）を含み、前記接続部（５）は１つの押出物であり、前記押出物はアームレストの寸法とマッチングする１つの板部（５１）を含み、前記板部（５１）の底面の２つの長辺にはアームレストと係接する第１の係合部（５２）が設置され、前記板部（５１）の頂面の２つの長辺には第２の係合部（５３）が設置され、前記パッド本体（１）は接続部（５）の前記第２の係合部（５３）内に係接して固定されていることを特徴とする、
   請求項１に記載のシートアームレストパッド。
8. 前記弾性シート（１３）は普通のスポンジ又はメモリフォームであることを特徴とする、
   請求項６又は７に記載のシートアームレストパッド。
9. 前記弾性シート（１３）の内部の、前記人体接触部（１２）に寄る位置に相変化エネルギー貯蔵材料（７）が設置されていることを特徴とする、
   請求項８に記載のシートアームレストパッド。
10. 前記パッド本体（１）は、長さがアームレストの長さとマッチングし、幅がアームレストの幅とマッチングする１つのシリコンシートであり、シリコンシートの一面はマット面であり、シリコンシートの他面はシャイン面であり、前記シャイン面は前記接続部（６）及び前記アームレスト接触部（１１）を構成し、前記マット面は前記人体接触部（１２）を構成していることを特徴とする、
    請求項１に記載のシートアームレストパッド。

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