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JP3214289U - 装飾用カバー - Google Patents

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JP3214289U
JP3214289U JP2017004810U JP2017004810U JP3214289U JP 3214289 U JP3214289 U JP 3214289U JP 2017004810 U JP2017004810 U JP 2017004810U JP 2017004810 U JP2017004810 U JP 2017004810U JP 3214289 U JP3214289 U JP 3214289U
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美和 鈴木
美和 鈴木
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Abstract

【課題】装飾性を高めることができる装飾用カバーを提供する。【解決手段】対象物を包むための装飾用カバー1であって、和服地で形成され、対象物を包囲するよう設けられたカバー部20と、カバー部20を対象物に固定するための止め部30と、を備える。この装飾用カバー1において、止め部30は、結び中央から両側に拡がる羽根部31を有し、結び中央に締め紐40が付けられている。また、この装飾用カバー1において、カバー部20および止め部30は一枚の和服地から形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、装飾用カバーに関し、例えば花卉や造花の収容に適した容器などの対象物の外側を覆う装飾用カバーに関するものである。
花や造花などを収容する花器、花瓶は、器の開口から生花などを差し入れて所望の姿を造るために用いられる。花器は金属や陶磁器によって造られており、花生けに適した形状、柄、素材感のものが選択される。
特許文献1〜8には、花器などの容器に関する技術が開示される。例えば、特許文献1には、花卉を傷めることなく流通や販売を容易に行うことができ、併せて簡易的な花瓶にもなり、かつ、内部の酸素あるいは二酸化炭素濃度をコントロールできる花卉用包装具が開示される。
また、特許文献2には、花卉の植えられたフラワーポットをそのまま花瓶に入れることにより、花卉(花木)を「生け花」のように室内で鑑賞する花瓶が開示される。特許文献3には、水を花等の成育源とした花器に関して、光源を利用することにより審美性や装飾性を高めつつ、安価に提供できるものが開示される。
特許文献4には、径方向の大きさが異なる種々の花器に適合可能な簡単な構造の花器外装体が開示される。特許文献5には、誰にでも簡単確実に贈答用等の植木鉢の加飾包装を達成でき、鉢を摩擦固定して持ち上げても脱落せず、持ち運びにも最適な植木鉢加飾具が開示される。
特許文献6には、植木への水やりが簡単でデザインの豊富な鉢カバーが開示される。特許文献7には、花卉類の延命効果を促すことができ、安価でかつ扱い易い花卉用容器および花卉を傷めることなく流通や販売を容易に行うことができ、併せて花卉類の延命効果を促すことのできる簡易的な花瓶にもなる花卉用包装具が開示される。特許文献8には、従来の植木鉢に代わる機能を有し、かつ、初期コストを安く抑えることができ、なおかつ、コンパクトな状態で廃棄可能な植物販売または観賞用の装飾カバーが開示される。
実開平06−080689号公報 特開2003−174958号公報 特開2003−169735号公報 実用新案登録第3195911号公報 実用新案登録第3106548号公報 実用新案登録第3081134号公報 実開平06−079361号公報 実開平06−058769号公報
ここで、花器のような容器において、容器そのものに装飾を施すことは容器に収容する物を制限してしまう可能性がある。例えば、生け花の場合、生ける花や草木、生け方によってこれを引き立てるための花器を選択することになるが、絵柄や形状によって花器の選択範囲が狭められてしまうことになる。一方、無地などの素朴な容器は多用途に用いられるものの、無味になることから美感を高め難い。
本考案の目的は、対象物の装飾性を高めることができる装飾用カバーを提供することである。
本考案の一態様は、対象物を包むための装飾用カバーであって、和服地で形成され、対象物を包囲するよう設けられたカバー部と、カバー部を対象物に固定するための止め部と、を備える。このような構成によれば、和服地で形成されたカバー部によって対象物を包囲するため、対象物を和装の風合いに仕立てることができる。
上記装飾用カバーにおいて、止め部は、結び中央から両側に拡がる羽根部を有し、結び中央に締め紐が付けられていてもよい。これにより、対象物に帯締めしたような装飾性を与えることができる。
上記装飾用カバーにおいて、カバー部および止め部は一枚の和服地から形成されていてもよい。これにより、一枚の平面的な和服地から立体的なカバー部および止め部を形成することができる。
上記装飾用カバーにおいて、カバー部は、内部に対象物を収容する空間を構成するような保形性を有していてもよい。これにより、カバー部の内部の空間に収容する対象物を外圧から保護することができる。
上記装飾用カバーにおいて、カバー部の材料は、絹、麻、木綿、ウールおよび化学繊維よりなる群から選択された少なくとも1つを有していてもよい。これにより、材料の特質を生かしたカバー部を構成することができる。
本考案によれば、対象物の装飾性を高めることができる装飾用カバーを提供することが可能になる。
本実施形態に係る装飾用カバーを例示する模式斜視図である。 本実施形態に係る装飾用カバーを例示する模式断面図である。 本実施形態に係る装飾用カバーの適用例を示す図である。 (a)および(b)は、他の装飾用カバーの例を示す図である。 (a)および(b)は、他の適用例を示す図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る装飾用カバーを例示する模式斜視図である。
図2は、本実施形態に係る装飾用カバーを例示する模式断面図である。
本実施形態に係る装飾用カバー1は、対象物の一例である容器10を包むように設けられるカバーである。なお、本実施形態では対象物として胴部11および底部12を有する容器10を例として説明する。
装飾用カバー1は、容器10を包囲するように設けられたカバー部20と、カバー部20を容器10に固定するための止め部30とを備える。カバー部20は、容器10の胴部11および底部12を包むように設けられる。本実施形態では、カバー部20として和服地が用いられる。
ここで、本実施形態における和服地とは、和服(着物や帯)に用いられる生地のことを言う。和服地としては、縮緬、紬、お召、綸子、羽二重などの織り方で織られた着物(反物)の生地や、帯に用いられる生地が用いられる。カバー部20の材料としては、絹、麻、木綿、ウールおよび化学繊維(ポリエステルなど)よりなる群から選択された少なくとも1つを有していてもよい。これにより、材料の特質を生かした美感を得ることができる。
カバー部20が和服地で設けられていることで、対象物を和装の風合いに仕立てることができる。このため、容器10として素朴なもの(例えば、無地のものや、樹脂製、紙製など)を用いても装飾性を高めることができる。また、容器10に柄が入っていても、カバー部20によって覆うことで容器10の柄とは関係なく和装の風合いを得ることができる。
カバー部20に用いられる和服地は、容器10を包囲できる保形性(形状を保持できる性質)を有していることが好ましい。例えば、内側に容器10を収容できる空間を保持できる程度の厚さや硬さを備えた和服地を用いるとよい。つまり、カバー部20は単なる包装紙や風呂敷のような包みではなく、容器10を和装の風合いに仕立てることができる外装部材である。和服地には様々な織り方や独特の柄があるため、カバー部20として和服地を用いることで、容器10を和装の風合いにして、美感を高めることができる。
また、和服地によってカバー部20を形成することで、包囲する対象物である容器10を外圧から保護することができる。すなわち、カバー部20にある程度の保形性を持たせるためには所定の厚さや硬さが必要となる。このような保形性を有するカバー部20で容器10を包むことにより、外圧が加わっても容器10を守ることができる。したがって、例えば容器10を運搬する際に何らかの物がぶつかった場合でも、容器10の破損を防ぐことができる。さらには、和服地によるカバー部20で対象物を包むことで、和服地の持つ保温性および通気性を得ることができる。
対象物である容器10を包むカバー部20は、止め部30によって容器10に固定される。止め部30はカバー部20と同様な和服地によって形成されていてもよい。また、止め部30は、カバー部20と一体であってもよいし、別体であってもよい。
止め部30は、カバー部20と同じ一枚の和服地から形成されていてもよい。例えば、一枚の平面的な和服地を用いて容器10の胴部11および底部12を包み、和服地の端部(例えば角部)を結ぶことで止め部30を構成してもよい。これにより、一枚の平面的な和服地から立体的なカバー部20および止め部30を形成することができる。
また、止め部30をカバー部20と別体にした場合には、止め部30とカバー部20とで別な織り方や絵柄のコンビネーションを得ることができる。
止め部30は、結び中央から両側に拡がる羽根部31を有し、結び中央に締め紐40が付けられていてもよい。これにより、対象物である容器10に和装を施し、帯締めしたような装飾性を得ることができる。
図3は、本実施形態に係る装飾用カバーの適用例を示す図である。
図3に示す例では、花卉100を収容する容器(花瓶、花器)10を包むように本実施形態の装飾用カバー1が用いられる。装飾用カバー1を用いることで容器10に装飾性を持たせることができる。したがって、花瓶や花器としては素朴なものを用いてもよい。装飾用カバー1として和服地のカバー部20を用いることで、素朴な花瓶や花器やであっても和装の風合いに仕立てることができる。また、止め部30として羽根部31を設けることで、帯締めのような装飾性を持たせることができる。
図4(a)および(b)は、他の装飾用カバーの例を示す図である。
図4(a)には比較的小さな容器10を包む装飾用カバー1の例が示され、図4(b)には比較的大きな容器10を包む装飾用カバー1の例が示される。
これらのように、本実施形態に係る装飾用カバー1は、各種のサイズ、形状の容器10を包むように設けることができるとともに、和服地の素材感や柄を楽しむことができる。また、羽根部31の形や大きさも自由に設定することができ、容器10に収容するもの合った形態にすることが可能である。
図5(a)および(b)は、他の適用例を示す図である。
図5(a)には比較的小さな容器10に花卉を収容した例が示され、図5(b)には比較的大きな容器10に花卉を収容した例が示される。
花卉を収容する容器10を包むように本実施形態に係る装飾用カバー1を設けることで、花卉が和装しているかのような華やかさを演出することが可能となる。
なお、上記の適用例では容器10に花卉100を収容する例を示したが、生花を加工したものや造花であってもよい。また、装飾用カバー1のカバー部20や止め部30に芳香剤を染み込ませておき、香りを楽しめるようにしてもよい。これにより、鑑賞用とともにリラックス効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る装飾用カバー1によれば、カバーする対象物の装飾性を高めることができる。
なお、上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本考案はこれらの例に限定されるものではない。例えば、装飾用カバー1によって包む対象物として容器10を例としたが、容器10以外であってもよい。例えば、花束を対象物として、花束を包むように本実施形態の装飾用カバー1を取り付けるようにしてもよい。また、止め部30はカバー部20を容器10に止めるものであれば結び以外の構成であってもよい。また、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本考案の要旨を備えている限り、本考案の範囲に包含される。
本実施形態に係る装飾用カバー1は、ペン立てなど、各種の容器10を包む装飾用として利用可能である。また、建物の柱や看板のような構造物や、家具、電化製品を包むように本実施形態に係る装飾用カバー1を取り付けることも可能である。
1…装飾用カバー
10…容器
11…胴部
12…底部
20…カバー部
30…止め部
31…羽根部
40…締め紐
100…花卉

Claims (5)

  1. 対象物を包むための装飾用カバーであって、
    和服地で形成され、前記対象物を包囲するよう設けられたカバー部と、
    前記カバー部を前記対象物に固定するための止め部と、
    を備えた装飾用カバー。
  2. 前記止め部は、結び中央から両側に拡がる羽根部を有し、
    前記結び中央に締め紐が付けられた、請求項1記載の装飾用カバー。
  3. 前記カバー部および前記止め部は一枚の和服地から形成された、請求項1または2に記載の装飾用カバー。
  4. 前記カバー部は、内部に前記対象物を収容する空間を構成するような保形性を有する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の装飾用カバー。
  5. 前記カバー部の材料は、絹、麻、木綿、ウールおよび化学繊維よりなる群から選択された少なくとも1つを有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装飾用カバー。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7522988B1 (ja) 2023-08-10 2024-07-26 山崎 隆一 花立て

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