JP3213900B2 - カウンターにおけるフロントパネルの固定装置 - Google Patents
カウンターにおけるフロントパネルの固定装置Info
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Description
るカウンターのカウンター本体に対して、フロントパネ
ルを係合するようにしたフロントパネルの固定装置に関
する。
ーを何台か連設することにより、全体として所要幅に構
成される。従来、この単位幅のカウンターは、単位カウ
ンターとして完成されたもの、すなわち、フロントパネ
ルが一体的に固着され、カウンターの前面が塞がれてい
るものであった。一方、単位カウンターを連設する際に
は、隣り合うカウンターの隣接する脚板同士を挟み込む
ように、ボルトナットにより締結するのが普通である。
ー同士の連結の際には、作業員は、カウンターの天板の
下に潜り込んで、脚同士を連結しなければならず、この
連結作業が大変であるとともに、連結時における見えな
い所、すなわちフロントパネル側の天板面、及びカウン
ター前面の面合わせも困難であった。そこで、カウンタ
ー本体を前後面とも開口するものとし、このカウンター
本体に対してフロントパネルを着脱可能に装着すること
により、前記問題点は解消できる。しかし、ねじ等によ
ってフロントパネルを固定すると、カウンターの体裁を
損い、また、フロントパネル装着が困難となる。
ロントパネルがカウンター本体に確実に固定され、かつ
フロントパネルの着脱も容易なフロントパネルの固定装
置を提供することにある。
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右の脚板上に天板を結合してなるカウンター本
体を有するカウンターにおけるフロントパネルの固定装
置において、前記両脚板の前端面に前記フロントパネル
の背面部を係合することにより、前記カウンター本体の
前面に前記フロントパネルを架設支持するとともに、前
記天板の下面と前記フロントパネルの上面との間の上下
方向の間隙を塞ぐフロントパネルストッパを、前記カウ
ンター本体に対して着脱可能に係着したこと。
ルストッパの左右両側端部に丸い凹部を形成し、この凹
部の中に突起を形成する。
ロントパネルストッパの前面側下面に線状の突起を設
け、同じく後面下側に、点状の突起を設ける。
例を適用した店舗用の連設カウンターを示す。カウンタ
ー(A)の一方の端部に、カウンター(B)を連設してあ
る。カウンター(B)の次には、図示はしてないが、任意
所望の数の同様なカウンターが連設される。
と、このカウンター本体(1)の前面の側端部の上下部に
取り付けた連結金具(2)(3)と、これらの連結金具(2)
(3)のフロントパネル係止部(4)に係止させたフロント
パネル(5)とからなっている。
の側板(7)と上下部の梁部材(8)(9)を有するものであ
る。
曲げてなり、図3に示すように、平板部分(10)と、この
平板部分(10)の両側部から前面に張り出して直角に折り
曲げて形成されたフロントパネル係止部(4)と、両側部
から裏面に張り出して直角に折り曲げて形成された爪部
(12)と、上部から前面に張り出して直角に折り曲げて形
成された水平板部(13)とを有する。平板部分(10)には、
その両側部付近の下部に取付長孔(13)と、上部に開口(1
5)とを有する。水平板部(14)にも、その両側部付近に長
孔(14a)が形成されている。
ントパネル(5)を引っかけて係止し易いように斜截され
ている。爪部(12)の曲がり部分は鋭く直角に曲げるので
はなく、若干丸みをもたせて緩やかに曲げるのがよい。
に、フロントパネル係止部(4)、爪部(12)及び取付長孔
(13)を有するが、図3に示す水平板部(14)及び開口(15)
は欠除されている。
により連結した状態を、図2に示す。図2では、上部の
連結金具(2)のみを示しているが、下部の連結金具(3)
も同様に取り付けられることは明らかである。
(B)の脚板(7)の前面間に跨って配置される。この連結
金具(2)の取付長孔(13)に、締結部材すなわちボルト(1
6)を挿入し、このボルト(16)を、脚板(7)に穿設した取
付孔(18)にねじ込むことにより、両カウンター(A)(B)
を連結固定する。この時、両カウンター(A)(B)の面一
性は、両天板(6)の表面または裏面を視認することで容
易に確保されるが、連結金具(2)の水平板部(14)を天板
(6)の裏面に押し当て、その長孔(14a)を介して天板
(6)にボルト(17)を締結することにより、自然に確保さ
れることにもなる。
に取り付ける際、爪部(12)の根元に形成された丸い曲が
り部(12a)は、ボルト(16)の締め込みにより、平板部分
(10)が脚板(7)の前面に当接するまでに、両脚板(7)、
または両カウンター本体(1)、したがって両カウンター
(A)(B)を互いに引き寄せさせる。
ー(A)の端部(図1の右側)に連結金具(2)を取り付け
る状況を示す。この場合、連結金具(2)は、これがカウ
ンター本体(1)の脚板(7)から側部外方に突き出さない
ように、この側端部寄りの取付長孔(13)にボルト(16)を
挿入して、取付孔(18)にねじ込み、固定する。このよう
にしてフロントパネル係止部(4)が形成される。
けた後、図1に示すフロントパネル(5)を、連結金具の
フロントパネル係止部(4)に引っかけて取り付ける。こ
の取り付けた状態は、図9の断面図に明らかである。す
なわち、フロントパネル(5)の背面に形成した係合部(2
1)が、連結金具(2)のフロントパネル係止部(4)に引っ
かけられている。
ウンター本体(1)に係止されるのが、このままでは、フ
ロントパネル(5)に上方を向く力が働くと、外れ落ちる
可能性がある。そのため、図1に示すフロントパネルス
トッパ(20)が取り付けられる。
6及び図7に示す。すなわち、フロントパネルストッパ
(20)は、上面から見てコ字状をなす左右対称形のもの
で、その着脱時に変形可能な硬度の材質の材料、たとえ
ばプラッスチックの成型品とする。
浅い球面状の丸い凹所(22)を有し、この凹所(22)内の中
央には、突起(23)(図示のものでは3本の突起)が形成
されている。両側面から後面側に、外向きの爪部(23)が
突出している。また、図7に明らかなように、下面の前
面側には、線状突起(25)が形成されており、下面の後面
側すなわちコ字の曲がった先端には、点状突起(26)がひ
とつずつ形成されている。なお、符号(27)は、肉抜き部
である。
けると、このフロントパネル(5)と天板(6)の下面との
間には、上下方向の間隙が形成されることとなる。図8
に示すように、この隙間にフロントパネルストッパ(20)
を嵌め込み、その背面の外向きの爪部(24)を、隙間の存
在するカウンター本体(1)の梁部材(8)の開口(19)に差
し込んで係合させる。
パネル(5)の上面と接触しながら移動する。この接触
は、点接触であるため、フロントパネルストッパ(20)の
移動はスムーズである。最終的にはまりこむ時には、下
面の線状突起(25)が、フロントパネル(5)の上面と接触
するので、安定する。このようにしてフロントパネルス
トッパ(20)が装着されると、フロントパネル(5)は、浮
き上がることができないので、外れることはない。
フロントパネルストッパ(20)の側面に設けた突起(23)付
きの凹所(22)に指を当てて押し、ストッパの側面を撓ま
せて、手前に引き寄せることにより、片側の爪部(24)を
開口(19)から脱離させる。このようにして片側を外した
フロントパネルストッパ(20)を持って、もうひとつの爪
部(24)を、係合していた開口(19)から外し、フロントパ
ネルストッパ(20)を引き出す。この構成によれば、連設
したカウンターにおいて、フロントパネルストッパ(20)
が2個隣り合って並んでいても、片側からの操作により
簡単に着脱可能である。
パを係合させることにより、天板の下面とフロントパネ
ルの上面との間の隙間空間が塞がれ、フロントパネルは
脱落不能に固定される。この時、フロントパネルストッ
パは、目地すなわち天板の下面とフロントパネルの上面
との隙間を所定の間隔に維持するとともに、フロントパ
ネルのがたつきを防止する作用も果たしている。また、
フロントパネルの着脱時にドライバー等の工具が不要の
ため、容易にフロントパネルを着脱できる。
ネルストッパの左右両側端部に丸い凹部を形成し、この
凹部の中に突起を形成すると、これらが手掛かりとな
り、触感により押す位置の認識をなし、さらには、フロ
ントパネルストッパを着脱する時の指先との摩擦抵抗を
増やすことができる。
ネルストッパの前面側下面には線状の突起を設け、同じ
く後面下側に点状の突起を設けてあると、着脱時に、フ
ロントパネルストッパの移動をスムーズにし、かつ装着
時には、フロントパネルストッパとフロントパネルの上
面との接触抵抗を増して、装着を安定化させることがで
きる。
斜視図である。
分の上部を前面から見上げて示す部分斜視図である。
視図である。
視図である。
金具取付部分の上部を前面から見上げて示す部分斜視図
である。
大斜視図である。
大斜視図である。
カウンターの部分斜視図である。
る図8のIX-IX線に沿う断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 左右の脚板上に天板を結合してなるカウ
ンター本体を有するカウンターにおけるフロントパネル
の固定装置において、 前記両脚板の前端面に前記フロントパネルの背面部を係
合することにより、前記カウンター本体の前面に前記フ
ロントパネルを架設支持するとともに、前記天板の下面
と前記フロントパネルの上面との間の上下方向の間隙を
塞ぐフロントパネルストッパを、前記カウンター本体に
対して着脱可能に係着したことを特徴とするフロントパ
ネルの固定装置。 - 【請求項2】 フロントパネルストッパの左右両側端部
に丸い凹部を形成し、この凹部の中に、突起を形成した
ことを特徴とする請求項1記載のフロントパネルの固定
装置。 - 【請求項3】 フロントパネルストッパの前面側下面に
線状の突起をが設け、同じく後面下側に、点状の突起を
設けたことを特徴とする請求項1または2記載のフロン
トパネルの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29517095A JP3213900B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | カウンターにおけるフロントパネルの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29517095A JP3213900B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | カウンターにおけるフロントパネルの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09135761A JPH09135761A (ja) | 1997-05-27 |
JP3213900B2 true JP3213900B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17817145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29517095A Expired - Fee Related JP3213900B2 (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | カウンターにおけるフロントパネルの固定装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3213900B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP29517095A patent/JP3213900B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09135761A (ja) | 1997-05-27 |
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