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JP3213065U - マスクホルダー - Google Patents

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JP3213065U
JP3213065U JP2017003133U JP2017003133U JP3213065U JP 3213065 U JP3213065 U JP 3213065U JP 2017003133 U JP2017003133 U JP 2017003133U JP 2017003133 U JP2017003133 U JP 2017003133U JP 3213065 U JP3213065 U JP 3213065U
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靖 野崎
靖 野崎
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株式会社ポリ・スタジオ
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Abstract

【課題】マスクを長時間装着しても耳が痛くならず、マスクの脱着を簡便かつ衛生的に行えるマスクホルダーを提供する。【解決手段】人の鼻や口の呼吸部位を覆う通気性を有する被覆本体Bと、被覆本体Bの相対する側部に設けたゴム紐Cにより使用者の耳に掛けることが可能なマスクAにおいて、被覆本体Bとゴム紐Cを係止可能なフレーム10を備え、フレーム10の弾性力により、フレーム10がマスク使用者の顔面を挟むことで、顔面に装着可能としたものである。【選択図】図6

Description

本考案は、ゴム紐を耳に掛けることなくマスクの被覆本体を顔面に装着可能にするマスク用の保持具に関し、詳しくは、人の鼻や呼吸部位を覆う通気性を有する被覆本体と、前記被覆本体の相対する側部に設けたゴム紐等の弾性部材により、使用者の耳に掛けることが可能な紐とからなるマスクを保持・固定するマスクホルダーに関するものである。
従来、防塵・防臭・病気感染予防・花粉症対策等の目的で広くマスクが用いられている。そして、この種のマスクのうち多くが、両側にゴム紐などの弾性のある紐を耳に掛けて装着するタイプのものである。
この形態のマスクは、脱着が容易であり、取り付け状態も安定しているので広く普及しているが、長時間装着していると耳に痛みが生ずることが問題となっており、様々な対策が施されてきた。
例えば、特許文献1(特開2013−252339号)に示すような、マスクのゴム紐を首の後部で係止する部材を用いた技術がある。しかしながら、この技術では、使用者が水を飲む場合など、一時的にマスクを取り外す際には、前記係止部材を取り外すか、マスクの被覆本体を直接掴んで下方へずらすかになる。
前記係止部材を取り外し、再度マスクをするときに前記係止部材を取り付けるのは煩雑であり、また、マスクの被覆本体を直接掴むのは、マスクの被覆本体に付着した細菌等に手が触れるため不衛生である。
別の技術として、特許文献2(実登3136570号)に示すような、眼鏡フレームにマスクのゴム紐を取り付ける部材を用いたものがある。ただ、この技術は眼鏡を装着している人に限定され、また、マスクの取り付け、取り外しの際には上記特許文献1と同様の課題が生じる。
特開2013−252339号公報 実登3136570号公報
本考案は、前述のゴム紐等を耳に掛けて装着するタイプのマスクを長時間装着しても耳が痛くならず、マスクの脱着を簡便かつ衛生的に行えるマスクホルダーを提供しようとするものである。
本考案は、ゴム紐を耳に掛けることなく被覆本体を顔面に装着可能にするマスク用のホルダーであって、閉塞側の前方保持部と、開口側の側面保持部と、により構成される略U字形状に湾曲したフレームから成り、該フレームは前記前方保持部と前記側面保持部とを着脱可能とする中継手段により接続して全体が略U字形状に湾曲して構成され、外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、前記前方保持部は顔の前面に接触して前記フレームの前方側を保持し、前記側面保持部は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレームの弾性特性により顔を挟持し、該フレームの耳側の端部近傍には前記ゴム紐を係止する係止部が設けられ、該係止部は前記マスクの前記被覆本体から前記ゴム紐を前記フレームに沿って耳の下方へ案内し、前記ゴム紐は前記係止部を介して前記被覆本体を前記フレームに引き付け、使用者の耳に前記ゴム紐の張力を働かせることなく前記マスクを顔面に装着可能とする構成を採用する。
また、本考案は、前記中継手段に長さ調整機構を備え、該長さ調整機構が前記前方保持部と前記側面保持部の何れかの軸状外周を他方に設けた挿通穴に嵌合状態で挿通し、摺動させることによって長さを調整する構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記中継手段に長さ調整機構を備え、該長さ調整機構が前記前方保持部と前記側面保持部の双方を嵌合状態で挿通して保持する中空の中継部材を用い、該中継部材の中空部を摺動させることによって長さを調整する構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記長さ調整機構が、前記嵌合状態で挿通する側の外周に設けた突出部と、挿通される側又は中継部材に設けられるスリットに連続して配置される凹凸部との関係により段階的に長さを調整可能とする構成を採用することもできる。
また、本考案は、ゴム紐を耳に掛けることなく被覆本体を顔面に装着可能にするマスク用のホルダーであって、閉塞側の前方保持部と、開口側の側面保持部と、により構成される略U字形状に湾曲したフレームから成り、該フレームには、前記被覆本体を前記フレームからずれないようにするための本体掛止部材を少なくとも1以上備え、外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、前記前方保持部は顔の前面に接触して前記フレームの前方側を保持し、前記側面保持部は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレームの弾性特性により顔を挟持し、該フレームの耳側の端部近傍には前記ゴム紐を係止する係止部が設けられ、該係止部は前記マスクの前記被覆本体から前記ゴム紐を前記フレームに沿って耳の下方へ案内し、前記ゴム紐は前記係止部を介して前記被覆本体を前記フレームに引き付け、使用者の耳に前記ゴム紐の張力を働かせることなく前記マスクを顔面に装着可能とする構成を採用することもできる。
また、本考案は、ゴム紐を耳に掛けることなく被覆本体を顔面に装着可能にするマスク用のホルダーであって、閉塞側の前方保持部と、開口側の側面保持部と、により構成される略U字形状に湾曲したフレームから成り、該フレームには、前記ゴム紐の長さを調節するための紐掛止部材を少なくとも1以上備え、外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、前記前方保持部は顔の前面に接触して前記フレームの前方側を保持し、前記側面保持部は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレームの弾性特性により顔を挟持し、該フレームの耳側の端部近傍には前記ゴム紐を係止する係止部が設けられ、該係止部は前記マスクの前記被覆本体から前記ゴム紐を前記フレームに沿って耳の下方へ案内し、前記ゴム紐は前記係止部を介して前記被覆本体を前記フレームに引き付け、使用者の耳に前記ゴム紐の張力を働かせることなく前記マスクを顔面に装着可能とする構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記中継手段、前記本体掛止部材、前記紐掛止部材の内、少なくとも2つ以上備えている構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記前方保持部の顔と接触する位置が上唇口と鼻孔との間である構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記前方保持部の顔と接触する位置が鼻の頂部近傍であって、耳の後方から押し当てる後方保持部を備えた構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記フレームに接続部材を有し、該接続部材によって前部フレームと後部フレームとを折り曲げ可能とした構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記フレームと顔面に生じる隙間を塞ぐための形状と弾性特性を有する隙間吸収部材を備えた構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記フレームの耳側端部に脱着可能な耳当て部材が設けられ、該耳当て部材は弾性力によって耳の後方から前方に向かって押圧する構成を採用することもできる。
また、本考案は、前記耳当て部材及び前記隙間吸収部材の何れか又は双方がシリコンゴムを素材とし、顔と接触する部分に用いられる隙間を埋める部材には薄膜状のシリコンを用いる構成を採用することもできる。
また、本考案は、マスク使用者の顔の輪郭を型取りし、前記フレームを該型取りした型に即した形状に形成させた構成を採用することもできる。
本考案に係るマスクホルダーによれば、ゴム紐を前記フレームに係止するため、マスクの支えを耳ですることがないので、耳に負担がかかることがなく、マスクを長時間装着していても使用者は耳が痛くならない。
また、本考案に係るマスクホルダーによれば、前記フレームを介して使用者はマスクを装着しているので、一時的にマスク脱着の必要が生じた際に、フレームをもって脱着動作が可能であるため、使用者がマスクを直接触れる必要がなく衛生的である。
また、本考案に係るマスクホルダーによれば、前記フレームは顔面を挟む構造となっているため、前記フレームを前後方向、もしくは上下方向へ移動させるだけで使用者がマスクの脱着が可能なので簡便である。
また、本考案に係るマスクホルダーによれば、前記フレームをマスク使用者の耳の近傍の後部から下部にかけて、及び、鼻の頂点部から上部に接触させることによって、使用者が本考案に係るマスクホルダーを装着中に首を上下左右に動かしても、前記フレームの使用者の顔面に対する相対移動が少なくなり、マスクが位置ずれしにくくなり、使用者が眼鏡を装着していても前記フレームが邪魔にならない。
また、本考案に係るマスクホルダーによれば、前記フレームが複数部材に分割され、接続部材により分割された複数部材が相対移動可能なまま一体とすることで、前記フレームの折り畳みが可能となり、マスクの装着が不要な際の持ち運びが容易になる。
また、本考案に係るマスクホルダーによれば、マスク使用者がマスクを顔面に装着した際に生じる、被覆本体と顔面の隙間を塞ぐことが可能な、前記フレームより柔らかい素材で作られた部材を取り付けることを可能とすることで、使用者が眼鏡を装着している場合でも、眼鏡のレンズが曇ることが少なくなる。
本考案に係るマスクホルダーの実施例1を説明する斜視図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例1を説明するマスク取り付け状態説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例1を説明するマスク装着状態説明図である。(被覆本体は透視) 本考案に係るマスクホルダーの実施例1を説明するマスク装着状態説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例2を説明する斜視図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例2を説明するマスク装着状態説明図である。(被覆本体は透視) 本考案に係るマスクホルダーの実施例2を説明するマスク装着状態説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの係止部の形状例を示す拡大図である。 本考案に係るマスクホルダーの係止部の形状例を示す拡大図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例3を説明する折り畳み状態説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例4を説明する装着状態説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例4における隙間吸収部材取り付け部の断面図である。(図11の断面A−A) 本考案に係るマスクホルダーの実施例5を説明する実施例説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例6を説明する実施例説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例7を説明する実施例説明図である。 本考案に係るマスクホルダーの実施例8を説明する実施例説明図である。
本考案に係るマスクホルダー1は、使用者の耳にマスクAのゴム紐Cの張力を働かせることなくマスクAを顔面に装着可能とすることを最大の特徴とする。なお、本実施例に示されるマスクホルダー1の全体形状及び各部の形状は、下記に述べる実施例に限定さるものではなく、本考案の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を奏する形状及び寸法の範囲内で変更することができるものである。
(実施例1)
本考案に係るマスクホルダー1の実施例1について、図面を参照して説明する。
図1に示されるように、本考案に係るマスクホルダー1のフレーム10は、ワイヤー状の部材を上方から見てU字状に形成したものであり、その両端部近傍にマスクAのゴム紐Cを引っかけるための係止部11が設けられている。このように形成されたフレーム10の左右両側の側面保持部12の距離は、使用者の顔面の幅より狭く形成されている。
図2は本考案に係るマスクホルダー1にマスクAを取り付けた状態の図である。マスクAの被覆本体Bをフレーム10の前方保持部13aに接触させた状態で、左右両側のゴム紐Cを係止部11に引っかけることにより、マスクAはフレーム10に取り付けられる。
図3はマスクAを取り付けた本考案に係るマスクホルダー1を使用者の顔面に装着した図である。本考案に係るマスクホルダー1を顔面に装着する際に、左右両側の側面保持部12の距離を広げることによりフレーム10に弾性力が発生し、その弾性力によってフレーム10が顔面に固定される。
上記のようなマスクホルダー1の構造及び使用方法により、マスクA使用者はゴム紐Cを耳に掛ける必要がなくなるため、マスクAを長時間使用しても耳に痛みを感じることはなくなる。また、図4に示されるように、水を飲むときや電話で話をするときなど、一時的にマスクAを取り外したいときには、フレーム10を指で掴んで下方へずらせば良く、フレーム10の弾性力によりマスクAは顔面に取り付けられたままの状態になるので、マスクAの脱着が簡便であり、かつ、マスクAの被覆本体Bを手で直接触れることがないため衛生的である。
フレーム10は、外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用いて全体が構成され、具体的には、一般的工業用プラスチックが考えられ、特にポリアミド系若しくはナイロン系樹脂などが好適である。但し、断面形状等によって弾性特性が変化するため、これらの素材に限定されることなく、形状等に応じて適宜選択すればよい。
フレーム10の全体の構成は、閉塞側の前方保持部13と開口側の側面保持部12を備える形状に湾曲して形成され、前方保持部13は顔の前面に接触してフレーム10の前方側を保持し、側面保持部12は左右の耳の下部近傍に接触してフレーム10の弾性特性によって顔を挟持する。また、フレーム10の耳側の端部近傍には前記ゴム紐Cを係止する係止部11が設けられ、係止部11はマスクAの被覆本体Bからゴム紐Cをフレーム10に沿って耳の下方へ案内する。
フレーム10の断面形状は円形や長方形などどのようなものでも、適正な弾性力が発生させられるものであれば良い。適正な弾性力とは、使用者が装着時に痛みを感じず、かつ、フレーム10が顔面に固定されるような力の程度である。また、左右の側面保持部12の距離の設定も弾性力に影響を及ぼす。このフレーム10の断面形状、及び、側面保持部12の距離の設定により、フレーム10の材質はプラスチックでも金属でも、あるいはフレーム10を分割してその両者の材質でも適用可能である。
係止部11と前方保持部13aの距離は、多くの市販のマスクAにおいて、ゴム紐Cが弾性力を発生させることが可能な長さに設定することが望ましい。また、フレーム10の形状は、マスクAの被覆本体Bと顔面の間の隙間が小さくなるように設定することが望ましい。
(実施例2)
ついで、本考案に係るマスクホルダー1がより安定して顔面に固定されやすい実施例2について説明する。
図5に示すように、図1のマスクホルダー1に対して、フレーム10の両端に係止部11と一体になった円弧形状の後方保持部14と、山型の突起形状の前方保持部13bが追加されている。図6は実施例2のマスクホルダー1を顔面に装着した図である。後方保持部14は耳の裏側の付け根あたりで、側面保持部12は耳の下部近傍で、前方保持部13bは鼻の頂点部から上部でそれぞれ接触している。これらの接触位置は首を上下左右に動かしたり、声を出すためやガムを噛むために顎を動かしたりしても、各々の相対位置が変化しにくい部位であり、また、鼻の頂点部から上部に掛かることで下方へのずれが生じにくくなるため、マスクA及びフレーム10の位置が安定する。
なお、マスクAの使用者の顔の輪郭はそれぞれ形状等が異なるため、前方保持部13と側面保持部12とから構成されるフレーム10の湾曲形状を、マスクA使用者の顔の輪郭から型取りして成形する手段を採用することも、顔とフレーム10との隙間を極力小さくすることができる点で有効である。
また、後方保持部14と係止部11を円弧形状にし、後方保持部14と前方保持部13bの距離を使用者の鼻と耳の裏までの距離よりも短く設定することで、後方保持部14に弾性力が発生し、側面保持部12における挟み込む力のみならず、後方保持部14と前方保持部13bの間にも挟み込む力が発生するので、より安定したフレーム10の固定が可能である。さらに、係止部11が円弧形状の部位に位置しているので、ゴム紐Cの弾性力も後方保持部14と前方保持部13bの間の挟み込む力として利用可能である。
実施例2においては円弧形状としているが、弾性力が発生させることが可能であれば円弧形状に限らなくてもよい。また、後方支持部及び係止部11を別部材として設け、フレーム10と相対移動可能とし、ゴム紐Cの弾性力のみで後方保持部14と前方保持部13bの間を挟み込む力として利用してもよい。
図7に示すように、フレーム10と顔面の接触部位を耳の後部から下部にかけてとすることで、眼鏡を着用しても本考案に係るマスクホルダー1の装着が可能である。また、イヤホンを装着したままでも、本考案に係るマスクホルダー1を前後方向へ移動させることにより脱着可能である。
図8及び図9は係止部11の形状例を示す。図8のように枝状に分岐させて突起を設けたものや、図9のように円弧形状部に溝を設けるのが、製造上も簡便であり望ましい。
円弧形状部の断面形状は、フレーム10の円弧形状部以外のものと同等とすると弾性力が過剰となるため、断面形状を変化させて断面係数を下げることが望ましい。
なお、図面には示していないが、実施例1の応用例として、例えば、前方保持部13aの顔と接触する位置が上唇口と鼻孔との間であって、耳の後方から押し当てる後方保持部14を備えた構成とすることも有効である。同様に、図面に示していない他の応用例として、前方保持部13bの顔と接触する位置が鼻の頂部近傍であって、側面保持部12は左右の耳の下部近傍に接触してフレーム10の弾性特性により顔を挟持する構成とすることも有効である。
(実施例3)
ついで、本考案に係るマスクホルダー1を持ち運びが容易になる実施例3について説明する。
図10に示すように、前部フレーム10aと後部フレーム10bに分割し、それぞれの両端部に円筒形状を設け、その円筒形状の穴部に例えばビスのような接続部材15で結合することで折り畳みが可能となり、持ち運びが容易になる。
この接合部の位置は、実施例3のマスクホルダー1にマスクAを取り付けた際に、被覆本体Bに隠れるような位置に設定するのが意匠の観点から望ましい。
(実施例4)
ついで、眼鏡使用者のレンズの曇りを低減させるための実施例4について説明する。
実施例1〜3においては、マスクAの被覆本体Bと顔面の間にフレーム10が存在するため、使用者の顔面輪郭とフレーム10の形状によっては被覆本体Bと顔面の間の隙間が大きくなる可能性がある。そのような状況に加え、使用者が眼鏡を着用していた場合には、レンズが曇りやすくなる恐れがある。
図11に示されるような隙間吸収部材20は、図12に示されるような薄い壁面形状21と、取り付け溝22を有し、取り付け溝22に合致するようにフレーム10の断面形状は設定されている。隙間吸収部材20はフレーム10よりも柔らかい素材で作られている。実施例4のマスクホルダー1とマスクAが顔面に装着されたとき、壁面形状21が顔面とマスクAの被覆本体Bに接触し、顔面と被覆本体Bの隙間を埋めることで、使用者の呼気が顔面と被覆本体Bの隙間から漏れることが少なくなり、眼鏡着用者のレンズの曇りが低減される。
隙間部材20の素材はシリコンゴム等の柔らかいものを選定し、壁面形状21を適用する製造技術で可能な範囲で薄く設定することが、顔面及び被覆本体Bへの密着性を上げることになり、隙間吸収部材20と顔面との接触による使用者への刺激も少なくなるので望ましい。なお、係る素材はシリコンゴムに限定されるものではなく、ウレタンゴムやエラストマーなど、他の弾性素材を除く趣旨ではなく、顔とフレーム10との隙間に対応して変形し、密閉性を担保できる素材であれば、これらを利用することもできる。
また、本考案に係る実施例4のように、隙間吸収部材20をフレーム10から取り外し可能な構成とすることで、長期使用後に劣化した場合でも隙間吸収部材20のみの交換が可能である。
フレーム10の断面形状幅は、取り付け溝22の幅よりもわずかに大きくすることが、隙間吸収部材20の取り付け位置安定性の観点から望ましい。
本考案は、上記した実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能である。
(実施例5)
次に、耳当て部材23を脱着自在に備える実施例5について説明する。
図13は、本考案に係るマスクホルダー1の実施例5について説明する実施例説明図である。
耳当て部材23は、フレーム10の耳側端部に脱着自在に備えられ、クッション性に富む可とう性と復帰する弾性を有する素材によって形成し、耳の後方から前方へ向かって係る弾性によって耳当て部材23を耳に押し付ける作用を発揮させる部材である。係る耳当て部材23の存在により、フレーム10を顔に保持させる保持力と、該保持力の安定化を図ることが可能となる。また、前記素材の選択には、フレーム10に用いられる素材と比較して柔らかいことが必要である。特に耳は皮膚が薄く、本考案に要部ともいえるゴム紐Cを耳にかけない構成を採用した利点を損なわないようにする必要もある。従って、少なくともフレーム10の素材より柔らかいものを利用することとなる。具体的には、壁面形状21に使用する素材と同質であればよい。このような性質の素材にはシリコンゴムが有効であるが、係る素材はシリコンゴムに限定されるものではなく、ウレタンゴムやエラストマーなど、他の弾性素材を除く趣旨ではなく、耳への押圧によって、耳に痛みを生じさせない柔らかさを有する素材であれば良い。
但し、素材という要素ではなく、形状という要素に着目し、形状によって前記の問題を解決することも可能である。例えば、図9に示したように、フレーム10に空洞部分を設け、断面積を小さくするなどの、簡易的な方法でもよい。但し、係る態様を採用した場合、耐久性が低下するといった問題も生じるため、断面形状並びに断面積については耐久性や保持力等様々な諸条件に適合するよう設計する。具体的には、図9に示したように割部を設けて断面積を小さくすることで対応することも有効である。
なお、耳当て部材23には原則として係止部11を持たせない構成とする。耳当て部材23は、上記の通り変形し易い素材を用いるため、係止部11がやわらかいと外れ易くなるという問題が発生してしまう。但し、耳当て部材23に係止部11を持たせる構成であっても、係止部11がフレーム10の端部に嵌合されることによって全体的に覆われて変形しにくい状態を作り、係る状態の突起にゴム紐Cを係止することで、十分な強さと変化させる構成も有効であり、接合部において接合のための突起等を嵌合等によって嵌着した嵌合突起を係止部11として利用することも考えられる。そして、係止部11に係止されたゴム紐Cを案内する案内溝などを備えればなお良好な構成となる。
さらに、本考案に係るマスクホルダー1は、収納等を考慮して各構成がごとに分解可能とすることが望ましく、前記嵌合等を繰り返すと磨耗し易くなるため、硬さの異なる組み合わせとすることが有効である。耳当て部材23も同様に、長期使用後に劣化した場合でも耳当て部材23のみの交換が可能である。
(実施例6)
次に、マスクAと顔の間に隙間が出来ない構成とするための実施例6について説明する。
図14は、本考案に係るマスクホルダー1の実施例6を説明する実施例説明図であり、図14(a)は、前方保持部13の略中心近傍に本体掛止部材18を備えた状態を示し、図14(b)は、前方保持部13の側部に本体掛止部材18を備えた状態を示し、図14(c)は、前方保持部13の側部に可動式の本体掛止部材18を備えた状態を示し、図14(d)は、本体掛止部材18を備えたフレーム10にマスクAを掛止した状態を示している。
本体掛止部材18は、クリップ状の挟持構造を備えて、マスクAと顔の間に隙間が出来ないようにマスクAを掛止する部材であり、前方保持部13の略中心近傍、又は前方保持部13の側部、若しくは双方に設けられ、素材の弾性力を用いてマスクAの被服本体Bを、フレーム10を介し挟み込んで保持する隙間と弾性を備える構造であればよく、図14に示した形状に限定されるものではない。また、図14(c)に示すように、前方保持部13の側部に可動式の本体掛止部材18をフレーム10に対して回動自在に備え、被覆本体Bの裾を内側に寄せながら挟み込むことで、マスクAと顔の間に隙間が出来ない構成とすることも有効である。
(実施例7)
次に、ゴム紐Cをフレーム10に巻き付けて長さを調整する実施例7について説明する。
図15は、本考案に係るマスクホルダー1の実施例7を説明する実施例説明図であり、図15(a)は、側面保持部12に紐掛止部材19を備えた状態を示し、図15(b)は、紐掛止部材19を備えたフレーム10にゴム紐Cを掛止した状態を示している。
紐掛止部材19は、フレーム10に突出した部分にゴム紐Cを掛止する部材であり、図15では、T字型に突出した紐掛止部材19が一体に構成されているように示しているが、一体型に限定されるものではなく、後付け可能な構成としてもよい。即ち、紐掛止部材19は、マスクAが備えるゴム紐Cの張力が被覆本体Bをフレーム10にひきつけるための構成とすればよい。また、紐掛止部材19を使用すれば、ゴム紐Cが長いマスクAでも、巻き付け階数を増やすことでゴム紐Cがたるまないように調整することも可能となり、マスクAがフレーム10からずれにくくなるという効果も発揮するものである。
(実施例8)
次に、マスクホルダー1のサイズ調整を簡単に行ための実施例8について説明する。
図16は、本考案に係るマスクホルダー1の実施例8を説明する実施例説明図であり、図16(a)は、フレーム10において、前方保持部13と側面保持部12とを分割構造とした構成における中継手段30に用いられる中継部材31によって、一体を成した状態を示し、図16(b)は、前方保持部13と側面保持部12の一方を挿通軸とし、他方を軸受け穴を有する構成とする中継手段30を示している。なお、図面では、前方保持部13側を挿通軸とし、側面保持部12を軸受け穴を有する構成として示したが、逆の構成であってもよい。
中継手段30は、側面保持部12と前方保持部13を分割することにより小さく収納可能とした場合に、これらを容易に中継して一体化する手段として、嵌合によることが最もシンプルであり、加工負担も少なくすることが可能となる点で、有利な手段といえる。係る嵌合による結合による中継手段を採用すれば、中継する軸と軸穴との関係において、長さを調整することが可能な長さ調整機構32を備えることが容易となる。
中継部材31は、長さ調整機構32において、13と12を同径とした場合の双方の軸部を挿通させる中継部材31とする、図16(a)に示した構成と、双方のうち一方に他方を挿通させる穴部を設ける中継部材31とする、図16(b)に示した構成が考えられ、何れも寸法公差を考慮した軸と軸穴との嵌め合いによって、長さを調整した状態で中継して保持するものである。
長さ調整機構32は、図16(a)に示すように、嵌め合いによる軸と軸穴の関係により、摺動させて長さを調整する構成とすることが簡易な手段といえる。また、図16(b)に示す中継手段30のように、一方の軸部に対して他方に軸受け穴を備え、摺動させて長さを調整する構成とすることも有効であり、何れの構成とした場合でも摺動による調整の容易さと、保持力との関係で、素材の摩擦抵抗や弾性特性等を考慮して適切な寸法公差による嵌合状態とすることが必要である。
別の長さ調整機構32として、図16(b)に示すように、挿通される軸穴を有する側の一部にスリット33を設け、更に該スリット33には凹凸部35を備え、挿通する軸の一部に突出部34を設け、係る突出部34がスリット33を摺動する際に、凹凸部35によって段階的に位置決めを可能とする長さ調整機能を備えることも有効である。
本考案に係るマスクホルダーは、市販の紐を有するマスクの途を拡張し、使用者の不快を感じることを軽減させることができ、製造業、医業、農業など、幅広い分野に適用し、その効果を発揮できる可能性があり、産業上の利用可能性は高いものといえる。
1 マスクホルダー
10 フレーム
10a 前部フレーム
10b 後部フレーム
11 係止部
12 側面保持部
13 前方保持部
13a 前方保持部
13b 前方保持部
14 後方保持部
15 接続部材
18 本体掛止部材
19 紐掛止部材
20 隙間吸収部材
21 壁面形状
22 取り付け溝
23 耳当て部材
30 中継手段
31 中継部材
32 長さ調整機構
33 スリット
34 突出部
35 凹凸部
A マスク
B 被覆本体
C ゴム紐

Claims (14)

  1. ゴム紐(C)を耳に掛けることなく被覆本体(B)を顔面に装着可能にするマスク(A)用のホルダーであって、
    閉塞側の前方保持部(13)と、
    開口側の側面保持部(12)と、
    により構成される略U字形状に湾曲したフレーム(10)から成り、
    該フレーム(10)は前記前方保持部(13)と前記側面保持部(12)とを着脱可能とする中継手段(30)により接続して全体が略U字形状に湾曲して構成され、
    外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、
    前記前方保持部(13)は顔の前面に接触して前記フレーム(10)の前方側を保持し、
    前記側面保持部(12)は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレーム(10)の弾性特性により顔を挟持し、
    該フレーム(10)の耳側の端部近傍には前記ゴム紐(C)を係止する係止部(11)が設けられ、
    該係止部(11)は前記マスク(A)の前記被覆本体(B)から前記ゴム紐(C)を前記フレーム(10)に沿って耳の下方へ案内し、
    前記ゴム紐(C)は前記係止部(11)を介して前記被覆本体(B)を前記フレーム(10)に引き付け、
    使用者の耳に前記ゴム紐(C)の張力を働かせることなく前記マスク(A)を顔面に装着可能にしたことを特徴とするマスクホルダー(1)。
  2. 前記中継手段(30)に長さ調整機構(32)を備え、
    該長さ調整機構(32)が前記前方保持部(13)と前記側面保持部(12)の何れかの軸状外周を他方に設けた挿通穴に嵌合状態で挿通し、摺動させることによって長さを調整する構成であることを特徴とする請求項1に記載のマスクホルダー(1)。
  3. 前記中継手段(30)に長さ調整機構(32)を備え、
    該長さ調整機構(32)が前記前方保持部(13)と前記側面保持部(12)の双方を嵌合状態で挿通して保持する中空の中継部材(31)を用い、
    該中継部材(31)の中空部を摺動させることによって長さを調整する構成であることを特徴とする請求項1に記載のマスクホルダー(1)。
  4. 前記長さ調整機構(32)が、前記嵌合状態で挿通する側の外周に設けた突出部(34)と、
    挿通される側又は中継部材(31)に設けられるスリット(33)に連続して配置される凹凸部(35)との関係により段階的に長さを調整可能としたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマスクホルダー(1)。
  5. ゴム紐(C)を耳に掛けることなく被覆本体(B)を顔面に装着可能にするマスク(A)用のホルダーであって、
    閉塞側の前方保持部(13)と、
    開口側の側面保持部(12)と、
    により構成される略U字形状に湾曲したフレーム(10)から成り、
    該フレーム(10)には、前記被覆本体(B)を前記フレーム(10)からずれないようにするための本体掛止部材(18)を少なくとも1以上備え、
    外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、
    前記前方保持部(13)は顔の前面に接触して前記フレーム(10)の前方側を保持し、
    前記側面保持部(12)は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレーム(10)の弾性特性により顔を挟持し、
    該フレーム(10)の耳側の端部近傍には前記ゴム紐(C)を係止する係止部(11)が設けられ、
    該係止部(11)は前記マスク(A)の前記被覆本体(B)から前記ゴム紐(C)を前記フレーム(10)に沿って耳の下方へ案内し、
    前記ゴム紐(C)は前記係止部(11)を介して前記被覆本体(B)を前記フレーム(10)に引き付け、
    使用者の耳に前記ゴム紐(C)の張力を働かせることなく前記マスク(A)を顔面に装着可能にしたことを特徴とするマスクホルダー(1)。
  6. ゴム紐(C)を耳に掛けることなく被覆本体(B)を顔面に装着可能にするマスク(A)用のホルダーであって、
    閉塞側の前方保持部(13)と、
    開口側の側面保持部(12)と、
    により構成される略U字形状に湾曲したフレーム(10)から成り、
    該フレーム(10)には、前記ゴム紐(C)の長さを調節するための紐掛止部材(19)を少なくとも1以上備え、
    外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用い、
    前記前方保持部(13)は顔の前面に接触して前記フレーム(10)の前方側を保持し、
    前記側面保持部(12)は左右の耳の下部近傍に接触して前記フレーム(10)の弾性特性により顔を挟持し、
    該フレーム(10)の耳側の端部近傍には前記ゴム紐(C)を係止する係止部(11)が設けられ、
    該係止部(11)は前記マスク(A)の前記被覆本体(B)から前記ゴム紐(C)を前記フレーム(10)に沿って耳の下方へ案内し、
    前記ゴム紐(C)は前記係止部(11)を介して前記被覆本体(B)を前記フレーム(10)に引き付け、
    使用者の耳に前記ゴム紐(C)の張力を働かせることなく前記マスク(A)を顔面に装着可能にしたことを特徴とするマスクホルダー(1)。
  7. 前記中継手段(30)、前記本体掛止部材(18)、前記紐掛止部材(19)の内、少なくとも2つ以上備えていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のマスクホルダー(1)
  8. 前記前方保持部(13a)の顔と接触する位置が上唇口と鼻孔との間であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
  9. 前記前方保持部(13b)の顔と接触する位置が鼻の頂部近傍であって、
    耳の後方から押し当てる後方保持部(14)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
  10. 前記フレーム(10)に接続部材(15)を有し、
    該接続部材(15)によって前部フレーム(10a)と後部フレーム(10b)とを折り曲げ可能としたことを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
  11. 前記フレーム(10)と顔面に生じる隙間を塞ぐための形状と弾性特性を有する隙間吸収部材(20)を備えたことを特徴とする請求項1から請求項10の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
  12. 前記フレーム(10)の耳側端部に脱着可能な耳当て部材(23)が設けられ、
    該耳当て部材(23)は弾性力によって耳の後方から前方に向かって押圧することを特徴とする請求項1から請求項11の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
  13. 前記耳当て部材(23)及び前記隙間吸収部材(20)の何れか又は双方がシリコンゴムを素材としたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のマスクホルダー(1)。
  14. 前記マスク(A)使用者の顔の輪郭を型取りし、
    前記フレーム(10)を該型取りした型に即した形状に形成させたことを特徴とする請求項1から請求項13の何れかに記載のマスクホルダー(1)。
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