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JP3212923U - 圧力調整可能なエアーバッグ装置 - Google Patents

圧力調整可能なエアーバッグ装置 Download PDF

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JP3212923U
JP3212923U JP2017001269U JP2017001269U JP3212923U JP 3212923 U JP3212923 U JP 3212923U JP 2017001269 U JP2017001269 U JP 2017001269U JP 2017001269 U JP2017001269 U JP 2017001269U JP 3212923 U JP3212923 U JP 3212923U
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許温徳
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徳晃有限公司
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Abstract

【課題】高弾性の気体注入支持被覆及び排気により圧力を減らして緩衝効果を得る圧力調整可能なエアーバッグ装置を提供する。【解決手段】圧力調整可能なエアーバッグ装置1は、エアーバッグ弾性体40と、収容空間を有する履保護部材110との組み合わせからなる。エアーバッグ弾性体は、第1のエアーバッグ体41aと、第1のエアーバッグ体と接続した第1の制御弁43aと、第2のエアーバッグ体42aと、第2のエアーバッグ体及び第1のエアーバッグ体と直列接続された第2の制御弁44aとを含む。履保護部材を有する収容空間内にエアーバッグ弾性体を組み合わせ、第1の制御弁及び第2の制御弁上には、対向する1組の一方向吸気又は排気を行う一方向吸気バルブ431,441及び一方向排気バルブ432,442がそれぞれ配設される。【選択図】図1

Description

本考案は、圧力調整可能なエアーバッグ装置に関するものであり、さらに詳しくは、エアーバッグ弾性体を履保護部材内と組み合わせ、高弾性の気体注入支持被覆及び排気により圧力を減らして緩衝効果を得る圧力調整可能なエアーバッグ弾性体に関するものである。
従来の靴のサイズは一定の寸法規格で製造されていたため、全ての人の足の寸法に合わせることはできなかった。そのため、靴紐を使用したり、靴を使用する者自らが厚めのインソールを使用したりしていたが、快適性が損なわれてしまうことがあった。従って、上述したような従来技術の問題点を改善するために圧力調整可能なエアーバッグ装置の開発が切望されてきた。
従って、本考案の主な課題は、圧力を減らして緩衝効果を有する圧力調整可能なエアーバッグ弾性体を提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するため、鋭意検討を重ねた結果、エアーバッグ弾性体を履保護部材内と組み合わせ、高弾性の気体注入支持被覆及び排気により前記課題を解決することができることに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到するに至った。
すなわち、上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、圧力調整可能なエアーバッグ装置であって、エアーバッグ弾性体と、収容空間を有する履保護部材とを組み合わせ、エアーバッグ弾性体は、第1のエアーバッグ体と、第1のエアーバッグ体と接続した第1の制御弁と、第2のエアーバッグ体と、第2のエアーバッグ体及び第1のエアーバッグ体と直列接続された第2の制御弁とを含み、履保護部材を有する収容空間内にエアーバッグ弾性体を組み合わせ、第1の制御弁及び第2の制御弁上には、対向する1組の一方向吸気又は排気を行う一方向吸気バルブ及び一方向排気バルブがそれぞれ配設され、第1の制御弁は、第1のエアーバッグ体に接続され、第2の制御弁は、第1及び第2のバッグ式被覆弾性体に直列接続されてそれぞれ連通し、一方向吸気及び一方向排気の流路が形成され、第1の制御弁及び第2の制御弁により一方向吸気バルブ又は一方向排気バルブを同期で制御し、気体を吸気して加圧するか排気して減圧する一方向吸気及び一方向排気の流路を形成し、第1のエアーバッグ体及び第2のエアーバッグ体のダブルエアーバッグを利用して高弾性の気体注入支持被覆及び排気により圧力を減らして緩衝効果を得ることを特徴とする圧力調整可能なエアーバッグ装置が提供される。
かくして、本考案の要旨は次の(1)〜(9)に記載のものである。

(1)圧力調整可能なエアーバッグ装置であって、
エアーバッグ弾性体と、収容空間を有する履保護部材とを組み合わせ、
エアーバッグ弾性体は、第1のエアーバッグ体と、第1のエアーバッグ体と接続した第1の制御弁と、第2のエアーバッグ体と、第2のエアーバッグ体及び第1のエアーバッグ体と直列接続された第2の制御弁とを含み、履保護部材を有する収容空間内にエアーバッグ弾性体を組み合わせ、第1の制御弁及び第2の制御弁上には、対向する1組の一方向吸気又は排気を行う一方向吸気バルブ及び一方向排気バルブがそれぞれ配設され、第1の制御弁は、第1のエアーバッグ体に接続され、第2の制御弁は、第1及び第2のバッグ式被覆弾性体に直列接続されてそれぞれ連通し、一方向吸気及び一方向排気の流路が形成され、第1の制御弁及び第2の制御弁により一方向吸気バルブ又は一方向排気バルブを同期で制御し、気体を吸気して加圧するか排気して減圧する一方向吸気及び一方向排気の流路を形成し、第1のエアーバッグ体及び第2のエアーバッグ体のダブルエアーバッグを利用して高弾性の気体注入支持被覆及び排気により圧力を減らして緩衝効果を得ることを特徴とする圧力調整可能なエアーバッグ装置。
(2)第1の制御弁及び第2の制御弁の一方向吸気弁及び一方向排気弁には、制御スイッチが配設されることを特徴とする前記(1)に記載の圧力調整可能なエアーバッグ装置。
(3)履保護部材は、帽子体、靴体、プロテクターなど収容空間を有する身に着ける物品に設けることを特徴とする前記(1)に記載の圧力調整可能なエアーバッグ装置。
(4)靴面体、靴底、インソール及びエアーバッグ弾性体を備えた足圧調整可能な靴構造であって、
靴面体には、足部収容空間が設けられ、
靴底は、上縁にエアーバッグチャンバを有する足形接触槽がインソールを設置するために設けられ、外側縁にエアーバッグチャンバと連通して孔道を有する第1のバルブ孔及び第2のバルブ孔が形成され、
エアーバッグ弾性体は、足圧エアーバッグ部、吸排気バッグ部、第1の一方向弁及び第2の一方向弁を含み、第1の一方向弁及び第2の一方向弁は、一方向吸排気バルブを有する第1の一方向弁及び第2の一方向弁と、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆との組み合わせからなり、第1の一方向弁と吸排気バッグ部とを連通し、第2の一方向弁の両端は、足圧エアーバッグ部及び吸排気バッグ部とそれぞれ連通し、足圧エアーバッグ部を靴面体の内縁に結合し、吸排気バッグ部を足形接触槽のエアーバッグチャンバに設置し、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆が第1のバルブ孔及び第2のバルブ孔に枢着され、第1の一方向弁及び第2の一方向弁と接続され、エアーバッグ弾性体の吸気又は排気を制御することを特徴とする足圧調整可能な靴構造。
(5)エアーバッグ弾性体の足圧エアーバッグ部は、足背緩圧面及び踵緩圧面を有し、第2の一方向弁と連通したノズルが後端部に設けられていることを特徴とする前記(4)に記載の足圧調整可能な靴構造。
(6)靴面体には、気圧計が設けられ、通気孔を介して足圧エアーバッグ部と接続され、
第1の制御弁及び第2の制御弁の一方向吸気弁及び一方向排気弁には、制御スイッチが配設されることを特徴とする前記(4)に記載の足圧調整可能な靴構造。
(7)吸排気バッグ部は、中心に圧縮弾性体が枢着され、外周縁に一方向吸排気連通管及び第1の一方向弁及び第2の一方向弁の一方向吸排気バルブがそれぞれ設けられて吸排気両用の押圧球エアーバッグ制御端を有する吸排気バッグ部が形成され、吸排気バッグ部は、踵踏み合わせ箇所に設けられ、踵で力を加えて制御端を踏圧することを特徴とする前記(4)に記載の足圧調整可能な靴構造。
(8)第1の一方向弁及び第2の一方向弁は、一方向吸気バルブと、一方向排気バルブと、三方管の第1の一方向バルブプラグ及び第2の一方向バルブプラグと、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆とから構成され、
第1の一方向バルブプラグ及び第2の一方向バルブプラグのそれぞれには、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆の接続端が枢着される連通メイン管が設けられ、外縁のそれぞれには、一方向吸排気バルブが接続される2個の連通分岐管が延設されるとともに、第2の一方向バルブプラグの連通分岐管の外縁から上方へ延びた通気管が、連通メイン管及び連通分岐管と連通し、第1のバルブ調整杆の接続端の中心には、外部と連通するシングル通気孔を有する連通気流路が形成され、第2のバルブ調整杆には、接続端の中心に、外部を封止するダブル通気孔を有する連通気流路が形成され、連通メイン管、連通分岐管、通気管と連通することを特徴とする前記(4)に記載の足圧調整可能な靴構造。
(9)第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆の接続端の外縁には、連通メイン管内に密着される防漏リングが設けられるとともに、位置決め係合溝と、連通メイン管の内壁に設けられた位置決め係合点とが係合され、外端面には制御スイッチの切換えを示す標示が設けられていることを特徴とする前記(4)に記載の足圧調整可能な靴構造。
本考案は前記の通りの構成からなり、後述のように足部にかかる圧力を減少させると共に、靴紐で結ぶ必要性をなくし、気体の適量注入を可能とし、緩衝効果を有する圧力調整可能なエアーバッグ弾性体を提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置を示すブロック図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置を示す側面図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置を示す分解斜視図である。 図4は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置のエアーバッグ弾性体を示す部分拡大図である。 図5は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置のエアーバッグ弾性体を示す斜視図である。 図6は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置を示す平面図である。 図7は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置に気体を注入する状態を示す斜視図である。 図8は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置に気体を注入する状態を示す平面図である。 図9は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置の気体をホールドした状態を示す斜視図である。 図10は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置の気体をホールドした状態を示す平面図である。 図11は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置の気体を排気する状態を示す斜視図である。 図12は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置の気体を排気する状態を示す平面図である。
図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置を示すブロック図である。図1に示すように、本考案の一実施形態に係る圧力調整可能なエアーバッグ装置1は、エアーバッグ弾性体40と、収容空間11を有する履保護部材110との組み合わせからなり、靴、帽子、プロテクターなど各種身に着ける物品に設けてもよい。エアーバッグ弾性体40は、第1のエアーバッグ体41aと、第1のエアーバッグ体41aと接続された第1の制御弁43aと、第2のエアーバッグ体42aと、第1の制御弁43a及び第2のエアーバッグ体42aと直列接続された第2の制御弁44aと、を含む。第1の制御弁43a及び第2の制御弁44a上には、対向する1組の一方向吸気バルブ431,441及び一方向排気バルブ432,442がそれぞれ設置され、第1のエアーバッグ体41aと第2のエアーバッグ体42aとの間に第2の制御弁44aが直列に接続される。第1の制御弁43aは、第1のエアーバッグ体41aに接続され、一方向吸気又は一方向排気の流路が形成される。第2のエアーバッグ体42aは、気圧値の変化を表示する気圧計14と接続され、操作及び設定を補助し、第1の制御弁43a及び第2の制御弁44aが一方向吸気バルブ431,441又は一方向排気バルブ432,442を同期で制御して吸気を行うか、排気減圧して一方向吸気及び一方向排気を行い、第1のエアーバッグ体41a及び第2のエアーバッグ体42aのダブルエアーバッグの高度弾性支持を利用し、人体の履保護部材110のライニングに応用し、適量に調整して支持被覆し、排気により圧力を減らして緩衝効果を得る。
図2〜図6に示すように、本考案は靴体に応用する一実施形態において、運動靴1aが足に付与する圧力を調整することができ、エアーバッグ弾性体40と、収容空間11を有する靴体11aとを組み合わせて構成される。靴体11aは、靴面体10、靴底20及びインソール30を含む。靴面体10の表面には、通気孔13が形成される。靴底20には、足形接触槽21が設けられ、踵51に対応した箇所にはエアーバッグチャンバ22が凹設され、外縁には、エアーバッグチャンバ22と連通した孔道231,241を有する第1のバルブ孔23及び第2のバルブ孔24が設けられる。エアーバッグ弾性体40は、足圧エアーバッグ部41、吸排気バッグ部42、第1の一方向弁43及び第2の一方向弁44を含む。足圧エアーバッグ部41は、環状中空バッグ体を呈し、靴面体10の内縁面に設けられ、前後端部には、足背緩圧面411及び踵緩圧面412がそれぞれ設けられ、足部の収容空間11を取り囲むように接触され、後端部には、第2の一方向弁44の通気管4433に接続されたノズル413が延設され、前端部には、靴面体10の上縁に対応するように通気孔414が形成され、通気孔414には、気圧計14が接続される。吸排気バッグ部42は、中心部に圧縮弾性体422が収容され、外周縁に一方向吸排気連通管424,425,424a,425a及び一方向弁43,44が設けられ、吸排気に用いる押圧球インフレータブルエアーバッグ体を足形接触槽21のエアーバッグチャンバ22内に設ける。一方向弁43,44は、一方向吸気バルブ431,441と、一方向排気バルブ432,442と、三方管連通分岐管4331,4331a,4431,4431a及び連通メイン管4332,4432の一方向バルブプラグ433,443と、接続端4341,4441を有するバルブ調整杆434,444と、を含む。一方向バルブプラグ433,443の連通メイン管4332,4432内には、位置決め係合点4333,4434が設けられ、第2の一方向バルブプラグ443の連通メイン管4432の外縁には、上方へ延びた通気管4433が延設され、連通メイン管4432及び連通分岐管4431,4431aと連通し、一方向弁43,44の連通メイン管4332,4432それぞれは、エアーバッグチャンバ22のバルブ孔23,24と連通し、踵51の踏み合わせ箇所に対応し、踵51に力を加えて制御端を踏圧することができる。第1のバルブ調整杆434の接続端4341には、外部と連通したシングル通気孔4343を有する連通通気管4342が設けられる。第2のバルブ調整杆444の接続端4441には、外部を封止するダブル通気孔4443,4443aを有する連通通気管4442が設けられる。バルブ調整杆434,444の接続端4341,4441の外縁には、防漏リング4344,4444が設けられ、外端面にはシングル通気孔4343、ダブル通気孔4443,4443aに対応した方向に、制御スイッチ4345,4445の指示標示が設けられ(例えば、靴のバルブ孔23,24の外側に標示された気体注入(Inflated)、ホールド(Hold)、排気(Deflate)の標示)、靴底20のエアーバッグチャンバ22外のバルブ孔23,24が一方向バルブプラグ433,443の連通メイン管4332,4432に対応するように樞着され、連通メイン管4332,4432と、連通分岐管4331,4331a,4431,4431aと、通気管4433とが連通し、防漏リング4344,4444を連通メイン管4332,4432内壁に接触させ、位置決め係合溝4346,4446と位置決め係合点4333,4434とが係合され、制御スイッチ4345,4445を回転させると、通気孔4343,4443と一方向弁43,44との連通を開いたり閉じたりし、エアーバッグ弾性体40の組立てが完成する。図7及び図8を参照する。
図7及び図8に示すように、気体注入を行う際、バルブ調整杆434,444の制御スイッチ4345,4445を吸気方向へ切換え(即ちInflatedの標識に合わせる)、2つの接続端の通気孔4343,4443,4443a、連通通気管4342,4442それぞれを、一方向弁43,44の一方向吸気バルブ431,441と連通させて開いた状態にする。他側の一方向排気バルブ432,442それぞれを、通気孔4343,4443と連通させずに閉じた状態にし、吸排気バッグ部42、足圧エアーバッグ部41及び一方向弁43,44の一方向吸気バルブ431,441が連通して一方向吸気空間aが形成され、一方向のみで気体が一方向吸気空間aから吸入されて逆流防止の気体が排出され、踵51で吸排気バッグ部42を踏圧すると、圧縮弾性体422が圧力を受け、エアーバッグ内に予め収容された気体が押圧されて第2の一方向弁44の一方向吸気バルブ441を介し、吸気連通分岐管4431を通って、ダブル通気孔4443,4443aから通気管4433へ向かい、ノズル413を介して足圧エアーバッグ部41内に送り込まれる。踵51をリリースすると、圧縮弾性体422が跳ね返って吸引力が形成され、第1のバルブ調整杆434により外部の空気が開放状の連通通気管4342からシングル通気孔4343を介して第1の一方向バルブプラグ433の吸気連通分岐管4331へ吸引される。一方向吸気バルブ431を介して吸排気バッグ部42に気体を注入してからエアーバッグ内に気体を再び注入し、これを複数回繰り返し行い、吸排気バッグ部42にサイフォン効果を発生させて排気及び吸気を行い、外部の気体が一方向吸気空間aから第1の一方向弁43の一方向吸気バルブ431に沿って吸入され、第2の一方向弁44を介して第2の一方向バルブプラグ443の一方向吸気バルブ441から吸気連通分岐管4431に沿って、ダブル通気孔4443,4443aから通気管4433へ向かい、ノズル413から足圧エアーバッグ部41内へ注入され、足部履保護部材110で覆われる足部50が快適になるまで開いて気体注入を完了させる。
図11及び図12に示すように、排気を行う際、バルブ調整杆434,444の制御スイッチ4345,4445を排気方向へ切換え(即ち、Deflate標識に合わせ)、シングル通気孔4343及びダブル通気孔4443,4443aを第1の一方向弁43及び第2の一方向弁44にそれぞれ対応した一方向排気バルブ432,442を開いた状態にし、吸排気バッグ部42及び足圧エアーバッグ部41を、一方向排気バルブ432,442に連通させて一方向排気空間bを形成する。他側の一方向吸気バルブ431,441は、シングル通気孔4343及びダブル通気孔4443,4443aと連通させずに閉じた状態にし、一方向のみで気体が排出されるとともに逆流防止の気体が吸入され、踵51により吸排気バッグ部42を踏圧すると、圧縮弾性体422が圧縮されてエアーバッグ内に充満した気体が押圧される。第1の一方向弁43の排気連通分岐管4331a内の一方向排気バルブ432、連通メイン管4332を介し、第1のバルブ調整杆434のシングル通気孔4343の連通通気管4342から靴の外部へ排出され、踵51をリリースすると、圧縮弾性体422が跳ね返るとともに吸引力が形成され、足圧エアーバッグ部41内部の気体が、ノズル413から通気管4433に沿って、ダブル通気孔4443a,4443から排気連通分岐管4431aの一方向排気バルブ442から吸い出される。これを複数回繰り返して行い、吸排気バッグ部42にサイフォン効果を発生させて排気及び吸気を行い、足圧エアーバッグ部41内の気体が適量で分流され、一方向排気空間(b)から第2の一方向弁44の一方向排気バルブ442に沿って吸い出されてから、第1の一方向弁43の一方向排気バルブ432を介して第1の一方向バルブプラグ433からシングル通気孔4343を通り、連通通気管4342に沿って外部へ放出して排気を完了する。
図9及び図10に示すよう、吸気及び排気を止めるときは、バルブ調整杆434,444の制御スイッチ4345,4445をホールド方向へ戻し(即ち、ホールド標識に合わせる)、シングル通気孔4343及びダブル通気孔4443,4443aと、一方向弁43,44の一方向吸気バルブ431,441とが連通しない状態にし、気体の吸気・排気を止める。このように、吸排気バッグ部42及び足圧エアーバッグ部41のダブルエアーバッグにより圧力を調整することが可能であり、収容空間11内の足部50を人体工学的に好ましい形に曲げて最適な弾性被覆及び緩衝に適宜調整することができ、高弾性で覆って快適性を高め、高弾性により足部にかかる圧力を減らすとともに、靴紐で結ぶ必要性を無くし、気体を適量注入して支持被覆したり、排気により圧力を減らして緩衝効果が得られる圧力調整可能なエアーバッグ弾性体を得ることができる。
以上、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 圧力調整可能なエアーバッグ装置
1a 運動靴
10 靴面体
11 収容空間
11a 靴体
13 通気孔
14 気圧計
20 靴底
21 足形接触槽
22 エアーバッグチャンバ
23 第1のバルブ孔
24 第2のバルブ孔
30 インソール
40 エアーバッグ弾性体
41 足圧エアーバッグ部
41a 第1のエアーバッグ体
42 吸排気バッグ部
42a 第2のエアーバッグ体
43 第1の一方向弁
43a 第1の制御弁
44 第2の一方向弁
44a 第2の制御弁
50 足部
51 踵
110 履保護部材
231 孔道
241 孔道
411 足背緩圧面
412 踵緩圧面
413 ノズル
414 通気孔
422 圧縮弾性体
424 一方向吸排気連通管
424a 一方向吸排気連通管
425 一方向吸排気連通管
425a 一方向吸排気連通管
431 一方向吸気バルブ
432 一方向排気バルブ
433 第1の一方向バルブプラグ
434 第1のバルブ調整杆
441 一方向吸気バルブ
442 一方向排気バルブ
443 第2の一方向バルブプラグ
444 第2のバルブ調整杆
4331 連通分岐管
4331a 連通分岐管
4332 連通メイン管
4333 位置決め係合点
4341 接続端
4342 連通通気管
4343 シングル通気孔
4344 防漏リング
4345 制御スイッチ
4346 位置決め係合溝
4431 連通分岐管
4431a 連通分岐管
4432 連通メイン管
4433 通気管
4434 位置決め係合点
4441 接続端
4442 連通通気管
4443 ダブル通気孔
4443a ダブル通気孔
4444 防漏リング
4445 制御スイッチ
4446 位置決め係合溝
a 一方向吸気空間
b 一方向排気空間

Claims (9)

  1. 圧力調整可能なエアーバッグ装置であって、
    エアーバッグ弾性体と、収容空間を有する履保護部材とを組み合わせ、
    エアーバッグ弾性体は、第1のエアーバッグ体と、第1のエアーバッグ体と接続した第1の制御弁と、第2のエアーバッグ体と、第2のエアーバッグ体及び第1のエアーバッグ体と直列接続された第2の制御弁とを含み、履保護部材を有する収容空間内にエアーバッグ弾性体を組み合わせ、第1の制御弁及び第2の制御弁上には、対向する1組の一方向吸気又は排気を行う一方向吸気バルブ及び一方向排気バルブがそれぞれ配設され、第1の制御弁は、第1のエアーバッグ体に接続され、第2の制御弁は、第1及び第2のバッグ式被覆弾性体に直列接続されてそれぞれ連通し、一方向吸気及び一方向排気の流路が形成され、第1の制御弁及び第2の制御弁により一方向吸気バルブ又は一方向排気バルブを同期で制御し、気体を吸気して加圧するか排気して減圧する一方向吸気及び一方向排気の流路を形成し、第1のエアーバッグ体及び第2のエアーバッグ体のダブルエアーバッグを利用して高弾性の気体注入支持被覆及び排気により圧力を減らして緩衝効果を得ることを特徴とする圧力調整可能なエアーバッグ装置。
  2. 第1の制御弁及び第2の制御弁の一方向吸気弁及び一方向排気弁には、制御スイッチが配設されることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整可能なエアーバッグ装置。
  3. 履保護部材は、帽子体、靴体、プロテクターなど収容空間を有する身に着ける物品に設けることを特徴とする請求項1に記載の圧力調整可能なエアーバッグ装置。
  4. 靴面体、靴底、インソール及びエアーバッグ弾性体を備えた足圧調整可能な靴構造であって、
    靴面体には、足部収容空間が設けられ、
    靴底は、上縁にエアーバッグチャンバを有する足形接触槽がインソールを設置するために設けられ、外側縁にエアーバッグチャンバと連通して孔道を有する第1のバルブ孔及び第2のバルブ孔が形成され、
    エアーバッグ弾性体は、足圧エアーバッグ部、吸排気バッグ部、第1の一方向弁及び第2の一方向弁を含み、第1の一方向弁及び第2の一方向弁は、一方向吸排気バルブを有する第1の一方向弁及び第2の一方向弁と、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆との組み合わせからなり、第1の一方向弁と吸排気バッグ部とを連通し、第2の一方向弁の両端は、足圧エアーバッグ部及び吸排気バッグ部とそれぞれ連通し、足圧エアーバッグ部を靴面体の内縁に結合し、吸排気バッグ部を足形接触槽のエアーバッグチャンバに設置し、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆が第1のバルブ孔及び第2のバルブ孔に枢着され、第1の一方向弁及び第2の一方向弁と接続され、エアーバッグ弾性体の吸気又は排気を制御することを特徴とする足圧調整可能な靴構造。
  5. エアーバッグ弾性体の足圧エアーバッグ部は、足背緩圧面及び踵緩圧面を有し、第2の一方向弁と連通したノズルが後端部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の足圧調整可能な靴構造。
  6. 靴面体には、気圧計が設けられ、通気孔を介して足圧エアーバッグ部と接続され、
    第1の制御弁及び第2の制御弁の一方向吸気弁及び一方向排気弁には、制御スイッチが配設されることを特徴とする請求項4に記載の足圧調整可能な靴構造。
  7. 吸排気バッグ部は、中心に圧縮弾性体が枢着され、外周縁に一方向吸排気連通管及び第1の一方向弁及び第2の一方向弁の一方向吸排気バルブがそれぞれ設けられて吸排気両用の押圧球エアーバッグ制御端を有する吸排気バッグ部が形成され、吸排気バッグ部は、踵踏み合わせ箇所に設けられ、踵で力を加えて制御端を踏圧することを特徴とする請求項4に記載の足圧調整可能な靴構造。
  8. 第1の一方向弁及び第2の一方向弁は、一方向吸気バルブと、一方向排気バルブと、三方管の第1の一方向バルブプラグ及び第2の一方向バルブプラグと、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆とから構成され、
    第1の一方向バルブプラグ及び第2の一方向バルブプラグのそれぞれには、第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆の接続端が枢着される連通メイン管が設けられ、外縁のそれぞれには、一方向吸排気バルブが接続される2個の連通分岐管が延設されるとともに、第2の一方向バルブプラグの連通分岐管の外縁から上方へ延びた通気管が、連通メイン管及び連通分岐管と連通し、第1のバルブ調整杆の接続端の中心には、外部と連通するシングル通気孔を有する連通気流路が形成され、第2のバルブ調整杆には、接続端の中心に、外部を封止するダブル通気孔を有する連通気流路が形成され、連通メイン管、連通分岐管、通気管と連通することを特徴とする請求項4に記載の足圧調整可能な靴構造。
  9. 第1のバルブ調整杆及び第2のバルブ調整杆の接続端の外縁には、連通メイン管内に密着される防漏リングが設けられるとともに、位置決め係合溝と、連通メイン管の内壁に設けられた位置決め係合点とが係合され、外端面には制御スイッチの切換えを示す標示が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の足圧調整可能な靴構造。
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