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JP3212459U - 製本器具 - Google Patents

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JP3212459U
JP3212459U JP2017002406U JP2017002406U JP3212459U JP 3212459 U JP3212459 U JP 3212459U JP 2017002406 U JP2017002406 U JP 2017002406U JP 2017002406 U JP2017002406 U JP 2017002406U JP 3212459 U JP3212459 U JP 3212459U
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JP2017002406U
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井 賢 酒
井 賢 酒
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酒井 賢
酒井 賢
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Abstract

【課題】挟圧保持した積層紙束の端面を接着剤で接合する製本作業を行う製本器具において、接合端面の糊代の微調整手段並びに複数製本機能を付加した製本器具を提供する。【解決手段】長尺挟持部材1a,1bと、中間板2と、脚板3と、突出部材で構成し、長尺挟持部材1a,1b及び中間板2の両側下方に、脚板3を長尺方向と直交する位置に嵌合装着する脚溝11と、突出部材を装着する突出高さが異なる複数の装着部(装着溝14)を設ける。【選択図】図2

Description

本考案は、製本器具に関するものである。
積層紙束の一端面を接着剤で接合して冊子とする所謂無線綴り製本と称される製本作業において、接着剤を塗布するために積層紙束を保持する製本器具が知られている。基本的構成は、積層紙束の一端辺側を挟持する一対の長尺挟持部材に挟圧手段を備え、接着剤の塗布作業を行うために紙束を挟持した状態で接着端面を上方に向けて保持するために、器具を作業台上に載置する脚部を前記長尺挟持部材に付設している。
また接合端面における接着剤の接着面を広くするため、前記接合端面に切込を入れるもので、切込作業は長尺挟持部材の上面から突出した部分から適宜深さまで行うもので、突出長が少なければ切込作業中に切断刃物が長尺挟持部材の上面へ切り込んでしまうので、充分な突出長を備えたほうが良い。しかし冊子頁数が少なく積層紙束が薄い場合には、突出長が大きすぎると切込作業時に接合端面がぐらついてしまい作業がし難いので、突出長を小さく(低く)する必要がある。
前記した特許文献1に開示されている製本器具における前記の突出長の設定手段は、左右脚部間(長尺方向)に紙束載置台(突出手段3)の架設高さで定められ、微小調整は紙束載置台に薄板(調整手段の薄板3)を重ねることで行っている。
また本出願人が実施している製本器具(非特許文献1)では、器具を上下逆転させた状態で積層紙束を挟持させるので、突出長は長尺挟持部材の上面左右端部に設けた突部の高さで定まり一定である。
特許4077841号公報。
インターネット2017年5月16日検索「URL:http://tojisuke.trylife.jp/book-binding-tool/」
前記したとおり積層紙束を長尺挟持部材に挟持させる際の接合端面からの突出長の設定は、特許文献1の器具では、使用紙のサイズに合わせて紙束載置台の架設位置を変更する必要があり、且つ頁数を考慮した微小調整も薄板を積層させるという煩瑣な手段が要求される。出願人の公知器具は、紙サイズに関わらず何らの調整も必要もなく常に一定の突出長が定められ、作業性に優れている。しかし冊子の頁数に対応する突出長の微調整手段を備えていない。
また前記した両器具共に、単一冊子の製本を対象にしており、多量の冊子を同時に製本する手段を備えていない。
そこで本考案は、出願人の公知器具を改善して糊代の微調整手段並びに複数製本機能を付加した製本器具を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る製本器具は、挟圧手段を備えた適宜長さの一対の長尺挟持部材と、前記長尺挟持部材に装着する適宜大きさの脚板と、長尺板上面両側に設ける突出部材で構成され、長尺挟持部材の両側下方に脚板を長尺方向と直交する位置に嵌合装着する脚溝と、突出部材装着時に突出高さが異なる複数の装着部を設けたことを特徴とするものである。
而して脚板を長尺挟持部材に嵌合装着し、突出部材を所定の装着部に装着して所定の突出高さを確保し、器具全体を上下逆転して突出部材を脚として機能させて作業台上に載置し、積層紙束を上方より長尺挟持部材の間に差し入れ、一方の脚板と作業台上面を定規板として機能させて積層紙束の端面を整え、当該状態で挟圧手段を以て積層紙束を長尺挟持部材で挟圧保持する。
次に器具を上下逆転させて脚板で作業台上に載置すると、長尺挟持部材の上面より積層紙束の接合対象の端面は、突出部材の突出長に対応した長さ突出することになる。そこで切断刃物を使用して当該端面に切込を入れ、当該端面を接着剤(ホットメルト接着剤)で接合し、積層紙束を冊子とするものである。
従って突出部材を複数の装着部のうちから選択して装着することによって、接合端面への切込深さが定められる長尺挟持部材上面からの突出長を設定することができるものである。
また本考案の請求項2記載に係る製本器具は、特に前記器具において、突出部材を板状体とし、装着部を脚溝と平行な方向で深さの異なる装着溝としたもので、突出部材が脚として機能する際の器具の起立安定性が高められる。
また本考案の請求項3記載に係る製本器具は、特に対向する長尺挟持部材に配置可能にして、脚溝及び装着溝を設けた中間部材を具備したもので、中間部材と長尺挟持部材との各々の間に積層紙束を挟持することで、同時に複数冊子の製本が可能となるものである。
また本考案の請求項4記載に係る製本器具は、長尺挟持部材及び中間部材を木製としたもので、積層紙束の接合端面の切込み作業に際して、刃物を傷める虞が無く、また接着剤加熱のためのアイロン処理作業に際して、樹脂材製のような部材の変形や、金属製のように熱くなることも無く、安全に作業を行うことができる。
また本考案の請求項5記載に係る製本器具は、長尺挟持部材の挟圧手段を、長尺挟持部材に設けた貫通孔に挿通する貫通ボルトと、貫通ボルトに螺合する緊締ナットで構成すると共に、ボルト挿入側の長尺挟持部材の対向面に貫通孔にボルト固定用ナットを埋設したもので、貫通ボルトを貫通させる際にボルト固定用ナットに螺合装着して緊締することによって、貫通ボルトが一方の長尺挟持部材に確りと固定される。
また本考案の請求項6記載に係る製本器具は、脚板を正方形板としたもので、器具を組み立てる際に、脚板の装着方向を関わらず一定の脚機能を得ることができる。
また本考案の請求項7記載に係る製本器具は、特に脚板を紙のJIS規格に対応した長方形板としたもので、製本対象の積層紙束(一般にJIS規格が採用されている)に応じた大きさの器具を使用するが、接合端面が短手側縁か長手側縁により脚溝に対する脚板の装着方向を変更することで、製本作業を誤ることが無い。
本考案の構成は上記のとおりで、突出部材の装着部を突出長が相違する複数の装着部を設けることによって、製本時の接合端面の切込深さの調整を行うことができ、また中間部材を採用することによって。複数冊子の同士製本を可能としたものである。
本考案の実施形態を示す全体斜視図。 同分解斜視図。 同製本作業の説明図(積層紙束の挟持作業時)。 同図(接合前の状態)。 同図(別例の積層紙束の挟持作業時)。 同図(別例の接合前の状態)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した製本器具は、一対の木製の長尺挟持部材1a,1bと、1枚乃至3枚程度の木製の中間板2と、脚板3と、突板部材4と、貫通ボルト5と、緊締ナット6で構成される。
長尺挟持部材1a,1bは製本対象に応じた長さ及び大きさとしたもので、両側下方に脚板3を長尺方向と直交する位置に嵌合装着する脚溝11を設け、挟圧手段として貫通ボルト5及び緊締ナット6を採用する場合には、前記脚溝11よりも外側方の位置に貫通孔12を設け、特にボルト挿入側の長尺挟持部材1aの対向面の貫通孔12に、ボルト固定用ナット13を埋設してなる。
また前記脚溝11よりも外側方の位置の長尺挟持部材1a,1bの上面に、脚溝11と平行な方向で深さの異なる装着溝14を設け、また長尺挟持部材1a,1bの対向面にはクッション材で形成した滑止部15を設けてなる。
中間板2は、薄板状で長尺挟持部材1a,1bと対応する大きさ形状で、脚溝21、貫通孔22、装着溝24を設けている。
脚板3は、製本対象の紙面の大きさに対応した正方形の板体で、脚溝11,21に嵌合装着可能な厚さを備えてなる。
突出部材4は、装着溝14に密嵌される板体で、装着溝14に装着した際の突出長を、製本作業時の接合端面aの切込作業に適する高さとなるように、深さの異なる装着溝14に対して選択的に装着するものである。
而して一方の長尺挟持部材1aの貫通孔12に貫通ボルト5を挿入し、ボルト固定用ナット13に螺合装着して緊締すると、貫通ボルト5が長尺挟持部材1aに確りと固定されて突出することになる。この突出した貫通ボルト5を他方の長尺挟持部材1bの貫通孔12に貫通させ、緊締ナット6を螺合装着する。
更に脚板3を脚溝11に嵌合装着し、突出部材4を所望の突出高さに対応する装着溝14に装着する。この装着に際しては脚板3の上下左右方向は考慮する必要が無い。
積層紙束Aの製本作業は、最初に器具全体を上下逆転して突出部材4が脚として機能するようにした作業台B上に載置する。そこで積層紙束Aを上方より長尺挟持部材1a,1bの間に差し入れ(複数冊子を同時に製本する場合には予め中間板2を組み込んでおく)、一方の脚板3の内側面と作業台Bの上面を定規板として使用して積層紙束Aの端面を整え、当該状態で緊締ナット6を強く締めて積層紙束Aを長尺挟持部材1a,1bで挟圧保持する(図3)。
次に器具を上下逆転させて脚板3で作業台Bに載置すると、長尺挟持部材1a,1bの上面より積層紙束Aの接合対象の端面aは、突出部材4の突出長に対応した長さだけ突出した状態となっている。そこで切断刃物を使用して当該端面aに切込bを入れ、当該端面aにホットメルト接着剤をおき、アイロンによる加熱処理を行って、端面a及び切込b部分を接合して、更に外観を整えるために、適宜製本テープで接合端面aを被覆して積層紙束Aを冊子とするものである(図4)。
また前記の実施形態は、脚板3を正方形状の板体としたが、脚板3aをJIS規格に対応した長方形板を採用しても良い。これは積層紙束A1の長手端面aの接合の他、短手端面a1を接合する場合に適するものである。
即ち積層紙束A1の短手端面a1を装着する場合には、脚板3aを縦長状態で脚溝11に装着し、前記した長手端面aの接合手順と同様の手順で製本を行う(図5,6)。
1a,1b 長尺挟持部材
11 脚溝
12 貫通孔
13 ボルト固定用ナット
14 装着溝
15 滑止部
2 中間板
21 脚溝
22 貫通孔
24 装着溝
3,3a 脚板
4 突出部材
5 貫通ボルト
6 緊締ナット
A 積層紙束
a 接合端面
b 切込み
B 作業台
C 接着剤
本考案の請求項1記載に係る製本器具は、挟圧手段を備えた適宜長さの一対の長尺挟持部材と、前記長尺挟持部材に装着する適宜大きさの脚板と、長尺挟持部材の上面両側に設ける突出部材で構成され、長尺挟持部材の両側下方に脚板を長尺方向と直交する位置に嵌合装着する脚溝と、突出部材装着時に突出高さが異なる複数の装着部を設けたことを特徴とするものである。
また本考案の請求項4記載に係る製本器具は、長尺挟持部材又は長尺挟持部材及び中間部材を木製としたもので、積層紙束の接合端面の切込み作業に際して、刃物を傷める虞が無く、また接着剤加熱のためのアイロン処理作業に際して、樹脂材製のような部材の変形や、金属製のように熱くなることも無く、安全に作業を行うことができる。

Claims (7)

  1. 挟圧手段を備えた適宜長さの一対の長尺挟持部材と、前記長尺挟持部材に装着する適宜大きさの脚板と、長尺板上面両側に設ける突出部材で構成され、長尺挟持部材の両側下方に脚板を長尺方向と直交する位置に嵌合装着する脚溝と、突出部材装着時に突出高さが異なる複数の装着部を設けたことを特徴とする製本器具。
  2. 突出部材を板状体とし、装着部を脚溝と平行な方向で深さの異なる装着溝とした請求項1記載の製本器具。
  3. 対向する長尺挟持部材に配置可能にして、脚溝及び装着溝を設けた中間部材を具備した請求項2記載の製本器具。
  4. 長尺挟持部材及び中間部材を木製とした請求項1乃至3記載の何れかの製本器具。
  5. 長尺挟持部材の挟圧手段を、長尺挟持部材に設けた貫通孔に挿通する貫通ボルトと、貫通ボルトに螺合する緊締ナットで構成すると共に、ボルト挿入側の長尺挟持部材の対向面に貫通孔にボルト固定用ナットを埋設した請求項1乃至4記載の何れかの製本器具。
  6. 脚板を正方形板としてなる請求項1乃至5記載の何れかの製本器具。
  7. 脚板を紙のJIS規格に対応した長方形板とした請求項1乃至5記載の何れかの製本器具。
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