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JP3211384U - 建物の扉取付構造 - Google Patents

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JP3211384U
JP3211384U JP2017001891U JP2017001891U JP3211384U JP 3211384 U JP3211384 U JP 3211384U JP 2017001891 U JP2017001891 U JP 2017001891U JP 2017001891 U JP2017001891 U JP 2017001891U JP 3211384 U JP3211384 U JP 3211384U
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Abstract

【課題】建物の開口部に設けた扉が地震・建物の不等沈下・経年変形等によって扉の開口部の躯体・扉外枠が変形・変位して扉本体が扉外枠に密着するように嵌合できず、隙間が発生した場合に、扉の全面的な改造をせずに部分的な安価で迅速な改修で扉本体が新しい外側枠体に密着して、扉ロック及び隙間なく雨水・風・昆虫・蚊の侵入を防ぎ、又騒音を遮音できる扉取付構造を提供する。【解決手段】変形・変位した扉本体を開口の外枠2から取り外し、小さな扉本体3を調整丁番4a〜4cで取付けるとともに、扉本体3と外枠2との間隙を閉鎖できるように外枠2に固定付枠部材6aとこれに摺動できる可動付枠部材6bとを適切な摺動位置にネジ6nとねじ軸6cとで取付けて、扉本体3が固定付枠部材6a又は外枠2とパッキン材7で密着状に当るようにする。【選択図】図3

Description

本考案は、マンション・ビル・アパート等のコンクリート建築物又は鉄骨建築物の建物における出入口の扉・玄関口の扉の扉取付構造に関する。地震・建物の経年劣化又は不等沈下等によって建物の扉の外枠、開口の躯体が変形・変位して扉本体が外枠と密着するように閉じることができず、外枠と扉本体との間に隙間が発生すると、扉本体の施鎖ロックができなくなったり、又はその隙間から雨水・風・昆虫・蚊・空気流の室内の進入が生じ、又は騒音が外へ洩れることも生じる。これらの状況に対し、これらの状況を解消が容易にできる建物の扉の取付構造を提供する。又は、変形・変位した外枠に新しい気密性があってロックできる扉本体を迅速に取付けられる改修工事が容易な扉の取付構造に関する。
近年、マンション・ビル・アパートのコンクリート建物が地震の横揺れ・縦揺れの震動を受けて、又は施工不良・不等沈下又は建物の経年劣化によって扉の外枠が変形・変位して扉本体が外枠に密着するように嵌合できず、扉本体が少し外枠から離れた状態となり、そのため錠付の鎖・ワイヤ・ドアセーフガード金具等で扉本体を閉鎖し、他人の無断出入を防いでいた。しかし、雨水・風・気流・騒音・昆虫・蚊はその隙間から進入・洩出するもので、これらを防ぐことが難しいものであった。
図10(a),(b),(c)に地震で変形・変位した扉の外枠と扉本体の状態を示している。建築基準法施行令第82条2項の規定によると、地震力によって各階に生じる水平方向の層間変形角が1/120以内である必要があり、この状態でもドアは開閉できなければならないとされている。
特開2008−069534号公報 登録意匠第1563542号公報
従来の耐震用ドアとして、特許文献1に示される構造のものが知られている。この耐震用ドアは、地震等によるドア部分の変形や歪が生じてもドア封止状態が生じないように回避する技術である。その技術は、建物躯体に支持されるドア枠3と、ドア枠3に枢支されるドア1と、ドア枠3とドア1とに跨り構成される耐震装置Fとを有する耐震用ドアにおいて、耐震装置Fは、ドア1におけるドア軸心の反対側のドア側面1aと、ドア側面1aに臨み、かつ、上下向き軸心X回りに回転自在にドア枠3に支承されるローラ55を有するローラ機構Rとから成り、ローラ機構Rを、ローラ55の外周面55aとドア側面1aとの間に僅かな間隙kが存在するように設けることにより構成されている。
しかし、この特許文献1の発明では弱い震度であればローラ機構Rによって耐震性を向上させられても、強い地震では扉の躯体に支持されているドア枠3及び躯体自体が大きく変形・変位する場合は、ドア1・ローラ機構Rともに変形・破損してしまい、ドア枠3・ドア枠1・ローラ機構Rを撤去して変形・変位に応じて新しいドアを現場で製作しなくてはならないものと判断される。
又、本考案者は扉の外枠に丁着する扉本体の閉鎖位置を出入する方向で調整できる丁番を開発し、特許文献2の通り意匠登録した。この新しい丁番を使用することで、地震等で出入方向に変形・変位した外枠をそのままにして少し小さい扉本体を容易に開閉自在に取付けられることの知見を得た。
本考案が解決しようとする課題は、強い震度の地震又は長期間群発する中程度の地震によって、建物の開口部及びそれに取付けた外枠が変形・変位を生じてもやや小さくなるが、新しい扉本体を迅速に取付けられ、生活の支障がないようにすることにある。又、既設の扉の外枠が変形・変位しても既設の外枠に新しい扉本体を迅速に取付けて、新しい扉本体を施錠可能に開閉でき、しかも防水・防風・防虫・防蚊の進入がなく、騒音も遮断できる新しい扉に改修できる扉の取付構造を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 建物の玄関口又は室内出入口の開口縁に沿って金属製外枠を固設し、同外枠の一つの縦辺部材に扉本体の取付位置が開口の出入方向に調整できる調整丁番をネジで取付け、同調整丁番で前記扉本体を開閉可能に取付けるとともに、前記扉本体の形状寸法を前記外枠の内側開口を閉鎖する形状寸法より小さな形状寸法のものとし、前記外枠と閉じた位置にある前記扉本体との間隙を閉鎖する付枠をネジを用いて外枠に取付け、前記付枠又は外枠の室外側に向って露出した部分と閉じた扉本体との当り面に弾性パッキン材を止着した外枠の変形に対応容易な建物の扉取付構造
2) 前記外枠が建物の前記開口縁を閉鎖できる形状寸法の大型扉本体を開閉自在に丁番で取付けていた扉の既設の外枠であり、前記大型扉本体とその丁番とを既設の外枠から取り外した状態にして、同既設の外枠に設けていたその丁番のねじ孔をそのまま使用して前記調整丁番をネジで取付けて前記小さい扉本体を開閉自在に取付け、外枠に前記付枠を取付けて弾性パッキン材を止着したものである、前記1)記載の建物の扉取付構造
3) 縦及び上辺の外枠に内側に向けて張り出したアングル材を取付け、同アングル材の張り出し部の所要位置に付枠をネジで取付けて付枠を外枠に取付ける構造である、前記1)記載の建物の扉取付構造
4) 縦及び上辺の外枠に内側に向けて張り出したアングル材を取付け、同アングル材の張り出し部の所要位置に付枠をネジで取付けて付枠を外枠に取付ける構造である、前記2)記載の建物の扉取付構造
5) 前記付枠が外枠にネジで固着される固定付枠部材と,同固定付枠部材に対し左右又は上下方向に摺動できる可動付枠部材とからなり、閉鎖位置の前記扉本体の外周端面が上辺及び縦辺の前記可動付枠部材と調整丁番を取付けた外枠の縦部材と外枠の底辺部材と所定間隔離して対向するように所要寸法の左右及び上下方向の摺動位置で可動付枠部材を固定付枠部材にネジで連結し、更に閉鎖位置の前記扉本体の室内側の外周縁部が対向する室外側に臨んだ縦辺及び上辺の前記固定付枠部材並びに外枠の縦部材と外枠の底辺部材と当る位置に弾性パッキン材を取付けた、前記1)又は3)記載の建物の扉取付構造
6) 前記付枠が外枠にネジで固着される固定付枠部材と,同固定付枠部材に対し左右及び上下方向に摺動できる可動付枠部材とからなり、閉鎖位置の前記扉本体の外周端面が上辺及び縦辺の前記可動付枠部材と調整丁番を取付けた外枠の縦部材と外枠の底辺部材と所定間隔離して対向するように所要寸法の左右及び上下方向の摺動位置で可動付枠部材を固定付枠部材にネジで連結し、更に閉鎖位置の前記扉本体の室内側の外周縁部が対向する室外側に臨んだ縦辺及び上辺の固定付枠部材と外枠の縦部材並びに外枠の底辺部材と当る位置に弾性パッキン材を取付けた、前記2)又は4)記載の建物の扉取付構造
7) 扉本体が鋼製であり、前記弾性パッキン材の当り面に磁石を取付け、弾性パッキン材の当り面が扉本体の外周縁と当接したときに弾性パッキン材の当り面の磁石で扉本体外周縁面と磁力吸着して防水・防音・防虫及び防風の効果を高めた、前記1)〜6)いずれか記載の建物の扉取付構造
にある。
本考案は、既設の扉の改修構造として特に有用となる。既設の扉が地震による建物の揺れ・不等沈下等の原因で、建物の開口の扉の外枠又は開口の躯体壁が変形・変位を受けると、それまで取付けていた扉本体が変形した外枠に嵌合できず、変形した外枠と閉じた位置の扉本体との間に隙間が生じ、扉のロックができず治安上の問題が生じる。又、雨水・風・昆虫等の進入を防ぐことが出来ない状況になる。
この状況に到った場合、まず今まで取付けていた本来の開口の大きい扉本体とその丁番を外枠の縦枠部材から取り外して撤去する。次に、外枠の変形・変位に応じて変形した外枠の内形状に収まる小型化した扉本体を調整丁番を用いて、変形した外枠に出入方向に閉鎖位置を調整して開閉自在に取付ける。調整丁番で出入方向の位置を調整できることで、外枠の出入方向の変形に対して対応性を良好にする。
次に、変形・変位した外枠に新しく取付けた小型化した扉本体の閉じた位置で、丁番のない縦外枠に取付ける縦固定付枠部材のパッキン材と扉本体の室外面の縦外周部とが当るように内側に張り出す縦固定付枠部材の取付位置を決定し、又上辺外枠に取付ける上辺固定付枠部のパッキン材が扉本体の室内面の上辺外周部と当るように上辺固定付枠部材の取付位置を決定し、丁番がある縦外枠と下辺外枠は既設の縦外枠と下辺外枠とそれらに取付けられたパッキン材と扉本体が当るようにする。
上記の取付位置に縦固定付枠・上辺固定付枠を外枠にネジ止めする。取付位置にネジ孔がなければ、固定付枠部材と外枠とを貫通するネジ切りのタップによってネジ孔を形成してネジで連結する。外枠が変形・変位していれば固定付枠部材は鉛直・水平にならず、これに対して斜めになる。そして、固定付枠部材同士及び固定付枠と外枠との重なり部分がないように部材端部は整形してロ字状になるように接合する。
固定付枠を外枠に取付けた後に、可動付枠部材をその可動付枠と扉本体の外周端面との間に8mm程の所要のクリアランス間隔を確保するような摺動位置で可動付枠部材を固定付枠部材にネジで連結する。これもネジ孔を複数位置に設けて好ましいネジ孔にネジで連結してもよいし、又は好ましい位置で固定付枠部材と可動付枠部材の重なり部分にネジ孔をタップで形成して、そのネジ孔にネジで連結してもよい。
上記、クリアランス間隔を設けることで扉本体を円滑に開閉できるようになる。
既設の外枠と既設の大型扉本体は規格化されているので、これらに適合する固定付枠部材と可動付枠の寸法は複数の寸法のものを用意しておけば迅速に寸法調整少なくできて好ましい。
特に、外枠に内側に向って張り出したアングル材を取付け、その張り出し部に付枠(固定付枠)を取付けるものでは、このアングル材と付枠との取付位置によっても付枠の外枠からの張り出し寸法が自在に調整できるので好ましい。
又、パッキン材の当り面となる部位に磁石を取付けていれば、鋼製の扉本体と当り面の磁石力で吸着力を増加でき、風圧によるパッキン材に隙間を生じてもこれをパッキン材の弾性力と磁力でもって確実に閉鎖するように働いて気密性を良好にできる。
又、扉本体と付枠との水平方向(左右方向)の微調整は、調整丁番によって行える。特に、パッキン材と扉本体の当り面の調整を扉本体の水平スライドで微調整でも調整可能となる。
図1は従来の扉の外枠と扉本体の構造を示す平面図である。 図2は従来の扉の外枠が8mm程内側に変位した状態の扉の形状を示す説明図である。 図3は実施例の既設の変形した外枠に付枠と新しい小型の扉本体を取付けた扉閉状態の平面図である。 図4は実施例の扉閉状態の上下の気密状態を示す説明図である。 図5は実施例の調整丁番の取付状態を示す説明図である。 図6は実施例で用いた調整丁番を示す正面図である。 図7は実施例で用いた調整丁番の背面図である。 図8は図6のB−B断面図である。 図9は実施例の磁石付パッキン材の側面図である。 図10は扉の外枠の変形例を示す説明図である。 図11は本考案の新設の扉の構造例を示す横断面図である。
本考案の可動付枠部材を所定摺動位置で固定付枠部材にネジで取付ける方法として、可動付枠部材を固定付枠部材と所要の摺動位置にして、可動付枠部材と固定付枠部材とが重なった所定位置にネジ孔をタップで穿孔してネジ止めする方法、又は可動付枠部材と固定付枠部材に上下・左右の複数の位置にネジ孔を穿孔し、ネジ孔が連通する位置を複数個所設けて連結位置を調整できるようにする方法もある。又は、平行な両部材間に長いねじ軸を螺合して、ねじ軸の回転で両部材間の距離を調整する方法もある。
本考案は既設の扉の外枠・開口躯体が変形・変位した場合に、より小さな扉本体を既設の変形した外枠に取付けるように改修という形で本考案の構造としてもよいし、又は建物の建造時から扉構造として本考案の扉構造のものにしてもよい。
この新築時からの扉構造にしていれば外枠が変形・変位しても、新しい位置で付枠を取付け直せば変形・変位の迅速な対応ができる。
尚、外枠の変形・変位が小さい場合で既設の扉本体Dが使用できれば、新しい小さな扉本体に交替せずに既設の扉本体Dをこれを取付けた通常の丁番を取り外して調整丁番で既設の扉本体Dを外枠に取付け直し、変形・変位した外枠に適切な付枠(固定付枠部材,可動付枠部材)を取付けてもよい。これも本考案の一形態である。
本考案の扉本体の閉じた位置を開口の出入方向に調整できる調整丁番としては本考案者が開発した登録第1563542号意匠の構造のものが使用できる。又、本考案はこの構造のものに限定するものではない。
次に、本考案の扉の当り面に磁石を取付けたパッキン材としてはやはり本考案者が開発した実用新案登録第3197883号の扉の隙間閉鎖構造のパッキン材が使用できる。本考案はこれ以外の構造のパッキン材も使用可能である。
以下、本考案を図1〜9に示すマンションの室の玄関の扉の例で鋼製扉での実施例と図11に示す本考案の他の構造例を図面に基づいて説明する。
図中、1はコンクリートマンションの玄関の外枠間の本来の開口、2は同開口に取付けた外枠、2aは従来の通常の丁番2fを取付けた縦右外枠、2bは同縦右外枠と対向する扉本体3の自由端側と対向する縦左外枠、2cは上辺外枠、2dは下辺外枠、2fは従来の丁番、2gはパッキン材、3は外側は鋼製で内部にロックウールを充填した扉本体、4は同扉本体を縦右外枠2aに丁着する調整丁番、4a,4bは丁番板、4cは枢軸、4dは枢軸4cに装入されて上下の丁番板4a(4b)の間の間隔寸法の調整可能なカラー、4eは扉本体3を取付ける丁番板4bに設けた円状開口、4fは同円状開口で嵌合する円盤、4fは同円盤の中心から偏心した位置に設けた開口のネジ孔であり、円盤4fのネジ孔4fの偏心長さが違うものを使用することで出入方向に扉本体3の出入方向の位置を微調整できるようにしている。4gは丁番板4aの通常のネジ孔、4hは丁番板4bが水平にスライドして止められるようにした長孔状のネジ孔である。5は外枠2から開口中心方向に張り出して固設されたL字状のアングル材、6は付枠で、6aはアングル材5の所定位置でネジ6nで脱着自在に固着された所定寸法の固定付枠部材である。6bは同固定付枠に摺動できるように付設させた可動付枠部材で、所定位置がネジ6nで取付けられている。6cは固定付枠部材6aと可動付枠部材6bとの間に設けたねじ軸の回転で開口中心方向に可動付枠部材6bを移動できるようにしたねじ軸、6dは同ねじ軸に貫装したスペーサで、間隔を確実に保持させるものである。6nはネジ、7は固定付枠部材6aの凹部に嵌入されたゴム製パッキン材である。及び、既設の縦右外枠2a、下辺外枠2dの周縁にも付着されている。7aは同パッキン材7の弾支された当り面に設けた磁石である。図中、扉ののぶ、鍵穴、施錠機構部は省略している。又、10は開口1の外側の建物のコンクリート躯体、11は同コンクリート躯体10の表面に付着させたモルタル、12は外枠取付板、13は同外枠取付板に溶着されたコンクリート内のアンカー鋼棒である。
図6,7,8に示す調整丁番について詳しく説明する。
調整丁番4は、住居建築物の玄関の扉・室の出入扉・回転式開閉及び回転式戸棚又は物品収納室の扉を回転自在にその外枠に取付けるための物品である。調整丁番4の素材は全て金属製である。本調整丁番4の枢軸4cの上下にある左の各丁番板4aには、縦右外枠2aと連結するための5本のネジ孔4gを設けている。右側の丁番板4bには、水平な長孔状のネジ孔4hが4個設けられ、その中間に丁番板4bに円状開口4eを設け、同開口に偏心ネジ孔4fを設けた円盤4fを前記開口4eに嵌合している。この上の丁番板4bの長孔のネジ孔4hの貫通位置及び円盤4fの偏心ネジ孔4fの偏心寸法で、左右水平方向(閉じた時の出入方向)に偏心寸法だけ取付位置を変更できるようにしている。一方、丁番板4aは通常の5個のネジ6n又は皿ボルト用のネジ孔4gが5個設けている。本調整丁番4は、長年使用・不等沈下又は地震等で扉枠又は扉が変形している場合、水平左右方向に少し扉本体3の取付位置を移動して、扉の開閉を可能にする丁番である。ネジ孔4fの偏心寸法が違う同じ外形の円盤4fを複数用意して、所要の偏心寸法の円盤4fを選択して嵌合して使用する。
本実施例は、コンクリートマンションの一室の玄関口の開口1に取付けた既設の扉が地震でその外枠2が変形・変位した場合の改修で、本考案の構造に改造する例である。図1は正常な大型扉本体Dの左端と縦外枠との間に8mmの間隔があり、大型の巾が800mmを超える扉本体Dは開閉自在であり、施錠できるものであった。
図1に示す既設の扉は、外枠2の開口巾は800mmであった所、地震を受けて縦左外枠2bが8mm程右方向に変形・変位した。そのため、既設の800mmを超える扉本体Dの左端は縦左外枠2bと密着して開閉ができなくなった。その状態を図2に示している。
まず、図2となった既設の大型の扉本体Dを縦右外枠2aに取付けていた丁番を取り外して扉本体Dを除去する。その後、調整丁番4を取付ける。既設の丁番を取付けていた縦右外枠2aのネジ孔に調整丁番4を取付ける。次に、小型の巾776mmの新しい短い扉本体3の右端面に調整丁番4の右の丁番板4bをネジで取付ける。丁番板4bのネジ孔4hは長孔状で、又円状開口4eに円盤4fを嵌合させ、円盤4fのネジ孔4fの偏心取付位置を決めてネジ孔4fにネジ6nを螺合して、又丁番板4bの長孔のネジ孔4hにネジ6nを螺合して扉本体3を開閉自在に取付ける。
次に、変形・変位した外枠2の縦左外枠2bにL字状アングル材5をネジで固着する。このアングル材5に内側に34mm張り出した己字状に折曲した固定付枠部材6aを所定張り出し寸法でネジ6nでネジ止めする。この固定付枠6の下方のコ字状の折曲部にコ字状の可動付枠部材6bを摺動できるように嵌合し、新しい扉本体3の左外周端と約8mm程の間隔をあける位置にネジ6nで連結する。
同様に、図4に示すように上辺外枠2cにもL字状のアングル材5を固着し、このアングル材5に大略断面己字状の固定付枠部材6aをネジ6nで取付け、同固定付枠部材6aのコ字状の折曲部にコ字状の可動付枠部材6bを嵌合し、ネジ6nで取付ける。この可動付枠部材6bの下面と扉本体3の外周上端面とには3mm程の間隙があるようにしている。扉本体3の下辺周端面と既設の外枠2の下辺外枠2dとは既設と同じ6mmの間隙が保持されている。
そして、左縦固定付枠部材6aのコ字状の折曲部及び上辺固定付枠部材6aのコ字状の折曲部,既設の下辺外枠2dの折曲部,縦右外枠2aのコ字状折曲部それぞれに図9に示すゴム製パッキン材が嵌入されている。そして、そのパッキン材7の当り面には磁石7aが取付けられている。
このように寸法・形状の構造に改造することで、扉本体3は縦左固定付枠部材6aと上辺固定付枠部材6aと、既設の縦右外枠2aと下辺外枠2dに取付けたパッキン材7と当って閉じることができる。又、扉本体3の左外周端と縦可動付枠部材6bとの間に8mm程の間隙ができ、円滑に開閉できるようになっている。
又、出入方向の扉本体3の取付位置の調整は、調整丁番4の偏心ネジ孔4fの偏心寸法が違う円盤4fを円状開口4eに嵌合することで微調整できるようになっている。
以上の様に、外枠2にアングル材5を取付け、このアングル材5の所定位置に付枠6の固定付枠部材6aをネジ止めし、更にこの固定付枠部材6aの所定摺動位置で可動付枠部材6bをネジ6n又はねじ軸6cで止めることができることで、パッキン材7を取付ける固定付枠部材6aの開口中心に向けての張り出し量を適切にして、更に扉本体3との閉じたときのパッキン材7と良好な当り・気密性・騒音の洩れ及び扉開閉音を少なくする。
更に、この固定付枠部材6aにねじ軸6cの回転で間隔調整することで、可動付枠部材6bと扉本体3の外周端面との間隙を8mm程確保できるようにすることができ、扉本体3の開閉を滑らかにし、ドアロック等を確実にできるようにできる。
ねじ軸6cにはスペーサ6dが挿入され、間隙を確実に確保し、強度も高めている。
本考案の既設の変形・変位した外枠2に小さい扉本体3を開閉自在に取付けて、扉のロックも気密性・騒音性も良好にしている。その状態を図3,図4に示している。
図11で示す扉構造は本考案の他の構造例を示す図面で、これによって扉本体3を外枠2に取付けることができる。
図11に示す構造は、本考案の構造に新築の時点から構成させた例であり、この新築の構造で変形・変位があった場合、ねじ軸6cを外して、可動付枠部材6bを摺動させて、可動付枠部材6bと,扉本体D又は新しい寸法の扉本体3の外周縦端面との間との間隙を所要の寸法確保させた位置として、ねじ軸6cに適切な厚みのスペーサ6dを挿入してねじ軸6cで螺着させることで、扉本体D又は新しい小さな寸法の扉本体3を円滑に開閉できるとともに、パッキン材7で気密性を保持させることができるものである。新築の時点でこのように所要寸法の固定付枠部材6aと可動付枠部材6bとで組み立てていれば、変形・変位に対して対応処理作業が容易となる。
尚、図11の新築の構造の場合、符号12を外枠とし、符号2を固定付枠部材とし、符号の6a,6b,6c,6d,6nの構造を可動付枠部材と解することができる。又、新設時の扉本体Dでも、変形・変位後の短い別の扉本体3としてもよく、変形・変位の寸法に応じた改修を選択できる。
本考案の建物の扉取付構造は、既設の変形した扉の改修構造の他に、建物の新築時の扉構造とすることで外枠の変形に直ちに対応できるものとなっている。
1 開口(玄関口)
2 既設の外枠
2a 縦右外枠
2b 縦左外枠
2c 上辺外枠
2d 下辺外枠
2f 従来の丁番
2g パッキン材
3 扉本体
4 調整丁番
4a,4b 丁番板
4c 枢軸
4d カラー
4e 円状開口
4f 円盤
4f ネジ孔
4g ネジ孔
4h 長孔状のネジ孔
5 アングル材
6 付枠
6a 固定付枠部材
6b 可動付枠部材
6c ねじ軸
6d スペーサ
6n ネジ
7 パッキン材
7a 磁石
10 コンクリート躯体
11 モルタル
12 外枠取付板
13 アンカー鋼棒

Claims (7)

  1. 建物の玄関口又は室内出入口の開口縁に沿って金属製外枠を固設し、同外枠の一つの縦辺部材に扉本体の取付位置が開口の出入方向に調整できる調整丁番をネジで取付け、同調整丁番で前記扉本体を開閉可能に取付けるとともに、前記扉本体の形状寸法を前記外枠の内側開口を閉鎖する形状寸法より小さな形状寸法のものとし、前記外枠と閉じた位置にある前記扉本体との間隙を閉鎖する付枠をネジを用いて外枠に取付け、前記付枠又は外枠の室外側に向って露出した部分と閉じた扉本体との当り面に弾性パッキン材を止着した外枠の変形に対応容易な建物の扉取付構造。
  2. 前記外枠が建物の前記開口縁を閉鎖できる形状寸法の大型扉本体を開閉自在に丁番で取付けていた扉の既設の外枠であり、前記大型扉本体とその丁番とを既設の外枠から取り外した状態にして、同既設の外枠に設けていたその丁番のねじ孔をそのまま使用して前記調整丁番をネジで取付けて前記小さい扉本体を開閉自在に取付け、外枠に前記付枠を取付けて弾性パッキン材を止着したものである、請求項1記載の建物の扉取付構造。
  3. 縦及び上辺の外枠に内側に向けて張り出したアングル材を取付け、同アングル材の張り出し部の所要位置に付枠をネジで取付けて付枠を外枠に取付ける構造である、請求項1記載の建物の扉取付構造。
  4. 縦及び上辺の外枠に内側に向けて張り出したアングル材を取付け、同アングル材の張り出し部の所要位置に付枠をネジで取付けて付枠を外枠に取付ける構造である、請求項2記載の建物の扉取付構造。
  5. 前記付枠が外枠にネジで固着される固定付枠部材と,同固定付枠部材に対し左右又は上下方向に摺動できる可動付枠部材とからなり、閉鎖位置の前記扉本体の外周端面が上辺及び縦辺の前記可動付枠部材と調整丁番を取付けた外枠の縦部材と外枠の底辺部材と所定間隔離して対向するように所要寸法の左右及び上下方向の摺動位置で可動付枠部材を固定付枠部材にネジで連結し、更に閉鎖位置の前記扉本体の室内側の外周縁部が対向する室外側に臨んだ縦辺及び上辺の前記固定付枠部材並びに外枠の縦部材と外枠の底辺部材と当る位置に弾性パッキン材を取付けた、請求項1又は3記載の建物の扉取付構造。
  6. 前記付枠が外枠にネジで固着される固定付枠部材と,同固定付枠部材に対し左右及び上下方向に摺動できる可動付枠部材とからなり、閉鎖位置の前記扉本体の外周端面が上辺及び縦辺の前記可動付枠部材と調整丁番を取付けた外枠の縦部材と外枠の底辺部材と所定間隔離して対向するように所要寸法の左右及び上下方向の摺動位置で可動付枠部材を固定付枠部材にネジで連結し、更に閉鎖位置の前記扉本体の室内側の外周縁部が対向する室外側に臨んだ縦辺及び上辺の固定付枠部材と外枠の縦部材並びに外枠の底辺部材と当る位置に弾性パッキン材を取付けた、請求項2又は4記載の建物の扉取付構造。
  7. 扉本体が鋼製であり、前記弾性パッキン材の当り面に磁石を取付け、弾性パッキン材の当り面が扉本体の外周縁と当接したときに弾性パッキン材の当り面の磁石で扉本体外周縁面と磁力吸着して防水・防音・防虫及び防風の効果を高めた、請求項1〜6いずれか記載の建物の扉取付構造。
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