JP3209097U - フック - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を向上させることができるフックを提供する。【解決手段】物品が掛けられるフック部、及び当該フック部から延びる略棒状の軸部3Bを有するフック本体3と、軸部3Bが変位可能に組み付けられたフックボディ7と、軸部3Bのうちフックボディ7内に位置する部位に設けられ、当該軸部3Bの外周から突出して当該フックボディ7内の段付き部71に引っ掛かって係止されるフランジ部3Cと、軸部3Bのうちフランジ部3Cに対して軸線方向にずれた部位に設けられ、当該フックボディ7内に設けられた凹部又は凸部と噛み合う凸部又は凹部を有する規制部3Dであって、フック部が軸部3Bの中心軸線を中心としてフックボディ7に対して回転することを規制する規制部3Dとを備える。【選択図】図6
Description
本願は、物品が掛けられるフック部を有するフックに関する。
例えば、特許文献1に記載のフックでは、フック部がフック支持部に回転可能に支持されている。
しかし、フック部が回転自在であると、利用者が物品をフック部に掛ける際に、フック部が回転してしまい、当該物品をフック部に容易に掛けることができない場合がある。一方、フック部がフック支持部に固定されて回転不可であると、任意の方向から物品をフック部に容易に掛けることができない場合がある。
本願は、上記点に鑑み、上記の相反する問題を解決可能なフックを提供する。
本願では、物品が掛けられるフック部(3A)、及び当該フック部(3A)から延びる略棒状の軸部(3B)を有するフック本体(3)と、軸部(3B)が変位可能に組み付けられたフックボディ(7)と、軸部(3B)のうちフックボディ(7)内に位置する部位に設けられ、当該軸部(3B)の外周から突出して当該フックボディ(7)内の段付き部(71)に引っ掛かって係止されるフランジ部(3C)と、軸部(3B)のうちフランジ部(3C)に対して軸線方向にずれた部位に設けられ、当該フックボディ(7)内に設けられた凹部又は凸部と噛み合う凸部又は凹部を有する規制部(3D)であって、フック部(3A)が軸部(3B)の中心軸線(L1)を中心としてフックボディ(7)に対して回転することを規制する規制部(3D)とを備える。
これにより、フックボディ(7)内に設けられた凹部又は凸部と規制部(3D)とが噛み合った状態(以下、係合状態という。)では、フック部(3A)の回転が規制される。軸部(3B)が係合状態から軸線方向にずれた状態においては、当該係合状態が開放されて非係合状態となる。
したがって、本願では、利用者は、軸部(3B、5B)を軸線方向に移動させることにより、フック部(3A)が回転自在となる非係合状態とフック部(3A)の回転が規制された係合状態とを容易に切り替えることができる。延いては、上記の相反する問題を解決することができるとともに、フックの使い勝手を向上させることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本考案は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
以下に説明する「考案の実施形態」は、本願考案の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、実用新案登請求の範囲に記載された考案特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本考案の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本考案は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
1.フックの概略構造
本実施形態に係るフック1は、一般家庭で日常的に利用される軽荷重用のフックに本考案を適用したものである。図1、図2A及び図2Bに示すように、フック1は、第1フック本体3、第2フック本体5、及びフックボディ7等を有している。
1.フックの概略構造
本実施形態に係るフック1は、一般家庭で日常的に利用される軽荷重用のフックに本考案を適用したものである。図1、図2A及び図2Bに示すように、フック1は、第1フック本体3、第2フック本体5、及びフックボディ7等を有している。
本実施形態では、第1フック本体3と第2フック本体5とは同一部品である。つまり、第1フック本体3と第2フック本体5とは共通部品である。そして、第1フック本体3及び第2フック本体5それぞれは、図3Aに示すように、フック部3A、5A、及び軸部3B、5Bを有している。
フック部3A、5Aは物品が掛けられる部位である。本実施形態に係るフック部3A、5Aは釣り針状に湾曲した棒状の部材である。各軸部3B、5Bは、各フック部3A、5Aから延びる略棒状の部位である。各軸部3B、5Bの中心軸線L1、L2は、図4に示すように、円弧状に湾曲したフック部3A、5Aの曲率中心Oを通る。
各軸部3B、5Bのうちフックボディ7内に位置する部位(本実施形態では、軸部3B、5Bの端部)には、各軸部3B、5Bの外周面から径方向外側に突出したフランジ部3C、5Cが設けられている。なお、本実施形態に係るフランジ部3C、5Cは、各軸部3B、5Bの外周全域(360度)に亘って連続的に突出した鍔状の部位である。
各軸部3B、5Bのうち各フランジ部3C、5Cに対して中心軸線方向L1、L2にずれた部位には、規制部3D、5Dが設けられている。各規制部3D、5Dは、各フック部3A、5Aが中心軸線L1、L2を中心としてフックボディ7に対して回転することを規制するための部位である。
2.フックの詳細構造
フックボディ7内には、図5に示すように、各フランジ部3C、5Cを収納可能な空間7A、7Bが設けられている。空間7Aは、フランジ部3C(以下、第1フランジ部3Cという。)が変位可能に収納される空間である。
フックボディ7内には、図5に示すように、各フランジ部3C、5Cを収納可能な空間7A、7Bが設けられている。空間7Aは、フランジ部3C(以下、第1フランジ部3Cという。)が変位可能に収納される空間である。
空間7Bは、フランジ部5C(以下、第2フランジ部5Cという。)が変位可能に収納される空間である。フックボディ7の外周には、図6A及び図6Bに示すように、長円状の貫通穴7C、7Dが設けられている。
貫通穴7C(以下、第1貫通穴7Cという。)は、空間7Aとフックボディ7外とを連通させるとともに、軸部3B(以下、第1軸部3Bという。)が貫通可能な穴である。そして、図5に示すように、第1貫通穴7Cの長径方向一端側に第1段付き部71が設けられ、長径方向他端側に第2段付き部72が設けられている。
第1段付き部71及び第2段付き部72は、フランジ部3C(以下、第1フランジ部3Cという。)が引っ掛かって係止され得る部位である。つまり、第1フランジ部3Cが第1段付き部71又は第2段付き部72に係止されることにより、第1フック本体3がフックボディ7から脱落することが防止される。
そして、第1軸部3Bは、第1貫通穴7C内をその長径方向に移動することができる。つまり、第1貫通穴7Cは、第1段付き部71側と第2段付き部72側と連通させて第1軸部3Bを移動可能とする連通路の一部を構成する。
同様に、貫通穴7D(以下、第2貫通穴7Dという。)は、空間7Bとフックボディ7外とを連通させるとともに、軸部5B(以下、第2軸部5Bという。)が貫通可能な穴である。そして、第2貫通穴7Dの長径方向一端側に第4段付き部74が設けられ、長径方向他端側に第3段付き部73が設けられている。
第3段付き部73及び第4段付き部74は、フランジ部5C(以下、第2フランジ部5Cという。)が引っ掛かって係止され得る部位である。つまり、第2フランジ部5Cが第3段付き部73及び第4段付き部74に係止されることにより、第2フック本体5がフックボディ7から脱落することが防止される。
そして、第2軸部5Bは、第2貫通穴7D内をその長径方向に移動することができる。つまり、第2貫通穴7Dは、第3段付き部73側と第4段付き部74側と連通させて第2軸部5Bを移動可能とする連通路の一部を構成する。
第1貫通穴7Cの内周面のうち第1段付き部71側には、図7Aに示すように、複数の凹部又は凸部を有して構成された第1被規制部75が設けられている。そして、第1軸部3Bに設けられた規制部3D(以下、第1規制部3Dという。)には、第1被規制部75の凹部又は凸部と噛み合う複数の凹部又は凸部が設けられている(図3B参照)。
同様に、第2貫通穴7Dの内周面のうち第3段付き部73側には、図7Bに示すように、複数の凹部又は凸部を有して構成された第2被規制部76が設けられている。そして、第2軸部5Bに設けられた規制部5D(以下、第2規制部5Dという。)には、第2被規制部76の凹部又は凸部と噛み合う複数の凹部又は凸部が設けられている(図3B参照)。
したがって、第1被規制部75に第1規制部3Dが噛み合った状態では、フック部3A(以下、第1フック部3Aという。)が中心軸線L1を中心としてフックボディ7に対して回転することが規制される。
同様に、第2被規制部76に第2規制部5Dが噛み合った状態では、フック部5A(以下、第2フック部5Aという。)が中心軸線L2を中心としてフックボディ7に対して回転することが規制される。
なお、第1規制部3Dは、図4に示すように、第1フランジ部3Cより第1フック部3A側に設けられている。第2規制部5Dは、第2フランジ部5Cより第2フック部5A側に設けられている。
このため、第1段付き部71は、図5に示すように、第1被規制部75よりフックボディ7の内側に位置している。同様に、第3段付き部73は、第2被規制部76よりフックボディ7の内側に位置している。
因みに、第1フック部3A、第1軸部3B、第1規制部3D及び第1フランジ部3Cは樹脂製の一体成形品である。同様に、第2フック部5A、第2軸部5B、第2規制部5D及び第2フランジ部5Cは樹脂製の一体成形品である。
そして、第1段付き部71に第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第3段付き部73に第2フランジ部5Cが係止された状態においては、図2A及び図2B等に示すように、第1軸部3Bの中心軸線と第2軸部5Bの中心軸線とが略一致する。
同様に、第2段付き部72に前記第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第4段付き部74に第2フランジ部5Cが係止された状態においては、第1軸部3Bの中心軸線と第2軸部5Bの中心軸線とが略一致する。
つまり、本実施形態に係るフックボディ7は、回転中心線L5に対して略回転対称である。回転中心線L5とは、第1中心軸線L3と第2中心軸線L4を含む仮想面と直交し、かつ、第1中心軸線L3と第2中心軸線L4との交点を通る仮想線をいう。
第1中心軸線L3とは、第1段付き部71に第1フランジ部3Cが係止された状態における第1軸部3Bの中心軸線をいう。第2中心軸線L4とは、第2段付き部72に第1フランジ部3Cが係止された状態における第1軸部3Bの中心軸線をいう。
なお、第1中心軸線L3と第2中心軸線L4を含む仮想面Soは、図2の紙面と一致する。つまり、回転中心線L5は、図2の紙面と直交し、かつ、第1中心軸線L3と第2中心軸線L4との交点を通る仮想線となる。
フックボディ7は、図7Aに示すように、上記仮想面Soの一方側に位置する第1ボディ7Eと仮想面Soの他方側に位置する第2ボディ7Fとが一体化されて構成されている。そして、フックボディ7は、回転中心線L5に対して略回転対称であることから、第1ボディ7Eと第2ボディ7Fとは、同一部品(共用部品)にて構成されている。
3.本実施形態に係るフックの特徴
第1被規制部75又は第2被規制部76に第1規制部3D又は第2規制部5Dが噛み合った状態(以下、係合状態という。)では、第1フック部3A又は第2フック部5Aの回転が規制される。そして、第1軸部3B又は第2軸部5Bが係合状態から軸線方向にずれた状態においては、当該係合状態が開放されて非係合状態となる。
第1被規制部75又は第2被規制部76に第1規制部3D又は第2規制部5Dが噛み合った状態(以下、係合状態という。)では、第1フック部3A又は第2フック部5Aの回転が規制される。そして、第1軸部3B又は第2軸部5Bが係合状態から軸線方向にずれた状態においては、当該係合状態が開放されて非係合状態となる。
したがって、本実施形態では、利用者は、第1軸部3B又は第2軸部5Bを軸線方向に移動させることにより、第1フック部3A又は第2フック部5Aが回転自在となる非係合状態と第1フック部3A又は第2フック部5Aの回転が規制された係合状態とを容易に切り替えることができる。
また、利用者は、第1規制部3D又は第2規制部5Dを第1被規制部75又は第2被規制部76に噛み合わせる際に、噛み合わせの位置、つまりフックボディ7に対する第1フック部3A又は第2フック部5Aの角度を容易に選択できる。延いては、上記の相反する問題を解決することができるとともに、フックの使い勝手を向上させることができる。
フックボディ7内のうち第1段付き部71と隣接した部位には、第1フランジ部3Cが係止可能な第2段付き部72が設けられている。同様に、第3段付き部73と隣接した部位には、第2フランジ部5Cが係止可能な第4段付き部74が設けられている。
そして、第1軸部3Bは、第1段付き部71と第2段付き部72との間を移動可能であり、第2軸部5Bは、第3段付き部73と第4段付き部74との間を移動可能である。さらに、第2段付き部72及び第4段付き部74側には、第1被規制部75及び第2被規制部76が設けられていない。
したがって、第1フック部3A又は第2フック部5Aが回転自在となる非係合状態と第1フック部3A又は第2フック部5Aの回転が規制された係合状態とを容易に切り替えることができる。
第1段付き部71に第1第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第3段付き部73に第2フランジ部5Cが係止された状態において、第1軸部3Bの中心軸線と第2軸部5Bの軸線とが略一致する。
同様に、第2段付き部72に第1第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第4段付き部74に第2フランジ部5Cが係止された状態において、第1軸部3Bの軸線と第2軸部5Bの軸線とが略一致する。
これにより、第1フック部3Aに作用する力の作用線と第2フック部5Aに作用する力の作用線とが略一致すので、使用時におけるフック1の姿勢を安定させることが可能となる。
フックボディ7は、回転中心線L5に対して略回転対称である。これにより、利用者は、使用時におけるフック1の上下方向を考慮することなく、当該フック1を使用できる。
フックボディ7は、仮想面Soの一方側に位置する第1ボディ7Eと仮想面Soの他方側に位置する第2ボディ7Fとが一体化されて構成されている。これにより、フック1の製造原価を低減することが可能となるとともに、組立時の誤組付が発生することを未然に防止でき得る。
フックボディ7は、仮想面Soの一方側に位置する第1ボディ7Eと仮想面Soの他方側に位置する第2ボディ7Fとが一体化されて構成されている。これにより、フック1の製造原価を低減することが可能となるとともに、組立時の誤組付が発生することを未然に防止でき得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、2つのフック本体3、5を有していた。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、いずれか一方のフック本体3、5のみであってもよい。
上述の実施形態では、2つのフック本体3、5を有していた。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、いずれか一方のフック本体3、5のみであってもよい。
上述の実施形態では、第1フック本体3と第2フック本体5とは同一部品であった。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1フック本体3と第2フック本体5とが異なる大きさ又は形状であってもよい。
上述の実施形態に係る規制部3D、5Dは略歯車(星形)状であった。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、1つの凸部にて規制部3D、5Dを構成してもよい。
上述の実施形態にフックボディ7は回転対称形状であった。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、フックボディ7が非回転対称形状であってもよい。
上述の実施形態では、第1段付き部71に第1第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第3段付き部73に第2フランジ部5Cが係止された状態において、第1軸部3Bの中心軸線と第2軸部5Bの軸線とが略一致し、かつ、第2段付き部72に第1第1フランジ部3Cが係止され、かつ、第4段付き部74に第2フランジ部5Cが係止された状態において、第1軸部3Bの軸線と第2軸部5Bの軸線とが略一致する構成であった。しかし、本願明細書に開示された考案はこれに限定されるものではない。
さらに、本考案は、実用新案登請求の範囲に記載された考案の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… フック 3… 第1フック本体 3C… 第1フランジ部
3B… 第1軸部 3D… 第1規制部 3A… 第1フック部
3C… 第1第1フランジ部 5… 第2フック本体 5C… 第2フランジ部
5B… 第2軸部 5D… 第2規制部 5A… 第2フック部
7… フックボディ 71… 第1段付き部 72… 第2段付き部
73… 第3段付き部 74… 第4段付き部 75… 第1被規制部
76… 第2被規制部
3B… 第1軸部 3D… 第1規制部 3A… 第1フック部
3C… 第1第1フランジ部 5… 第2フック本体 5C… 第2フランジ部
5B… 第2軸部 5D… 第2規制部 5A… 第2フック部
7… フックボディ 71… 第1段付き部 72… 第2段付き部
73… 第3段付き部 74… 第4段付き部 75… 第1被規制部
76… 第2被規制部
Claims (6)
- 物品が掛けられるフック部、及び当該フック部から延びる略棒状の軸部を有するフック本体と、
前記軸部が変位可能に組み付けられたフックボディと、
前記軸部のうち前記フックボディ内に位置する部位に設けられ、当該軸部の外周から突出して当該フックボディ内の段付き部に引っ掛かって係止されるフランジ部と、
前記軸部のうち前記フランジ部に対して軸線方向にずれた部位に設けられ、当該フックボディ内に設けられた凹部又は凸部と噛み合う凸部又は凹部を有する規制部であって、前記フック部が前記軸部の中心軸線を中心として前記フックボディに対して回転することを規制する規制部と
を備えるフック。 - 前記段付き部を第1段付き部としたとき、
前記フックボディ内のうち前記第1段付き部と隣接した部位には、前記フランジ部が係止可能な第2段付き部が設けられており、
さらに、前記フックボディのうち前記第1段付き部と前記第2段付き部との間には、前記第1段付き部と前記第2段付き部との間を前記軸部が移動することができる連通路が設けられている請求項1に記載のフック。 - 前記フック本体を第1フック本体としたとき、
前記フックボディを挟んで前記第1フック本体と反対側には、前記フランジ部及び前記規制部と同一の機能を発揮可能なフランジ部及び規制部を有する第2フック本体が設けられ、
前記第2フック本体のフランジ部を第2フランジ部とし、前記第2フック本体の規制部を第2規制部とし、前記第2フック本体の軸部を第2軸部としたとき、
前記フックボディのうち前記第1フック本体と反対側には、前記第2フランジ部と係止可能な第3段付き部及び第4段付き部であって、互いに隣接した第3段付き部及び第4段付き部が設けられ、
前記フックボディのうち前記第3段付き部と前記第4段付き部との間には、前記第3段付き部と前記第4段付き部との間を前記第2軸部が移動することができる連通路が設けられ、
前記フックボディのうち前記第3段付き部に隣接した部位には、前記第2規制部と噛み合い可能な凹部又は凸部が設けられており、
さらに、前記第1フック本体のフランジ部を第1フランジ部とし、前記第1フック本体の軸部を第1軸部としたとき、
前記第1段付き部に前記第1フランジ部が係止され、かつ、前記第3段付き部に前記第2フランジ部が係止された状態において、前記第1軸部の軸線と前記第2軸部の軸線とが略一致する請求項2に記載のフック。 - 前記第2段付き部に前記第1フランジ部が係止され、かつ、前記第4段付き部に前記第2フランジ部が係止された状態において、前記第1軸部の軸線と前記第2軸部の軸線とが略一致する請求項3に記載のフック。
- 前記第1段付き部に前記第1フランジ部が係止された状態における前記第1軸部の軸線を第1中心軸線とし、前記第2段付き部に前記第1フランジ部が係止された状態における前記第1軸部の軸線を第2中心軸線とし、前記第1中心軸線と前記第2中心軸線を含む仮想面と直交し、かつ、前記第1中心軸線と前記第2中心軸線との交点を通る仮想線を回転中心線としたとき、
前記フックボディは、前記回転中心線に対して略回転対称である請求項4に記載のフック。 - 前記フックボディは、前記仮想面の一方側に位置する第1ボディと前記仮想面の他方側に位置する第2ボディとが一体化されて構成されている請求項5に記載のフック。
Priority Applications (1)
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Country | Link |
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