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JP3208765U - 下駄 - Google Patents

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JP3208765U
JP3208765U JP2016005587U JP2016005587U JP3208765U JP 3208765 U JP3208765 U JP 3208765U JP 2016005587 U JP2016005587 U JP 2016005587U JP 2016005587 U JP2016005587 U JP 2016005587U JP 3208765 U JP3208765 U JP 3208765U
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JP2016005587U
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貞雄 三田
貞雄 三田
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貞雄 三田
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Abstract

【課題】旧来の下駄に比べて、より健康に資する下駄を提供する。【解決手段】左右それぞれの足を載せる一対の台部10と、台部それぞれにおいて前部に貫設された一つの前孔11及び前孔より後方に貫設された二つの後ろ孔12に取り付けられている鼻緒20とを具備する下駄1の構成を、それぞれの台部が上面から上方に向かって突出している複数の突起部15を有しており、その突起部の台部における配置が、一対の台部間で左右非対称である構成とする。【選択図】図1

Description

本考案は、下駄に関するものである。
下駄は、和装の際の履物としてだけではなく、普段用の履物として使用している人もいる。特に、素足で下駄を履くと、足指が自由に動くため、自ずと足全体の機能を使って歩行することになり土踏まずが良好に形成される、靴とは異なり足指が圧迫されないため外反母趾にならない、歩行に伴い足裏が硬い木製の台に繰り返し触れることにより血行が促進される、外気に開放されているため湿気がこもることなく皮膚病にかかりにくい等、健康にも良いと言われている。
本考案は、上述のように多くの利点を有すると言われている下駄を、更に健康に資するものとすることを目的として、なされたものである。
上記のように、本考案は、旧来の下駄に比べて、より健康に資する下駄の提供を課題とする。
上記課題を解決するため、本考案にかかる下駄は、
「左右それぞれの足を載せる一対の台部と、該台部それぞれにおいて前部に貫設された一つの前孔及び該前孔より後方に貫設された二つの後ろ孔に取り付けられている鼻緒とを具備する下駄であって、
それぞれの前記台部は、上面から上方に向かって突出している複数の突起部を有しており、
該突起部の前記台部における配置は、一対の前記台部間で左右非対称である」ものである。
本考案の下駄は、左右それぞれの台部に、上方に向かって突出している複数の突起部を有している。そのため、下駄を履いた時に使用者の体重がかかることにより、突起部で足裏に物理的な刺激を与え、血行を促進することができる。この突起部は、足裏における経穴(ツボ)や反射区に対応する位置に設けることができる。経穴や反射区は、そこを刺激することで内臓に働きかけることができると言われており、鍼灸治療や手揉み治療によって健康管理や健康増進が図られている部位である。台部において足裏における経穴や反射区に対応する位置に突起部を設けることにより、意識して足裏を押圧したり鍼灸治療や手揉み療治を受けたりしなくても、下駄を履いているだけで経穴や反射区を刺激して健康管理や健康増進を図ることができる。
ここで、足裏の反射区は、左右の足で同じではない。例えば、心臓の反射区は左足にしかなく、肝臓の反射区は右足にしかないと言われている。また、両方の足裏に存在する器官の反射区であっても、右足と右足とでは位置や広さが異なっているとされている。本考案では、台部における突起部の配置を、左足用の台部と右足用の台部とで左右非対称としているため、左右の足で非対称である反射区の位置に合わせた配置とすることができる。従って、突起部によって、足裏の反射区をより効果的に刺激することができる。
本考案にかかる下駄は、上記構成に加え、
「前記前孔は、前記台部の左右方向における中心線より内側に設けられている」ものとすることができる。
旧来の下駄は、鼻緒を取り付ける前孔が、台部の左右方向における中心線上にあり、左足用と右足用の区別がない。これに対し、上述したように本考案では、突起部の配置を左右非対称としているため、左足用と右足用とを区別する必要がある。本構成では、前孔が台部の左右方向における中心線上になく、中心線より内側に設けられているため、鼻緒の取り付け位置によって一見して容易に、左足用と右足用とを区別することができる。
本考案にかかる下駄は、上記構成に加え、
「前記突起部として、高さの異なる複数種類を有している」ものとすることができる。
足裏は、第一指や第五指の付け根など膨らみの大きい部位もあれば、土踏まずなど凹んでいる部位もある。突起部の高さが同じであると、足裏において膨らみの大きい部位に対応する位置に設けられた突起部から受ける刺激が強過ぎ、足裏において凹んでいる部位に対応する位置に設けられた突起部から受ける刺激が弱過ぎるおそれがある。これに対し、本構成では、突起部として高さの異なる複数種類を有しているため、台部と足裏との当接の程度に突起部の高さを合わせることができ、突起部から足裏が受ける刺激を程よいものとすることができる。また、経穴や反射区には、強く刺激することが望ましい部位と、あまり強く刺激しないことが望ましい部位とがあると言われているが、本構成では、そのような経穴や反射区に合わせて、対応する突起部の高さを設定することができる。
本考案にかかる下駄は、上記構成に加え、
「前記鼻緒は、逆V字形に曲げられた屈曲部から前記前孔に挿入されている二本の紐状部材を有しており、
該紐状部材のうちの少なくとも一本は、前記前孔を通過しない大きさのストッパ部材を前記台部の裏側で挿通している」ものとすることができる。
本構成では、台部の裏側においてストッパ部材より外側で二本の紐状部材を結び合わせることにより、前孔を介して鼻緒を台部に取り付けることができ、ストッパ部材を挿通している紐状部材に対するストッパ部材の位置によって、鼻緒による足先の締め付け具合を調整することができる。旧来の下駄は、鼻緒の締め付け具合を使用者が自身で調整することは難しいものであったのに対し、本構成では、自身の足に合わせて、使用者が容易に鼻緒の締め付け具合を調整することができる。また、鼻緒を通す第一指と第二指との間にも経穴や反射区があると言われているため、鼻緒による締め付け具合で、この部分の経穴や反射区を刺激する強さを調整することができる。
以上のように、本考案によれば、旧来の下駄に比べて、より健康に資する下駄を、提供することができる。
本考案の一実施形態である下駄の斜視図である。 図1の下駄の台部における突起部、前孔、及び、後ろ孔の配置を示す平面図である。 (a)図1の下駄における左足用下駄の左側面図であり、(b)図1の下駄における右足用下駄の右側面図である。 図1の下駄の正面図である。 図1の下駄における右足用下駄を裏側から見た斜視図である。
以下、本考案の一実施形態である下駄1について、図1乃至図5を用いて説明する。一足の下駄1は、左足用下駄1Lと右足用下駄1Rとからなる。なお、本書面における左右、上下、前後は、それぞれ下駄1を履いた使用者にとっての左右、上下、前後である。
左足用下駄1L及び右足用下駄1Rはそれぞれ、足を載せる台部10と、台部10に貫設された一つの前孔11及び二つの後ろ孔12に取り付けられている鼻緒20と、台部10の裏面から突設された二つの歯部30とを具備している。そして、それぞれの台部10は、上面から上方に向かって突出している複数の突起部15を有している。
具体的に説明すると、台部10は木製で、前後に長い長方形の角部を湾曲させた形状である。前孔11は、台部10の前部において左右方向における中心線Mより内側に設けられている。二つの後ろ孔12は、台部10の後部における左右両外側に、中心線Mに対して対称に設けられている。二つの歯部30は、前孔11と後ろ孔12との間に一つが設けられていると共に、後ろ孔12より後方に一つが設けられている。
突起部15は、本実施形態では台部10と同様に木製である。それぞれの突起部15は、台部10の上面から上方に突出した短い円柱状で、直径は7mm〜15mmであり、上端は半球状に丸みを帯びている。図2に示すように、突起部15は台部10の上面に均一に分散させてあるのではなく、局部的に配置されている。これは、台部10における突起部15の配置を、足裏における経穴や反射区の位置に対応させているためである。
足裏における反射区の位置は、左右の足で対称ではないため、左足用下駄1Lの台部10における突起部15の配置と、右足用下駄1Rの台部10における突起部15の配置は、左右非対称である。
また、突起部15には、高さが異なる二種類があり、高い突起部15は主に土踏まずに対応する位置に配置されている。なお、図2では、高い突起部15と低い突起部15とを区別するために、高い突起部15を濃いハッチングで、低い突起部15を薄いハッチングで示している。
鼻緒20は、布製の帯体であり、両端部それぞれが後ろ孔12に挿通された上で、台部10の裏側で留め付けられている。鼻緒20は、長さ方向のほぼ中央で掛け回された前緒21を介して、前孔11に取り付けられていることにより逆V字形を呈しており、屈曲部において前緒21からは二本の紐状部材22が延びている。
二本の紐状部材22は、共に前孔11を挿通しており、その内の一本の紐状部材22は、前孔11を通過しない太さ及び長さに設定された、柱状のストッパ部材23を台部10の裏側で挿通している。二本の紐状部材22は、台部10の裏側においてストッパ部材23より外側で、結び合わされている。
上記構成により、本実施形態の下駄1によれば、台部10の上面から上方に向かって突出している複数の突起部15を有しているため、履くだけで足裏に物理的な刺激を与え、血行を促進することができる。特に、本実施形態では突起部15が木製であるため、足裏に強めの刺激を与えることができる。
また、土踏まずは足裏において凹んでおり台部10の上面から離れる部分であるが、土踏まずに対応する部分の突起部15は、その他の部位の突起部15より高く設定されているため、土踏まずの近傍も突起部15によって十分に刺激することができる。
そして、突起部15は、足裏における経穴(ツボ)や反射区に対応する位置に設けられているため、意識して足裏を押圧したり鍼灸治療や手揉み療治を受けたりしなくても、下駄1を履いているだけで、経穴や反射区を刺激して健康管理や健康増進を図ることができる。
更に、足裏の反射区は左右の足で同じではないところ、反射区の位置に対応させることにより、左足用下駄1Lと右足用下駄1Rとで突起部15を左右非対称に配置しているため、より効果的に反射区を刺激することができる。加えて、旧来の下駄とは異なり、左足用下駄1Lと右足用下駄1Rとを区別する必要があるところ、前孔11を介した鼻緒20の台部10への取り付け位置が、左右方向における中心線Mより内側であるため、一見して容易に左足用下駄1Lと右足用下駄1Rとを区別することができる。
また、ストッパ部材23を挿通している紐状部材22に対してストッパ部材23をスライドさせてから、二本の紐状部材22を結び合わせることによって、使用者が自身で容易に鼻緒20の締め付け具合を調整することができる。
以上、本考案について好適な実施形態を挙げて説明したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、前緒21から延びている二本の紐状部材22のうち一本がストッパ部材23を挿通している場合を例示したが、二本の紐状部材22の双方が一つのストッパ部材23を別の孔または同一の孔を介して挿通している構成とすることもできる。この場合も同様に、ストッパ部材23を紐状部材22に対してスライドさせることにより、鼻緒20による足先の締め付け具合を調整することができる。
また、上記では、突起部15の高さが二種類である場合を例示したが、これに限定されず、高さが異なるより多くの種類の突起部15を備える構成とすることができる。
更に、上記では、突起部15が木製である場合を例示したが、樹脂製の突起部15とすることにより、感触がソフトな突起部15とすることができる。
また、足のサイズが異なると、足裏における経穴間の距離や反射区の広さが相違するため、足のサイズに台部10のサイズを対応させた上で、台部10における突起15の配置を、サイズの異なる足における経穴間の距離や反射区の広さに対応させた複数種類の下駄を製造することができる。
1 下駄
1L 左足用下駄
1R 右足用下駄
10 台部
11 前孔
12 後ろ孔
15 突起部
20 鼻緒
21 前緒
22 紐状部材
23 ストッパ部材
30 歯部
M 台部の左右方向における中心線

Claims (4)

  1. 左右それぞれの足を載せる一対の台部と、該台部それぞれにおいて前部に貫設された一つの前孔及び該前孔より後方に貫設された二つの後ろ孔に取り付けられている鼻緒とを具備する下駄であって、
    それぞれの前記台部は、上面から上方に向かって突出している複数の突起部を有しており、
    該突起部の前記台部における配置は、一対の前記台部間で左右非対称である
    ことを特徴とする下駄。
  2. 前記前孔は、前記台部の左右方向における中心線より内側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の下駄。
  3. 前記突起部として、高さの異なる複数種類を有している
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の下駄。
  4. 前記鼻緒は、逆V字形に曲げられた屈曲部から前記前孔に挿入されている二本の紐状部材を有しており、
    該紐状部材のうちの少なくとも一本は、前記前孔を通過しない大きさのストッパ部材を前記台部の裏側で挿通している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の下駄。
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