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JP3203670B2 - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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Publication number
JP3203670B2
JP3203670B2 JP08366591A JP8366591A JP3203670B2 JP 3203670 B2 JP3203670 B2 JP 3203670B2 JP 08366591 A JP08366591 A JP 08366591A JP 8366591 A JP8366591 A JP 8366591A JP 3203670 B2 JP3203670 B2 JP 3203670B2
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JP
Japan
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photometric
camera
value
subject
fitness
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JP08366591A
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JPH0587631A (ja
Inventor
勝 村松
宏之 岩崎
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Publication date
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Priority to US07/852,975 priority patent/US5266984A/en
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Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画面を複数に分割
して測光するカメラの測光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラの測光装置とし
て、撮影画面を複数の受光素子で分割測光したのち、そ
れぞれ測光素子の出力を比較することにより、主要被写
体に比較的高い確率で露光値を合わせられるようにした
ものが知られている。例えば、分割された撮影画面の1
領域の最高輝度が高く、その他の領域との輝度差が大き
い場合には、太陽等を含むシーンであると見なして、高
輝度の部分を測光値から削除したり、低輝度の領域を重
視した測光を行うようにすることができる。
【0003】また、輝度分布が特殊な被写体に対して適
正な露出値が得られるように、「受光素子の出力のう
ち、最大のものに重み付けしたものと、最小のものに重
み付けしたものと、画面位置に応じて重み付けしたもの
とを加算して輝度情報を算出したり、さらに、その重み
付け係数が、シーンに応じて定められるようにした露光
演算方式(特公平2−7010号)」が提案されてい
る。
【0004】更に、パターン認識能力の優れたものとし
て、ニューラルネットワークが知られているが、そのニ
ューラルネットワークに分割された測光出力を入力し、
そのネットワークの結合の重みをあらかじめ学習により
決定し、カメラに搭載された状態では結合の重みが固定
された状態で、このネットワークの出力を露光値とする
カメラの測光装置が提案されている(特開平2ー967
23)。このネットワークを適切に構築すれば、学習さ
れたパターンの被写体に対してはほぼ適正露光値が得ら
れるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の測光演算方式では、想定された撮影シーンに該当する
か否かの境界の被写体に対しては、わずかな画面の変化
により露光値が不安定になるという問題があった。
【0006】また、多くの撮影シーンに適合させるため
には、それだけ多くのパターンに分類する必要が生じ、
最適な露光値の選択が複雑となるうえ、想定されていな
い撮影シーンに対しては全く予測ができず、適正な露光
値とは程遠い値になってしまう可能性があった。
【0007】更に、撮影シーンに対して重み付けを行う
ネットワークは、適切に構築することにより予め想定さ
れた撮影シーンに対しては、ほぼ適正な露光値が得られ
るが、そのためには、ネットワークが大規模なものにな
ってしまい、カメラに搭載されているマイクロコンピュ
ータでは対応できないうえ、パターンの分類に必要なデ
ータも膨大な数が必要となってしまう。
【0008】本発明の目的は、これらの課題を解決し、
撮影シーンの変化に対して滑らかな露光値を与えること
ができるとともに、露光結果の予想が可能であり、少な
い学習量で様々な被写体に対して最適な露光値を与える
ことができるカメラの測光装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のカメラの測光装置は、撮影画面を複数の測光
領域に分割して測光する測光用受光素子を備えたカメラ
の測光装置において、前記測光用受光素子の分割された
複数の測光領域からの出力により被写体の特徴を示す複
数の被写体情報を抽出する特徴抽出手段と、前記被写体
情報を予め定められた複数の重み係数に従って加重加算
演算し、複数の出力を生成する第1の演算手段と、前記
被写体情報に従って前記第1の演算手段からの複数の出
力に対して連続的に変化する関数を用いて適合度を算出
する適合度算出手段と、前記第1の演算手段の複数の出
力を前記適合度算出手段で算出した適合度に従って加重
加算演算し、露光制御信号を生成する第2の演算手段と
から構成してある。
【0010】
【作用】本発明によれば、分割測光領域の測光出力に重
み付けを行うとともに、その測光出力からいくつかの特
徴を抽出し、抽出した特徴から適合度を算定し、その適
合度によって、さらに結合の重み付けをして、露出値を
決定する。
【0011】
【実施例】以下、図面などを参照して、実施例につき、
本発明を詳細に説明する。図1〜図4は、本発明による
カメラの測光装置の実施例を示した図であって、図1は
カメラ全体を示した概略図、図2は測光用受光素子を示
した平面図、図3は演算装置のネットワーク構造を示し
た概念図、図4は演算装置の動作を示した流れ図であ
る。
【0012】この実施例の測光装置は、1眼レフカメラ
1に適用したものであり、図1に示すように、撮影レン
ズ2,クイックリターンミラー3,フォーカシングスク
リーン4,再結像レンズ6,測光用受光素子7,演算装
置8,シャッタ駆動装置9,絞り駆動装置10等から構
成されている。
【0013】被写体からの光束は、撮影レンズ2を通り
クイックリターンミラー3で反射され、フォーカシング
スクリーン4に結像され観察される。フォーカシングス
クリーン4上に結像された被写体像は、再結像レンズ6
により測光用の受光素子7に再結像される。
【0014】受光素子7は、受光した光束を光電変換し
て測光出力とする素子であり、図2に示すように、撮影
画面は5分割されており、それぞれの測光出力(レベル
B1〜B5)は、演算装置8に接続されている。
【0015】演算装置8は、公知のマイクロコンピュー
タが使用されており、カメラ全体の制御とともに、受光
素子7からの測光出力に基づいて、後述する図4の流れ
図に従って、分割測光のパターンとその特徴を抽出した
値を組み合わせた露光値が演算される。演算装置8の出
力は、シャッタ駆動装置9および絞り駆動装置10に接
続されており、撮影時には、演算された露光値に基づい
て、シャッタ駆動装置9および絞り駆動装置10が制御
され、フィルム5に露光が行われる。
【0016】次に、図3を参照して、演算装置8が有す
るネットワーク構造について説明する。演算装置8は、
入力層81,中間層82,出力層83の3階層から構成
されている。
【0017】入力層81には、ネットワークへの入力で
あるレベルI1〜I6が含まれている。レベルI1は、
画面中央部の明るさを示し、測光出力レベルB1がその
まま入力されている。レベルI2は、画面上部の明るさ
を示し、測光出力レベルB2とレベルB3の平均値が入
力されている。レベルI3は、画面下部の明るさを示
し、測光出力レベルB4とレベルB5の平均値が入力さ
れている。レベルI4は、画面のハイライト部の明るさ
を示し、測光出力レベルB1〜B5の中の最大値が入力
されている。レベルI5は、画面のシャドー部の明るさ
を示し、測光出力レベルB1〜B5の中の最小値が入力
されている。レベルI6は、定数項であり、常に1が入
力されている。
【0018】入力層81の入力値は、被写体の特徴を示
すように決められたものであるが、特にこれらの特徴に
限るものではなく、信号処理を行って、他の特徴を示す
値、例えば、前記入力値の2乗した値やそれ以上の高次
の値等を追加すれば、性能がより向上する。
【0019】抽出要素F1,抽出要素F2は、適合度演
算部84への入力値である。抽出要素F1は、測光出力
レベルB1〜B5の中の最大値であるレベルI4と同じ
値が入力されており、ここでは、この値を被写体の輝度
としている。抽出要素F2は、測光出力レベルB1〜B
5の最大輝度差が入力されている。
【0020】中間層82には、6個のニューロンNj が
用意されており、レベルI1〜I6の各入力と、学習済
みの重み係数Wijで結合している。このとき、ニューロ
ンNj の出力は、次の式で表される。 Nj =ΣWijIi ( i:1・・・6 ,j:1・・・6 ) …(1) 式(1)で示すように、この実施例のニューロンNj
は、単純な1次の線形式であるので、異なる入力に対す
る出力は直線的に変化し、撮影者にとって予想と大きく
外れる出力となることがない。
【0021】次に、これらのニューロンの出力Nj は、
適合度演算部84によって決定された適合度K1〜K6
により、次の式に従って加重加算平均され、出力層83
から制御値Oとして出力される。 O=(ΣKj Nj )/ΣKj (j:1・・・6) …(2)
【0022】適合度K1 〜K6 の値は、それぞれ以下に
示す6個のルールに従って、いわゆるファジイ処理によ
って求められる。ルール1は、「被写体が暗く、かつ、
輝度差が小さいときは、ニューロンN1 を採用する」と
いうルールであり、ルール2は、「被写体が明るく、か
つ、輝度差が小さいときは、ニューロンN2 を採用す
る」というルールであり、ルール3は、「被写体がたい
へん明るく、かつ、輝度差が小さいときは、ニューロン
N3 を採用する」というルールであり、ルール4は、
「被写体が暗く、かつ、輝度差が大きいときは、ニュー
ロンN4 を採用する」というルールであり、ルール5
は、「被写体が明るく、かつ、輝度差が大きいときは、
ニューロンN5 を採用する」というルールであり、ルー
ル6は、「被写体がたいへん明るく、かつ、輝度差が大
きいときは、ニューロンN6 を採用する」というルール
である。
【0023】ところで、この実施例によるネットワーク
では、各ニューロンNj の機能を分化させるために、フ
ァジイ処理によって求めた各ニューロンの適合度Kj を
付加し、次の式で学習を行う。 Wnij=Woij+e (T−Nj )Ii Kj …式(3) ただし、e は1回の修正の大きさを決めるパラメータで
あり、正の非常に小さな値をとる。また、Tは目標値、
Woijは前回の重み係数、Wnijは新しい重み係数であ
る。
【0024】この式(3)を用いて学習を行うことによ
り、各ニューロンNjは、相当するルール1〜6に適合
するデータで学習されることになる。例えば、ニューロ
ンN1は、図7における領域1に適合するデータを用い
て学習が行われ、学習後は領域1に最適な結合の重みが
得られる。
【0025】また、学習後の各重み係数Wnijの大きさ
を見れば、その領域1〜6で各入力が重視される度合が
わかり、入力に対する制御の予想がつく。例えば、ニュ
ーロンN1に対する重み係数Wi1の中で、重み係数W11
が最も大きい値であれば、入力I1つまり中央部の測光
値B1が最も重視されることがわかる。
【0026】これらの重み係数Wijの学習では、通常は
様々な被写体を想定して採取したデータで行なうことに
なる。さらに、特定の被写体、例えばポートレート、風
景等の撮影対象別に学習した重み係数Wijを何組か用意
し、撮影者が被写体に応じて選択できるようにすること
もでき、これは重み係数Wijを何組かカメラ内に用意す
るか、または外部から別の重み係数Wijを入力できるよ
うにすればよい。
【0027】次に、図4の流れ図に従って、演算装置8
の演算処理を中心にして、この実施例の動作を説明す
る。まず、ステップS1では、ADコンバータ等を通し
て、受光素子7からの測光値B1〜B5を取得する。
【0028】ステップS2では、ステップS1で取得し
た測光値B1〜Bより、次の式に基づいて、ネットワ
ークへの入力値のレベルI1〜Iを算出する。なお、
MAXは最大値、MINは最小値を示す関数である。 I1 =B1 …(4) I2 =(B2 +B3 )/2 …(5) I3 =(B4 +B5 )/2 …(6) I4 =MAX(B1 〜B5 ) …(7) I5 =MIN(B1 〜B5 ) …(8)
【0029】ステップS3では、ステップS2で算出し
たレベルより次の式に基づいて、抽出要素F1,F2を
算出する。 F1=I4 …(9) F2=I4−I5 …(10)
【0030】ステップS4では、適合度K1〜K6を、
抽出要素F1,F2とメンバーシップ関数より、次の式
に基づいて算出する。 K1 =MIN(Bmax1(F1 ),dB1(F2 )) …(11) K2 =MIN(Bmax2(F1 ),dB1(F2 )) …(12) K3 =MIN(Bmax3(F1 ),dB1(F2 )) …(13) K4 =MIN(Bmax1(F1 ),dB2(F2 )) …(14) K5 =MIN(Bmax2(F1 ),dB2(F2 )) …(15) K6 =MIN(Bmax3(F1 ),dB2(F2 )) …(16)
【0031】メンバーシップ関数は、図5に示すよう
に、関数Bmax1は「暗い」、関数Bmax2は「明
るい」、関数Bmax3は「たいへん明るい」という表
現の適合度を与える関数であり、図6に示すように、関
数dB1は「小さい」、関数dB2は「大きい」という
表現の適合度を表す関数とから成り立っている。つま
り、前述したルール1〜6において、被写体輝度(以下
Bmaxという)に対してF1という入力があるとき
「暗い」、「明るい」、「たいへん明るい」という表現
に対する適合度は、メンバーシップ関数Bmax1(F
1)、Bmax2(F1)、Bmax3(F1)で表す
ことになる。また、輝度差(以下dBという)に対して
F2という入力があるとき「小さい」、「大きい」とい
う表現に対する適合度は、メンバーシップ関数dB1
(F2)、dB2(F2)で表している。
【0032】これらのメンバーシップ関数は、演算装置
8のマイクロコンピュータのメモリ上に、各入力値に対
する適合値を、テーブルとして記憶したり、複数の直線
の式を組み合せてプログラム上で実現されるようになっ
ている。
【0033】次に、ステップS6では、レベルI1〜I
6と、学習済みの結合の重み係数Wijより、前述の式
(1)に基づいて、ニューロンN1〜N6を算出する。
ここで、図7を参照して、Bmax−dB座標上での中
間層82のニューロンNj が適合するようすを説明す
る。各々の番号(1〜6)が、中間層82でのニューロ
ンNj の番号に相当し、点線で表されている領域の境界
は、はっきりしたものではなく、境界付近では隣接する
中間層82のニューロンの出力N1〜N6の中間的な値
をとることになり、Bmax(F1)やdB(F2)の
変化に対して出力の変動は滑らかなものとなる。
【0034】最後に、ステップS7では、適合度K1〜
K6とニューロンN1〜N6より、前述の式(2)に従
って、制御値Oを算出する。つまり、ステップS4で演
算したルール1〜6の適合度K1 〜K6 を、図3に示し
た中間層82と出力層83の結合の重みKj となる演算
要素とし、加重加算平均した結果が制御値Oとなり、目
的の露光値が得られる。
【0035】次に、具体的に各ニューロンの適合度K1
〜K6の求め方を図8,図9を用いて説明する。図8
は、被写体輝度としてF1という入力があった場合を示
し、このとき「暗い」という表現に対する適合度Bma
x1(F1)は、0.3、「明るい」という表現に対す
る適合度Bmax2(F1)は0.7、「たいへん明る
い」という表現に対する適合度Bmax3(F1)は0
になる。
【0036】図9は、輝度差としてF2という入力があ
った場合を示し、このとき「小さい」という表現に対す
る適合度dB1(F2)は0.9、「大きい」という表
現に対する適合度dB2(F2)は0.1となる。
【0037】従って、F1,F2という入力があった場
合のルール1〜ルール6の適合度K1〜K6は、図4の
ステップS4において以下のようになる。 K1=MIN(0.3,0.9)=0.3 K2=MIN(0.7,0.9)=0.7 K3=MIN( 0,0.9)=0 K4=MIN(0.3,0.1)=0.1 K5=MIN(0.7,0.1)=0.1 K6=MIN( 0,0.1)=0 これらK1〜K6を用いて、図4のステップS7におい
て制御値Oを得る。
【0038】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更ができ、それらも本発明の範囲内である。例
えば、この実施例では、ニューロンNj の適合度K1〜
K6の決定には、すべての入力に対してのファジイ処理
をする方法を用いたが、演算装置8のCPUの演算時間
の短縮化やプログラム容量に制約がある場合には、適合
度Kの値が1か0で中間的な値をとらない処理、つまり
ニューロンNj の中から図9で示す領域に適合するもの
を1個だけ選択するシステムでもよい。このようにすれ
ば、領域の境界付近での滑らかさは少し粗なものなるも
のの、境界の数は、従来のシステムに較べて遙かに少な
いので、精度は従来より高く、前述のような境界問題は
生じにくく、しかも、選択されたニューロンの演算だけ
すればよいので演算速度が速くなる。
【0039】また、この実施例では、ルールの数(ニュ
ーロンNの数)が6個の場合について説明したが、この
数に限定される必要はなく、ルールの数が多いほうが性
能が向上する。これは、要求される精度と搭載されるC
PU等の容量に応じて選択すればよい。
【0040】なお、適合度を演算する場合に、小さい方
の値をとるようにしたが、両者の積を演算するようにし
てもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抽出した特徴に基づいて、適合度を求めてさらに重み付
けをするので、想定された撮影シーンの境界となるよう
な被写体に対しては、滑らかな露光値が得られる。
【0042】また、ネットワーク構造を線型にするとと
もに、各ニューロンの機能を明確にすることにより、出
力の予想が可能であるので、多くの被写体パターンを選
択せずに、わずかな測光上の撮影シーンの変化にも、よ
り適切な露光値を与え、少ない学習量で様々な被写体に
対して予想が可能な最適な露光値を与えることができ
る。
【0043】更に、演算装置が小規模でかつ単純であ
り、従来のカメラに搭載されているマイクロコンピュー
タで演算処理ができ、製品化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例を適用したカメラ全体を示した概略図である。
【図2】図2は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例に使用されている測光用受光素子を示した平面図であ
る。
【図3】図3は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例の演算装置に含まれるネットワーク構造を示した概念
図である。
【図4】図4は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例の演算装置の動作を説明する流れ図である。
【図5】図5は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例における被写体輝度に対する適合度を表すメンバーシ
ップ関数を示す図である。
【図6】図6は、本発明によるカメラの測光装置の実施
例における輝度差に対する適合度を表すメンバーシップ
関数を示す図である。
【図7】図7は、輝度差と被写体輝度の適合度の組合せ
を示す線図である。
【図8】図8は、本発明のカメラの測光装置の実施例に
おける「暗い」という表現に対する適合度を決定する状
態を示す線図である。
【図9】図9は、本発明のカメラの測光装置の実施例に
おける「小さい」という表現に対する適合度を決定する
状態を示す線図である。
【符号の説明】
1 1眼レフカメラ 2 撮影レンズ 3 クイックリターンミラー 4 フォーカシングスクリーン 5 フィルム 6 再結像レンズ 7 測光用受光素子 8 演算装置 9 シヤッタ駆動装置 10 絞り駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 7/28 G01J 1/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面を複数の測光領域に分割して測
    光する測光用受光素子を備えたカメラの測光装置におい
    て、 前記測光用受光素子の分割された複数の測光領域からの
    出力により被写体の特徴を示す複数の被写体情報を抽出
    する特徴抽出手段と、 前記被写体情報を予め定められた複数の重み係数に従っ
    て加重加算演算し、複数の出力を生成する第1の演算手
    段と、 前記被写体情報に従って前記第1の演算手段からの複数
    の出力に対して連続的に変化する関数を用いて適合度を
    算出する適合度算出手段と、 前記第1の演算手段の複数の出力を前記適合度算出手段
    で算出した適合度に従って加重加算演算し、露光制御信
    号を生成する第2の演算手段とから構成したことを特徴
    とするカメラの測光装置。
JP08366591A 1991-03-22 1991-03-22 カメラの測光装置 Expired - Lifetime JP3203670B2 (ja)

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