JP3200209B2 - ズームレンズのエクステンダー光学系遠隔操作装置 - Google Patents
ズームレンズのエクステンダー光学系遠隔操作装置Info
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- JP3200209B2 JP3200209B2 JP34741192A JP34741192A JP3200209B2 JP 3200209 B2 JP3200209 B2 JP 3200209B2 JP 34741192 A JP34741192 A JP 34741192A JP 34741192 A JP34741192 A JP 34741192A JP 3200209 B2 JP3200209 B2 JP 3200209B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビカメラ用ズームレ
ンズにおけるエクステンダー切替レバーの遠隔操作装置
に関するものである。
ンズにおけるエクステンダー切替レバーの遠隔操作装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エクステンダー変倍光学系は、それをズ
ームレンズの光学系に挿入する事によりレンズの焦点距
離範囲の長焦点側を拡大し、より遠距離の被写体を大き
く拡大して撮影するために用いられるものである。そし
て、近年、より高い演出効果の要請からこのエクステン
ダーの挿入動作の遠隔操作が求められるようになってい
る。
ームレンズの光学系に挿入する事によりレンズの焦点距
離範囲の長焦点側を拡大し、より遠距離の被写体を大き
く拡大して撮影するために用いられるものである。そし
て、近年、より高い演出効果の要請からこのエクステン
ダーの挿入動作の遠隔操作が求められるようになってい
る。
【0003】まず、手動にてエクステンダーを切り換え
操作するレバーをもつテレビカメラ用レンズの要部断面
図を図8に示す。エクステンダー手動操作部は、レバー
110およびそれと結合されたセクター111およびセ
クター111に保持されたエクステンダー変倍光学系1
12およびスプリング113で構成される。尚、二点破
線は挿着状態を、一点破線は脱した状態を示している。
そして、レバー110はスプリング113により引っ張
られているため左右いずれかの端で安定した状態で固定
される。このため、一方から他の一方へレバーを動かす
場合、途中までスプリング113のバネ力に逆らってレ
バーを動かしたのちは、目的とする側の端点までバネ力
に従って自動的に動くようになっている。尚、113a
はバネ113の支点である。
操作するレバーをもつテレビカメラ用レンズの要部断面
図を図8に示す。エクステンダー手動操作部は、レバー
110およびそれと結合されたセクター111およびセ
クター111に保持されたエクステンダー変倍光学系1
12およびスプリング113で構成される。尚、二点破
線は挿着状態を、一点破線は脱した状態を示している。
そして、レバー110はスプリング113により引っ張
られているため左右いずれかの端で安定した状態で固定
される。このため、一方から他の一方へレバーを動かす
場合、途中までスプリング113のバネ力に逆らってレ
バーを動かしたのちは、目的とする側の端点までバネ力
に従って自動的に動くようになっている。尚、113a
はバネ113の支点である。
【0004】従来のエクステンダー光学系における遠隔
操作装置では、図7に示したように、図8の手動操作用
レバー付きのレンズのエクステンダー光学系手動切替用
のレバー110をギア119に交換し、ギア118およ
び117からなるギア列を介してモーター116に接続
する事により、エクステンダー変倍光学系のリモートに
よる遠隔操作を行っている。
操作装置では、図7に示したように、図8の手動操作用
レバー付きのレンズのエクステンダー光学系手動切替用
のレバー110をギア119に交換し、ギア118およ
び117からなるギア列を介してモーター116に接続
する事により、エクステンダー変倍光学系のリモートに
よる遠隔操作を行っている。
【0005】尚、100はカメラレンズ、100aはマ
ウント部、101は各種の電気調整及びズーム操作部1
01aを具えるグリップ部である。図7(A)はレンズ
上視図、(B)はレンズ後部より観た図である。
ウント部、101は各種の電気調整及びズーム操作部1
01aを具えるグリップ部である。図7(A)はレンズ
上視図、(B)はレンズ後部より観た図である。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】従来のエクステン
ダー光学系遠隔操作装置では、レンズの手動用レバーを
ギアに交換し、駆動用アクチュエータに連結される。
ダー光学系遠隔操作装置では、レンズの手動用レバーを
ギアに交換し、駆動用アクチュエータに連結される。
【0007】このため、以下の欠点があった。
【0008】(1)遠隔操作装置を付加する際に、レン
ズの手動用レバーの交換が必要となる。
ズの手動用レバーの交換が必要となる。
【0009】(2)レンズに、遠隔操作用のギアを配置
するスペースが必要である。
するスペースが必要である。
【0010】今日の放送用ズームレンズは小型化の要求
から主光束とエクステンダー手動切替レバーが接近し、
このスペースが確保できないことが多い。
から主光束とエクステンダー手動切替レバーが接近し、
このスペースが確保できないことが多い。
【0011】(3)エクステンダー変倍光学系と手動用
レバーは遊び無く結合されているので、エクステンダー
変倍光学系の光軸を他の光学系の光軸と正確に一致する
位置に保持するためには、手動用レバーの代わりに取り
付けたギアの角度を正確に保持する必要があり、そのた
めの正確な位置検出手段が必要である。
レバーは遊び無く結合されているので、エクステンダー
変倍光学系の光軸を他の光学系の光軸と正確に一致する
位置に保持するためには、手動用レバーの代わりに取り
付けたギアの角度を正確に保持する必要があり、そのた
めの正確な位置検出手段が必要である。
【0012】以上の欠点から、装置の大型化、高価格化
を招いていた。本発明は、かかる問題点を解決すること
を目的とする。
を招いていた。本発明は、かかる問題点を解決すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、エクステン
ダー手動切替用レバーをそのまま流用すると共に、空隙
を持つ動力伝達手段を設けることにより、上記問題点を
解決した。具体的には、本発明の第1の発明は、エクス
テンダー光学系遠隔操作装置が、両方向に回動操作可能
であってエクステンダー光学系をズームレンズの主光束
上に挿脱するための切替レバーを有し、駆動源からの動
力を切替レバーに伝達するための動力伝達手段により切
替レバーの遠隔操作が可能であり、かつ動力伝達手段の
一部であって切替レバーの両方向で切替レバーを直接押
動して駆動する駆動部材と、切替レバーが両方向のいず
れかの方向に所定の角度以上回動したとき、エクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する切替レバーの特定位置に、切替
レバーをバネ力によって固定させる自動復元機構を有
し、切替レバーの特定位置に切替レバーをバネ力によっ
て固定させる自動復元機構の作用を動力伝達手段が妨げ
ないように、切替レバーと駆動部材との間に遊びを設け
たことを特徴とする。本発明の第2の発明は、エクステ
ンダー光学系遠隔操作装置が、両方向に回動操作可能で
あってエクステンダー光学系をズームレンズの主光束上
に挿脱するための切替レバーを有し、駆動源からの動力
を切替レバーに伝達するための動力伝達手段により切替
レバーの遠隔操作が可能であり、かつ切替レバーが両方
向のいずれかの方向に所定の角度以上回動したとき、エ
クステンダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主
光束上から脱した状態に対応する切替レバーの特定位置
に、切替レバーをバネ力によって固定させる自動復元機
構を有しており、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、動力伝達手段の途中の伝達部
材間に遊びを設けたことを特徴とする。本発明の第3の
発明は、エクステンダー光学系遠隔操作装置が、両方向
に回動操作可能であって、エクステンダー光学系をズー
ムレンズの主光束上に挿脱するための切替レバーを有
し、駆動源からの動力を切替レバーに伝達するための動
力伝達手段により切替レバーの遠隔操作が可能であり、
かつ切替レバーが両方向のいずれかの方向に所定の角度
以上回動したとき、エクステンダー光学系の主光束上へ
の挿着状態もしくは主光束上から脱した状態に対応する
切替レバーの特定位置に、切替レバーをバネ力によって
固定させる自動復元機構を有しており、切替レバーの特
定位置に切替レバーをバネ力によって固定させる自動復
元機構の作用を動力伝達手段が妨げないように、動力伝
達手段の途中の伝達部材を柔軟性を有する部材で構成し
たことを特徴とする。本発明の第4の発明は、上記第
1、第2、第3のいずれかの発明において、エクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する切替レバーの位置に、切替レバ
ーが到達する前に、駆動源の駆動を停止する手段を有す
ることを特徴とする。本発明の第5の発明は、上記第1
または第2の発明において、動力伝達手段が、駆動源の
回転運動を往復運動に変換する変換手段と、リンク部材
を有することを特徴とする。本発明の第6の発明は、上
記第2の発明において、動力伝達手段の特定の伝達部材
は、摩擦発生部材によって、移動に際して摩擦力が付与
されたことを特徴とする。
ダー手動切替用レバーをそのまま流用すると共に、空隙
を持つ動力伝達手段を設けることにより、上記問題点を
解決した。具体的には、本発明の第1の発明は、エクス
テンダー光学系遠隔操作装置が、両方向に回動操作可能
であってエクステンダー光学系をズームレンズの主光束
上に挿脱するための切替レバーを有し、駆動源からの動
力を切替レバーに伝達するための動力伝達手段により切
替レバーの遠隔操作が可能であり、かつ動力伝達手段の
一部であって切替レバーの両方向で切替レバーを直接押
動して駆動する駆動部材と、切替レバーが両方向のいず
れかの方向に所定の角度以上回動したとき、エクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する切替レバーの特定位置に、切替
レバーをバネ力によって固定させる自動復元機構を有
し、切替レバーの特定位置に切替レバーをバネ力によっ
て固定させる自動復元機構の作用を動力伝達手段が妨げ
ないように、切替レバーと駆動部材との間に遊びを設け
たことを特徴とする。本発明の第2の発明は、エクステ
ンダー光学系遠隔操作装置が、両方向に回動操作可能で
あってエクステンダー光学系をズームレンズの主光束上
に挿脱するための切替レバーを有し、駆動源からの動力
を切替レバーに伝達するための動力伝達手段により切替
レバーの遠隔操作が可能であり、かつ切替レバーが両方
向のいずれかの方向に所定の角度以上回動したとき、エ
クステンダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主
光束上から脱した状態に対応する切替レバーの特定位置
に、切替レバーをバネ力によって固定させる自動復元機
構を有しており、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、動力伝達手段の途中の伝達部
材間に遊びを設けたことを特徴とする。本発明の第3の
発明は、エクステンダー光学系遠隔操作装置が、両方向
に回動操作可能であって、エクステンダー光学系をズー
ムレンズの主光束上に挿脱するための切替レバーを有
し、駆動源からの動力を切替レバーに伝達するための動
力伝達手段により切替レバーの遠隔操作が可能であり、
かつ切替レバーが両方向のいずれかの方向に所定の角度
以上回動したとき、エクステンダー光学系の主光束上へ
の挿着状態もしくは主光束上から脱した状態に対応する
切替レバーの特定位置に、切替レバーをバネ力によって
固定させる自動復元機構を有しており、切替レバーの特
定位置に切替レバーをバネ力によって固定させる自動復
元機構の作用を動力伝達手段が妨げないように、動力伝
達手段の途中の伝達部材を柔軟性を有する部材で構成し
たことを特徴とする。本発明の第4の発明は、上記第
1、第2、第3のいずれかの発明において、エクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する切替レバーの位置に、切替レバ
ーが到達する前に、駆動源の駆動を停止する手段を有す
ることを特徴とする。本発明の第5の発明は、上記第1
または第2の発明において、動力伝達手段が、駆動源の
回転運動を往復運動に変換する変換手段と、リンク部材
を有することを特徴とする。本発明の第6の発明は、上
記第2の発明において、動力伝達手段の特定の伝達部材
は、摩擦発生部材によって、移動に際して摩擦力が付与
されたことを特徴とする。
【0014】
【実施例】図1ないし図2は本発明の第1の実施例の要
部を示し、図3は本発明の装置とズームレンズとの関係
を示した全体図である。尚、従来例と同じ要素は同一の
符番を付けている。
部を示し、図3は本発明の装置とズームレンズとの関係
を示した全体図である。尚、従来例と同じ要素は同一の
符番を付けている。
【0015】図3において、(A)はズームレンズを上
方より観た図、(B)は背面から観た図である。
方より観た図、(B)は背面から観た図である。
【0016】図1において1は駆動源であるところのモ
ータ、2はモータ1の出力軸に固定されているギア、3
はギア2と噛合しているギア、4はギア3に固定され回
転が自由である送りネジ、5は送りネジ4と螺合してい
るナット、6はナット5に固定されている回転防止用ガ
イドピン、7a及び7bはガイドピン6の位置を検出す
る位置検出用リミットスイッチ、8は一端がナット5に
回転及び直動可能に連結されたリンク、9は一端でリン
ク8に回転自由に連結され、他端がエクステンダー挿脱
のためのレバーを把持しているレバーホルダである。そ
してリンク8にはナット5に設けられたピン5aが摺動
できる直線溝8aが設けられている。10はレバーホル
ダー9に連結されるところのエクステンダー切替操作レ
バー、11はモータ1、リミットスイッチ7a・7bを
固定し、送りネジ4を回転可能に保持して且つガイドピ
ン6を直進方向のみが自由であるように保持し収納する
エクステンダー切替装置の収納部である。
ータ、2はモータ1の出力軸に固定されているギア、3
はギア2と噛合しているギア、4はギア3に固定され回
転が自由である送りネジ、5は送りネジ4と螺合してい
るナット、6はナット5に固定されている回転防止用ガ
イドピン、7a及び7bはガイドピン6の位置を検出す
る位置検出用リミットスイッチ、8は一端がナット5に
回転及び直動可能に連結されたリンク、9は一端でリン
ク8に回転自由に連結され、他端がエクステンダー挿脱
のためのレバーを把持しているレバーホルダである。そ
してリンク8にはナット5に設けられたピン5aが摺動
できる直線溝8aが設けられている。10はレバーホル
ダー9に連結されるところのエクステンダー切替操作レ
バー、11はモータ1、リミットスイッチ7a・7bを
固定し、送りネジ4を回転可能に保持して且つガイドピ
ン6を直進方向のみが自由であるように保持し収納する
エクステンダー切替装置の収納部である。
【0017】前記構成に於いて、モータ1に電流を流
し、これを駆動させるとその出力軸と一体になっている
ギア2が回転し、ギア2と噛合されたギア3が回転する
ため、ギア3と一体である送りネジ4が回転する。ナッ
ト5は送りネジ4に螺合され、且つガイドピン6を介し
て本体11に直進方向のみの自由を与えられるため、送
りネジ4の回転と共にネジ軸方向に移動する。ナット5
に固定されたガイドピン6がリミットスイッチ7aまた
は7bに達すると、モータ1への駆動電流の供給が断た
れる。
し、これを駆動させるとその出力軸と一体になっている
ギア2が回転し、ギア2と噛合されたギア3が回転する
ため、ギア3と一体である送りネジ4が回転する。ナッ
ト5は送りネジ4に螺合され、且つガイドピン6を介し
て本体11に直進方向のみの自由を与えられるため、送
りネジ4の回転と共にネジ軸方向に移動する。ナット5
に固定されたガイドピン6がリミットスイッチ7aまた
は7bに達すると、モータ1への駆動電流の供給が断た
れる。
【0018】図2はこの実施例の機構の基本動作を模式
化したものであり、ナット5の軸部の直進運動に伴うリ
ンク8、駆動部材としてのレバーホルダ9、及びエクス
テンダー切替操作レバー10のそれぞれの動作を示した
ものである。
化したものであり、ナット5の軸部の直進運動に伴うリ
ンク8、駆動部材としてのレバーホルダ9、及びエクス
テンダー切替操作レバー10のそれぞれの動作を示した
ものである。
【0019】図2−(A)に於いて、ナット5が図中下
方に移動するとリンクピン8を介してレバーホルダ9が
引っ張られる形となり、レバーホルダと連結されたエク
ステンダー切替操作レバー10を回転させ始める。以
後、図2−(B)、図2−(C)のようにナット5の移
動に伴ってエクステンダー切替操作レバー10が回転
し、図2−(C)に於いて前述のようにガイドピン6が
リミットスイッチ7−bに達した状態となると、ナット
5の直進運動が停止する。ここで、エクステンダー切替
操作レバー10がカメラレンズに内蔵された従来例で説
明した自動復元機構により図中矢印の方向に回転運動を
続けようとする。この時、リンク8はナット5に対して
回転及び直進が自由な状態で連結され、且つレバーホル
ダ9に対して回転自由な状態で連結されているため、エ
クステンダー切替操作レバー10はその自己復元力によ
り図2−(D)のようにカメラレンズの光学系が完全に
切り替わるまで回転することになる。
方に移動するとリンクピン8を介してレバーホルダ9が
引っ張られる形となり、レバーホルダと連結されたエク
ステンダー切替操作レバー10を回転させ始める。以
後、図2−(B)、図2−(C)のようにナット5の移
動に伴ってエクステンダー切替操作レバー10が回転
し、図2−(C)に於いて前述のようにガイドピン6が
リミットスイッチ7−bに達した状態となると、ナット
5の直進運動が停止する。ここで、エクステンダー切替
操作レバー10がカメラレンズに内蔵された従来例で説
明した自動復元機構により図中矢印の方向に回転運動を
続けようとする。この時、リンク8はナット5に対して
回転及び直進が自由な状態で連結され、且つレバーホル
ダ9に対して回転自由な状態で連結されているため、エ
クステンダー切替操作レバー10はその自己復元力によ
り図2−(D)のようにカメラレンズの光学系が完全に
切り替わるまで回転することになる。
【0020】次に遠隔操作によりエクステンダーを逆方
向に切り換える操作を行うと、図2−(E)、図2−
(F)のようにナット5の直進運動と共にエクステンダ
ー切替操作レバー10が前述の動作と同様に逆方向に回
転する。
向に切り換える操作を行うと、図2−(E)、図2−
(F)のようにナット5の直進運動と共にエクステンダ
ー切替操作レバー10が前述の動作と同様に逆方向に回
転する。
【0021】以上のように送りネジ4が減速機構として
作用するため、ギア列などによる減速機構を設ける必要
が無く、機構が単純化される。
作用するため、ギア列などによる減速機構を設ける必要
が無く、機構が単純化される。
【0022】尚、モータ1からの駆動力を送りネジに伝
達する手段として、図1におけるギア2及びギア3の代
わりにベルトを使用する方法、或いはギア2及びギア3
を廃除してモータ1と送りネジ4を直結する方法も同時
に考えられる。
達する手段として、図1におけるギア2及びギア3の代
わりにベルトを使用する方法、或いはギア2及びギア3
を廃除してモータ1と送りネジ4を直結する方法も同時
に考えられる。
【0023】以下に、本発明の目的を達成するための別
の実施例を示す。
の実施例を示す。
【0024】図4は本発明の第2の実施例を示したもの
であり、第1の実施例において使用したリンク8を糸状
の柔軟部材であるリンク12に置き換えることにより、
その柔軟性が先のリンク8に設けた長溝8aによる遊び
の代替となり、ナット5とリンク12の間に直進方向の
自由を持たせる必要が無くなるため、機構がより単純化
される。
であり、第1の実施例において使用したリンク8を糸状
の柔軟部材であるリンク12に置き換えることにより、
その柔軟性が先のリンク8に設けた長溝8aによる遊び
の代替となり、ナット5とリンク12の間に直進方向の
自由を持たせる必要が無くなるため、機構がより単純化
される。
【0025】図5は本発明の第3の実施例を示したもの
であり、13はナット5に直接固定され、エクステンダ
ー切替操作レバー10に力を伝達するための駆動部材と
してのアームである。
であり、13はナット5に直接固定され、エクステンダ
ー切替操作レバー10に力を伝達するための駆動部材と
してのアームである。
【0026】図5において、モータ1に駆動電流を流す
とモータ1の駆動力がナット5に結合されたアーム13
に伝達され、アーム13が直進運動をすることによりエ
クステンダー切替操作レバー10に回転力が加えられ、
さらにアーム13にはエクステンダー切替操作レバー1
0との間に遊びを設けてあるために、第1の実施例と同
様に光学系が確実に切り替わるまで動作する。
とモータ1の駆動力がナット5に結合されたアーム13
に伝達され、アーム13が直進運動をすることによりエ
クステンダー切替操作レバー10に回転力が加えられ、
さらにアーム13にはエクステンダー切替操作レバー1
0との間に遊びを設けてあるために、第1の実施例と同
様に光学系が確実に切り替わるまで動作する。
【0027】図6は実施例1に示した機構の駆動部であ
るところの回転型モータ1、ギア2、ギア3、送りネジ
4、ナット5の5部材をリニアモータガイド14及びリ
ニアモータ駆動部15で置き換えたものであり、駆動部
の機構をより簡素化している。
るところの回転型モータ1、ギア2、ギア3、送りネジ
4、ナット5の5部材をリニアモータガイド14及びリ
ニアモータ駆動部15で置き換えたものであり、駆動部
の機構をより簡素化している。
【0028】図9は本発明の更なる別の実施例を示す図
であり、図10は本発明の装置と手動レバー付きのレン
ズとの関係を示す全体図である。
であり、図10は本発明の装置と手動レバー付きのレン
ズとの関係を示す全体図である。
【0029】はじめに、装置の構成を説明する。
【0030】カム21の外周にはギアが刻設されてお
り、モーター23の出力軸に連結しているギア24を介
して、モーター23と連動して回転する。さらに、カム
21に設けられたピン25により、カム21と連結棒2
6はピン25を中心として回転自由に結合されている。
いっぽう、アーム27は、エクステンダー手動切替レバ
ー10の回転方向に沿って対向する2方向から、所定の
空隙を介してアーム27を挟み込む形状をもち、軸29
を中心に回転運動する。また、連結棒26の他端に設け
られたピン30により、連結棒26とアーム27はピン
30を中心に回転自由に結合されている。
り、モーター23の出力軸に連結しているギア24を介
して、モーター23と連動して回転する。さらに、カム
21に設けられたピン25により、カム21と連結棒2
6はピン25を中心として回転自由に結合されている。
いっぽう、アーム27は、エクステンダー手動切替レバ
ー10の回転方向に沿って対向する2方向から、所定の
空隙を介してアーム27を挟み込む形状をもち、軸29
を中心に回転運動する。また、連結棒26の他端に設け
られたピン30により、連結棒26とアーム27はピン
30を中心に回転自由に結合されている。
【0031】次に、装置の動作を説明する。モーター2
3の回転に伴い、ギア24、カム21が回転し、アーム
27が軸を中心に回転運動する。その結果、アーム27
によりエクステンダー手動切替レバー10が押される。
そして、エクステンダー手動切替レバー10が一定以上
の角度回転すると、前述した通り、レンズ内部のスプリ
ング機構により、エクステンダー変倍光学系の光軸がズ
ームレンズの光軸と一致する位置に自動的に引き込まれ
る。その後、アーム27は手動切替レバー10を追うよ
うに軸29を中心に回転し続ける。そして、アーム27
がレンズに衝突する手前で、ピン21aとリミットスイ
ッチ31aもしくはピン21bとリミットスイッチ31
bが触れることによりアーム7の動作範囲の端点が検出
され、モーター3の駆動が停止する。
3の回転に伴い、ギア24、カム21が回転し、アーム
27が軸を中心に回転運動する。その結果、アーム27
によりエクステンダー手動切替レバー10が押される。
そして、エクステンダー手動切替レバー10が一定以上
の角度回転すると、前述した通り、レンズ内部のスプリ
ング機構により、エクステンダー変倍光学系の光軸がズ
ームレンズの光軸と一致する位置に自動的に引き込まれ
る。その後、アーム27は手動切替レバー10を追うよ
うに軸29を中心に回転し続ける。そして、アーム27
がレンズに衝突する手前で、ピン21aとリミットスイ
ッチ31aもしくはピン21bとリミットスイッチ31
bが触れることによりアーム7の動作範囲の端点が検出
され、モーター3の駆動が停止する。
【0032】なお、エクステンダー変倍光学系がレンズ
の主光束から退出する場合は、これと逆方向に動作す
る。
の主光束から退出する場合は、これと逆方向に動作す
る。
【0033】図11は本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例は、前の実施例の手動切替レバー10
とアーム27の間の空隙による遊びとともに、ギア40
に周方向に沿った長穴40aを設け、カム21に設けた
ピン41をその長穴に挿入する事により、さらに大きな
遊びをもたせた構成となっている。なお、この実施例で
はカム21の外周にはギアが刻設されていない。
ある。この実施例は、前の実施例の手動切替レバー10
とアーム27の間の空隙による遊びとともに、ギア40
に周方向に沿った長穴40aを設け、カム21に設けた
ピン41をその長穴に挿入する事により、さらに大きな
遊びをもたせた構成となっている。なお、この実施例で
はカム21の外周にはギアが刻設されていない。
【0034】これにより、手動切替レバーを一定角度以
上駆動した後は、レンズに内蔵される自動復元機構によ
りレバー自身が自動的に端点にひき込まれるため、レバ
ーによりアームが押される。このとき、上記の長穴とピ
ンの間の空隙によりアームおよび連結棒はモーターの駆
動力から解放される。そして、長穴とピンの間の空隙を
十分にとっておくことにより、アームおよびレバーはレ
バーの自動復元機構の作用を妨げることなく、レバーに
伴って運動する。このため、レンズの自動復元機構が作
用を開始した時点から、アームがレバーに押されている
間に、モーターの駆動を停止すればよい。従って、前の
実施例よりも更にアームの動作範囲の検出精度が低くて
も動作可能である。
上駆動した後は、レンズに内蔵される自動復元機構によ
りレバー自身が自動的に端点にひき込まれるため、レバ
ーによりアームが押される。このとき、上記の長穴とピ
ンの間の空隙によりアームおよび連結棒はモーターの駆
動力から解放される。そして、長穴とピンの間の空隙を
十分にとっておくことにより、アームおよびレバーはレ
バーの自動復元機構の作用を妨げることなく、レバーに
伴って運動する。このため、レンズの自動復元機構が作
用を開始した時点から、アームがレバーに押されている
間に、モーターの駆動を停止すればよい。従って、前の
実施例よりも更にアームの動作範囲の検出精度が低くて
も動作可能である。
【0035】図12は図11の要部の具体的構成を示す
ものであり、カム21とギア40の部分に相当する。
ものであり、カム21とギア40の部分に相当する。
【0036】カム21とギア40の間に、Oリングやウ
エーブワッシャーなどの弾性体リング42によりカム2
1に押しつけられたワッシャー43を配置する事によ
り、レンズに内蔵される自動復元機構により手動切替レ
バーがアームおよび連結棒を伴って自動的に引き込まれ
る際に、摩擦力を発生する。
エーブワッシャーなどの弾性体リング42によりカム2
1に押しつけられたワッシャー43を配置する事によ
り、レンズに内蔵される自動復元機構により手動切替レ
バーがアームおよび連結棒を伴って自動的に引き込まれ
る際に、摩擦力を発生する。
【0037】この摩擦力により、手動操作を前提とした
レンズに内蔵されるエクステンダー自動復元機構(図8
の部材111、112、113から成る)により発生す
る衝撃音が緩和される。
レンズに内蔵されるエクステンダー自動復元機構(図8
の部材111、112、113から成る)により発生す
る衝撃音が緩和される。
【0038】なお、弾性体リング42の材質によって
は、摩擦力発生の作用を弾性体リング42にかねさせる
ことも可能であり、その場合はワッシャー43が不要で
ある。
は、摩擦力発生の作用を弾性体リング42にかねさせる
ことも可能であり、その場合はワッシャー43が不要で
ある。
【0039】図13は本発明の更なる実施例を示すもの
である。この実施例は、アーム27にギア27aを刻設
する事により、図11の実施例のカム21、連結棒2
6、ピン25、ピン30の作用をアーム27、ギア4
4、ギア24からなるギア列で実現している。
である。この実施例は、アーム27にギア27aを刻設
する事により、図11の実施例のカム21、連結棒2
6、ピン25、ピン30の作用をアーム27、ギア4
4、ギア24からなるギア列で実現している。
【0040】図14は本発明の更なる実施例を示すもの
であり、図15はその断面図である。この実施例におい
てアーム27と軸29にかわり、ガイド45に円弧に溝
を設けるとともにアーム27に突起27aを設け、ガイ
ド45の溝とアーム27の突起を噛み合わせることによ
り、アーム27をエクステンダー切替レバーに沿って動
くようにしたものである。
であり、図15はその断面図である。この実施例におい
てアーム27と軸29にかわり、ガイド45に円弧に溝
を設けるとともにアーム27に突起27aを設け、ガイ
ド45の溝とアーム27の突起を噛み合わせることによ
り、アーム27をエクステンダー切替レバーに沿って動
くようにしたものである。
【0041】このような構成とする事で、図9における
軸29を配するスペースが不要となり、装置の小型化が
可能となる。
軸29を配するスペースが不要となり、装置の小型化が
可能となる。
【0042】
【発明の効果】本発明の第1の発明のように、自動復元
機構と駆動部材を設け、切替レバーの特定位置に切替レ
バーをバネ力によって固定させる自動復元機構の作用を
動力伝達手段が妨げないように、切替レバーと駆動部材
との間に遊びを設けることで、切替レバーがエクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する位置に、容易にかつ確実に移動
可能となり、使い勝手のよい高精度なエクステンダー光
学系遠隔操作装置を提供することができる。また、遠隔
操作する場合においても切替レバーの代わりにギアを配
置する必要がなくなりそのまま切替レバーを使用できる
ので、装置の大型化、高価格化を回避することができ
る。
機構と駆動部材を設け、切替レバーの特定位置に切替レ
バーをバネ力によって固定させる自動復元機構の作用を
動力伝達手段が妨げないように、切替レバーと駆動部材
との間に遊びを設けることで、切替レバーがエクステン
ダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは主光束上か
ら脱した状態に対応する位置に、容易にかつ確実に移動
可能となり、使い勝手のよい高精度なエクステンダー光
学系遠隔操作装置を提供することができる。また、遠隔
操作する場合においても切替レバーの代わりにギアを配
置する必要がなくなりそのまま切替レバーを使用できる
ので、装置の大型化、高価格化を回避することができ
る。
【0043】また、本発明の第2の発明のように、自動
復元機構を設け、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、切替レバーと動力伝達手段の
途中の伝達部材間に遊びを設けることで、切替レバーが
エクステンダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは
主光束上から脱した状態に対応する位置に、容易にかつ
確実に移動可能となり、使い勝手のよい高精度なエクス
テンダー光学系遠隔操作装置を提供することができる。
また、遠隔操作する場合においても切替レバーの代わり
にギアを配置する必要がなくなりそのまま切替レバーを
使用できるので、装置の大型化、高価格化を回避するこ
とができる。また、本発明の第3の発明のように、自動
復元機構を設け、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、切替レバーと動力伝達手段の
途中の伝達部材を柔軟性を有する部材で構成すること
で、切替レバーがエクステンダー光学系の主光束上への
挿着状態もしくは主光束上から脱した状態に対応する位
置に、容易にかつ確実に移動可能となり、使い勝手のよ
い高精度なエクステンダー光学系遠隔操作装置を提供す
ることができる。また、遠隔操作する場合においても切
替レバーの代わりにギアを配置する必要がなくなりその
まま切替レバーを使用できるので、装置の大型化、高価
格化を回避することができる。さらに、第4の発明のよ
うにすることで、上記第1、第2、第3の発明の効果を
もたらす、より好適なエクステンダー光学系遠隔操作装
置を提供することができる。さらに、第5の発明のよう
な駆動伝達手段にすることで、より簡素で精度のよいエ
クステンダー光学系遠隔操作装置を提供することができ
る。さらに、第6の発明のように動力伝達手段の特定の
伝達部材は、摩擦発生部材によって、移動に際して摩擦
力が付与されたことで、自動復元機構により発生する衝
撃音を緩和することができる。
復元機構を設け、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、切替レバーと動力伝達手段の
途中の伝達部材間に遊びを設けることで、切替レバーが
エクステンダー光学系の主光束上への挿着状態もしくは
主光束上から脱した状態に対応する位置に、容易にかつ
確実に移動可能となり、使い勝手のよい高精度なエクス
テンダー光学系遠隔操作装置を提供することができる。
また、遠隔操作する場合においても切替レバーの代わり
にギアを配置する必要がなくなりそのまま切替レバーを
使用できるので、装置の大型化、高価格化を回避するこ
とができる。また、本発明の第3の発明のように、自動
復元機構を設け、切替レバーの特定位置に切替レバーを
バネ力によって固定させる自動復元機構の作用を動力伝
達手段が妨げないように、切替レバーと動力伝達手段の
途中の伝達部材を柔軟性を有する部材で構成すること
で、切替レバーがエクステンダー光学系の主光束上への
挿着状態もしくは主光束上から脱した状態に対応する位
置に、容易にかつ確実に移動可能となり、使い勝手のよ
い高精度なエクステンダー光学系遠隔操作装置を提供す
ることができる。また、遠隔操作する場合においても切
替レバーの代わりにギアを配置する必要がなくなりその
まま切替レバーを使用できるので、装置の大型化、高価
格化を回避することができる。さらに、第4の発明のよ
うにすることで、上記第1、第2、第3の発明の効果を
もたらす、より好適なエクステンダー光学系遠隔操作装
置を提供することができる。さらに、第5の発明のよう
な駆動伝達手段にすることで、より簡素で精度のよいエ
クステンダー光学系遠隔操作装置を提供することができ
る。さらに、第6の発明のように動力伝達手段の特定の
伝達部材は、摩擦発生部材によって、移動に際して摩擦
力が付与されたことで、自動復元機構により発生する衝
撃音を緩和することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の概略を表わす平面図。
【図2】図1に示した機構の伝達部の動作の模式図。
【図3】第1の実施例の機構とズームレンズとの位置関
係を表わした図。
係を表わした図。
【図4】本発明に関する第2の実施例の装置と動作を示
す図。
す図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図。
【図7】従来例の一般的なズームレンズ装置を示す図。
【図8】一般的なエクステンダー内蔵型カメラレンズの
背面図。
背面図。
【図9】本発明に関する別の実施例の斜視図。
【図10】図9に示す装置をズームレンズに装着した状
態図。
態図。
【図11】本発明に関する別の実施例を示す斜視図。
【図12】図11の一部を拡大した図。
【図13】本発明に関する別の実施例を示す図。
【図14】本発明に関する別の実施例を示す図。
【図15】図14に示す部分拡大図。
1 モータ 5 ナット 8 リンク部 9 アーム(レバーホルダー) 10 操作レバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105 H04N 5/222 - 5/257
Claims (6)
- 【請求項1】 両方向に回動操作可能であって、エクス
テンダー光学系をズームレンズの主光束上に挿脱するた
めの切替レバーを有し、駆動源からの動力を前記切替レ
バーに伝達するための動力伝達手段により前記切替レバ
ーの遠隔操作が可能なエクステンダー光学系遠隔操作装
置において、 前記動力伝達手段の一部であって前記切替レバーの前記
両方向で前記切替レバーを直接押動して駆動する駆動部
材と、 前記切替レバーが前記両方向のいずれかの方向に所定の
角度以上回動したとき、前記エクステンダー光学系の前
記主光束上への挿着状態もしくは前記主光束上から脱し
た状態に対応する前記切替レバーの特定位置に、前記切
替レバーをバネ力によって固定させる自動復元機構を有
し、前記切替レバーの特定位置に前記切替レバーをバネ力に
よって固定させる 前記自動復元機構の作用を前記動力伝
達手段が妨げないように、前記切替レバーと前記駆動部
材との間に遊びを設けたことを特徴とするエクステンダ
ー光学系遠隔操作装置。 - 【請求項2】 両方向に回動操作可能であって、エクス
テンダー光学系をズームレンズの主光束上に挿脱するた
めの切替レバーを有し、駆動源からの動力を前記切替レ
バーに伝達するための動力伝達手段により前記切替レバ
ーの遠隔操作が可能なエクステンダー光学系遠隔操作装
置において、 前記切替レバーが前記両方向のいずれかの方向に所定の
角度以上回動したとき、前記エクステンダー光学系の前
記主光束上への挿着状態もしくは前記主光束上から脱し
た状態に対応する前記切替レバーの特定位置に、前記切
替レバーをバネ力によって固定させる自動復元機構を有
し、前記切替レバーの特定位置に前記切替レバーをバネ力に
よって固定させる 前記自動復元機構の作用を前記動力伝
達手段が妨げないように、前記動力伝達手段の途中の伝
達部材間に遊びを設けたことを特徴とするエクステンダ
ー光学系遠隔操作装置。 - 【請求項3】 両方向に回動操作可能であって、エクス
テンダー光学系をズームレンズの主光束上に挿脱するた
めの切替レバーを有し、駆動源からの動力を前記切替レ
バーに伝達するための動力伝達手段により前記切替レバ
ーの遠隔操作が可能なエクステンダー光学系遠隔操作装
置において、 前記切替レバーが前記両方向のいずれかの方向に所定の
角度以上回動したとき、前記エクステンダー光学系の前
記主光束上への挿着状態もしくは前記主光束上から脱し
た状態に対応する前記切替レバーの特定位置に、前記切
替レバーをバネ力によって固定させる自動復元機構を有
し、 前記切替レバーの特定位置に前記切替レバーをバネ力に
よって固定させる前記自動復元機構の作用を前記動力伝
達手段が妨げないように、前記動力伝達手段の途中の伝
達部材を柔軟性を有する部材で構成したことを特徴とす
るエクステンダー光学系遠隔操作装置。 - 【請求項4】 前記エクステンダー光学系の前記主光束
上への挿着状態もしくは前記主光束上から脱した状態に
対応する前記切替レバーの位置に、前記切替レバーが到
達する前に、前記駆動源の駆動を停止する手段を有する
ことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記
載のエクステンダー光学系遠隔操作装置。 - 【請求項5】 前記動力伝達手段は、前記駆動源の回転
運動を往復運動に変換する変換手段と、リンク部材を有
することを特徴とする請求項1または2に記載のエクス
テンダー光学系遠隔操作装置。 - 【請求項6】 前記動力伝達手段の特定の伝達部材は、
摩擦発生部材によって、移動に際して摩擦力が付与され
たことを特徴とする請求項2に記載のエクステンダー光
学系遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34741192A JP3200209B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ズームレンズのエクステンダー光学系遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34741192A JP3200209B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ズームレンズのエクステンダー光学系遠隔操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06201977A JPH06201977A (ja) | 1994-07-22 |
JP3200209B2 true JP3200209B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=18390042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34741192A Expired - Fee Related JP3200209B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ズームレンズのエクステンダー光学系遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3200209B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5065957B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2012-11-07 | 日本電産コパル株式会社 | レンズバリヤ装置 |
JP6305174B2 (ja) * | 2014-04-10 | 2018-04-04 | キヤノン株式会社 | 光学機器 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34741192A patent/JP3200209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06201977A (ja) | 1994-07-22 |
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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