[go: up one dir, main page]

JP3200102U - 自走用車いす - Google Patents

自走用車いす Download PDF

Info

Publication number
JP3200102U
JP3200102U JP2015003587U JP2015003587U JP3200102U JP 3200102 U JP3200102 U JP 3200102U JP 2015003587 U JP2015003587 U JP 2015003587U JP 2015003587 U JP2015003587 U JP 2015003587U JP 3200102 U JP3200102 U JP 3200102U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
seat
propelled wheelchair
backrest
wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015003587U
Other languages
English (en)
Inventor
慶二郎 酒井
慶二郎 酒井
和子 酒井
和子 酒井
Original Assignee
フジ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フジ精工株式会社 filed Critical フジ精工株式会社
Priority to JP2015003587U priority Critical patent/JP3200102U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200102U publication Critical patent/JP3200102U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】車いすの中で、下着やズボンを下ろし、排泄し、下着やズボンを上げるという一連の行為を自らの力だけで容易に行うことができ、また、疲れたときには、そのまま車いすの中で、楽な姿勢を取りながら仮眠することも併せて可能な構造の車いすを提供する。【解決手段】座部は、孔15有りの座面13と、その上に載置され、孔15を囲む部位はその余りの部位に対して脱着自在なクッション部17とでなる。座部の左右両側には、強固に固定され、前後方向に長く延びた肘掛け部を備える。肘掛け部に肘から先を載せて強く押さえることで腰が浮き易くなるので、これを利用して片方の腰を浮かしながら、クッション片19の取り外し、下着やズボンの上げ下ろしを容易に行うことができる。また、背もたれ部は後ろ方向に倒れ、そのときには足部も持ち上げられて、寝椅子状態となる。【選択図】図2

Description

本考案は、利用者が自分で操作する自走用車いすに係り、特に、室内での自立的な生活を積極的に支援できる自走用車いすに関するものである。
日本では高齢化が進行し、平成25年の時点では、総人口に占める65歳以上の高齢者の比率は25%以上、75歳以上の高齢者の比率は12%になっている。このような高齢者の増加に伴い、介護が必要な高齢者は軽度の人も含めると約564万人に達している。
このような高齢者を、家族による在宅介護で全て対応するのは無理があり、施設介護への期待が一層高まっている。
施設には、介護老人福祉施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム等が有り、介護職員や看護師等の配置人数が規定されている。例えば、介護老人福祉施設では、入所者4人に対して介護職員1人を配置することが規定されている。この割合は、入居者の適切な介護を考慮して決定されたものであるが、介護の仕事は「仕事がきつい割に賃金が低い」と言われており、人材を確保するのが年々難しくなっている。
これに対して、厚労省は介護報酬の改定をして、介護職員の賃上げを図ることで人材の確保を支援しようとしているが、この施策だけで、現在の危機的な現状に対処するのは難しい。
ところで、介護の現場で特にきつい仕事と言われているのは、排泄の際の介助であるが、排泄の際には、下着やズボンを下ろし、車椅子から便器に移乗させ、排泄させ、今度は便器から車いすに移乗させ、下着やズボンを上げるという一連の行為における介助が全て必要であり、介助者にとっては、特に移乗の際の介助が体力的にきついものとなっている。また、他人の排泄行為に対しては、「汚い」、「臭い」と言った生理的な嫌悪感を持ち易いものであり、介護される本人も、「下の世話にはなりたくない」と抵抗感を持つ人が多い。
このように排泄の際に行われる一連の行為に対する介助動作は、介助者のみならず、介助される本人にとっても、大きな負担となっている。
また、上記のような排泄の際の介助を必要とする高齢者は、日中は車いすに腰掛けて体の一部として過ごしている人が多い。
従って、疲れたときに車いすの中で、楽な姿勢を取ってそのまま仮眠もできれば、何処でも仮眠が可能となり、態々ベッドに移乗させる必要が無くなるので、日中の生活において介助が必要となる場面が格段に減る。
特開2013−34788号公報
現在の自走用車いすは、特許文献1に示すように、折り畳み機能が重視されている。
而して、車いすを常時利用し続けている高齢者にとっては、折り畳む機会はそれ程多くは無く、むしろ、上記したように、高齢者の日中の生活や介助者側の介助負担の視点に立った機能こそが最優先されるべきものである。
本考案は上記従来の問題に着目して為されたものであり、車いすの利用者が残されている身体機能を利用して、車いすの中で、下着やズボンを下ろし、排泄し、下着やズボンを上げるという一連の行為を自らの力だけで容易に行うことができるよう、工夫された構造の車いすを提供することで、介助者の負担の特に大きい移乗を不要とする、新規かつ有用な車いすを提供することを、その目的とする。
また、本発明は、車いすの利用者が、疲れたときには、そのまま車いすの中で楽な姿勢を取りながら仮眠できるよう、工夫された構造の車いすを提供することで、日中の生活における介助を必要とする場面を格段に減らすことができる、新規かつ有用な車いすを提供することを、その目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の考案は、孔有りの座面と、前記座面上に載置され、前記孔を囲む部位はその余りの部位に対して脱着自在なクッション部とでなる座部と、前記座部の左右両側にそれぞれ強固に固定されており、前後方向に長く延び、天面が平らな収納箱を兼ねた肘掛け部と、後ろ方向に倒れるリクライニング機能を備えた背もたれ部を備え、前記肘掛け部を支えにして、腰を浮かせ、前記座面の孔を開放することで、腰掛けたまま前記孔を利用して排泄することが可能となり、前記背もたれ部を倒すことで、楽な姿勢で仮眠をすることが可能となる、自走用車いすである。
請求項2の発明は、請求項1に記載した自走用車いすにおいて、背もたれ部に対して足部がリンク機構を介して連動可能に連結されており、前記背もたれ部がリクライニング機能により座部に対して回動すると、前記足部も前記座部に対して同方向に回動して、前記背もたれ部と前記足部が通常のいすに近い姿勢から側面視で直線状に近い姿勢に変わることを特徴とする自走用車いすである。
請求項3の発明は、請求項2に記載した自走用車いすにおいて、リンク機構のリンク部材には掛止凹部が設けられ、座部を支持する固定フレーム側には進退軸を有する操作部が設けられており、前記進退軸が進行して前記掛止凹部に掛止されると前記リンク機構がロック状態になり、前記進退軸が後退して掛止が解除されると前記リンク機構がアンロック状態になることを特徴とする自走用車いすである。
請求項4の発明は、請求項2または3に記載した自走用車いすにおいて、リンク機構の一つのリンク部材と座部を支持する固定フレーム側との間にはガススプリングが介装されており、前記ガススプリングの弾性的付勢力により回動前の状態に復帰することを特徴とする自走用車いすである。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載した自走用車いすにおいて、クッション部が脱着自在になっていることを特徴とする自走用車いすである。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載した自走用車いすにおいて、足載せ部が前方跳ね上げ式であることを特徴とする自走用車いすである。
本考案の自走用車いすによれば、車いすの利用者が車いすの中で、下着やズボンを下ろし、排泄し、下着やズボンを上げるという一連の行為を自らの力だけで容易に行うことができる。
また、車いすの利用者が、疲れたときには、そのまま車いすの中で楽な姿勢を取りながら仮眠できる。
なお、本発明は、特に、高齢者だけが対象となるだけでなく、室内で常時車いすを利用している人にとっても重宝されるものである。
本考案の実施の形態に係る自走用車いすの斜視図である。 図1の車いすの座部の分解斜視図である。 図2の座面の斜視図である。 図1の肘掛け部の斜視図である。 図1の側面図である。 図1のロック手段の説明図である。 図1の車いすで排泄行為をするときの説明図である。 図7における便器と車いすの位置関係の説明図である。 図8と同様に、便器と座面(車いす)の位置関係の説明図である。 図1の車いすで仮眠をとるときの説明図である。 図1の車いすで足湯を楽しむ状態を示す説明図である。
本考案の実施の形態に係る自走用車いす1について図面にしたがって説明する。
図1に示すように、この車いす1は立体的に組み立てられたフレーム体3を備えている。このフレーム体3は、この実施の形態ではアルミで形成されているが、これに限定されず、例えば、鉄、チタン、カーボン、マグネシウム等で形成することも考えられる。フレーム体3は略左右対称になっており、左右方向両外側に、それぞれ駆動車輪5及びグリップリング7と、方向を変えるための自在小車輪9が取り付けられている。
また、フレーム体3の左右両側に横架した部位には、座部11が取付けられている。図2に示すように、座部11は二層構造になっており、下部は矩形プレート状の座面13になっている。この座面13がフレーム体3に固着されている。図3に示すように、座面13の三方の縁からは低い壁が立ち上がっており、前方側のみ壁が無い。この壁の縁には丸み13Rが付けられている。座面13は後方側が傾斜して上がって、上がり部13Aができている。これは、後述する便器の形状を考慮したためである。
座面13には前後方向にやや長い孔15が形成されている。この孔15の縁は、拡大図に示すように、湾曲して丸み15Rが付けられている。
符号17はクッション部を示す。このクッション部17は座面13と略同じ矩形になっており、座面13に上側から被せると孔15も含めて全体が覆われる。クッション部17はクッション片19、21、23に分かれており、これらが並べられて全体として矩形を成している。クッション片19は、左右対称な舌片状をしており、前端から後方に向かって延びている。クッション片21、23は、クッション部17の全体からクッション片19を除いた部分を左右方向の中心軸で分割した形状になっている。クッション片19だけを取り外すと、座面13の孔15の全体が余裕を持って露出する。
クッション片19は、カバー袋に本体が封入されており、図2の拡大断面図に示すように、本体は三層構造になっており、アルミ薄板19Aの上に、比較的硬いクッション19Bが載せられ、その上に比較的柔らかいクッション19Cが載せられて一体化している。
一方、クッション片21、23の本体は、図示省略するが、比較的硬いスポンジ19Bと比較的柔らかいスポンジ19Cのみで構成されており、アルミ薄板19Aは含まれていない。
図1に示すように、クッション片19が座面13の孔15とその周囲に載ることになるが、クッション片19は剛性のアルミ薄板19Aが底板となっているので、クッション片19が撓んで孔15内に入り込んでしまうようなことは無い。
符号25は足部を示し、この足部25の左右両側に配された足側リンク部材27、27にレッグサポート29が取付けられている。各足側リンク部材27の下端側には、足載せ部31が連結されている。足載せ部31は前方跳ね上げ式なので、足に力を込めたときにバランスを若干崩しても、隙間に足が入り込んでしまうようなことは無い。
図1の断面図に示すように、足載せ部31は、拡大断面図に示すように、足側リンク部材27の延長部分で構成されたアルミパイプ31A上にアルミ薄板31Bが溶接されて固定されており、その上に、カバーで包まれたクッション31Cが載せられている。このクッション31Cは下側がベニヤ板32Aになっており、その上に比較的硬いスポンジ材32Bが載せられている。アルミ薄板31Bには孔が開けられており、そこに下側からボルトが差し込まれ、その先端側がクッション31Cのスポンジ32Bに埋め込まれており、クッション31Cはアルミ薄板31B上で固定されている。
また、図1の別の拡大図に示すように、各足側リンク部材27は、上端寄りの部位で、フレーム体3に連結ピン33を介して回動自在に連結されている。
フレーム体3の左右両側からは前方に向かってそれぞれ一本のフレーム部材が延びており、その先端には受け凹部35が固定されている。足側リンク部材27の下端寄りの部位はこの受け凹部35に前側から入り込んで受け止められるようになっている。
符号37は肘掛け部を示し、この肘掛け部37は座部11の左右両側にそれぞれ設けられている。
図4に示すように、この肘掛け部37は前後方向に比較的長く延びた収納箱39とその上側開口を閉塞する天面が平らな蓋体41で構成されており、左右方向外側に取り付けたヒンジ43により蓋体41が収納箱39に連結されている。肘掛け部37は上記した構造により、強度の高いものとなっている。肘掛け部37は、前方側では左右の幅寸法が比較的大きくなっており、車いす利用者の肘から先の全体を安定的に載せることができるようになっている。
また、肘掛け部37は、上記したように、収納可能な構造になっているので、眼鏡、薬、化粧品等小物用品の収納場所として重宝される。
この肘掛け部37は左右両側でリンク機構の一部を担っている。
図5で示すように、収納箱39の前面側が、足側リンク部材27の上端側と、連結ピン45を介して回動自在に連結されている。
符号47は背もたれ部を示し、この背もたれ部47の左右両側に配された背もたれ側リンク部材49、49に背もたれシート51が取付けられている。この背もたれシート51には頭が当たる部位に頭当て用枕部53が固定されている。
各背もたれ側リンク部材49の下端側がフレーム体3に対して連結ピン55を介して回動自在に連結されている。
図5に示すように、肘掛け部37は、この背もたれ側リンク部材49と連なっており、収納箱39の後面側が、背もたれ側リンク部材49とその下端寄りの位置で、連結ピン57を介して回動自在に連結されている。
肘掛け部37はこの連結構造により、座部11の左右両側に安定的に位置している。
上記したように、座部11の左右両側で、リンク機構が構成され、足側リンク部材27と背もたれ側リンク部材49は、フレーム体3に対してそれぞれ回動自在に支持され、さらに、足側リンク部材27〜収納箱39(肘掛け部37)〜背もたれ側リンク部材49は、回動自在に連結されている。
従って、座部11(フレーム体3)に対して前後の足部25と背もたれ部47を揃えて、側面視直線状に近い寝椅子状態にすることも、起立させて通常の椅子に近い姿勢にすることも自在となっている。すなわち、リクライニング機能が備えられている。
図1、図2は、起立姿勢を示したものであるが、この起立姿勢を保つために、上記したリンク機構のロック手段が設けられている。
ロック手段は、フレーム体3に対する一本の足側リンク部材27の反時計方向の回動を規制するものとなっている。図1で符号59は連結片を示し、この連結片59はフレーム体3に固定されており、足側リンク部材27に向かって延出している。この連結片59の延出部分に、筒状ガイド61が軸方向に貫通した状態で固定されている。なお、このガイド61は狭義の筒体を意味するのではなく、ナット等の固定金具も含まれている。
このガイド61の貫通外側の端面からは内側に向かって2種類の切欠きが形成されている。これらは嵌合凹部63、65であり、嵌合凹部63は舌片状で、軸方向に延び、切込みの奥端が半円弧状になっている。この嵌合凹部63は、直径方向に対向して一対形成されている。嵌合凹部65は半円弧よりも短い円弧状になっている。この嵌合凹部65も直径方向に対向して一対形成されており、隣り合う嵌合凹部63と嵌合凹部65は90°ずれている。
符号67は筒状の掴み部を示し、その軸方向一端側は天部となって閉塞されている。そして、天部側の外周には指で掴み易いように凹凸69が形成されている。
この掴み部67の他端側には舌片71が連設されている。この舌片71は軸方向先方に延びている。舌片71は直径方向に対向して一対形成されている。
上記の外形を有するロック手段は、図6で示す構成になっている。
掴み部67の軸方向中心には進退軸73が固定されている。この進退軸73は掴み部67の他端を超えて延びている。
掴み部67は、上記したガイド61に対して貫通外側から同軸状に位置しており、進退軸73はガイド59の中に入り込んでいる。
掴み部67側の舌片71が、ガイド61側の嵌合凹部63に嵌り込んだときには、掴み部67がガイド61に最も近づき互いの縁どうしが接触することになる。このときには、進退軸73がガイド61の貫通内側の端部から大きく突出する。
一方、掴み部67側の舌片71が、ガイド61側の嵌合凹部65に嵌り込んだときには、掴み部67がガイド61から離れて互いの縁どうしは接触しなくなる。このときには、進退軸73はガイド61の貫通内側の端部から僅かに突出する。
進退軸73はガイド61内でスプリング(図示省略)により、伸長方向に弾性的に付勢されているので、上記した嵌合状態は安定的に維持される。
掴み部67をスプリングの付勢力に抗してガイド61から離す方向にすると、いずれの嵌合状態からも解除されるので、軸周りに回して、嵌合状態を嵌合凹部63と嵌合凹部65との間で変更することで、進退軸73の伸長度合を変更できる。
符号75は掛止片を示す。この掛止片75は足側リンク部材27に固定されている。この掛止片75は、上記した連結片59に対して内側に配されており、板面どうしは僅かな間隔をあけて略平行に相対している。
図5に示すように、掛止片75には、縁が切り欠けられて掛止凹部77が形成されている。この掛止凹部77には、掴み部67側が嵌合凹部63と嵌合状態になって進退軸73が最大限進行してガイド61から突出したときに、その進退軸73が掛止されて、ロック状態となり、反時計方向の回動が規制されるようになっている。
図6は側方から掛止状態を示したものであり、(A)方向は嵌合凹部63が正面に見え、(B)方向は嵌合凹部65が正面に見える。
図6(1)は、ロック状態(舌片71が嵌合凹部63に嵌合)を示す。進退軸73が掛止片75を超えて大きく突出しており、その掛止凹部77に掛止されている。
図6(2)は、切替のために、掴み部67を後退させて嵌合を解除した状態を示す。
図6(3)は、アンロック状態を示す。進退軸73の先端は掛止片75の手前にある。なお、アンロック状態でも、舌片71が嵌合凹部65に嵌合しており、掴み部67が不用意に周囲にぶつかっても回るようなことは無い。
なお、連結片59は、フレーム体3に対する足側リンク部材27の回動連結用連結ピン33の取付け部位としても利用されており、そのため、座部11の左右両側に配されている。
符号79はガススプリングを示し、このガススプリング79の上端側は背もたれ側リンク部材49に回動自在に連結され、下端側はフレーム体3に回動自在に連結されている。
このガススプリング79は上記したロック手段を備えたリンク機構側に装着されている。この弾性的付勢力は、背もたれ部47を起立した姿勢に維持する方向に働く。
なお、このガススプリング79はリンク機構の無い側に装着してもよいし、また、付勢力を高めるために両側に装着してもよい。
ロック状態では、足部25側は自重により垂下し、受け凹部35により受け止められて時計方向側への回動が阻止された状態になっており、背もたれ部47側は起立状態となっている。図1、図2はこの状態を示したものである。
一方、アンロック状態になると、リンク機構が可動でき、背もたれ部47が倒されると足部25が持ち上がった状態となる。
車いす1は、上記した構成を有しており、図7に示すように、座部11に腰掛けてそのまま排泄行為をすることができる。
図8に示すように、車いす1(視認の便宜のために、座部11を図示省略)をバック走行させて、便器(B)の後側の傾斜部分にフレーム体3の横架部分が当たるまでバックさせる。このときには、図9(視認の便宜のために、座部11の座面13のみを図示)に示すように、座面13の孔15が丁度便器(B)の開口部の直上にくる。孔15は車いす1に通常に腰掛けたときに、股間が当たるようになっているので、この位置までバックさせれば、車いす1に腰掛けた状態が、便器(B)に尻を当てたときと同様の状態となる。
したがって、この位置で、クッション片19を取り外し、下着やズボンを下ろし、排泄し、下着やズボンを上げ、最後にクッション片19を再び装着することで、排泄に伴う一連の行為を、移乗動作無しに全て行うことができる。クッション片19の着脱や下着等の上げ下げは、片方の腰を浮かしながら行うことになるが、肘掛け部37に肘から先の全体を載せて押さえることができるので、肘掛け部37を利用して重心を移動させて片方の腰を容易に浮かせることができる。また、足載せ部31は前方跳ね上げ式なので、腰を浮かせたときに足が動いても足載せ部31から外れることは無い。
また、上記したようなアンロック状態にすればリクライニング可能となり、図10に示すように、背もたれ部47を倒せば、足部25は上がり、寝椅子状態となる。背もたれ部47はガススプリング79の付勢力に抗して倒れるので、徐々に倒れていき、ある程度の傾斜になると静止して、寝椅子状態となり、楽な姿勢で仮眠をとることができる。したがって、疲れて少し仮眠をとりたくなったときに、態々自分のベッドまで戻る必要が無くなる。すなわち、この場合も、介助者の負担が特に大きい移乗動作が不要となる。
なお、肘掛け部37の収納箱39はこの状態でも略水平になっているので、寝椅子状態にしても、収納したものが外に飛び出るようことはない。
また、図11に示すように、足載せ部31を跳ね上げて、足載せ部31を自らの足で押えながら、手前に置いた容器(Y)に足先を入れて足湯を楽しむことができる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
なお、説明を省略したが、ブレーキ、グリップ、シートベルト等、既存の車いすに通常備えられているものは、本考案の車いすにも同様に備えられている。
1…自走用車いす
3…フレーム体 5…駆動車輪 7…グリップリング
9…自在小車輪 11…座部 13…座面 15…孔
17…クッション部 19、21、23…クッション片
25…足部 27…足側リンク部材 29…レッグサポート
31…側方跳ね上げ式足載せ部 33…連結ピン 35…受け凹部
37…肘掛け部 39…収納箱 41…蓋体 43…ヒンジ
45…連結ピン 47…背もたれ部 49…背もたれ側リンク部材
51…背もたれシート 53…枕部 55…連結ピン
57…連結ピン 59…連結片 61…ガイド
63、65…嵌合凹部 67…掴み部 69…凹凸 71…舌片
73…進退軸 75…掛止片 77…掛止凹部
79…ガススプリング
B…便器 Y…容器

Claims (6)

  1. 孔有りの座面と、前記座面上に載置され、前記孔を囲む部位はその余りの部位に対して脱着自在なクッション部とでなる座部と、
    前記座部の左右両側にそれぞれ強固に固定されており、前後方向に長く延び、天面が平らな収納箱を兼ねた肘掛け部と、
    後ろ方向に倒れるリクライニング機能を備えた背もたれ部を備え、
    前記肘掛け部を支えにして、腰を浮かせ、前記座面の孔を開放することで、腰掛けたまま前記孔を利用して排泄することが可能となり、
    前記背もたれ部を倒すことで、楽な姿勢で仮眠をすることが可能となる、自走用車いす。
  2. 請求項1に記載した自走用車いすにおいて、
    背もたれ部に対して足部がリンク機構を介して連動可能に連結されており、前記背もたれ部がリクライニング機能により座部に対して回動すると、前記足部も前記座部に対して同方向に回動して、前記背もたれ部と前記足部が通常のいすに近い姿勢から側面視で直線状に近い姿勢に変わることを特徴とする自走用車いす。
  3. 請求項2に記載した自走用車いすにおいて、
    リンク機構のリンク部材には掛止凹部が設けられ、座部を支持する固定フレーム側には進退軸を有する操作部が設けられており、
    前記進退軸が進行して前記掛止凹部に掛止されると前記リンク機構がロック状態になり、前記進退軸が後退して掛止が解除されると前記リンク機構がアンロック状態になることを特徴とする自走用車いす。
  4. 請求項2または3に記載した自走用車いすにおいて、
    リンク機構の一つのリンク部材と座部を支持する固定フレーム側との間にはガススプリングが介装されており、前記ガススプリングの弾性的付勢力により回動前の状態に復帰することを特徴とする自走用車いす。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した自走用車いすにおいて、
    クッション部が脱着自在になっていることを特徴とする自走用車いす。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した自走用車いすにおいて、
    足載せ部が前方跳ね上げ式であることを特徴とする自走用車いす。
JP2015003587U 2015-07-15 2015-07-15 自走用車いす Expired - Fee Related JP3200102U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003587U JP3200102U (ja) 2015-07-15 2015-07-15 自走用車いす

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003587U JP3200102U (ja) 2015-07-15 2015-07-15 自走用車いす

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3200102U true JP3200102U (ja) 2015-10-01

Family

ID=54241611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015003587U Expired - Fee Related JP3200102U (ja) 2015-07-15 2015-07-15 自走用車いす

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200102U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112842714A (zh) * 2020-12-25 2021-05-28 吕舒冰 一种残疾儿童护理专用快穿轮椅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112842714A (zh) * 2020-12-25 2021-05-28 吕舒冰 一种残疾儿童护理专用快穿轮椅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110187067A1 (en) Shower chair/walker combination
JP7475247B2 (ja) 多機能車椅子
US8484770B2 (en) Toilet for the disabled
JP7235223B2 (ja) おむつ交換具
KR200477365Y1 (ko) 의료용 휠체어
JP5814614B2 (ja) 浴室用折り畳み椅子
JP3200102U (ja) 自走用車いす
JP6227398B2 (ja) 車いす
CN104244784A (zh) 淋浴轮椅
CN204581121U (zh) 一种方便式坐厕架
JP3224115U (ja) 立ち上がり介助椅子
JP5541814B2 (ja) 便座付き車椅子
JP5139553B2 (ja) 介護台車
US6742195B1 (en) Convenience chair with attachable tray/table and optional roll away storage unit-safe senior unit
JP2008237583A (ja) 介助用車椅子並びにそれに用いるフットレストアッセンブリ
JP5105129B2 (ja) 介護用車椅子
JP3141249U (ja) ベッドから簡易移動可能な介護用具
JP4461482B2 (ja) 手すり付ポータブルトイレ
CN211610586U (zh) 一种端坐位专用椅
KR20130121567A (ko) 누워 있는 노약자 및 환자를 위한 등받이
JP3167780U (ja) シャワー椅子
ES2369454B1 (es) Silla elevadora para manipulación de personas discapacitadas.
JP2009039529A (ja) 楽々移乗車椅子
JP3158819U (ja) 介護用座椅子
JP5796253B2 (ja) 車椅子のフットレスト装置とこれを搭載した車椅子

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3200102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees