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JP3199785U - 衣類折り畳み収納補助具 - Google Patents

衣類折り畳み収納補助具 Download PDF

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Abstract

【課題】衣類を容易に均一な大きさに折り畳むことができ、かつ垂直収納可能にすることができる衣類折り畳み収納補助具を提供する。【解決手段】展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられる衣類折り畳み収納補助具であって、該衣類折り畳み収納補助具1は、複数の略方形の型体8が折り曲げ自在な連結部3により上下に連結されており、それぞれの略方形の型体8の側部の両辺2は、衣類を折り畳む際、幅方向の折り畳みのガイドとなり、それぞれの略方形の型体8の連結部3に接する上下の辺4、5は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとなり、折り畳み後の衣類の形状は前記略方形の型体が芯材となることで保持されることを特徴とする衣類折り畳み収納補助具。【選択図】 図2

Description

本考案は、衣類折り畳み収納補助具に関し、特にシャツ等の折り畳みを容易に均一なサイズにすることができ、かつ収納ケースへ垂直に収納することができるようにする収納補助具に関する。
一般的に、衣類を折り畳むときは、そのまま、各々の衣類に適した形状に折り畳み、収納する。または、ハンガーを用いて収納したり、特に販売時等には厚紙に合わせて折り畳み、箱に入れて収納したりしている。
しかし、衣類を単独で折り畳むと、その折り畳み形状は崩れやすく、また、折り畳み形状は折り畳む者の慣れによって、異なるサイズとなりバラつきがあるため、収納時にその形状の崩れやすさとサイズのバラつきが原因で整理された収納状態を保ちにくいことがある。また、厚紙に合わせて折り畳み、箱に収納することは、主として販売時の使用を想定しており、箱に容れなおす手間がかかるため、家庭では用いにくい。収納ケースに衣類を入れる場合、一般的には、水平状態にして上下に重ねていくことが多い。水平に重ねていくため、下部の衣類を取り出すためには、上部の衣類をよける必要があり、取り出しにくいことや探しにくいといった問題点がある。しかし、普通に折り畳んだ衣類を垂直に収納ケースに収納すると、型が崩れてしまい、収納ケース内で散乱してしまう。
そこで、収納ケースに垂直に収納することを目的とした技術として、たとえば特許文献1には、上面開口の箱型ボックスの内部に、スライド可能な仕切り板を設けることが提案されている。また、さらに、垂直収納したときの衣類自体の型崩れを防止するために、特許文献2には、折り畳んだ衣類に挟み込まれる押さえ板と、衣類と衣類を仕切るための仕切り板を用いることなどによって、型崩れなく垂直重ねができる衣類収納補助具が開示されている。
一方、特許文献3にはワイシャツの折り畳みを補助するホルダが開示されている。このシャツホルダは、ワイシャツ折り畳みのガイド兼心材となる中板部等を有することで、衣類を美しく折り畳むことができ、かつ保管や出し入れの際に衣類が型崩れしにくいとされている。
実用新案登録第3090229号公報 特開2007−145420号公報 特開2004−83125号公報
前記特許文献1に記載の収納ボックスは、垂直収納するための仕切り板のみを設けているだけのため、衣類自体の型崩れ易さは改善されず、垂直収納するためには不十分であった。この問題点を解決するために提案されている前記特許文献2に記載の収納補助具は、垂直収納時の型崩れを防止するための押さえ板等を設けているが、この補助具を用いても衣類の折り畳み自体は押さえ板や、仕切り板に合わせて調整しながら折り畳む必要があった。
前記特許文献3に記載のシャツホルダの主な機能は、衣類を保護する前板部および背板部等によりシャツの形態を保持固定することを目的とするものであり、ワイシャツ折り畳みのガイド兼心材となる中板部を有しているが、この中板部は1枚の中板のため、この中板部に合わせる形状として使用者が折り畳む必要があり、折り畳む工程自体を均一かつ容易化するには不十分なものであった。
本考案の課題は、上記した問題点を解決することであり、衣類を容易に均一な大きさに折り畳むことができ、かつ垂直収納可能にすることができる衣類収納補助具を提供することである。
上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の考案が上記目的に合致することを見出し、本考案に至った。
すなわち、本考案は、以下の考案に係るものである。
本考案の第一の構成は、展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられる衣類折り畳み収納補助具であって、該衣類折り畳み収納補助具は、複数の略方形の型体が折り曲げ自在な連結部により上下に連結されており、それぞれの略方形の型体の側部の両辺は、衣類を折り畳む際、幅方向の折り畳みのガイドとなり、それぞれの略方形の型体の連結部に接する上下の辺は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとなり、折り畳み後の衣類の形状は前記略方形の型体が芯材となることで保持されることを特徴とする衣類折り畳み収納補助具である。
また、本考案の第二の構成は、展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられる衣類折り畳み収納補助具であって、該衣類折り畳み収納補助具は、複数の型体が折り曲げ自在な連結部により上下に連結されており、それぞれの型体の連結方向の軸と平行な辺を含むそれぞれの型体の外接矩形の側部の両辺は衣類を折りたたむ際、幅方向の折り畳みのガイドとなり、それぞれの型体の該外接矩形の連結部に接する上下の辺は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとなり、折り畳み後の衣類の形状は該型体が芯材となることで保持されることを特徴とする衣類折り畳み収納補助具としても達成することができる。
本考案の衣類折り畳み収納補助具は、展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられることで、衣類を容易に均一な形状に折り畳むことが可能となるものである。また、折り畳んだ後の衣類は、そのまま垂直収納することができる。折り畳み収納の対象となる衣類は、例えば、シャツ、Tシャツ、ズボン、タオル、ブラウス、スカート等の様々な衣類に用いることができる。
前記第一の構成よりなる衣類折り畳み収納補助具は、連結された複数の略方形の型体の側部の両辺が折り畳みガイドとして機能し、かつ型体の連結部に接する上下の辺が衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みガイドとして機能することで、簡単かつ迅速に、折り畳み形状を均一にそろえることができる。
また、本考案は、前記第二の構成としても達成することができる。本考案の型体は、前記第一の構成に記載のように、略方形の型体として達成することもできるが、図1に示すように、略方形ではない形状(図において実線で示すX字状の形状)の型体としても達成することができる。この図1に示す型体の形状は、X字状のものであり、第一の構成のように略方形ではないが、このX字状の型体の場合、そのX字状の型体を含む本考案の衣類折り畳み収納補助具においては、それぞれの型体の連結方向の軸(図1において矢印で示す方向)と平行な辺を含むそれぞれの型体の外接矩形(図1において点線で示す矩形のように対象となる形状に外接する矩形)の側部の両辺が衣類を折りたたむ際、幅方向の折り畳みのガイドとして機能し、それぞれの型体の該外接矩形の連結部に接する上下の辺は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとして機能することで、第一の構成の衣類折り畳み収納補助具同様に、簡単かつ迅速に、折り畳み形状を均一にそろえることができる。
ここで、第二の構成として達成するにあたって、好適な型体の形状を、文字や記号形状として例示すると、前述したようなX字状の他に、Z、N、W、E、U、S、H、K、B、M、コ、ヨ字状の型体として達成することができる。これらの形状の型体においては、第一の構成のような略方形ではないため、ガイドとして機能する側部の両辺および上下の両辺が必ずしも存在しないことがあるが、これらの形状の外接矩形の各辺が、略方形の側部の両辺および上下の両辺同様の機能を達成することができる。なお、外接矩形は、△等の形状の型体に対しても想定することができるが、好ましくは、前述した文字、記号形状等のように、外接矩形の四つの角に相当する部分を点、辺、面として設けた形状である型体を配置して用いることが好ましい。
従来の補助具は、衣類の長さ方向の折り畳みガイドとして機能するような折り曲げ自在な連結部およびその上下の辺(または、外接矩形の辺)を備えていないため、それぞれの中心部の型紙等に合わせるように使用者が折り畳む必要があったため十分なガイド機能を果たしていない補助具であったが、本考案の構成によれば、型体が折り畳み形状の型として機能しつつ、折り畳み自在の折り曲げ部があることで、特に衣類の長さ方向の折り畳みにおいて極めて容易に型体に合わせた折り畳み形状とすることができる。
前記衣類折り畳み収納補助具は、複数の型体を連結してなる衣類折り畳み収納補助具である。型体の数は、複数であればよいが、通常2〜6つ、好ましくは3〜5つ、より好ましくは3〜4つ、さらにこのましくは3つである。衣類を折りたたんだ後に、収納ケースに垂直収納しやすいサイズは、例えばシャツ類であればシャツ自体の身丈の長さの概ね1/3〜1/6程度の大きさである。この大きさに合わせて、本考案の衣類折り畳み収納補助具の型体の大きさも決定することが好ましく、その型体の数としては上記したものとしたとき、この大きさとしやすい。また、上記した数の型体の連結からなる場合、折り畳み後の衣類の内部に、芯材が複数層あるため垂直収納しても型崩れせず、かつ倒れにくい。さらに、折り畳み回数が極端に増えるわけでもないため折り畳み後の衣類が嵩張ることもない。
複数の型体のそれぞれは、同程度の略方形(またはその外接矩形)サイズであることが好ましく、衣類を均一な形状に折り畳みやすい。または、嵩張りやすい衣類等を折りたたむ衣類収納補助具においては、連結部に伸縮性の連結部を用いたり、シャツを折りたたむ場合、シャツの衿口側の型体をやや長めの型体としたりすることで、折り畳みやすくすることもできる。
本考案の目的を達成するために、型体は、折り畳み形状の型として機能することが求められ、また折り畳み後は衣類形状を保持する芯材として機能するための、一定の剛性が必要である。たとえば、薄い紙やラップフィルムのように、折り曲げたりしたとき、その型が容易に変化するものは本考案の型体として適切ではない。
また、型体が、折り畳まれた衣類を略方形の形状で支持する芯材として機能するため、型崩れが少ない。また、芯材として機能する複数の型体を備えているため、収納ケース等に収納するとき、垂直に立てた状態で保管することができる。さらに、出張や旅行時のバッグ等に保管するときも、バッグ内等で型崩れしにくく、折り畳んだ後の形状を維持することができる。
本考案において、前記型体は、可撓性の素材より成型されてなる衣類折り畳み収納補助具とすることができる。型体は前記したように、型として機能するために一定の剛性が求められる。この型体の剛性が本考案の型体として機能する程度に硬いが、同時に可撓性も有する部材を用いる場合、衣類の折り畳み形状を、型体の略方形状に折り畳むことができるだけでなく、使用者の利用態様に応じて、丸めるような形で折り畳み収納することができるものとなるように使い分けることができる衣類折り畳み収納補助具として機能するため好ましい。特に、丸める形で折りたたむことができるものは、旅行用のバッグに適した形状に丸めるように折り畳み収納する等、衣類収納ケース内での使用以外の環境でも用いることができるため、その利用態様が増える点で好ましい。また、収納ケース内に円筒状に立たせて収納することにも適している。この場合、収納ケースに円筒状に適した仕切りを適宜設けることがより好ましい。
本考案において、前記連結部は、伸縮可能な部材により構成されている折り畳み収納補助具とすることができる。例えばゴムバンドのような伸縮可能な部材により連結することで、折り曲げがより容易になり、型体に合わせた折り畳みを容易に行うことができ、折り畳み後の状態も維持しやすい、さらに繰り返し使用にも適している。
本考案においては、折り畳み後の衣類を留めるためのクリップやバンドを衣類折り畳み収納補助具の一部(例えば、最上段の型体の上辺)に設けることで、折り畳み後の衣類の形状をより維持することができるため、このような繋止用具を設けることが好ましい。
本考案の衣類折り畳み収納補助具によれば、簡易に衣類を均一な大きさに折り畳むことができ、かつ折り畳んだ後の衣類は型崩れしにくく、収納ケース等に垂直収納することにも適した衣類の折り畳み収納が可能となる。また、本考案の衣類収納補助具を用いる収納ケースは箪笥等の従来の収納容器と大きく異なる設計とすることができるため、これら従来の収納容器の形状にとらわれずに、新しい収納ケースや家具といった収納形態とすることができる。
本考案の第二の実施形態における、型体の外接矩形に関する図である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の一例である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の他の一例である。 本考案の第二の実施形態における、衣類折り畳み収納補助具の一例である。(a)全体図のみ示すもの、(b)外接矩形を破線で示したものである。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の一例(図2)の六面図である。(a)正面図、(b)左側面図、(c)平面図、(d)底面図、(e)右側面図、(f)背面図を示す。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の他の一例(図3)の六面図である。(a)正面図、(b)左側面図、(c)平面図、(d)底面図、(e)右側面図、(f)背面図を示す。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の他の一例である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の他の一例である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の実施形態の他の一例である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の使用状態例の一工程である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の使用状態例の一工程である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具の使用状態例の一工程である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いて折り畳んだ後の衣類の概要図である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いて丸めるように使用する状態例の一工程である。 本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いて丸めるように折りたたんだ後の衣類の概要図である。
以下、本考案の実施の形態について具体例等を示して詳細に説明する。
本考案の第一の実施の形態として、略方形の型体を用いた衣類折り畳み収納補助具の構成の一例を図2に示す。
図2の実施の形態(衣類折り畳み収納補助具1)において、型体8は略方形でその角を円弧状とした板状の型体であり、折り曲げ自在の連結部としてバンド状の連結部3を2本用いて連結したものである。板状の型体の側部の両辺2が、本考案の衣類を折り畳む際、幅方向の折り畳みガイドとして機能する。また、連結部と接する型体の上部の辺5、下部の辺4が連結部3より衣類を折り畳む際に、長さ方向の折り畳みのガイドとなる。また、型体8は折り畳み後に、衣類の折り畳んだサイズを支持する芯材となり、型体8の形状(すなわち型体の側部の両辺と上下の両辺の形状)と略同一の形状で均一に折り畳まれた形状を維持することができる。
ここで、連結部3と接さない型体の上部の辺6や、下部の辺7は、側部の両辺2と同様に衣類を折り畳む際の、折り畳みのガイドとして機能することもできるし、例えばTシャツを折りたたむ場合、上部の辺6の方は折り畳まずに衣類の特徴的な形態のひとつを把握しやすい襟元が確認しやすいように、襟元は折りたたまずに他の全体を折り畳んだ形状として収納することもできる。なお、本考案の衣類折り畳み収納補助具型体の連結方向の上下、および連結部の上下の辺は、図2に示すように型体を3つ並べているときの、上下の意味である。具体的に用いるときの一例として示す図10におけるTシャツに載置している状態では、Tシャツの衿側を上、Tシャツの裾側を下として、上下の説明を行っており、高さ方向に積み重ねたときの上下とは異なる。
なお、本考案の第一の構成において、型体の形状は略方形であるが、ここで略方形とは、前述したように型体は側部の両辺と、上部の辺および下部の辺となる辺を備えるものであるため方形状となることを指し、全体として正方形、長方形いずれでもよい。具体的には、図2や図3等に示すように、その角は円弧状でよく、また、図3に示すような枠状のものでもよい。これらの他にも、角を切断して厳密には八角形等の形状であっても、全体としてガイド等として機能する四辺を有するものであればよいことを含む意味である。
次に、本考案の第一の構成における実施の形態の他の一例を図3に示す。
図3の実施の形態(衣類折り畳み収納補助具1a)においては図2の板状の型体8に代えて、枠状の型体8aを用いている。また、図2の連結部3の代わりに、帯状の連結部3aを用いる。さらに、折り畳み形状を繋止する繋止用具9(図3においてはクリップ式のもの)を設けている。本考案の型体の側部の両辺や上部の辺、下部の辺は、ガイドおよび芯材として機能することができるものであれば利用できるため、前述したような型体は図2に示すように板状のものに限られない。図3に示す衣類折り畳み収納補助具においては、側部の両辺2aが、図2における側部の両辺2の代わりに、幅方向の折り畳みガイドとして機能し、かつ折り畳み後の芯材として機能する。また、上部の辺4a、下部の辺5aが、それぞれ図2における上部の辺4、下部の辺5と同様に、折り畳みガイドとして機能する。
連結部は、このように帯状の連結部3aとしても達成することができ、可撓性の部材や薄くて剛性が低い部材を用いることができる。具体的には、ゴムバンドのようなものを帯状で用いてもよいし、剛性が低いプラスチックフィルム、紙等を用いることもできる。このような帯状部材として達成する場合、バンド状の連結部を複数用いた場合よりも衣類折り畳み収納補助具の折り畳み後の形状の自由度が制限されるため、垂直収納に適した形状に調整しやすい。
図3においては、折り畳み形状を繋止するための繋止用具9を設けている。これは、折り畳み後の形状をより維持しやすくするために設けるもので、図3のようにクリップとして設け折り畳み後に、隣接する衣類を繋止することで衣類が再度勝手に展開されることを抑制するものである。クリップの他にも、バンド状等の繋止用具を設ける変形も可能である。
図4は、本考案の第二の構成における衣類折り畳み収納補助具の実施の形態の一例である。本考案の型体は、前述したように、略方形のみではなく、X字状等の形状としても達成することができる。このとき、それぞれの形状の型体の外接矩形の各辺が、略方形の型体における側部の両辺、および上下の両辺と同様にガイドとして機能する。図4において、衣類折り畳み収納補助具1bの型体8bの外接矩形について説明すると、辺2bは型体の連結方向の軸に水平な辺であり、各型体の側部の両辺である。最上部の型体8bにおいては辺6b、辺4bおよび両辺2bより外接矩形がなる。中段の型体においては、辺5b、辺4bおよび両辺2bより外接矩形がなる。最下段の型体においては、辺5b、7b、両辺2bより外接矩形がなる。
図4の実施の形態において、板状の型体8bの外接矩形の側部の両辺2bが、衣類を折り畳む際、幅方向の折り畳みガイドとして機能する。また、連結部3と接する型体の外接矩形の上部の辺5b、下部の辺4bが連結部3より衣類を折り畳む際に、長さ方向の折り畳みのガイドとなる。また、型体8bが折り畳み後に、衣類の折り畳んだサイズを支持する芯材となり、型体8bの外接矩形の形状と略同一の形状で均一に折り畳まれた形状を維持することができる。
なお、このように略方形ではない形状の型体で達成する場合、外接矩形の4つの角に相当する部分に点、辺、面があるような形状の型体であることが好ましく、図4の最上段の型体においては、点21、22、23、24等がこの部分にあたる。(図4においては各点に接する辺や面も、外接矩形の角に相当する辺および面として機能する。)
図5は、図2に示した衣類折り畳み収納補助具の六面図である。図6は、図3に示した衣類折り畳み収納補助具からクリップを取り外したものの六面図である。
本考案において型体は、前述したように、板状、枠状またはその他の形状のいずれのものを用いてもよく、これらを組み合わせて用いてもよい。型体の材質は、型体として機能する一定の剛性を有していればよいが、たとえば厚紙や、プラスチック製のシート、発泡プラスチック製のシート、金属等を用いることができる。特に、可撓性も有するようなプラスチック材料(例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂や、塩化ビニル系の樹脂、オレフィン系やスチレン系の熱可塑性エラストマー、およびシリコーン樹脂やシリコーンゴム等)からなる型体を用いた衣類折り畳み収納補助具は、折り畳み形状をその型体の形状(またはその外接矩形)に合わせて折り畳むことができるのみでなく、使用者の利用態様に応じて筒状に丸める形状とするように使い分けることもできるため好ましい。
材質は、本考案の衣類折り畳み収納補助具が、衣類に直接触れる状態で保管する用途に用いられるため、ゴム臭のような悪臭がしない無臭の素材を用いることもできる。また、軽い材質を用いることが好ましく、無臭、かつ軽い材質として、発泡オレフィン系の樹脂等の素材が例示される。その他、防虫効果のある素材を用いることもでき、無臭ではなく芳香性物質を含む素材を用いることもできる。
型体の連結する数は複数であればよく、例えば図7や図8に示すように2つの型体からなるものや4つの型体からなるもの等の変形も可能である。これらの中でも、本考案の衣類収納補助具は3つの型体を連結したもの、または4つあるいは5つの型体を連結したものであることが好ましい。型体の数が3〜5つからなる場合、少なくとも1段以上衣類を型体と型体の間に折り込むため、より衣類が型崩れしにくくなる。また、前述したように折り畳み後のサイズも、一般的な衣類収納ケースに垂直収納することに適した高さとなりやすいため好ましい。特に、折り畳み回数と折り畳み後の形状の観点から、衣類折り畳み収納補助具は3つまたは4つの型体を連結したものであることがより好ましい。
また、型体の連結は、図2、3、4等に示したように、バンド状のものや帯状の連結部材を用いた連結部によってもよいが、図9に示すように、連結部材を設けずとも、各型体の連結部を折り曲げ自在に接着したものや、折り曲げ自在に連結部のみその厚みを薄くする等の態様で達成することもできる。また、図9に示すように、型体の角は直角など角が尖ったものでもよい。しかし、角は円弧状のものの方が、衣類を傷つけるおそれが少ないため、図2等に示すような円弧状の角であることが好ましい。
図10〜13に、本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いて、実際に衣類を折り畳む工程の一例を説明する。ここでは、図2に示した3つの型体を連結した衣類折り畳み収納補助具を用いて、本考案が特に好適に用いられる衣類の一つであるTシャツを例に説明する。
本考案の衣類折り畳み収納補助具は、展開された衣類の上に、展開した状態で用いられる。図10に示すように、展開した衣類折り畳み収納補助具1を、展開したTシャツ10の衿口から裾方向に略垂直に、連結された型体が上下になるように載置する。次に、Tシャツ10の袖側を型体8の両辺2をガイドに折り畳む(図11)。その後、折り曲げ自在な連結部3から折り曲げ、連結部3に接する型体8の上部の辺5と下部の辺4をガイドに、Tシャツを折り込むように折り畳む(図12)。
折り畳んだ後のTシャツ形状を正面から見たものを図13に示す。このように、本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いれば、折り曲げ自在に連結された型体8の形状に合わせて容易に折り畳むことできる。特に、図12に示す工程のように、衣類の長さ方向の折り曲げ時に、型体の左右の両辺および上下の両辺が衣類の折り畳み形状の支持をするため、折り曲げ自在の連結部より数回(図12においては連結部からの折り畳みは2回)折りたたむだけで、その折り畳み形状は図13に示すような均一な大きさにできる点で、極めて容易に折りたたむことができるものである。Tシャツの特徴的な形状の一つである衿口は折り畳まずに収納すると収納ケースに保管した後も見やすくなるため、衿口側は折り畳まなくてもよいが、裾側を折り畳んだように、衿側も型体の上部の辺をガイドに折り畳むと、Tシャツを略方形に容易に調整することもできる。
次に、図10、11、14、15を用いて、本考案の他の実施の形態である、型体が可撓性の素材により成型されてなる衣類折り畳み収納補助具を用いて、丸める形状に折り畳み収納するときの使用方法の一例を説明する。図10においては、連結部から折り曲げるときと同様に、展開した衣類折り畳み収納補助具1を、展開したTシャツ10の衿口から裾方向に略垂直に、連結された型体が上下になるように載置する。また、図11に示すように、次に、Tシャツ10の袖側を型体8の両辺2をガイドに折り畳む。その後、可撓性の素材より成型されてなる型体のため、図12のように型体の連結部3に合わせるように折り畳むのではなく、裾口からTシャツを丸めるように折り畳む(図14)。
折り畳んだ後のTシャツ形状を正面から見たものを図15に示す。なお、丸めるように折り畳む場合は、繋止用具9にバンド状のもの(例えばマジックテープ(登録商標))を用いて、折り畳み後にバンドにて繋止することにより型崩れが起こりにくいため好ましい。このように、型体が可撓性の素材より成型されてなる本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いれば、折り畳み後の形状が略方形となる連結部からの折り畳みのみではなく、折り畳み後の形状が円筒状になる、丸めるような折り畳みもできるため使用者の利用態様に応じて使い分けることができる。その折り畳み形状は、図13に示すような均一な大きさに簡単に折り畳むこともできるし、図15に示すような円筒状の形状に折り畳むこともできる。前述したように、この円筒状の形状で立てて収納することにも適している。
一般的に、本考案の衣類折り畳み収納補助具の型体の幅は、折り畳み対象の幅(Tシャツの場合、基本的にはその裾巾)よりもやや狭いものを用いたほうが全体として折り畳み形状を均一なものにしやすいが、型体の幅は、折り畳み対象の幅と同じ程度またはそれより大きくても、使用することができる。
本考案においては、折り曲げ自在の連結が伸縮可能な部材により連結されていることが好ましい。単に折り曲げ可能な部材としては、細い金属線による連結等も行うことができる。しかし、このような伸縮性が低い部材による連結の場合、折り曲げにかかる力が大きかったり、衣類にキズをつけたり、折り畳んだ状態から衣類を取り外すとき手間がかかったりすることがある。しかし、例えばゴムバンドのような伸縮可能な部材により連結することで、折り曲げがより容易になり、型体に合わせた折り畳みを容易に行うことができ、折り畳み後の状態も維持しやすい、さらに繰り返し使用にも適している。
以上、Tシャツの折り畳みを中心に本考案の衣類折り畳み収納補助具の具体的な使用方法を説明したが、本考案の衣類折り畳み収納補助具は、Tシャツの他にも、シャツやズボン、タオル等、様々な衣類の折り畳み収納に好適に用いることができ、簡易に均一な折り畳みサイズとすることができる。
本考案の衣類折り畳み収納補助具を用いると、衣類を均一な形状に折り畳みやすく、収納ケースに垂直収納することができる。
1 衣類折り畳み収納補助具
2 型体の側部の辺
3 折り曲げ自在の連結を行うバンド状の連結部
4 型体の連結部と接する下部の辺
5 型体の連結部と接する上部の辺
6 型体の連結部と接さない上部の辺
7 型体の連結部と接さない下部の辺
8 板状の型体
1a 衣類折り畳み収納補助具
2a 型体の側部の辺
3a 折り曲げ自在の連結を行う帯状の連結部
4a 型体の連結部と接する下部の辺
5a 型体の連結部と接する上部の辺
6a 型体の連結部と接さない上部の辺
7a 型体の連結部と接さない下部の辺
8a 枠状の型体
1b 衣類折り畳み収納補助具
2b 型体8bの外接矩形の側部の両辺
4b 型体8bの外接矩形の連結部と接する下部の辺
5b 型体8bの外接矩形の連結部と接する上部の辺
6b 型体8bの外接矩形の連結部と接さない上部の辺
7b 型体8bの外接矩形の連結部と接さない下部の辺
8b X字状の型体
9 繋止用具
10 Tシャツ
21 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
22 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
23 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
24 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
25 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
26 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
27 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ
28 型体8b外接矩形の角に相当する点の一つ














Claims (6)

  1. 展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられる衣類折り畳み収納補助具であって、
    該衣類折り畳み収納補助具は、複数の略方形の型体が折り曲げ自在な連結部により上下に連結されており、
    それぞれの略方形の型体の側部の両辺は、衣類を折り畳む際、幅方向の折り畳みのガイドとなり、
    それぞれの略方形の型体の連結部に接する上下の辺は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとなり、
    折り畳み後の衣類の形状は前記略方形の型体が芯材となることで保持されること
    を特徴とする衣類折り畳み収納補助具。
  2. 展開された衣類上に、展開された状態で載置され用いられる衣類折り畳み収納補助具であって、
    該衣類折り畳み収納補助具は、複数の型体が折り曲げ自在な連結部により上下に連結されており、
    それぞれの型体の連結方向の軸と平行な辺を含むそれぞれの型体の外接矩形の側部の両辺は衣類を折りたたむ際、幅方向の折り畳みのガイドとなり、
    それぞれの型体の該外接矩形の連結部に接する上下の辺は、衣類を長さ方向に折り畳む際、折り畳みのガイドとなり、
    折り畳み後の衣類の形状は該型体が芯材となることで保持されることを特徴とする衣類折り畳み収納補助具。
  3. 前記略方形の型体が、枠状の略方形である請求項1に記載の折り畳み収納補助具。
  4. 前記型体が、可撓性の素材により成型されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み収納補助具。
  5. 前記連結部が、伸縮可能な部材により構成されている請求項1〜4のいずれかに記載の折り畳み収納補助具。
  6. 前記衣類折り畳み収納補助具が、3〜5つの型体を連結してなる請求項1〜5のいずれかに記載の折り畳み収納補助具。













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* Cited by examiner, † Cited by third party
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