JP3199648B2 - 信号識別器及び音声周波数帯域内信号伝送装置及び信号識別方法 - Google Patents
信号識別器及び音声周波数帯域内信号伝送装置及び信号識別方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q1/00—Details of selecting apparatus or arrangements
- H04Q1/18—Electrical details
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- H04Q1/444—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
- H04Q1/46—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies comprising means for distinguishing between a signalling current of predetermined frequency and a complex current containing that frequency, e.g. speech current
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- G—PHYSICS
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話回線で伝送
される信号の種別を音声信号と音声帯域データ信号とに
識別する信号識別器、ならびに、この信号識別器を用い
た音声周波数帯域内信号伝送装置に関するものである。
される信号の種別を音声信号と音声帯域データ信号とに
識別する信号識別器、ならびに、この信号識別器を用い
た音声周波数帯域内信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】信号識別器を適用し、音声周波数帯域内
信号を伝送する装置としては、例えば、ディジタル回線
多重化装置(Digital Circuit Mul
tiplication Equipment、以下、
DCMEと称す)がある。図55は、このDCMEの構
成の一例を示す構成図である。この明細書の図中に示し
たS1,S2,・・・,等のSを先頭に持つ符号は、信
号線を示すが、以下、これらの信号線が伝える信号の内
容を示す方が説明上分かりやすい場合は、Sを先頭に持
つ符号とともに、信号線が伝える信号の内容を記述す
る。即ち、以下、Sを先頭に持つ符号は、信号線として
記述される場合と、その信号線が伝える信号の内容を記
述する場合がある。図において、S16はDCMEへの
Mチャネルの入力信号、1はMチャネルの入力信号S1
6のそれぞれに対し有音状態であるか無音状態であるか
を判定し、判定結果を音声検出結果S1に出力する音声
検出部、2はMチャネルの入力信号S16のそれぞれに
対し、音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを
判定し、その判定結果を信号識別結果S2に出力する信
号識別部、3は音声検出結果S1及び信号識別結果S2
に基づき、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フ
レーム生成部6を制御し、また、制御情報S3を対向側
装置(図示せず。図55に示す装置と同じ構成を持つ装
置。)に出力する送信制御部、4はその内部にm個の符
号器を有し、送信制御部3の指示に従って、Mチャネル
の入力信号S16の内、mチャネルの信号を高能率符号
化する符号化部、5はその内部にn個のモデムを有し、
送信制御部3の指示に従って、Mチャネルの入力信号S
16の内、nチャネルの信号を復調するファクシミリ信
号復調部、6は送信制御部3の指示に従って、mチャネ
ルの符号化された信号S4及びnチャネルの復調された
信号S5を所定のDCMEフレーム内のビットに割当
て、この生成されたDCMEフレームを、対向装置側へ
出力するフレーム生成部、12は入力信号S16に対し
て2100Hzトーンの有無を判定し、その判定結果S
12を出力する2100Hz検出部、14は入力信号S
16に対して1100Hzトーンの有無を判定し、その
判定結果S14を出力する1100Hz検出部である。
この音声検出部1、信号識別部2、送信制御部3、符号
化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム生成部
6、2100Hz検出部12、1100Hz検出部14
により、DCMEの送信側の機能が実現される。
信号を伝送する装置としては、例えば、ディジタル回線
多重化装置(Digital Circuit Mul
tiplication Equipment、以下、
DCMEと称す)がある。図55は、このDCMEの構
成の一例を示す構成図である。この明細書の図中に示し
たS1,S2,・・・,等のSを先頭に持つ符号は、信
号線を示すが、以下、これらの信号線が伝える信号の内
容を示す方が説明上分かりやすい場合は、Sを先頭に持
つ符号とともに、信号線が伝える信号の内容を記述す
る。即ち、以下、Sを先頭に持つ符号は、信号線として
記述される場合と、その信号線が伝える信号の内容を記
述する場合がある。図において、S16はDCMEへの
Mチャネルの入力信号、1はMチャネルの入力信号S1
6のそれぞれに対し有音状態であるか無音状態であるか
を判定し、判定結果を音声検出結果S1に出力する音声
検出部、2はMチャネルの入力信号S16のそれぞれに
対し、音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを
判定し、その判定結果を信号識別結果S2に出力する信
号識別部、3は音声検出結果S1及び信号識別結果S2
に基づき、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フ
レーム生成部6を制御し、また、制御情報S3を対向側
装置(図示せず。図55に示す装置と同じ構成を持つ装
置。)に出力する送信制御部、4はその内部にm個の符
号器を有し、送信制御部3の指示に従って、Mチャネル
の入力信号S16の内、mチャネルの信号を高能率符号
化する符号化部、5はその内部にn個のモデムを有し、
送信制御部3の指示に従って、Mチャネルの入力信号S
16の内、nチャネルの信号を復調するファクシミリ信
号復調部、6は送信制御部3の指示に従って、mチャネ
ルの符号化された信号S4及びnチャネルの復調された
信号S5を所定のDCMEフレーム内のビットに割当
て、この生成されたDCMEフレームを、対向装置側へ
出力するフレーム生成部、12は入力信号S16に対し
て2100Hzトーンの有無を判定し、その判定結果S
12を出力する2100Hz検出部、14は入力信号S
16に対して1100Hzトーンの有無を判定し、その
判定結果S14を出力する1100Hz検出部である。
この音声検出部1、信号識別部2、送信制御部3、符号
化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム生成部
6、2100Hz検出部12、1100Hz検出部14
により、DCMEの送信側の機能が実現される。
【0003】また、7は対向装置側から受信した制御情
報S20に基づき、復号部9、ファクシミリ信号変調部
10、疑似背景雑音生成部11、フレーム分解部8を制
御する受信制御部、8は受信制御部7の指示に従って、
対向装置側から受信したDCMEフレームS19を符号
化された信号S8及び復調された信号S21に分解し、
これらをそれぞれ復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0に出力するフレーム分解部、9はその内部にm個の復
号器を有し、受信制御部7の指示に従って、mチャネル
の符号化された信号S8を復号する復号部、10はその
内部にn個のモデムを有し、受信制御部7の指示に従っ
て、nチャネルの復調されたファクシミリ信号S21を
変調するファクシミリ信号変調部、11は受信制御部7
の指示に従って、疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音
生成部である。この受信制御部7、フレーム分解部8、
復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背景雑音
生成部11により、DCMEの受信側の機能が実現され
る。
報S20に基づき、復号部9、ファクシミリ信号変調部
10、疑似背景雑音生成部11、フレーム分解部8を制
御する受信制御部、8は受信制御部7の指示に従って、
対向装置側から受信したDCMEフレームS19を符号
化された信号S8及び復調された信号S21に分解し、
これらをそれぞれ復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0に出力するフレーム分解部、9はその内部にm個の復
号器を有し、受信制御部7の指示に従って、mチャネル
の符号化された信号S8を復号する復号部、10はその
内部にn個のモデムを有し、受信制御部7の指示に従っ
て、nチャネルの復調されたファクシミリ信号S21を
変調するファクシミリ信号変調部、11は受信制御部7
の指示に従って、疑似背景雑音を生成する疑似背景雑音
生成部である。この受信制御部7、フレーム分解部8、
復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背景雑音
生成部11により、DCMEの受信側の機能が実現され
る。
【0004】次に、図55に示したDCMEの送信側の
動作を説明する。電話通話のような会話音声信号におい
ては、相手の話を聞いており黙っている無音時間が全通
話時間の30〜40%程度であることが知られており、
Mチャネルの入力信号S16の内、有音チャネルの信号
をmチャネル(mはMよりも小さい値)の回線につめ合
わせて伝送することにより、伝送の高効率化が可能とな
る。DCMEでは、音声検出部1がMチャネルの各入力
信号S16に対し、有音であるか無音であるかの判定を
行い、この判定結果S1を送信制御部3に送出し、送信
制御部3は、この判定結果S1に基づいて、Mチャネル
の入力信号S16の内、有音と判定されたチャネルを優
先して符号化部4内のm個(mはMよりも小さい値)の
符号器に割り付けられるよう符号化部4に対して、入力
チャネルと符号器との割り付けに関する制御情報を信号
線S26を用いて通知する。
動作を説明する。電話通話のような会話音声信号におい
ては、相手の話を聞いており黙っている無音時間が全通
話時間の30〜40%程度であることが知られており、
Mチャネルの入力信号S16の内、有音チャネルの信号
をmチャネル(mはMよりも小さい値)の回線につめ合
わせて伝送することにより、伝送の高効率化が可能とな
る。DCMEでは、音声検出部1がMチャネルの各入力
信号S16に対し、有音であるか無音であるかの判定を
行い、この判定結果S1を送信制御部3に送出し、送信
制御部3は、この判定結果S1に基づいて、Mチャネル
の入力信号S16の内、有音と判定されたチャネルを優
先して符号化部4内のm個(mはMよりも小さい値)の
符号器に割り付けられるよう符号化部4に対して、入力
チャネルと符号器との割り付けに関する制御情報を信号
線S26を用いて通知する。
【0005】また、符号化部4は、このm個の符号器に
割り付けられた入力信号を高能率符号化して、符号化後
の信号S4を出力する。この符号化部4で用いる符号化
アルゴリズムとしては、例えば、ITU−T勧告G.7
26に規定された適応差分パルス符号変調(Adapt
ive Differential Pulse Co
de Modulation、以下、ADPCMと称
す)方式があり、このADPCM方式では、伝送速度6
4kbit/sの入力信号を40kbit/s,32k
bit/s,24kbit/s,16kbit/sのい
ずれかの伝送速度に圧縮符号化することができる。符号
化部4において、このADPCM方式を用いる場合、ど
の符号化速度を選択するかは、入力信号が音声信号であ
るか音声帯域データ信号であるかによって定めることが
望ましい。即ち、入力信号が音声信号である場合には、
通話に支障のない音声品質を保てる範囲で符号化速度を
低く抑えた方が回線をより効率的に利用できるため、こ
の場合の符号化速度は、32kbit/s以下とする。
一方、入力信号が音声帯域データ信号である場合には、
伝送誤りが生じないよう符号化速度をより高い40kb
it/sとする必要がある。このように、符号化部4の
符号化速度を適切に定めるためには、入力信号が音声信
号であるか音声帯域データ信号であるかを判定する信号
識別部2が必要である。
割り付けられた入力信号を高能率符号化して、符号化後
の信号S4を出力する。この符号化部4で用いる符号化
アルゴリズムとしては、例えば、ITU−T勧告G.7
26に規定された適応差分パルス符号変調(Adapt
ive Differential Pulse Co
de Modulation、以下、ADPCMと称
す)方式があり、このADPCM方式では、伝送速度6
4kbit/sの入力信号を40kbit/s,32k
bit/s,24kbit/s,16kbit/sのい
ずれかの伝送速度に圧縮符号化することができる。符号
化部4において、このADPCM方式を用いる場合、ど
の符号化速度を選択するかは、入力信号が音声信号であ
るか音声帯域データ信号であるかによって定めることが
望ましい。即ち、入力信号が音声信号である場合には、
通話に支障のない音声品質を保てる範囲で符号化速度を
低く抑えた方が回線をより効率的に利用できるため、こ
の場合の符号化速度は、32kbit/s以下とする。
一方、入力信号が音声帯域データ信号である場合には、
伝送誤りが生じないよう符号化速度をより高い40kb
it/sとする必要がある。このように、符号化部4の
符号化速度を適切に定めるためには、入力信号が音声信
号であるか音声帯域データ信号であるかを判定する信号
識別部2が必要である。
【0006】図55に示したDCMEでは、信号識別部
2はMチャネルの各入力信号S16に対し、音声信
号(”音声”)であるか音声帯域データ信号(”デー
タ”)であるかの判定を行い、この判定結果を送信制御
部3に送出し、送信制御部3は、この判定結果に基づい
て、入力信号S16の内、”データ”と判定されたチャ
ネルが割り付けられた符号化部4内の符号器の符号化速
度を40kbit/sに設定し、入力信号S16の
内、”音声”と判定されたチャネルが割り付けられた符
号化部4内の符号器の符号化速度を32kbit/s,
24kbit/s,16kbit/sのいずれかに設定
するよう符号化部4に対して、符号器の符号化速度に関
する制御情報を信号線S26を用いて通知する。
2はMチャネルの各入力信号S16に対し、音声信
号(”音声”)であるか音声帯域データ信号(”デー
タ”)であるかの判定を行い、この判定結果を送信制御
部3に送出し、送信制御部3は、この判定結果に基づい
て、入力信号S16の内、”データ”と判定されたチャ
ネルが割り付けられた符号化部4内の符号器の符号化速
度を40kbit/sに設定し、入力信号S16の
内、”音声”と判定されたチャネルが割り付けられた符
号化部4内の符号器の符号化速度を32kbit/s,
24kbit/s,16kbit/sのいずれかに設定
するよう符号化部4に対して、符号器の符号化速度に関
する制御情報を信号線S26を用いて通知する。
【0007】また、DCMEに入力される音声帯域デー
タ信号としては、パーソナルコンピュータ(パソコン)
通信に用いられるもの、ファクシミリ通信に用いられる
ものなどがあるが、これらの内、例えば、ファクシミリ
信号をファクシミリ信号復調部5にて復調して伝送する
ことにより、回線効率のさらなる向上が可能となる。
タ信号としては、パーソナルコンピュータ(パソコン)
通信に用いられるもの、ファクシミリ通信に用いられる
ものなどがあるが、これらの内、例えば、ファクシミリ
信号をファクシミリ信号復調部5にて復調して伝送する
ことにより、回線効率のさらなる向上が可能となる。
【0008】このDCMEに入力されたファクシミリ信
号を復調して伝送する場合、まず、DCMEへのMチャ
ネルの入力信号S16の内のあるチャネルにファクシミ
リ信号が入力され、そのチャネルに対する信号識別部2
の判定結果S2が”音声”から”データ”に変化する
と、送信制御部3は、ファクシミリ信号復調部5に対
し、上記チャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付ける
ようファクシミリ信号復調部5に対し、入力チャネルと
モデムとの割り付けに関する制御情報を信号線S18を
用いて通知する。
号を復調して伝送する場合、まず、DCMEへのMチャ
ネルの入力信号S16の内のあるチャネルにファクシミ
リ信号が入力され、そのチャネルに対する信号識別部2
の判定結果S2が”音声”から”データ”に変化する
と、送信制御部3は、ファクシミリ信号復調部5に対
し、上記チャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付ける
ようファクシミリ信号復調部5に対し、入力チャネルと
モデムとの割り付けに関する制御情報を信号線S18を
用いて通知する。
【0009】この時点からは、上記チャネルの信号は、
符号化部4にて40kbit/sの符号化速度で符号化
されて対向装置側へ伝送される。同時に、ファクシミリ
信号復調部5内では、上記チャネルのファクシミリ信号
が割り付けられた上記モデムが、ITU−T勧告T.3
0手順におけるV.21チャネルNo.2の方式によ
り、データ速度300bit/sで変調された信号の有
無を監視し続け、この300bit/sで変調された信
号が検出された場合、復調伝送可能なファクシミリ呼で
あると認識し、ファクシミリ信号復調部5は、上記チャ
ネルに入力されたファクシミリ信号を上記モデムにより
復調し、復調された信号S5をフレーム生成部6に対し
出力するとともに、送信制御部3に対し、ファクシミリ
呼の復調伝送の開始を示す制御情報を信号線S17を用
いて通知する。
符号化部4にて40kbit/sの符号化速度で符号化
されて対向装置側へ伝送される。同時に、ファクシミリ
信号復調部5内では、上記チャネルのファクシミリ信号
が割り付けられた上記モデムが、ITU−T勧告T.3
0手順におけるV.21チャネルNo.2の方式によ
り、データ速度300bit/sで変調された信号の有
無を監視し続け、この300bit/sで変調された信
号が検出された場合、復調伝送可能なファクシミリ呼で
あると認識し、ファクシミリ信号復調部5は、上記チャ
ネルに入力されたファクシミリ信号を上記モデムにより
復調し、復調された信号S5をフレーム生成部6に対し
出力するとともに、送信制御部3に対し、ファクシミリ
呼の復調伝送の開始を示す制御情報を信号線S17を用
いて通知する。
【0010】一方、ファクシミリ信号復調部5が送信制
御部3からの制御情報S18に基づいて、入力チャネル
とモデムとの割り付けを行ってから一定の時間内に、上
記300bit/sで変調された信号を検出しなかった
場合、ファクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない
呼であると判断し、上記チャネルの入力信号と上記モデ
ムとの割り付けを解除する。また、信号識別器2の判定
結果S2が”データ”から”音声”に変化した場合も、
送信制御部3は、復調伝送できない呼であると判断し、
ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を用い
て上記入力チャネルと上記モデムとの割り付けを解除す
るよう指示する。
御部3からの制御情報S18に基づいて、入力チャネル
とモデムとの割り付けを行ってから一定の時間内に、上
記300bit/sで変調された信号を検出しなかった
場合、ファクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない
呼であると判断し、上記チャネルの入力信号と上記モデ
ムとの割り付けを解除する。また、信号識別器2の判定
結果S2が”データ”から”音声”に変化した場合も、
送信制御部3は、復調伝送できない呼であると判断し、
ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を用い
て上記入力チャネルと上記モデムとの割り付けを解除す
るよう指示する。
【0011】送信制御部3は、ファクシミリ信号復調部
5から、信号線S17よりファクシミリ呼の復調伝送の
開始を示す制御情報を受信すると、上記チャネルの入力
信号と、このチャネルが割り付けられた符号化部4内の
符号器との間の割り付けを解除するよう符号化部4に対
して信号線S26を用いて通知する。この時点で、この
ファクシミリ呼は、それまでの40kbit/sADP
CM符号化による伝送からファクシミリ信号復調部5に
よる復調伝送に切り替えられる。
5から、信号線S17よりファクシミリ呼の復調伝送の
開始を示す制御情報を受信すると、上記チャネルの入力
信号と、このチャネルが割り付けられた符号化部4内の
符号器との間の割り付けを解除するよう符号化部4に対
して信号線S26を用いて通知する。この時点で、この
ファクシミリ呼は、それまでの40kbit/sADP
CM符号化による伝送からファクシミリ信号復調部5に
よる復調伝送に切り替えられる。
【0012】送信制御部3は、また、符号化部4の出力
する符号化された各チャネルの信号S4と所定のDCM
Eフレーム内のビットとの割り付けと、ファクシミリ信
号復調部5の出力する復調された各チャネルの信号S5
と、上記DCMEフレーム内のビットとの割り付けに関
する制御情報を信号線S27を用いてフレーム生成部6
に対して通知し、フレーム生成部6は、この制御情報に
基づいて、上記符号化された各チャネルの信号S4及び
上記復調された各チャネルの信号S5と、上記DCME
フレーム内のビットとの割り付けを行い、生成したDC
MEフレームのデータを信号線S6を通して対向装置側
に送信する。
する符号化された各チャネルの信号S4と所定のDCM
Eフレーム内のビットとの割り付けと、ファクシミリ信
号復調部5の出力する復調された各チャネルの信号S5
と、上記DCMEフレーム内のビットとの割り付けに関
する制御情報を信号線S27を用いてフレーム生成部6
に対して通知し、フレーム生成部6は、この制御情報に
基づいて、上記符号化された各チャネルの信号S4及び
上記復調された各チャネルの信号S5と、上記DCME
フレーム内のビットとの割り付けを行い、生成したDC
MEフレームのデータを信号線S6を通して対向装置側
に送信する。
【0013】また、送信制御部3は、Mチャネルの入力
信号と符号器との間の割り付けに関する制御情報、AD
PCM符号化における符号化速度に関する制御情報、符
号化信号及び復調信号とDCMEフレーム内のビットと
の間の割り付けに関する制御情報を信号線S3を通して
対向装置側へ送信する。
信号と符号器との間の割り付けに関する制御情報、AD
PCM符号化における符号化速度に関する制御情報、符
号化信号及び復調信号とDCMEフレーム内のビットと
の間の割り付けに関する制御情報を信号線S3を通して
対向装置側へ送信する。
【0014】なお、信号識別部2は、2100Hz検出
部12の出力S12、1100Hz検出部14の出力S
14、受信制御部7の出力S24を入力し、これらの信
号に基づいて、その判定結果S2を”音声”又は”デー
タ”にリセットする。
部12の出力S12、1100Hz検出部14の出力S
14、受信制御部7の出力S24を入力し、これらの信
号に基づいて、その判定結果S2を”音声”又は”デー
タ”にリセットする。
【0015】まず、2100Hz検出部12は、入力信
号S16に対して周波数分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16中に2100Hzのトーン信号が存
在するか否かを判定し、2100Hzトーン信号が存在
する場合は”1”を、存在しない場合は”0”を、21
00Hz検出結果として信号線S12に出力する。そし
て、信号識別部2は、2100Hz検出結果12を入力
し、2100Hzトーンを検出したときは、その判定結
果S2を”データ”にセットする。
号S16に対して周波数分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16中に2100Hzのトーン信号が存
在するか否かを判定し、2100Hzトーン信号が存在
する場合は”1”を、存在しない場合は”0”を、21
00Hz検出結果として信号線S12に出力する。そし
て、信号識別部2は、2100Hz検出結果12を入力
し、2100Hzトーンを検出したときは、その判定結
果S2を”データ”にセットする。
【0016】また、1100Hz検出部14は、入力信
号S16に対して周波数分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16中に1100Hzのトーン信号が存
在するか否かを判定し、1100Hzトーン信号が存在
する場合は”1”を、存在しない場合は”0”を、11
00Hz検出結果として信号線S14に出力する。そし
て、信号識別部2は、1100Hz検出結果S14を入
力し、1100Hzトーンを検出したときは、その判定
結果S2を”音声”にリセットする。
号S16に対して周波数分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16中に1100Hzのトーン信号が存
在するか否かを判定し、1100Hzトーン信号が存在
する場合は”1”を、存在しない場合は”0”を、11
00Hz検出結果として信号線S14に出力する。そし
て、信号識別部2は、1100Hz検出結果S14を入
力し、1100Hzトーンを検出したときは、その判定
結果S2を”音声”にリセットする。
【0017】また、信号識別部2は、受信制御部7より
受信側信号の識別状態S24を入力し、受信側信号の識
別状態S24の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の立ち上がりを検出した場合には、その判定結果S2
を”データ”にセットする。
受信側信号の識別状態S24を入力し、受信側信号の識
別状態S24の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の立ち上がりを検出した場合には、その判定結果S2
を”データ”にセットする。
【0018】次に、この図55に示したDCMEの受信
側の動作を説明する。受信制御部7は、信号線S20を
通して対向装置側の送信制御部が送出した各種制御情報
を受信し、この各種制御情報に基づき、フレーム分解部
8、復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背景
雑音生成部11に対して制御情報を送出する。
側の動作を説明する。受信制御部7は、信号線S20を
通して対向装置側の送信制御部が送出した各種制御情報
を受信し、この各種制御情報に基づき、フレーム分解部
8、復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背景
雑音生成部11に対して制御情報を送出する。
【0019】また、受信制御部7は、信号線S20を通
して受信したADPCM符号化における符号化速度に関
する制御情報に基づき、受信側信号の識別状態が”音
声”であるか”データ”であるかを判断し、”音声”で
あると判断した場合は、その出力S24を”0”に設定
し、”データ”であると判断した場合は、その出力S2
4を”1”に設定する。この出力S24は、前述したよ
うに、信号識別部2に与えられ、その判定結果S2の”
データ”へのセットのために用いられる。
して受信したADPCM符号化における符号化速度に関
する制御情報に基づき、受信側信号の識別状態が”音
声”であるか”データ”であるかを判断し、”音声”で
あると判断した場合は、その出力S24を”0”に設定
し、”データ”であると判断した場合は、その出力S2
4を”1”に設定する。この出力S24は、前述したよ
うに、信号識別部2に与えられ、その判定結果S2の”
データ”へのセットのために用いられる。
【0020】フレーム分解部8は、受信制御部7から信
号線S25を通して、対向装置側から受信したDCME
フレーム内のビットと、復号部9に対し出力する符号化
データとの割り付けに関する制御情報及びこのDCME
フレーム内のビットと、ファクシミリ信号変調部10に
対して、出力する復調データとの割り付けに関する制御
情報を受信し、この制御情報に基づき、信号線S19を
通して対向装置側から受信したDCMEフレームを分解
し、符号化された信号S8を復号部9に対して出力し、
復調された信号S21をファクシミリ信号変調部10に
対して出力する。
号線S25を通して、対向装置側から受信したDCME
フレーム内のビットと、復号部9に対し出力する符号化
データとの割り付けに関する制御情報及びこのDCME
フレーム内のビットと、ファクシミリ信号変調部10に
対して、出力する復調データとの割り付けに関する制御
情報を受信し、この制御情報に基づき、信号線S19を
通して対向装置側から受信したDCMEフレームを分解
し、符号化された信号S8を復号部9に対して出力し、
復調された信号S21をファクシミリ信号変調部10に
対して出力する。
【0021】次に、復号部9は、受信制御部7から信号
線S23を通して、各チャネルの符号化速度に関する制
御情報及び復号部9内のm個の復号器とDCMEからの
Mチャネルの出力との割り付けに関する制御情報を受信
し、この制御情報に基づき、フレーム分解部8から受信
した符号化された信号S8を復号部9内のm個の復号器
のいずれかに割り付け、適切な符号化速度にて復号し、
復号された各チャネルの信号をDCMEからの出力のM
チャネルのいずれかに割り付け、信号線S9に出力す
る。
線S23を通して、各チャネルの符号化速度に関する制
御情報及び復号部9内のm個の復号器とDCMEからの
Mチャネルの出力との割り付けに関する制御情報を受信
し、この制御情報に基づき、フレーム分解部8から受信
した符号化された信号S8を復号部9内のm個の復号器
のいずれかに割り付け、適切な符号化速度にて復号し、
復号された各チャネルの信号をDCMEからの出力のM
チャネルのいずれかに割り付け、信号線S9に出力す
る。
【0022】次に、ファクシミリ信号変調部10は、受
信制御部7から信号線S22を通して、ファクシミリ信
号変調部10内のn個のモデムとDCMEからのMチャ
ネルの出力との割り付けに関する制御情報を受信し、こ
の制御情報に基づき、フレーム分解部8から受信した復
調された信号S21をファクシミリ信号変調部10内の
n個のモデムのいずれかに割り付け、適切なデータ速度
にて復調し、復調された各チャネルの信号をDCMEか
らの出力のMチャネルのいずれかに割り付け、信号線S
10に出力する。
信制御部7から信号線S22を通して、ファクシミリ信
号変調部10内のn個のモデムとDCMEからのMチャ
ネルの出力との割り付けに関する制御情報を受信し、こ
の制御情報に基づき、フレーム分解部8から受信した復
調された信号S21をファクシミリ信号変調部10内の
n個のモデムのいずれかに割り付け、適切なデータ速度
にて復調し、復調された各チャネルの信号をDCMEか
らの出力のMチャネルのいずれかに割り付け、信号線S
10に出力する。
【0023】疑似背景雑音生成部11は、受信制御部7
から信号線S7を通して受信する制御情報に基づき、D
CMEからのMチャネルの出力の内、復号部9の出力及
びファクシミリ信号変調部10の出力のいずれにも接続
されていないチャネルに対し、疑似背景雑音を生成し、
これを信号線S11より送出する。
から信号線S7を通して受信する制御情報に基づき、D
CMEからのMチャネルの出力の内、復号部9の出力及
びファクシミリ信号変調部10の出力のいずれにも接続
されていないチャネルに対し、疑似背景雑音を生成し、
これを信号線S11より送出する。
【0024】また、このようなDCMEに用いられる信
号識別器としては、例えば、図56に示すようなものが
ある。この図は、特開平3−250961号公報に示さ
れた音声/データ識別器を示す図であり、図において、
101はA則などに非線形量子化された入力PCM信号
を線形量子化PCM信号に変換するリニア変換部、10
2は電力判定部、103は零交差数判定部、104は論
理積回路である。
号識別器としては、例えば、図56に示すようなものが
ある。この図は、特開平3−250961号公報に示さ
れた音声/データ識別器を示す図であり、図において、
101はA則などに非線形量子化された入力PCM信号
を線形量子化PCM信号に変換するリニア変換部、10
2は電力判定部、103は零交差数判定部、104は論
理積回路である。
【0025】次に動作について説明する。音声/データ
識別器に入力される非線形量子化PCM信号S16は、
リニア変換部101において、線形量子化PCM信号S
101に変換される。この線形量子化PCM信号S10
1は、電力判定部102、零交差数判定部103に入力
される。
識別器に入力される非線形量子化PCM信号S16は、
リニア変換部101において、線形量子化PCM信号S
101に変換される。この線形量子化PCM信号S10
1は、電力判定部102、零交差数判定部103に入力
される。
【0026】電力判定部102は、まず、入力した線形
量子化PCM信号S101よりブロック間電力比を算出
する。音声帯域データ信号は、音声信号よりも信号レベ
ルの変動が小さいため、音声帯域データ信号のブロック
間電力比は、音声信号のブロック間電力比よりも小さく
なる。電力判定部102は、このような性質を用いて、
入力信号が”音声”であるか”データ”であるかを判定
し、”音声”と判定した場合”0”を、”データ”と判
定した場合”1”を信号線S102に出力する。
量子化PCM信号S101よりブロック間電力比を算出
する。音声帯域データ信号は、音声信号よりも信号レベ
ルの変動が小さいため、音声帯域データ信号のブロック
間電力比は、音声信号のブロック間電力比よりも小さく
なる。電力判定部102は、このような性質を用いて、
入力信号が”音声”であるか”データ”であるかを判定
し、”音声”と判定した場合”0”を、”データ”と判
定した場合”1”を信号線S102に出力する。
【0027】零交差数判定部103は、まず、入力した
線形量子化PCM信号S101より零交差数(単位時間
中に、信号が零レベルと交差する回数)を算出する。音
声帯域データ信号は、音声信号よりも零交差数の変動が
小さく、また、音声帯域データ信号の零交差数分布は、
モデムの変調方式に依存した特定の範囲に限られる。零
交差数判定部103は、このような性質を用いて、入力
信号が”音声”であるか”データ”であるかを判定
し、”音声”と判定した場合”0”を、”データ”と判
定した場合”1”を信号線S103に出力する。
線形量子化PCM信号S101より零交差数(単位時間
中に、信号が零レベルと交差する回数)を算出する。音
声帯域データ信号は、音声信号よりも零交差数の変動が
小さく、また、音声帯域データ信号の零交差数分布は、
モデムの変調方式に依存した特定の範囲に限られる。零
交差数判定部103は、このような性質を用いて、入力
信号が”音声”であるか”データ”であるかを判定
し、”音声”と判定した場合”0”を、”データ”と判
定した場合”1”を信号線S103に出力する。
【0028】論理積回路104は、電力判定部102の
出力S102及び零交差数判定部103の出力S103
の論理積をとり、入力信号が音声信号であるか音声帯域
データ信号であるかの判定結果をS2に出力する。
出力S102及び零交差数判定部103の出力S103
の論理積をとり、入力信号が音声信号であるか音声帯域
データ信号であるかの判定結果をS2に出力する。
【0029】従って、音声/データ識別器に音声帯域デ
ータ信号が入力された場合、電力判定部102及び零交
差数判定部103は、入力信号が”データ”であると判
定して、それぞれの出力S102,S103を“1”と
し、この電力判定部102の出力S102と零交差数判
定部103の出力S103の論理積をとることにより、
この音声/データ識別器の出力S2は、“1”(”デー
タ”)となる。一方、音声/データ識別器に音声信号が
入力された場合、電力判定部102が入力信号が”音
声”であると判定して、その出力S102を“0”とす
るか又は零交差数判定部103が入力信号が”音声”で
あると判定して、その出力S103を“0”とし、この
電力判定部102の出力S102と零交差数判定部10
3の出力S103の論理積をとることにより、この音声
/データ識別器の出力S2は、“0”(”音声”)とな
る。
ータ信号が入力された場合、電力判定部102及び零交
差数判定部103は、入力信号が”データ”であると判
定して、それぞれの出力S102,S103を“1”と
し、この電力判定部102の出力S102と零交差数判
定部103の出力S103の論理積をとることにより、
この音声/データ識別器の出力S2は、“1”(”デー
タ”)となる。一方、音声/データ識別器に音声信号が
入力された場合、電力判定部102が入力信号が”音
声”であると判定して、その出力S102を“0”とす
るか又は零交差数判定部103が入力信号が”音声”で
あると判定して、その出力S103を“0”とし、この
電力判定部102の出力S102と零交差数判定部10
3の出力S103の論理積をとることにより、この音声
/データ識別器の出力S2は、“0”(”音声”)とな
る。
【0030】次に、この図56に示した信号識別器を、
図55に示したDCME内の信号識別部2として用いた
場合のファクシミリ信号復調伝送の動作を説明する。ま
ず、図57にDCMEの適用形態の一例を示す。図にお
いて、送信側ファクシミリ端末は、一方の地点に設置さ
れたDCMEのMチャネルの入出力信号線の1つに、受
信側ファクシミリ端末は、他の地点に設置されたDCM
EのMチャネルの入出力信号線の1つに接続され、送信
側ファクシミリ端末から受信側ファクシミリ端末の向き
に、画データが伝送されるものとする。
図55に示したDCME内の信号識別部2として用いた
場合のファクシミリ信号復調伝送の動作を説明する。ま
ず、図57にDCMEの適用形態の一例を示す。図にお
いて、送信側ファクシミリ端末は、一方の地点に設置さ
れたDCMEのMチャネルの入出力信号線の1つに、受
信側ファクシミリ端末は、他の地点に設置されたDCM
EのMチャネルの入出力信号線の1つに接続され、送信
側ファクシミリ端末から受信側ファクシミリ端末の向き
に、画データが伝送されるものとする。
【0031】送信側ファクシミリ端末が接続されたDC
ME(以後、送信側DCMEと称す)は、送信側ファク
シミリ端末から送出される画データ信号を、40kbi
t/s符号化もしくは復調して、対向側のDCME、即
ち、受信側ファクシミリ端末が接続されたDCME(以
後、受信側DCMEと称す)に対して送出し、受信側D
CMEは、対向側のDCME、即ち、送信側DCMEか
ら送出されてきた符号化もしくは復調された信号を受信
し、復号もしくは変調して受信側ファクシミリ端末に対
して送出する。
ME(以後、送信側DCMEと称す)は、送信側ファク
シミリ端末から送出される画データ信号を、40kbi
t/s符号化もしくは復調して、対向側のDCME、即
ち、受信側ファクシミリ端末が接続されたDCME(以
後、受信側DCMEと称す)に対して送出し、受信側D
CMEは、対向側のDCME、即ち、送信側DCMEか
ら送出されてきた符号化もしくは復調された信号を受信
し、復号もしくは変調して受信側ファクシミリ端末に対
して送出する。
【0032】また、図58に、このDCMEにファクシ
ミリ信号を入力した場合の送信側DCME、受信側DC
ME内部の各部の信号状態を説明する。図において、送
信側DCME、受信側DCME内の信号識別部2の出力
S2の初期状態は、いずれも”音声”であると仮定す
る。
ミリ信号を入力した場合の送信側DCME、受信側DC
ME内部の各部の信号状態を説明する。図において、送
信側DCME、受信側DCME内の信号識別部2の出力
S2の初期状態は、いずれも”音声”であると仮定す
る。
【0033】図に基づいて、まず、送信側ファクシミリ
端末と受信側ファクシミリ端末の間で、呼接続後の最初
の部分で送受される信号について説明する。まず、送信
側ファクシミリ端末は、非音声端末であることを示すた
めに、CNGと呼ばれる1100Hzのトーンを送出す
る。一方、受信側ファクシミリ端末は、CEDと呼ばれ
る2100Hzのトーンを送出する。受信側ファクシミ
リ端末は、このCEDトーンに続いて、自端末が有する
全機能を送信側ファクシミリ端末に対して通知するため
に、DISと呼ばれる信号を送出する。このDIS信号
は、ITU−T勧告V.21のチャネルNo.2に規定
された方式により、データ速度300bit/sで変調
された信号である。送信側ファクシミリ端末は、このD
IS信号を受信すると、DIS信号で示された機能の中
から選択した機能を受信側ファクシミリ端末に対して通
知するために、DCSと呼ばれる信号を送出する。この
DCS信号も、ITU−T勧告V.21のチャネルN
o.2に規定された方式により、データ速度300bi
t/sで変調された信号である。
端末と受信側ファクシミリ端末の間で、呼接続後の最初
の部分で送受される信号について説明する。まず、送信
側ファクシミリ端末は、非音声端末であることを示すた
めに、CNGと呼ばれる1100Hzのトーンを送出す
る。一方、受信側ファクシミリ端末は、CEDと呼ばれ
る2100Hzのトーンを送出する。受信側ファクシミ
リ端末は、このCEDトーンに続いて、自端末が有する
全機能を送信側ファクシミリ端末に対して通知するため
に、DISと呼ばれる信号を送出する。このDIS信号
は、ITU−T勧告V.21のチャネルNo.2に規定
された方式により、データ速度300bit/sで変調
された信号である。送信側ファクシミリ端末は、このD
IS信号を受信すると、DIS信号で示された機能の中
から選択した機能を受信側ファクシミリ端末に対して通
知するために、DCSと呼ばれる信号を送出する。この
DCS信号も、ITU−T勧告V.21のチャネルN
o.2に規定された方式により、データ速度300bi
t/sで変調された信号である。
【0034】受信側DCME内においては、まず、受信
側ファクシミリ端末がCED(2100Hz)トーンを
送出すると、2100Hz検出部12は、このトーンを
検出することにより、その出力S12を”0”(不検
出)から”1”(検出)に変化させる。この2100H
z検出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検
出)への立ち上がりによって、信号識別部2の判定結果
S2は、”データ”状態にセットされる。
側ファクシミリ端末がCED(2100Hz)トーンを
送出すると、2100Hz検出部12は、このトーンを
検出することにより、その出力S12を”0”(不検
出)から”1”(検出)に変化させる。この2100H
z検出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検
出)への立ち上がりによって、信号識別部2の判定結果
S2は、”データ”状態にセットされる。
【0035】受信側DCME内では、この信号識別部2
の判定結果S2の”音声”から”データ”への変化を契
機に、ファクシミリ信号復調部5においてモデムの割り
当てがなされ、以後、このモデムは、V.21チャネル
No.2の方式により、データ速度300bit/sで
変調されたDIS信号の有無を監視し続ける。
の判定結果S2の”音声”から”データ”への変化を契
機に、ファクシミリ信号復調部5においてモデムの割り
当てがなされ、以後、このモデムは、V.21チャネル
No.2の方式により、データ速度300bit/sで
変調されたDIS信号の有無を監視し続ける。
【0036】そして、受信側ファクシミリ端末が受信側
DCMEへDIS信号を送出すると、受信側DCME内
のファクシミリ信号復調部5は、送信側からの呼を復調
伝送可能なファクシミリ呼であると認識し、この時点か
らこのファクシミリ呼は、40kbit/sADPCM
符号化による伝送から復調伝送に切り替えられる。
DCMEへDIS信号を送出すると、受信側DCME内
のファクシミリ信号復調部5は、送信側からの呼を復調
伝送可能なファクシミリ呼であると認識し、この時点か
らこのファクシミリ呼は、40kbit/sADPCM
符号化による伝送から復調伝送に切り替えられる。
【0037】一方、送信側DCME内においては、受信
制御部7が、信号線S20を通して受信したADPCM
符号化における符号化速度に関する制御情報に基づき、
受信側ファクシミリ端末からのCED(2100Hz)
トーン送出に起因する受信側信号の識別状態の”音声”
から”データ”への変化を認識するとともに、受信制御
部7の出力S24を”音声”から”データ”へ変化させ
る。信号識別部2は、受信制御部7の出力S24に基づ
いて、その出力S2を”データ”にセットする。
制御部7が、信号線S20を通して受信したADPCM
符号化における符号化速度に関する制御情報に基づき、
受信側ファクシミリ端末からのCED(2100Hz)
トーン送出に起因する受信側信号の識別状態の”音声”
から”データ”への変化を認識するとともに、受信制御
部7の出力S24を”音声”から”データ”へ変化させ
る。信号識別部2は、受信制御部7の出力S24に基づ
いて、その出力S2を”データ”にセットする。
【0038】送信側DCME内では、この信号識別部2
の判定結果S2の”音声”から”データ”への変化を契
機に、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされ、以後、このモデムは、V.21チャネ
ルNo.2の方式により、データ速度300bit/s
で変調されたDCS信号の有無を監視し続ける。
の判定結果S2の”音声”から”データ”への変化を契
機に、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされ、以後、このモデムは、V.21チャネ
ルNo.2の方式により、データ速度300bit/s
で変調されたDCS信号の有無を監視し続ける。
【0039】そして、送信側ファクシミリ端末が送信側
DCMEへDCS信号を送出すると、送信側DCME内
のファクシミリ信号復調部5は、復調伝送可能なファク
シミリ呼であると認識し、この時点からこのファクシミ
リ呼は、40kbit/sADPCM符号化による伝送
から復調伝送に切り替えられる。
DCMEへDCS信号を送出すると、送信側DCME内
のファクシミリ信号復調部5は、復調伝送可能なファク
シミリ呼であると認識し、この時点からこのファクシミ
リ呼は、40kbit/sADPCM符号化による伝送
から復調伝送に切り替えられる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】次に、この図55に示
したDCMEにファクシミリ信号を入力した場合の他の
動作例を図59に示す。図は、送信側DCME、受信側
DCME内の信号識別部2の出力S2の初期状態がいず
れも”データ”であると仮定した場合の各部の信号状態
を示すものである。
したDCMEにファクシミリ信号を入力した場合の他の
動作例を図59に示す。図は、送信側DCME、受信側
DCME内の信号識別部2の出力S2の初期状態がいず
れも”データ”であると仮定した場合の各部の信号状態
を示すものである。
【0041】受信側DCME内においては、まず、受信
側ファクシミリ端末がCED(2100Hz)トーンを
送出すると、2100Hz検出部12は、このトーンを
検出することにより、その出力S12を”0”(不検
出)から”1”(検出)に変化させる。しかし、信号識
別部2の判定結果S2は、その初期状態が”データ”で
あるため、信号識別部2の判定結果S2は、この210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりに影響されず、”データ”状態
を保持する。
側ファクシミリ端末がCED(2100Hz)トーンを
送出すると、2100Hz検出部12は、このトーンを
検出することにより、その出力S12を”0”(不検
出)から”1”(検出)に変化させる。しかし、信号識
別部2の判定結果S2は、その初期状態が”データ”で
あるため、信号識別部2の判定結果S2は、この210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりに影響されず、”データ”状態
を保持する。
【0042】受信側DCME内では、信号識別部2の判
定結果S2の”音声”から”データ”への変化が生じな
いため、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの
割り当てがなされない。従って、このファクシミリ呼
は、復調伝送することができず、ADPCM符号化によ
り伝送されることになる。
定結果S2の”音声”から”データ”への変化が生じな
いため、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの
割り当てがなされない。従って、このファクシミリ呼
は、復調伝送することができず、ADPCM符号化によ
り伝送されることになる。
【0043】一方、送信側DCME内においては、ま
ず、送信側ファクシミリ端末がCNG(1100Hz)
トーンを送出すると、1100Hz検出部14は、この
トーンを検出することにより、その出力S14を”0”
(不検出)から”1”(検出)に変化させる。これによ
って、信号識別部2の判定結果S2は、”データ”か
ら”音声”にリセットされる。
ず、送信側ファクシミリ端末がCNG(1100Hz)
トーンを送出すると、1100Hz検出部14は、この
トーンを検出することにより、その出力S14を”0”
(不検出)から”1”(検出)に変化させる。これによ
って、信号識別部2の判定結果S2は、”データ”か
ら”音声”にリセットされる。
【0044】送信側DCME内では、その後、受信側フ
ァクシミリ端末からCED(2100Hz)トーンが送
出されても、受信側信号の識別状態S24は、”デー
タ”状態を保持しており、”音声”から”データ”への
変化がないため、信号識別部2は、受信制御部7の出力
S24に基づいて、その出力S2を”データ”にセット
されることなく、”音声”状態を保持する。
ァクシミリ端末からCED(2100Hz)トーンが送
出されても、受信側信号の識別状態S24は、”デー
タ”状態を保持しており、”音声”から”データ”への
変化がないため、信号識別部2は、受信制御部7の出力
S24に基づいて、その出力S2を”データ”にセット
されることなく、”音声”状態を保持する。
【0045】その後、送信側ファクシミリ端末が送信側
DCMEへDCS信号を送出すると、送信側DCME内
の信号識別部2は、このDCS信号に対して”データ”
との判定を行うが、DCS信号が入力されてから”デー
タ”との判定がなされるまでの判定時間分のディレイが
あるため、また、このDCSが入力された最初の時点で
は、識別状態は”音声”となっており、ファクシミリ信
号復調部5内では、モデムがアサインされていないた
め、このファクシミリ信号は復調伝送できず、ADPC
M符号化されて伝送されることになる。
DCMEへDCS信号を送出すると、送信側DCME内
の信号識別部2は、このDCS信号に対して”データ”
との判定を行うが、DCS信号が入力されてから”デー
タ”との判定がなされるまでの判定時間分のディレイが
あるため、また、このDCSが入力された最初の時点で
は、識別状態は”音声”となっており、ファクシミリ信
号復調部5内では、モデムがアサインされていないた
め、このファクシミリ信号は復調伝送できず、ADPC
M符号化されて伝送されることになる。
【0046】以上のように、このDCMEにおいてファ
クシミリ信号を復調伝送するために、信号識別部2に要
求される動作としては、データ速度300bit/sで
変調された信号が入力される以前に、判定結果S2の”
音声”から”データ”への変化があり、かつ、データ速
度300bit/sで変調された信号が入力される最初
の時点で、判定結果S2が”データ”となっていること
が必要である。
クシミリ信号を復調伝送するために、信号識別部2に要
求される動作としては、データ速度300bit/sで
変調された信号が入力される以前に、判定結果S2の”
音声”から”データ”への変化があり、かつ、データ速
度300bit/sで変調された信号が入力される最初
の時点で、判定結果S2が”データ”となっていること
が必要である。
【0047】このように、データ速度300bit/s
で変調された信号が入力される以前に、判定結果S2
の”音声”から”データ”への変化を生じさせるために
は、前の呼の切断時又は新たな呼の開始時に、信号識別
状態を一旦”音声”にリセットする必要がある。信号識
別部2の判定結果を”音声”にリセットする方法として
は、例えば、ファクシミリ信号復調部5がファクシミリ
信号送受信のプロトコルを監視し、ファクシミリ信号復
調部5内でファクシミリ信号送受信手順の終了を検出し
て、信号識別部2に対して、識別状態を強制的に”音
声”にリセットするように、リセット信号を送出すると
いう方法がある。
で変調された信号が入力される以前に、判定結果S2
の”音声”から”データ”への変化を生じさせるために
は、前の呼の切断時又は新たな呼の開始時に、信号識別
状態を一旦”音声”にリセットする必要がある。信号識
別部2の判定結果を”音声”にリセットする方法として
は、例えば、ファクシミリ信号復調部5がファクシミリ
信号送受信のプロトコルを監視し、ファクシミリ信号復
調部5内でファクシミリ信号送受信手順の終了を検出し
て、信号識別部2に対して、識別状態を強制的に”音
声”にリセットするように、リセット信号を送出すると
いう方法がある。
【0048】しかし、この方法においては、ファクシミ
リ呼以外の、例えば、パソコン通信の用途で用いられる
モデム信号がDCMEに入力された場合、ファクシミリ
信号復調部5は、まず、一定の時間内にデータ速度30
0bit/sで変調された信号を検出しないため、復調
伝送できない呼であると判断して、モデムのアサインを
解除する。その後も、ファクシミリ信号復調部5は、信
号識別部2に対して、識別状態を強制的に”音声”にリ
セットするためのリセット信号を送出しないため、この
パソコン通信による呼が終了した後も、識別状態は”デ
ータ”のままであり、引き続き別のファクシミリ呼が始
まった場合は、信号識別状態の”音声”から”データ”
への変化が生じないため、このファクシミリ呼に対して
モデムのアサインがなされず、復調伝送できないという
問題がある。
リ呼以外の、例えば、パソコン通信の用途で用いられる
モデム信号がDCMEに入力された場合、ファクシミリ
信号復調部5は、まず、一定の時間内にデータ速度30
0bit/sで変調された信号を検出しないため、復調
伝送できない呼であると判断して、モデムのアサインを
解除する。その後も、ファクシミリ信号復調部5は、信
号識別部2に対して、識別状態を強制的に”音声”にリ
セットするためのリセット信号を送出しないため、この
パソコン通信による呼が終了した後も、識別状態は”デ
ータ”のままであり、引き続き別のファクシミリ呼が始
まった場合は、信号識別状態の”音声”から”データ”
への変化が生じないため、このファクシミリ呼に対して
モデムのアサインがなされず、復調伝送できないという
問題がある。
【0049】また、前の呼の切断時又は新しい呼の接続
時に信号識別部2の判定結果S2を”音声”にリセット
する方法として、図60に示すような信号識別器を用
い、外部から呼制御の情報を受け取り、呼切断時又は呼
設定時に信号識別状態を”音声”にリセットするという
方法がある。図60において、101,102,103
は、図56に示したものと同一のものである。SS及び
SRは、個別線信号方式におけるシグナリング信号であ
り、SSは自局交換機からのシグナリング信号、SRは
対局交換機からのシグナリング信号である。106は上
記自局交換機からのシグナリング信号SS、対局交換機
からのシグナリング信号SRを入力し、リセット信号を
発生するリセット信号発生部、105は電力判定部10
2、零交差数判定部103、リセット信号発生部106
の各出力により入力信号が”音声”であるか”データ”
であるかを判定する識別結果出力部である。
時に信号識別部2の判定結果S2を”音声”にリセット
する方法として、図60に示すような信号識別器を用
い、外部から呼制御の情報を受け取り、呼切断時又は呼
設定時に信号識別状態を”音声”にリセットするという
方法がある。図60において、101,102,103
は、図56に示したものと同一のものである。SS及び
SRは、個別線信号方式におけるシグナリング信号であ
り、SSは自局交換機からのシグナリング信号、SRは
対局交換機からのシグナリング信号である。106は上
記自局交換機からのシグナリング信号SS、対局交換機
からのシグナリング信号SRを入力し、リセット信号を
発生するリセット信号発生部、105は電力判定部10
2、零交差数判定部103、リセット信号発生部106
の各出力により入力信号が”音声”であるか”データ”
であるかを判定する識別結果出力部である。
【0050】次に、動作を説明する。リニア変換部10
1、電力判定部102、零交差数判定部103の動作に
ついては、図56に示した従来例と同一である。
1、電力判定部102、零交差数判定部103の動作に
ついては、図56に示した従来例と同一である。
【0051】リセット信号発生部106は、上記自局交
換機からのシグナリング信号SSと、対局交換機からの
シグナリング信号SRを入力し、このシグナリング信号
SS,SRの状態により呼接続を検出し、呼接続を検出
した時にリセット信号をS106に出力する。
換機からのシグナリング信号SSと、対局交換機からの
シグナリング信号SRを入力し、このシグナリング信号
SS,SRの状態により呼接続を検出し、呼接続を検出
した時にリセット信号をS106に出力する。
【0052】このリセット信号S106は、識別結果出
力部105、電力判定部102、零交差数判定部103
に入力される。
力部105、電力判定部102、零交差数判定部103
に入力される。
【0053】識別結果出力部105は、リセット信号発
生部106が信号線S106にリセット信号を出力して
いない時は、電力判定部102の出力S102、零交差
数判定部103の出力S103に基づく判定結果を有効
とする。即ち、識別結果出力部105は、電力判定部1
02の出力S102及び零交差数判定部103の出力S
103の論理積をとり、入力信号が”音声”であるか”
データ”であるかの判定結果をS2に出力する。
生部106が信号線S106にリセット信号を出力して
いない時は、電力判定部102の出力S102、零交差
数判定部103の出力S103に基づく判定結果を有効
とする。即ち、識別結果出力部105は、電力判定部1
02の出力S102及び零交差数判定部103の出力S
103の論理積をとり、入力信号が”音声”であるか”
データ”であるかの判定結果をS2に出力する。
【0054】また、識別結果出力部105は、リセット
信号発生部106が信号線S106にリセット信号を出
力している時は、電力判定部102の出力S102、零
交差数判定部103の出力S103によらず、その出力
S2を“0”(”音声”)にリセットする。
信号発生部106が信号線S106にリセット信号を出
力している時は、電力判定部102の出力S102、零
交差数判定部103の出力S103によらず、その出力
S2を“0”(”音声”)にリセットする。
【0055】また、リセット信号発生部106が信号線
S106にリセット信号を出力している時は、電力判定
部102、零交差数判定部103は、その出力S10
2、S103が“0”(”音声”)となるよう、内部状
態をリセットする。
S106にリセット信号を出力している時は、電力判定
部102、零交差数判定部103は、その出力S10
2、S103が“0”(”音声”)となるよう、内部状
態をリセットする。
【0056】上記のように構成すれば、リセット信号発
生部106がシグナリング信号の状態により呼接続を検
出し、呼接続の検出時に識別状態を”音声”にリセット
することにより、通話開始時の信号識別出力の初期状態
を”音声”とすることができる。
生部106がシグナリング信号の状態により呼接続を検
出し、呼接続の検出時に識別状態を”音声”にリセット
することにより、通話開始時の信号識別出力の初期状態
を”音声”とすることができる。
【0057】しかし、この図60に示す信号識別器は、
呼制御の情報として自局交換機からのシグナリング信号
SSと、対局交換機からのシグナリング信号SRを供給
されることを前提としており、このような呼制御の情報
が得られないシステムには、使用できないという問題点
がある。
呼制御の情報として自局交換機からのシグナリング信号
SSと、対局交換機からのシグナリング信号SRを供給
されることを前提としており、このような呼制御の情報
が得られないシステムには、使用できないという問題点
がある。
【0058】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、呼制御の情報が得られない場
合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音声”に
リセットすることができる信号識別器を得ることを目的
とする。
るためになされたもので、呼制御の情報が得られない場
合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音声”に
リセットすることができる信号識別器を得ることを目的
とする。
【0059】また、この発明は、呼制御の情報が得られ
ない場合でも、ファクシミリ信号を復調伝送することが
できる音声周波数帯域内信号伝送装置を得ることを目的
とする。
ない場合でも、ファクシミリ信号を復調伝送することが
できる音声周波数帯域内信号伝送装置を得ることを目的
とする。
【0060】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号識別
器は、入力信号に対して2100Hzトーンの有無を判
定する2100Hz検出部と、この2100Hz検出部
の出力に基づいて、信号識別部に対してリセット信号を
出力するリセット信号発生部を備え、2100Hzトー
ンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセット
した後、データにセットするようにしたものである。
器は、入力信号に対して2100Hzトーンの有無を判
定する2100Hz検出部と、この2100Hz検出部
の出力に基づいて、信号識別部に対してリセット信号を
出力するリセット信号発生部を備え、2100Hzトー
ンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセット
した後、データにセットするようにしたものである。
【0061】この発明に係る信号識別器は、入力信号に
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、この1100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットするようにしたものである。
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、この1100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットするようにしたものである。
【0062】この発明に係る信号識別器は、入力信号に
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットするようにしたもので
ある。
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットするようにしたもので
ある。
【0063】この発明に係る信号識別器は、入力信号に
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットするようにしたものである。
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットするようにしたものである。
【0064】この発明に係る信号識別器は、入力信号に
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態をデータにセットするようにしたもの
である。
対して1100Hzトーンの有無を判定する1100H
z検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有
無を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz
検出部の出力及び2100Hz検出部の出力に基づい
て、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセッ
ト信号発生部を備え、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態をデータにセットするようにしたもの
である。
【0065】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの2100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、2100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から2100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から2100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの2100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、2100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から2100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から2100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
【0066】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報のデータから音声への変化を検出し
た場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向
装置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を
検出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この
信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファク
シミリ信号変復調動作を制御するようにしたものであ
る。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報のデータから音声への変化を検出し
た場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向
装置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を
検出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この
信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファク
シミリ信号変復調動作を制御するようにしたものであ
る。
【0067】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出し
た場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デ
ータにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状
態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御する
ようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して2100Hzトーンの有無を判定する2100Hz
検出部と、この2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出し
た場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デ
ータにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状
態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御する
ようにしたものである。
【0068】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、1100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から1100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から1100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、1100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から1100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から1100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
【0069】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報のデータから音声への変化を検出し
た場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向
装置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を
検出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この
信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファク
シミリ信号変復調動作を制御するようにしたものであ
る。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報のデータから音声への変化を検出し
た場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向
装置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を
検出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この
信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファク
シミリ信号変復調動作を制御するようにしたものであ
る。
【0070】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出し
た場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デ
ータにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状
態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御する
ようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、この1100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出し
た場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デ
ータにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状
態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御する
ようにしたものである。
【0071】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの2100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、2100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から2100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
から2100Hz検出情報を受信した時、信号識別状態
をデータにセットし、この信号識別部の出力する信号識
別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御
するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの2100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、2100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から2100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、2100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、対向装置側
から2100Hz検出情報を受信した時、信号識別状態
をデータにセットし、この信号識別部の出力する信号識
別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御
するようにしたものである。
【0072】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を音声にリセ
ットし、また、2100Hzトーンを検出した場合、信
号識別状態を一旦音声にリセットした後、データにセッ
トし、また、対向装置側からの信号識別情報の音声から
データへの変化を検出した場合、信号識別状態をデータ
にセットし、この信号識別部の出力する信号識別状態に
基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するよう
にしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を音声にリセ
ットし、また、2100Hzトーンを検出した場合、信
号識別状態を一旦音声にリセットした後、データにセッ
トし、また、対向装置側からの信号識別情報の音声から
データへの変化を検出した場合、信号識別状態をデータ
にセットし、この信号識別部の出力する信号識別状態に
基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するよう
にしたものである。
【0073】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの信
号識別情報に基づいて、信号識別部に対してリセット信
号を出力するリセット信号発生部を備え、1100Hz
検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置側
から1100Hz検出情報を受信し、信号識別情報を対
向装置側へ送信するとともに、対向装置側から信号識別
情報を受信し、信号識別部は、1100Hzトーンを検
出した場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、
2100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態をデ
ータにセットし、また、対向装置側から1100Hz検
出情報を受信した時、信号識別状態を音声にリセット
し、また、対向装置側からの信号識別情報の音声からデ
ータへの変化を検出した場合、信号識別状態をデータに
セットし、この信号識別部の出力する信号識別状態に基
づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するように
したものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの信
号識別情報に基づいて、信号識別部に対してリセット信
号を出力するリセット信号発生部を備え、1100Hz
検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置側
から1100Hz検出情報を受信し、信号識別情報を対
向装置側へ送信するとともに、対向装置側から信号識別
情報を受信し、信号識別部は、1100Hzトーンを検
出した場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、
2100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態をデ
ータにセットし、また、対向装置側から1100Hz検
出情報を受信した時、信号識別状態を音声にリセット
し、また、対向装置側からの信号識別情報の音声からデ
ータへの変化を検出した場合、信号識別状態をデータに
セットし、この信号識別部の出力する信号識別状態に基
づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するように
したものである。
【0074】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの2
100Hz検出情報に基づいて、信号識別部に対してリ
セット信号を出力するリセット信号発生部を備え、11
00Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信し、2100
Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から2100Hz検出情報を受信し、信号識別部
は、1100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を音声にリセットし、また、2100Hzトーンを検出
した場合、信号識別状態をデータにセットし、また、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信した時、信号
識別状態を音声にリセットし、また、対向装置側から2
100Hz検出情報を受信した時、信号識別状態をデー
タにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状態
に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するよ
うにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの2
100Hz検出情報に基づいて、信号識別部に対してリ
セット信号を出力するリセット信号発生部を備え、11
00Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信し、2100
Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から2100Hz検出情報を受信し、信号識別部
は、1100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を音声にリセットし、また、2100Hzトーンを検出
した場合、信号識別状態をデータにセットし、また、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信した時、信号
識別状態を音声にリセットし、また、対向装置側から2
100Hz検出情報を受信した時、信号識別状態をデー
タにセットし、この信号識別部の出力する信号識別状態
に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制御するよ
うにしたものである。
【0075】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を音声にリセ
ットし、また、2100Hzトーンを検出した場合、信
号識別状態をデータにセットし、また、対向装置側から
の信号識別情報のデータから音声への変化を検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向装置
側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出
した場合、信号識別状態をデータにセットし、この信号
識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミ
リ信号変復調動作を制御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を音声にリセ
ットし、また、2100Hzトーンを検出した場合、信
号識別状態をデータにセットし、また、対向装置側から
の信号識別情報のデータから音声への変化を検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向装置
側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出
した場合、信号識別状態をデータにセットし、この信号
識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミ
リ信号変復調動作を制御するようにしたものである。
【0076】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、1100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から1100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態をデータにセットし、また、対向装置
側から1100Hz検出情報を受信した時、信号識別状
態を音声にリセットし、この信号識別部の出力する信号
識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制
御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報に基づいて、信号識別部
に対してリセット信号を出力するリセット信号発生部を
備え、1100Hz検出情報を対向装置側へ送信すると
ともに、対向装置側から1100Hz検出情報を受信
し、信号識別部は、1100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別状態をデータにセットし、また、対向装置
側から1100Hz検出情報を受信した時、信号識別状
態を音声にリセットし、この信号識別部の出力する信号
識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制
御するようにしたものである。
【0077】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力に基づいて、
信号識別部に対してリセット信号を出力するリセット信
号発生部を備え、信号識別部は、1100Hzトーンを
検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、また、2100Hzトーンを検
出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、この信号識別部の出力する信号
識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制
御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力に基づいて、
信号識別部に対してリセット信号を出力するリセット信
号発生部を備え、信号識別部は、1100Hzトーンを
検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、また、2100Hzトーンを検
出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、この信号識別部の出力する信号
識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を制
御するようにしたものである。
【0078】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの2
100Hz検出情報に基づいて、信号識別部に対してリ
セット信号を出力するリセット信号発生部を備え、11
00Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信し、2100
Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から2100Hz検出情報を受信し、信号識別部
は、1100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を一旦音声にリセットした後、データにセットし、ま
た、2100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を一旦音声にリセットした後、データにセットし、ま
た、対向装置側から1100Hz検出情報を受信した
時、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から2100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの1100Hz検出情報と、対向装置側からの2
100Hz検出情報に基づいて、信号識別部に対してリ
セット信号を出力するリセット信号発生部を備え、11
00Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対
向装置側から1100Hz検出情報を受信し、2100
Hz検出情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から2100Hz検出情報を受信し、信号識別部
は、1100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を一旦音声にリセットした後、データにセットし、ま
た、2100Hzトーンを検出した場合、信号識別状態
を一旦音声にリセットした後、データにセットし、ま
た、対向装置側から1100Hz検出情報を受信した
時、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側から2100Hz検出情
報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットし
た後、データにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号変復調動作を
制御するようにしたものである。
【0079】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、2100H
zトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリ
セットした後、データにセットし、また、対向装置側か
らの信号識別情報のデータから音声への変化を検出した
場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向装
置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検
出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この信
号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシ
ミリ信号変復調動作を制御するようにしたものである。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、2100H
zトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリ
セットした後、データにセットし、また、対向装置側か
らの信号識別情報のデータから音声への変化を検出した
場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向装
置側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検
出した場合、信号識別状態をデータにセットし、この信
号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシ
ミリ信号変復調動作を制御するようにしたものである。
【0080】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、2100H
zトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリ
セットした後、データにセットし、また、対向装置側か
らの音声からデータへの変化を検出した場合、信号識別
状態を一旦音声にリセットした後、データにセットし、
この信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、フ
ァクシミリ信号変復調動作を制御するようにしたもので
ある。
装置は、入力信号に対してその信号種別が音声であるか
データであるかを判定する信号識別部と、入力信号に対
して1100Hzトーンの有無を判定する1100Hz
検出部と、入力信号に対して2100Hzトーンの有無
を判定する2100Hz検出部と、この1100Hz検
出部の出力と、2100Hz検出部の出力と、対向装置
側からの信号識別情報に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、信
号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装置
側から信号識別情報を受信し、信号識別部は、1100
Hzトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声に
リセットした後、データにセットし、また、2100H
zトーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリ
セットした後、データにセットし、また、対向装置側か
らの音声からデータへの変化を検出した場合、信号識別
状態を一旦音声にリセットした後、データにセットし、
この信号識別部の出力する信号識別状態に基づいて、フ
ァクシミリ信号変復調動作を制御するようにしたもので
ある。
【0081】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、対向装置側から2100Hz検出情報を受信し
てから一定時間、1100Hzトーン検出処理をディス
エーブルさせるようにしたものである。
装置は、対向装置側から2100Hz検出情報を受信し
てから一定時間、1100Hzトーン検出処理をディス
エーブルさせるようにしたものである。
【0082】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、対向装置側からの信号識別情報の音声からデー
タへの変化を検出してから一定時間、1100Hzトー
ン検出処理をディスエーブルさせるようにしたものであ
る。
装置は、対向装置側からの信号識別情報の音声からデー
タへの変化を検出してから一定時間、1100Hzトー
ン検出処理をディスエーブルさせるようにしたものであ
る。
【0083】この発明に係る音声周波数帯域内信号伝送
装置は、2100Hzトーンを検出してから一定時間、
対向装置側から1100Hz検出情報を受信した場合の
信号識別状態の音声へのリセット処理をディスエーブル
させるようにしたものである。
装置は、2100Hzトーンを検出してから一定時間、
対向装置側から1100Hz検出情報を受信した場合の
信号識別状態の音声へのリセット処理をディスエーブル
させるようにしたものである。
【0084】この発明に係る信号識別方法は、音声周波
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、タイ
マを初期値に設定するステップと、上記タイマを初期値
に設定した後、所定の時間が経過した場合に、入力信号
をデータと識別するステップを備えたことを特徴とす
る。
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、タイ
マを初期値に設定するステップと、上記タイマを初期値
に設定した後、所定の時間が経過した場合に、入力信号
をデータと識別するステップを備えたことを特徴とす
る。
【0085】この発明に係る信号識別方法は、音声周波
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、タイ
マを第1の初期値に設定するステップと、入力信号に対
して所定の周波数のトーンを検出した場合に、対向装置
にトーンを検出したことを示す情報をトーン検出情報と
して送出するステップと、対向装置からトーン検出情報
を受信した場合に、入力信号を音声と識別するステップ
と、対向装置からトーン検出情報を受信した場合に、上
記タイマを上記第1の初期値と等しいかまたは異なる第
2の初期値に設定するステップと、上記タイマを上記第
1の初期値と上記第2の初期値のいずれかに設定した
後、所定の時間が経過した場合に、入力信号をデータと
識別するステップを備えたことを特徴とする。
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、タイ
マを第1の初期値に設定するステップと、入力信号に対
して所定の周波数のトーンを検出した場合に、対向装置
にトーンを検出したことを示す情報をトーン検出情報と
して送出するステップと、対向装置からトーン検出情報
を受信した場合に、入力信号を音声と識別するステップ
と、対向装置からトーン検出情報を受信した場合に、上
記タイマを上記第1の初期値と等しいかまたは異なる第
2の初期値に設定するステップと、上記タイマを上記第
1の初期値と上記第2の初期値のいずれかに設定した
後、所定の時間が経過した場合に、入力信号をデータと
識別するステップを備えたことを特徴とする。
【0086】この発明に係る信号識別方法は、音声周波
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、第1
のタイマを第1の初期値に設定するステップと、上記第
1のタイマを上記第1の初期値に設定した後、所定の時
間が経過した場合に、入力信号をデータと識別するステ
ップと、信号識別状態が音声からデータへ変化したこと
を検出し、対向装置に信号識別状態の音声からデータへ
の変化情報を送出するステップと、対向装置から信号識
別状態の音声からデータへの変化情報を受信した場合
に、入力信号を音声と識別するステップと、対向装置か
ら信号識別状態の音声からデータへの変化情報を受信し
た場合に、第2のタイマを上記第1の初期値と等しいか
または異なる第2の初期値に設定するステップと、上記
第2のタイマを上記第2の初期値に設定した後、所定の
時間が経過した場合に、入力信号をデータと識別するス
テップを備えたことを特徴とする。
数帯域内信号を入力信号として入力するステップと、入
力信号が音声であるかデータであるかを識別するステッ
プと、入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出す
るステップと、入力信号に対して所定の周波数のトーン
を検出した場合に、入力信号が音声であるかデータであ
るかを識別するステップにより識別された結果にかかわ
らず、入力信号を音声と識別するステップと、入力信号
に対して所定の周波数のトーンを検出した場合に、第1
のタイマを第1の初期値に設定するステップと、上記第
1のタイマを上記第1の初期値に設定した後、所定の時
間が経過した場合に、入力信号をデータと識別するステ
ップと、信号識別状態が音声からデータへ変化したこと
を検出し、対向装置に信号識別状態の音声からデータへ
の変化情報を送出するステップと、対向装置から信号識
別状態の音声からデータへの変化情報を受信した場合
に、入力信号を音声と識別するステップと、対向装置か
ら信号識別状態の音声からデータへの変化情報を受信し
た場合に、第2のタイマを上記第1の初期値と等しいか
または異なる第2の初期値に設定するステップと、上記
第2のタイマを上記第2の初期値に設定した後、所定の
時間が経過した場合に、入力信号をデータと識別するス
テップを備えたことを特徴とする。
【0087】上記所定の周波数のトーンを検出するステ
ップは、少なくとも、2100Hzトーンを検出するス
テップと、1100Hzトーンを検出するステップのい
ずれかのステップを備えていることを特徴とする。
ップは、少なくとも、2100Hzトーンを検出するス
テップと、1100Hzトーンを検出するステップのい
ずれかのステップを備えていることを特徴とする。
【0088】
【発明の実施の形態】前述したように、この明細書の図
中において、Sを先頭に持つ符号は、信号線を示すが、
説明の都合上信号線が伝える信号の内容を記述した方が
分かりやすい場合は、Sを先頭に持つ符号とともに、そ
の信号線が伝える信号の内容を記述する。
中において、Sを先頭に持つ符号は、信号線を示すが、
説明の都合上信号線が伝える信号の内容を記述した方が
分かりやすい場合は、Sを先頭に持つ符号とともに、そ
の信号線が伝える信号の内容を記述する。
【0089】以下、この発明の実施の形態について、具
体的に説明するが、各実施の形態の特徴点を図53に一
覧表として示してあるので、各実施の形態の特徴を理解
するに当たり、適宜図53を参照されたい。図53にお
いて、Rは信号識別状態を音声にリセットすることを意
味している。また、Sは信号識別状態をデータにセット
することを意味している。また、RからSに向かって引
かれた矢印は、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットすることを意味している。実施の形
態1から5は、自装置での1100Hzトーンの検出及
び2100Hzトーンの検出に基づいて、信号識別状態
をリセット及びセットする場合を示している。実施の形
態6から21は、自装置及び対向装置での検出結果の両
方に基づいて、自装置の信号識別状態をリセット及びセ
ットする場合を示している。実施の形態22から24
は、更に、改良例を示している。以下述べる実施の形態
においては、特に、図53を参照して説明することはな
いが、各実施の形態の特徴を比較する上で、図53は便
利であるので、適宜参照しながら各実施の形態を理解さ
れたい。
体的に説明するが、各実施の形態の特徴点を図53に一
覧表として示してあるので、各実施の形態の特徴を理解
するに当たり、適宜図53を参照されたい。図53にお
いて、Rは信号識別状態を音声にリセットすることを意
味している。また、Sは信号識別状態をデータにセット
することを意味している。また、RからSに向かって引
かれた矢印は、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットすることを意味している。実施の形
態1から5は、自装置での1100Hzトーンの検出及
び2100Hzトーンの検出に基づいて、信号識別状態
をリセット及びセットする場合を示している。実施の形
態6から21は、自装置及び対向装置での検出結果の両
方に基づいて、自装置の信号識別状態をリセット及びセ
ットする場合を示している。実施の形態22から24
は、更に、改良例を示している。以下述べる実施の形態
においては、特に、図53を参照して説明することはな
いが、各実施の形態の特徴を比較する上で、図53は便
利であるので、適宜参照しながら各実施の形態を理解さ
れたい。
【0090】なお、以下に述べる実施の形態において
は、第1のトーンを1100Hzトーンとし、第2のト
ーンを2100Hzトーンとしている場合について説明
する。しかし、この発明は、1100Hzのトーン及び
2100Hzのトーンに限らず、他の周波数帯域のトー
ンを用いて信号識別状態をリセット及びセットする場合
においても用いることができるものであり、1100H
zトーン及び2100Hzトーンは、第1のトーン及び
第2のトーンの一例である。
は、第1のトーンを1100Hzトーンとし、第2のト
ーンを2100Hzトーンとしている場合について説明
する。しかし、この発明は、1100Hzのトーン及び
2100Hzのトーンに限らず、他の周波数帯域のトー
ンを用いて信号識別状態をリセット及びセットする場合
においても用いることができるものであり、1100H
zトーン及び2100Hzトーンは、第1のトーン及び
第2のトーンの一例である。
【0091】実施の形態1.図1は、この発明による信
号識別器の一実施の形態を示す構成図であり、図中、1
2は入力信号S16に対して2100Hzトーンの有無
を判定し、その検出結果S12を出力する2100Hz
検出部、13は2100Hz検出部12の出力する検出
結果S12を入力し、信号識別状態を強制的に”音声”
状態にリセットさせるための第1のリセット信号RV
と、信号識別状態を強制的に”データ”状態にセットさ
せるための第2のリセット信号RDとを出力するリセッ
ト信号発生部、2は入力信号S16とリセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVと第2のリセ
ット信号RDに基づいて、入力信号S16の信号種別
を”音声”と”データ”とのいずれかに識別する信号識
別部である。
号識別器の一実施の形態を示す構成図であり、図中、1
2は入力信号S16に対して2100Hzトーンの有無
を判定し、その検出結果S12を出力する2100Hz
検出部、13は2100Hz検出部12の出力する検出
結果S12を入力し、信号識別状態を強制的に”音声”
状態にリセットさせるための第1のリセット信号RV
と、信号識別状態を強制的に”データ”状態にセットさ
せるための第2のリセット信号RDとを出力するリセッ
ト信号発生部、2は入力信号S16とリセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVと第2のリセ
ット信号RDに基づいて、入力信号S16の信号種別
を”音声”と”データ”とのいずれかに識別する信号識
別部である。
【0092】次に、動作について説明する。2100H
z検出部12は、入力信号S16に対して周波数分析等
の処理を施すことにより、入力信号S16中に2100
Hzのトーン信号が存在するか否かを判定し、2100
Hzトーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない
場合は”0”を、2100Hz検出結果として信号線S
12に出力する。
z検出部12は、入力信号S16に対して周波数分析等
の処理を施すことにより、入力信号S16中に2100
Hzのトーン信号が存在するか否かを判定し、2100
Hzトーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない
場合は”0”を、2100Hz検出結果として信号線S
12に出力する。
【0093】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12を入力し、この検出結果に基づき、第1
のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの出力
を制御する。
検出結果S12を入力し、この検出結果に基づき、第1
のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの出力
を制御する。
【0094】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、2100Hz検出結果S12の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T1経過した後、第1のリセット信号RVの出力を”
0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出力
を”1”とする。次に、2100Hz検出結果S12
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T2(T2>T1)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、2100Hz検出結果S12の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T1経過した後、第1のリセット信号RVの出力を”
0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出力
を”1”とする。次に、2100Hz検出結果S12
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T2(T2>T1)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
【0095】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0096】信号識別部2は、入力信号S16に対し
て、まず、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すこ
とにより、入力信号S16の種別を”音声”と”デー
タ”とのいずれかに識別する。また、信号識別部2は、
第1のリセット信号RVと第2のリセット信号RDを入
力し、第1のリセット信号RVが”1”である場合は、
識別状態を”音声”にリセットし、第2のリセット信号
RDが”1”である場合は、識別状態を”データ”にセ
ットする。第1のリセット信号RVと第2のリセット信
号RDがいずれも”0”である場合は、識別状態の”音
声”又は”データ”へのリセットは行わず、零交差数分
析、パワー分析等の処理に基づく識別結果を有効とす
る。これらの処理に基づき、信号識別部2は、入力信号
の種別が”音声”であると判定した場合、その出力S2
を”0”とし、入力信号の種別が”データ”であると判
定した場合、その出力S2を”1”とする。
て、まず、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すこ
とにより、入力信号S16の種別を”音声”と”デー
タ”とのいずれかに識別する。また、信号識別部2は、
第1のリセット信号RVと第2のリセット信号RDを入
力し、第1のリセット信号RVが”1”である場合は、
識別状態を”音声”にリセットし、第2のリセット信号
RDが”1”である場合は、識別状態を”データ”にセ
ットする。第1のリセット信号RVと第2のリセット信
号RDがいずれも”0”である場合は、識別状態の”音
声”又は”データ”へのリセットは行わず、零交差数分
析、パワー分析等の処理に基づく識別結果を有効とす
る。これらの処理に基づき、信号識別部2は、入力信号
の種別が”音声”であると判定した場合、その出力S2
を”0”とし、入力信号の種別が”データ”であると判
定した場合、その出力S2を”1”とする。
【0097】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作を図2に説明する。図
において、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”デ
ータ”であるものとする。
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作を図2に説明する。図
において、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”デ
ータ”であるものとする。
【0098】信号識別器に2100Hzトーンが入力さ
れると、まず、2100Hz検出部12がこのトーンを
検出し、その出力S12を”0”から”1”に変化させ
る。2100Hz検出部12の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T1までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。また、2100Hz検出部12
の出力が”0”から”1”に変化した後、時間T1経過
後、時間T2までの間は、リセット信号発生部13の出
力する第2のリセット信号RDを”1”とし、これによ
り、信号識別部2の出力S2は”1”(データ)にセッ
トされる。
れると、まず、2100Hz検出部12がこのトーンを
検出し、その出力S12を”0”から”1”に変化させ
る。2100Hz検出部12の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T1までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。また、2100Hz検出部12
の出力が”0”から”1”に変化した後、時間T1経過
後、時間T2までの間は、リセット信号発生部13の出
力する第2のリセット信号RDを”1”とし、これによ
り、信号識別部2の出力S2は”1”(データ)にセッ
トされる。
【0099】上記のように構成すれば、2100Hz検
出部12が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CEDと称される2100Hzのトーンを検出
し、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットするように動作するため、呼制御の情
報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別
状態を”音声”にリセットすることができる。
出部12が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CEDと称される2100Hzのトーンを検出
し、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットするように動作するため、呼制御の情
報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別
状態を”音声”にリセットすることができる。
【0100】実施の形態2.図3は、この発明による信
号識別器の他の実施の形態を示す構成図であり、図中、
14は入力信号S16に対して1100Hzトーンの有
無を判定し、その検出結果S14を出力する1100H
z検出部、13は1100Hz検出部14の出力する検
出結果S14を入力し、信号識別状態を強制的に”音
声”状態にリセットさせるための第1のリセット信号R
Vと、信号識別状態を強制的に”データ”状態にセット
させるための第2のリセット信号RDとを出力するリセ
ット信号発生部、2は入力信号S16とリセット信号発
生部13の出力する第1のリセット信号RVと第2のリ
セット信号RDに基づいて、入力信号S16の信号種別
を”音声”と”データ”とに識別する信号識別部であ
る。
号識別器の他の実施の形態を示す構成図であり、図中、
14は入力信号S16に対して1100Hzトーンの有
無を判定し、その検出結果S14を出力する1100H
z検出部、13は1100Hz検出部14の出力する検
出結果S14を入力し、信号識別状態を強制的に”音
声”状態にリセットさせるための第1のリセット信号R
Vと、信号識別状態を強制的に”データ”状態にセット
させるための第2のリセット信号RDとを出力するリセ
ット信号発生部、2は入力信号S16とリセット信号発
生部13の出力する第1のリセット信号RVと第2のリ
セット信号RDに基づいて、入力信号S16の信号種別
を”音声”と”データ”とに識別する信号識別部であ
る。
【0101】次に動作について説明する。1100Hz
検出部14は、入力信号S16に対して周波数分析等の
処理を施すことにより、入力信号S16中に1100H
zのトーン信号が存在するか否かを判定し、1100H
zトーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場
合は”0”を、1100Hz検出結果として信号線S1
4に出力する。
検出部14は、入力信号S16に対して周波数分析等の
処理を施すことにより、入力信号S16中に1100H
zのトーン信号が存在するか否かを判定し、1100H
zトーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場
合は”0”を、1100Hz検出結果として信号線S1
4に出力する。
【0102】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14を入力し、この検出結果に基づき、第1
のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの出力
を制御する。
検出結果S14を入力し、この検出結果に基づき、第1
のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの出力
を制御する。
【0103】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T3経過した後、第1のリセット信号RVの出力を”
0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出力
を”1”とする。次に、1100Hz検出結果S14
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T4(T4>T3)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T3経過した後、第1のリセット信号RVの出力を”
0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出力
を”1”とする。次に、1100Hz検出結果S14
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T4(T4>T3)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
【0104】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0105】信号識別部2は、前記第1の実施の形態と
同一の動作をする。
同一の動作をする。
【0106】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作を図4に説明する。図
において、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”デ
ータ”であるものとする。
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作を図4に説明する。図
において、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”デ
ータ”であるものとする。
【0107】信号識別器に1100Hzトーンが入力さ
れると、まず、1100Hz検出部14がこのトーンを
検出し、その出力S14を”0”から”1”に変化させ
る。1100Hz検出部14の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T3までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、1100Hz検出部
14の出力が”0”から”1”に変化した後、時間T3
経過後、時間T4までの間は、リセット信号発生部13
の出力する第2のリセット信号RDを”1”とし、これ
により、信号識別部2の出力S2は、”1”(データ)
にセットされる。
れると、まず、1100Hz検出部14がこのトーンを
検出し、その出力S14を”0”から”1”に変化させ
る。1100Hz検出部14の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T3までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、1100Hz検出部
14の出力が”0”から”1”に変化した後、時間T3
経過後、時間T4までの間は、リセット信号発生部13
の出力する第2のリセット信号RDを”1”とし、これ
により、信号識別部2の出力S2は、”1”(データ)
にセットされる。
【0108】上記のように構成すれば、1100Hz検
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
し、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットするように動作するため、呼制御の情
報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別
状態を”音声”にリセットすることができる。
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
し、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットするように動作するため、呼制御の情
報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別
状態を”音声”にリセットすることができる。
【0109】実施の形態3.図5は、この発明による信
号識別器の他の実施の形態を示す構成図であり、図中、
14は入力信号S16に対して1100Hzトーンの有
無を判定し、その検出結果S14を出力する1100H
z検出部、12は入力信号S16に対して2100Hz
トーンの有無を判定し、その検出結果S12を出力する
2100Hz検出部、13は1100Hz検出部14の
出力する検出結果S14及び2100Hz検出部12の
出力する検出結果S12を入力し、信号識別状態を強制
的に”音声”状態にリセットさせるための第1のリセッ
ト信号RVと、信号識別状態を強制的に”データ”状態
にセットさせるための第2のリセット信号RDとを出力
するリセット信号発生部、2は入力信号S16とリセッ
ト信号発生部13の出力する第1のリセット信号RVと
第2のリセット信号RDに基づいて、入力信号S16の
信号種別を”音声”と”データ”とのいずれかに識別す
る信号識別部である。
号識別器の他の実施の形態を示す構成図であり、図中、
14は入力信号S16に対して1100Hzトーンの有
無を判定し、その検出結果S14を出力する1100H
z検出部、12は入力信号S16に対して2100Hz
トーンの有無を判定し、その検出結果S12を出力する
2100Hz検出部、13は1100Hz検出部14の
出力する検出結果S14及び2100Hz検出部12の
出力する検出結果S12を入力し、信号識別状態を強制
的に”音声”状態にリセットさせるための第1のリセッ
ト信号RVと、信号識別状態を強制的に”データ”状態
にセットさせるための第2のリセット信号RDとを出力
するリセット信号発生部、2は入力信号S16とリセッ
ト信号発生部13の出力する第1のリセット信号RVと
第2のリセット信号RDに基づいて、入力信号S16の
信号種別を”音声”と”データ”とのいずれかに識別す
る信号識別部である。
【0110】次に、動作について説明する。1100H
z検出部14は、前記第2の実施の形態と同一の動作を
する。
z検出部14は、前記第2の実施の形態と同一の動作を
する。
【0111】2100Hz検出部12は、前記第1の実
施の形態と同一の動作をする。
施の形態と同一の動作をする。
【0112】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14及び2100Hz検出結果S12を入力
し、これらの検出結果に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
検出結果S14及び2100Hz検出結果S12を入力
し、これらの検出結果に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
【0113】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T5経過した後、第1のリセット信号RVの出力、第2
のリセット信号RDの出力をともに”0”とする。
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、第1のリセット信号RVの出力を”1”
とするとともに、第2のリセット信号RDの出力を”
0”とする。次に、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定時間
T5経過した後、第1のリセット信号RVの出力、第2
のリセット信号RDの出力をともに”0”とする。
【0114】また、リセット信号発生部13が2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出した場合の動作は、図2を用いて説明した前記第
1の実施の形態の動作と同一である。
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出した場合の動作は、図2を用いて説明した前記第
1の実施の形態の動作と同一である。
【0115】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0116】信号識別部2は、前記第1の実施の形態と
同一の動作をする。
同一の動作をする。
【0117】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作を図6を用いて説明す
る。図において、信号識別部2の出力S2の初期状態
は、”データ”であるものとする。
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作を図6を用いて説明す
る。図において、信号識別部2の出力S2の初期状態
は、”データ”であるものとする。
【0118】信号識別器に1100Hzトーンが入力さ
れると、まず、1100Hz検出部14がこのトーンを
検出し、その出力S14を”0”から”1”に変化させ
る。1100Hz検出部14の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T5までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。
れると、まず、1100Hz検出部14がこのトーンを
検出し、その出力S14を”0”から”1”に変化させ
る。1100Hz検出部14の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T5までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。
【0119】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図2を用いて説明
した前記第1の実施の形態の動作と同一である。
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図2を用いて説明
した前記第1の実施の形態の動作と同一である。
【0120】上記のように構成すれば、1100Hz検
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
した場合、リセット信号発生部13からの指示により、
信号識別部2は、識別状態を”音声”にリセットするよ
うに動作し、また、2100Hz検出部12が、ファク
シミリ信号送受信の手順において用いられ、CEDと称
される2100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、識
別状態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”に
セットするように動作するため、呼制御の情報が得られ
ない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音
声”にリセットすることができる。
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
した場合、リセット信号発生部13からの指示により、
信号識別部2は、識別状態を”音声”にリセットするよ
うに動作し、また、2100Hz検出部12が、ファク
シミリ信号送受信の手順において用いられ、CEDと称
される2100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、識
別状態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”に
セットするように動作するため、呼制御の情報が得られ
ない場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音
声”にリセットすることができる。
【0121】実施の形態4.なお、前記第3の実施の形
態において、リセット信号発生部13は、1100Hz
トーンを検出した場合、信号識別部2が識別状態を”音
声”にリセットするように、また、2100Hzトーン
を検出した場合、信号識別部2が識別状態を一旦”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするよう
に、第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RD
を信号識別部2に対して出力していたが、図5の構成に
おいて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても
良い。
態において、リセット信号発生部13は、1100Hz
トーンを検出した場合、信号識別部2が識別状態を”音
声”にリセットするように、また、2100Hzトーン
を検出した場合、信号識別部2が識別状態を一旦”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするよう
に、第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RD
を信号識別部2に対して出力していたが、図5の構成に
おいて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても
良い。
【0122】図5の構成において、リセット信号発生部
13は、1100Hz検出結果S14及び2100Hz
検出結果S12を入力し、これらの検出結果に基づき、
第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの
出力を制御する。
13は、1100Hz検出結果S14及び2100Hz
検出結果S12を入力し、これらの検出結果に基づき、
第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの
出力を制御する。
【0123】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、前記第2の実施の形態と同一の動作をす
る。
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、前記第2の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0124】また、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上が
りを検出した場合は、前記第1の実施の形態と同一の動
作をする。
0Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上が
りを検出した場合は、前記第1の実施の形態と同一の動
作をする。
【0125】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0126】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、前記第1の実施の形態と同一の動作をする。
部2は、前記第1の実施の形態と同一の動作をする。
【0127】また、1100Hz検出部14は、前記第
2の実施の形態と同一の動作をする。
2の実施の形態と同一の動作をする。
【0128】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図4を用いて説明
した前記第2の実施の形態の動作と同一である。
の手順において用いられ、CNGと称される1100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図4を用いて説明
した前記第2の実施の形態の動作と同一である。
【0129】この信号識別器にファクシミリ信号送受信
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図2を用いて説明
した前記第1の実施の形態の動作と同一である。
の手順において用いられ、CEDと称される2100H
zのトーンを入力した場合の動作は、図2を用いて説明
した前記第1の実施の形態の動作と同一である。
【0130】上記のように構成すれば、1100Hz検
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
するか、又は、2100Hz検出部12が、ファクシミ
リ信号送受信の手順において用いられ、CEDと称され
る2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、識別状
態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トするように動作するため、呼制御の情報が得られない
場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音声”
にリセットすることができる。
出部14が、ファクシミリ信号送受信の手順において用
いられ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出
するか、又は、2100Hz検出部12が、ファクシミ
リ信号送受信の手順において用いられ、CEDと称され
る2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、識別状
態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トするように動作するため、呼制御の情報が得られない
場合でも、ファクシミリ呼の初めに識別状態を”音声”
にリセットすることができる。
【0131】実施の形態5.なお、前記第3の実施の形
態において、リセット信号発生部13は、1100Hz
トーンを検出した場合、信号識別部2が識別状態を”音
声”にリセットするように、また、2100Hzトーン
を検出した場合、信号識別部2が識別状態を一旦”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするよう
に、第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RD
を信号識別部2に対して出力しており、また、前記第4
の実施の形態において、リセット信号発生部13は、1
100Hzトーン又は2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を一旦”音声”にリセット
した後、”データ”にセットするように、第1のリセッ
ト信号RV、第2のリセット信号RDを信号識別部2に
対して出力していたが、図5の構成において、リセット
信号発生部13に別の動作をさせても良い。
態において、リセット信号発生部13は、1100Hz
トーンを検出した場合、信号識別部2が識別状態を”音
声”にリセットするように、また、2100Hzトーン
を検出した場合、信号識別部2が識別状態を一旦”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするよう
に、第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RD
を信号識別部2に対して出力しており、また、前記第4
の実施の形態において、リセット信号発生部13は、1
100Hzトーン又は2100Hzトーンを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を一旦”音声”にリセット
した後、”データ”にセットするように、第1のリセッ
ト信号RV、第2のリセット信号RDを信号識別部2に
対して出力していたが、図5の構成において、リセット
信号発生部13に別の動作をさせても良い。
【0132】図5の構成において、リセット信号発生部
13は、1100Hz検出結果S14及び2100Hz
検出結果S12を入力し、これらの検出結果に基づき、
第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの
出力を制御する。
13は、1100Hz検出結果S14及び2100Hz
検出結果S12を入力し、これらの検出結果に基づき、
第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号RDの
出力を制御する。
【0133】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、前記第2の実施の形態と同一の動作をす
る。
検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを検
出した場合は、前記第2の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0134】また、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上が
りを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、2100Hz検出結果S14
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T6経過した後、第1のリセット信号RVの出力、
第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上が
りを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、2100Hz検出結果S14
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T6経過した後、第1のリセット信号RVの出力、
第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とする。
【0135】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0136】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、前記第1の実施の形態と同一の動作をする。ま
た、1100Hz検出部14は、前記第2の実施の形態
と同一の動作をする。
部2は、前記第1の実施の形態と同一の動作をする。ま
た、1100Hz検出部14は、前記第2の実施の形態
と同一の動作をする。
【0137】この信号識別器にファクシミリ送受信の手
順において用いられ、CNGと称される1100Hzの
トーンを入力した場合の動作は、前記第2の実施の形態
と同一である。
順において用いられ、CNGと称される1100Hzの
トーンを入力した場合の動作は、前記第2の実施の形態
と同一である。
【0138】この信号識別器にファクシミリ送受信の手
順において用いられ、CEDと称される2100Hzの
トーンを入力した場合の動作を図7に説明する。図にお
いて、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”音声”
であるものとする。
順において用いられ、CEDと称される2100Hzの
トーンを入力した場合の動作を図7に説明する。図にお
いて、信号識別部2の出力S2の初期状態は、”音声”
であるものとする。
【0139】信号識別器に2100Hzトーンが入力さ
れると、まず、2100Hz検出部12がこのトーンを
検出し、その出力S12を”0”から”1”に変化させ
る。2100Hz検出部12の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T6までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
れると、まず、2100Hz検出部12がこのトーンを
検出し、その出力S12を”0”から”1”に変化させ
る。2100Hz検出部12の出力が”0”から”1”
に変化した後、時間T6までの間は、リセット信号発生
部13の出力する第1のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0140】上記のように構成すれば、1100Hz検
出部14が、ファクシミリ送受信の手順において用いら
れ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出した
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に識別状態を”音声”にリセットすることができる。
出部14が、ファクシミリ送受信の手順において用いら
れ、CNGと称される1100Hzのトーンを検出した
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に識別状態を”音声”にリセットすることができる。
【0141】実施の形態6.図8は、この発明による音
声周波数帯域内信号伝送装置の一実施の形態を示す構成
図であり、図において、S16は音声周波数帯域内信号
伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出部、
2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、5は
ファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7は受
信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10はフ
ァクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成部であ
る。
声周波数帯域内信号伝送装置の一実施の形態を示す構成
図であり、図において、S16は音声周波数帯域内信号
伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出部、
2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、5は
ファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7は受
信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10はフ
ァクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成部であ
る。
【0142】また、12は入力信号S16に対して21
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、13は2100Hz検出
結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づき、信
号識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセッ
トするための第1のリセット信号RVと、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”データ”にセットするため
の第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発
生部である。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、13は2100Hz検出
結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づき、信
号識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセッ
トするための第1のリセット信号RVと、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”データ”にセットするため
の第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発
生部である。
【0143】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0144】2100Hz検出部12は、図1に示した
第1の実施の形態に用いられているものと同一の動作を
する。即ち、入力信号S16に対して周波数分析等の処
理を施すことにより、入力信号S16中に2100Hz
のトーン信号が存在するか否かを判定し、2100Hz
トーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場合
は”0”を、2100Hz検出結果として信号線S12
に出力する。
第1の実施の形態に用いられているものと同一の動作を
する。即ち、入力信号S16に対して周波数分析等の処
理を施すことにより、入力信号S16中に2100Hz
のトーン信号が存在するか否かを判定し、2100Hz
トーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場合
は”0”を、2100Hz検出結果として信号線S12
に出力する。
【0145】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0146】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検
出)にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検
出)にリセットする。
【0147】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
検出結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
【0148】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0149】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T7経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T8(T8>T7)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T7経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T8(T8>T7)経過した後、第1のリセット信
号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をとも
に”0”とする。
【0150】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0151】信号識別部2は、入力信号S16に対し
て、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16の種別を”音声”と”データ”との
いずれかに識別する。また、信号識別部2は、第1のリ
セット信号RVと第2のリセット信号RDを入力し、第
1のリセット信号RVが”1”である場合は、内部識別
状態を”音声”にリセットし、第2のリセット信号RD
が”1”である場合は、内部識別状態を”データ”にセ
ットする。第1のリセット信号RVと第2のリセット信
号RDがいずれも”0”である場合は、内部識別状態
の”音声”又は”データ”へのリセットは行わず、零交
差数分析、パワー分析等の処理に基づく識別結果を有効
とする。これらの処理に基づき、信号識別部2は、入力
信号の種別が”音声”であると判定した場合、その出力
S2を”0”とし、入力信号の種別が”データ”である
と判定した場合、その出力S2を”1”とする。
て、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16の種別を”音声”と”データ”との
いずれかに識別する。また、信号識別部2は、第1のリ
セット信号RVと第2のリセット信号RDを入力し、第
1のリセット信号RVが”1”である場合は、内部識別
状態を”音声”にリセットし、第2のリセット信号RD
が”1”である場合は、内部識別状態を”データ”にセ
ットする。第1のリセット信号RVと第2のリセット信
号RDがいずれも”0”である場合は、内部識別状態
の”音声”又は”データ”へのリセットは行わず、零交
差数分析、パワー分析等の処理に基づく識別結果を有効
とする。これらの処理に基づき、信号識別部2は、入力
信号の種別が”音声”であると判定した場合、その出力
S2を”0”とし、入力信号の種別が”データ”である
と判定した場合、その出力S2を”1”とする。
【0152】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図9を
用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装置
内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”
データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図9を
用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装置
内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”
データ”であるものとする。
【0153】まず、受信側ファクシミリ端末が接続され
た音声周波数帯域内信号伝送装置(以後、受信側装置と
記す)においては、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzトーンが送出されると、2100Hz検出部12
がこのトーンを検出し、その出力S12を”0”から”
1”に変化させる。
た音声周波数帯域内信号伝送装置(以後、受信側装置と
記す)においては、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzトーンが送出されると、2100Hz検出部12
がこのトーンを検出し、その出力S12を”0”から”
1”に変化させる。
【0154】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0155】また、送信制御部3は、2100Hz検出
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側ファクシミリ端末が接
続された音声周波数帯域内信号伝送装置(以後、送信側
装置と称す)に通知する。
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側ファクシミリ端末が接
続された音声周波数帯域内信号伝送装置(以後、送信側
装置と称す)に通知する。
【0156】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
【0157】信号線S24の出力が”0”(受信側21
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T7までの間は、リセット信号
発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”とし、
これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。また、信号線S24の出力が”
0”から”1”に変化した後、時間T7経過後、時間T
8までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリセ
ット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2の
出力S2は”1”(データ)にセットされる。
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T7までの間は、リセット信号
発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”とし、
これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。また、信号線S24の出力が”
0”から”1”に変化した後、時間T7経過後、時間T
8までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリセ
ット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2の
出力S2は”1”(データ)にセットされる。
【0158】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、受信側装置から2100
Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24の
出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセットした
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより正常にファクシミリ信号を復
調伝送することができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、受信側装置から2100
Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24の
出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセットした
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより正常にファクシミリ信号を復
調伝送することができる。
【0159】実施の形態7.図10は、この発明による
音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示す
構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域内
信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出
部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、
5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7
は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10
はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成
部、12は2100Hz検出部、13はリセット信号発
生部である。
音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示す
構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域内
信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出
部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、
5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7
は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10
はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成
部、12は2100Hz検出部、13はリセット信号発
生部である。
【0160】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0161】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0162】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
【0163】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
【0164】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
検出結果S12及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
【0165】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第6の
実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第6の
実施の形態と同一の動作をする。
【0166】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T9経過した後、第
1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RD
の出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T9経過した後、第
1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RD
の出力をともに”0”とする。
【0167】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T40の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T40の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
【0168】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T10経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T10経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0169】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T40の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T40の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
【0170】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0171】この音声周波数帯域内信号伝送装置にファ
クシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図11を
用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装置
内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”
データ”であるものとする。
クシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図11を
用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装置
内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”
データ”であるものとする。
【0172】まず、受信側装置内の信号状態は、図9に
て説明したもの、即ち図8の構成による前記第6の実施
の形態と同一である。
て説明したもの、即ち図8の構成による前記第6の実施
の形態と同一である。
【0173】また、受信側装置内の送信制御部3は、信
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して送信側装置に通知する。
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して送信側装置に通知する。
【0174】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”1”
(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”1”
(受信側データ)にセットする。
【0175】信号線S24の出力が”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T9
までの間は、リセット信号発生部13は第1のリセット
信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2の出
力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それに引
き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音声)か
ら”1”(受信側データ)に変化した後、時間T10ま
での間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット
信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出
力S2は”1”(データ)にセットされる。
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T9
までの間は、リセット信号発生部13は第1のリセット
信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2の出
力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それに引
き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音声)か
ら”1”(受信側データ)に変化した後、時間T10ま
での間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット
信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出
力S2は”1”(データ)にセットされる。
【0176】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリセ
ットした後、”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、受信側装置から音声信号検
出情報を受信すると、リセット信号発生部13からの指
示により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”に
リセットし、それに引き続き、受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デー
タ”にセットするように動作するため、呼制御の情報が
得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装
置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットすることができ、こ
れにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルとフ
ァクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行わ
れ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送す
ることができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリセ
ットした後、”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、受信側装置から音声信号検
出情報を受信すると、リセット信号発生部13からの指
示により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”に
リセットし、それに引き続き、受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デー
タ”にセットするように動作するため、呼制御の情報が
得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装
置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットすることができ、こ
れにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルとフ
ァクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行わ
れ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送す
ることができる。
【0177】実施の形態8.なお、前記第7の実施の形
態において、リセット信号発生部13は、受信制御部7
の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”(受信
側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号識別部
2が識別状態を”データ”にするように、また、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合、信
号識別部2が識別状態を”音声”にするように、第1の
リセット信号RV、第2のリセット信号RDを信号識別
部2に対して出力していたが、図10の構成において、
リセット信号発生部13に別の動作をさせても良い。
態において、リセット信号発生部13は、受信制御部7
の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”(受信
側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号識別部
2が識別状態を”データ”にするように、また、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合、信
号識別部2が識別状態を”音声”にするように、第1の
リセット信号RV、第2のリセット信号RDを信号識別
部2に対して出力していたが、図10の構成において、
リセット信号発生部13に別の動作をさせても良い。
【0178】図10の構成において、まず、リセット信
号発生部13は、受信制御部7の出力S24の”0”
(受信側音声)から”1”(受信側データ)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T11経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T12(T12>T11)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
号発生部13は、受信制御部7の出力S24の”0”
(受信側音声)から”1”(受信側データ)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T11経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T12(T12>T11)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
【0179】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T41の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は、”0”の状態を保持
することとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T41の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は、”0”の状態を保持
することとする。
【0180】また、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第6の
実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第6の
実施の形態と同一の動作をする。
【0181】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにもあてはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにもあてはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0182】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図12
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図12
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0183】まず、受信側装置内の信号状態は、図9に
説明したもの、即ち、図8の構成による前記第6の実施
の形態と同一である。
説明したもの、即ち、図8の構成による前記第6の実施
の形態と同一である。
【0184】また、受信側装置内の送信制御部3は、信
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”から”
1”に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3を
通して送信側装置に通知する。
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”から”
1”に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3を
通して送信側装置に通知する。
【0185】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0186】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
11までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T11経過後、時間T12までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
11までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T11経過後、時間T12までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0187】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、受信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0188】実施の形態9.図13は、この発明による
音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示す
構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域内
信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出
部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、
5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7
は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10
はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成部
である。
音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示す
構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域内
信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検出
部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化部、
5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成部、7
は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号部、10
はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑音生成部
である。
【0189】また、14は入力信号S16に対して11
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S14を
出力する1100Hz検出部、13は1100Hz検出
結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づき、信
号識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセッ
トするための第1のリセット信号RVと、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”データ”にセットするため
の第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発
生部である。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S14を
出力する1100Hz検出部、13は1100Hz検出
結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づき、信
号識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセッ
トするための第1のリセット信号RVと、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”データ”にセットするため
の第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発
生部である。
【0190】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0191】また、信号識別部2は、図8の構成による
前記第6の実施の形態と同一の動作をする。
前記第6の実施の形態と同一の動作をする。
【0192】1100Hz検出部14は、図3に示した
第2の実施の形態に用いられているものと同一の動作を
する。即ち、入力信号S16に対して周波数分析等の処
理を施すことにより、入力信号S16中に1100Hz
のトーン信号が存在するか否かを判定し、1100Hz
トーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場合
は”0”を、1100Hz検出結果として信号線S14
に出力する。
第2の実施の形態に用いられているものと同一の動作を
する。即ち、入力信号S16に対して周波数分析等の処
理を施すことにより、入力信号S16中に1100Hz
のトーン信号が存在するか否かを判定し、1100Hz
トーン信号が存在する場合は”1”を、存在しない場合
は”0”を、1100Hz検出結果として信号線S14
に出力する。
【0193】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0194】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
【0195】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
検出結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
【0196】まず、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0197】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T13経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T14(T14>T13)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T13経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T14(T14>T13)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
【0198】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0199】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図14
に説明する。図において、送信側装置、受信側装置内の
信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”デー
タ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図14
に説明する。図において、送信側装置、受信側装置内の
信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”デー
タ”であるものとする。
【0200】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0201】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0202】また、送信制御部3は、1100Hz検出
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち受信側装置に通知する。
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち受信側装置に通知する。
【0203】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
【0204】信号線S24の出力が”0”(受信側11
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T13までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S24の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T13経過後、
時間T14までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T13までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S24の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T13経過後、
時間T14までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
【0205】上記のように構成すれば、送信側装置にお
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置から1100
Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24の
出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセットした
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより、正常にファクシミリ信号を
復調伝送することができる。
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置から1100
Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24の
出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセットした
場合、リセット信号発生部13からの指示により、信号
識別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより、正常にファクシミリ信号を
復調伝送することができる。
【0206】実施の形態10.図15は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、13はリセット信号発生部、14は1100
Hz検出部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、13はリセット信号発生部、14は1100
Hz検出部である。
【0207】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0208】また、信号識別部2は、図8の構成による
前記第6の実施の形態と同一の動作をする。
前記第6の実施の形態と同一の動作をする。
【0209】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0210】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
【0211】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
【0212】リセット信号発生部13は、1100Hz
検出結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
検出結果S14及び受信制御部7の出力S24に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
【0213】まず、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第9の
実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第9の
実施の形態と同一の動作をする。
【0214】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T15経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T15経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0215】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T42の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T42の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
【0216】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T16経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T16経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0217】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T42の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T42の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
【0218】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0219】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図16
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図16
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0220】まず、送信側装置内の信号状態は、図14
にて説明したもの、即ち、図13の構成による前記第9
の実施の形態と同一である。
にて説明したもの、即ち、図13の構成による前記第9
の実施の形態と同一である。
【0221】また、送信側装置内の送信制御部3は、信
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して受信側装置に通知する。
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して受信側装置に通知する。
【0222】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して送信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”1”
(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して送信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”1”
(受信側データ)にセットする。
【0223】信号線S24の出力が”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T1
5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
16までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T1
5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
16までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0224】上記のように構成すれば、送信側装置にお
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置から音声信号
検出情報を受信すると、リセット信号発生部13からの
指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”
にリセットし、それに引き続き、送信側装置からデータ
信号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13か
らの指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デ
ータ”にセットするように動作するため、呼制御の情報
が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側
装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”に
リセットした後、”データ”にセットすることができ、
これにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルと
ファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行
われ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置から音声信号
検出情報を受信すると、リセット信号発生部13からの
指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”
にリセットし、それに引き続き、送信側装置からデータ
信号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13か
らの指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デ
ータ”にセットするように動作するため、呼制御の情報
が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側
装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”に
リセットした後、”データ”にセットすることができ、
これにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルと
ファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行
われ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0225】実施の形態11.なお、前記第10の実施
の形態において、リセット信号発生部13は、受信制御
部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号
識別部2が識別状態を”データ”にするように、また、
受信制御部7の出力S24の”1”(受信側データ)か
ら”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信
号識別部2に対して出力していたが、図15の構成にお
いて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
の形態において、リセット信号発生部13は、受信制御
部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号
識別部2が識別状態を”データ”にするように、また、
受信制御部7の出力S24の”1”(受信側データ)か
ら”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信
号識別部2に対して出力していたが、図15の構成にお
いて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
【0226】図15の構成において、まず、リセット信
号発生部13は、受信制御部7の出力S24の”0”
(受信側音声)から”1”(受信側データ)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T17経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T18(T18>T17)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
号発生部13は、受信制御部7の出力S24の”0”
(受信側音声)から”1”(受信側データ)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T17経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T18(T18>T17)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
【0227】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T43の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は”0”の状態を保持す
ることとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T43の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は”0”の状態を保持す
ることとする。
【0228】また、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第9の
実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第9の
実施の形態と同一の動作をする。
【0229】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0230】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図17
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図17
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0231】まず、送信側装置内の信号状態は、図14
に説明したもの、即ち、図13の構成による前記第9の
実施の形態と同一である。
に説明したもの、即ち、図13の構成による前記第9の
実施の形態と同一である。
【0232】また、送信側装置内の送信制御部3は、信
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”から”
1”に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3を
通して受信側装置に通知する。
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”から”
1”に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3を
通して受信側装置に通知する。
【0233】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、送信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0234】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
17までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T17経過後、時間T18までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
17までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T17経過後、時間T18までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0235】上記のように構成すれば、送信側装置にお
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、1100Hz検出部14が1100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、受信側装置においては、送信側装置からデータ信
号検出情報を受信すると、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0236】実施の形態12.図18は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
【0237】また、12は入力信号S16に対して21
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24にもとづき、信号識別部
2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセットするた
めの第1のリセット信号RVと、信号識別部2の判定結
果S2を強制的に”データ”にセットするための第2の
リセット信号RDとを出力するリセット信号発生部であ
る。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24にもとづき、信号識別部
2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセットするた
めの第1のリセット信号RVと、信号識別部2の判定結
果S2を強制的に”データ”にセットするための第2の
リセット信号RDとを出力するリセット信号発生部であ
る。
【0238】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0239】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0240】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0241】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0242】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検
出)にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検
出)にリセットする。
【0243】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14、及び受
信制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号
RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14、及び受
信制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号
RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
【0244】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0245】また、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T5経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T5経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
【0246】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T19経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T19経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
【0247】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0248】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図19
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図19
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0249】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0250】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
【0251】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0252】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は第2のリセット信号
RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力S
2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は第2のリセット信号
RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力S
2は、”1”(データ)にセットされる。
【0253】また、送信制御部3は、2100Hz検出
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
【0254】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
【0255】信号線S24の出力が”0”(受信側21
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T19までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T19までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0256】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、1100Hz検出部14
が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装置か
ら2100Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号
線S24の出力を”1”(受信側2100Hz検出)に
セットした場合、リセット信号発生部13からの指示に
より、信号識別部2は、その出力S2を”データ”にセ
ットするように動作するため、呼制御の情報が得られな
い場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受
信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットし
た後、”データ”にセットすることができ、これによ
り、入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシ
ミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、こ
れにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送すること
ができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、1100Hz検出部14
が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装置か
ら2100Hz検出情報を受信し、受信制御部7が信号
線S24の出力を”1”(受信側2100Hz検出)に
セットした場合、リセット信号発生部13からの指示に
より、信号識別部2は、その出力S2を”データ”にセ
ットするように動作するため、呼制御の情報が得られな
い場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受
信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットし
た後、”データ”にセットすることができ、これによ
り、入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシ
ミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、こ
れにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送すること
ができる。
【0257】実施の形態13.図20は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
【0258】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0259】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0260】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0261】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
【0262】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
【0263】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
【0264】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、及び、110
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第12
の実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、及び、110
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第12
の実施の形態と同一の動作をする。
【0265】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T20経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T20経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0266】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0267】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図21
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図21
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0268】まず、受信側装置内の信号状態は、図19
にて説明したもの、即ち、図18の構成による前記第1
2の実施の形態と同一である。
にて説明したもの、即ち、図18の構成による前記第1
2の実施の形態と同一である。
【0269】また、受信側装置内の送信制御部3は、信
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して送信側装置に通知する。
号識別部2の出力S2が”1”(データ)から”0”
(音声)に変化すると、音声信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。それ
に引き続き、信号識別部2の出力S2が”0”(音声)
から”1”(データ)に変化すると、データ信号検出情
報を信号線S3を通して送信側装置に通知する。
【0270】一方、送信側装置においては、まず、送信
側ファクシミリ端末から1100Hzトーンが送出され
ると、1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、
その出力S14を”0”から”1”に変化させる。
側ファクシミリ端末から1100Hzトーンが送出され
ると、1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、
その出力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0271】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
【0272】その後、送信側装置においては、受信制御
部7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに
引き続き、信号線S20を通して受信側装置からデータ
信号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”
1”(受信側データ)にセットする。
部7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”0”(受信側音声)にリセットする。それに
引き続き、信号線S20を通して受信側装置からデータ
信号検出情報を受信すると、信号線S24の出力を”
1”(受信側データ)にセットする。
【0273】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
20までの間は、リセット信号発生部13は第1のリセ
ット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2の
出力S2は”1”(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
20までの間は、リセット信号発生部13は第1のリセ
ット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2の
出力S2は”1”(データ)にセットされる。
【0274】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリセ
ットした後、”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、1100Hz検出部14が
1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装置から
データ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S
24の出力を”1”(受信側データ)にセットした場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”データ”にセットするよう
に動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、
ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリセ
ットした後、”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、1100Hz検出部14が
1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装置から
データ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S
24の出力を”1”(受信側データ)にセットした場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”データ”にセットするよう
に動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、
ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双
方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0275】実施の形態14.図22は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
【0276】また、12は入力信号S16に対して21
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24、S28に基づき、信号
識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセット
するための第1のリセット信号RVと、信号識別部2の
判定結果S2を強制的に”データ”にセットするための
第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発生
部である。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24、S28に基づき、信号
識別部2の判定結果S2を強制的に”音声”にリセット
するための第1のリセット信号RVと、信号識別部2の
判定結果S2を強制的に”データ”にセットするための
第2のリセット信号RDとを出力するリセット信号発生
部である。
【0277】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0278】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0279】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0280】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0281】また、送信制御部3は、信号識別結果S2
を入力し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”
0”(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出
情報を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、
信号識別結果S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を検出した時、データ信号検出情報を信号
線S3を通して対向装置側へ出力する。
を入力し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”
0”(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出
情報を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、
信号識別結果S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を検出した時、データ信号検出情報を信号
線S3を通して対向装置側へ出力する。
【0282】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3を
通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信号
線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検出)
にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3を
通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信号
線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検出)
にリセットする。
【0283】また、受信制御部7は、対向装置側から信
号線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した
時、信号線S28の出力を”0”(受信側音声)にリセ
ットし、また、対向装置側から信号線S3を通して上記
データ信号検出情報を受信した時、信号線S28の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
号線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した
時、信号線S28の出力を”0”(受信側音声)にリセ
ットし、また、対向装置側から信号線S3を通して上記
データ信号検出情報を受信した時、信号線S28の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
【0284】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24、S28に基づき、第1のリセッ
ト信号RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御す
る。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24、S28に基づき、第1のリセッ
ト信号RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御す
る。
【0285】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T6経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T6経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
【0286】また、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T5経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T5経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
【0287】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T21経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T21経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
【0288】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S28の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S28の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T22経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S28の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S28の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T22経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0289】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0290】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図23
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図23
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0291】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0292】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
【0293】また、送信制御部3は、1100Hz検出
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
【0294】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
【0295】信号線S24の出力が”0”(受信側11
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T21までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は”0”(音
声)にリセットされる。
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T21までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は”0”(音
声)にリセットされる。
【0296】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0297】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0298】また、送信制御部3は、信号識別状態S2
が”0”(音声)から”1”(データ)に変化すると、
データ信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、送信側装置に通知する。
が”0”(音声)から”1”(データ)に変化すると、
データ信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、送信側装置に通知する。
【0299】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S28
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S28
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0300】信号線S28の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
22までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
22までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0301】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にセットし、その後、2100Hz検
出部12が2100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
し、また、送信側装置においては、1100Hz検出部
14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、そ
の出力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信
号線S28の出力を”1”(受信側データ)にセットし
た場合、リセット信号発生部13からの指示により、信
号識別部2は、その出力S2を”データ”にセットする
ように動作するため、呼制御の情報が得られない場合で
も、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置
内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にセットし、その後、2100Hz検
出部12が2100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
し、また、送信側装置においては、1100Hz検出部
14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、そ
の出力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信
号線S28の出力を”1”(受信側データ)にセットし
た場合、リセット信号発生部13からの指示により、信
号識別部2は、その出力S2を”データ”にセットする
ように動作するため、呼制御の情報が得られない場合で
も、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置
内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0302】実施の形態15.図24は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
【0303】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0304】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0305】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0306】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、2100Hz検出結果S1
2を入力し、2100Hz検出結果S12の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、2100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、21
00Hz検出結果S12の”1”から”0”への変化を
検出した時、2100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0307】また、送信制御部3は、1100Hz検出
結果S14を入力し、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への変化を検出した時、1100Hz検
出情報を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、ま
た、1100Hz検出結果S14の”1”から”0”へ
の変化を検出した時、1100Hz不検出情報を信号線
S3を通して対向装置側へ出力する。
結果S14を入力し、1100Hz検出結果S14の”
0”から”1”への変化を検出した時、1100Hz検
出情報を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、ま
た、1100Hz検出結果S14の”1”から”0”へ
の変化を検出した時、1100Hz不検出情報を信号線
S3を通して対向装置側へ出力する。
【0308】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3を
通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信号
線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検出)
にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記2100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3を
通して上記2100Hz不検出情報を受信した時、信号
線S24の出力を”0”(受信側2100Hz不検出)
にリセットする。
【0309】また、受信制御部7は、対向装置側から信
号線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信し
た時、信号線S28の出力を”1”(受信側1100H
z検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S28の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
号線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信し
た時、信号線S28の出力を”1”(受信側1100H
z検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S3
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S28の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
【0310】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24,S28に基づき、第1のリセッ
ト信号RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御す
る。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24,S28に基づき、第1のリセッ
ト信号RV及び第2のリセット信号RDの出力を制御す
る。
【0311】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、1100Hz
検出結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)
への立ち上がりを検出した場合、及び、受信制御部7の
出力S28の”0”(受信側1100Hz不検出)か
ら”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上がりを
検出した場合は、前記第14の実施の形態と同一の動作
をする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、1100Hz
検出結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)
への立ち上がりを検出した場合、及び、受信制御部7の
出力S28の”0”(受信側1100Hz不検出)か
ら”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上がりを
検出した場合は、前記第14の実施の形態と同一の動作
をする。
【0312】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T23経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T23経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
【0313】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0314】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図25
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図25
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0315】まず、受信側装置内の信号状態は、図23
にて説明したもの、即ち、図22の構成による前記第1
4の実施の形態と同一である。
にて説明したもの、即ち、図22の構成による前記第1
4の実施の形態と同一である。
【0316】また、受信側装置内の送信制御部3は、2
100Hz検出部12の出力S12が”0”(不検出)
から”1”(検出)に変化すると、2100Hz検出情
報を信号線S3を通して対向装置、即ち、送信側装置に
通知する。
100Hz検出部12の出力S12が”0”(不検出)
から”1”(検出)に変化すると、2100Hz検出情
報を信号線S3を通して対向装置、即ち、送信側装置に
通知する。
【0317】一方、送信側装置においては、まず、送信
側ファクシミリ端末から1100Hzトーンが送出され
ると、1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、
その出力S14を”0”から”1”に変化させる。
側ファクシミリ端末から1100Hzトーンが送出され
ると、1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、
その出力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0318】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
【0319】その後、送信側装置においては、受信制御
部7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S
24の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセッ
トする。
部7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S
24の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセッ
トする。
【0320】信号線S24の出力が”0”(受信側21
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T23までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は”1”(デ
ータ)にセットされる。
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T23までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は”1”(デ
ータ)にセットされる。
【0321】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S28の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットし、その後、2100Hz
検出部12が2100Hzのトーンを検出した場合、リ
セット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
し、また、送信側装置においては、1100Hz検出部
14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、そ
の出力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信し、受信制御部7が
信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz検
出)にセットした場合、リセット信号発生部13からの
指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デー
タ”にセットするように動作するため、呼制御の情報が
得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装
置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットすることができ、こ
れにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルとフ
ァクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行わ
れ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送す
ることができる。
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S28の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットし、その後、2100Hz
検出部12が2100Hzのトーンを検出した場合、リ
セット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
し、また、送信側装置においては、1100Hz検出部
14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット
信号発生部13からの指示により、信号識別部2は、そ
の出力S2を”音声”にリセットし、その後、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信し、受信制御部7が
信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz検
出)にセットした場合、リセット信号発生部13からの
指示により、信号識別部2は、その出力S2を”デー
タ”にセットするように動作するため、呼制御の情報が
得られない場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装
置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットすることができ、こ
れにより、入力されたファクシミリ信号のチャネルとフ
ァクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行わ
れ、これにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送す
ることができる。
【0322】実施の形態16.前記図20の構成による
前記第13の実施の形態において、リセット信号発生部
13は、2100Hz検出結果S12の”0”(不検
出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を一旦”音声”にした
後、”データ”にするように、第1のリセット信号R
V、第2のリセット信号RDを信号識別部2に対して出
力していたが、図20の構成において、リセット信号発
生部13に別の動作をさせても良い。
前記第13の実施の形態において、リセット信号発生部
13は、2100Hz検出結果S12の”0”(不検
出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を一旦”音声”にした
後、”データ”にするように、第1のリセット信号R
V、第2のリセット信号RDを信号識別部2に対して出
力していたが、図20の構成において、リセット信号発
生部13に別の動作をさせても良い。
【0323】図20の構成において、まず、リセット信
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第14の実施の形態と同一の動作をす
る。
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第14の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0324】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T24経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T24経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0325】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T25経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T25経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0326】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0327】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図26
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図26
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0328】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0329】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は”0”(音声)にリセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は”0”(音声)にリセットされる。
【0330】また、送信制御部3は、信号識別結果S2
が”1”(データ)から”0”(音声)に変化すると、
音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、受信側装置に通知する。
が”1”(データ)から”0”(音声)に変化すると、
音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、受信側装置に通知する。
【0331】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にリセットする。
【0332】信号線S24の出力が”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T2
5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T2
5までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。
【0333】次に、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzトーンが送出されると、2100Hz検出部12
がこのトーンを検出し、その出力S12を”0”から”
1”に変化させる。
0Hzトーンが送出されると、2100Hz検出部12
がこのトーンを検出し、その出力S12を”0”から”
1”に変化させる。
【0334】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は”1”(データ)にセットされる。
【0335】また、送信制御部3は、信号識別結果S2
が”0”(音声)から”1”(データ)に変化すると、
データ信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、送信側装置に通知する。
が”0”(音声)から”1”(データ)に変化すると、
データ信号検出情報を信号線S3を通して対向装置、即
ち、送信側装置に通知する。
【0336】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0337】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
24までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
24までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0338】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から音声信号検出情報を受信し、受
信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信側音
声)にリセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットし、その後、2100Hz検出部12が
2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”データ”にセットするように動作し、また、送
信側装置においては、1100Hz検出部14が110
0Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発生部1
3からの指示により、信号識別部2は、その出力S2
を”音声”にリセットし、その後、受信側装置からデー
タ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットした場合、リ
セット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
するため、呼制御の情報が得られない場合でも、ファク
シミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方の識
別状態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”に
セットすることができ、これにより、入力されたファク
シミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部5内の
モデムとの割り付けが行われ、これにより、正常にファ
クシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、送信側装置から音声信号検出情報を受信し、受
信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信側音
声)にリセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットし、その後、2100Hz検出部12が
2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”データ”にセットするように動作し、また、送
信側装置においては、1100Hz検出部14が110
0Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発生部1
3からの指示により、信号識別部2は、その出力S2
を”音声”にリセットし、その後、受信側装置からデー
タ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットした場合、リ
セット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”データ”にセットするように動作
するため、呼制御の情報が得られない場合でも、ファク
シミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方の識
別状態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”に
セットすることができ、これにより、入力されたファク
シミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部5内の
モデムとの割り付けが行われ、これにより、正常にファ
クシミリ信号を復調伝送することができる。
【0339】実施の形態17.図27は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
【0340】また、12は入力信号S16に対して21
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24に基づき、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”音声”にリセットするため
の第1のリセット信号RVと、信号識別部2の判定結果
S2を強制的に”データ”にセットするための第2のリ
セット信号RDとを出力するリセット信号発生部であ
る。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
と、受信制御部7の出力S24に基づき、信号識別部2
の判定結果S2を強制的に”音声”にリセットするため
の第1のリセット信号RVと、信号識別部2の判定結果
S2を強制的に”データ”にセットするための第2のリ
セット信号RDとを出力するリセット信号発生部であ
る。
【0341】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0342】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0343】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0344】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、1100Hz検出結果S1
4を入力し、1100Hz検出結果S14の”0”か
ら”1”への変化を検出した時、1100Hz検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、11
00Hz検出結果S14の”1”から”0”への変化を
検出した時、1100Hz不検出情報を信号線S3を通
して対向装置側へ出力する。
【0345】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記1100Hz検出情報を受信した
時、信号線S24の出力を”1”(受信側1100Hz
検出)にセットし、また、対向装置側から信号線S20
を通して上記1100Hz不検出情報を受信した時、信
号線S24の出力を”0”(受信側1100Hz不検
出)にリセットする。
【0346】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
【0347】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T6経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T6経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力をと
もに”0”とする。
【0348】また、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0349】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T26経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
御部7の出力S24の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T26経過した後、第1のリセット信号RVの出
力、第2のリセット信号RDの出力をともに”0”とす
る。
【0350】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0351】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図28
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図28
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0352】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0353】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”(不
検出)から”1”(検出)に変化した後、時間T3経過
後、時間T4までの間は、リセット信号発生部13は、
第2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信
号識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットさ
れる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”(不
検出)から”1”(検出)に変化した後、時間T3経過
後、時間T4までの間は、リセット信号発生部13は、
第2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信
号識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットさ
れる。
【0354】また、送信制御部3は、1100Hz検出
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
【0355】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
【0356】信号線S24の出力が”0”(受信側11
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T26までの間は、リセット信
号発生部13は第1のリセット信号RVを”1”とし、
これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T26までの間は、リセット信
号発生部13は第1のリセット信号RVを”1”とし、
これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”(音
声)にリセットされる。
【0357】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0358】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T6までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0359】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により信号識別部2はその出力S
2を”音声”にセットし、その後2100Hz検出部1
2が2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信
号発生部13からの指示により、信号識別部2は、その
出力S2を”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、1100Hz検出部14が
1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセット
するように動作するため、呼制御の情報が得られない場
合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側
装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットすることができ、これにより、
入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ
信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これに
より、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により信号識別部2はその出力S
2を”音声”にセットし、その後2100Hz検出部1
2が2100Hzのトーンを検出した場合、リセット信
号発生部13からの指示により、信号識別部2は、その
出力S2を”データ”にセットするように動作し、ま
た、送信側装置においては、1100Hz検出部14が
1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発
生部13からの指示により、信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセット
するように動作するため、呼制御の情報が得られない場
合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側
装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットすることができ、これにより、
入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ
信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これに
より、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
【0360】実施の形態18.図29は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部である。
【0361】また、12は入力信号S16に対して21
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
に基づき、信号識別部2の判定結果S2を強制的に”音
声”にリセットするための第1のリセット信号RVと、
信号識別部2の判定結果S2を強制的に”データ”にセ
ットするための第2のリセット信号RDとを出力するリ
セット信号発生部である。
00Hzトーンの有無を判定し、その検出結果S12を
出力する2100Hz検出部、14は入力信号S16に
対して1100Hzトーンの有無を判定し、その検出結
果S14を出力する1100Hz検出部、13は210
0Hz検出結果S12と、1100Hz検出結果S14
に基づき、信号識別部2の判定結果S2を強制的に”音
声”にリセットするための第1のリセット信号RVと、
信号識別部2の判定結果S2を強制的に”データ”にセ
ットするための第2のリセット信号RDとを出力するリ
セット信号発生部である。
【0362】次に動作について説明する。音声検出部
1、送信制御部3、符号化部4、ファクシミリ信号復調
部5、フレーム生成部6、受信制御部7、フレーム分解
部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背
景雑音生成部11の動作は、図55に示した従来例と同
一である。
1、送信制御部3、符号化部4、ファクシミリ信号復調
部5、フレーム生成部6、受信制御部7、フレーム分解
部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部10、疑似背
景雑音生成部11の動作は、図55に示した従来例と同
一である。
【0363】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0364】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0365】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14に基づ
き、第1のリセット信号RV及び第2のリセット信号R
Dの出力を制御する。
【0366】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、2100
Hz検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T1経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、2100H
z検出結果S12の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T2(T2>T1)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0367】また、リセット信号発生部13は、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、第1のリセ
ット信号RVの出力を”1”とするとともに、第2のリ
セット信号RDの出力を”0”とする。次に、1100
Hz検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がり
を検出してから一定時間T3経過した後、第1のリセッ
ト信号RVの出力を”0”とするとともに、第2のリセ
ット信号RDの出力を”1”とする。次に、1100H
z検出結果S14の”0”から”1”への立ち上がりを
検出してから一定時間T4(T4>T3)経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0368】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0369】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図30
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図30
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0370】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0371】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0372】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。2100H
z検出部12の出力S12が”0”(不検出)から”
1”(検出)に変化した後、時間T1までの間は、リセ
ット信号発生部13は、第1のリセット信号RVを”
1”とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”
0”(音声)にリセットされる。また、2100Hz検
出部12の出力S12が”0”から”1”に変化した
後、時間T1経過後、時間T2までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。2100H
z検出部12の出力S12が”0”(不検出)から”
1”(検出)に変化した後、時間T1までの間は、リセ
ット信号発生部13は、第1のリセット信号RVを”
1”とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”
0”(音声)にリセットされる。また、2100Hz検
出部12の出力S12が”0”から”1”に変化した
後、時間T1経過後、時間T2までの間は、リセット信
号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0373】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、1100Hz検出部14
が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トするように動作するため、呼制御の情報が得られない
場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信
側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットすることができ、これにより、
入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ
信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これに
より、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、リセット信号発生部13からの指示
により、信号識別部2は、その出力S2を”音声”にリ
セットした後、”データ”にセットするように動作し、
また、送信側装置においては、1100Hz検出部14
が1100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号
発生部13からの指示により、信号識別部2は、その出
力S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トするように動作するため、呼制御の情報が得られない
場合でも、ファクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信
側装置内双方の識別状態を一旦”音声”にリセットした
後、”データ”にセットすることができ、これにより、
入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ
信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これに
より、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
【0374】実施の形態19.前記図24の構成による
前記第15の実施の形態において、リセット信号発生部
13は、1100Hz検出結果S14の”0”(不検
出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
また、2100Hz検出結果S12の”0”(不検出)
から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場合、信
号識別部2が識別状態を”データ”にするように、第1
のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信号識
別部2に対して出力していたが、図24の構成におい
て、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
前記第15の実施の形態において、リセット信号発生部
13は、1100Hz検出結果S14の”0”(不検
出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
また、2100Hz検出結果S12の”0”(不検出)
から”1”(検出)への立ち上がりを検出した場合、信
号識別部2が識別状態を”データ”にするように、第1
のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信号識
別部2に対して出力していたが、図24の構成におい
て、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
【0375】図24の構成において、まず、リセット信
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第18の実施の形態と同一の動作をす
る。
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第18の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0376】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T27経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T28(T28>T27)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側2100Hz不検
出)から”1”(受信側2100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T27経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S24
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T28(T28>T27)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
【0377】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S28の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S28
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T29経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S28
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T30(T30>T29)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
御部7の出力S28の”0”(受信側1100Hz不検
出)から”1”(受信側1100Hz検出)への立ち上
がりを検出した場合は、第1のリセット信号RVの出力
を”1”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”0”とする。次に、受信制御部7の出力S28
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T29経過した後、第1のリセット信号RVの出力
を”0”とするとともに、第2のリセット信号RDの出
力を”1”とする。次に、受信制御部7の出力S28
の”0”から”1”への立ち上がりを検出してから一定
時間T30(T30>T29)経過した後、第1のリセ
ット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの出力を
ともに”0”とする。
【0378】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0379】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図31
に説明する。図において、送信側装置、受信側装置内の
信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”デー
タ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図31
に説明する。図において、送信側装置、受信側装置内の
信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれも”デー
タ”であるものとする。
【0380】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0381】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0382】また、送信制御部3は、1100Hz検出
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
部14の出力S14が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、1100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
【0383】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
8の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から1100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
8の出力を”1”(受信側1100Hz検出)にセット
する。
【0384】信号線S28の出力が”0”(受信側11
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T29までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S28の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T29経過後、
時間T30までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
00Hz不検出)から”1”(受信側1100Hz検
出)に変化した後、時間T29までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S28の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T29経過後、
時間T30までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
【0385】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0386】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0387】また、送信制御部3は、2100Hz検出
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
部12の出力S12が”0”(不検出)から”1”(検
出)に変化すると、2100Hz検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
【0388】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から2100Hz検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側2100Hz検出)にセット
する。
【0389】信号線S24の出力が”0”(受信側21
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T27までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S24の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T27経過後、
時間T28までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
00Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz検
出)に変化した後、時間T27までの間は、リセット信
号発生部13は、第1のリセット信号RVを”1”と
し、これにより、信号識別部2の出力S2は、”0”
(音声)にリセットされる。また、信号線S24の出力
が”0”から”1”に変化した後、時間T27経過後、
時間T28までの間は、リセット信号発生部13は、第
2のリセット信号RDを”1”とし、これにより、信号
識別部2の出力S2は、”1”(データ)にセットされ
る。
【0390】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S28の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセット
するように動作し、また、2100Hz検出部12が2
100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発生
部13からの指示により、信号識別部2は、その出力S
2を”音声”にリセットした後、”データ”にセットす
るように動作し、また、送信側装置においては、110
0Hz検出部14が1100Hzのトーンを検出した場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作し、また、受信
側装置から2100Hz検出情報を受信し、受信制御部
7が信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方
の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、送信側装置から1100Hz検出情報を受信
し、受信制御部7が信号線S28の出力を”1”(受信
側1100Hz検出)にセットした場合、リセット信号
発生部13からの指示により信号識別部2は、その出力
S2を”音声”にリセットした後、”データ”にセット
するように動作し、また、2100Hz検出部12が2
100Hzのトーンを検出した場合、リセット信号発生
部13からの指示により、信号識別部2は、その出力S
2を”音声”にリセットした後、”データ”にセットす
るように動作し、また、送信側装置においては、110
0Hz検出部14が1100Hzのトーンを検出した場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作し、また、受信
側装置から2100Hz検出情報を受信し、受信制御部
7が信号線S24の出力を”1”(受信側2100Hz
検出)にセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方
の識別状態を一旦”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットすることができ、これにより、入力された
ファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部
5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、正常
にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0391】また、送信側ファクシミリ端末から110
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0392】また、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0393】実施の形態20.図32は、この発明によ
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
る音声周波数帯域内信号伝送装置の他の実施の形態を示
す構成図であり、図において、S16は音声周波数帯域
内信号伝送装置へのMチャネルの入力信号、1は音声検
出部、2は信号識別部、3は送信制御部、4は符号化
部、5はファクシミリ信号復調部、6はフレーム生成
部、7は受信制御部、8はフレーム分解部、9は復号
部、10はファクシミリ信号変調部、11は疑似背景雑
音生成部、12は2100Hz検出部、13はリセット
信号発生部、14は1100Hz検出部である。
【0394】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0395】また、2100Hz検出部12、信号識別
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
部2は、図8の構成による前記第6の実施の形態と同一
の動作をする。
【0396】また、1100Hz検出部14は、図13
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
の構成による前記第9の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0397】送信制御部3は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
同一の動作をするとともに、信号識別結果S2を入力
し、信号識別結果S2の”1”(データ)から”0”
(音声)への変化情報を検出した時、音声信号検出情報
を信号線S3を通して対向装置側へ出力し、また、信号
識別結果S2の”0”(音声)から”1”(データ)へ
の変化を検出した時、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置側へ出力する。
【0398】また、受信制御部7は、図55に示した従
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
来例と同一の動作をするとともに、対向装置側から信号
線S20を通して上記音声信号検出情報を受信した時、
信号線S24の出力を”0”(受信側音声)にリセット
し、また、対向装置側から信号線S20を通して上記デ
ータ信号検出情報を受信した時、信号線S24の出力
を”1”(受信側データ)にセットする。
【0399】リセット信号発生部13は、2100Hz
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
検出結果S12、1100Hz検出結果S14及び受信
制御部7の出力S24に基づき、第1のリセット信号R
V及び第2のリセット信号RDの出力を制御する。
【0400】まず、リセット信号発生部13は、210
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、及び、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第18
の実施の形態と同一の動作をする。
0Hz検出結果S12の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合、及び、110
0Hz検出結果S14の”0”(不検出)から”1”
(検出)への立ち上がりを検出した場合は、前記第18
の実施の形態と同一の動作をする。
【0401】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T31経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”1”(受信側データ)から”
0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場合は、
第1のリセット信号RVの出力を”1”とするととも
に、第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次
に、受信制御部7の出力S24の”1”から”0”への
立ち下がりを検出してから一定時間T31経過した後、
第1のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号R
Dの出力をともに”0”とする。
【0402】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T44の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”1”(データ)から”0”(音
声)への立ち下がりを検出してから一定時間T44の間
に、受信制御部7の出力S24の”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出し
た場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV
の出力は、”0”の状態を保持することとする。
【0403】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T32経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T32経過した後、第1
のリセット信号RVの出力、第2のリセット信号RDの
出力をともに”0”とする。
【0404】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T44の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T44の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第2のリセット信号RDの
出力は”0”の状態を保持することとする。
【0405】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0406】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図33
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図33
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0407】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0408】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は”1”(データ)にセットされる。
【0409】また、送信制御部3は、信号識別部2の出
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、受信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、受信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
【0410】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”1”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”1”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0411】信号線S24の出力が”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T3
1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
32までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T3
1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
32までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0412】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0413】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0414】また、送信制御部3は、信号識別部2の出
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、送信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、送信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
【0415】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”1”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”1”(受信側音声)にリセットする。それに引
き続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側
装置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S2
4の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0416】信号線S24の出力が”1”(受信側デー
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T3
1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
32までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
タ)から”0”(受信側音声)に変化した後、時間T3
1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリセ
ット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部2
の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。それ
に引き続き、信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
32までの間は、リセット信号発生部13は、第2のリ
セット信号RDを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0417】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置から音声信号検出情報を受信する
と、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2はその出力S2を”音声”にリセットし、それに引
き続き、送信側装置からデータ信号検出情報を受信する
と、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”データ”にセットするよう
に動作し、また、2100Hz検出部12が2100H
zのトーンを検出した場合、リセット信号発生部13か
らの指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、送信側装置においては、1100Hz検
出部14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットするように動作し、また、受信側装置から
音声信号検出情報を受信すると、リセット信号発生部1
3からの指示により、信号識別部2は、その出力S2
を”音声”にリセットし、それに引き続き、受信側装置
から音声信号検出情報を受信すると、リセット信号発生
部13からの指示により、信号識別部2は、その出力S
2を”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより、正常にファクシミリ信号を
復調伝送することができる。
いては、送信側装置から音声信号検出情報を受信する
と、リセット信号発生部13からの指示により信号識別
部2はその出力S2を”音声”にリセットし、それに引
き続き、送信側装置からデータ信号検出情報を受信する
と、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”データ”にセットするよう
に動作し、また、2100Hz検出部12が2100H
zのトーンを検出した場合、リセット信号発生部13か
らの指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、送信側装置においては、1100Hz検
出部14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットするように動作し、また、受信側装置から
音声信号検出情報を受信すると、リセット信号発生部1
3からの指示により、信号識別部2は、その出力S2
を”音声”にリセットし、それに引き続き、受信側装置
から音声信号検出情報を受信すると、リセット信号発生
部13からの指示により、信号識別部2は、その出力S
2を”データ”にセットするように動作するため、呼制
御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ呼の初め
に送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一旦”
音声”にリセットした後、”データ”にセットすること
ができ、これにより、入力されたファクシミリ信号のチ
ャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデムとの割り
付けが行われ、これにより、正常にファクシミリ信号を
復調伝送することができる。
【0418】また、送信側ファクシミリ端末から110
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0419】また、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0420】実施の形態21.なお、前記第20の実施
の形態において、リセット信号発生部13は、受信制御
部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号
識別部2が識別状態を”データ”にするように、また、
受信制御部7の出力S24の”1”(受信側データ)か
ら”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信
号識別部2に対して出力していたが、図32の構成にお
いて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
の形態において、リセット信号発生部13は、受信制御
部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合、信号
識別部2が識別状態を”データ”にするように、また、
受信制御部7の出力S24の”1”(受信側データ)か
ら”0”(受信側音声)への立ち下がりを検出した場
合、信号識別部2が識別状態を”音声”にするように、
第1のリセット信号RV、第2のリセット信号RDを信
号識別部2に対して出力していたが、図32の構成にお
いて、リセット信号発生部13に別の動作をさせても良
い。
【0421】図32の構成において、まず、リセット信
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第18の実施の形態と同一の動作をす
る。
号発生部13は、2100Hz検出結果S12の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合、及び、1100Hz検出結果S14の”0”
(不検出)から”1”(検出)への立ち上がりを検出し
た場合は、前記第18の実施の形態と同一の動作をす
る。
【0422】また、リセット信号発生部13は、受信制
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”1”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T33経過した後、第1
のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、第
2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、受
信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち上
がりを検出してから一定時間T34(T34>T33)
経過した後、第1のリセット信号RVの出力、第2のリ
セット信号RDの出力をともに”0”とする。
御部7の出力S24の”0”(受信側音声)から”1”
(受信側データ)への立ち上がりを検出した場合は、第
1のリセット信号RVの出力を”1”とするとともに、
第2のリセット信号RDの出力を”0”とする。次に、
受信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち
上がりを検出してから一定時間T33経過した後、第1
のリセット信号RVの出力を”0”とするとともに、第
2のリセット信号RDの出力を”1”とする。次に、受
信制御部7の出力S24の”0”から”1”への立ち上
がりを検出してから一定時間T34(T34>T33)
経過した後、第1のリセット信号RVの出力、第2のリ
セット信号RDの出力をともに”0”とする。
【0423】但し、リセット信号発生部13は、信号識
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T45の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は、”0”の状態を保持
することとする。
別部2の出力S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への立ち上がりを検出してから一定時間T45の間
に、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側音声)
から”1”(受信側データ)への立ち上がりを検出した
場合は、上記処理は行わず、第1のリセット信号RV、
第2のリセット信号RDの出力は、”0”の状態を保持
することとする。
【0424】また、リセット信号発生部13は、上記の
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
どれにも当てはまらない場合は、第1のリセット信号R
Vの出力、第2のリセット信号RDの出力をともに”
0”とする。
【0425】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図34
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図34
を用いて説明する。図において、送信側装置、受信側装
置内の信号識別部2の出力S2の初期状態は、いずれ
も”データ”であるものとする。
【0426】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その出
力S14を”0”から”1”に変化させる。
【0427】1100Hz検出部14の出力S14が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T3までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、1100Hz検出部14の出力S14が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T3経過後、時間T4まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0428】また、送信制御部3は、信号識別部2の出
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、受信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、受信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、受信側装置に通知する。
【0429】次に、受信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にセットする。それに引き
続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にセットする。それに引き
続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0430】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
33までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T33経過後、時間T34までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
33までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T33経過後、時間T34までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0431】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その出
力S12を”0”から”1”に変化させる。
【0432】2100Hz検出部12の出力S12が”
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
0”(不検出)から”1”(検出)に変化した後、時間
T1までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、2100Hz検出部12の出力S12が”0”か
ら”1”に変化した後、時間T1経過後、時間T2まで
の間は、リセット信号発生部13は、第2のリセット信
号RDを”1”とし、これにより、信号識別部2の出力
S2は、”1”(データ)にセットされる。
【0433】また、送信制御部3は、信号識別部2の出
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、送信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
力S2が”1”(データ)から”0”(音声)に変化す
ると、音声信号検出情報を信号線S3を通して対向装
置、即ち、送信側装置に通知する。それに引き続き、信
号識別部2の出力S2が”0”(音声)から”1”(デ
ータ)に変化すると、データ信号検出情報を信号線S3
を通して対向装置、即ち、送信側装置に通知する。
【0434】次に、送信側装置においては、受信制御部
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にセットする。それに引き
続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
7は、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置から音声信号検出情報を受信すると、信号線S24の
出力を”0”(受信側音声)にセットする。それに引き
続き、信号線S20を通して対向装置、即ち、受信側装
置からデータ信号検出情報を受信すると、信号線S24
の出力を”1”(受信側データ)にセットする。
【0435】信号線S24の出力が”0”(受信側音
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
33までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T33経過後、時間T34までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
声)から”1”(受信側データ)に変化した後、時間T
33までの間は、リセット信号発生部13は、第1のリ
セット信号RVを”1”とし、これにより、信号識別部
2の出力S2は、”0”(音声)にリセットされる。ま
た、信号線S24の出力が”0”から”1”に変化した
後、時間T33経過後、時間T34までの間は、リセッ
ト信号発生部13は、第2のリセット信号RDを”1”
とし、これにより、信号識別部2の出力S2は、”1”
(データ)にセットされる。
【0436】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、送信側装置からデータ信号検出情報を受信し、
受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信側デ
ータ)にセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、2100Hz検出部12が2100Hz
のトーンを検出した場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、送信側装置においては、1100Hz検
出部14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットするように動作し、また、受信側装置から
データ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S
24の出力を”1”(受信側データ)にセットした場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、シグ
ナリング信号の情報が得られない場合でも、ファクシミ
リ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方の識別状
態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トすることができ、これにより、入力されたファクシミ
リ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデ
ムとの割り付けが行われ、これにより正常にファクシミ
リ信号を復調伝送することができる。
いては、送信側装置からデータ信号検出情報を受信し、
受信制御部7が信号線S24の出力を”1”(受信側デ
ータ)にセットした場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、2100Hz検出部12が2100Hz
のトーンを検出した場合、リセット信号発生部13から
の指示により、信号識別部2は、その出力S2を”音
声”にリセットした後、”データ”にセットするように
動作し、また、送信側装置においては、1100Hz検
出部14が1100Hzのトーンを検出した場合、リセ
ット信号発生部13からの指示により、信号識別部2
は、その出力S2を”音声”にリセットした後、”デー
タ”にセットするように動作し、また、受信側装置から
データ信号検出情報を受信し、受信制御部7が信号線S
24の出力を”1”(受信側データ)にセットした場
合、リセット信号発生部13からの指示により、信号識
別部2は、その出力S2を”音声”にリセットした
後、”データ”にセットするように動作するため、シグ
ナリング信号の情報が得られない場合でも、ファクシミ
リ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内双方の識別状
態を一旦”音声”にリセットした後、”データ”にセッ
トすることができ、これにより、入力されたファクシミ
リ信号のチャネルとファクシミリ信号復調部5内のモデ
ムとの割り付けが行われ、これにより正常にファクシミ
リ信号を復調伝送することができる。
【0437】また、送信側ファクシミリ端末から110
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、受信側ファク
シミリ端末から送出される2100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0438】また、受信側ファクシミリ端末から210
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
0Hzのトーンが送出されない場合でも、送信側ファク
シミリ端末から送出される1100Hzのトーンによ
り、送信側装置内、受信側装置内双方の識別状態を一
旦”音声”にリセットした後、”データ”にセットする
ことができるため、正常にファクシミリ信号を復調伝送
することができる。
【0439】実施の形態22.前記第12の実施の形態
及び第15の実施の形態においては、受信側ファクシミ
リ端末が送出したCED(2100Hz)トーンを、送
信側ファクシミリ端末が認識できず、送信側ファクシミ
リ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送した場合
には、ファクシミリ信号を復調伝送することができない
という問題点がある。
及び第15の実施の形態においては、受信側ファクシミ
リ端末が送出したCED(2100Hz)トーンを、送
信側ファクシミリ端末が認識できず、送信側ファクシミ
リ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送した場合
には、ファクシミリ信号を復調伝送することができない
という問題点がある。
【0440】図35は、図18の構成による前記第12
の実施の形態において、受信側ファクシミリ端末がCE
D(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側ファ
クシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送し
た場合の動作を示すものである。図において、送信側装
置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状態
は、いずれも”データ”であるものとする。
の実施の形態において、受信側ファクシミリ端末がCE
D(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側ファ
クシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送し
た場合の動作を示すものである。図において、送信側装
置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状態
は、いずれも”データ”であるものとする。
【0441】送信側装置においては、1100Hzトー
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置より210
0Hz検出情報を受信することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。送信側装置内
では、この識別状態の”音声”から”データ”への変化
を契機に、ファクシミリ信号復調部5において、モデム
の割り当てがなされる。
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置より210
0Hz検出情報を受信することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。送信側装置内
では、この識別状態の”音声”から”データ”への変化
を契機に、ファクシミリ信号復調部5において、モデム
の割り当てがなされる。
【0442】しかし、その後、送信側ファクシミリ端末
がCNG(1100Hz)トーンを再送すると、送信側
装置内の信号識別部2の出力S2は、再び”音声”にリ
セットされ、これによって、ファクシミリ信号復調部5
において、割り当てられていたモデムのアサインが解除
される。
がCNG(1100Hz)トーンを再送すると、送信側
装置内の信号識別部2の出力S2は、再び”音声”にリ
セットされ、これによって、ファクシミリ信号復調部5
において、割り当てられていたモデムのアサインが解除
される。
【0443】その後、送信側ファクシミリ端末がDCS
と呼ばれる、V.21チャネルNo.2の方式で変調し
たデータ速度300bit/sのモデム信号を送出する
と、信号識別部2は、この信号に対し再び”データ”と
の判定を行うが、DCSが入力されてから”データ”と
の判定がなされるまでの判定時間分のディレイがあるた
め、このDCSが入力された時点では、識別状態は”音
声”となっており、ファクシミリ信号復調部5内では、
モデムがアサインされていないため、このファクシミリ
信号は復調伝送できず、ADPCM符号化されて伝送さ
れることになる。
と呼ばれる、V.21チャネルNo.2の方式で変調し
たデータ速度300bit/sのモデム信号を送出する
と、信号識別部2は、この信号に対し再び”データ”と
の判定を行うが、DCSが入力されてから”データ”と
の判定がなされるまでの判定時間分のディレイがあるた
め、このDCSが入力された時点では、識別状態は”音
声”となっており、ファクシミリ信号復調部5内では、
モデムがアサインされていないため、このファクシミリ
信号は復調伝送できず、ADPCM符号化されて伝送さ
れることになる。
【0444】図36は、この発明による音声周波数帯域
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図18の構成による第12の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図18の構成による第12の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
【0445】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0446】また、信号識別部2、送信制御部3、受信
制御部7、2100Hz検出部12、リセット信号発生
部13は、図18の構成による前記第12の実施の形態
と同一の動作をする。
制御部7、2100Hz検出部12、リセット信号発生
部13は、図18の構成による前記第12の実施の形態
と同一の動作をする。
【0447】タイマ15は、受信制御部7の出力S24
を入力し、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側
2100Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz
検出)への変化があってから時間T30の間、その出力
S15の値を”1”(禁止)とする。
を入力し、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側
2100Hz不検出)から”1”(受信側2100Hz
検出)への変化があってから時間T30の間、その出力
S15の値を”1”(禁止)とする。
【0448】タイマ15は、上記以外の場合は、その出
力S15の値を”0”(許可)とする。
力S15の値を”0”(許可)とする。
【0449】1100Hz検出部14は、タイマ15の
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力S14を無条件に”0”(不検出)と
する。
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力S14を無条件に”0”(不検出)と
する。
【0450】1100Hz検出部14は、このS15の
値が”0”(許可)の時は、前記第12の実施の形態と
同一の動作、即ち、通常の1100Hz検出動作を行
う。
値が”0”(許可)の時は、前記第12の実施の形態と
同一の動作、即ち、通常の1100Hz検出動作を行
う。
【0451】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図37
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図37
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
【0452】送信側装置においては、1100Hzトー
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置より210
0Hz検出情報を受信することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、
タイマ15は、時間T30のカウントを開始し、その出
力S15を”1”(禁止)にセットする。また、この時
点で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされる。
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置より210
0Hz検出情報を受信することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、
タイマ15は、時間T30のカウントを開始し、その出
力S15を”1”(禁止)にセットする。また、この時
点で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされる。
【0453】その後、上記時間T30の間に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
しても、タイマ15の出力S15は、”1”(禁止)と
なっており、1100Hz検出部14の処理はディスエ
ーブルされ、その出力S14は、”0”(不検出)のま
まとなっているため、送信側装置内の信号識別部2の出
力S2が再び”音声”にリセットされず、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持される。
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
しても、タイマ15の出力S15は、”1”(禁止)と
なっており、1100Hz検出部14の処理はディスエ
ーブルされ、その出力S14は、”0”(不検出)のま
まとなっているため、送信側装置内の信号識別部2の出
力S2が再び”音声”にリセットされず、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持される。
【0454】上記のように構成すれば、送信側ファクシ
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、対向装置側から2100Hz検出情報を受信して
からの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブ
ルさせるようにすることにより、この再送された110
0Hzトーンに対して信号識別部2は、その出力S2
を”データ”状態に保持するため、これによって、ファ
クシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当てが保持
され、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、対向装置側から2100Hz検出情報を受信して
からの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブ
ルさせるようにすることにより、この再送された110
0Hzトーンに対して信号識別部2は、その出力S2
を”データ”状態に保持するため、これによって、ファ
クシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当てが保持
され、正常にファクシミリ信号を復調伝送することがで
きる。
【0455】なお、上記説明においては、図18の構成
による前記第12の実施の形態に対してタイマ15を付
加するという構成について述べたが、図24の構成によ
る前記第15の実施の形態に対してもタイマ15を付加
し、対向装置側から2100Hz検出情報を受信してか
らの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブル
させるようにすることで、同様な効果が得られる。
による前記第12の実施の形態に対してタイマ15を付
加するという構成について述べたが、図24の構成によ
る前記第15の実施の形態に対してもタイマ15を付加
し、対向装置側から2100Hz検出情報を受信してか
らの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブル
させるようにすることで、同様な効果が得られる。
【0456】実施の形態23.前記第13の実施の形
態、第14の実施の形態、第16の実施の形態において
は、受信側ファクシミリ端末が送出したCED(210
0Hz)トーンを、送信側ファクシミリ端末が認識でき
ず、送信側ファクシミリ端末がCNG(1100Hz)
トーンを再送した場合には、ファクシミリ信号を復調伝
送することができないという問題点がある。
態、第14の実施の形態、第16の実施の形態において
は、受信側ファクシミリ端末が送出したCED(210
0Hz)トーンを、送信側ファクシミリ端末が認識でき
ず、送信側ファクシミリ端末がCNG(1100Hz)
トーンを再送した場合には、ファクシミリ信号を復調伝
送することができないという問題点がある。
【0457】図38は、この発明による音声周波数帯域
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図20の構成による第13の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図20の構成による第13の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
【0458】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0459】また、信号識別部2、送信制御部3、受信
制御部7、2100Hz検出部12、リセット信号発生
部13は、図20の構成による前記第13の実施の形態
と同一の動作をする。
制御部7、2100Hz検出部12、リセット信号発生
部13は、図20の構成による前記第13の実施の形態
と同一の動作をする。
【0460】タイマ15は、受信制御部7の出力S24
を入力し、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側
音声)から”1”(受信側データ)への変化があってか
ら時間T31の間、その出力S15の値を”1”(禁
止)とする。
を入力し、受信制御部7の出力S24の”0”(受信側
音声)から”1”(受信側データ)への変化があってか
ら時間T31の間、その出力S15の値を”1”(禁
止)とする。
【0461】タイマ15は、上記以外の場合は、その出
力S15の値を”0”(許可)とする。
力S15の値を”0”(許可)とする。
【0462】1100Hz検出部14は、タイマ15の
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力S14を無条件に、”0”(不検出)
とする。
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力S14を無条件に、”0”(不検出)
とする。
【0463】1100Hz検出部14は、このS15の
値が”0”(許可)の時は、前記第13の実施の形態と
同一の動作、即ち、通常の1100Hz検出動作を行
う。
値が”0”(許可)の時は、前記第13の実施の形態と
同一の動作、即ち、通常の1100Hz検出動作を行
う。
【0464】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図39
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図39
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
【0465】送信側装置においては、1100Hzトー
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置よりデータ
信号検出情報を受信することにより、信号識別部2の出
力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、タ
イマ15は時間T31のカウントを開始し、その出力S
15を”1”(禁止)にセットする。また、この時点
で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割り
当てがなされる。
ンを検出することにより、信号識別部2の出力S2が一
旦”音声”にリセットされた後、受信側装置よりデータ
信号検出情報を受信することにより、信号識別部2の出
力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、タ
イマ15は時間T31のカウントを開始し、その出力S
15を”1”(禁止)にセットする。また、この時点
で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割り
当てがなされる。
【0466】その後、上記時間T31の間に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
しても、タイマ15の出力S15は、”1”(禁止)と
なっており、1100Hz検出部14の処理はディスエ
ーブルされ、その出力S14は、”0”(不検出)のま
まとなっているため、送信側装置内の信号識別部2の出
力S2が再び”音声”にリセットされず、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持される。
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
しても、タイマ15の出力S15は、”1”(禁止)と
なっており、1100Hz検出部14の処理はディスエ
ーブルされ、その出力S14は、”0”(不検出)のま
まとなっているため、送信側装置内の信号識別部2の出
力S2が再び”音声”にリセットされず、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持される。
【0467】上記のように構成すれば、送信側ファクシ
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、対向装置側からデータ信号検出情報を受信してか
らの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブル
させるようにすることにより、この再送された1100
Hzトーンに対して信号識別部2は、その出力S2を”
データ”状態に保持するため、これによって、ファクシ
ミリ信号復調部5におけるモデムの割り当てが保持さ
れ、正常にファクシミリ信号を復調伝送することができ
る。
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、対向装置側からデータ信号検出情報を受信してか
らの一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブル
させるようにすることにより、この再送された1100
Hzトーンに対して信号識別部2は、その出力S2を”
データ”状態に保持するため、これによって、ファクシ
ミリ信号復調部5におけるモデムの割り当てが保持さ
れ、正常にファクシミリ信号を復調伝送することができ
る。
【0468】なお、上記説明においては、図20の構成
による前記第13の実施の形態に対してタイマ15を付
加するという構成について述べたが、図22の構成によ
る前記第14の実施の形態に対してもタイマ15を付加
し、対向装置側からデータ信号検出情報を受信してから
の一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブルさ
せるようにすることで、同様な効果が得られる。
による前記第13の実施の形態に対してタイマ15を付
加するという構成について述べたが、図22の構成によ
る前記第14の実施の形態に対してもタイマ15を付加
し、対向装置側からデータ信号検出情報を受信してから
の一定時間、1100Hz検出処理をディスエーブルさ
せるようにすることで、同様な効果が得られる。
【0469】また、図20の構成による前記第16の実
施の形態に対してもタイマ15を付加し、対向装置側か
らデータ信号検出情報を受信してからの一定時間、11
00Hz検出処理をディスエーブルさせるようにするこ
とで、同様な効果が得られる。
施の形態に対してもタイマ15を付加し、対向装置側か
らデータ信号検出情報を受信してからの一定時間、11
00Hz検出処理をディスエーブルさせるようにするこ
とで、同様な効果が得られる。
【0470】実施の形態24.前記第17の実施の形態
においては、受信側ファクシミリ端末が送出したCED
(2100Hz)トーンを、送信側ファクシミリ端末が
認識できず、送信側ファクシミリ端末がCNG(110
0Hz)トーンを再送した場合には、ファクシミリ信号
を復調伝送することができないという問題点がある。
においては、受信側ファクシミリ端末が送出したCED
(2100Hz)トーンを、送信側ファクシミリ端末が
認識できず、送信側ファクシミリ端末がCNG(110
0Hz)トーンを再送した場合には、ファクシミリ信号
を復調伝送することができないという問題点がある。
【0471】図40は、この発明による音声周波数帯域
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図27の構成による第17の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
内信号伝送装置の他の実施の形態を示す構成図であり、
図27の構成による第17の実施の形態に対し、タイマ
15を付加したものである。
【0472】次に、動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
1、符号化部4、ファクシミリ信号復調部5、フレーム
生成部6、フレーム分解部8、復号部9、ファクシミリ
信号変調部10、疑似背景雑音生成部11の動作は、図
55に示した従来例と同一である。
【0473】また、信号識別部2、送信制御部3、受信
制御部7、2100Hz検出部12、1100Hz検出
部14は、図27の構成による前記第17の実施の形態
と同一の動作をする。
制御部7、2100Hz検出部12、1100Hz検出
部14は、図27の構成による前記第17の実施の形態
と同一の動作をする。
【0474】タイマ15は、2100Hz検出部12の
出力S12を入力し、2100Hz検出部12の出力S
12の”0”から”1”への変化があってから時間T3
2の間、その出力S15の値を”1”(禁止)とする。
出力S12を入力し、2100Hz検出部12の出力S
12の”0”から”1”への変化があってから時間T3
2の間、その出力S15の値を”1”(禁止)とする。
【0475】タイマ15は、上記以外の場合は、その出
力S15の値を”0”(許可)とする。
力S15の値を”0”(許可)とする。
【0476】リセット信号発生部13は、タイマ15の
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力する第1のリセット信号RVを無条件
に”0”とする。
出力S15を入力し、このS15の値が”1”(禁止)
の時は、その出力する第1のリセット信号RVを無条件
に”0”とする。
【0477】リセット信号発生部13は、このS15の
値が”0”(許可)の時は、前記第17の実施の形態と
同一の動作を行う。
値が”0”(許可)の時は、前記第17の実施の形態と
同一の動作を行う。
【0478】この音声周波数帯域内信号伝送装置に、フ
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図41
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
ァクシミリ信号を入力した場合の信号識別動作を図41
を用いて説明する。図は、受信側ファクシミリ端末がC
ED(2100Hz)トーンを送出した後に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合の動作を示すものである。図において、送信側
装置、受信側装置内の信号識別部2の出力S2の初期状
態は、いずれも”データ”であるものとする。
【0479】受信側装置においては、送信側装置より1
100Hz検出情報を受信することにより、信号識別部
2の出力S2が一旦”音声”にリセットされた後、21
00Hzトーンを検出することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、
タイマ15は、時間T32のカウントを開始し、その出
力S15を”1”(禁止)にセットする。また、この時
点で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされる。
100Hz検出情報を受信することにより、信号識別部
2の出力S2が一旦”音声”にリセットされた後、21
00Hzトーンを検出することにより、信号識別部2の
出力S2は、”データ”にセットされる。この時点で、
タイマ15は、時間T32のカウントを開始し、その出
力S15を”1”(禁止)にセットする。また、この時
点で、ファクシミリ信号復調部5において、モデムの割
り当てがなされる。
【0480】その後、上記時間T32の間に、送信側フ
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合、送信側装置は、この1100Hzトーンを検
出して1100Hz検出情報を受信側装置に対して送信
するが、受信側装置内のタイマ15の出力S15は、”
1”(禁止)となっているため、送信側装置より110
0Hz検出情報を受信しても、第1のリセット信号RV
は、”0”の状態を保持する。
ァクシミリ端末がCNG(1100Hz)トーンを再送
した場合、送信側装置は、この1100Hzトーンを検
出して1100Hz検出情報を受信側装置に対して送信
するが、受信側装置内のタイマ15の出力S15は、”
1”(禁止)となっているため、送信側装置より110
0Hz検出情報を受信しても、第1のリセット信号RV
は、”0”の状態を保持する。
【0481】そのため、受信側装置内の信号識別部2の
出力S2は、再び”音声”にリセットされず、これによ
って、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り
当てが保持される。
出力S2は、再び”音声”にリセットされず、これによ
って、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り
当てが保持される。
【0482】上記のように構成すれば、送信側ファクシ
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、受信側装置において、2100Hzトーンを検出
してからの一定時間、1100Hz検出情報を受信した
場合の信号識別状態の”音声”へのリセット処理をディ
スエーブルさせるようにすることにより、この再送され
た1100Hzトーンに対して信号識別部2は、その出
力S2を”データ”状態に保持するため、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持され、正常にファクシミリ信号を復調伝送する
ことができる。
ミリ端末よりCNG(1100Hz)トーンが再送され
ても、受信側装置において、2100Hzトーンを検出
してからの一定時間、1100Hz検出情報を受信した
場合の信号識別状態の”音声”へのリセット処理をディ
スエーブルさせるようにすることにより、この再送され
た1100Hzトーンに対して信号識別部2は、その出
力S2を”データ”状態に保持するため、これによっ
て、ファクシミリ信号復調部5におけるモデムの割り当
てが保持され、正常にファクシミリ信号を復調伝送する
ことができる。
【0483】実施の形態25.なお、前記第6から第2
4の実施の形態においては、説明の都合上、信号識別部
2の外部にリセット信号発生部13を設け、1100H
z検出部14、2100Hz検出部12、受信制御部7
の出力のうちの少なくとも1つに基づいて、リセット信
号発生部13が信号識別部2の内部状態を”音声”にリ
セットまたは”データ”にセットするという構成とした
が、ファクシミリ信号復調部5内で行われる、入力信号
とモデムの割り付けの動作が、前記第6から第24の実
施の形態と実質的に同等であれば良く、信号識別部2ま
たは送信制御部3の内部に、リセット信号発生の機能を
含ませるなどの、他の構成を採っても良いことは言うま
でもない。
4の実施の形態においては、説明の都合上、信号識別部
2の外部にリセット信号発生部13を設け、1100H
z検出部14、2100Hz検出部12、受信制御部7
の出力のうちの少なくとも1つに基づいて、リセット信
号発生部13が信号識別部2の内部状態を”音声”にリ
セットまたは”データ”にセットするという構成とした
が、ファクシミリ信号復調部5内で行われる、入力信号
とモデムの割り付けの動作が、前記第6から第24の実
施の形態と実質的に同等であれば良く、信号識別部2ま
たは送信制御部3の内部に、リセット信号発生の機能を
含ませるなどの、他の構成を採っても良いことは言うま
でもない。
【0484】たとえば、図42は、図29の構成による
前記第18の実施の形態と実質的に同等の動作の、他の
構成による実現例を示す構成図であり、図において、S
16は音声周波数帯域内信号伝送装置へのMチャネルの
入力信号、1は音声検出部、2は信号識別部、3は送信
制御部、4は符号化部、5はファクシミリ信号復調部、
6はフレーム生成部、7は受信制御部、8はフレーム分
解部、9は復号部、10はファクシミリ信号変調部、1
1は疑似背景雑音生成部、12は2100Hz検出部、
14は1100Hz検出部である。
前記第18の実施の形態と実質的に同等の動作の、他の
構成による実現例を示す構成図であり、図において、S
16は音声周波数帯域内信号伝送装置へのMチャネルの
入力信号、1は音声検出部、2は信号識別部、3は送信
制御部、4は符号化部、5はファクシミリ信号復調部、
6はフレーム生成部、7は受信制御部、8はフレーム分
解部、9は復号部、10はファクシミリ信号変調部、1
1は疑似背景雑音生成部、12は2100Hz検出部、
14は1100Hz検出部である。
【0485】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図29の構成に
よる前記第18の実施の形態と同一である。
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図29の構成に
よる前記第18の実施の形態と同一である。
【0486】また、2100Hz検出部12、1100
Hz検出部14の動作は、図29の構成による前記第1
8の実施の形態と同一であるが、これらの出力である2
100Hz検出結果S12および1100Hz検出結果
S14が、送信制御部3に対して与えられるという点
が、前記第18の実施の形態との相違点である。
Hz検出部14の動作は、図29の構成による前記第1
8の実施の形態と同一であるが、これらの出力である2
100Hz検出結果S12および1100Hz検出結果
S14が、送信制御部3に対して与えられるという点
が、前記第18の実施の形態との相違点である。
【0487】信号識別部2は、入力信号S16に対し
て、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16の種別を”音声”と”データ”との
いずれかに識別し、入力信号の種別が”音声”であると
判定した場合、その出力S2を”0”とし、入力信号の
種別が”データ”であると判定した場合、その出力S2
を”1”とする。
て、零交差数分析、パワー分析等の処理を施すことによ
り、入力信号S16の種別を”音声”と”データ”との
いずれかに識別し、入力信号の種別が”音声”であると
判定した場合、その出力S2を”0”とし、入力信号の
種別が”データ”であると判定した場合、その出力S2
を”1”とする。
【0488】送信制御部3は、音声検出部1の出力S
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、1100Hz検出部14の出力S14、
ファクシミリ信号復調部5の出力S17に基づいて、フ
ァクシミリ信号復調部5に対する制御情報S18、符号
化部4に対する制御情報S26、フレーム生成部6に対
する制御情報S27を出力する。
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、1100Hz検出部14の出力S14、
ファクシミリ信号復調部5の出力S17に基づいて、フ
ァクシミリ信号復調部5に対する制御情報S18、符号
化部4に対する制御情報S26、フレーム生成部6に対
する制御情報S27を出力する。
【0489】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の動作と、前記第18の実施の形態中で用いられた送
信制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用
いられる送信制御部は、前記第18の実施の形態中で用
いられていた、リセット信号発生部13と同等の機能を
取り込んでいるという点であり、2100Hz検出結果
S12、1100Hz検出結果S14を入力し、これら
に基づいて、送信制御部3の内部状態の”音声”へのリ
セットまたは”データ”へのセットを行い、この送信制
御部3の内部状態に基づいて、ファクシミリ信号復調部
5に対する制御を行うようにしている。
3の動作と、前記第18の実施の形態中で用いられた送
信制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用
いられる送信制御部は、前記第18の実施の形態中で用
いられていた、リセット信号発生部13と同等の機能を
取り込んでいるという点であり、2100Hz検出結果
S12、1100Hz検出結果S14を入力し、これら
に基づいて、送信制御部3の内部状態の”音声”へのリ
セットまたは”データ”へのセットを行い、この送信制
御部3の内部状態に基づいて、ファクシミリ信号復調部
5に対する制御を行うようにしている。
【0490】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第18の実施の形態中で用いられた送信制御部3の
動作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファク
シミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力に関
する説明を、以下、フローチャートを用いて説明する。
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第18の実施の形態中で用いられた送信制御部3の
動作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファク
シミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力に関
する説明を、以下、フローチャートを用いて説明する。
【0491】図43,図44は、この送信制御部3の動
作を説明をするためのフローチャートである。このフロ
ーチャートはITU勧告Z.100にて規定された、S
DL(Functional specificati
on and description langua
ge)に従って書かれたものである。また、図43,図
44中で使われているシンボルのリストを、図54に示
す。
作を説明をするためのフローチャートである。このフロ
ーチャートはITU勧告Z.100にて規定された、S
DL(Functional specificati
on and description langua
ge)に従って書かれたものである。また、図43,図
44中で使われているシンボルのリストを、図54に示
す。
【0492】送信制御部3の内部状態には、”音声”状
態と”データ”状態があり、図43,図44に示したS
DLフローチャートは、この2つの状態間の状態遷移と
して表現される。すなわち、送信制御部3の内部状態
が、”音声”状態あるいは”データ”状態である場合
に、入力シンボル(input symbol)で表さ
れる信号の入力があった場合に、出力シンボル(out
put symbol)で表される信号の出力を行い、
タスクシンボル(task symbol)で表される
タスクを実行し、次の状態に遷移するというものであ
る。
態と”データ”状態があり、図43,図44に示したS
DLフローチャートは、この2つの状態間の状態遷移と
して表現される。すなわち、送信制御部3の内部状態
が、”音声”状態あるいは”データ”状態である場合
に、入力シンボル(input symbol)で表さ
れる信号の入力があった場合に、出力シンボル(out
put symbol)で表される信号の出力を行い、
タスクシンボル(task symbol)で表される
タスクを実行し、次の状態に遷移するというものであ
る。
【0493】なお、この送信制御部3の内部状態(”音
声”または”データ”)は、必ずしも、信号識別部2の
内部状態(”音声”または”データ”)と一致するとは
限らないので、混同しないよう注意されたい。
声”または”データ”)は、必ずしも、信号識別部2の
内部状態(”音声”または”データ”)と一致するとは
限らないので、混同しないよう注意されたい。
【0494】まず、図43を用いて、送信制御部3の現
在の内部状態が”データ”である場合の動作を説明す
る。ステップ200に示すように、内部状態が”デー
タ”である場合に、ステップ202に示すように、信号
識別部2から、識別状態S2の”1”(データ)から”
0”(音声)への変化を受信すると、ステップ203に
示すように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線
S18を経由して”音声”と通知した後、ステップ20
4に示すように、”音声”状態に遷移する。
在の内部状態が”データ”である場合の動作を説明す
る。ステップ200に示すように、内部状態が”デー
タ”である場合に、ステップ202に示すように、信号
識別部2から、識別状態S2の”1”(データ)から”
0”(音声)への変化を受信すると、ステップ203に
示すように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線
S18を経由して”音声”と通知した後、ステップ20
4に示すように、”音声”状態に遷移する。
【0495】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0496】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ210に示す
ように、1100Hz検出部14から、1100Hz検
出結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ211に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ212に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ213に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
状態が”データ”である場合に、ステップ210に示す
ように、1100Hz検出部14から、1100Hz検
出結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ211に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ212に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ213に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0497】なお、このトーン検出タイマt1の値は、
ある初期値に設定された後は、その値が0になるまでの
間、常に減少し続けるものとする。
ある初期値に設定された後は、その値が0になるまでの
間、常に減少し続けるものとする。
【0498】次に、図44を用いて、送信制御部3の現
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ221に示
すように、”データ”状態に遷移する。
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ221に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0499】また、ステップ201に示すように、内部
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知した
後、ステップ225に示すように、”データ”状態に遷
移する。
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知した
後、ステップ225に示すように、”データ”状態に遷
移する。
【0500】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3より信号線S18を経由して”データ”と通知された
場合、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復
調部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
3より信号線S18を経由して”データ”と通知された
場合、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復
調部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0501】この割り付けが行われた後、ファクシミリ
信号復調部5内では、上記チャネルのファクシミリ信号
が割り付けられた上記モデムが、ITU−T勧告T.3
0手順におけるV.21チャネルNo.2の方式によ
り、データ速度300bit/sで変調された信号の有
無を監視し続け、この300bit/sで変調された信
号が検出された場合、復調伝送可能なファクシミリ呼で
あると認識し、ファクシミリ信号復調部5は、上記チャ
ネルに入力されたファクシミリ信号を上記モデムにより
復調し、復調された信号S5をフレーム生成部6に対し
出力するとともに、送信制御部3に対し、ファクシミリ
呼の復調伝送の開始を示す制御情報を信号線S17を用
いて通知する。
信号復調部5内では、上記チャネルのファクシミリ信号
が割り付けられた上記モデムが、ITU−T勧告T.3
0手順におけるV.21チャネルNo.2の方式によ
り、データ速度300bit/sで変調された信号の有
無を監視し続け、この300bit/sで変調された信
号が検出された場合、復調伝送可能なファクシミリ呼で
あると認識し、ファクシミリ信号復調部5は、上記チャ
ネルに入力されたファクシミリ信号を上記モデムにより
復調し、復調された信号S5をフレーム生成部6に対し
出力するとともに、送信制御部3に対し、ファクシミリ
呼の復調伝送の開始を示す制御情報を信号線S17を用
いて通知する。
【0502】一方、ファクシミリ信号復調部5が送信制
御部3からの制御情報S18に基づいて、入力チャネル
とモデムとの割り付けを行ってから一定の時間内に、上
記300bit/sで変調された信号を検出しなかった
場合、ファクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない
呼であると判断し、上記チャネルの入力信号と上記モデ
ムとの割り付けを解除する。また、送信制御部3より信
号線S18を経由して”音声”と通知された場合も、フ
ァクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない呼である
と判断し、上記入力チャネルと、上記モデムとの割り付
けを解除する。
御部3からの制御情報S18に基づいて、入力チャネル
とモデムとの割り付けを行ってから一定の時間内に、上
記300bit/sで変調された信号を検出しなかった
場合、ファクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない
呼であると判断し、上記チャネルの入力信号と上記モデ
ムとの割り付けを解除する。また、送信制御部3より信
号線S18を経由して”音声”と通知された場合も、フ
ァクシミリ信号復調部5は、復調伝送できない呼である
と判断し、上記入力チャネルと、上記モデムとの割り付
けを解除する。
【0503】次に、この音声周波数帯域内信号伝送装置
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図43,
図44および図45を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図43,
図44および図45を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
【0504】まず、送信側装置においては、送信側ファ
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その1
100Hz検出結果S14を”0”から”1”に変化さ
せる。
クシミリ端末から1100Hzトーンが送出されると、
1100Hz検出部14がこのトーンを検出し、その1
100Hz検出結果S14を”0”から”1”に変化さ
せる。
【0505】送信制御部3は、ステップ210に示すよ
うに、1100Hz検出部14から、1100Hz検出
結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ211に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ212に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ213に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
うに、1100Hz検出部14から、1100Hz検出
結果S14の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ211に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ212に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ213に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0506】その後、時間T46が経過すると、ステッ
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0507】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3の出力S18を経由して”データ”と通知されると、
そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調部5
内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付ける。
3の出力S18を経由して”データ”と通知されると、
そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調部5
内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付ける。
【0508】次に、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
【0509】送信制御部3は、ステップ205に示すよ
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T46に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0510】その後、時間T46が経過すると、ステッ
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0511】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3の信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
3の信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0512】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、1100Hz検出部14が11
00Hzのトーンを検出した場合、送信制御部3は、そ
の内部状態を”音声”とした後”データ”とするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の送信制御部3の内部状態を一旦”音声”にリセット
した後、”データ”にセットすることができ、これによ
り、入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシ
ミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、こ
れにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送すること
ができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、1100Hz検出部14が11
00Hzのトーンを検出した場合、送信制御部3は、そ
の内部状態を”音声”とした後”データ”とするように
動作するため、呼制御の情報が得られない場合でも、フ
ァクシミリ呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双
方の送信制御部3の内部状態を一旦”音声”にリセット
した後、”データ”にセットすることができ、これによ
り、入力されたファクシミリ信号のチャネルとファクシ
ミリ信号復調部5内のモデムとの割り付けが行われ、こ
れにより、正常にファクシミリ信号を復調伝送すること
ができる。
【0513】なお、図42の構成による上記実施の形態
においては、送信制御部3が、2100Hz検出結果S
12、1100Hz検出結果S14を入力し、これらに
基づいて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デ
ータ”へのセットを行っているが、この2100Hz検
出結果S12、1100Hz検出結果S14に基づく、
内部状態の”音声”へのリセットまたは”データ”への
セットの機能を信号識別部2内に取り込み、この信号識
別部2の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御を行うようにしても、同一
の効果が得られる。
においては、送信制御部3が、2100Hz検出結果S
12、1100Hz検出結果S14を入力し、これらに
基づいて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デ
ータ”へのセットを行っているが、この2100Hz検
出結果S12、1100Hz検出結果S14に基づく、
内部状態の”音声”へのリセットまたは”データ”への
セットの機能を信号識別部2内に取り込み、この信号識
別部2の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御を行うようにしても、同一
の効果が得られる。
【0514】実施の形態26.また、図46は、図8の
構成による前記第6の実施の形態と実質的に同等の動作
の、他の構成による実現例を示す構成図であり、図にお
いて、S16は音声周波数帯域内信号伝送装置へのMチ
ャネルの入力信号、1は音声検出部、2は信号識別部、
3は送信制御部、4は符号化部、5はファクシミリ信号
復調部、6はフレーム生成部、7は受信制御部、8はフ
レーム分解部、9は復号部、10はファクシミリ信号変
調部、11は疑似背景雑音生成部、12は2100Hz
検出部である。
構成による前記第6の実施の形態と実質的に同等の動作
の、他の構成による実現例を示す構成図であり、図にお
いて、S16は音声周波数帯域内信号伝送装置へのMチ
ャネルの入力信号、1は音声検出部、2は信号識別部、
3は送信制御部、4は符号化部、5はファクシミリ信号
復調部、6はフレーム生成部、7は受信制御部、8はフ
レーム分解部、9は復号部、10はファクシミリ信号変
調部、11は疑似背景雑音生成部、12は2100Hz
検出部である。
【0515】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図8の構成によ
る前記第6の実施の形態と同一である。
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図8の構成によ
る前記第6の実施の形態と同一である。
【0516】また、信号識別部2、ファクシミリ信号復
調部5、2100Hz検出部12の動作は、図42の構
成による前記第25の実施の形態と同一である。
調部5、2100Hz検出部12の動作は、図42の構
成による前記第25の実施の形態と同一である。
【0517】受信制御部7は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、対向装置側から信号線S2
0を通して2100Hz検出情報を受信した場合、この
2100Hz検出情報を、信号線S24を通して送信制
御部3に対して出力する。
同一の動作をするとともに、対向装置側から信号線S2
0を通して2100Hz検出情報を受信した場合、この
2100Hz検出情報を、信号線S24を通して送信制
御部3に対して出力する。
【0518】送信制御部3は、音声検出部1の出力S
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、ファクシミリ信号復調部5の出力S1
7、受信制御部7の出力S24に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御情報S18、符号化部4に
対する制御情報S26、フレーム生成部6に対する制御
情報S27、対向装置側に対する制御情報S3を出力す
る。
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、ファクシミリ信号復調部5の出力S1
7、受信制御部7の出力S24に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御情報S18、符号化部4に
対する制御情報S26、フレーム生成部6に対する制御
情報S27、対向装置側に対する制御情報S3を出力す
る。
【0519】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の動作と、前記第6の実施の形態中で用いられた送信
制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用い
られる送信制御部は、前記第6の実施の形態中で用いら
れていたリセット信号発生部13と同等の機能を取り込
んでいるという点であり、2100Hz検出結果S12
を入力し、これに基づいて、送信制御部3の内部状態
の”音声”へのリセットまたは”データ”へのセットを
行い、この送信制御部3の内部状態に基づいて、ファク
シミリ信号復調部5に対する制御を行うようにしてい
る。
3の動作と、前記第6の実施の形態中で用いられた送信
制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用い
られる送信制御部は、前記第6の実施の形態中で用いら
れていたリセット信号発生部13と同等の機能を取り込
んでいるという点であり、2100Hz検出結果S12
を入力し、これに基づいて、送信制御部3の内部状態
の”音声”へのリセットまたは”データ”へのセットを
行い、この送信制御部3の内部状態に基づいて、ファク
シミリ信号復調部5に対する制御を行うようにしてい
る。
【0520】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第6の実施の形態中で用いられた送信制御部3の動
作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファクシ
ミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力と、対
向装置側に対する制御情報S3に関する説明を、以下、
フローチャートを用いて説明する。
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第6の実施の形態中で用いられた送信制御部3の動
作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファクシ
ミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力と、対
向装置側に対する制御情報S3に関する説明を、以下、
フローチャートを用いて説明する。
【0521】図47,図48は、この送信制御部3の動
作を説明をするためのフローチャートである。まず、図
47を用いて、送信制御部3の現在の内部状態が”デー
タ”である場合の動作を説明する。ステップ200に示
すように、内部状態が”データ”である場合に、ステッ
プ202に示すように、信号識別部2から、識別状態S
2の”1”(データ)から”0”(音声)への変化を受
信すると、ステップ203に示すように、ファクシミリ
信号復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”
と通知した後、ステップ204に示すように、”音声”
状態に遷移する。
作を説明をするためのフローチャートである。まず、図
47を用いて、送信制御部3の現在の内部状態が”デー
タ”である場合の動作を説明する。ステップ200に示
すように、内部状態が”データ”である場合に、ステッ
プ202に示すように、信号識別部2から、識別状態S
2の”1”(データ)から”0”(音声)への変化を受
信すると、ステップ203に示すように、ファクシミリ
信号復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”
と通知した後、ステップ204に示すように、”音声”
状態に遷移する。
【0522】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T47に設定し、ステ
ップ208に示すように、対向装置側に対して信号線S
3を経由して2100Hz検出情報を出力した後、ステ
ップ209に示すように、”音声”状態に遷移する。
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T47に設定し、ステ
ップ208に示すように、対向装置側に対して信号線S
3を経由して2100Hz検出情報を出力した後、ステ
ップ209に示すように、”音声”状態に遷移する。
【0523】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ214に示す
ように、受信制御部7から、信号線S24を経由して2
100Hz検出情報を受信すると、ステップ215に示
すように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S
18を経由して”音声”と通知し、ステップ216に示
すように、トーン検出タイマt1の値を初期値T48に
設定した後、ステップ217に示すように、”音声”状
態に遷移する。
状態が”データ”である場合に、ステップ214に示す
ように、受信制御部7から、信号線S24を経由して2
100Hz検出情報を受信すると、ステップ215に示
すように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S
18を経由して”音声”と通知し、ステップ216に示
すように、トーン検出タイマt1の値を初期値T48に
設定した後、ステップ217に示すように、”音声”状
態に遷移する。
【0524】なお、上記初期値T48の値は、前記初期
値T47の値と等しくても良いし、異なっていても良
い。
値T47の値と等しくても良いし、異なっていても良
い。
【0525】また、上記トーン検出タイマt1の値は、
ある初期値に設定された後は、その値が0になるまでの
間、常に減少し続けるものとする。
ある初期値に設定された後は、その値が0になるまでの
間、常に減少し続けるものとする。
【0526】次に、図48を用いて、送信制御部3の現
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ221に示
すように、”データ”状態に遷移する。
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ221に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0527】また、ステップ201に示すように、内部
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知した
後、ステップ225に示すように、”データ”状態に遷
移する。
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知した
後、ステップ225に示すように、”データ”状態に遷
移する。
【0528】次に、この音声周波数帯域内信号伝送装置
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図47,
図48および図49を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図47,
図48および図49を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
【0529】まず、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
【0530】送信制御部3は、ステップ205に示すよ
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T47に設定し、ステ
ップ208に示すように、対向装置側に対して信号線S
3を経由して2100Hz検出情報を出力した後、ステ
ップ209に示すように、”音声”状態に遷移する。
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T47に設定し、ステ
ップ208に示すように、対向装置側に対して信号線S
3を経由して2100Hz検出情報を出力した後、ステ
ップ209に示すように、”音声”状態に遷移する。
【0531】その後、時間T47が経過すると、ステッ
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0532】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0533】次に、送信側装置においては、受信制御部
7が、対向装置側から信号線S20を通して2100H
z検出情報を受信すると、この2100Hz検出情報
を、信号線S24を通して送信制御部3に対して出力す
る。
7が、対向装置側から信号線S20を通して2100H
z検出情報を受信すると、この2100Hz検出情報
を、信号線S24を通して送信制御部3に対して出力す
る。
【0534】送信制御部3は、ステップ214に示すよ
うに、受信制御部7から2100Hz検出情報を受信す
ると、ステップ215に示すように、ファクシミリ信号
復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”と通
知し、ステップ216に示すように、トーン検出タイマ
t1の値を初期値T48に設定した後、ステップ217
に示すように、”音声”状態に遷移する。
うに、受信制御部7から2100Hz検出情報を受信す
ると、ステップ215に示すように、ファクシミリ信号
復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”と通
知し、ステップ216に示すように、トーン検出タイマ
t1の値を初期値T48に設定した後、ステップ217
に示すように、”音声”状態に遷移する。
【0535】その後、時間T48が経過すると、ステッ
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知した後、ステップ225に示
すように、”データ”状態に遷移する。
【0536】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
3より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0537】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、対向装置側から2100Hz検
出情報を受信した場合、送信制御部3は、その内部状態
を”音声”とした後”データ”とするように動作するた
め、呼制御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ
呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双方の送信制
御部3の内部状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、対向装置側から2100Hz検
出情報を受信した場合、送信制御部3は、その内部状態
を”音声”とした後”データ”とするように動作するた
め、呼制御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ
呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双方の送信制
御部3の内部状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0538】なお、この実施の形態においては、210
0Hz検出結果S12に基づいて、送信制御部3の内部
状態の”音声”へのリセット、”データ”へのセットを
行っているが、2100Hzのトーンに限らず、例えば
1100Hzなどの他の周波数のトーンの検出結果を用
いて同様な処理を行っても良い。
0Hz検出結果S12に基づいて、送信制御部3の内部
状態の”音声”へのリセット、”データ”へのセットを
行っているが、2100Hzのトーンに限らず、例えば
1100Hzなどの他の周波数のトーンの検出結果を用
いて同様な処理を行っても良い。
【0539】また、上記実施の形態においては、送信制
御部3が、2100Hz検出結果S12、対向装置側か
らの2100Hz検出情報S24を入力し、これらに基
づいて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デー
タ”へのセットを行っているが、この2100Hz検出
結果S12、対向装置側からの2100Hz検出情報S
24に基づく、内部状態の”音声”へのリセットまた
は”データ”へのセットの機能を信号識別部2内に取り
込み、この信号識別部2の出力する信号識別状態に基づ
いて、ファクシミリ信号復調部5に対する制御を行うよ
うにしても、同一の効果が得られる。
御部3が、2100Hz検出結果S12、対向装置側か
らの2100Hz検出情報S24を入力し、これらに基
づいて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デー
タ”へのセットを行っているが、この2100Hz検出
結果S12、対向装置側からの2100Hz検出情報S
24に基づく、内部状態の”音声”へのリセットまた
は”データ”へのセットの機能を信号識別部2内に取り
込み、この信号識別部2の出力する信号識別状態に基づ
いて、ファクシミリ信号復調部5に対する制御を行うよ
うにしても、同一の効果が得られる。
【0540】実施の形態27.また、図46の構成を用
い、図10の構成による前記第8の実施の形態と実質的
に同等の動作を実現することもできる。
い、図10の構成による前記第8の実施の形態と実質的
に同等の動作を実現することもできる。
【0541】次に動作について説明する。音声検出部
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図10の構成に
よる前記第8の実施の形態と同一である。
1、符号化部4、フレーム生成部6、受信制御部7、フ
レーム分解部8、復号部9、ファクシミリ信号変調部1
0、疑似背景雑音生成部11の動作は、図10の構成に
よる前記第8の実施の形態と同一である。
【0542】また、信号識別部2、ファクシミリ信号復
調部5、2100Hz検出部12の動作は、図42の構
成による前記第25の実施の形態と同一である。
調部5、2100Hz検出部12の動作は、図42の構
成による前記第25の実施の形態と同一である。
【0543】受信制御部7は、図55に示した従来例と
同一の動作をするとともに、対向装置側から信号線S2
0を通してデータ信号検出情報を受信した場合、このデ
ータ信号検出情報を、信号線S24を通して送信制御部
3に対して出力する。
同一の動作をするとともに、対向装置側から信号線S2
0を通してデータ信号検出情報を受信した場合、このデ
ータ信号検出情報を、信号線S24を通して送信制御部
3に対して出力する。
【0544】送信制御部3は、音声検出部1の出力S
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、ファクシミリ信号復調部5の出力S1
7、受信制御部7の出力S24に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御情報S18、符号化部4に
対する制御情報S26、フレーム生成部6に対する制御
情報S27、対向装置側に対する制御情報S3を出力す
る。
1、信号識別部2の出力S2、2100Hz検出部12
の出力S12、ファクシミリ信号復調部5の出力S1
7、受信制御部7の出力S24に基づいて、ファクシミ
リ信号復調部5に対する制御情報S18、符号化部4に
対する制御情報S26、フレーム生成部6に対する制御
情報S27、対向装置側に対する制御情報S3を出力す
る。
【0545】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の動作と、前記第8の実施の形態中で用いられた送信
制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用い
られる送信制御部は、前記第8の実施の形態中で用いら
れていたリセット信号発生部13と同等の機能を取り込
んでいるという点であり、2100Hz検出結果S12
を入力し、これに基づいて、送信制御部3の内部状態
の”音声”へのリセットまたは”データ”へのセットを
行い、この送信制御部3の内部状態に基づいて、ファク
シミリ信号復調部5に対する制御を行うようにしてい
る。
3の動作と、前記第8の実施の形態中で用いられた送信
制御部3の動作との相違点は、この実施の形態中で用い
られる送信制御部は、前記第8の実施の形態中で用いら
れていたリセット信号発生部13と同等の機能を取り込
んでいるという点であり、2100Hz検出結果S12
を入力し、これに基づいて、送信制御部3の内部状態
の”音声”へのリセットまたは”データ”へのセットを
行い、この送信制御部3の内部状態に基づいて、ファク
シミリ信号復調部5に対する制御を行うようにしてい
る。
【0546】この実施の形態中で用いられる送信制御部
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第8の実施の形態中で用いられた送信制御部3の動
作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファクシ
ミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力と、対
向装置側に対する制御情報S3に関する説明を、以下、
フローチャートを用いて説明する。
3の、符号器に対する制御情報S26の出力と、フレー
ム生成部6に対する制御情報S27の出力に関しては、
前記第8の実施の形態中で用いられた送信制御部3の動
作と同一であるので、ここでは説明は省略し、ファクシ
ミリ信号変調部5に対する制御情報S18の出力と、対
向装置側に対する制御情報S3に関する説明を、以下、
フローチャートを用いて説明する。
【0547】図50,図51は、この送信制御部3の動
作を説明をするためのフローチャートである。まず、図
50を用いて、送信制御部3の現在の内部状態が”デー
タ”である場合の動作を説明する。ステップ200に示
すように、内部状態が”データ”である場合に、ステッ
プ202に示すように、信号識別部2から、識別状態S
2の”1”(データ)から”0”(音声)への変化を受
信すると、ステップ203に示すように、ファクシミリ
信号復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”
と通知した後、ステップ204に示すように、”音声”
状態に遷移する。
作を説明をするためのフローチャートである。まず、図
50を用いて、送信制御部3の現在の内部状態が”デー
タ”である場合の動作を説明する。ステップ200に示
すように、内部状態が”データ”である場合に、ステッ
プ202に示すように、信号識別部2から、識別状態S
2の”1”(データ)から”0”(音声)への変化を受
信すると、ステップ203に示すように、ファクシミリ
信号復調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”
と通知した後、ステップ204に示すように、”音声”
状態に遷移する。
【0548】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T49に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
状態が”データ”である場合に、ステップ205に示す
ように、2100Hz検出部12から、2100Hz検
出結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)へ
の変化を受信すると、ステップ206に示すように、フ
ァクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T49に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0549】また、ステップ200に示すように、内部
状態が”データ”である場合に、ステップ214に示す
ように、受信制御部7から、信号線S24を経由してデ
ータ信号検出情報を受信すると、ステップ215に示す
ように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S1
8を経由して”音声”と通知し、ステップ216に示す
ように、受信側データ検出タイマt2の値を初期値T5
0に設定した後、ステップ217に示すように、”音
声”状態に遷移する。
状態が”データ”である場合に、ステップ214に示す
ように、受信制御部7から、信号線S24を経由してデ
ータ信号検出情報を受信すると、ステップ215に示す
ように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S1
8を経由して”音声”と通知し、ステップ216に示す
ように、受信側データ検出タイマt2の値を初期値T5
0に設定した後、ステップ217に示すように、”音
声”状態に遷移する。
【0550】なお、上記初期値T50の値は、前記初期
値T49の値と等しくても良いし、異なっていても良
い。
値T49の値と等しくても良いし、異なっていても良
い。
【0551】また、これらのトーン検出タイマt1,t
2の値は、ある初期値に設定された後は、その値が0に
なるまでの間、常に減少し続けるものとする。
2の値は、ある初期値に設定された後は、その値が0に
なるまでの間、常に減少し続けるものとする。
【0552】次に、図51を用いて、送信制御部3の現
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知し、ステップ220に示すよ
うに、対向装置側に対して信号線S3を経由してデータ
信号検出情報を出力した後、ステップ221に示すよう
に、”データ”状態に遷移する。
在の内部状態が”音声”である場合の動作を説明する。
ステップ201に示すように、内部状態が”音声”であ
る場合に、ステップ218に示すように、信号識別部2
から、識別状態S2の”0”(音声)から”1”(デー
タ)への変化を受信すると、ステップ219に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知し、ステップ220に示すよ
うに、対向装置側に対して信号線S3を経由してデータ
信号検出情報を出力した後、ステップ221に示すよう
に、”データ”状態に遷移する。
【0553】また、ステップ201に示すように、内部
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知し、ス
テップ224に示すように、対向装置側に対して信号線
S3を経由してデータ信号検出情報を出力した後、ステ
ップ225に示すように、”データ”状態に遷移する。
状態が”音声”である場合に、ステップ222に示すよ
うに、トーン検出タイマt1の値が0に達すると、ステ
ップ223に示すように、ファクシミリ信号復調部5に
対し、信号線S18を経由して”データ”と通知し、ス
テップ224に示すように、対向装置側に対して信号線
S3を経由してデータ信号検出情報を出力した後、ステ
ップ225に示すように、”データ”状態に遷移する。
【0554】また、ステップ201に示すように、内部
状態が”音声”である場合に、ステップ226に示すよ
うに、受信側データ検出タイマt2の値が0に達する
と、ステップ227に示すように、ファクシミリ信号復
調部5に対し、信号線S18を経由して”データ”と通
知した後、ステップ228に示すように、”データ”状
態に遷移する。
状態が”音声”である場合に、ステップ226に示すよ
うに、受信側データ検出タイマt2の値が0に達する
と、ステップ227に示すように、ファクシミリ信号復
調部5に対し、信号線S18を経由して”データ”と通
知した後、ステップ228に示すように、”データ”状
態に遷移する。
【0555】次に、この音声周波数帯域内信号伝送装置
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図50,
図51および図52を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
に、ファクシミリ信号を入力した場合の動作を図50,
図51および図52を用いて説明する。図において、送
信側装置、受信側装置内の送信制御部3の内部状態は、
いずれも”データ”状態であるものとする。また、図に
おいて、送信側装置、受信側装置内の信号識別部2の出
力S2の初期状態は、いずれも”データ”状態であり、
かつ、図に示した期間内では”データ”状態を保持する
ものとする。
【0556】まず、受信側装置においては、受信側ファ
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
クシミリ端末から2100Hzトーンが送出されると、
2100Hz検出部12がこのトーンを検出し、その2
100Hz検出結果S12を”0”から”1”に変化さ
せる。
【0557】送信制御部3は、ステップ205に示すよ
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T49に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
うに、2100Hz検出部12から、2100Hz検出
結果S12の”0”(不検出)から”1”(検出)への
変化を受信すると、ステップ206に示すように、ファ
クシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を経由し
て”音声”と通知し、ステップ207に示すように、ト
ーン検出タイマt1の値を初期値T49に設定した後、
ステップ209に示すように、”音声”状態に遷移す
る。
【0558】その後、時間T49が経過すると、ステッ
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知し、ステップ224に示すよ
うに、対向装置側に対して信号線S3を経由してデータ
信号検出情報を出力した後、ステップ225に示すよう
に、”データ”状態に遷移する。
プ222に示すように、トーン検出タイマt1の値が0
に達し、送信制御部3は、ステップ223に示すよう
に、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S18を
経由して”データ”と通知し、ステップ224に示すよ
うに、対向装置側に対して信号線S3を経由してデータ
信号検出情報を出力した後、ステップ225に示すよう
に、”データ”状態に遷移する。
【0559】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3から信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
3から信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0560】次に、送信側装置においては、受信制御部
7が、対向装置側から信号線S20を通してデータ信号
検出情報を受信すると、このデータ信号検出情報を、信
号線S24を通して送信制御部3に対して出力する。
7が、対向装置側から信号線S20を通してデータ信号
検出情報を受信すると、このデータ信号検出情報を、信
号線S24を通して送信制御部3に対して出力する。
【0561】送信制御部3は、ステップ214に示すよ
うに、受信制御部7からデータ信号検出情報を受信する
と、ステップ215に示すように、ファクシミリ信号復
調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”と通知
し、ステップ216に示すように、受信側データ検出タ
イマt2の値を初期値T50に設定した後、ステップ2
17に示すように、”音声”状態に遷移する。
うに、受信制御部7からデータ信号検出情報を受信する
と、ステップ215に示すように、ファクシミリ信号復
調部5に対し、信号線S18を経由して”音声”と通知
し、ステップ216に示すように、受信側データ検出タ
イマt2の値を初期値T50に設定した後、ステップ2
17に示すように、”音声”状態に遷移する。
【0562】その後、時間T50が経過すると、ステッ
プ226に示すように、受信側データ検出タイマt2の
値が0に達し、送信制御部3は、ステップ227に示す
ように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S1
8を経由して”データ”と通知した後、ステップ228
に示すように、”データ”状態に遷移する。
プ226に示すように、受信側データ検出タイマt2の
値が0に達し、送信制御部3は、ステップ227に示す
ように、ファクシミリ信号復調部5に対し、信号線S1
8を経由して”データ”と通知した後、ステップ228
に示すように、”データ”状態に遷移する。
【0563】ファクシミリ信号復調部5は、送信制御部
3より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
3より信号線S18を経由して”データ”と通知される
と、そのチャネルの入力信号を、ファクシミリ信号復調
部5内のn個のモデムの内のいずれか1つに割り付け
る。
【0564】上記のように構成すれば、受信側装置にお
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、対向装置側からデータ信号検出
情報を受信した場合、送信制御部3は、その内部状態
を”音声”とした後”データ”とするように動作するた
め、呼制御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ
呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双方の送信制
御部3の内部状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
いては、2100Hz検出部12が2100Hzのトー
ンを検出した場合、送信制御部3は、その内部状態を”
音声”とした後”データ”とするように動作し、また、
送信側装置においては、対向装置側からデータ信号検出
情報を受信した場合、送信制御部3は、その内部状態
を”音声”とした後”データ”とするように動作するた
め、呼制御の情報が得られない場合でも、ファクシミリ
呼の初めに送信側装置内、受信側装置内の双方の送信制
御部3の内部状態を一旦”音声”にリセットした後、”
データ”にセットすることができ、これにより、入力さ
れたファクシミリ信号のチャネルとファクシミリ信号復
調部5内のモデムとの割り付けが行われ、これにより、
正常にファクシミリ信号を復調伝送することができる。
【0565】なお、この実施の形態においては、210
0Hz検出結果S12に基づいて、送信制御部3の内部
状態の”音声”へのリセット、”データ”へのセットを
行っているが、2100Hzのトーンに限らず、例えば
1100Hzなどの他の周波数のトーンの検出結果を用
いて同様な処理を行っても良い。
0Hz検出結果S12に基づいて、送信制御部3の内部
状態の”音声”へのリセット、”データ”へのセットを
行っているが、2100Hzのトーンに限らず、例えば
1100Hzなどの他の周波数のトーンの検出結果を用
いて同様な処理を行っても良い。
【0566】また、上記実施の形態においては、送信制
御部3が、2100Hz検出結果S12、対向装置側か
らのデータ信号検出情報S24を入力し、これらに基づ
いて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デー
タ”へのセットを行っているが、この2100Hz検出
結果S12、対向装置側からのデータ信号検出情報S2
4に基づく、内部状態の”音声”へのリセットまたは”
データ”へのセットの機能を信号識別部2内に取り込
み、この信号識別部2の出力する信号識別状態に基づい
て、ファクシミリ信号復調部5に対する制御を行うよう
にしても、同一の効果が得られる。
御部3が、2100Hz検出結果S12、対向装置側か
らのデータ信号検出情報S24を入力し、これらに基づ
いて、内部状態の”音声”へのリセットまたは”デー
タ”へのセットを行っているが、この2100Hz検出
結果S12、対向装置側からのデータ信号検出情報S2
4に基づく、内部状態の”音声”へのリセットまたは”
データ”へのセットの機能を信号識別部2内に取り込
み、この信号識別部2の出力する信号識別状態に基づい
て、ファクシミリ信号復調部5に対する制御を行うよう
にしても、同一の効果が得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1による信号識別器を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による信号識別器の
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による信号識別器を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による信号識別器の
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3又は実施の形態4又
は実施の形態5による信号識別器を示す構成図である。
は実施の形態5による信号識別器を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による信号識別器の
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による信号識別器の
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態6による音声周波数帯
域内信号伝送装置を示す構成図である。
域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6による音声周波数帯
域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態7又は実施の形態8
による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図であ
る。
による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態7による音声周波数
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態8による音声周波数
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態9による音声周波数
帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態9による音声周波数
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態10又は実施の形態
11による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
11による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
【図16】 この発明の実施の形態10による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態11による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図18】 この発明の実施の形態12による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図19】 この発明の実施の形態12による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態13又は実施の形態
16による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
16による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
【図21】 この発明の実施の形態13による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図22】 この発明の実施の形態14による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図23】 この発明の実施の形態14による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図24】 この発明の実施の形態15又は実施の形態
19による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
19による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
【図25】 この発明の実施の形態15による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図26】 この発明の実施の形態16による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図27】 この発明の実施の形態17による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図28】 この発明の実施の形態17による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図29】 この発明の実施の形態18による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図30】 この発明の実施の形態18による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図31】 この発明の実施の形態19による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図32】 この発明の実施の形態20又は実施の形態
21による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
21による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
【図33】 この発明の実施の形態20による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図34】 この発明の実施の形態21による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図35】 この発明の実施の形態12による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図36】 この発明の実施の形態22による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図37】 この発明の実施の形態22による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図38】 この発明の実施の形態23による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図39】 この発明の実施の形態23による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図40】 この発明の実施の形態24による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図41】 この発明の実施の形態24による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図42】 この発明の実施の形態25による音声周波
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
数帯域内信号伝送装置を示す構成図である。
【図43】 この発明の実施の形態25による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図44】 この発明の実施の形態25による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図45】 この発明の実施の形態25による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図46】 この発明の実施の形態26又は実施の形態
27による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
27による音声周波数帯域内信号伝送装置を示す構成図
である。
【図47】 この発明の実施の形態26による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図48】 この発明の実施の形態26による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図49】 この発明の実施の形態26による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図50】 この発明の実施の形態27による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図51】 この発明の実施の形態27による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明するフローチャート
図である。
【図52】 この発明の実施の形態27による音声周波
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
数帯域内信号伝送装置の動作を説明する説明図である。
【図53】 この発明の実施の形態1〜27の特徴を示
す図である。
す図である。
【図54】 SDLのシンボルを説明する説明図であ
る。
る。
【図55】 従来のDCMEを示す構成図である。
【図56】 従来の信号識別器を示す構成図である。
【図57】 DCMEの適用形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図58】 従来のDCMEの動作を説明する説明図で
ある。
ある。
【図59】 従来のDCMEの動作を説明する説明図で
ある。
ある。
【図60】 従来の信号識別器を示す構成図である。
1 音声検出部、2 信号識別部、3 送信制御部、4
符号化部、5 ファクシミリ信号復調部、6 フレー
ム生成部、7 受信制御部、8 フレーム分解部、9
復号部、10 ファクシミリ信号変調部、11 疑似背
景雑音生成部、12 2100Hz検出部、13 リセ
ット信号発生部、14 1100Hz検出部、15 タ
イマ、RV 第1のリセット信号、RD 第2のリセッ
ト信号。
符号化部、5 ファクシミリ信号復調部、6 フレー
ム生成部、7 受信制御部、8 フレーム分解部、9
復号部、10 ファクシミリ信号変調部、11 疑似背
景雑音生成部、12 2100Hz検出部、13 リセ
ット信号発生部、14 1100Hz検出部、15 タ
イマ、RV 第1のリセット信号、RD 第2のリセッ
ト信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 延佳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−265457(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 7/44
Claims (31)
- 【請求項1】 入力信号を入力し、その入力信号が音声
であるかデータであるかを識別して、その識別結果を信
号識別状態として出力する信号識別部と、 入力信号に対して所定のトーンの有無を判定する検出部
と、この検出部の出力に基づいて、信号識別部に対して
リセット信号を出力するリセット信号発生部を備え、上
記所定のトーンを検出した場合、信号識別部が信号識別
状態を一旦音声にリセットした後、データにセットする
ことを特徴とする信号識別器。 - 【請求項2】 上記検出部は、2100Hzトーンを検
出する2100Hz検出部と、1100Hzトーンを検
出する1100Hz検出部とのいずれかであることを特
徴とする請求項1記載の信号識別器。 - 【請求項3】 入力信号を入力し、その入力信号が音声
であるかデータであるかを識別して、その識別結果を信
号識別状態として出力する信号識別部と、 入力信号に対して第1のトーンの有無を判定する第1の
検出部と、 入力信号に対して第2のトーンの有無を判定する第2の
検出部と、 この第1の検出部の出力及び第2の検出部の出力に基づ
いて、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセ
ット信号発生部を備え、 信号識別部は、上記第1の検出部により検出された第1
のトーン検出情報と、上記第2の検出部により検出され
た第2のトーン検出情報との両方の情報に基づいて、信
号識別状態を一旦音声にリセットした後、データにセッ
トすることを特徴とする信号識別器。 - 【請求項4】 第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別部が信号識別状態を音声にリセットし、
また、第2の検出部が第2のトーンを検出した場合、信
号識別部が信号識別状態を一旦音声にリセットした後、
データにセットすることを特徴とする請求項3記載の信
号識別器。 - 【請求項5】 第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別部が信号識別状態を一旦音声にリセット
した後、データにセットし、また、第2の検出部が第2
のトーンを検出した場合、信号識別部が信号識別状態を
一旦音声にリセットした後、データにセットすることを
特徴とする請求項3記載の信号識別器。 - 【請求項6】 第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別部が信号識別状態を一旦音声にリセット
した後、データにセットし、また、第2の検出部が第2
のトーンを検出した場合、信号識別部が信号識別状態を
データにセットすることを特徴とする請求項3記載の信
号識別器。 - 【請求項7】 上記第1の検出部は、1100Hzトー
ンを検出する1100Hz検出部であり、上記第2の検
出部は、2100Hzトーンを検出する2100Hz検
出部であることを特徴とする請求項3〜6いずれかに記
載の信号識別器。 - 【請求項8】 入力信号に対してその信号種別が音声で
あるかデータであるかを判定する信号識別部と、 入力信号に対して所定のトーンの有無を判定する検出部
と、 この検出部の出力と、対向装置側からのトーン検出情報
に基づいて、信号識別部に対してリセット信号を出力す
るリセット信号発生部と、 入力信号がファクシミリ信号である場合に、このファク
シミリ信号を復調するファクシミリ信号復調部を備え、 検出部が検出したトーン検出情報を対向装置側へ送信す
るとともに、対向装置側からトーン検出情報を受信し、 信号識別部は、検出部が上記所定のトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側からトーン検出情報を受
信した時、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、
データにセットし、この信号識別部の出力する信号識別
状態に基づいて、ファクシミリ信号復調部の動作を制御
することを特徴とする音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項9】 入力信号に対してその信号種別が音声で
あるかデータであるかを判定する信号識別部と、 入力信号に対して所定のトーンの有無を判定する検出部
と、 この検出部の出力と、対向装置側の信号識別器からの信
号識別情報に基づいて、信号識別部に対してリセット信
号を出力するリセット信号発生部と、 入力信号がファクシミリ信号である場合に、このファク
シミリ信号を復調するファクシミリ信号復調部を備え、 信号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から信号識別情報を受信し、 信号識別部は、検出部が上記所定のトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、対向装置側からの信号識別情報のデ
ータから音声への変化を検出した場合、信号識別状態を
音声にリセットし、また、対向装置側からの信号識別情
報の音声からデータへの変化を検出した場合、信号識別
状態をデータにセットし、この信号識別部の出力する信
号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号復調部の動作
を制御することを特徴とする音声周波数帯域内信号伝送
装置。 - 【請求項10】 入力信号に対してその信号種別が音声
であるかデータであるかを判定する信号識別部と、 入力信号に対して所定のトーンの有無を判定する検出部
と、 この検出部の出力と、対向装置側の信号識別器からの信
号識別情報に基づいて、信号識別部に対してリセット信
号を出力するリセット信号発生部と、 入力信号がファクシミリ信号である場合に、このファク
シミリ信号を復調するファクシミリ信号復調部を備え、 信号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側から信号識別情報を受信し、 信号識別部は、検出部が所定のトーンを検出した場合、
信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データにセ
ットし、また、対向装置側からの信号識別情報の音声か
らデータへの変化を検出した場合、信号識別状態を一旦
音声にリセットした後、データにセットし、この信号識
別部の出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミリ
信号復調部の動作を制御することを特徴とする音声周波
数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項11】 上記検出部は、2100Hzトーンを
検出する2100Hz検出部と、1100Hzトーンを
検出する1100Hz検出部とのいずれかであることを
特徴とする請求項8,9又は10記載の音声周波数帯域
内信号伝送装置。 - 【請求項12】 入力信号に対してその信号種別が音声
であるかデータであるかを判定する信号識別部と、 入力信号に対して第1のトーンの有無を判定する第1の
検出部と、 入力信号に対して第2のトーンの有無を判定する第2の
検出部と、 この第1の検出部の出力と、第2の検出部の出力と、対
向装置側からのトーン検出情報又は信号識別情報に基づ
いて、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセ
ット信号発生部と、 入力信号がファクシミリ信号である場合に、このファク
シミリ信号を復調するファクシミリ信号復調部を備え、 第1の検出部により検出された第1のトーン検出情報
と、第2の検出部により検出された第2のトーン検出情
報と、信号識別部により判定された信号識別情報との
内、少なくともいずれか1つの情報を対向装置との間で
送受信し、 信号識別部は、第1の検出部により検出された第1のト
ーン検出情報と、第2の検出部により検出された第2の
トーン検出情報と、対向装置から受信した少なくともい
ずれか1つの情報とに基づいて信号識別状態を一旦音声
にリセットした後データにセットし、この信号識別部の
出力する信号識別状態に基づいて、ファクシミリ信号復
調部の動作を制御することを特徴とする音声周波数帯域
内信号伝送装置。 - 【請求項13】 信号識別部は、第1の検出部が第1の
トーンを検出した場合、少なくとも信号識別状態を音声
にリセットする手段を有するとともに、第2の検出部が
第2のトーンを検出した場合、少なくとも信号識別状態
をデータにセットする手段を有することを特徴とする請
求項12記載の音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項14】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第2のトーン検出情報を対向装置側へ送信するとと
もに、対向装置側から第2のトーン検出情報を受信し、
信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、第2の
検出部が第2のトーンを検出した場合、信号識別状態を
一旦音声にリセットした後、データにセットし、また、
対向装置側から第2のトーン検出情報を受信した時、信
号識別状態をデータにセットすることを特徴とする請求
項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項15】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、信号識別部で判定された信号識別情報を対向装置側
へ送信するとともに、対向装置側から信号識別情報を受
信し、信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検
出した場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、
第2の検出部が第2のトーンを検出した場合、信号識別
状態を一旦音声にリセットした後、データにセットし、
また、対向装置側からの信号識別情報の音声からデータ
への変化を検出した場合、信号識別状態をデータにセッ
トすることを特徴とする請求項13記載の音声周波数帯
域内信号伝送装置。 - 【請求項16】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第1のトーン検出情報を対向装置側へ送信するとと
もに、対向装置側から第1のトーン検出情報を受信し、
信号識別情報を対向装置側へ送信するとともに、対向装
置側の信号識別部から信号識別情報を受信し、信号識別
部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した場合、信
号識別状態を音声にリセットし、また、第2の検出部が
第2のトーンを検出した場合、信号識別状態をデータに
セットし、また、対向装置側から第1のトーン検出情報
を受信した時、信号識別状態を音声にリセットし、ま
た、対向装置側からの信号識別情報の音声からデータへ
の変化を検出した場合、信号識別状態をデータにセット
することを特徴とする請求項13記載の音声周波数帯域
内信号伝送装置。 - 【請求項17】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第1のトーン検出情報を対向装置側へ送信するとと
もに、対向装置側から第1のトーン検出情報を受信し、
第2のトーン検出情報を対向装置側へ送信するととも
に、対向装置側から第2のトーン検出情報を受信し、信
号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、第2の検
出部が第2のトーンを検出した場合、信号識別状態をデ
ータにセットし、また、対向装置側から第1のトーン検
出情報を受信した時、信号識別状態を音声にリセット
し、また、対向装置側から第2のトーン検出情報を受信
した時、信号識別状態をデータにセットすることを特徴
とする請求項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装
置。 - 【請求項18】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、信号識別部で判定された信号識別情報を対向装置側
へ送信するとともに、対向装置側から信号識別情報を受
信し、信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検
出した場合、信号識別状態を音声にリセットし、また、
第2の検出部が第2のトーンを検出した場合、信号識別
状態をデータにセットし、また、対向装置側からの信号
識別情報のデータから音声への変化を検出した場合、信
号識別状態を音声にリセットし、また、対向装置側から
の信号識別情報の音声からデータへの変化を検出した場
合、信号識別状態をデータにセットすることを特徴とす
る請求項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項19】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第1のトーン検出情報を対向装置側へ送信するとと
もに、対向装置側から第1のトーン検出情報を受信し、
信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デー
タにセットし、また、第2の検出部が第2のトーンを検
出した場合、信号識別状態をデータにセットし、また、
対向装置側から第1のトーン検出情報を受信した時、信
号識別状態を音声にリセットすることを特徴とする請求
項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項20】 入力信号に対してその信号種別が音声
であるかデータであるかを判定する信号識別部と、 入力信号に対して第1のトーンの有無を判定する第1の
検出部と、 入力信号に対して第2のトーンの有無を判定する第2の
検出部と、 この第1の検出部の出力と、第2の検出部の出力に基づ
いて、信号識別部に対してリセット信号を出力するリセ
ット信号発生部と、 入力信号がファクシミリ信号である場合に、このファク
シミリ信号を復調するファクシミリ信号復調部を備え、 信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した
場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、デー
タにセットし、また、第2の検出部が第2のトーンを検
出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、この信号識別部の出力する信号
識別状態に基づいて、ファクシミリ信号復調部の動作を
制御することを特徴とする音声周波数帯域内信号伝送装
置。 - 【請求項21】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第1のトーン検出情報を対向装置側へ送信するとと
もに、対向装置側から第1のトーン検出情報を受信し、
第2のトーン検出情報を対向装置側へ送信するととも
に、対向装置側から第2のトーン検出情報を受信し、信
号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットし、また、第2の検出部が第2のトーンを検出
した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、
データにセットし、また、対向装置側から第1のトーン
検出情報を受信した時、信号識別状態を一旦音声にリセ
ットした後、データにセットし、また、対向装置側から
第2のトーン検出情報を受信した時、信号識別状態を一
旦音声にリセットした後、データにセットすることを特
徴とする請求項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装
置。 - 【請求項22】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、信号識別部で判定された信号識別情報を対向装置側
へ送信するとともに、対向装置側から信号識別情報を受
信し、信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検
出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、また、第2の検出部が第2のト
ーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセッ
トした後、データにセットし、また、対向装置側からの
信号識別情報のデータから音声への変化を検出した場
合、信号識別状態を音声にリセットし、また、対向装置
側からの信号識別情報の音声からデータへの変化を検出
した場合、信号識別状態をデータにセットすることを特
徴とする請求項13記載の音声周波数帯域内信号伝送装
置。 - 【請求項23】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、信号識別部で判定された信号識別情報を対向装置側
へ送信するとともに、対向装置側から信号識別情報を受
信し、信号識別部は、第1の検出部が第1のトーンを検
出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセットした
後、データにセットし、また、第2の検出部が第2のト
ーンを検出した場合、信号識別状態を一旦音声にリセッ
トした後、データにセットし、また、対向装置側からの
信号識別情報の音声からデータへの変化を検出した場
合、信号識別状態を一旦音声にリセットした後、データ
にセットすることを特徴とする請求項13記載の音声周
波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項24】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、対向装置側から第2のトーン検出情報を受信してか
ら一定時間、第1のトーン検出処理をディスエーブルさ
せることを特徴とする請求項14又は請求項17記載の
音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項25】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、対向装置側からの信号識別情報の音声からデータへ
の変化を検出してから一定時間、第1のトーン検出処理
をディスエーブルさせることを特徴とする請求項15又
は請求項16又は請求項18記載の音声周波数帯域内信
号伝送装置。 - 【請求項26】 上記音声周波数帯域内信号伝送装置
は、第2のトーンを検出してから一定時間、対向装置側
から第1のトーン検出情報を受信した場合の信号識別状
態の音声へのリセット処理をディスエーブルさせること
を特徴とする請求項19記載の音声周波数帯域内信号伝
送装置。 - 【請求項27】 上記第1の検出部は、1100Hzト
ーンを検出する1100Hz検出部であり、上記第2の
検出部は、2100Hzトーンを検出する2100Hz
検出部であることを特徴とする請求項12〜26いずれ
かに記載の音声周波数帯域内信号伝送装置。 - 【請求項28】 音声周波数帯域内信号を入力信号とし
て入力するステップと、 入力信号が音声であるかデータであるかを識別するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、入力信号が音声であるかデータであるかを識別する
ステップにより識別された結果にかかわらず、入力信号
を音声と識別するステップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、タイマを初期値に設定するステップと、 上記タイマを初期値に設定した後、所定の時間が経過し
た場合に、入力信号をデータと識別するステップを備え
たことを特徴とする信号識別方法。 - 【請求項29】 音声周波数帯域内信号を入力信号とし
て入力するステップと、 入力信号が音声であるかデータであるかを識別するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、入力信号が音声であるかデータであるかを識別する
ステップにより識別された結果にかかわらず、入力信号
を音声と識別するステップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、タイマを第1の初期値に設定するステップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、対向装置にトーンを検出したことを示す情報をトー
ン検出情報として送出するステップと、 対向装置からトーン検出情報を受信した場合に、入力信
号を音声と識別するステップと、 対向装置からトーン検出情報を受信した場合に、上記タ
イマを上記第1の初期値と等しいかまたは異なる第2の
初期値に設定するステップと、 上記タイマを上記第1の初期値と上記第2の初期値のい
ずれかに設定した後、所定の時間が経過した場合に、入
力信号をデータと識別するステップを備えたことを特徴
とする信号識別方法。 - 【請求項30】 音声周波数帯域内信号を入力信号とし
て入力するステップと、 入力信号が音声であるかデータであるかを識別するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出するステ
ップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、入力信号が音声であるかデータであるかを識別する
ステップにより識別された結果にかかわらず、入力信号
を音声と識別するステップと、 入力信号に対して所定の周波数のトーンを検出した場合
に、第1のタイマを第1の初期値に設定するステップ
と、 上記第1のタイマを上記第1の初期値に設定した後、所
定の時間が経過した場合に、入力信号をデータと識別す
るステップと、 信号識別状態が音声からデータへ変化したことを検出
し、対向装置に信号識別状態の音声からデータへの変化
情報を送出するステップと、 対向装置から信号識別状態の音声からデータへの変化情
報を受信した場合に、入力信号を音声と識別するステッ
プと、 対向装置から信号識別状態の音声からデータへの変化情
報を受信した場合に、第2のタイマを上記第1の初期値
と等しいかまたは異なる第2の初期値に設定するステッ
プと、 上記第2のタイマを上記第2の初期値に設定した後、所
定の時間が経過した場合に、入力信号をデータと識別す
るステップを備えたことを特徴とする信号識別方法。 - 【請求項31】 上記所定の周波数のトーンを検出する
ステップは、少なくとも、2100Hzトーンを検出す
るステップと、1100Hzトーンを検出するステップ
のいずれかのステップを備えていることを特徴とする請
求項28,29,又は30に記載の信号識別方法。
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