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JP3195455U - 発汗抑止帽子 - Google Patents

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JP3195455U
JP3195455U JP2014005831U JP2014005831U JP3195455U JP 3195455 U JP3195455 U JP 3195455U JP 2014005831 U JP2014005831 U JP 2014005831U JP 2014005831 U JP2014005831 U JP 2014005831U JP 3195455 U JP3195455 U JP 3195455U
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林 幸春
幸春 林
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林八百吉株式会社
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Abstract

【課題】汗のかき易い着帽者の額上部の頭髪部分に相当する帽子の中央部分に創意工夫を施して、着帽者の発汗を抑止させることを特徴とする発汗抑止帽子を提供する。【解決手段】発汗抑止帽子は、窪部2を設けたブリム1をヘッドバンド3に一体に縫着して空隙Xを形成し、次いでヘッドバンド3に縫着した日除けカバー5と上記ブリム1の窪部2間に空隙Yを、さらに日除けカバー5とヘッドバンド3との間に部屋を形成してなるゆえ、この部屋を介して外部からの風の流通が良好となり発汗抑止の役割を十分果たすものである。【選択図】図5

Description

この考案は、発汗抑止帽子に関するものである。
さらに詳しくは、夏季のように特別暑い時期には、どうしても着帽者の額上部の頭髪部分に相当する帽子の中央部分に一番熱気がこもり易くなる。その結果着帽者の額の部分に汗が多くでて、汗が溜まり易いところである。そこでこの考案は、汗のかき易い着帽者の額上部の頭髪部分に相当する帽子の中央部分に創意工夫を施して、着帽者の発汗を抑止させることを特徴とする発汗抑止帽子の提供を目的とする。
近年帽子は、防暑,防寒,防砂,装飾を主な目的として頭に被る衣類の一環として、老若男女を問わず広く一般に使用されている。殊に、屋外での作業中は勿論のこと、スポーツ中,旅行中などに太陽からの直射日光を遮り,着帽者の眼と肌,毛髪などを保護しながら視界を確保するために、マルチでフアッショナブルな帽子が盛んに開発され,賞用されて来ている。取り分けカラフルなサンバイザーは、若者に人気があり、オープンカー,自転車,ヨットなどに乗って山や海のレジャー用に昨今使用され、流行化している状況である。
しかしながら、この帽子や、特にサンバイザーは、直射日光を遮ることができるが、帽子(クラウン)内側の中央部分や、サンバイザーのヘッドバンド周辺には当然熱気がこもるため、ともに必然的に着帽者の額部分が汗ばむことになる。それがため、着帽者に不快な気分を起こさせ、汗をときどき拭きとるため、その都度サンバイザーを外さなければならない煩わしさが伴ってきている。
しかして、この従来の問題点を解消するものとして文献1〜3の考案が存在しており、先行技術として知見される。
すなわち、文献1は帽子つばの内縁部又はその付近に通気用透孔を穿設し、透孔上に通気用開口部付日除けを設けた運動帽である。しかし、この文献1に開示されている通気用透孔はつば部に直接穿設されているため外部からの風が、熱気が一番溜まり易い帽子の中央部分を通り難いため、着帽者の発汗を抑止するに至らないものである。さらに、通気用透孔を日除けするために特別大きな日除け又は煙突状日除けを使用することを余儀なくされている難点をも兼ね備えているものである。
ゆえに、文献1の考案の帽子は通風効果が十分発揮できないばかりでなく、着帽中日除けが風雨により損傷,破損を免れない弊害を抱えている。しかも、帽子の外観上のフアッション性を損ねているきらいも感じられる。
次に、文献2は要するに、帽子本体への取り付け部分前方に通風穴を、或はひさしに小さな通風穴を設け前上部に遮光板を有する簡単な構造であって、強い風を受けても容易に吹き飛ばされない帽子のひさしの考案である。
そして、文献2は帽子本体又はつばに設けた通風穴を通じて顔面に日光が当たるのを遮る効果があるとされている。
しかしながら、文献2は、いずれの場合にも、遮光板がつばに一体に構成されていて、通風穴からの風は直接着帽者の額上部の頭髪に当たることがないため、着帽者の額での発汗抑止に繋がらない。よって、前記課題の解消に至っていないものであると言える。
最後に文献3は、帽子、サンバイザー等に於いて、庇本体に適宜形状の透孔部を開口し、メッシュ等の多孔性生地で被覆するようにした帽子等の庇体である。所謂上記の帽子等の庇体の構成により、帽子の庇に風圧を受けても透孔部で風を逃がすため、帽子が容易に吹き飛ばされない考案であって、これまた着帽者の発汗抑止の課題を解消するに至らないものである。
実開昭56−95538号公報 実開昭59−91322号公報 実開昭62−191827号公報
上記の背景より、この考案が解決しようとする課題は次の通りである。
<課題1>
帽子のブリムの上辺端縁部中央部分に円弧状の窪部を設け、該ブリムをへッドバンドに縫着して一体に帽子を構成することによって、上記ブリムの窪部とヘッドバンドとの間に空隙Xが形成されることによって、空隙Xを通じて外気が着帽者の額上部の頭髪部分へ直接当たり、その結果、額が汗ばむのを抑止できるように技術開発する。
<課題2>
ヘッドバンドに日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げたとき日除けカバーとブリムとの間に空隙Yが形成されるようにして、帽子正面から広く外部の空気を取り込むことができるように技術開発する。
<課題3>
ヘッドバンドに縫着した日除けカバーを折り曲げて垂らすことにより、日除けカバーとヘッドバンドとにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにして、外気が着帽者の額上部の頭髪部分へと送り込まれ、空気の流通を幅広く円滑にできるように技術開発する。
この考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、以下に示す解決手段を提供する。
この考案は、上辺端縁部には円弧状の窪部を設けてなるブリムの両側上辺端縁部をヘッドバンド又はクラウンに縫着して一体に帽子を構成することによって、ヘッドバンド又はクラウンの下辺端縁部とブリムの円弧状の窪部との間に空隙Xが形成され、
次いで、上記ヘッドバンド又はクラウン下部に厚手素材の日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げた状態のとき、日除けカバーの下端部とブリムの平面との間に空隙Yが形成され、
さらに、上記日除けカバーの上辺付近をヘッドバンド又はクラウンに縫着することにより、この日除けカバーを折り曲げして垂れ下げすることによって、日除けカバーと上記ヘッドバンド又はクラウンにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにしたことを特徴とする発汗抑止帽子である。
この考案は、上辺端縁部に円弧状の窪部を設けたブリムをサンバイザーのヘッドバンド又はクラウンに縫着して一体に帽子を構成してなるゆえ、ヘッドバンド又はクラウンの下辺端縁部とブリムの窪部との間に空隙Xが形成されるようになっている。したがって、この空隙Xより外部からの風を着帽者の額上部の頭髪部分へ直接当たるようにし、さらに、頭部上方までも通風できるようにして、着帽者の発汗を抑止して涼しく爽やか気分にて帽子を着用できるようにしたのである。
また、上記空隙Xから直射日光が着帽者の額へ直接当たらないようにヘッドバンド又はクラウンから垂れ下げた日除けカバーと、ブリムの表面との間に空隙Yが形成されているゆえ、外部からの風がこの空隙Yから内部へ侵入していき、空隙Xへ送り込まれていく。したがって、このとき、空隙Yが形成されているため、外気が日除けカバー5にて空隙Xへの送風を妨げられることは全くない。
さらに、日除けカバーが厚手の素材を使用しており、然かも折り返しするようにヘッドバンド又はクラウンに縫着してあるゆえ、日除けカバーと上記ヘッドバンド又はクラウンとの間に空隙X,Yを有する部屋Zが形成される。ゆえに、外気が間口の広い空隙Yと空隙Xを通じて着帽者の頭髪部分へ通風されるから、頭髪部分への風通しが頗る良好となる。
上記の様に、この考案は、額上部の頭髪部分への風通しが良くなったゆえ、夏季のように暑い時期にサンバイザーとして使用すれば、額に汗をかくことが少なくなり、快適なドライブ,スポーツなどを満喫することができる。また、一般のクラウン帽子に用いても行楽,旅行などに誠に好適で、快適な気分を味わえるものである。
従来のサンバイザーの正面図である。 この考案の帽子のブリムの斜面図である。 この考案のサンバイザーを前面から眺めた状態を示す正面図である この考案のサンバイザーのへッドバンドに縫着した日除けカバーを上方へ捲り上げた状態を示す正面図である。 図4に示す日除けカバーを縫着部から折り曲げして下方斜め前方へ吊下げした状態を、この考案のサンバイザーの前方下方斜面から上方を眺めた状態を示す正面斜視図である。 この考案のサンバイザーを女性が着帽した状態を示す使用状態図である。
この考案を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この考案の実施例による発汗抑止帽子は、図面上図1〜図6に示すようにサンバイザーを使用する場合を示すものである。よって、この考案は、以下サンバイザーに使用する場合に基いて説明するものである。
先ず、図2に示すように、織物,合成樹脂性等の素材からなるブリム1の両側の上辺端縁部1A,1A間には円弧状の窪部2が設けられるものである。なお、この窪部2は、ブリム1の両側の上辺端縁部1A,1Aの長さに対して略1/3〜1/4程度とすることが望ましい。
そして、この窪部2を設けたブリム1の両側の上辺端縁部1A,1Aからヘッドバンド3の両側部へ一体に縫着する。そうすると、図3に示すようにヘッドバンド3の下端中央部分とブリム1の窪部2とにより空隙Xが形成されるものである。
次いで、図4に示すように上記ブリム1上方正面部の位置に当たるヘッドバンド3部分へ厚手の織物,合成樹脂性の素材からなる日除けカバー5を上方へ立ち上げさせて縫着する。そして、図5に示すように日除けカバー5を下方へ折り曲げして垂れ下げた状態にしたときに、日除けカバー5の下端部とブリム1の平面との間に空隙Yが形成されるものである。なお、上記日除けカバー5の横方向の長さをヘッドバンド3の横方向の長さに対して略3/4〜4/5程度とすることが望ましい。
さらに、このとき図6に示すように、日除けカバー5とヘッドバンド3とにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにしたものである。したがって、ブリム1の窪部2の空隙Xから着帽者の頭部へ当たる直射日光を日除けカバー5にて遮ることができるばかりでなく、外部からの風が空隙Yの前後,左右のマルチ方向から部屋Z内へ通風されて来る。そして、さらに、その外気が空隙Xから頭髪部分に入り、その涼しさにより頭髪が乾燥することにより、着帽者の額からの発汗を抑止することが出来るものである。
ゆえに、この考案は、特に夏季の酷暑時期に使用することによって、着帽者の発汗抑止と言う頗る有益な効果を齎すものである。
しかしながら、夏季以外の季節に使用しても、頗る涼しく爽やかな気分で満喫できることは自明の理である。
以上は、この考案を図面、図1〜図6に基いてサンバイザーに使用した場合を説明したが、サンバイザーに限らず紳士帽,婦人帽,その他野球,テニス,ゴルフ,登山,作業用などの帽子にも、この考案の発汗抑止の技術を利用することによって、利便性,有益性を高めることが出来ることは勿論である。
この考案の発汗抑止帽子のヘッドバンド3の素材には、高い吸水,吸湿効果と制電性に加え、
冷感性能に優れたマルチ性能を持ったコンジュゲート技術と高分子技術により
生まれたナイロン、フィラメントを使用することによって優れた効果が得られるものである。しかして、この素材を使用することにより後加工により消臭機能をも発揮することができるものである。
また、さらに、この考案の帽子のブリム1の素材は、紫外線カット率は99%以上あるものである。
勿論、この考案のブリム1やヘッドバンド3の素材は、上記の素材に限定されるものではなく、それ以外の素材の使用も可能である。
図6に示すように、この考案の発汗抑止帽子を暑い時期に使用すれば、その時分に一番汗が出やすい部分であるヘッドバンド3中央部分にて発汗抑止が可能であるゆえ、額への発汗が抑止され気分爽快に過ごすことができる。
この考案の発汗抑止帽子は、窪部2を設けたブリム1をヘッドバンド3に一体に縫着して空隙Xを形成し、次いでヘッドバンド3に縫着した日除けカバー5と上記ブリム1の窪部2間に空隙Yを、さらに日除けカバー5とヘッドバンド3との間に部屋Zを形成してなるゆえ、この部屋Zを介して外部からの風の流通が良好となり発汗抑止の役割を十分果たすものである。したがって、着帽者の頭部に涼しさと、爽やかさを与えるため、あらゆる業種の分野にも実用化でき、もって産業上に寄与,貢献するところ誠に大きなものがある。
1 ブリム
1A,1A 上辺端縁部
2 窪部
3 ヘッドバンド
4 従来のサンバイザー
5 日除けカバー
X 空隙
Y 空隙
Z 部屋

Claims (1)

  1. 上辺端縁部中央部分には円弧状の窪部を設けてなるブリムの両側の上辺端縁部を帽子のヘッドバンド又はクラウンに縫着して一体に帽子を構成することによって、上記ヘッドバンド又はクラウンの中央下辺端縁部とブリムの円弧状の窪部との間に空隙Xが形成され、
    次いで、上記ヘッドバンド又はクラウンに厚手素材の日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げたとき、日除けカバーの下端部とブリムの平面との間に空隙Yが形成され、
    さらに、上記日除けカバーを折り曲げ垂れ下げることによって、日除けカバーと上記ヘッドバンド又はクラウンとにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにしたことを特徴とする発汗抑止帽子。
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