JP3195455U - 発汗抑止帽子 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに詳しくは、夏季のように特別暑い時期には、どうしても着帽者の額上部の頭髪部分に相当する帽子の中央部分に一番熱気がこもり易くなる。その結果着帽者の額の部分に汗が多くでて、汗が溜まり易いところである。そこでこの考案は、汗のかき易い着帽者の額上部の頭髪部分に相当する帽子の中央部分に創意工夫を施して、着帽者の発汗を抑止させることを特徴とする発汗抑止帽子の提供を目的とする。
すなわち、文献1は帽子つばの内縁部又はその付近に通気用透孔を穿設し、透孔上に通気用開口部付日除けを設けた運動帽である。しかし、この文献1に開示されている通気用透孔はつば部に直接穿設されているため外部からの風が、熱気が一番溜まり易い帽子の中央部分を通り難いため、着帽者の発汗を抑止するに至らないものである。さらに、通気用透孔を日除けするために特別大きな日除け又は煙突状日除けを使用することを余儀なくされている難点をも兼ね備えているものである。
ゆえに、文献1の考案の帽子は通風効果が十分発揮できないばかりでなく、着帽中日除けが風雨により損傷,破損を免れない弊害を抱えている。しかも、帽子の外観上のフアッション性を損ねているきらいも感じられる。
そして、文献2は帽子本体又はつばに設けた通風穴を通じて顔面に日光が当たるのを遮る効果があるとされている。
しかしながら、文献2は、いずれの場合にも、遮光板がつばに一体に構成されていて、通風穴からの風は直接着帽者の額上部の頭髪に当たることがないため、着帽者の額での発汗抑止に繋がらない。よって、前記課題の解消に至っていないものであると言える。
<課題1>
帽子のブリムの上辺端縁部中央部分に円弧状の窪部を設け、該ブリムをへッドバンドに縫着して一体に帽子を構成することによって、上記ブリムの窪部とヘッドバンドとの間に空隙Xが形成されることによって、空隙Xを通じて外気が着帽者の額上部の頭髪部分へ直接当たり、その結果、額が汗ばむのを抑止できるように技術開発する。
<課題2>
ヘッドバンドに日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げたとき日除けカバーとブリムとの間に空隙Yが形成されるようにして、帽子正面から広く外部の空気を取り込むことができるように技術開発する。
<課題3>
ヘッドバンドに縫着した日除けカバーを折り曲げて垂らすことにより、日除けカバーとヘッドバンドとにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにして、外気が着帽者の額上部の頭髪部分へと送り込まれ、空気の流通を幅広く円滑にできるように技術開発する。
この考案は、上辺端縁部には円弧状の窪部を設けてなるブリムの両側上辺端縁部をヘッドバンド又はクラウンに縫着して一体に帽子を構成することによって、ヘッドバンド又はクラウンの下辺端縁部とブリムの円弧状の窪部との間に空隙Xが形成され、
次いで、上記ヘッドバンド又はクラウン下部に厚手素材の日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げた状態のとき、日除けカバーの下端部とブリムの平面との間に空隙Yが形成され、
さらに、上記日除けカバーの上辺付近をヘッドバンド又はクラウンに縫着することにより、この日除けカバーを折り曲げして垂れ下げすることによって、日除けカバーと上記ヘッドバンド又はクラウンにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにしたことを特徴とする発汗抑止帽子である。
上記の様に、この考案は、額上部の頭髪部分への風通しが良くなったゆえ、夏季のように暑い時期にサンバイザーとして使用すれば、額に汗をかくことが少なくなり、快適なドライブ,スポーツなどを満喫することができる。また、一般のクラウン帽子に用いても行楽,旅行などに誠に好適で、快適な気分を味わえるものである。
先ず、図2に示すように、織物,合成樹脂性等の素材からなるブリム1の両側の上辺端縁部1A,1A間には円弧状の窪部2が設けられるものである。なお、この窪部2は、ブリム1の両側の上辺端縁部1A,1Aの長さに対して略1/3〜1/4程度とすることが望ましい。
そして、この窪部2を設けたブリム1の両側の上辺端縁部1A,1Aからヘッドバンド3の両側部へ一体に縫着する。そうすると、図3に示すようにヘッドバンド3の下端中央部分とブリム1の窪部2とにより空隙Xが形成されるものである。
ゆえに、この考案は、特に夏季の酷暑時期に使用することによって、着帽者の発汗抑止と言う頗る有益な効果を齎すものである。
しかしながら、夏季以外の季節に使用しても、頗る涼しく爽やかな気分で満喫できることは自明の理である。
冷感性能に優れたマルチ性能を持ったコンジュゲート技術と高分子技術により
生まれたナイロン、フィラメントを使用することによって優れた効果が得られるものである。しかして、この素材を使用することにより後加工により消臭機能をも発揮することができるものである。
また、さらに、この考案の帽子のブリム1の素材は、紫外線カット率は99%以上あるものである。
勿論、この考案のブリム1やヘッドバンド3の素材は、上記の素材に限定されるものではなく、それ以外の素材の使用も可能である。
1A,1A 上辺端縁部
2 窪部
3 ヘッドバンド
4 従来のサンバイザー
5 日除けカバー
X 空隙
Y 空隙
Z 部屋
Claims (1)
- 上辺端縁部中央部分には円弧状の窪部を設けてなるブリムの両側の上辺端縁部を帽子のヘッドバンド又はクラウンに縫着して一体に帽子を構成することによって、上記ヘッドバンド又はクラウンの中央下辺端縁部とブリムの円弧状の窪部との間に空隙Xが形成され、
次いで、上記ヘッドバンド又はクラウンに厚手素材の日除けカバーを一体に縫着して垂れ下げたとき、日除けカバーの下端部とブリムの平面との間に空隙Yが形成され、
さらに、上記日除けカバーを折り曲げ垂れ下げることによって、日除けカバーと上記ヘッドバンド又はクラウンとにより空隙X,Yを有する部屋Zが形成されるようにしたことを特徴とする発汗抑止帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005831U JP3195455U (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 発汗抑止帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005831U JP3195455U (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 発汗抑止帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195455U true JP3195455U (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52685158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005831U Expired - Fee Related JP3195455U (ja) | 2014-11-04 | 2014-11-04 | 発汗抑止帽子 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3195455U (ja) |
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2014
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