JP3192347B2 - 発泡成形体の製造方法 - Google Patents
発泡成形体の製造方法Info
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Description
ト等に好適な発泡成形体の製造方法に関する。
レスト部には、通常、良好なクッション性を備えたアー
ムレストアッパー1が設置されている。
ッパー1は、ABS樹脂板等からなる芯材2の表面側
に、所要形状にモールド成形されたパッド材3が上乗せ
され、パッド材3の表面をクロス等の表皮材4により被
覆して、表皮材4の周縁端末を芯材2の裏面側に巻き込
み接着している。
製造工程を図12に示す工程チャート図を基に説明する
と、芯材2を射出成形により所要形状に成形した後、芯
材2表面側に接着剤を塗布するとともに、モールド成形
金型により所要形状にモールド成形したパッド材3を上
記接着剤を介して芯材2の表面側に接着固定し、更に、
パッド材3の表面に接着剤を塗布し、予め所要形状に裁
断してある表皮材4をハンドワーク等により接着し、そ
の後、表皮材4の周縁部及び芯材2の周縁に接着剤を塗
布し、表皮材4の周縁端末4aを巻き込み処理してアー
ムレストアッパー1の製作を完了している。
泡成形体の製造方法においては、例えば、アームレスト
アッパー1の製造方法のように、表皮材4はパッド材3
の表面に沿って手貼り加工により作業するため、作業に
熟練を要し、表皮材4にシワや浮き等が発生しやすく、
作業能率が悪く、かつ、外観品質を一定に保つのが難し
いという問題点が指摘されている。
ド材3、表皮材4は個々に成形しておき、接着剤を介し
てこれらを一体化するため、工程数が非常に多く、大幅
なコストアップを招来するという問題点が指摘されてい
る。
皮材4としては、厚手仕様や薄手仕様など、用途により
種々なものが使用されるが、ドアトリム5とアームレス
トアッパー1との間の合せを考慮して、通常は、厚手仕
様の表皮材4を基準にして、ドアトリム5とアームレス
トアッパー1との間の合せ寸法を設定しているが、そう
した場合、薄手仕様の表皮材4を使用した場合、図13
に示すように、厚手仕様の表皮材と薄手仕様の表皮材と
の厚みの差に相当するスキA,Bが発生し、著しい美観
の低下を招くという不具合もあった。
れたもので、アームレストアッパー等の発泡成形体の製
造方法において、製造工程数を大幅に簡素化でき、か
つ、作業性も向上するとともに、表皮材の厚手仕様、薄
手仕様いずれのものを使用しても相手部品との間にスキ
等が生じることがない等、寸法精度を高めた発泡成形体
の製造方法を提供することを目的とする。
に、本発明は、芯材の表面に所要形状にモールド成形さ
れたパッド材が位置し、それらの外表面を表皮材により
被覆してなる発泡成形体の製造方法において、発泡成形
装置の下型に設置された表皮材テンション調整機構にお
けるクランプ装置を操作して、押圧用プレートにより、
予熱された表皮材の周縁部を適宜保持力で押圧し、表皮
材の下型型面への滑り込み量を制御しながら表皮材を下
型の型面に沿って真空成形し、次いで、キャビティ内に
発泡樹脂液を注入し、その後、芯材を保持した上型を下
型に対して型締めし、芯材、パッド材、及び表皮材の三
者を一体化することを特徴とする。
重シール構造をとるようにしたことを特徴とする。
ば、表皮材を発泡成形装置の下型により真空成形した
後、パッド材のモールド成形時、表皮材とパッド材とを
一体化するというものであるから、従来の表皮材の手貼
り工法によるハンドワーク作業に比べれば、表皮材の成
形が簡単に行なえ、かつ、表皮材テンション調整機構に
より、表皮材に適切なテンションが付与できるため、複
雑な形状にも対応できるとともに、外形寸法も一定化す
る。
ド成形時、芯材、パッド材、表皮材を一体化するという
ものであるから、特に接着剤塗布工程が廃止でき、製造
工程数を大幅に短縮化できる。
微小寸法突出させて、上下型の型締め時における芯材の
周縁部と下型とのクリアランスを上下型のクリアランス
よりもやや小さく設定することにより、ガス抜きを有効
に実施でき、かつ発泡樹脂液の型外への漏出を確実に防
止できる。
各実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
のアームレストアッパーに適用した実施例について説明
する。
動車用ドアトリムを示す斜視図、図2はアームレストア
ッパー設置部分の構成を示す断面図、図3は本発明に使
用する発泡成形装置の全体構成を示す断面図、図4は本
発明の発泡成形装置の表皮材テンション調整機構を示す
説明図、図5はアームレストアッパーの製造工程を示す
工程チャート図、図6乃至図9は本発明方法をアームス
レトアッパーの製造方法に適用した実施例を示す各工程
の断面図、図10は本発明方法に使用する発泡成形装置
における上下型のシール構造を示す変形例の断面図であ
る。
10は、所望の曲面形状に成形され、保形性と車体パネ
ルへの取付剛性を備えた芯材11の表面にクッション性
並びに装飾性を備える表皮材12を貼着して構成され、
ドアトリム10の表面中央部には、車内側に膨出したア
ームレストロア13が形成されている。
ームレストアッパー20が固着されており、このアーム
レストアッパー20は、樹脂板からなる芯材21の表面
側にモールド成形されたパッド材22が位置し、それら
の表面に手触り感のよい表皮材23を被覆して構成され
ている。
は、2.5mm厚さのABS樹脂板が使用され、射出成
形により所要形状に成形され、裏面所定箇所にドアトリ
ム10装着用のクリップ24を取り付けるための取付用
ボス部21aが立設されている。
良好なポリウレタンフォームが使用されており、更に、
その表面を被覆する表皮材23は、モケット等のクロス
23a裏面にクロス23aの表面からウレタン樹脂液が
浸み出すのを防止するためのウレタンフィルム23bが
ラミネートされたものを使用しており、クロス23aの
厚みは2mm、ウレタンフィルム23bの厚みは30μ
mのものが使用されている。
トリム10のアームレストロア上面に取り付けた際、ド
アトリム10とアームレストアッパー20の周縁部との
間に従来度々発生していたスキの発生が皆無であり、か
つ、表皮材23にシワや浮き等がなく、外観意匠性が飛
躍的に向上している。
方法によることが大きい。
図4を基に本発明に使用する発泡成形装置30の全体構
成について説明する。
3に示すように、アームレストアッパー20の製品の外
形状に相当する型面を備えた下型40と、この下型40
に対して、開閉リンク機構61を介して型締めできる上
型50と、表皮材23を下型40により真空成形する
際、成形精度を高めるために、下型40に設置される表
皮材テンション調整機構60とから大略構成されてい
る。
はそれぞれ真空吸引機構、すなわち、真空吸引孔41,
51、真空吸引管42,52、真空ポンプ43,53及
び開閉バルブ44,54がそれぞれ設置されている。
示すように、表皮材23の周縁部を下型40の型面上に
適宜圧力で押圧する押圧用プレート61と、この押圧用
プレート61を回動する開閉リンク62、及び、押圧用
プレート61の押圧力を調整するクランプ装置63とか
ら構成されている。
板64を介して固着された略L字状のブラケット65
と、このブラケット65に回動可能に支持されたクラン
プアーム66と、クランプアーム66の回動操作を行な
う操作用レバー67とから構成されており、クランプア
ーム66は、枢支部66aを基にブラケット65に支持
され、クランプアーム66の先端部は、押圧用プレート
61に係止できる爪部66bが形成されている。
により、押圧用プレート61を適宜クランプ圧で押え、
押圧用プレート61の押圧力を調整できるという構成で
ある。
造工程の概要を図5の工程チャート図を基に説明する
と、芯材21は、射出成形により所要形状に成形された
ものを上型50の型面上にセットするとともに、表皮材
23は、別途ヒーター装置等により所定温度に加熱した
後、ウレタンフィルム23b面を上側に向けて下型40
の型面上にセットする。
より表皮材23の滑り込み量を調整しつつ、下型40の
型面形状に忠実に表皮材23を真空成形する。
レタン発泡樹脂液を注入後、上型50を型締めし、ウレ
タン発泡樹脂液をキャビティC形状に沿ってモールド成
形してパッド材22を成形すると同時に芯材21と表皮
材23とを一体化して発泡成形を完了する。
23の周縁端末部に接着剤を塗布して表皮材23の周縁
端末部の巻き込みを行なえば、アームレストアッパー2
0の成形が完了する。
と従来の製造方法による工程チャート図を単純に比較し
ても明らかなように、本発明方法によれば、パッド材2
2のモールド成形時、芯材21、パッド材22、表皮材
23を一体化するという工法であるため、図12に示す
従来の工程チャート図に比べ、工程数が大幅に短縮化で
き、製造コストの大幅な引き下げが可能となる。
工程について以下に説明する。
ット工程を示すもので、図示するように、上下型40,
50が型開き状態にあるとき、上型50の型面上に所要
形状に射出成形された芯材21をセットするが、このと
き、芯材21を所定箇所に確実に保持できるように、上
型50に設置された真空吸引機構を作動させる。
真空吸引孔51から真空吸引力を作用させて、上型50
の型面上に確実に芯材21を吸引保持する。
が、下型40のキャビティC外周に設置された表皮材テ
ンション調整機構60の開閉リンク62を動作させて押
圧用プレート61により表皮材23の周縁部を保持し、
その後、クランプ装置63のクランプアーム66を回動
操作して、押圧用プレート61にクランプ力を作用さ
せ、表皮材23にかかるテンションを適宜調整した状態
で表皮材23をセットする。
ス23a裏面に非通気性を備えたウレタンフィルム23
bがラミネートされており、セット前に予め加熱装置に
より表皮材23の表面温度が40〜50℃になるまで加
熱処理を行なう。
下型40の型面上に沿って真空成形を行なうが、このと
き、下型40に設置された真空吸引機構を動作させる。
真空吸引孔41を通じて下型40の型面上に真空吸引力
を作用させて、表皮材23を下型40の型面形状に忠実
に成形するが、このとき、表皮材テンション調整機構6
0により表皮材23の周縁部には適度のテンションが作
用しているため、シワ等が生じることがなく、下型40
の型面上に表皮材23は忠実に成形される。
の材質が伸び特性のよい材料、あるいは下型40の型面
形状が単純な場合、押圧用プレート61による押圧力を
強く付加すればよく、逆に、表皮材23の材質が伸び特
性の悪い材料である場合、あるいは、下型40の型面形
状が複雑な形状の場合には、押圧用プレート61による
押圧力を緩め、表皮材23の下型40の型面への滑り込
みが円滑に行なわれるようにすればよい。
ション調整機構60を設置することにより、アームレス
トアッパー20の造形自由度を大幅に向上させることが
でき、かつ、伸び特性に劣る廉価材料の使用も可能にな
るなど、表皮材23における材料選定自由度も向上し、
材料費も節約できる。
ば、図8に示すように、下型40のキャビティC内に発
泡成形機70のノズル71を通じてウレタン発泡樹脂液
72を注入する。
ットした上型50を開閉リンク機構31を介して下型4
0に対して型締めした後、ウレタン発泡樹脂液72を発
泡,硬化させて、パッド材22を所要形状にモールド成
形するとともに、芯材21、パッド材22、並びに表皮
材23の三者を一体成形する。
型40と上型50との間の型間クリアランスaは0.8
mmに調整されており、かつ、芯材21の周縁端末と下
型40とのクリアランスbは上型50から0.1〜0.
3mm突出したクリアランス、すなわち、0.5〜0.
7mmに設定されている。
ため、表皮材23と芯材21とのシール構造は、表皮材
23が圧縮変形した状態であり、ウレタン発泡樹脂液7
2の漏出がなく、表皮材23の弾性作用により、芯材2
1とウレタンフィルム23bの間をガスが有効に抜ける
ような構成になっている。
縁端末を芯材21の裏面側に巻き込み接着処理すれば、
アームレストアッパー20の製作が完了する。
たように、工程の短縮化に伴なう大幅なコストダウンを
招来するとともに、表皮材23の成形精度が向上し、表
皮材23の形状自由度並びに材料選定自由度を高めると
ともに、ドアトリム10に対するスキ発生等の不具合も
生じることがない。
造によりウレタン発泡樹脂液72の漏出を完全に抑える
とともに、有効なガス抜きを達成できるため、芯材21
裏面側にウレタンの回り込みがなく、バリ取りが不要と
なり、表皮材23の巻き込み処理も円滑に行なえる等の
利点がある。
(d)は、芯材21によるシール構造の変形例を示すも
ので、図10(a),(b)に示すように、芯材21の
周縁に弾性バネ片25を設定すれば、表皮材23の弾性
が劣る場合でも、ウレタン発泡樹脂液72の漏出防止と
有効なガス抜きが行なえる。
に、芯材21の周縁部にシール部26を上下2カ所に設
定すれば、二重シール構造となり、ウレタン発泡樹脂液
72が下側のシール部26bから漏出しても、上側のシ
ール部26aで、確実に食い止めることができ、ウレタ
ン発泡樹脂液72の漏出を確実に防止することができ
る。
26にバネ性を持たせれば、上述したように表皮材23
に使用する材料を広範囲に選ぶことができるとともに、
図10(d)に示すように、上側シール部26aを下側
シール部26bよりも当たりを強くすれば、ガスはシー
ル面が少ない分抜けやすくなる。
を適宜変更することにより、ウレタン発泡樹脂液72の
漏出を確実に防止し、有効なガス抜きを行なうことが可
能となり、ボイドやウレタンのバリ等が発生することが
なく、成形精度を大幅に高めることができるという効果
がある。
するアームレストアッパー20に本発明方法並びに発泡
成形装置を適用したものであるが、アームレストアッパ
ー20に適用した場合、上述した作用効果の他に特にド
アトリム10との合わせ部における良好な寸法精度が得
られるという利点はあるものの、その他の内装部品の用
途に適用してもよい。
載する格別の作用効果を有する。
成形型内で真空成形するとともに、パッド材の発泡成形
時、芯材、パッド材、表皮材を一体化するというもので
あるから、従来の製造方法に比べ、工程数を大幅に短縮
化でき、製造コストを大幅に引き下げることができると
いう効果を有する。
で表皮材を真空成形した後、パッド材とモールド成形時
一体化するというものであるから、従来のハンドワーク
による表皮材の手貼り作業に比べ、表皮材の成形精度を
向上させ、かつ、外形寸法を一定化することにより、相
手部品との合わせ精度を正確に制御できるという効果を
有する。
成形金型内で真空成形する際、表皮材テンション調整機
構により、表皮材に加わるテンションを制御できるた
め、伸び特性の悪い廉価な材料を使用できるとともに、
複雑な金型曲面形状にも容易に追従できるなど、発泡成
形体の形状自由度を大幅に向上させ、かつ、表皮材の材
料選定自由度も拡大できるという効果を有する。
モールド成形時、外周シールは芯材周縁部と表皮材との
間で行ない、少なくともいずれか一方側の弾性を利用し
て、発泡樹脂液の漏出を確実に抑える一方、有効なガス
抜きを行なうというものであるから、ボイドやバリの発
生がなく、成形後の端末処理作業を簡単かつ円滑に行な
え、ボイド等の不良の発生を有効に抑えることができる
という効果を有する。
内で表皮材を真空成形した後、モールド成形によりパッ
ド材と表皮材とを一体化するというものであるから、表
皮材として厚手仕様、薄手仕様、いずれの場合でも一定
の外形寸法が得られ、円滑な取付作業が期待できるた
め、相手部品との合わせ部の体裁も向上するという効果
を有する。
ーを設置した自動車用ドアトリムを示す斜視図。
を示す断面図。
ション調整機構の構成を示す説明図。
示す工程チャート図。
おける芯材並びに表皮材のセット工程を示す断面図。
おける表皮材の真空成形工程を示す断面図。
おけるウレタン発泡樹脂液の注入工程を示す断面図。
おける発泡成形工程を示す断面図。
ール構造の変形例を示す各断面図。
す工程チャート図。
装着した状態を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 芯材(21)の表面に所要形状にモール
ド成形されたパッド材(22)が位置し、それらの外表
面を表皮材(23)により被覆してなる発泡成形体(2
0)の製造方法において、 発泡成形装置(30)の下型(40)に設置された表皮
材テンション調整機構(60)におけるクランプ装置
(63)を操作して、押圧用プレート(61)により、
予熱された表皮材(23)の周縁部を適宜保持力で押圧
し、表皮材(23)の下型(40)型面への滑り込み量
を制御しながら表皮材(23)を下型(40)の型面に
沿って真空成形し、次いで、キャビティ(C)内に発泡
樹脂液(72)を注入し、その後、芯材(21)を保持
した上型(50)を下型(40)に対して型締めし、芯
材(21)、パッド材(22)、及び表皮材(23)の
三者を一体化することを特徴とする発泡成形体の製造方
法。 - 【請求項2】 芯材(21)の周縁部に沿って、表皮材
(23)と二重シール構造をとるようにしたことを特徴
とする請求項1記載の発泡成形体の製造方法。
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