JP3192020B2 - 車両用充電発電機の制御装置 - Google Patents
車両用充電発電機の制御装置Info
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Description
御装置に係り、特に負荷変動の大きい内燃機関によって
駆動されるに好適な車両用充電発電機の制御装置に関す
る。
類の電気的負荷に電力を供給するためのバッテリ及び該
バッテリに充電するための充電用発電機が搭載されてい
る。この発電機は、一般に、エンジンが発生する駆動ト
ルクの回転力を利用して回転界磁巻線を励磁し、この界
磁巻線の発生する回転磁界によって生じるバッテリの電
圧を所定値に維持するように制御されている。
入れるなどで電気的負荷が大きくなると、発電量もその
分丈上げる必要があるので上記の界磁巻線に流れる電流
が急激に大きくなるように制御される。結果的には発電
機の仕事量が増えるため駆動トルクも大きくなり、エン
ジンの発生するトルクとのバランスが崩れ、エンジンの
発生トルクが更にその分丈増えるまでの間エンジン回転
数が落ち込む現象が現れ、最悪の場合としてはエンジン
ストールが発生する可能性がある。
生トルクと発電機を含めた補機類の駆動トルクのバラン
スが保たれた上で、エンジンはある所定の回転数になる
ように制御されているので、回転制御の応答速度以上の
急激なトルク変動は問題となる。
に急に大きな電気負荷が掛かった時に上記の界磁巻線に
流れる電流の急激な上昇を抑え、エンジンに対する発電
機の発生トルクの急激な変動を抑えるように制御する、
いわゆる負荷応答制御が考えられるに至った。
特公昭60−27280 号公報に示されており既に公知となっ
ている。また界磁巻線に直列に接続されたパワースイッ
チ素子の導通率の増加量が所定値以上のときに界磁巻線
に流れる電流の急激な上昇を抑制するようにした技術も
例えば特開平3−60338号公報で知られている。
平3−60338号公報)では、スイッチ素子の導通率を検出
し、界磁巻線に流れる界磁電流の増加速度を遅らせるマ
イナーループ制御が常に動作するように構成されてい
る。この機能は、エンジン回転数,出力電流の安定して
いる定常状態においても働いており、前記マイナールー
プ制御を持たない場合に対して前記界磁電流の増加速度
が遅くなり、減速速度は従来と同一である。従って、前
記界磁電流の増加,減少による出力電圧の脈動も同様
に、前記マイナーループ制御を持たない場合に対して電
圧上昇速度が遅く電圧降下速度は同一となるため、前記
マイナーループ制御を持たない場合の出力電圧平均値は
出力電圧の脈動の中心値とほぼ等しくなるのに対し前記
マイナーループを持つ場合の出力電圧の平均値は出力電
圧の脈動の中心より低下する現象が発生する。
ない出力電圧値が低下する電圧垂下が前記マイナールー
プ制御を持たない場合よりも著しく大きくなり、車両の
充放電バランスを悪化させる要因となっていた。
を即座に応答させて、発電機の出力電圧を正確にコント
ロールできる車両用充電発電機の制御装置を簡単な回路
構成にて提供するにある。
力電流が安定している定常状態及び容量の小さい電気負
荷投入時に負荷応答制御を構成する積分回路が電圧制御
ループに影響を与えない車両用充電発電機の制御装置を
提供するにある。
いは発電機の出力電圧と予め定められた設定電圧とを比
較して得られる偏差信号から偏差分圧出力と積分出力を
得、該出力電位の低い方を界磁電流制御用パワースイッ
チの制御信号として選択して入力することによって達成
される。
偏差信号出力回路の出力が安定していて、積分回路の入
力電圧と出力電圧は等しい値となっている。波形発生回
路の出力を基準電圧とする比較器の出力は、積分回路の
出力電圧信号Vaと偏差信号出力回路の出力値を分圧回
路で分圧した電圧信号Vbの内、どちらか低い値の電圧
信号を取り込んだときに駆動される。
圧信号Vbにより界磁電流が制御されるようになる。ま
た、時間t0 において高電気負荷が投入されバッテリの
出力が低下すると偏差信号出力回路の出力は瞬時に増加
するため積分回路の出力は積分回路の時定数によりゆっ
くりと増加する。一方、分圧回路により分圧された電圧
信号Vbは瞬時に増加し、積分回路の出力電圧との電圧
差が基準電圧△Vを越えたときからパワースイッチは積
分回路の出力により制御され、界磁電流はゆっくりと増
加する。
る。
御回路図、図2は図1に示すレギュレータ7の内部回路
図である。充電発電機1の界磁巻線2は、図示しない回
転子に装着され、エンジンの回転と同期して回転して回
転磁界を発生する。
イホイールダイオード3は界磁回路用開閉パワースッチ
のオフ時に生じる逆起電力を吸収するために接続されて
いる。
心(図示せず)に巻装された電機子巻線4は、前記界磁
巻線2のつくる回転磁界の大きさに応じて交流波形をも
った電圧を出力する。該交流出力は三相全波整流器5で
全波整流され、その出力は充電発電機1の出力端子
“B”を介してバッテリ6に供給される。また、同時に
前記三相全波整流器5の出力はこの出力端子“B”から
負荷スイッチ7を介してランプ等の電気負荷8に供給さ
れる。
一定電圧の電源を供給するために設けられているレギュ
レータ9の電源回路10は一定電圧をつくっている。更
にバッテリ6と発電機の整流出力端Sは、図2に示す電
圧検出回路11に接続されている。この電圧検出回路1
1の出力は基準電圧を発生する設定電圧回路12の出力
と共に偏差信号出力回路13に入力される。該偏差信号
出力回路13は、電圧検出回路11の検出したバッテリ
6の電圧と設定電圧回路12の設定した基準電圧との偏
差を演算して出力する。該偏差信号出力回路13の出力
は時定数の大きい積分回路14に入力され、該積分回路
14の出力電圧信号Vaと偏差信号出力回路13の出力
電圧を分圧回路15により分圧した電圧信号Vbが鋸歯
状信号発生回路16を基準電圧とする比較器17,18
に入力される。該比較器17,18の出力はAND回路
19に入力され、そのAND回路19の出力は界磁巻線
に供給される界磁電流をON/OFFするパワーMOS
−FET20のゲートに接続される。
数が予め設定された設定値以上の状態になったときに前
記積分回路14の出力電圧を前記波形発生回路16の出
力電圧の最大値より高い値に固定する手段で、前記電源
回路10と積分回路14の出力間に配置され、回転検出
回路24の出力信号24bにより制御されるように構成
されている。
2を介してチャージランプ駆動回路23に結線され、該
駆動回路は回転検出回路24の出力信号24aにより制
御されるように構成されている。
出力端子電圧信号の応答について説明すると、バッテリ
6の出力電圧が安定している定常時は偏差信号出力回路
13の出力信号も安定しているため積分回路14の入力
電圧と出力電圧は等しい値となっている。
示す最小通流率通過回路動作波形図のように、比較器1
7,18が同一の鋸歯状信号発生回路16の出力を基準
電圧として持ち、更にAND回路に入力されるため積分
回路14の出力電圧信号Vaと偏差信号出力回路13の
出力値を分圧回路15で分圧した電圧信号Vbのうち、
どちらか低い値の電圧信号が入力された比較器17,1
8の一方で駆動される。このため、定常時は偏差信号が
分圧された電圧信号Vbにより界磁電流が制御されるよ
うになる。
電気負荷が投入されバッテリ6の出力電圧が低下すると
偏差信号出力回路13の出力は瞬時に増加するため積分
回路14の出力は分圧回路出力電圧信号Vb+電位差△
V(安定状態での積分回路出力電圧信号Vaと分圧回路
の出力信号Vaの電位差)から積分回路の時定数により
ゆっくりと増加する。一方、偏差信号が分圧回路15に
より分圧された電圧信号Vbは瞬時に増加するため、積
分回路14の出力電圧との電圧差△Vを越えたときから
パワーMOS−FET20は積分回路14の出力により
制御され、界磁電流はゆっくりと増加する。
積分器出力と偏差分圧出力により負荷投入遮断時にF端
子電圧のオンデューティーが変化する状態を示す。時間
t0において容量の大きい車両電気負荷が投入されると
偏差分圧出力信号Vbは瞬時に上昇し、積分器出力信号
VaはVb+△Vから積分器の時定数によりゆっくり増
加する。ここで、パワーMOS−FET20は電圧信号
Vaもしくは電圧信号Vbの内どちらか低い電圧値と鋸
歯状信号を比較した信号により駆動されるため、F端子
電圧のオンデューティーは時間t0で電位差△V(安定
状態での積分器出力信号Vaと偏差分圧出力信号Vbの
電位差)の変化分だけ急激に増加し、その後積分器の時
定数でゆっくり増加する。次に、時間t2において容量
の小さい車両電気負荷が投入された場合には電位差△V
によるF端子電圧のオンデューティーの増加分による充
電発電機の出力電流の瞬時増加分により車両電気負荷の
電流を供給可能となり負荷応答制御は動作しない。ま
た、充電発電機の出力電流の瞬時増加分は電位差△Vに
より調整することが可能であり、負荷応答制御の負荷容
量選別が出来る。
し上記負荷応答制御をエンジントルクの小さい低回転領
域でのみ実施するため、前記pnpトランジスタ40は
ベースを回転検出回路24の出力信号線24bに、エミ
ッタを基準電圧線Vccへ、コレクタを積分回路14の
出力端に接続している。前記充電発電機の回転数がある
設定回転数を越えたとき回転検出器24の出力信号24
bはハイレベルからローレベルに切換るため、pnpト
ランジスタ40は非導通から導通状態に切換り、積分回
路14の出力信号VaはVcc電圧まで上昇する。この
ため比較器17の出力信号17aは常にハイレベルとな
り界磁電流を制御するパワーMOS−FET20は比較
器18の出力信号18aにより駆動され、負荷応答制御
に入ることが無い。
れた主要ブロックの詳細を述べる。図6の電圧検出回路
11はS端子の検出電圧を抵抗111と112にて分圧
し、その分圧点から出力信号を取り出している。設定電
圧回路12は図7に示すようにツェナーダイオード12
1と抵抗121とからなり基準電圧Vccをツェナーダ
イオード121のツェナー電圧でクランプし設定電圧と
して出力する。図8の偏差信号出力回路13は増幅回路
131と抵抗132,133とからなり、入力信号13
a,13bの入力信号の差を反転作動増幅して出力す
る。
スイッチが非導通状態から導通状態となり、界磁巻線に
流れる界磁電流が0(A)から増加し、飽和するまでの時
間界磁巻線の時定数より長い時定数を作る積分回路14
は図9に示すように定電流源146がスイッチSW1を
介してコンデンサ141に接続され、さらにNPNトラ
ンジスタ142,143のベースが前記コンデンサ14
1の一端に接続されている。ここで図9に示すように入
力電圧Vinがロー(VL)からハイ(VH)に変化すると
コンデンサ141は定電流源146がスイッチSW1に
よる平均電流Iccにより充電を開始し、さらにコンデ
ンサ141の充電電圧がVH+VBH(npnトランジ
スタ142のベース−エミッタ間電圧)に達すると充電
電圧は飽和する。そして入力電圧VinがVHから中間
(VM)に変化するとnpnトランジスタ142のベー
スからエミッタを介してコンデンサ141の電荷が放電
され、コンデンサ141の電圧がVM+VBEに達する
と放電が終了する。ここで、出力電圧Voutはnpn
トランジスタ143のVBEにより(コンデンサ141
の電圧−VBE)が得られるようになっている。
μ SW1の導通率=1/16 定電流源=4μ とすれ
ば、充電時間TCは以下の式により求まる。
り8sec の時定数を得ることができる。
で抵抗151,152を直列接続したもの、ダイオ−ド
153と抵抗154を接続したもの、あるいは抵抗15
5と電流計156を直列接続したものなどが考えられ、
必要に応じて選択される。
162の出力がハイレベルのとき比較器の−入力はアナ
ログスイッチ165によりVHとなっているため、抵抗
163を介してコンデンサ161にCRの時定数によりコ
ンデンサのチャージ電圧がVHに到達するまで充電され
る。さらに充電電圧がVHを超えると比較器162の出
力がローレベルになり比較器の−入力はアナログスイッ
チ166によりVLとなっているため、コンデンサへ蓄
えられた電荷はコンデンサの電圧がVL以下になるまで
ダイオード1を介し瞬時に放電する。
1相電圧をP端子を介して取り込んでいる。P端子の周
波数はF/V変換器241により電圧に変換され抵抗2
44,245,246により作られる基準電圧を+端子
入力とする比較器242,243の−端子へ入力され
る。このため、比較器243の出力24aは設定回転数
1で反転し比較器242の出力24bは設定回転数2で
反転する。なお、本実施例ではF/V変換器241を使
用しているが、他の実施例としてP端子の周期を計測し
判定出力24a、24bを出力することも可能である。
P端子の周波数fpと充電発電機の回転数Nの関係は下
記のとおり。
っくりと増加させ、充電発電機の出力をゆっくり増加さ
せるとバッテリからの電流の持ち出しが増加しバッテリ
の寿命劣化につながる。特にウィンカー,ハザード,ワ
イパー等の繰り返し負荷では問題となる。しかし本回路
では、分圧器の分圧比により△Vを変えることで偏差信
号を分圧器15により分圧した電圧信号Vbによる界磁
電流の制御から積分回路14の出力電圧信号Vaによる
界磁電流の制御に切り替わる界磁電流の増加分△Ifを
調整することができ、ウィンカー,ハザード,ワイパー
等の小容量の繰り返し負荷の投入時は界磁電流を即座に
応答させ、充電発電機の出力を即座に応答させることが
でき、バッテリ寿命の劣化を抑え、又、発電電圧の変動
を抑えることが出来る。
ー,ハザードやワイパーと言った小さな負荷が繰り返し
入るものに対してもノイズ信号が入らなくなり、調整電
圧を安定にし、ランプの明るさがちらつく現象が発生し
ないようになる。
なくなるのでバッテリの寿命を低下させる問題もなくな
る。
4の回路ブロック図により説明する。第2の実施例は、
第1の実施例に対し最小通流率通過回路を簡単な回路構
成で実現したものである。積分回路14の出力信号Va
と分圧回路15の出力信号26aは各々、コレクタが接
地されエミッタが定電流源34に接続された一対のpn
pトランジスタ31,32のベースに入力され、トラン
ジスタ31,32のエミッタは更に比較器36のプラス
入力に接続される。また三角波発生回路26の出力も同
様に、コレクタが接地されエミッタが定電流源35に接
続されたpnpトランジスタ33のベースに入力され、
そのトランジスタ33のエミッタは更に比較器36のマ
イナス入力に接続される。パワーMOS−FET20は
比較器36の出力信号36aにより直接駆動される。
す。比較器36のマイナス入力は図のように三角波発生
回路出力電圧にトランジスタ33のベース−エミッタ間
電圧VBEを加えた電圧値となる。また、比較器36プラ
ス入力は図のようにトランジスタ31,32のうちベー
ス電位の低い方が導通状態となり、ベース電位の高い方
が非導通状態となるので、積分回路14の出力信号Va
または分圧回路15の出力信号Vbのうちどちらか低い
電圧に導通状態のトランジスタのベース−エミッタ間電
圧を加えた電圧値となる。つまり、トランジスタ31,
32,33のベース−エミッタ間電圧をすべて同じ値を
取るように定電流源34,35の電流値を設定すれば、
比較器36は三角波発生回路26の出力電圧を基準電圧
とし積分回路14の出力信号Vaと分圧回路15の出力
信号Vbのうちどちらか低い方の電圧とを比較した出力
が得られる。この回路構成によれば、比較器の基準電圧
を鋸歯状信号以外の三角波信号等に変更しても最小通流
率通過回路を実現できる。図16は図14の三角発生回
路26の詳細図である。比較器266の出力電圧がハイ
レベルのときはコンデンサー265の電位がハイ(V
H)になるまでコンデンサー265に抵抗263を介し
て電流が充電される。コンデンサー265の電位がVH
を越えると比較器266の出力電圧はローレベルとなり
コンデンサー265の電位がロ−(VL)になるまでコ
ンデンサー265の電位は抵抗263を介し電流が放電
される。
きVcc電圧、ローレベルのとき0ボルトとすれば比較
器基準電圧VH,VLの電圧は次式で表わされる。
な回路構成によりバッテリ寿命の劣化を抑えてかつ電圧
変動を抑えて安定化することが出来、ランプ類の負荷変
動時の照度変化を簡単な回路構成で抑えることが出来
る。
定常状態及び容量の小さい電気負荷の投入時には、車両
の充放電バランスを悪化させることがない電圧制御回路
を実現できる。
設定値以上の状態においては積分回路の出力を前記波形
発生回路の出力電圧の最大値より高い値に固定する手段
を備えているので、エンジン回転の高いときに負荷応答
制御を停止できる利点もある。
機の出力電圧と予め定められた設定電圧とを比較して得
られる偏差信号から偏差分圧出力と積分出力を得、該出
力電位の低い方を界磁電流制御用パワースイッチの制御
信号として選択して入力するようにしてあるため、低電
気負荷時に界磁電流を即座に応答させて、発電機の出力
電圧を正確にコントロールできる車両用充電発電機の制
御装置が簡単な回路で提供される。
御装置のシステム構成図。
の回路構成を示す回路ブロック図。
す特性図。
を示す回路ブロック図。
図。
ギュレータ、10…電源回路、11…電圧検出回路、1
2…設定電圧回路、13…偏差信号出力回路、14…積
分回路、16…波形発生回路(鋸歯状信号発生回路)1
7,18…比較器、19…AND回路、20…パワース
イッチ(パワーMOS−FET)、26…波形発生回路
(三角波発生回路)。
Claims (11)
- 【請求項1】エンジンによって駆動され、得られる発電
出力を整流してバッテリに充電する手段と、前記充電電
圧を一定に制御する電圧制御手段とを備えた車両用充電
発電機の制御装置であって、前記バッテリあるいは発電
機の出力電圧と予め定められた設定電圧とを比較して得
られる偏差信号から偏差分圧出力と積分出力を得、該出
力電位の低い方を界磁電流制御用パワースイッチの制御
信号として選択して入力することを特徴とした車両用充
電発電機の制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載において、パワースイッチは
電気負荷が安定しているときは偏差分圧出力により、負
荷投入時には積分出力により作動されることを特徴とす
る車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項3】請求項1記載において、パワースッチはパ
ワーMOS−FET素子であることを特徴とする車両用
充電発電機の制御装置。 - 【請求項4】エンジンの回転により駆動されて回転磁界
を発生する界磁巻線と、前記回転磁界を受けて電流を発
生し整流器を介してバッテリを充電する電機子巻線と、
前記バッテリの電圧又は整流器の電圧を検出する電圧検
出回路と、基準電圧を発生する設定電圧回路と、前記電
圧検出回路の出力電圧と前記基準電圧とを入力して偏差
信号を出力する偏差信号出力回路と、一定の電圧領域内
においてあらかじめ設定された周期で上昇下降する波形
を出力する波形発生回路と、前記偏差信号出力回路の出
力にロータの時定数より長い時定数で応答する積分回路
と、前記偏差信号出力回路の出力電圧を分圧する分圧回
路と、前記積分回路の出力電圧と前記分圧回路の出力電
圧のうちどちらか低い方の電圧及び前記波形発生回路の
出力を入力とする比較器と、該比較器の出力で界磁巻線
に供給する電流を制御する電流制御回路とを有すること
を特徴とする車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項5】請求項4において、偏差信号出力回路は差
動増幅した電圧を発生する差動増幅回路を含んでいるこ
とを特徴とする車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項6】請求項4において、波形発生回路は三角波
を発生する三角波発生回路であることを特徴とする車両
用充電発電機の制御装置。 - 【請求項7】請求項4において、波形発生回路は鋸歯状
波形を発生する鋸歯状信号発生回路であることを特徴と
する車両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項8】エンジンの回転により駆動されて回転磁界
を発生する界磁巻線と、前記回転磁界を受けて電流を発
生し整流器を介してバッテリを充電する電機子巻線と、
前記バッテリの電圧又は整流器の電圧を検出する電圧検
出回路と、基準電圧を発生する設定電圧回路と、前記電
圧検出回路の出力電圧と前記基準電圧とを入力して偏差
信号を出力する偏差信号出力回路と、一定の電圧領域内
においてあらかじめ設定された周期で鋸歯状波形信号を
出力する鋸歯状信号発生回路と、前記偏差信号出力回路
の出力にロータの時定数より長い時定数で応答する積分
回路と、前記偏差信号出力回路の出力電圧を分圧する分
圧回路と、前記積分回路の出力及び前記鋸歯状電圧を入
力とする第1の比較器と、前記分圧回路の出力及び前記
鋸歯状電圧を入力とする第2の比較器と、前記第1の比
較器の出力と前記第2の比較器の出力を比較し、通流率
の低い方を出力する最小通流率通過回路と前記最小通流
率通過回路の出力で前記界磁巻線に供給する電流を制御
する電流制御回路とを有することを特徴とする車両用充
電発電機の制御装置。 - 【請求項9】請求項4または8において、積分回路は定
電流源がスイッチSW1を介してコンデンサに接続さ
れ、さらに一対のNPNトランジスタのベースが前記コ
ンデンサの一端に接続されていることを特徴とする車両
用充電発電機の制御装置。 - 【請求項10】請求項4または8において、エンジン回
転数が予め設定された設定値以上の状態においては前記
積分回路の出力を前記波形発生回路の出力電圧の最大値
より高い値に固定する手段を設けたことを特徴とする車
両用充電発電機の制御装置。 - 【請求項11】請求項10において、固定手段は電源回
路と積分回路の出力間に配置され、回転検出回路出力に
より制御されるスイッチ手段で構成されていることを特
徴とする車両用充電発電機の制御装置。
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JP4491839B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2010-06-30 | 株式会社デンソー | 発電機制御装置 |
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1993
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