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JP3186324B2 - 量子化レベル算出方法及び装置 - Google Patents

量子化レベル算出方法及び装置

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JP3186324B2
JP3186324B2 JP9026793A JP9026793A JP3186324B2 JP 3186324 B2 JP3186324 B2 JP 3186324B2 JP 9026793 A JP9026793 A JP 9026793A JP 9026793 A JP9026793 A JP 9026793A JP 3186324 B2 JP3186324 B2 JP 3186324B2
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真二 松中
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルVT
Rや高能率符号化装置等の量子化装置に適用して好適な
量子化レベル算出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はディジタルVTRの記録系の構成
を示し、この図5に示すディジタルVTRの再生系にお
いては、入力端子1に供給される記録すべきディジタル
映像信号はフィールドシャッフリング回路2でシャッフ
リングされ、このフィールドシャッフリングされたディ
ジタル映像信号はDCT(離散コサイン変換)回路3で
直流成分から高次交流成分の係数データに変換され、こ
の係数データは量子化回路4で量子化、つまり、所定の
量子化係数で割算され、その結果得れらた量子化データ
はエンコーダ5で符号化され、この符号化データは外符
号回路6で外符号が付加され、更に内符号回路7で内符
号が付加され積符号の形式にされ、このデータに同期/
ID付加回路8で同期信号及びID(識別)データが付
加された後、増幅回路9を介して記録ヘッド10に供給
され、この記録ヘッド10によって磁気テープに傾斜ト
ラックを形成する如く記録される。
【0003】図6は図5に示したディジタルVTRの記
録系で記録されたデータを再生するための再生系の構成
を示し、この図6に示すディジタルVTRの再生系にお
いては、磁気テープ11に記録されている記録信号が再
生ヘッド12で再生され、再生された信号が増幅回路1
3を介してイコライザ14に供給され、このイコライザ
14において波形等化された後に8/10変換回路15
で変換され、この後同期再生回路16で同期信号が再生
される。
【0004】この同期再生回路16から出力された信号
が内符号エラー訂正回路17においてエラー訂正され、
この内符号エラー訂正回路17からデータとエラーフラ
グが出力される。このデータ及びエラーフラグは外符号
エラー訂正回路18に供給されて更に外符号によるエラ
ー訂正処理が施された後にデコーダ19に供給され、こ
のデコーダ19において復号化される。そしてこの後逆
量子化回路20で逆量子化された後にIDCT(逆離散
コサイン変換)回路21に供給され、このIDCT回路
21によって逆離散コサイン変換される。
【0005】このIDCT21の出力はフィールドデ・
シャッフリング回路22に供給され、元のデータの配列
になされ、更に、エラー修整回路23において、エラー
フラグに基いて修整のできないデータについては前のラ
インのデータで補間され出力端子24を介して図示しな
いディジタルVTRの他の回路に供給される。
【0006】ここで、図5に示した記録系の量子化回路
4の内部構成について説明する。ディジタルVTRはデ
ータ量がアナログVTRのデータ量よりはるかに多い。
そこで、従来ではデータを圧縮して記録することが考え
られ、図5の例においては、DCT回路4で離散コサイ
ン変換を行うことによってディジタル映像データを直流
成分から高次交流成分までの係数データにし、更にこれ
を量子化回路4において後述する量子化レベルに基いて
量子化し、エンコーダ5で符号化することによってデー
タを圧縮している。
【0007】図5に示した量子化回路4はバッファリン
グ回路で構成される。このバッファリング回路の構成を
図7に示す。
【0008】即ち、この図7に示すように、バッファリ
ング回路はサンプリング周波数(27MHz)でサンプ
リングされたコンポーネントビデオ信号(Y:輝度信
号、C:クロマ信号)を等長化単位で量子化するために
符号量予測から量子化レベルを補正する7つのバイナリ
サーチ回路38、39、40、41、42、43及び4
4と、例えばダビング時の歪に基いて量子化レベルを決
定するバックサーチ回路46と、量子化を行う量子化回
路47と、交流の係数と、直流の係数の並べ変えを行う
AC/DCシャッフリング回路52とで構成される。
【0009】バイナリサーチ回路38〜44には夫々入
力端子D1〜D7を介して図示しないVTRのシステム
コントローラからの直流制限値データが供給されると共
に、夫々入力端子T1〜T7を介して図示しないVTR
のシステムコントローラからのテスト用の信号が供給さ
れる。
【0010】入力端子36及び37を介してバイナリサ
ーチ回路38に図9に示すようなDCT回路3による1
6ビット(4×4)の入力データ(ビデオデータ)及び
同期信号が夫々供給される。図9に示すように、入力デ
ータはIDデータID1、IDデータID2、ヘッ
ータHd1、ヘッデータHd2、ビデオデータ(輝度
信号Y1、・・・・色差信号B−Y5、輝度信号Y1
1、・・・・輝度信号Y20、色差信号R−Y6、色差
信号B−Y6、・・・・色差信号B−Y)で構成され
る。
【0011】IDデータID1及びID2は同期信号か
ら数えて2クロック、ヘッデータHd1及びHd2は
次の2クロックに対応し、その後640クロックがDC
T変換されたビデオデータに対応する。そしてIDデー
タID1及びID2、ヘッデータHd1及びH2の
後にDCTブロック単位とに40ブロックが続く。
【0012】この図9に示す入力データはバイナリサー
チ回路38〜44を通じてバックサーチ回路46に供給
される。バックサーチ回路46には入力端子T8及び4
5を介して図示しないVTRのシステムコントローラか
らのテスト信号及びバックサーチオン/オフ信号が供給
される。つまりこのバックサーチ回路46は最終段のバ
イナリサーチ回路44からのビデオデータとバックサー
チオン/オフ信号とに基いてダビング時の歪を検出し、
この歪に基いて量子化レベルを補正する。
【0013】量子化回路47には入力端子D9及びT9
を夫々介して直流制限値データ及びテスト信号が供給さ
れる。この量子化回路47はバックサーチ回路46から
の量子化レベルに基いて、ビデオデータを量子化すると
共に、出力端子48、49及び50を介して最大量子化
レベルデータ、中間量子化レベルデータ、最小量子化レ
ベルデータを図示しないVTRのシステムコントローラ
に供給する。
【0014】この量子化回路47の出力は図10に示す
ようになる。この図10に示すように、量子化回路47
の出力は図9に示した入力データとデータ配列は変わら
ないが、量子化後なので、DCT変換されたビデオデー
タ13ビットにEOB(エンド・オブ・ブロック)が付
加される。
【0015】そして、この図10に示す量子化データは
AC/DCシャッフリング回路52に供給される。この
AC/DCシャッフリング回路52には入力端子51を
介して映像信号(例えばNTSC方式とPAL方式)の
区別を行うための525/625セレクト信号が供給さ
れる。そしてこのAC/DCシャッフリング回路52は
量子化回路47からの量子化データを交流と直流とで並
べ変える。
【0016】図11にこのAC/DCシャッフリング回
路52の出力データを示す。この図11に示すように、
出力データは直流と交流がはっきりと分かれた配列とな
り、等長化単位が2シンクとなる。
【0017】次に、上述したバイナリサーチ回路38〜
44の内部構成について図8を参照して説明する。
【0018】図において、55及び59は図7で説明し
たバイナリサーチ回路38〜44の各入力端子を示し、
入力端子55にはビデオデータ、入力端子59には同期
信号が夫々供給される。
【0019】入力端子55を介して供給されるビデオデ
ータはFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)メモリ56に供給されて記憶されると共に、乗算回
路63及びバレルシフタ64からなる量子化回路62に
供給される。
【0020】また、入力端子59を介して供給される同
期信号はタイミング発生及びテーブル回路60に供給さ
れる。タイミング発生及びテーブル回路60は同期信号
が供給されると、量子化回路62の乗算回路63にテー
ブルから読み出した量子化係数を供給し、バレルシフタ
64に交流シフトデータを供給し、加算回路69に直流
の符号長データを供給し、ゲート回路72にタイミング
信号を供給する。
【0021】量子化回路62の乗算回路63は入力端子
55を介して供給されるビデオデータとタイミング発生
及びテーブル回路60からの量子化係数を乗算し、その
乗算出力をバレルシフタ64に供給する。バレルシフタ
64は乗算回路63からの乗算結果をタイミング発生及
びテーブル回路60からの交流シフトデータに基いてシ
フトし、シフトしたデータを可変長符号化回路65に供
給する。
【0022】可変長符号化回路65はカテゴリ変換を行
うカテゴリ変換回路66と、符号長を変換する符号長変
換回路68と、カテゴリ変換回路66からの出力に基い
て可変長符号を出力するテーブル67で構成される。
【0023】ここでカテゴリ変換について図14を参照
して説明する。図14において、左側にカテゴリ、右側
に実量子化係数を示す。即ち、この図14に示すよう
に、カテゴリ変換回路66は量子化回路はテーブル67
の内容を示し、カテゴリ変換回路66は内部に持つテー
ブルによって量子化回路62からの量子化データをカテ
ゴリデータに変換する。実量子化係数とは量子化回路6
2から供給される量子化データを示し、この図14に示
すように、実量子化係数の値に基いてカテゴリデータ出
力する。
【0024】このカテゴリ変換回路66の出力データ、
即ち、カテゴリデータはテーブル67及び符号長変換回
路68に夫々供給される。テーブル67からはカテゴリ
変換回路66からのカテゴリデータに応じた可変長符号
データが出力される。符号長変換回路68においては、
カテゴリ変換回路68からのカテゴリデータとテーブル
67からの可変長符号に基いて可変長符号の符号長を求
め、求めた符号長データを加算回路69に供給する。
【0025】ここで、図12及び図13を参照して可変
長符号の符号長の算出方法について説明する。
【0026】図12AはEOBを採用しないDCTブロ
ックのビデオデータの符号長の算出方法を示し、実線の
矢印のすぐ下に示す数値は、交流成分から直流成分まで
のデータであり、更に、その下に示す数値は符号長であ
る。
【0027】夫々ペアにしている数値は現在値と、前の
値であり、この値に基いて可変長符号と符号長を求め
る。可変長符号と符号長は図14に示すようなテーブル
で求められる。この図12Aに示す方法では“0”とい
う値もデータと見なされるので、符号長は長くなる。
【0028】図12BはEOBを採用したDCTブロッ
クのビデオデータの符号長の算出方法を示し、この図1
2Bに示すように、“0”が連続した後に“0”以外の
データがあった場合、これをEOBと見なされるので、
“0”はデータと見なされない。従って、この方法では
符号長が短くなる。何れにしても、図12Aに示す方法
と図12Bに示す方法の何れかの方法を用いて符号長を
求める。
【0029】このようにして符号長変換回路68で求め
られた等長化単位の符号長データは加算回路69に供給
され、この加算回路69においてタイミング発生及びテ
ーブル回路60からの等長化単位の直流の係数の符号長
データと加算される。この加算出力はコンパレータ70
に供給され、コンパレータ70において目標値発生回路
71からの目標値(ビットレート)と比較される。この
コンパレータ70は加算回路69からの加算出力が目標
値より大きければ“1”、小さければ“0”となる比較
結果を出力する。
【0030】この比較結果はゲート回路72に供給され
る。ゲート回路72にはタイミング発生及びテーブル回
路60からのタイミング信号が供給される。ゲート回路
72はタイミング発生及びテーブル回路60からのタイ
ミング信号及びコンパレータ70からの比較結果に基い
て量子化係数を出力する。この量子化係数はセレクタ5
7に供給される。セレクタ57においては、FIFO5
6から読み出されたビデオデータを出力端子58を介し
て図5に示したエンコーダ5に供給する。
【0031】ここで、図7に示した量子化回路4の量子
化レベル算出系、即ち、バイナリサーチ回路38〜44
による量子化レベルの算出方法について説明する。
【0032】この量子化レベルの算出方法は一般にバイ
ナリサーチ法等と呼ばれている方法である。例えば量子
化レベルが7ビットで、最上位ビットを決める場合は、
量子化レベルを最大“127”〜最小“0”の中間“6
3”のレベルとし、このレベル“63”で仮の量子化を
行い、このときの等長化単位(640クロック分)の符
号長の総和が目標のビットレートより大きければ最上位
ビットは“1”、小さければ“0”とする。
【0033】次の6ビット目は最上位ビットが“1”な
ら量子化レベル“127”〜“63”の中間“95”の
レベルで仮の量子化を行い、“0”なら量子化レベル
“63”〜“0”の中間“31”のレベルで量子化を行
う。そして等長化単位(640クロック分)の符号長の
総和が目標のビットレートより大きければ6ビット目は
“1”、小さければ“0”とする。以下同様にして最下
位ビットまでを確定する。
【0034】このようにして例えば量子化レベルが7ビ
ットの場合には図7に示したように、バイナリサーチ回
路38〜44を合計7個設け、順次、ビデオデータを入
力するようにすれば全量子化レベルを確定することがで
きる。
【0035】このバイナリサーチ回路38〜44で確定
した量子化レベルは上述したようにバックサーチ回路4
6において例えばダビング時の歪等に基いて補正された
後に量子化回路47に供給され、実際にDCT係数の量
子化レベルとして使用される。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、図8に示したような構成のバイナリサーチ回路を
図7に示したように量子化レベルのビット数と同じだけ
設けると回路構成が非常に大きくなり、特に、図8に示
した量子化回路62の乗算回路63を量子化レベルのビ
ット数と同じだけ設けることは、純粋なロジック回路で
は乗算回路は非常に大きな実装面積を占めるという不都
合があった。
【0037】また、図8に示した可変長符号回路65の
符号長変換回路68においては、EOBを用いる方法と
用いない方法の何れかの方法で符号長を得るようにして
いるだけなので、効率的な符号化変換のための符号量予
測を行うことができないという不都合があった。
【0038】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、回路構成を簡略化し、回路規模をできるだけ小さく
することができると共に、効率的な符号化変換のための
符号量予測を行うことのできる量子化レベル算出方法及
び装置を提案しようとするものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明量子化レベルの算
出方法は、nビットの量子化レベルの値に夫々対応して
量子化係数を設定すると共に、設定する際に量子化係数
量子化レベルに対応して周期性を持たせ、等長化単位
のディジタルデータをnビットの量子化レベルが示す最
も最適な量子化係数で量子化するために、ディジタルデ
ータに対して所定の量子化レベルで仮の量子化を行い、
その量子化データのビットレートに応じてnビットの量
子化レベルのnビット目を決定し、nビットの量子化レ
ベルの(n−m)ビットの値を決定するときに、その
(n−m)ビットよりも上位の{n−(m−1)}〜n
ビットの値に基いた所定の量子化レベルで量子化を行
い、得られた量子化データのビットレートを目標とする
ビットレートと比較し、その比較結果に基いて(n−
m)ビットの値を決定し、最終的にnビットの量子化レ
ベルを得るようにしたものである。
【0040】更に上述において本発明量子化レベル算出
方法は、(n−m)ビットよりも上位の{n−(m−
1)}ビット〜nビットの値に基いて使用される所定の
複数の量子化レベルによって選択される量子化係数を同
一となるようにしたものである。
【0041】更に上述において本発明量子化レベル算出
方法は、(n−m)ビットの値を決定するときには、等
長化単位のディジタルデータをシフトし、このシフトし
て得られた値と、等長化単位のディジタルデータを加算
して量子化データを得るようにしたものである。
【0042】更に上述において本発明量子化レベル算出
方法は、(n−m)ビットの値を決定するときには、等
長化単位のディジタルデータをシフトして量子化データ
を得るようにしたものである。
【0043】また本発明量子化レベル算出装置は、等長
化単位の入力ディジタルデータと量子化係数を乗算し、
シフトして等長化単位の入力ディジタルデータを量子化
する量子化手段62と、この量子化手段62からの量子
化データの符号長を変換する符号長変換手段65と、こ
の符号長変換手段65の出力データと目標値とを比較す
る比較手段69、70、71と、この比較手段69、7
0、71の比較結果に基いて量子化レベルのビットを決
定する制御手段57、90、72とからなる量子化レベ
ル算出手段を量子化レベルのビット数に対応して複数設
け、複数の量子化レベル算出手段を用いて量子化レベル
の全ビットを算出して量子化レベルを得るようにした量
子化レベル算出装置において、複数の量子化レベル算出
手段の内任意の数の量子化レベル算出装置の量子化手段
62においては、等長化単位の入力ディジタルデータに
所定の量子化係数を乗算しシフトして量子化データを得
るようにし、残りの量子化レベル算出装置の量子化手段
80或いは82においては等長化単位の入力ディジタル
データをシフトしたものと、この入力ディジタルデータ
を加算して量子化データを得るか、或いは入力ディジタ
ルデータに対してシフトのみ行って量子化データを得る
ようにしたものである。
【0044】また本発明量子化レベル算出装置は、等長
化単位の入力ディジタルデータを量子化する量子化手段
62、80または82と、この量子化手段62、80ま
たは82からの量子化データの符号長を変換する符号長
変換手段65と、この符号長変換手段65からの出力と
目標値とを比較する比較手段69、70、71と、この
比較手段69、70、71の比較結果に基いて量子化レ
ベルのビットを決定する制御手段57、90、72とを
有する量子化レベル算出装置において、符号長変換手段
65に等長過単位でブロック毎にブロックの終わりを示
す符号を検出し、この符号を付加するか否かを判断する
機能を持たせたものである。
【0045】更に上述において本発明量子化レベル算出
装置は、符号長変換手段65を、量子化手段62、80
または82からの量子化データのカテゴリを変換するカ
テゴリ変換手段66と、このカテゴリ変換手段66の出
力に基いて可変長符号を出力する可変長符号出力手段6
7と、カテゴリ変換手段66からの出力のブロックの終
わりを示すブロック終了符号を検出するブロック終了符
号検出手段92と、このブロック終了符号検出手段92
からの検出出力に基いてブロック終了符号を出力するブ
ロック終了符号出力手段93と、このブロック終了符号
出力手段93からのブロック終了符号の値を変換するブ
ロック終了符号値変換手段94と、カテゴリ変換手段6
6からの出力及び可変長符号出力手段67からの可変長
符号を加算する第1の加算手段96と、この第1の加算
手段96の出力と比較手段95の出力を加算する第2の
加算手段98と、ブロック終了符号値変換手段94から
の出力及び第2の加算手段98からの出力を比較する比
較手段95とで構成したものである。
【0046】
【作用】上述せる本発明の方法によれば、nビットの量
子化レベルの値に夫々対応して量子化係数を設定すると
共に、設定する際に量子化係数に量子化レベルに対応し
て周期性を持たせ、等長化単位のディジタルデータをn
ビットの量子化レベルが示す最も最適な量子化係数で量
子化するために、ディジタルデータに対して所定の量子
化レベルで仮の量子化を行い、その量子化データのビッ
トレートに応じてnビットの量子化レベルのnビット目
を決定し、nビットの量子化レベルの(n−m)ビット
の値を決定するときに、その(n−m)ビットよりも上
位の{n−(m−1)}〜nビットの値に基いた所定の
量子化レベルで量子化を行い、得られた量子化データの
ビットレートを目標とするビットレートと比較し、その
比較結果に基いて(n−m)ビットの値を決定し、最終
的にnビットの量子化レベルを得る。
【0047】更に上述において本発明の方法によれば、
(n−m)ビットよりも上位の{n−(m−1)}ビッ
ト〜nビットの値に基いて使用される所定の複数の量子
化レベルによって選択される量子化係数を同一となるよ
うにする。
【0048】更に上述において本発明の方法によれば、
(n−m)ビットの値を決定するときには、等長化単位
のディジタルデータをシフトし、このシフトして得られ
た値と、等長化単位のディジタルデータを加算して量子
化データを得る。
【0049】更に上述において本発明の方法によれば、
(n−m)ビットの値を決定するときには、等長化単位
のディジタルデータをシフトして量子化データを得る。
【0050】また本発明の構成によれば、複数の量子化
レベル算出手段の内任意の数の量子化レベル算出装置の
量子化手段62においては、等長化単位の入力ディジタ
ルデータに所定の量子化係数を乗算しシフトして量子化
データを得るようにし、残りの量子化レベル算出装置の
量子化手段80或いは82においては等長化単位の入力
ディジタルデータをシフトしたものと、この入力ディジ
タルデータを加算して量子化データを得るか、或いは入
力ディジタルデータに対してシフトのみ行って量子化デ
ータを得る。
【0051】また本発明の構成によれば、符号長変換手
段65において等長化単位でブロック毎にブロックの終
わりを示す符号を検出し、この符号を付加するか否かを
判断するようにする。
【0052】更に上述において本発明の構成によれば、
量子化手段62、80または82からの量子化データの
カテゴリをカテゴリ変換手段66で変換し、このカテゴ
リ変換手段66の出力に基いて可変長符号出力手段67
で可変長符号を出力し、カテゴリ変換手段66からの出
力のブロックの終わりを示すブロック終了符号をブロッ
ク終了符号検出手段92で検出し、このブロック終了符
号検出手段92からの検出出力に基いてブロック終了符
号をブロック終了符号出力手段93で出力し、このブロ
ック終了符号出力手段93からのブロック終了符号の値
をブロック終了符号値変換手段94で変換し、カテゴリ
変換手段66からの出力及び可変長符号出力手段67か
らの可変長符号を第1の加算手段96で加算し、この第
1の加算手段96の出力と比較手段95の出力を第2の
加算手段98で加算し、ブロック終了符号値変換手段9
2からの出力及び第2の加算手段98からの出力を比較
手段95で比較する。
【0053】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明量子化レベル
算出方法及び装置の一実施例について詳細に説明する。
【0054】この図1において、図8と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0055】図において、80は量子化回路で、本例に
おいてはこの量子化回路80を図に示すようにバレルシ
フタ64及び加算回路81で構成する。また、90はタ
イミング発生回路で、図8に示したタイミング発生及び
テーブル回路60とは異なり、量子化係数を出力するた
めのテーブルを用いないようにする。
【0056】ここで、図8に示した量子化回路62の構
成要素が乗算回路63及びバレルシフタ64であったの
に対し、本例において量子化回路62の構成をバレルシ
フタ64と加算回路81とできたことの理由について図
3を参照して説明する。
【0057】図3に量子化レベルがnビットの場合、n
ビット目〜1ビット目までの量子化レベルを示す。この
図3から分かるように、nが7だった場合、図3におけ
るnビット目(7ビット目)では、上述したように量子
化レベルが“63”と1つであるが、6ビット目(n−
1ビット目)以降は量子化レベルが前の値、即ち、7ビ
ット目の値に応じて2つ選択されるようになっている。
【0058】つまり、全ビット数を7ビットとした場
合、最上位ビットが“1”または“0”に確定すると、
次の6ビット目は7ビット目の値に応じた量子化レベル
で量子化し、その量子化データと上述した目標値とを比
較した結果に基いて決定し、次の5ビット目は7及び6
ビット目の値に応じた量子化レベルで量子化し、その量
子化データと上述した目標値とを比較した結果に基いて
決定し、・・・・以下同様に当該ビットの前の全ビット
の値い基いた量子化レベルで量子化し、その結果を目標
値と比較した結果に基いて当該ビットの値を決定する。
【0059】本例において、量子化レベルは入力された
DCT係数を量子化するための量子化係数を選択するた
めのインデックスデータと定義する。つまり、図3に示
した量子化レベルに夫々対応した量子化係数が選択され
ることになる。
【0060】そして本例においては、例えば16の量子
化係数を用意し、量子化レベルに対応して周期性を持た
せるようにする。例えば量子化レベルを7ビットとした
場合、図3おいては、例えば7ビット目は量子化レベル
が1つ、6ビット目は量子化レベルが2つ、5ビット目
は量子化レベルが4つ、4ビット目は量子化レベルが8
つとなっているので、6ビット目から4ビット目の各量
子化レベルに対し、夫々同じ量子化係数が出力されるよ
うにする。例えば6ビット目には量子化レベルが2つあ
るが、この2つの量子化レベルに同じ量子化係数を割り
当てるようにする。
【0061】このようにすると、例えば図8に示した乗
算回路63においてはタイミング発生及びテーブル回路
60からの量子化係数を固定値とすることができるの
で、量子化係数のテーブルを持つ必要がなくなる。
【0062】更に、乗算回路63において、固定値であ
る量子化係数をビデオデータ(DCT係数データ)に掛
けるということは、乗算回路63が必要なくなるという
ことになる。例えば“2”に“3”を掛ける場合、
“3”を固定値とすれば、“2”は2進数で“10”、
掛けた結果は2進数で“110”となる。従ってこれは
“2”(“10”)をシフトして“100”とし、これ
に元の“2”(“10”)を加算すれば乗算結果と同じ
“6”(“110”)を得ることができる。
【0063】つまり、ビデオデータに掛ける値が2のべ
き乗以外の場合においては、掛ける値を固定とすれば単
にビデオデータをシフトし、シフトしたビデオデータと
シフトする前のビデオデータを加算すれば良い。
【0064】従って、上述したように、あるビットにお
ける複数の量子化レベルに対して同じ量子化係数を与え
るように、つまり、固定値にしておけば、図1に示すよ
うに、バレルシフタ64及び加算回路81で量子化回路
80を構成することができる。
【0065】即ち、この例においては、図7に示したバ
イナリサーチ回路38〜44の内、少なくともバイナリ
サーチ回路38〜41の量子化回路の構成を図1に示す
ような乗算回路のない簡素な構成とできる。
【0066】このように、本例においては、量子化レベ
ルのあるビットに対応する複数の量子化レベルに対し、
量子化係数に周期性を持たせることによって同一の量子
化係数を与えるようにしたので、量子化レベルが7ビッ
トの場合においては、少なくとも7ビット目から4ビッ
ト目までに対応するバイナリサーチ回路の量子化回路で
乗算回路と量子化係数を出力するためのテーブルが不要
となり、これによって回路規模を大幅に小さくできると
共に、回路の実装面積を小さくでき、設計効率が大幅に
向上させることができ、しかも演算速度を向上させるこ
とができる。
【0067】尚、上述の例において、乗数を固定にし、
シフト量を変えることによって割る数を変えることもで
きる。例を示すと、例えば“2”に“5”を掛ける場
合、“5”を固定値とすれば、“2”は2進数で“1
0”、掛けた結果は2進数で“1010”となる。従っ
てこれは“2”(“10”)を2ビット分シフトして
“1000”とし、これに元の“2”(“10”)を加
算すれば乗算結果と同じ“10”(“1010”)を得
ることができる。
【0068】図2は本例量子化レベル算出装置の他の例
を示す構成図であり、以下、図2を参照して本例量子化
レベル算出装置の他の例について説明する。
【0069】この図2において、図1と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0070】図において、82は量子化回路で、この図
に示すように、この例においては、図1に示した加算回
路81を不要とした構成としている。つまりこの例にお
いては、量子化レベルが2のべき乗になる場合の構成を
示している。量子化レベルが2のべき乗の場合には、バ
レルシフタ64でのシフト量を変えるだけでよいので、
図1に示した加算回路81は必要なくなる。
【0071】例えば“2”に“4”を掛ける場合、
“4”を固定値とした場合、“2”は2進数で“1
0”、掛けた結果は2進数で“100”となる。従って
これは“2”(“10”)をシフトして“1000”と
するだけで、乗算結果と同じ“8”(“1000”)を
得ることができる。
【0072】このように、この例においては、量子化レ
ベルが2のべき乗の場合に、量子化回路82の構成をバ
レルシフタ64のみとしたので、図1に示した回路構成
よりも更に簡単となり、これによって更に回路の実装面
積を小さくでき、設計効率が大幅に向上させることがで
き、しかも演算速度を大幅に向上させることができる。
【0073】尚、上述の例において、乗数を固定にし、
シフト量を変えることによって割る数を変えることもで
きる。例を示すと、例えば“2”に“8”を掛ける場
合、“8”を固定値とすれば、“2”は2進数で“1
0”、掛けた結果は2進数で“10000”となる。従
ってこれは“2”(“10”)を3ビット分シフトして
“10000”とするだけで乗算結果と同じ“16”
(“10000”)を得ることができる。
【0074】次に、図4を参照して図1に示した符号長
変換回路68の内部構成について説明する。本例におい
ては、この符号長変換回路68において、EOBを検出
した時点で符号長を比較し、効率的な方の符号長を出力
するようにする。
【0075】図12及び図13を参照して説明したよう
に符号量予測においては、EOBを用いる方法と用いな
い方法がある。本例においては、ディジタルデータの符
号量予測や量子化を行う際、等長化単位でDCTブロッ
ク毎にEOBを検出してEOBを付加するか否かを検出
し、効率的な符号化変換を行うようにする。
【0076】図4において、91は図1に示したカテゴ
リ変換回路66からのカテゴリデータが供給される入力
端子で、この入力端子91を介してカテゴリ変換回路6
6からのカテゴリデータが加算回路96及びEOB検出
回路92に夫々供給される。
【0077】EOB検出回路92はカテゴリ変換回路6
6からのカテゴリデータからEOBを検出し、検出結果
をテーブル93に供給する。テーブル93はEOB検出
回路92からの検出結果に基いた値を値変換回路94に
供給する。値変換回路94はEOBを示すデータが供給
されるまでは、例えば値“1FF”のデータをコンパレ
ータ95に供給し続ける。
【0078】一方、加算回路96には図1に示したテー
ブル67からの符号長データが供給され、この符号長デ
ータが図1に示したカテゴリ変換回路66からのカテゴ
リデータと加算され、その加算結果が加算回路(累算回
路)98に供給され、コンパレータ95の出力と加算さ
れ、これによって符号長が累算される。この加算回路9
8の出力はコンパレータ95に供給される。コンパレー
タ95は値変換回路94からの値と加算回路98からの
値を比較し、その値の小さい方を出力端子99を介して
図1に示した加算回路69に供給すると共に、加算回路
98にフィードバックする。
【0079】つまり、この回路においては、EOBが検
出されるまでは加算回路98からの加算出力、即ち、カ
テゴリ変換回路66からのカテゴリデータとテーブル6
7からの符号長データの累算値を符号長データとして出
力するようにし、EOBが検出された場合は、値変換回
路94からの符号長データと、加算回路98からの符号
長データを比較し、小さい方を出力するようにしてい
る。そしてこの後、ブロックの終わりまで符号長の計算
を行う。従って、この例においては、EOBを用いる方
法と用いない方法の両方を用いると共に、これら両方の
方法によって得られた符号長を比較し、その結果短いも
のを常に選択するようにしているので、効率的な符号化
変換のための符号量を予測を行うことができる。
【0080】このように、本例においては、EOBを用
いる方法と用いない方法の両方を用いると共に、これら
両方の方法によって得られた符号長を比較し、その結果
短いものを常に選択するようにしているので、効率的な
符号化変換のための符号量を予測を行うことができる。
【0081】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0082】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、nビットの量
子化レベルの値に夫々対応して量子化係数を設定すると
共に、設定する際に量子化係数に量子化レベルに対応し
て周期性を持たせ、等長化単位のディジタルデータをn
ビットの量子化レベルが示す最も最適な量子化係数で量
子化するために、ディジタルデータに対して所定の量子
化レベルで仮の量子化を行い、その量子化データのビッ
トレートに応じてnビットの量子化レベルのnビット目
を決定し、nビットの量子化レベルの(n−m)ビット
の値を決定するときに、その(n−m)ビットよりも上
位の{n−(m−1)}〜nビットの値に基いた所定の
量子化レベルで量子化を行い、得られた量子化データの
ビットレートを目標とするビットレートと比較し、その
比較結果に基いて(n−m)ビットの値を決定し、最終
的にnビットの量子化レベルを得るようにしたので、回
路構成を簡略化し、回路規模をできるだけ小さくするこ
とができる。
【0083】更に上述において本発明によれば、(n−
m)ビットよりも上位の{n−(m−1)}ビット〜n
ビットの値に基いて使用される所定の複数の量子化レベ
ルによって選択される量子化係数を同一となるようにし
たので、上述の効果に加え、量子化係数出力のためのテ
ーブルが不要となり、これによって回路構成を簡単に
し、演算速度を向上させることができる。
【0084】更に上述において本発明によれば、(n−
m)ビットの値を決定するときには、等長化単位のディ
ジタルデータをシフトし、このシフトして得られた値
と、等長化単位のディジタルデータを加算して量子化デ
ータを得るようにしたので、上述の効果に加え、回路構
成を複雑、且つ、演算速度を遅くさせる乗算回路を使用
しなくても済むようにすることができる。
【0085】更に上述において本発明によれば、(n−
m)ビットの値を決定するときには、等長化単位のディ
ジタルデータをシフトして量子化データを得るようにし
たので、上述の効果に加え、回路構成を複雑、且つ、演
算速度を遅くさせる乗算回路を使用しなくても済むと共
に、加算回路も使用しなくても済むようにすることがで
き、これによって回路構成を簡単にすることができ、演
算速度を大幅に向上させることができる。
【0086】また上述せる本発明によれば、複数の量子
化レベル算出手段の内任意の数の量子化レベル算出装置
の量子化手段においては、等長化単位の入力ディジタル
データに所定の量子化係数を乗算しシフトして量子化デ
ータを得るようにし、残りの量子化レベル算出装置の量
子化手段においては等長化単位の入力ディジタルデータ
をシフトしたものと、この入力ディジタルデータを加算
して量子化データを得るか、或いは入力ディジタルデー
タに対してシフトのみ行って量子化データを得るように
したので、上述の効果に加え、更に回路構成を簡略化
し、回路規模をできるだけ小さくすることができる。
【0087】また上述せる本発明によれば、符号長変換
手段において等長化単位でブロック毎にブロックの終わ
りを示す符号を検出し、この符号を付加するか否かを判
断するようにしたので、効率的な符号化変換のための符
号量予測を行うことができる。
【0088】更に上述において本発明によれば、量子化
手段からの量子化データのカテゴリをカテゴリ変換手段
で変換し、このカテゴリ変換手段の出力に基いて可変長
符号出力手段で可変長符号を出力し、カテゴリ変換手段
66からの出力のブロックの終わりを示すブロック終了
符号をブロック終了符号検出手段で検出し、このブロッ
ク終了符号検出手段からの検出出力に基いてブロック終
了符号をブロック終了符号出力手段で出力し、このブロ
ック終了符号出力手段からのブロック終了符号の値をブ
ロック終了符号値変換手段で変換し、カテゴリ変換手段
からの出力及び可変長符号出力手段からの可変長符号を
第1の加算手段で加算し、この第1の加算手段の出力と
比較手段の出力を第2の加算手段で加算し、ブロック終
了符号値変換手段からの出力及び第2の加算手段からの
出力を比較手段で比較するようにしたので、上述の効果
に加え、効率的な符号化変換のための符号量予測を確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明量子化レベル算出方法及び装置の一実施
例を示す構成図である。
【図2】本発明量子化レベル算出方法及び装置の他の例
を示す構成図である。
【図3】本発明量子化レベル算出方法及び装置の一実施
例の説明に供する量子化レベルの例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明量子化レベル算出方法及び装置の一実施
例の要部を示す構成図である。
【図5】ディジタルVTRの記録系の例を示す構成図で
ある。
【図6】ディジタルVTRの再生系の例を示す構成図で
ある。
【図7】従来の量子化装置の要部を示す構成図である。
【図8】従来の量子化装置の要部を示す量子化レベル算
出装置の構成図である。
【図9】従来の量子化レベル算出装置の説明に供するデ
ータフォーマットを示す説明図である。
【図10】従来の量子化レベル算出装置の説明に供する
データフォーマットを示す説明図である。
【図11】従来の量子化レベル算出装置の説明に供する
データフォーマットを示す説明図である。
【図12】従来の量子化レベル算出装置の説明に供する
EOB(エンド・オブ・ブロック)とコード長の関係を
示す説明図である。
【図13】従来の量子化レベル算出装置の説明に供する
可変長符号テーブルの例を示す説明図である。
【図14】従来の量子化レベル算出装置の説明に供する
カテゴリ変換用のテーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
56 FIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト) 57 セレクタ 62、80、82 量子化回路 64 バレルシフタ 65 可変長符号変換回路 66 カテゴリ変換回路 67、93 テーブル 68 符号長変換回路 69、81、96、98 加算回路 70 コンパレータ 71 目標値発生回路 72 ゲート回路 90 タイミング発生回路 92 EOB検出回路 93 テーブル 94 値変換回路 95 コンパレータ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビットの量子化レベルの値に夫々対応
    して量子化係数を設定すると共に、設定する際に量子化
    係数に量子化レベルに対応して周期性を持たせ、 等長化単位のディジタルデータをnビットの量子化レベ
    ルが示す最も最適な量子化係数で量子化するために、 上記ディジタルデータに対して所定の量子化レベルで仮
    の量子化を行い、その量子化データのビットレートに応
    じてnビットの量子化レベルのnビット目を決定し、上
    記nビットの量子化レベルの(n−m)ビットの値を決
    定するときに、その(n−m)ビットよりも上位の{n
    −(m−1)}〜nビットの値に基いた所定の量子化レ
    ベルで量子化を行い、得られた量子化データのビットレ
    ートを目標とするビットレートと比較し、その比較結果
    に基いて上記(n−m)ビットの値を決定し、最終的に
    nビットの量子化レベルを得るようにしたことを特徴と
    する量子化レベルの算出方法。
  2. 【請求項2】 上記(n−m)ビットよりも上位の{n
    −(m−1)}ビット〜nビットの値に基いて使用され
    る所定の複数の量子化レベルによって選択される量子化
    係数を同一となるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の量子化レベルの算出方法。
  3. 【請求項3】 上記(n−m)ビットの値を決定すると
    きに、上記量子化係数が2のべき乗でない場合、上記等
    長化単位のディジタルデータをシフトし、このシフトし
    て得られた値と、上記等長化単位のディジタルデータを
    加算して量子化データを得るようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の量子化レベルの算出方法。
  4. 【請求項4】 上記(n−m)ビットの値を決定すると
    きに、上記量子化係数が2のべき乗である場合、上記等
    長化単位のディジタルデータをシフトして量子化データ
    を得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の量子
    化レベルの算出方法。
  5. 【請求項5】 等長化単位の入力ディジタルデータと量
    子化係数を乗算し、シフトして上記等長化単位の入力デ
    ィジタルデータを量子化する量子化手段と、この量子化
    手段からの量子化データの符号長を変換する符号長変換
    手段と、この符号長変換手段の出力データと目標値とを
    比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に基いて
    量子化レベルのビットを決定する制御手段とからなる量
    子化レベル算出手段を量子化レベルのビット数に対応し
    て複数設け、 上記複数の量子化レベル算出手段を用いて量子化レベル
    の全ビットを算出するようにした量子化レベル算出装置
    において、 上記複数の量子化レベル算出手段の内任意の数の量子化
    レベル算出手段の量子化手段においては、上記等長化単
    位の入力ディジタルデータに所定の量子化係数を乗算し
    シフトして量子化データを得るようにし、 残りの量子化レベル算出装置の量子化手段においては上
    記等長化単位の入力ディジタルデータをシフトしたもの
    と、この入力ディジタルデータを加算して量子化データ
    を得るか、或いは入力ディジタルデータに対してシフト
    のみ行って量子化データを得るようにしたことを特徴と
    する量子化レベル算出装置。
  6. 【請求項6】 等長化単位の入力ディジタルデータを量
    子化する量子化手段と、 この量子化手段からの量子化データの符号長を変換する
    符号長変換手段と、 この符号長変換手段からの出力と目標値とを比較する比
    較手段と、 この比較手段の比較結果に基いて量子化レベルのビット
    を決定する制御手段とを有する量子化レベル算出装置に
    おいて、 上記符号長変換手段に等長過単位でブロック毎にブロッ
    クの終わりを示す符号を検出し、この符号を付加するか
    否かを判断する機能を持たせたことを特徴とする量子化
    レベル算出装置。
  7. 【請求項7】 上記符号長変換手段を、 上記量子化手段からの量子化データのカテゴリを変換す
    るカテゴリ変換手段と、 このカテゴリ変換手段の出力に基いて可変長符号を出力
    する可変長符号出力手段と、 上記カテゴリ変換手段からの出力のブロックの終わりを
    示すブロック終了符号を検出するブロック終了符号検出
    手段と、 このブロック終了符号検出手段からの検出出力に基いて
    ブロック終了符号を出力するブロック終了符号出力手段
    と、 このブロック終了符号出力手段からのブロック終了符号
    の値を変換するブロック終了符号値変換手段と、 上記カテゴリ変換手段からの出力及び上位可変長符号出
    力手段からの可変長符号を加算する第1の加算手段と、 この第1の加算手段の出力と比較手段の出力を加算する
    第2の加算手段と、 上記ブロック終了符号値変換手段からの出力及び上記第
    2の加算手段からの出力を比較する比較手段とで構成し
    たことを特徴とする請求項6記載の量子化レベル算出装
    置。
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