JP3183100U - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋部の固定性能及び使用性能を高いものとした、側板の一部を切除して開封する包装容器を提供する。
【解決手段】一枚のブランク板を折りたたむことで形成され、連続する複数の側板を折りたたむことで内容物の収納空間を形成する容器側部10と、蓋部20と、を有する包装容器1であって、正面側板12の蓋側端部には蓋側切取部12aが形成され、蓋部20は、正面側板12に対して、天板表面片21aと天板裏面片21bが連続して連結されることで形成され、天板裏面片21bに差込片22を連結させる第一蓋部材21と、天板裏面片21bに対して接着される第二蓋部材23とを有し、容器側部10によって囲まれることで形成される開口に差込片22を差し込むことで蓋をすることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】一枚のブランク板を折りたたむことで形成され、連続する複数の側板を折りたたむことで内容物の収納空間を形成する容器側部10と、蓋部20と、を有する包装容器1であって、正面側板12の蓋側端部には蓋側切取部12aが形成され、蓋部20は、正面側板12に対して、天板表面片21aと天板裏面片21bが連続して連結されることで形成され、天板裏面片21bに差込片22を連結させる第一蓋部材21と、天板裏面片21bに対して接着される第二蓋部材23とを有し、容器側部10によって囲まれることで形成される開口に差込片22を差し込むことで蓋をすることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、蓋を、ミシン目に沿って切除して開封する形態の包装容器に関する。
従来、正面側板に形成されたミシン目に沿って切除することで蓋部を開封し、蓋部を再封することが可能な再封機能付き包装容器がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
これらの従来の再封可能な包装容器においては、正面側板に形成される差込口に対して、背面側板に連結されて形成される蓋部の先端の差込部材(特許文献1では「摘み片」、特許文献2では「把持部分7c」)を差し込む。すると、蓋部と一体の差込部材が、正面側板の差込口に固定されることで、蓋部が再封される。このように、正面側板の一部を切除した場合、従来の構成においては蓋部には差込部材が必須であった。
しかしながら、正面側板の一部を切除して開封するタイプの包装容器は、蓋部に差込部材が必須であったため、包装容器の構造の自由度が低下する。
また、差込部材を差込口に入れる構造では、蓋部の固定性能と使用性能との調整が難しい。すなわち、一般的に蓋部を確実に固定しようとすると、差込口は差込部材に比してあまり大きなものにすることはできない。すると、差込部材を差込口に入れる作業に手間がかかる。一方、差込部材を差込口に入れることを容易にするため差込口を差込部材に比して大きなものとすると、蓋部を確実に固定するには足りない。
このように、側板の一部を切除して開封するタイプの包装容器は、蓋部の固定性能と使用性能との両立が困難であるという課題を抱えていた。
本考案の目的は、側板の一部を切除して開封する包装容器において、蓋部の固定性能及び使用性能を高いものとすることである。
上記目的を達成するための本考案の第1の構成は、一枚のブランク板を折りたたむことで形成され、連続する複数の側板を折りたたむことで内容物の収納空間を形成する容器側部と、蓋部と、を有する包装容器であって、複数の前記側板のうち一つの側板の蓋側端部には切除部が形成され、前記蓋部は、前記側板に対して、天板表面片と天板裏面片が連続して連結されることで形成され、前記天板裏面片に差込片を連結させる第一蓋部材と、前記天板裏面片に対して接着される第二蓋部材とを有し、前記容器側部によって囲まれることで形成される開口に前記差込片を差し込むことで蓋をすることを特徴とする包装容器である。
第2の構成は、複数の前記側板のうち正面側板に前記第一蓋部材が連結され、複数の前記側板のうち背面側板に前記第二蓋部材が連結されることを特徴とする第1の構成に記載の包装容器である。
上記構成により、側板の一部を切除して開封する包装容器において、蓋部の固定性能及び使用性能を高いものとすることができる。
図を用いて実施形態の包装容器を説明する。図1は包装容器の展開図である。(a)がブランク板表面、すなわち容器の外部側から見た面の展開図で、(b)がブランク板裏面、すなわち容器の内部側から見た面の展開図である。
包装容器1は、図1に示す一枚のブランク板を折りたたむことで形成される。包装容器1は、図1に示すように、連続する複数の側板を折りたたむことで内容物の収納空間を形成する容器側部10と、蓋部20と、底部30を有する。そして、容器側部10によって囲まれることで形成される開口A(図3(a)参照)に差込片22(後述)を差し込むことで蓋をする。
図1の展開図を用いて、包装容器1の各部構成を説明する。容器側部10は、折り目を介して連続して形成される、右側板11、正面側板12、左側板13、背面側板14、糊代板15を有する。正面側板12には、切取線Cにて切取可能に構成される蓋側切取部12a(切除部)と、切取線Cにて切取可能に構成される底側切取部12bとが形成される。糊代板15には、右側板11に対して固定するための接着剤Gが配される。
蓋部20は、第一蓋部材21と、第二蓋部材23とが重畳して固定されることで形成される。
第一蓋部材21は、正面側板12の蓋側端部に対して、天板表面片21aと天板裏面片21bが連続して連結されることで形成される。また、天板裏面片21bには、差込片22が連結する。
第二蓋部材23は、背面側板14の蓋側端部に連結される。また、第二蓋部材23の表面側は、組立の際、天板裏面片21bにある接着剤Gによって、天板裏面片21bに対して接着される。
また、蓋部20は、右側板11及び左側板13にそれぞれ連結される蓋側保持片24を有する。
また、底部30は、正面側板12の底側端部に形成される底側切取部12bに対して連結される第一底部材31と、背面側板14に連結される第二底部材32を重畳して固定して形成する。底部30は、右側板11及び左側板13の底側端部にそれぞれ連結される底側保持片33を有する。
包装容器1を組み立てた後の状態を説明する。図2は包装容器の完成時の状態を説明する斜視図である。図2(a)に示すように、包装容器1は容器側部10の上部が蓋部20によって蓋がされている。図2(b)に示すように、蓋部20は、第一蓋部材21、第二蓋部材23が接着固定されて重畳されることで形成される。包装容器1の下面は底部30が形成される。
包装容器1の使用時の蓋部20の状態を説明する。図3は包装容器の使用状態を説明する斜視図である。
包装容器1の使用時においては、まず、図2の状態で、蓋側切取部12aを押す。すると、切取線Cに沿って蓋側切取部12aが正面側板12から分離する。これにより、蓋側切取部12aと連結された第一蓋部材21が開放可能となる。
図3(a)に示すように、第一蓋部材21を開放すると、その裏面に接着された第二蓋部材23も開放する。これにより、容器側部10に囲まれることで形成される開口Aができる。そして、2つの蓋側保持片24を開くと、内容物が取り出せる状態となる。
蓋部20を閉じる場合には、図3(b)に示すように、第一蓋部材21で蓋をする。ここで、第一蓋部材21に連結する差込片22を蓋側保持片24と正面側板12との間に差し込む。すると、差込片22が蓋側保持片24と正面側板12との間で保持され、蓋部20が固定される。
以上のように、本実施形態によれば、側板の一部を切除して開封するタイプの包装容器であっても、差込片を有する蓋部とすることができ、蓋側保持片と側板との間に差し込むことができる。
特に、本構成は蓋部が4枚フラップの場合に好適である。4枚フラップとは、正面、背面、2側面に連結された4枚の片のうち、少なくとも正面に連結された片と背面に連結された片とを接着して、構成した蓋部である。
従来は、側板の一部を切除して開封するタイプの包装容器の場合、蓋部に差込部材を形成し正面側板に差込口を形成しなければならなかったが、本実施形態では、正面側板に差込口を形成する必要はない。
また、従来の差込部材を差込口に挿入する構造にあっては、差込口の幅は側板よりも小さくなければならず、固定性能に問題があった。これに対して、本実施形態によれば、容器側部10と2つの蓋側保持片24の間に、正面側板12と略同等の幅の差込片22に挿入するため、固定性能が高くなる。
また、従来の差込口は幅が側板よりも小さいため、差込部材を差込みにくいといった問題があった。これに対して、本実施形態によれば、差込む部分は正面側板12と同等の幅であり、広いため、差込片22を容易に差し込むことができる。よって、使用性能も高いものとなる。
本考案は、蓋を、ミシン目に沿って切除して開封する形態の包装容器に利用することができる。
A…開口、C…切取線、G…接着剤、1…包装容器、10…容器側部、11…右側板、12…正面側板、12a…蓋側切取部、12b…底側切取部、13…左側板、14…背面側板、15…糊代板、20…蓋部、21…第一蓋部材、21a…天板表面片、21b…天板裏面片、22…差込片、23…第二蓋部材、24…蓋側保持片、30…底部、31…第一底部材、32…第二底部材、33…底側保持
Claims (2)
- 一枚のブランク板を折りたたむことで形成され、連続する複数の側板を折りたたむことで内容物の収納空間を形成する容器側部と、蓋部と、を有する包装容器であって、
複数の前記側板のうち一つの側板の蓋側端部には切除部が形成され、
前記蓋部は、
前記側板に対して、天板表面片と天板裏面片が連続して連結されることで形成され、前記天板裏面片に差込片を連結させる第一蓋部材と、
前記天板裏面片に対して接着される第二蓋部材とを有し、
前記容器側部によって囲まれることで形成される開口に前記差込片を差し込むことで蓋をすることを特徴とする包装容器。 - 複数の前記側板のうち正面側板に前記第一蓋部材が連結され、
複数の前記側板のうち背面側板に前記第二蓋部材が連結されることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013000723U JP3183100U (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013000723U JP3183100U (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | 包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3183100U true JP3183100U (ja) | 2013-04-25 |
Family
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007724A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 相互印刷株式会社 | 包装箱 |
KR20190001922U (ko) * | 2018-01-22 | 2019-07-31 | 주식회사 씨제이이엔엠 | 배송 상자 |
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2013
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