JP3181046B2 - 不揮発性メモリ - Google Patents
不揮発性メモリInfo
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- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性メモリに係
り、特に読み出しマージンを大きくとることのできる不
揮発性メモリに関する。
り、特に読み出しマージンを大きくとることのできる不
揮発性メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】電気的にデータの書換えが可能で、無電
源状態でデータを保持することができる半導体記憶装置
の一例であるMFMIS構造のメモリトランジスタをマ
トリックス状に配列してなるメモリセルは、たとえば図
5に示されるように、1個の選択トランジスタと2個のメ
モリキャパシタとで構成した1T/2Cメモリセル構造が
提案されている。この構造ではメモリキャパシタの一方
の電極が共通接続され、選択トランジスタのゲート電極
に接続されるとともに、このメモリキャパシタの他方の
電極はそれぞれ選択トランジスタのソースおよびドレイ
ンに接続されている。従って、ソース・ドレイン電圧V
SDとゲート電圧VGとを独立して設定することができな
いという問題がある。
源状態でデータを保持することができる半導体記憶装置
の一例であるMFMIS構造のメモリトランジスタをマ
トリックス状に配列してなるメモリセルは、たとえば図
5に示されるように、1個の選択トランジスタと2個のメ
モリキャパシタとで構成した1T/2Cメモリセル構造が
提案されている。この構造ではメモリキャパシタの一方
の電極が共通接続され、選択トランジスタのゲート電極
に接続されるとともに、このメモリキャパシタの他方の
電極はそれぞれ選択トランジスタのソースおよびドレイ
ンに接続されている。従って、ソース・ドレイン電圧V
SDとゲート電圧VGとを独立して設定することができな
いという問題がある。
【0003】この半導体記憶装置において、横方向各行
のメモリセルのソースは連結されてビットラインBL
1、BL2…とされ、縦方向各列に並ぶメモリセルのド
レインが連結されてワードラインWL1、WL2…として
構成されている。
のメモリセルのソースは連結されてビットラインBL
1、BL2…とされ、縦方向各列に並ぶメモリセルのド
レインが連結されてワードラインWL1、WL2…として
構成されている。
【0004】このメモリセルの構造は、図6に断面説明
図を示すように、強誘電体/半導体界面にバッファ層と
して金属層(M)と絶縁体層(I)とを介在させたMF
MIS構造のFETを提案している。このMFMIS構
造のFETは、半導体基板1のソース・ドレイン領域
S、D間に形成されるチャネル領域上に、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート4、強誘電体膜5、コントロ
ールゲート6を順次積層してなるものである。
図を示すように、強誘電体/半導体界面にバッファ層と
して金属層(M)と絶縁体層(I)とを介在させたMF
MIS構造のFETを提案している。このMFMIS構
造のFETは、半導体基板1のソース・ドレイン領域
S、D間に形成されるチャネル領域上に、ゲート酸化膜
3、フローティングゲート4、強誘電体膜5、コントロ
ールゲート6を順次積層してなるものである。
【0005】この構造では通常半導体基板1を設置し、
図7(a)に示すようにコントロールゲート6に正の電
圧を与えると、強誘電体膜5は分極反転を起こす。コン
トロールゲート6の電圧を除去しても、強誘電体膜5の
残留分極により、チャネル形成領域には負の電荷が発生
する。これを「1」の状態とする。
図7(a)に示すようにコントロールゲート6に正の電
圧を与えると、強誘電体膜5は分極反転を起こす。コン
トロールゲート6の電圧を除去しても、強誘電体膜5の
残留分極により、チャネル形成領域には負の電荷が発生
する。これを「1」の状態とする。
【0006】逆に、コントロールゲート6に負の電圧を
与えると、強誘電体膜5は逆方向に分極反転を起こす。
コントロールゲート6の電圧を除去しても、強誘電体膜
5の残留分極によりチャネル形成領域には正の電荷が発
生する。これを「0」の状態とする。このようにしてF
ETに情報「1」または「0」の書き込みを行うことが
できるようになっている。図7(a)および図7(b)
はそれぞれ情報「1」および「0」の書き込みを行った
状態を示す。
与えると、強誘電体膜5は逆方向に分極反転を起こす。
コントロールゲート6の電圧を除去しても、強誘電体膜
5の残留分極によりチャネル形成領域には正の電荷が発
生する。これを「0」の状態とする。このようにしてF
ETに情報「1」または「0」の書き込みを行うことが
できるようになっている。図7(a)および図7(b)
はそれぞれ情報「1」および「0」の書き込みを行った
状態を示す。
【0007】書き込まれた情報の読み出しは、コントロ
ールゲートに読み出し電圧Vrを与えることによって実
行される。読み出し電圧Vrは、「1」の状態における
閾値電圧Vth1と「0」の状態における閾値電圧Vth0と
の間の値に設定されている。そして、コントロールゲー
ト8に読み出し電圧Vrを与えたとき、ドレイン電流が
流れたか否かを検出することにより、書き込まれた情報
が「1」であったか、「0」であったかを判別すること
ができるようになっている。
ールゲートに読み出し電圧Vrを与えることによって実
行される。読み出し電圧Vrは、「1」の状態における
閾値電圧Vth1と「0」の状態における閾値電圧Vth0と
の間の値に設定されている。そして、コントロールゲー
ト8に読み出し電圧Vrを与えたとき、ドレイン電流が
流れたか否かを検出することにより、書き込まれた情報
が「1」であったか、「0」であったかを判別すること
ができるようになっている。
【0008】このように、MFMIS構造のFETによ
れば、一つの素子で一つのメモリセルを構成することが
でき、非破壊読み出しを良好に行うことが可能となる。
れば、一つの素子で一つのメモリセルを構成することが
でき、非破壊読み出しを良好に行うことが可能となる。
【0009】そのため、両者の識別を行うことができ
る。
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
絶縁膜による容量COXよりもメモリキャパシタの容量C
f1、Cf2が十分に大きい場合、通常ゲート電圧VGはVG
=1/2VSDとなり、“1”書き込み時と“0”書き込
み時のドレイン電流IDとソース・ドレイン電圧VSDと
の関係はそれぞれ、図7(a)、図7(b)に示したよ
うになっており、読み出しに際しては、これらの値を識
別できるように、中間の電圧を設定しなければならな
い。従って、図8に示すように“1”書き込み時の最小
レベルと、“0”書き込み時の最大レベルの間に読み出
し電圧Vrをとろうとすると、“1”“0”の読み出し
マージンが小さいという問題があった。従って、“0”
書き込みのなされたセルであっても、坑電界を超える場
合があり、0”書き込みのなされたはずのセルに“1”
書き込みがなされたと判断されたり、その逆となる場合
があった。
絶縁膜による容量COXよりもメモリキャパシタの容量C
f1、Cf2が十分に大きい場合、通常ゲート電圧VGはVG
=1/2VSDとなり、“1”書き込み時と“0”書き込
み時のドレイン電流IDとソース・ドレイン電圧VSDと
の関係はそれぞれ、図7(a)、図7(b)に示したよ
うになっており、読み出しに際しては、これらの値を識
別できるように、中間の電圧を設定しなければならな
い。従って、図8に示すように“1”書き込み時の最小
レベルと、“0”書き込み時の最大レベルの間に読み出
し電圧Vrをとろうとすると、“1”“0”の読み出し
マージンが小さいという問題があった。従って、“0”
書き込みのなされたセルであっても、坑電界を超える場
合があり、0”書き込みのなされたはずのセルに“1”
書き込みがなされたと判断されたり、その逆となる場合
があった。
【0011】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、誤読み出しを生じることなく、信頼性の高い読み出
し特性を得ることのできる不揮発性メモリを提供するこ
とを目的とする。
で、誤読み出しを生じることなく、信頼性の高い読み出
し特性を得ることのできる不揮発性メモリを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】半導体基板に形成された
ソース・ドレイン領域間の前記半導体基板表面に、ゲー
ト絶縁膜を介してフローティングゲートと、強誘電体層
と、コントロールゲートとを順次積層してなるMFMI
S構造のトランジスタをマトリックス状に配列してなる
不揮発性メモリにおいて、前記コントロールゲートをワ
ード線に、前記ソース領域をソースラインに、前記ドレ
イン領域をドレインラインに接続すると共に、前記フロ
ーティングゲートとの間にキャパシタを形成するように
構成された書き込みゲートからなるフローティングライ
ンを具備し、前記マトリックスの同一行方向のワードラ
インおよびソースラインが共通接続されるとともに、前
記マトリックスの同一列方向のドレインラインおよびフ
ローティングラインが共通接続され、ソース・ドレイン
電圧とゲート電圧とを独立して設定可能に構成したこと
を特徴とする。
ソース・ドレイン領域間の前記半導体基板表面に、ゲー
ト絶縁膜を介してフローティングゲートと、強誘電体層
と、コントロールゲートとを順次積層してなるMFMI
S構造のトランジスタをマトリックス状に配列してなる
不揮発性メモリにおいて、前記コントロールゲートをワ
ード線に、前記ソース領域をソースラインに、前記ドレ
イン領域をドレインラインに接続すると共に、前記フロ
ーティングゲートとの間にキャパシタを形成するように
構成された書き込みゲートからなるフローティングライ
ンを具備し、前記マトリックスの同一行方向のワードラ
インおよびソースラインが共通接続されるとともに、前
記マトリックスの同一列方向のドレインラインおよびフ
ローティングラインが共通接続され、ソース・ドレイン
電圧とゲート電圧とを独立して設定可能に構成したこと
を特徴とする。
【0013】また、本発明の第2では、1メモリセル
が、半導体基板表面に形成されたソース・ドレイン領域
間の前記半導体基板表面に、ゲート絶縁膜を介してフロ
ーティングゲートと、強誘電体層と、コントロールゲー
トとを順次積層し、MFMIS構造のFETを構成する
とともに、前記フローティングゲートが素子分離絶縁膜
上に伸長し、前記フローティングゲートは、前記素子分
離絶縁膜の上に形成された書き込みゲートとの間にキャ
パシタ絶縁膜を具備し、キャパシタを構成していること
を特徴とする。
が、半導体基板表面に形成されたソース・ドレイン領域
間の前記半導体基板表面に、ゲート絶縁膜を介してフロ
ーティングゲートと、強誘電体層と、コントロールゲー
トとを順次積層し、MFMIS構造のFETを構成する
とともに、前記フローティングゲートが素子分離絶縁膜
上に伸長し、前記フローティングゲートは、前記素子分
離絶縁膜の上に形成された書き込みゲートとの間にキャ
パシタ絶縁膜を具備し、キャパシタを構成していること
を特徴とする。
【0014】
【作用】ところで、このようなMFMISトランジスタ
は、ソース・ドレイン電圧とゲート電圧とを独立して設
定することができるため、図1に電流電圧特性を示すよ
うに、読み出しマージンを大きくとることができ、誤読
み出しを低減し、信頼性の高い不揮発性メモリを提供す
ることが可能となる。
は、ソース・ドレイン電圧とゲート電圧とを独立して設
定することができるため、図1に電流電圧特性を示すよ
うに、読み出しマージンを大きくとることができ、誤読
み出しを低減し、信頼性の高い不揮発性メモリを提供す
ることが可能となる。
【0015】また、本発明の第2では、上記効果に加
え、素子分離絶縁膜上に伸長したフローティングゲート
によってキャパシタを構成するようにしているため、1
セルの面積を増大することなく上記構造を実現すること
ができる。
え、素子分離絶縁膜上に伸長したフローティングゲート
によってキャパシタを構成するようにしているため、1
セルの面積を増大することなく上記構造を実現すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しつつ本発明の
不揮発性メモリおよびその駆動方法について説明する。
不揮発性メモリおよびその駆動方法について説明する。
【0017】本発明の不揮発性メモリは、その一実施形
態の回路説明図を図1に示すように、半導体基板にマト
リクス状にMFMIS構造のメモリトランジスタからな
るメモリセルが配列されてなるものである。そしてメモ
リトランジスタ1個で1メモリセルを構成し、縦横にメ
モリセルが配列されることにより、横方向各行のメモリ
セルのソースは連結されてソースラインSL1、SL2
…とされ、縦方向各列に並ぶメモリセルのドレインが連
結されてドレインラインDL1、DL2…とされ、フロ
ーティングゲートの下層に形成されたキャパシタの電極
(書き込みゲート)が列方向に配列されて、フローティ
ングラインFL1、FL2…とされ、横方向各行に並ぶ
メモリセルのコントロールゲートは連結されてワードラ
インWL1、WL2…n として構成され、ソース・ドレ
イン電圧とゲート電圧とを独立して設定できるように
し、十分に読み出しマージンをとることができるように
したものである。
態の回路説明図を図1に示すように、半導体基板にマト
リクス状にMFMIS構造のメモリトランジスタからな
るメモリセルが配列されてなるものである。そしてメモ
リトランジスタ1個で1メモリセルを構成し、縦横にメ
モリセルが配列されることにより、横方向各行のメモリ
セルのソースは連結されてソースラインSL1、SL2
…とされ、縦方向各列に並ぶメモリセルのドレインが連
結されてドレインラインDL1、DL2…とされ、フロ
ーティングゲートの下層に形成されたキャパシタの電極
(書き込みゲート)が列方向に配列されて、フローティ
ングラインFL1、FL2…とされ、横方向各行に並ぶ
メモリセルのコントロールゲートは連結されてワードラ
インWL1、WL2…n として構成され、ソース・ドレ
イン電圧とゲート電圧とを独立して設定できるように
し、十分に読み出しマージンをとることができるように
したものである。
【0018】そして、図1の縦方向に並ぶメモリセルの
列を選択するカラムラインでは、この例では、たとえば
6列、8列程度をまとめて選択するように構成され、そ
の選択された列のデータに対してまとめて電位を設定で
きるように構成されている。紙面の縦方向に並ぶメモリ
セルにおいては各トランジスタのドレイン領域をそれぞ
れ連結してドレインラインDLが形成され、キャパシタ
電極(書き込みゲート)を連結してフローティングライ
ンFLが、形成され、その選択された列のデータがまと
めて電位設定できるように構成されている。
列を選択するカラムラインでは、この例では、たとえば
6列、8列程度をまとめて選択するように構成され、そ
の選択された列のデータに対してまとめて電位を設定で
きるように構成されている。紙面の縦方向に並ぶメモリ
セルにおいては各トランジスタのドレイン領域をそれぞ
れ連結してドレインラインDLが形成され、キャパシタ
電極(書き込みゲート)を連結してフローティングライ
ンFLが、形成され、その選択された列のデータがまと
めて電位設定できるように構成されている。
【0019】一方、紙面の横方向に並ぶメモリセルにお
いては各トランジスタのソース領域をそれぞれ連結して
ソースラインSLが形成され、コントロールゲートを連
結してワードラインWLが、形成され、その選択された
行のデータがまとめて電位設定できるように構成されて
いる。
いては各トランジスタのソース領域をそれぞれ連結して
ソースラインSLが形成され、コントロールゲートを連
結してワードラインWLが、形成され、その選択された
行のデータがまとめて電位設定できるように構成されて
いる。
【0020】このメモリセルの1セルユニットは図2
(a)(b)に示すように、半導体基板表面に形成され
たソース・ドレイン領域間の前記半導体基板1表面に、
ゲート絶縁膜3を介してフローティングゲート4と、強
誘電体層5と、コントロールゲート6とを順次積層して
なるMFMIS構造のFETにおいて、前記フローティ
ングゲートが素子分離絶縁膜上に伸長し、前記フローテ
ィングゲートは、前記素子分離絶縁膜の上に形成された
キャパシタ電極7との間にキャパシタ絶縁膜8を具備
し、キャパシタを構成していることを特徴とする
(a)(b)に示すように、半導体基板表面に形成され
たソース・ドレイン領域間の前記半導体基板1表面に、
ゲート絶縁膜3を介してフローティングゲート4と、強
誘電体層5と、コントロールゲート6とを順次積層して
なるMFMIS構造のFETにおいて、前記フローティ
ングゲートが素子分離絶縁膜上に伸長し、前記フローテ
ィングゲートは、前記素子分離絶縁膜の上に形成された
キャパシタ電極7との間にキャパシタ絶縁膜8を具備
し、キャパシタを構成していることを特徴とする
【0021】かかる構成によれば、従来と同様に通常の
方法によって読み出されるが、図3に示すように、各ラ
インの電位を設定することにより、図4に示すように、
“1”“0の読み出しマージンを大きくとることがで
き、誤動作の少ないメモリを得ることが可能となる。
方法によって読み出されるが、図3に示すように、各ラ
インの電位を設定することにより、図4に示すように、
“1”“0の読み出しマージンを大きくとることがで
き、誤動作の少ないメモリを得ることが可能となる。
【0022】前記実施例では、MFMIS構造の強誘電
体メモリについて説明したが、これに限定されることな
く、フローティングゲートと書き込み電極との間に形成
するキャパシタ絶縁膜は強誘電体膜に限定されることな
く、高誘電率誘電体でもよく、また通常の誘電体でもよ
い。
体メモリについて説明したが、これに限定されることな
く、フローティングゲートと書き込み電極との間に形成
するキャパシタ絶縁膜は強誘電体膜に限定されることな
く、高誘電率誘電体でもよく、また通常の誘電体でもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の不揮発
性メモリによれば、読み出しマージンを大きくとること
ができるように、ソース・ドレイン電圧とゲート電圧と
を独立して設定できるようにし、信頼性の高い読み出し
を行うことが可能となる。
性メモリによれば、読み出しマージンを大きくとること
ができるように、ソース・ドレイン電圧とゲート電圧と
を独立して設定できるようにし、信頼性の高い読み出し
を行うことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の不揮発性メモリの等価
回路を示す図である。
回路を示す図である。
【図2】同不揮発性メモリの上面図および断面図であ
る。
る。
【図3】同不揮発性メモリの各ラインへの印加電圧を示
す図である。
す図である。
【図4】同不揮発性メモリのソース・ドレイン電圧とド
レイン電流との関係を示す図である。
レイン電流との関係を示す図である。
【図5】従来例のメモリセルを示す図である。
【図6】従来例の不揮発性メモリの構造図である。
【図7】従来例の不揮発性メモリの選択セルに書き込み
(“1”)(“0”)を行った場合の信号状態を示す図
である。
(“1”)(“0”)を行った場合の信号状態を示す図
である。
【図8】従来例の不揮発性メモリの読み出しマージンを
示す図である。
示す図である。
【符号の簡単な説明】 1 シリコン基板 S ソース領域 D ドレイン領域 2 素子分離絶縁膜 3 ゲート絶縁膜 4 フローティングゲート 5 強誘電体膜 6 コントロールゲート 7 書き込みゲート(キャパシタ電極) 8 キャパシタ絶縁膜
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/105 G11C 11/22 H01L 21/8247 H01L 29/788 H01L 29/792
Claims (2)
- 【請求項1】半導体基板に形成されたソース・ドレイン
領域間の前記半導体基板表面に、ゲート絶縁膜を介して
フローティングゲートと、強誘電体層と、コントロール
ゲートとを順次積層してなるMFMIS構造のトランジ
スタをマトリックス状に配列してなる不揮発性メモリに
おいて、 前記コントロールゲートをワード線に、前記ソース領域
をソースラインに、前記ドレイン領域をドレインライン
に接続すると共に、 前記フローティングゲートとの間にキャパシタを形成す
るように構成された書き込みゲートからなるフローティ
ングラインを具備し、 前記マトリックスの同一行方向のワードラインおよびソ
ースラインが共通接続されるとともに、 前記マトリックスの同一列方向のドレインラインおよび
フローティングラインが共通接続され、 ソース・ドレイン電圧とゲート電圧とを独立して設定可
能に構成したことを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項2】1メモリセルが、半導体基板表面に形成さ
れたソース・ドレイン領域間の前記半導体基板表面に、 ゲート絶縁膜を介してフローティングゲートと、強誘電
体層と、コントロールゲートとを順次積層し、MFMI
S構造のFETを構成するとともに、 前記フローティングゲートが素子分離絶縁膜上に伸長
し、前記フローティングゲートは、前記素子分離絶縁膜
の上に形成された書き込みゲートとの間にキャパシタ絶
縁膜を具備し、キャパシタを構成していることを特徴と
する不揮発性メモリ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29133799A JP3181046B2 (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 不揮発性メモリ |
DE60021041T DE60021041T2 (de) | 1999-10-13 | 2000-10-11 | Nichtflüchtiger Speicher und Steuerungsverfahren dafür |
EP00122100A EP1096502B1 (en) | 1999-10-13 | 2000-10-11 | Nonvolatile memory and its driving method |
US09/686,975 US6385076B1 (en) | 1999-10-13 | 2000-10-12 | Nonvolatile memory and its driving method |
KR1020000059947A KR100731451B1 (ko) | 1999-10-13 | 2000-10-12 | 불휘발성 메모리 및 그 구동방법 |
TW089121419A TW479330B (en) | 1999-10-13 | 2000-10-13 | Nonvolatile memory and its driving method |
US09/874,337 US6392920B2 (en) | 1999-10-13 | 2001-06-06 | Nonvolatile memory and its driving method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29133799A JP3181046B2 (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 不揮発性メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111012A JP2001111012A (ja) | 2001-04-20 |
JP3181046B2 true JP3181046B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17767622
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29133799A Expired - Fee Related JP3181046B2 (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 不揮発性メモリ |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3181046B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9560313B2 (en) | 2013-10-22 | 2017-01-31 | Daiwa House Industry Co., Ltd. | Dialogue system and dialogue method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1096502B1 (en) * | 1999-10-13 | 2005-06-29 | Rohm Co., Ltd. | Nonvolatile memory and its driving method |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29133799A patent/JP3181046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9560313B2 (en) | 2013-10-22 | 2017-01-31 | Daiwa House Industry Co., Ltd. | Dialogue system and dialogue method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001111012A (ja) | 2001-04-20 |
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