JP3175950B2 - 遊技機 - Google Patents
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Landscapes
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Description
ン遊技機あるいはスロットマシンなどで代表される遊技
機に関する。詳しくは、複数種類の識別情報を可変表示
可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果
が予め定められた特定の表示態様となったことを条件と
して予め定められた特定遊技状態に制御可能となる遊技
機に関する。
に知られているものに、たとえば、回転ドラム式の可変
表示装置を有し、所定の可変開始条件の成立に基づいて
回転ドラムの回転が開始され、回転ドラムの停止時の図
柄の表示結果が予め定められた特定の識別情報(たとえ
ば「777」)になった場合に、たとえば可変入賞球装
置を遊技者にとって有利な第1の状態にして所定の遊技
価値を付与可能な状態にするものがあった。あるいは、
7セグメント表示器やLEDマトリクスなどを有する可
変表示装置を有し、可変開始条件の成立に基づいてセグ
メント表示器やLEDマトリクス表示装置に複数種類の
識別情報を順次可変表示し、その可変表示装置の停止時
の表示結果に基づいて上述のような制御をするものもあ
った。
の遊技機では、可変表示装置には識別情報しか表示され
ず、識別情報の表示状態が、たとえば、リーチ状態や特
定の表示態様等となった際の遊技者の気分を十分に高揚
させて遊技の面白味を向上させるには不十分であるとい
う問題点があった。なお、リーチ状態とは、可変表示装
置が可変開始された後表示制御が進行して表示結果が導
出表示される前段階にまで達した時点でも、前記特定の
表示態様となる表示条件から外れていない表示態様をい
う。 また、可変表示装置を直接、遊技状態を制御する遊
技制御手段によって制御すると、遊技制御手段にかかる
負担が大きくなるという問題点もある。このような遊技
制御手段の負担を軽減するためには、表示制御機能を遊
技制御手段とは別の表示制御手段に負担させることも考
えられる。しかしながら、そのためには、遊技状態を司
る遊技制御手段から表示制御手段に対して可変表示装置
の表示内容を指定するための表示データを伝送する必要
がある。 この場合、遊技機製造の手間やコストを考慮す
ると、表示データ伝送用配線の本数を極力減らすことが
できるようにすることが望ましい。しかしながら、識別
情報の表示状態に応じて変化する遊技者の気分を効果的
に盛り上げることができる種々の演出表示を可能にする
べく、各種の表示データを遊技制御手段から表示制御手
段に伝送するとなると、表示データ伝送用配線の本数が
多くなってしまいがちである。
表示状態に応じて変化する遊技者の気分を効果的に盛り
上げることができる種々の演出表示を可能にするととも
に、各種の表示データを遊技制御手段から表示制御手段
に伝送するためにともすれば多くなってしまいがちな表
示データ伝送用配線の本数を極力減らすことができる遊
技機を提供することである。
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた特
定の表示態様となったことを条件として予め定められた
特定遊技状態に制御可能となる遊技機であって、前記遊
技機の遊技状態を制御するとともに、前記可変表示装置
の表示内容を指定するための表示データを作成する遊技
制御手段と、前記表示データに基づき前記可変表示装置
を表示制御する表示制御手段とを含み、前記遊技制御手
段は、前記表示データを前記表示制御手段へシリアル伝
送し、 前記表示制御手段は、前記遊技制御手段から予め
定められた1単位の表示データを受信した場合、当該1
単位の表示データに基づいて、前記可変表示装置の画面
上に前記識別情報を表示させつつ当該識別情報の表示状
態に応じた演出用の表示を行なうことが可能であること
を特徴とする。請求項2に記載の本発明は、請求項1に
記載の発明の構成に加えて、前記表示制御手段は、所定
の可変開始条件が成立した場合に、前記識別情報を可変
開始させた後、前記表示結果を導出表示させる表示制御
を行ない、前記1単位の表示データの中には、前記可変
開始条件の成立に基づいて前記識別情報が可変開始する
ことに対応させた演出用の表示を前記可変表示装置に行
なわせるための可変開始演出用データが含まれることを
特徴とする。請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記1単位の
表示データの中には、前記識別情報のリーチ状態に対応
させた演出用の表示を前記可変表示装置に行なわせるた
めのリーチ演出用データが含まれることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の発明の構成に加えて、前記1単位の表示デ
ータの中には、前記可変表示装置の表示結果が前記特定
の表示態様となることに対応させた演出用の表示を前記
可変表示装置に行なわせるための特定の表示態様演出用
データが含まれることを特徴とする。請求項5に記載の
本発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明
の構成に加えて、前記遊技制御手段により前記特定遊技
状態への制御が開始されると、遊技者にとって有利な遊
技状態に制御されることを特徴とする。請求項6に記載
の本発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発
明の構成に加えて、前記遊技制御手段により作成された
表示データを、前記遊技制御手段から前記表示制御手段
へシリアル伝送するシリアル伝送手段をさらに含み、該
シリアル伝送手段は、ノイズを除去するためのスイッチ
回路を含むことを特徴とする。
の遊技状態を制御する遊技制御手段の働きにより、前記
可変表示装置の表示内容を指定するための表示データが
作成される。前記遊技制御手段の働きにより、前記表示
データが前記表示制御手段へシリアル伝送される。そし
て、表示制御手段が前記遊技制御手段から予め定められ
た1単位の表示データを受信した場合、当該1単位の表
示データに基づいて、前記可変表示装置の画面上に前記
識別情報が表示されつつ当該識別情報の表示状態に応じ
た演出用の表示が行なわれる。請求項2に記載の本発明
によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、所定
の可変開始条件が成立した場合に、前記表示制御手段の
働きにより、前記識別情報が可変開始された後、前記表
示結果が導出表示される。さらに、可変開始演出用デー
タを受けた表示制御手段の働きにより、前記可変開始条
件の成立に基づいて前記識別情報が可変開始することに
対応した演出用の表示が前記可変表示装置に行なわれ
る。請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または
請求項2に記載の発明の作用に加えて、リーチ演出用デ
ータを受けた表示制御手段の働きにより、前記識別情報
のリーチ状態に対応した演出用の表示が前記可変表示装
置に行なわれる。請求項4に記載の本発明によれば、請
求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、特定の表示態様演出用データを受けた表示制御手段
の働きにより、前記可変表示装置の表示結果が前記特定
の表示態様となることに対応した演出用の表示が前記可
変表示装置に行なわれる。請求項5に記載の本発明によ
れば、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明の作
用に加えて、前記遊技制御手段により前記特定遊技状態
への制御が開始されると、遊技者にとって有利な遊技状
態に制御される。請求項6に記載の本発明によれば、請
求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、シリアル伝送手段の働きにより、前記遊技制御手段
により作成された表示データが前記遊技制御手段から前
記表示制御手段へシリアル伝送される。シリアル伝送手
段に含まれるスイッチ回路の働きにより、ノイズが除去
され、ノイズが誤って表示データとして伝送される等す
ることが極力防止される。
詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機の
一例としてパチンコ遊技機を取上げて説明するが、遊技
機の種類としてはパチンコ遊技機に限らない。たとえ
ば、コイン遊技機やスロットマシーンなどに対してもこ
の発明は適用できる。また、数字、文字、図形または記
号あるいはそれらの組合せからなり、所定の情報を遊技
者に視認させるための識別情報(図柄)を表示するため
の可変表示装置を備えた遊技機であればどのようなもの
であってもよい。
チンコ遊技機の遊技盤面の正面図である。図1を参照し
て、この遊技機の遊技盤1の遊技領域3内には、複数種
類の図柄と、装飾図柄とを可変表示可能な可変表示装置
4と、玉受部材10が開閉することにより、打玉が入賞
しやすい第1の状態と、打玉が入賞しにくいまたは入賞
しない第2の状態とに変化する可変入賞球装置5とが設
けられている。遊技領域3は、その周囲を区画レール2
によって区画されている。可変表示装置4のすぐ下方、
および可変入賞球装置5の左右には、始動入賞口9a〜
9cが設けられている。遊技領域3にはさらに、通常入
賞口30、肩チャッカー7a、7b、袖チャッカー8
a、8b、風車ランプ11a、11b、肩ランプ12
a、12b、袖ランプ13a、13b、サイドランプ1
4a、14b、飾りLED(C)15a、15b、飾り
LED(D)16a、16b、飾りLED(E)18
a、18b、風車20a〜20fが設けられている。遊
技領域3の最下部には、アウト玉が集められるアウト口
6が設けられている。遊技領域3の周囲には、レール飾
りランプ19が設けられている。また、図1には図示し
ていないが、パチンコ遊技機の前面上部には遊技効果ラ
ンプ21が設けられている。
基板22と、基板22内に螢光表示管(VFD)により
構成された表示領域23と、表示領域23の上下に配置
された上部障害枠32と、上部障害枠32の中央上部に
設けられた飾り板31とを含む。上部障害枠32の最上
部には、前述の通常入賞口30が形成されている。上部
障害枠32の前部両側には、飾りLED(A)29a、
29bが設けられている。飾り板31の前面上部には役
物ランプ27が、前面下部にはLEDからなる始動入賞
記憶表示器28が設けられている。
を可変表示することができる識別情報表示領域24a〜
24cと、装飾画像を表示することができる装飾表示領
域25と、始動入賞記憶表示領域26とに区画されてい
る。
すぐ下部には、7セグメント表示器からなる、可変入賞
球装置5の玉受部材10が開成状態のときに形成される
大入賞口に入賞した遊技玉の個数を表示するための入賞
個数表示器17が設けられている。玉受部材10の奥に
形成されている大入賞口の中央付近には、飾りLED
(B)33が設けられている。
受部材10(図1参照)を駆動するためのソレノイド6
0と、通常入賞口30、チャッカー7a、7b、8a、
8bなどに入賞した遊技玉を所定位置に集合させるため
の入賞玉集合カバー37とが設けられている。さらに遊
技盤1の裏面には、始動口9aに入賞した遊技玉を検出
するための始動入賞玉検出器34aと、他の始動口9
b、9c(図1参照)に入賞した遊技玉を検出するため
の始動入賞玉検出器34b、34cと、玉受部材10
(図1参照)が開成したときに形成される大入賞口に入
賞した遊技玉のうち、大入賞口の中央部分の特定入賞領
域に入賞した遊技玉を検出するための特定入賞玉検出器
35と、大入賞口に入賞した遊技玉を検出するための入
賞玉検出器36a、36bとが設けられている。入賞玉
検出器35、36a、36bの部分は、誘導板38によ
って覆われる。
央の縦断面図である。図4を参照して、遊技盤1の前方
には、透明ガラス板39、39が一定の距離をおいて配
置されている。VFDユニット43は、遊技盤1の中央
部分に形成された開口部に組込まれる形で入賞玉集合カ
バー37に取付けられている。VFDユニット43の前
部の開口部下面は、この開口部内に進入してきた遊技玉
を転動させて下方に案内するための玉転動板42となっ
ている。図4および図5を参照して、VFDユニット4
3は、プリント基板52と、プリント基板52の一方の
表面上に、スペーサ54を介して実装されたグリッド5
9と、グリッド59上に設けられたカバーガラス44
a、44bとを含む。
には、グリッド59の両側においてフィラメント支持体
57およびフィラメントアンカー56によって支持され
たフィラメント55が掛け渡されている。そしてフィラ
メント支持体57に隣接したプリント基板52上には、
静電気防止用のネサ端子58が設けられている。ネサ端
子58が設けられている側と反対側のフィラメント支持
体には、ゲッター53が設けられている。
裏面には、表示管45、VFDドライバ46、コンデン
サ47、トランス48、トランジスタ49、コネクタ5
0、トランジスタ51などが設けられており、さらにこ
れ以外に、図示されないインバータ、ダイオード、抵抗
器などが実装されている。VFDユニット43内のカバ
ーガラス44a、44bは、真空部分を規定している。
なお、役物ランプ27、始動入賞記憶表示器28はそれ
ぞれ、可変表示装置のプリント基板41、40に接続さ
れている。
機は以下のように動作する。図示されない上受皿に遊技
玉を入れ、図示されない発射装置操作レバーを右に回す
ことにより、遊技玉が1つずつ遊技盤面3内に発射され
る。発射された遊技玉は入賞口に入賞するか、アウト口
6に入る。始動口9a〜9cに遊技玉が入賞したときに
は、遊技玉1個に対して所定数、たとえば7個の遊技玉
が払出される。それ以外の入賞口に遊技玉が入賞した場
合には、所定数、たとえば15個の遊技玉が払出され
る。
賞すると、表示領域23の識別情報表示領域24a〜2
4cに表示されている図柄が変動を開始する。始動口入
賞から所定時間経過するとまず最も左の識別情報表示領
域24aが停止し、続いて表示領域24b、24cの順
にそれぞれ所定時間後に変動が停止する。図柄停止によ
り、いずれの識別情報表示領域24a〜24cに表示さ
れた図柄も同一となる組合せが得られたときには、玉受
部材10が開成し、大入賞口が所定時間、たとえば約3
0秒間開放される。大入賞口が開放中、大入賞口に入賞
した遊技玉が特定の領域を通過して特定入賞玉検出器3
5によって検出されたときは、現在の解放動作が終了し
た後、再び大入賞口が開放される。この開放の回数は、
最初の開放を含めて所定回数、たとえば最高16回に制
限される。大入賞口が開放しているときに、大入賞口に
遊技玉が10個入賞したときには、前述の30秒以内で
あっても、大入賞口の開放動作は終了する。
ときや可変表示装置4が可変表示中のときに始動口9a
〜9cに遊技玉が入賞した場合、入賞玉は対応する始動
入賞玉検出器34a〜34cによって検出され、その個
数が最大4個まで記憶される。そして、図柄の変動停止
後外れであった場合はすぐ続けて、当たりであった場合
には大入賞口の一連の開放動作が終了した後、再び図柄
の変動を開始する。記憶された入賞玉の個数は始動入賞
記憶表示領域26および始動入賞記憶表示器28によっ
て表示される。すなわち、始動入賞記憶表示領域26お
よび始動入賞記憶表示器28は、大当たり状態のときに
始動口9a〜9cに入賞した入賞玉の個数を、その左側
からの点灯領域の数によって表示する。
情報表示領域の変動が停止しており、始動口への入賞が
あった場合に可変表示が開始される場合が述べられてい
るが、常時可変表示を行なっており、始動口への入賞が
あった場合に改めて可変表示を開始するものであっても
よい。この場合、識別情報の輝度を変えたり、変動速度
を変えたりすることにより、始動入賞に基づく可変表示
が行われたことが遊技者に理解できるようにすることが
望ましい。また、玉受部材10が閉成しているときに
は、一般的には大入賞口への遊技玉の入賞はないように
されるが、これには限定されず、単に大入賞口への遊技
玉の入賞がしにくくなるような状態となるように制御さ
れてもよい。
れる図柄は、以下のようにして予め決定される。この遊
技機は、後述するようにマイクロコンピュータのプログ
ラムにより制御されるが、このプログラムは、所定時間
間隔ごとに発生されるリセットパルス及びNMI割込み
に応答して所定のプログラムを先頭から繰返し実行する
ように構成されている。そして、このプログラムはその
中において、後述する所定の方法により当り外れや出目
決定用の乱数を発生させるための処理を行なう。
34cのいずれかで検出された場合、その検出信号に応
答して、大当たりか否かを決定するためのランダムカウ
ンタが取出される。このランダムカウンタは0〜239
の範囲で、1回の割込処理ごとに1ずつ加算されてい
る。そして、始動口への入賞検出信号に応答して取出し
たときのこのランダムカウンタの値が0のときには大当
たり、それ以外のときには外れと判定される。
ンタの値を抽出するタイミングを定める1バイトの停止
図柄決定用ランダムが、作出されている。そして、始動
口への遊技玉の入賞が検出されたときにこの停止図柄決
定用ランダムを取出し、一旦記憶する。始動口への入賞
が検出されたことによって、識別情報表示領域24a〜
24cに表示される図柄の変動が開始された後、再び変
動を繰返している停止図柄決定用ランダムを取り出しそ
の下位の7ビットと、始動入賞時に取出された停止図柄
決定用ランダムの下位7ビットが比較され、両者が一致
したときに各桁の表示図柄を定めるための各図柄カウン
タの値が取出される。各図柄カウンタはいずれも、0〜
14の範囲で後述するような方法で常に変動するように
なっており、外れのときには各図柄カウンタの値が順に
識別情報表示領域24a〜24cに表示される図柄の内
容を、大当たりのときには左図柄カウンタの値が3つの
識別情報表示領域24a〜24cに表示される図柄の内
容をそれぞれ決定する。ただし、大当り以外の時で、各
図柄カウンタの値によって決定した図柄が偶然大当りの
組合せになる時は、最も右側の図柄が強制的に1だけず
らされる。
には表示される図柄は対応した数字であり、10〜14
のときには順に、C、F、P、L、Jが識別情報(図
柄)として表示される。
して変動を繰返している。左図柄カウンタには、1回の
割込処理ごとに1、7、11、13のいずれかが加算さ
れる。この加算値は、始動口入賞時に抽出したランダム
カウンタの、下位2ビットの結果によって変化する。す
なわち、この下位2ビットの値が“00”、“01”、
“10”、“11”のいずれの値をとるかによって、加
算値は1、7、11、13のいずれかの値をとる。この
ようにすることにより、左図柄カウンタのランダム性が
向上する。
げのとき、すなわち左図柄カウンタが加算の結果14を
越えるような値となるときに1ずつ加算される。このよ
うな桁上げのときには、左図柄カウンタはその結果から
15を差引いた値となる。同様に右図柄カウンタは、中
図柄カウンタの桁上げのときに1ずつ加算される。すな
わち、右図柄カウンタは中図柄カウンタが14から0に
変化するときに1加算される。
5×15=3375通りであり、そのうち大当たりとな
る組合せの種類は15通りである。したがって、大当た
りとなる表示上の確率は1/225となる。
カウンタの値によって決定される。ランダムカウンタの
取り得る値は、0〜239の240通りであるから、ソ
フト上の確率は1/240となる。したがって、ソフト
上の確率の方が表示上の確率よりもやや小さく(約94
%)なっている。
〜24cが、遊技状態の変化によって様々にその表示態
様を変えるに従って、装飾表示領域25の、装飾画像の
表示の態様が変化する点に特に関連する。その表示の特
色などについては、後に詳述される。このような表示の
制御は、従来のセグメント表示器やLEDマトリクス表
示装置に代えて、図2、図4、図5に示されるようなV
FDユニットを可変表示装置として採用したことにより
可能となった。もちろん、本実施例のようにVFDを使
用する場合に限らず、同様の表示制御を行なうことがで
きるものであれば他の発光体を使用してもよい。このよ
うな表示装置は多機能なため、その制御をプログラムで
行なおうとすると、プログラムは非常に複雑になる。本
願発明はこのような問題を解決するためになされたもの
である。
回路および周辺回路のブロック図である。図6を参照し
て、このパチンコ遊技機の制御回路は、各種機器を制御
するためのプログラムに従って、遊技状態や遊技情報を
収集し、各収集された情報に基づいて動作するマイクロ
コンピュータ(「マイコン」と省略する)などを含む基
本回路61と、電源導入時に基本回路61にリセットパ
ルスを与えるための初期リセット回路64と、初期リセ
ット回路64によってリセットされ、基本回路61から
与えられるクロック信号を分周して定期的(たとえば
2.048msecごと)にリセットパルスを基本回路
61に与えるとともに定期的(たとえば0.512ms
ecごと)にNMI割込信号を基本回路61に与えるた
めのパルス分周回路からなる定期リセット回路65と、
始動入賞玉検出器34a〜34c、ならびに特定入賞玉
検出器35、入賞玉検出器36a、36bに接続され、
外部から与えられるアドレス信号によって選択されるス
イッチからの信号を基本回路61に与えるためのスイッ
チ回路62と、基本回路61およびスイッチ回路62に
接続され、基本回路61から与えられるアドレス信号を
デコードしてスイッチ回路62に与えるためのアドレス
デコード回路63と、基本回路61によって制御される
表示手段としてのLED回路69ならびにソレノイド回
路71、ランプ回路72と、基本回路61からの大当た
り信号を受取り、大当たり情報を外部に出力するための
大当たり情報出力回路73と、基本回路61からの音信
号を受取り、出力67を介して図示されないスピーカを
駆動して効果音を発生させるための音回路66とを含
む。基本回路61にはさらに、基本回路61から与えら
れる表示情報にしたがってVFD表示ユニット43を駆
動するためのVFD回路70が接続されている。これら
各回路には、AC24Vに接続された電源回路68から
直流の12V、30V、さらには基本回路61などのロ
ジック部を駆動するための電源電圧Vcc、VFDを駆
動するための直流電圧、その他ランプなどを駆動するた
めの直流あるいは交流の電流が供給されている。基本回
路61と、初期リセット回路64と、定期リセット回路
65と、スイッチ回路62と、アドレスデコード回路6
3と、LED回路69と、ソレノイド回路71と、ラン
プ回路72と、VFD回路70とが本発明にかかる遊技
機の遊技制御手段を構成する。
玉受部材10を駆動するためのソレノイド60が接続さ
れている。ランプ回路72には、図1に示される風車ラ
ンプ11a、11b、肩ランプ12a、12b、袖ラン
プ13a、13b、サイドランプ14a、14b、レー
ル飾りランプ19、遊技効果ランプ21、役物ランプ2
7が接続されている。LED回路69には、個数表示7
セグメントLED17と、飾りLED(A)29a、2
9bと、記憶表示LED28と、飾りLED(B)33
と、飾りLED(C)15a、15bと、飾りLED
(D)16a、16bと、飾りLED(E)18a、1
8bとが接続されている。
本回路61から転送されてくる表示データに従って、V
FD表示ユニット43を駆動する。図8は、VFD回路
70からVFD表示ユニット43に転送されるシリアル
データの内容を示す模式図である。図8において、表示
データがビット番号1〜96までシリアルにVFD回路
70から転送されてくる。各ビットの表わすデータの内
容には、図8に示されるようにデータ名S1〜S53、
3a〜3n、2a〜2n、1a〜1nが与えられてい
る。各データは、図7に示されている各セグメントを駆
動するためのデータである。図7において、各セグメン
トには、そのセグメントを駆動するためのデータ名が付
されている。たとえば送られてくるデータのうち第82
番目のビットと(データ名1i)と第84番目のビット
(データ名1j)とが“1”、ビット73〜81、ビッ
ト83、ビット85〜87が“0”であるものとする。
この場合、図7に示される3つの識別情報表示領域のう
ち最も右側に表示される識別情報は「1」となる。デー
タ名1i、1jで示されるセグメントのみが発光し、他
のセグメントは発光しないからである。
“1”に従って、同じデータ名が付された図7の各セグ
メントは消灯、または点灯することになる。したがっ
て、図8に示される96ビット(正確にはビット21お
よびビット48を除く94ビット)の内容を、表示映像
に応じてVFD表示ユニット43に与えることにより、
図7に示される表示領域上に所望の識別情報と所望の装
飾画像とを表示することができる。表示領域上への表示
の直接の制御は、VFD表示ユニット43に含まれるV
FDドライバICによって行なわれる。
表示ユニット43にデータをシリアル転送するためのシ
リアル転送手段である回路を示す回路図である。図9
(a)、(b)、(c)はそれぞれ、チップセレクト信
号CS、クロック信号CK、データDATAをシリアル
転送するための回路である。
(図6参照)からVFD表示ユニット43にチップセレ
クト信号CSを転送するための回路は、チップセレクト
信号CSが一方端に入力される抵抗81Aと、ベースが
抵抗81Aの他端に、エミッタが接地にそれぞれ接続さ
れたNPNトランジスタ82Aと、ベースがコネクタ8
3Aを介してトランジスタ82Aのコレクタに、エミッ
タが接地に、コレクタがVFD表示ユニット43のチッ
プセレクト信号CSの入力端子にそれぞれ接続されたN
PNトランジスタ86Aとを含む。トランジスタ86A
とコネクタ83Aとは、接点D1で接続されている。電
源電位と接点D1との間には、抵抗84Aが、接点D1
と接地電位との間には抵抗85Aがそれぞれ接続されて
いる。トランジスタ86AとVFD表示ユニット43の
チップセレクト信号CSの入力端子とは、接点E1で接
続されており、接点E1と電源電位との間には抵抗87
Aが接続されている。
らVFD表示ユニット43にクロック信号CKを転送す
る回路も図9(a)に示される回路と同様に構成されて
おり、抵抗81Bと、トランジスタ82Bと、トランジ
スタ86Bと、抵抗84B、85B、87Bとを含む。
トランジスタ82Bのコレクタとトランジスタ86Bの
ベースとはコネクタ83Bで接続されている。図9
(b)において、トランジスタ86Bとトランジスタ8
2Bとの接点は接点D2となっており、トランジスタ8
6BとVFD表示ユニット43との接点は接点E2とな
っている。
らVFD表示ユニット43にデータDATAを転送する
ための回路も、図9(a)、(b)に示される回路と同
様の構成を有しており、抵抗81Cと、トランジスタ8
2Cと、トランジスタ86Cと、抵抗84C、85C、
87Cとを含む。トランジスタ82Cのコレクタとトラ
ンジスタ86Cのベースとはコネクタ83Cで接続され
ている。図9(c)において、トランジスタ86Cとト
ランジスタ82Cとの接点は接点D2となっており、ト
ランジスタ86CのコレクタはVFD表示ユニット43
のDATA入力端子に接点E3で接続されている。
のベース電位をA1、コレクタ電流をIB1とし、接点D
1から接地電位に抵抗85Aを介して流れる電流をIC1
とする。図10(a)には、A1、D1、E1の電位
と、電流IB1、IC1の変化を示すタイミングチャートが
示されている。図10(a)を参照して、VFD回路7
0(図6参照)から出力されるチップセレクト信号CS
がハイレベルとなると同時に、トランジスタ82A(図
9(a)参照)のベース電位A1はハイレベルとなる。
トランジスタ82Aはオンし、電源電位から抵抗84
A、接点D1、コネクタ83A、トランジスタ82Aと
いう径路で電流IB1が流れるようになる。トランジスタ
82Aがオフしている間、電源電位と接地電位との間に
は、抵抗84A、接点D1、抵抗85Aという径路を通
って電流IC1が流れていたわけであるが、トランジスタ
82Aがオンすることによって電流IC1はほぼゼロとな
る。接点D1の電位は、トランジスタ82Aがオフして
いる間は、抵抗85Aを流れる電流IC1によって所定の
電位となっているが、トランジスタ82Aがオンするこ
とによりほぼ接地電位と等しくなる。すなわち、トラン
ジスタ86Aのベース電位は、チップセレクト信号CS
がハイレベルとなると同時にローレベルとなる。接点D
1の電位がローレベルとなることにより、トランジスタ
86Aはオフする。トランジスタ86Aがオンしている
間は、接点E1の電位はほぼ接地電位と等しく保たれて
いるが、トランジスタ86Aがオフすると同時に接点E
1の電位は電源電位と等しくなる。その結果、VFD表
示ユニット43に入力されるチップセレクト信号CSは
ハイレベルとなる。すなわち、図9(a)に示される回
路を用いることにより、VFD回路70から出力される
チップセレクト信号がVFD表示ユニット43に転送さ
れることになる。
ズに対して強いということである。これは、VFD回路
70から出力されるチップセレクト信号CSの電圧の変
化を一旦電流に変えてVFD表示ユニット43の側に転
送し、転送後再び電圧変化に戻すことによって実現され
る。通常発生するノイズの特徴として、スパイク状の電
位変化を有するという点がある。すなわち、ノイズとし
ては短い時間に非常に大きな電圧変化として起こること
が多い。この場合、信号を電圧としてそのままVFD表
示ユニット43に転送した場合、ノイズによってたまた
ま信号の電位が高くなった時点でこの信号を読取ってし
まい、その結果入力信号がローレベルであるにもかかわ
らず、ハイレベルであると誤って認識してしまうという
ことがあり得る。しかし、図9(a)に示されるように
一旦電流に変換して転送すると、このような誤りが発生
する恐れが少ない。なぜならば、仮にノイズによりトラ
ンジスタ82Aのベース電位が短時間に非常に大きな変
動をしたとしても、ごく短い時間に元の電位に戻るなら
ば、トランジスタ82Aが動作する恐れは少ないためで
ある。また、仮にノイズによりトランジスタ82Aが誤
動作したものとする。この場合でも、ノイズがスパイク
状の形状を有している限り、トランジスタ82Aはごく
短時間のうちに元の正常な状態に復帰する。電流I
B1は、トランジスタ82Aが動作してもすぐには変化す
るわけではなく、徐々に変化する。したがって短時間の
うちにトランジスタ82Aが元の状態に復帰すれば、I
B1はほとんど変動しないことになる。その結果、VFD
表示ユニット43側のトランジスタ86Aのベース電位
は、VFD回路70の側で発生したノイズの影響をほと
んど受けることがない。その結果、VFD表示ユニット
43に、所望の信号を正しく転送することができる。
FD回路70からVFD表示ユニット43に転送され
る、シリアル転送のデータラッチのタイミングを定める
クロック信号を転送するときのタイミングチャートであ
る。図10(b)を参照して、トランジスタ82Bの電
位A2が、クロック信号に従って規則正しくパルス状に
その電位を変化させるものとする。トランジスタ82B
もこの電位変化に応答して規則正しくオン/オフを繰返
し、その結果電源電位から接地電位にトランジスタ82
Bを介して流れる電流IB2も、図10(b)に示される
ように、ベース電位A2の変化にほぼ追従して変化す
る。電源電位から抵抗84B、接点D2、抵抗85Bを
介して接地電位に流れる電流IC2は、電流IB2とちょう
ど逆の波形に従って変化する。電流IC2の大きさの変化
により抵抗85Bの両端には電流変化に応じた電位変化
が現われる。すなわち、接点D2の電位は図10(b)
に示されるように、ちょうどトランジスタ82Bのベー
ス電位A2と逆の波形となる。前述のようにNPNトラ
ンジスタ86Bは、そのベース電位がローレベルのとき
にはオフ、ハイレベルのときにはオンする。接点E2
は、接点D2の電位がハイレベルのときにはトランジス
タ86Bを介して接地電位と等しい電位となり、接点D
2の電位がローレベルのときには電源電位と等しい電位
となる。したがって接点E2の電位は図10(b)に示
されるような波形に従って変化する。この結果、VFD
回路70からVFD表示ユニット43に、図9(b)に
示される回路を介してクロック信号CKが転送されたこ
とになる。
D表示ユニット43にデータDATAを転送するとき
の、図9(c)に示されるトランジスタ82Cのベース
電位A3と、電流IB3と、電流IC3と、接点D3と、接
点E3の変化を示すタイミングチャートである。図9
(c)に示される回路も、図9(a)、(b)に示され
る回路と全く同様に動作し、その結果VFD回路70か
ら出力される電圧変化としてのデータDATAは一旦電
流変化に変換された後、再びVFD表示ユニット43側
で電圧変化に戻される。これにより、VFD回路70か
らVFD表示ユニット43に、データDATAがシリア
ル転送されることになる。この場合にも、VFD回路7
0の側で発生するノイズの影響をほとんど受けず、正し
いデータDATAを転送することができる。
うに行なわれる。VFD回路70はまずチップセレクト
信号CSをハイレベルとする。続いてVFD回路70
は、VFD表示ユニット43へのデータ転送路の上に、
シリアルデータを順次出力する。VFD回路70からV
FD表示ユニット43には、データラッチのためのクロ
ック信号CKが与えられており、VFD表示ユニット4
3は、与えられるクロック信号CKのパルスの立上がり
エッジによって規定されるタイミングでデータをラッチ
する。これにより、VFD回路70からVFD表示ユニ
ット43へのデータのシリアル転送を行なうことができ
る。
される各セグメントがどのような映像を表わしているか
を説明する。図8においてデータS1〜S15は、図7
における左下の地表の各セグメントの表示内容を表わし
ている。データS16は、地平線上に半分顔を出してい
る惑星に対応する。データS50〜S53は、地表の玉
に左から順に対応している。この地表玉は前述のよう
に、始動入賞記憶表示領域として用いられている。第2
2ビット目から始まるデータS17〜S24は、地表に
顔を出している惑星の周囲のリングの各セグメントに対
応している。第30ビット目〜第35ビット目までのデ
ータS34〜S39は、画面右下に現われる3つのシャ
トルの各部に対応している。第36ビット以降のデータ
S30〜33およびS45が、画面左上、画面右下、画
面中央上部やや右側に配置された5つの月に対応してい
る。第56ビット目のデータS29は、画面左端中央付
近の彗星を、第64ビット目のデータS28は画面左端
中央やや下部の彗星をそれぞれ表わしている。さらに、
第72ビット目のデータS27、第80ビット目のデー
タS26、第88ビット目のデータS25は、画面左端
から画面中央下部につらなる3つの彗星にそれぞれ対応
している。そして第89ビット目以降のデータS40〜
S44は画面右端やや上方、画面上端やや左方、画面左
端やや下方にそれぞれ表わされた流星に対応している。
第93ビット目以降のデータS46〜S49は、画面上
にちりばめられた多数の星に対応している。
機においては、可変表示装置に表示される識別情報の表
示の態様(すなわち遊技の状態)に応答して、図2に示
される装飾表示領域25の表示内容を変化させる。図1
1および図12を参照して、その詳細を説明する。
別情報表示領域24a〜24cの青枠部分は、それぞれ
「7」、「0」、「7」を表示している。装飾表示領域
の各星は、1周期2457.6msecで点灯移動して
いる。始動口に遊技玉の入賞のあったことが検出される
と、各識別情報表示領域24a〜24cの青枠部分は、
周期737.28msecで変動し、「0」〜「j」の
図柄を次々に表示する。このとき、装飾表示領域の星
は、1周期1572.864msecで点灯移動する。
した結果、いわゆる「リーチ」状態(左側2つの識別情
報が同一図柄であること)となった場合には、表示は以
下のように行なわれる。左側および中央の識別情報表示
領域の枠部分および影・中身の部分は、停止した図柄を
点灯表示する。最も右側の識別情報表示領域の枠部分お
よび影・中身部分はともに、周期2211.84mse
cで図柄を変動表示する。このとき、装飾表示領域の星
は周期393.216msecで点灯移動し、流星が周
期294.912msecで点灯移動する。装飾表示領
域の左下の地表部分は、周期368.64msecで点
灯移動する。地表上の地表玉部分は、可変表示中に始動
口に遊技玉の入賞があった場合、その数を左側から点灯
する数によって表示している。
した結果、大当たり以外となった場合には、以下のよう
な表示が行なわれる。識別情報表示領域24a〜24c
の枠部分は、停止した図柄を点灯表示する。装飾表示領
域の各星は周期1572.864msecで点灯移動す
る。装飾表示領域左下の地表部分は、リーチ時と同様に
周期368.64msecで点灯移動している。そして
地表玉は、始動口への入賞記憶数を表示している。
24a〜24cの枠部分は、それぞれ「E」「−」
「1」または「2」を表示する。最も右側の識別情報表
示領域24cの表示内容は、異常の種類によって切換え
られる。係員はこの表示を見ることにより、異常の種類
を速やかに知ることができる。
示すものである場合、表示は以下のように行なわれる。
識別情報の停止後大入賞口が開放されるまでには時間が
約5秒ほどあり、この間各識別情報表示領域24a〜2
4cの枠部分は、たとえば196.608msecごと
に点灯と消灯を繰返し、最初の3秒間で停止図柄を表示
し、後半の約2秒間で開放回数「1」を表示する。同様
に各識別情報表示領域24a〜24cの影・中身部分
は、約3秒間停止図柄の表示を点灯表示し、後半の2秒
間には開放回数「1」を点灯表示する。装飾表示領域の
地表部分は、周期368.64msecで点灯移動す
る。地表玉部分は記憶数を左側からの点灯数で表示す
る。惑星のリングは周期1179.648msecで点
灯移動を繰返す。惑星、月はそれぞれ点灯する。シャト
ルおよびシャトル後部の炎は、周期1474.56ms
ecで点灯移動する。彗星、流星および星はそれぞれ、
周期614.4msec、491.52msec、49
1.52msecで点灯移動を繰返す。
域24a〜24cの枠部分および影・中身部分はいずれ
も停止した図柄を点灯表示する。可変表示装置の地表部
分は周期589.824msecで点灯移動する。各星
は、周期1179.648msecで点灯移動を繰返
す。装飾表示領域のその他の部分の表示の態様は、大入
賞口開放前のそれと同じであるからここでは詳しく説明
しない。
技玉が特定領域を通過し、図3に示される特定入賞玉検
出器35によって検出された場合には、表示は以下のよ
うに行なわれる。識別情報表示領域24a〜24cの枠
部分は、遊技玉が特定領域を通過した場合にはオンとオ
フとを73.728msecの間隔で、通過後には19
6.608msecの間隔で点滅する。その他の表示は
大入賞口開放中の表示と同様である。
約2秒の間隔が設けられる。この間の表示は以下のよう
に行なわれる。識別情報表示領域のうち左側の表示24
a、24bは、196.608msecの間隔で次回開
放回数を点滅表示する。対応する影・中身部分は次回開
放回数を点灯表示する。最も右側の識別情報表示領域2
4cは何も表示しない。装飾表示領域の地表部分は周期
884.736msecで点灯移動する。惑星、リン
グ、シャトル、およびシャトルの炎は、いずれも周期1
966.08msecで点灯移動を繰返す。彗星は、周
期983.04msecで点灯移動を繰返す。その他の
セグメントについては、大入賞口開放中と同様の表示で
ある。
示は以下のように行なわれる。各識別情報表示領域24
a〜24cの枠部分は、間隔196.608msec
で、停止した図柄を点滅表示する。識別情報表示領域の
影・中身部分はいずれも、停止した図柄を点灯表示す
る。装飾表示領域の地表部分は589.824msec
の周期で点灯移動を繰返す。装飾表示領域のその他の部
分の表示は、大入賞口開放後の場合と同様である。
以下のような表示が行なわれる。すなわち各識別情報表
示領域24a〜24cの枠部分および影・中身部分はい
ずれも、停止した図柄を点灯表示する。装飾表示領域の
星は、周期294.912msecで点灯移動を繰返
す。地表玉は始動入賞の数をその左側からの点灯数で表
示する。装飾表示領域のその他のセグメントは、何も表
示しない。
は、可変表示装置の表示領域をVFDで構成し、表示領
域を識別情報表示領域と装飾表示領域とに分割した。そ
して、識別情報表示領域に表示される識別情報の態様
(すなわち遊技の状態)に応じて、装飾表示領域に表示
される装飾図柄の表示方法をきめ細かく変化させてい
る。
表示の態様は、識別情報表示領域の始動、リーチ、大当
りの3つの場合にわけて切替えられたが、切替は1つ又
は2つの場合にわけて行なわれても良いし、より細かい
多数の場合にわけて行なわれても良い。また装飾図柄表
示の切替は、点灯移動や点滅の速度の切り替えでも、輝
度の切り替えでも行うことができる。
路66(図6参照)を介して図示されないスピーカによ
り発生される効果音は、以下のように切換えられる。始
動口の遊技玉の入賞があった場合には、識別情報の可変
表示中効果音Aが発生される。図柄の左側および中央が
停止したときには、効果音Bが発生される。さらにリー
チ状態となったときには、最も右側の図柄が変動してい
る期間効果音Cが発生され停止するときに効果音Bが発
生される。各図柄が停止した後、大当たり以外の場合に
は効果音Dが発生される。
場合には以下のような効果音の発生が行なわれる。大入
賞口の開放前には効果音Eが、大入賞口開放中には他の
効果音Fがそれぞれ発生される。特定領域を遊技玉が通
過した場合には通過時に効果音Gが、通過後に他の効果
音Hがそれぞれ発生される。大入賞口開放後次の開放ま
での期間には、効果音Jが発生される。最終回の大入賞
口の解放時には、効果音Iが発生され、最終回の大入賞
口の開放が終了したときには効果音Jが発生される。さ
らに、異常が発生したときには上記のいずれの効果音と
も区別できる効果音Kが発生されるように構成されてい
る。
路61のマイコンにおいて、定期リセットパルスが発生
される度に一通り実行されるプログラムの要部のフロー
チャートである。このプログラム以外に、マイコンは、
2つのリセットパルス間に4回の割合で定期的に与えら
れるNMI割込に応答してNMI割込プログラムを実行
する。そして、このプログラムにより遊技機が制御され
る。
先頭から繰返し実行されるプログラムのメインルーチン
のフローチャートである。図13を参照して、ステップ
S(以下単にSと呼ぶ)1において、メインルーチン実
行中に発生したNMI割込の回数をカウントするために
用意されたNMIカウンタの内容がクリアされる。NM
Iカウンタは、NMI割込が発生されるごとに1ずつカ
ウントアップされ、そのカウントアップの内容によりN
MI割込に応答して行なわれる処理が異なったものとさ
れる。制御はS2に進む。
るRAMが正常であるかどうかの判断が行なわれる。こ
の判断は、RAMの予め定められたアドレスの内容を読
出し、その値が所定の値であるかどうかを調べることに
より行なわれる。電源投入時やプログラムの暴走時には
RAMの格納内容が不定であるため読出されたデータも
不定となり、S2における判断の答えがNOとなり制御
はS3に進む。RAMが正常の場合には制御はS4に進
む。
ニシャル処理と、RAM内に初期化パターンを書込む処
理が行なわれる。その後マイコンはリセット待ちとな
る。S3の処理が行なわれることにより、次回からのS
2における判断の答えがYESとなる。
VFD回路70(図6参照)へのデータ出力が行なわれ
る。この処理の詳細は図14を参照して後述される。制
御はS5に進む。
ァに転送されたVFDへのデータがポートから出力され
る。ここにおいてはその詳細な説明は省略される。制御
はS6に進む。
生しているか否かの判断が行なわれる。10カウントエ
ラーとは、特定入賞玉検出器35、入賞玉検出器36
a、36bのいずれかに断線、ショート、玉詰まりなど
の異常があると判断された場合、または可変入賞球装置
5の1回の開放中に特定入賞玉検出器35、入賞玉検出
器36a、36bに1個の入賞玉も検出されなかった場
合のことを指す。S6における判断の答えがYESであ
れば制御はS11に進むが、さもなければ制御はS7に
よ進み、S7〜S10の処理をした後S11に進むこと
になる。S7においては、VFDに出力される1組のデ
ータ数をカウントするためのVFDカウンタの内容が奇
数であるかどうかが判断される。判断の答えがYESて
あれば制御はS8に進んだ後S9に進むが、それ以外の
場合には制御は直接S9に進む。
な制御のための処理を行なうためのプロセス処理が実行
される。プロセス処理の内容は、本願発明とは直接関係
がないためここではその詳細は省略する。制御はS10
に進む。
ンタが奇数の場合のみプロセス処理S8を行なうように
したのは、プロセス処理S8はそれほど頻繁に行なう必
要がないのと比較して、他の処理がそれ以上の頻度で実
行する必要があるためである。
件が成立していた場合には、停止時の図柄を決定するた
めの停止図柄取得処理が行なわれる。この処理について
も、詳細は省略する。制御はS10に進む。
ばれる処理が行なわれる。ランダム更新処理は、ランダ
ムカウンタの内容を更新する処理と、停止図柄決定用ラ
ンダム数を更新する処理のことである。この処理につい
ても詳細は省略する。制御はS11に進む。
S6から制御が移ってくる場合とがある。S11におい
ては、遊技状態に応じた効果音を発生するための処理が
行なわれる。続いてS12においては、VFDに表示さ
せるためのデータを作成する処理が行なわれる。さらに
S13においては、同様に遊技状態に応じてランプやL
EDなどを点灯・消灯させるためのランプ・LEDデー
タの作成処理が行なわれる。S11〜S13における処
理の詳細は、本願発明とは直接関係がないためここでは
その詳細は省略する。S13の後、プログラムはリセッ
ト待ちの状態となる。
力処理の詳細なフローは図14に示されている。図14
を参照して、VFD出力のサブルーチンにおいて、S1
4において前述のVFDカウンタの値が0であるか否か
が判断される。判断の答えがYESであれば制御はS1
5に進み、チップセレクト信号CS(図6および図9参
照)をオンさせる処理が行なわれる。制御はS16に進
む。S14における判断の答えがNOであれば制御は直
接S16に進む。
タを取得する処理が行なわれる。制御はS17に進む。
行なわれる判断と同様の10カウントエラーが発生して
いるかどうかの判断が行なわれる。判断の答えがNOで
あれば制御は直接S19に進むが、答えがYESの場合
には制御はS18に進んだ後S19に進む。
タをエラー表示データとする処理が行なわれる。このエ
ラー表示データは前述のように「E−1」、「E−2」
をVFDの識別情報表示領域によって表示させるための
ものである。本実施例の場合には特定入賞玉検出器3
5、入賞玉検出器36a、36b(図6参照)に断線、
ショート、玉詰まりなどの異常が起った場合に「E−
1」を、可変入賞球装置5の1回の開放中に1個も入賞
玉が検出されなかった場合には「E−2」という表示を
行なうためのデータが用意される。制御はS19に進
む。
おいて準備されたデータをマイコンのポートに出力する
処理が行なわれる。制御はS20に進む。
1インクリメントする処理が行なわれる。VFDカウン
タの値をこのように1回の出力につき1インクリメント
することにより、VFDに与える1組のデータをカウン
トすることができる。制御はS21に進む。
12以上であるか否かが判断される。判断の答えがNO
であればこのサブルーチンは終了するがYESである場
合には制御はS22に進む。
ファに転送する処理が行なわれる。制御はS23に進
み、チップセレクト信号CSをオフする処理が行なわ
れ、さらにS24においてVFDカウンタをクリアする
処理が行なわれる。これら処理により、チップセレクト
信号が1回オンしている間に、12回VFDデータを出
力する処理が行なわれる。S24の後このサブルーチン
は終了する。このサブルーチンにより、図10に示され
るシリアル転送が行なわれる。
て説明されたが、この発明は上述の例には限定されず、
可変表示装置を用いる遊技機一般に適用することができ
る。
について、以下に列挙する。 (1) 図1に示す遊技盤1を備えたパチンコ遊技機に
より、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示装
置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定められた
特定の表示態様となったことを条件として予め定められ
た特定遊技状態に制御可能となる遊技機が構成されてい
る。可変表示装置4により、表示状態が変化可能な可変
表示装置が構成されている。3つの識別情報表示領域2
4a〜24cに表示される図柄により、前記識別情報が
構成されている。3つの識別情報表示領域24a〜24
cに同一図柄が表示された表示結果により、前記特定の
表示態様が構成されている。大当たり状態により、前記
特定遊技状態が構成されている。基本回路61と、初期
リセット回路64と、定期リセット回路65と、スイッ
チ回路62と、アドレスデコード回路63と、LED回
路69と、ソレノイド回路71と、ランプ回路72と、
VFD回路70とにより、前記遊技機の遊技状態を制御
するとともに、前記可変表示装置の表示内容を指定する
ための表示データを作成する遊技制御手段が構成されて
いる。図8の模式図に示されたシリアルデータにより、
前記表示データが構成されている。VFD表示ユニット
43により、前記表示データに基づき前記可変表示装置
を表示制御する表示制御手段が構成されている。図9を
用いて説明したように、前記遊技制御手段は、前記表示
データを前記表示制御手段へシリアル伝送する。また、
前記1単位の表示データの一例となる、図8に示された
表示データには、図柄を表示制御するためのデータと、
装飾用の月や地表などを点滅制御するためのデータとが
含まれている。このため、前記表示制御手段は、前記遊
技制御手段から予め定められた1単位の表示データ(た
とえば、図8に示されたビット数の表示データ)を受信
した場合、当該1単位の表示データに基づいて、前記可
変表示装置の画面上に前記識別情報を表示させつつ当該
識別情報の表示状態に応じた演出用の表示を行なうこと
が可能である(たとえば、図11、図12参照)。前記
表示データには、前記識別情報(図柄)の表示状態(始
動入賞に基づいた変動開始、リーチ状態の発生、大当り
の発生等)に応じた演出用の表示(装飾画像を表示する
ことができる装飾表示領域25の装飾画像の変化)を前
記可変表示装置に行なわせるための複数種類の演出用表
示データが含まれる。 (2) 前記表示制御手段(VFD表示ユニット43)
は、所定の可変開始条件(始動入賞の記憶数が最大値に
達していない時点で始動口9a〜9cに遊技玉が入賞し
たこと)が成立した場合に、前記識別情報(図柄)を可
変開始させた後、前記表示結果を導出表示させる表示制
御を行なう。前記1単位の表示データの中には、前記可
変開始条件の成立に基づいて前記識別情報が可変開始す
ることに対応させた演出用の表示(装飾表示領域の星
が、1周期1572.864msecで点灯移動)を前
記可変表示装置に行なわせるための可変開始演出用デー
タが含まれる。 (3) 前記1単位の表示データの中には、前記識別情
報のリーチ状態に対応させた演出用の表示(装飾表示領
域の星は周期393.216msecで点灯移動し、流
星が周期294.912msecで点灯移動する。装飾
表示領域の左下の地表部分は、周期368.64mse
cで点灯移動する。)を前記可変表示装置に行なわせる
ためのリーチ演出用データが含まれる。 (4) 前記1単位の表示データの中には、前記可変表
示装置の表示結果が前記特定の表示態様となることに対
応させた演出用の表示(各識別情報表示領域24a〜2
4cの枠部分は、196.608msecごとに点灯と
消灯を繰返し、最初の3秒間で停止図柄を表示し、後半
の約2秒間で開放回数「1」を表示する。各識別情報表
示領域24a〜24cの影・中身部分は、約3秒間停止
図柄の表示を点灯表示し、後半の2秒間には開放回数
「1」を点灯表示する。装飾表示領域の地表部分は、周
期368.64msecで点灯移動する。地表玉部分は
記憶数を左側からの点灯数で表示する。惑星のリングは
周期1179.648msecで点灯移動を繰返す。惑
星、月はそれぞれ点灯する。シャトルおよびシャトル後
部の炎は、周期1474.56msecで点灯移動す
る。彗星、流星および星はそれぞれ、周期614.4m
sec、491.52msec、491.52msec
で点灯移動を繰返す。)を前記可変表示装置に行なわせ
るための特定の表示態様演出用データが含まれる。 (5) 前記遊技制御手段により前記特定遊技状態(大
当り状態)への制御が開始されると、遊技者にとって有
利な遊技状態(可変入賞球装置5の大入賞口が開放可能
となる状態)に制御される。すなわち、前記特定遊技状
態(大当り状態)への制御が開始されると、可変入賞球
装置5が閉成状態から開放状態に変化するようになる。
なお、可変入賞球装置5により、遊技者にとって有利な
第1の状態(大入賞口が開放した状態)と遊技者にとっ
て不利な第2の状態(大入賞口が閉成した状態)とに変
化可能な可変入賞球装置が構成されている。 (6) 図9に示した回路により、前記遊技制御手段に
より作成された表示データを、前記遊技制御手段から前
記表示制御手段へシリアル伝送するシリアル伝送手段が
構成されている。また、その回路のうち、トランジスタ
により、ノイズを除去するためのスイッチ回路が構成さ
れている。
情報の表示状態に応じて変化する遊技者の気分を効果的
に盛り上げることができる演出表示が可能になるととも
に、表示データ伝送用配線の本数を極力減らすことがで
きる。しかも、可変表示装置の画面上に識別情報が表示
されつつその識別情報の表示状態に応じた演出用の表示
がなされるため、識別情報の表示状態に応じた演出を識
別情報の表示状態に合わせてリアルタイムに行なうこと
ができ、演出効果を高めることができる。また、その
際、表示制御手段は、遊技制御手段から送信された1単
位の表示データに基づいて、識別情報を表示させつつ当
該識別情報の表示状態に応じた演出用の表示を行なうこ
とが可能であるため、遊技制御手段は、演出表示用と識
別情報表示用とに処理を分けてデータを送信する必要が
ない。このため、遊技制御手段の処理負担を軽減でき
る。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載
の発明の効果に加えて、可変開始条件の成立に基づいて
識別情報が可変開始することに対応した演出用の表示が
可変表示装置に行なわれるために、識別情報が可変開始
した際の遊技者の気分を効果的に盛り上げることができ
る。請求項3に記載の本発明によれば、請求項1または
請求項2に記載の発明の効果に加えて、リーチ状態に対
応した演出用の表示が可変表示装置に行なわれるため
に、リーチが成立した際の遊技者の気分を効果的に盛り
上げることができる。請求項4に記載の本発明によれ
ば、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様と
なることに対応した演出用の表示が可変表示装置に行な
われるために、特定の表示態様が導出表示された際の遊
技者の気分を効果的に盛り上げることができる。請求項
5に記載の本発明によれば、請求項1〜請求項4のいず
れかに記載の発明の効果に加えて、前記遊技制御手段に
より前記特定遊技状態への制御が開始されると、遊技者
にとって有利な遊技状態に制御されるために、可変表示
装置の表示結果が特定の表示態様となることに対する楽
しみを遊技者に提供できる。請求項6に記載の本発明に
よれば、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明の
効果に加えて、シリアル伝送手段に含まれるスイッチ回
路によってノイズが除去され、ノイズが誤って表示デー
タとして伝送される等して可変表示装置に誤った表示が
なされてしまうことを極力防止できる。
チンコ遊技機の盤面の正面図である。
る。
縦断面図である。
である。
技機の制御回路およびその周辺回路の回路ブロック図で
ある。
れるVFDの表示領域の模式図である。
転送される、VFD駆動のためのシリアルデータのデー
タ形式を示す模式図である。
グチャートである。
るための図である。
る。
のフローチャートである。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示装置を有し、該可変表示装置の表示結果が予め定
められた特定の表示態様となったことを条件として予め
定められた特定遊技状態に制御可能となる遊技機であっ
て、 前記遊技機の遊技状態を制御するとともに、前記可変表
示装置の表示内容を指定するための表示データを作成す
る遊技制御手段と、 前記表示データに基づき前記可変表示装置を表示制御す
る表示制御手段とを含み、前記遊技制御手段は、前記表示データを前記表示制御手
段へシリアル伝送し、 前記表示制御手段は、前記遊技制御手段から予め定めら
れた1単位の表示データを受信した場合、当該1単位の
表示データに基づいて、前記可変表示装置の画面上に前
記識別情報を表示させつつ当該識別情報の表示状態に応
じた演出用の表示を行なうことが可能であること を特徴
とする、遊技機。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、所定の可変開始条
件が成立した場合に、前記識別情報を可変開始させた
後、前記表示結果を導出表示させる表示制御を行ない、 前記1単位の表示データの中には、前記可変開始条件の
成立に基づいて前記識別情報が可変開始することに対応
させた演出用の表示を前記可変表示装置に行なわせるた
めの可変開始演出用データが含まれることを特徴とす
る、請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記1単位の表示データの中には、前記
識別情報のリーチ状態に対応させた演出用の表示を前記
可変表示装置に行なわせるためのリーチ演出用データが
含まれることを特徴とする、請求項1または請求項2に
記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記1単位の表示データの中には、前記
可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様となるこ
とに対応させた演出用の表示を前記可変表示装置に行な
わせるための特定の表示態様演出用データが含まれるこ
とを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の遊技機。 - 【請求項5】 前記遊技制御手段により前記特定遊技状
態への制御が開始されると、遊技者にとって有利な遊技
状態に制御されることを特徴とする、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記遊技制御手段により作成された表示
データを、前記遊技制御手段から前記表示制御手段へシ
リアル伝送するシリアル伝送手段をさらに含み、 該シリアル伝送手段は、ノイズを除去するためのスイッ
チ回路を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項5の
いずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19206891A JP3175950B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19206891A JP3175950B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000055A Division JP2000140294A (ja) | 2000-01-01 | 2000-01-04 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531237A JPH0531237A (ja) | 1993-02-09 |
JP3175950B2 true JP3175950B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=16285096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19206891A Expired - Lifetime JP3175950B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175950B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19206891A patent/JP3175950B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531237A (ja) | 1993-02-09 |
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