[go: up one dir, main page]

JP3175034U - シリコン含有樹脂コーティング構造体 - Google Patents

シリコン含有樹脂コーティング構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP3175034U
JP3175034U JP2012000574U JP2012000574U JP3175034U JP 3175034 U JP3175034 U JP 3175034U JP 2012000574 U JP2012000574 U JP 2012000574U JP 2012000574 U JP2012000574 U JP 2012000574U JP 3175034 U JP3175034 U JP 3175034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon
containing resin
weight
colloidal silica
coating composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012000574U
Other languages
English (en)
Inventor
原田  進
Original Assignee
有限会社 原田塗装工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 原田塗装工業所 filed Critical 有限会社 原田塗装工業所
Priority to JP2012000574U priority Critical patent/JP3175034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3175034U publication Critical patent/JP3175034U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】接着性のよいコーティングを施したシリコン含有樹脂コーティング構造体製造物品を提供する。
【解決手段】樹脂基体表面上に、シリコン含有樹脂からなるコーティング組成物の層を有してなり、シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカとシリルアクリレートとの縮合生成物からなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、シリコン含有樹脂コーティング構造体に関する。詳しくは、樹脂基体とその表面を保護するシリコン含有樹脂コーティング組成物からなるシリコン含有樹脂コーティング構造体に関する。
シリコン含有樹脂コーティング組成物は時にシリコンハードコート樹脂、又は有機珪素ハロゲン化合物の加水分解により形成されるヒドロキシ有機珪素化合物の縮合により作られる有機−ポリシロキサンと呼ばれることもある。好適シリコン含有コーティング組成物は、コロイド状シリカにアクリルオキシ機能性又はグリシドキシ機能性シラン、又はシリルアクリル酸エステルの様な各種アクリルオキシ又はグリシドキシ機能化合物組み合わせた製品を含む。
シリコン含有合成樹脂製の透明耐摩耗コーティングは飛散しない、又はガラスに比べ飛散により耐性である透明プラスチックのコーティングに利用されているが、これらはゴミ、洗浄装置及び日常の気象といった研磨原因との毎日接触することによる引っ掻きや擦傷に曝されている。このような従来の技術文献として下記のようなものがある。
特開2004−344873号公報
しかし、従来、シリコン含有樹脂コーティング組成物の樹脂基体表面への直接的な塗布は、基体樹脂と硬化シリコン含有樹脂コーティング組成物の接着が不良であることからほとんど成功していない。
そこで、本考案の目的は、基体樹脂との接着性のよい硬化シリコン含有樹脂コーティング組成物を樹脂基体表面に直接コーティングしたシリコン含有樹脂コーティング構造体を提供することを目的とする。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)樹脂基体表面上に、シリコン含有樹脂からなるコーティング組成物の層を有してなり、前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカと下記式で示されるシリルアクリレートとの縮合生成物からなるシリコン含有樹脂コーティング構造体。
Figure 0003175034
(式中、R4はC(1−13)1価有機基であり、R5はC(1−8)アルキル基であり、R6は水素、R4基またはそれらの組合わせから選択され、R7は2価C(1−8)アルキレン基であり、aは0〜2の自然数であり、bは1〜3の整数であり、そしてa+bは1〜3である。)
(2)前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカ100重量部に対し、
アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シランを5〜500重量部を含む、請求項1に記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
(3)前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカ100重量部に対し、
アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シランを含む、請求項1に記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
(4)前記コーティング組成物が、さらに、シリコン含有樹脂の硬化を加速する光開始剤を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
(5)前記シリコン含有樹脂からなるコーティング組成物の層の厚みが1〜10ミクロンである請求項1〜4のいずれかに記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
本考案は、基体樹脂と接着性のよい硬化シリコン含有樹脂コーティング組成物を樹脂基体表面にコーティングしたシリコン含有樹脂コーティング構造体を提供することができる。
本考案のシリコン含有樹脂コーティング構造体は、保護態様となる樹脂基体表面に、未硬化の状態でシリコン含有樹脂組成物として塗布させられ、その後、シリコン含有樹脂コーティング組成物は、刷毛塗り、スプレー又は電着といった好適且つ周知の、商業的に実施可能な工程により清浄樹脂基体表面上にコーティングされ、紫外線(UV)光の様な光化学作用性照射や電子ビームの様な粒子照射を受けて硬化し、シリコン含有樹脂コーティング構造体とされる。
本考案に使用されるシリコン含有樹脂コーティング組成物は以下の(A)〜(D)成分を含む。
(A)コロイド状シリカ(SiO):100重量部(約294重量部のNalco1034分散体)
Nalco1034は、34重量%のコロイド状シリカと66重量%の水の分散体である。
Nalco1034分散体には、シリカが100重量部になるのに十分な量使用されている。コロイド状シリカは、塩基性又は酸性型いずれも利用できるが、低ナトリウム含有量の酸性型が好適に用いられる。
(B)アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シラン:5〜500重量部、好ましくは50〜200重量部
アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シランはコーティング層に高い摩耗耐性を付与するのに役立つが、それのみでは樹脂基体との接着性に劣る可能性がある。よって、以下の物質を混合することが好ましい。
(C)非シリルアクリレート物質:10〜500重量部、好ましくは50〜200重量部
非シリルアクリレート物質は、シリコン含有樹脂コーティング組成物に接着性を付与する目的で加えられる。特に好ましいアクリレート物質としては水混和性ヒドロキシアクリレートである。非ヒドロキシアクリレートは利用できるが、水への混和性が小さいため好ましくない。水混和性を要求するのは、コーティング組成物の粘度低下剤として有用であるからである。
(D)紫外線感受性光開始剤:
光開始剤として、ラジカル型開始剤は単独で使用できるが、シリコン含有樹脂コーティング層の摩耗耐性を向上させるために、ラジカル型と陽イオン型開始剤を混合したものを使用することが好ましい。前記A成分として酸性コロイド状シリカを使用する場合、この様な混合した光開始剤を用いることが好ましい。なお、ラジカル型開始剤は、コーティング組成物のアクリルオキシ機能性部分の硬化に使用され、陽イオン型開始剤は、シロキサン部分を硬化させる。このように開始剤を組合せることにより、コーティング層をより硬質化させ摩耗耐性も付与する。
これら光開始剤の配合量は、陽イオン型光開始剤では、成分A、B及びCの合計量に対して、約0.05〜5.0重量%、好ましくは0.1〜1.5重量%とすることが好ましい。ラジカル型光開始剤では、成分A、B及びCの合計量に対して、約0.5〜5重量%、好ましくは約1〜3重量%とすることが好ましい。
以上のように、シリコン含有樹脂コーティング組成物は,
(A)コロイド状シリカ、(B)アクリルオキシ又はグリシドキシ機能性シラン、(C)非シリルアクリレートと混合することで、作製される。この(A)〜(C)の混合体は、それに好ましくはラジカル型及び陽イオン型UV触媒の混合体である紫外線感受性触媒の有効量とを組み合わせることで触媒される。触媒された組成物は、次に選択された樹脂基体上に公知技術によりコーティングされ、紫外線放射を受け硬化させられる。
なお、成分Bは、アクリルオキシ機能性シランの酸加水分解産物又はグリシドキシ機能性シランの加水分解産物、あるいはその混合体である。
アクリルオキシ機能性シランは次の一般式を持つ:
Figure 0003175034
式中R3及びR4は、それらラジカルのハロゲン化種を含む同一種又は別種の一価炭化水素ラジカルである。好ましくは、R3及びR4は、メチル、エチル、プロピル等の低級アルキルラジカルであるが、ビニル、アリール等を含むその他の飽和型又は非飽和型種を含んでもよい。R5は2〜8個の炭素原子を有する2価炭化水素ラジカルである。R6は水素又は一価炭素水素ラジカルである。小文字bは1〜3までの整数であり、cは0〜2までの整数、dは式4−b−cに等しい整数である。本考案の実施態様では、通常はb=3であり、c=0であり、d=1である。
前記アクリルオキシ機能性シランの具体例には次のものが含まれる。
3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン
3−アクリルオキシプロピルトリメチルオキシシラン
2−メタアクリルオキシエチルトリメトキシシラン
2−アクリルオキシエチルトリメチルオキシシラン
3−メタアクリルオキシプロピルトリエトキシシラン
3−アクリルオキシプロピルトリエトキシシラン
2−メタアクリルオキシエチルトリエトキシシラン
2−アクリルオキシエチルトリエトキシシラン
この様なアクリルオキシ機能性シランは、以下の会社より入手できる。
例えば、3−メタアクリルオキシプロピルトリメトキシシランは、米国のユニオンカーバイト社(Union Carbide)又はユナイテッドケミカルテクノロジー社(United Chemical Technologies、Inc.)より得ることができる。
コーティング組成物の成分Bは、上記のアクリルオキシ機能性シランに代えて、グリシドキシ機能性シランを用いることもできる。あるいはこれら両タイプのアクリルオキシ機能性シランとグリシドキシ機能性シランの組合せも用いることもできる。
前記グリシドキシ機能性シランは次式の一般式で表される:
Figure 0003175034
式中R7及びR9は、R3及びR4に関する上記である、同一または異種の一価炭化水素ラジカルである。R9は2〜8個の炭素原子を持つ二価の炭化水素ラジカルである。
小文字eは1〜3の整数であり、fは0〜2の整数であり、gは4−e−fに等しい整数である。グリシドキシ機能性シランとして好適に用いられる具体例として下記のものが挙げられる。
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
2−グリシドキシエトキシトリメトキシシラン
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン
2−グリシドキシエチルトリエトキシシラン
これらグリシドキシ機能性シランは、例えば、米国のペトラッチシステムス(Petrarch Systems)社から入手できる。
前記成分Cは上記コロイド状シリカと共に使用された場合に、硬化製品の摩耗耐性を上げるアクリレート化合物となる。このアクリレート化合物は、非シリル機能性であり、上記アクリオキシ機能性シランとは区別される。これらアクリレートはアクリル酸のエステルであるが、水混合性ヒドロキシアクリレートを用いることが好ましい。
本考案に利用できるアクリレートとして、次のものが好適に挙げられる。
2−ヒドロキシエチルアクリレート
2−ヒドロキシメタクリレート
3−ヒドロキシプロピルアクリレート
3−ヒドロキシプロピルメタクリレート
2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルアクリレート
2−ヒドロキシ−3−アクリルオキシプロピルアクリレート
2−ヒドロキシ−3−メタアクリルオキシプロピルメタアクリレート
ジエチレングリコールジアクリレート
トリエチレングリコールジアリレート
テトラエチレングリコールジアクリレート
トリメチオールプロパントリアクリレート
テトラヒドロフルフリルメタクリレート
1−6−ヘキサンジオールジアクリレート
上記(A)〜(C)の混合体には触媒量の成分Dの光開始剤が加えられる。有効な光開始剤としては、放射感受性芳香族ハロニウム、スルホニウム又はホスホニウム塩が挙げられる。このような陽イオン性光開始剤は次の一般式で表すことができる。
Figure 0003175034
上記式中、XはI、P、又はSより選択されたラジカルである。Mは金属又はメタロイドであり、そしてQはCl、F、Br又はIより選択されるハロゲンラジカルである。R10は水素又は1〜12個の炭素原子を有する一価の炭化水素ラジカルである。小文字hは4〜6までの整数であり、nは2又は3の整数である。
M,Q,hは、複数のイオン種に適用されるが、SbF6−、AsF4−及BF4−及びPF6−より選択されることが好ましい。陽イオン触媒の具体例には、テトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸、ヘキサフルオロ砒酸塩及びヘキサフルオロアンチモン酸塩のジフェニルインドニウム塩;及びテトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩、ヘキサフルオロ砒酸塩及びヘキサフルオロアンチモン酸塩のトリフェニルスルホニウム塩を含む。
陽イオン性光開始剤の配合割合として、通常は、上記成分A、B及びCの混合体100重量部毎に、0.1〜1.5重量部の陽イオン性光開始剤を使用することが好ましい。しかし、硬化速度及び最終的な摩耗耐性の様な個々に望まれる所望工程パラメータに依存して、光開始剤の量は、成分A、B及びCの混合体100部毎、約0.05〜5重量部の範囲で変えることができる。
これら陽イオン性光開始剤は、紫外線照射への曝露による架橋反応の開始に特に有用である。従って、コーティング組成物を樹脂基体に適用し、UVランプにより提供される様な照射に曝されることで優れた接着性を持つ良好な硬質コーティング層を得ることができる。
また、上記光開始剤としては、コーティング組成物中に含まれるシランのアクリルオキシ機能部分の架橋、又は自己重合に有効である、ラジカル型光開始剤も用いることができる。ラジカル型光開始剤には、ベンゾインエーテル、アルファ−アシロキシムエステル、アセトフェノン誘導体、ベンジルケタール及びケトンアミン誘導体が含まれる。ラジカル型光開始剤の具体例としては、エチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、ジメトキシ−フェニルアセトフェノン及びジエトキシアセトフェノンが含まれる。
なお、光開始剤の組み合わせとしては、約10〜90重量%のジフェニルインドニウムヘキサフルオロ砒酸塩の様な陽イオン性光開始剤を含み、残りはエチルベンゾインエーテルの様なラジカル型光開始剤とすることもできる。
上記成分A、B及びCの混合物の100重量部に対して、約0.5〜5.0重量部の光開始剤を混合したシリコン含有樹脂コーティング組成物とすることで効果的に触媒され、樹脂基体コーティング用として十分な硬質コーティング層が形成される。
(樹脂基体)
本考案のシリコン含有樹脂コーティング構造体において、コーティング対象として使用される樹脂基体としては、特に樹脂の種類を特定するものではないが、中でも、アクリル、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、ナイロン、エポキシ、などが好適に用いられる。
次に、シリコン含有樹脂コーティング組成物の実施例として、以下のものを例示する。
(実施例1)
500ccの3つ口フラスコ内に、175gのNalco1034Aコロイド状シリカ分散体(約59.5g、シリカ。成分A)を加えた。次に、47gのメタクリルオキシプロピルトリメトキシシロキサン(MPTMS。成分B)(米国ペトラックシステムス社製)を20分間かけ、25℃にて滴下し加えた。更に40分間混合した後、68gの2−ヒドロキシエチルアクリレートと25gのジエチレングリコールジアクリレートの混合体(成分C)を加えた。
次に、若干曇った溶液に、共に光開始剤である1gのジフェニルヨードヘキサフルオロ砒酸塩及び2.5gのエチルベンゾシンを配合した(成分D)。
この触媒混合液をポリカーボネイト板上にコーティングし、40分間風乾し、
窒素下に6秒間紫外線光下で硬化させ、良好な接着性を持った透明な硬質コーティング層を得た。
(実施例2)
750gのコロイド状シリカ(Nalco 1034A。成分A)に、118gの3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(MPTMS)(A−174、ユニオンカーバイド社製)を25℃にて加えた。15分間攪拌した後、240gの3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(GPTMS)(ペトラックシステム社製)を、温度を30℃以下に保ちながら30分間かけて滴下して加えた(成分B)。
次に、この混合液を25℃にて1時間攪拌し、300gの2−ヒドロキシエチルアクリレート、88gのジエチレングリコールジアクリレート、88gのテトラヒドロフルフリルメタクリレート(成分C)、4.4gのビストーリルヨードニウムヘキサフルオロ砒酸塩及び1.5gのエチルベンゾインエーテルと混合した(成分D)。
そして、本組成物をアクリル板上にコーティングし、3秒間紫外線光下に硬化し、良好な摩耗耐性を持つ透明なコーティング層を得た。
(実施例3)
45gのMPTMS(A−174)及び10gのOPTMS(A−187)の混合体(成分B)を、30分間かけて、25℃にて150gのNalco1034A(成分A)に加えた。4時間混合した後、減圧下に過剰水及び内在性溶媒を除去した。
次に、厚めの残査を、100gの2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルアクリレート(HMPA)、40gのジエチレングリコールジアクリレート(成分C)、1.2gのトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロ砒酸塩及び4gの時エトキシアセトフェノン(DEAP)と混合した(成分D)。これを、ポリカーボネイト上にコーティングし、窒素雰囲気下、9秒間紫外線光を照射し硬化させた。
(実施例4)
300gのコロイド状シリカ(Nalco 1034A。成分A)に、20℃にて、90gの3−アクリルオキシプロピルトリメトキシシランを、続いて、20gの3−グリシドキシプロピルトリエトキシシランを加えた(成分B)。更に、30分間攪拌した後、過剰の水を減圧下で除去した。透明な残査を、40gの2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルアクリレート(HMPA)及び40gのジエチレングリコールジアクリレート(DEGDA)と混合した(成分C)。
そして、窒素下、触媒量のトリフェニルスルホニウム−ヘキサフルオロ砒酸塩及びジエトキシアセトフェノン存在下(成分D)、6秒間、ポリカーボネイト上にて紫外線光を照射し硬化させた。
(実施例5)
150gのコロイド状シリカ(Nalco 1034A。成分A)及び45gの3−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラン(成分B)の混合液を、25℃、2時間混合した。
次に、20gのHMPAおよび20gのDEGDAを加え(成分C)、更に、0.6gのトリ−フェニルスルホニウムヘキサフルオロ砒酸塩及び1gのジエトキシアセトフェノンを加えた(成分D)。
次に、アクリル板上にこれをコーティングし、30分間ドレインした。
窒素下、10秒間紫外線光照射した結果、良好な接着性を持つ透明な高摩耗耐性コーティング層が得られた。
(実施例6)
30%のコロイド状シリカ(Nalco 1129。成分A)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA。成分C)及び3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(GPTMS。成分B)を、下表の示した重量の割合で混合することで3種類の硬質コーティング組成物を得た。これらの3種類のシリコン樹脂コーティング組成物それぞれに、いずれも全混合体重量に基づく割合として、0.04部であるジフェニルヨードニウムヘキサフルオロ砒酸塩及び0.04部のエチルベンゾインエーテルを含む光開始剤混合体(成分D)を加えた。触媒された組成物を、アクリル板上にフローコートし、30分間風乾した。コーティングされたアクリル板を風乾した後、それらに3秒間紫外線光を照射し、それにより硬化させたコーティング層を得た。
Figure 0003175034
(実施例7)
2重量部のコロイド状シリカ(Nalco 1034A。成分A)と1部の水を混合することで、別のシリコン含有樹脂コーティング組成物を作成した。この混合液に、1部の3−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラン(成分B)を、25℃で滴下して加えた。2時間攪拌した後、得られた混合液に、更に、2部の2−ヒドロキシエチルアクリレート(成分C)、0.15部のデフェニルヨードニウムヘキサフルオロ砒素及び0.3部のエチルベンゾインエーテル(成分D)を加えた。触媒された混合液をアクリル板上にコーティングし、30分間風乾してコーティング層を紫外線照射して硬化させた。複数のサンプルが全て良好な接着性を示す高摩耗耐性コーティング層に硬化した。サンプルは全て6〜9秒間紫外線照射により硬化し、△%H500は4〜7であった。
なお、本考案のシリコン含有樹脂コーティング組成物は、温度25℃〜100℃で、1トール〜760トールの圧下で、以下の成分を含むシリコン含有ポリアクリレート混合体から揮発成分を本質的に取り除くことにより作ることもできる。
(E)(i)約5重量%〜約20重量%のアルコキシシリルアクリレート、
及び(ii)C(3−5)分岐型脂肪族アルコール、又はC(3−5)分岐型脂肪族アルコールとC(1−5)直鎖型アルコールの混合体より実質構成されるコロイド状シリカであり、コロイド状シリカがコロイド状シリカアルコール分散体中に約5重量%〜約70重量%存在する、上記に応じた約80重量%〜95重量%のコロイド状シリカアルコール分散体、の混合体の温度約20℃〜約100℃に於ける反応産物100重量部、
(F)少なくとも1種類の多官能価反応性アクリルモノマー約10〜約400重量部、
及び
(G)アルコキシルアクリレートの加水分解に影響するのに十分な水がコロイド状シリカアルコール分散体内に存在するゲル化阻害剤を有効量。
上記C(3−5)分岐型水混和性アルコールとしては、イソプロパノール、イソブタノール、t−ブタノール及びネオペンタノールが挙げられる。
上記ゲル化阻害剤には、有気性及び無気性ゲル化阻害剤が含まれる。好ましい有気性ゲル化阻害剤はメチルヒドロキノンである。
使用可能な無気性ゲル化阻害剤としては、2,2,6,6−テラキサメチルピペアイジニルオキシ(TEMPO)、4−ヒドロキシ−2、2,6,6−テトラメチルピペリジニルオキシ(4−OH TEMPO)、ガルビノキシル、2,2−d/フェニル−1−ピクリル−ヒドラジルヒドレート、バンフィールドラジカル、1,3,5−トリフェニルベラダジル、コールシュ(Loelsch‘s)ラジカル1−ニトロソ−2−ナフトール及びビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニルオキシ)セバケートが挙げられる。
有気性又は無気性ゲル化阻害剤の有効量としては、ポリアクリレートハードコート組成物を含む硬化型シリコン中に使用される反応性アクリル性モノマーの重量に基づき、10ppm〜10,000ppmが好適な量として挙げられる。
上記アルコキシシリルアクリレートの幾つかは次式で示される。
Figure 0003175034
式中R4はC(1−3)一価有機ラジカルであり、R5はC(1−8)アルキルラジカル、R6は水素、R4ラジカルまたはその混合体より選択され、R7は2価C(1−8)アルキレンラジカルであり、aは0〜2の自然数であり、bは1〜3までの整数であり、合計a+bは1〜3である。アルコキシシリルアクリレートには次式の化合物が含まれる。
Figure 0003175034
上記多官能価反応性アクリル性モノマーとしては次式で示される化合物が挙げられる。
Figure 0003175034
式中R6は前記に同じである。R8は多価有機ラジカルであり、nは2〜4の値を持つ整数である。
使用可能な反応性アクリル性モノマーの幾つかは例えば以下のものが挙げられる。
Figure 0003175034
次式のシリコンエステルアクリレートオリゴマー(EBECRYL 350、UCBラドキュア(Radcure)社製)脂肪族ウレタンジアクリレートトリアクリレート:
Figure 0003175034
次式のテトラアクリレート:
Figure 0003175034
Figure 0003175034
少なくとも3又はそれ以上の反応基を有するその他アレキーレートとしては、ジペンタエリスロトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ヘキサ機能性ポリウレタンアクリレート及びシリコンアクリレートオリゴマー(Ebecryl 1360、UCBラディキュア社製)が挙げられる。
コーティング組成物は、1又はそれ以上の多官能価反応性アクリル性モノマーを含む事ができる。好ましくは、2種類の多官能価反応性アクリル性モノマー、特にジアクリレート及びトリアクリレートの混合体が使用される。更に、微量のモノアクリレートも使用できる。コーティング組成物は紫外線硬化性又は電子ビーム硬化性である。
これら組成物は、紫外線硬化性硬質コーティング組成物の50%重量までの非アクリル性紫外線硬化性不飽和型有機モノマーを含む事ができる。例えばこの様な材料にはN−ビニルピロリドン、スチレン等が含まれる。
コーティング組成物がアクリル性モノマーの混合体を含む場合、3官能基型アクリレートの様な多官能性アクリレートに対するジアクリレートの混合体の重量比は、約10/90〜約0/10であることが好ましい。
使用可能なジアクリレート及びトリアクリレートの混合体には、
ヘキサンジオールジアクリレートとペンタエリスリトールトリアクリレートの混合体、ヘキサンジオールジアクリレートとトリム−エチリオールプロパントリアクリレートの混合体、ジエチレングリコールジアクリレートとペンタエリスリトールトリアクリレートの混合体、及びジエチレングリコールジアクリレートとトリメチルオールプロパントリアクリレートの混合体が包含される。
コーティング組成物は、1種類の多官能型アクリル性モノマーの紫外線反応産物を含むが、2種類の多官能型アクリル性モノマーの光反応性産物を含むコーティングはジアクリレート及びトリアクリレートの産物であることが好ましい。
コーティング組成物も、光感受量の光開始剤、即ち空気中又は不活性雰囲気中、例えば窒素雰囲気中のコーティング組成物の光硬化に作用するのに有効な量の光開始剤を含む事ができる。一般にこの量は光硬化型コーティング組成物の約0.01%〜約10重量%であり、好ましくは約0.1%〜約5重量%である。
窒素の様な非酸化雰囲気中で好ましく使用できる光開始剤としては、以下のものが挙げれる。
ベンゾフェノン及びその他のアセトフェノン、ベンジル、ベンズアルデヒド及びO−クロロベンズアルデヒド、キサントン、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、9,10−フェナントレネンキノン、9,10−アントラキノン、メチルベンゾインエーテル、エチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、1−ヒドロキシシクロヘキシフェニルケトン、α、α−ジエトキシアセトフェノン、α、α−ジメトキシアセトオフェオン、1−フェニル−1,2−プロパンジオール−2−o−ベンゾイルオキシム、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド及びα、α−ジメトキシ−α−フェニルアセトフェノン。
コーティング組成物は、レソルシノールモノベンゾエート、2−メチルレソルシノールジベンゾエート等のUV吸収剤又は安定剤を含むことができる。更に、その他UV吸収剤としては、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール、シアノアクリレート及びトリアジンが挙げられる。ヒンダードアミンを含む安定化剤は、随意存在する追加溶媒を除いたコーティング組成物の重量に基づき、約0.1〜15重量%、好ましくは約3〜約15重量%が存在できる。
本考案のコーティング組成物は、各種つや消し剤、表面活性剤、表面摩耗抵抗剤、チキソトロープ剤なども含む事ができる。表面活性剤は、陰イオン性、陽イオン性及び非イオン性表面活性化剤も含むことができる。
(実施例8)
30%のSiO、13gのメチルアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン及び0.2gのガルビンオキシルを含むpH3−5のイソプロピルアルコール中にコロイド状シリカ混合物99gを含む混合体を、60―70℃に2時間加熱する。加熱後、36.2gのヘキサンジオールジアクリレートを加え、混合液を真空下(30トル)窒素ブリードによりストリッピングする。これにより粘度56.5cpsの放射硬化型パープルオイルを76重量部作成した。
パープルオイル10g、トリメチルオールプロパントリアクリレート10g、アクゾケミカル社(Akzo Chemical Co)製Vicure(登録商標)55メチルベンゾイル蟻酸エステル1.2g、及びイソプロパノール30gの配合体を、樹脂基体であるポリカーボネート基板上にフローコートし、空気中において、20ft/分で紫外線硬化させた。硬化コーティング層をスチールウールを用いてこすった摩擦試験によっても、傷がつかず摩耗耐性を示し、黄色度指数0.8であった。
重量30%のSiO、13gのメチルアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、及び0.2gのガルビンオキシルを含むコロイド状メタノール混合体99gを、1時間、65度にて加熱することを除き、上記操作を繰り返した。次に36.2gのヘキサンジオールジアクリレートを加え、溶液をストリップした結果、黄色ゲルを得た。
30重量%のイソプロパノールをストリッピング前に加えることを除き、コロイド状シリカメタノール混合体を使用し上記操作を繰り返した。146cpsの粘度を有する放射性硬化オイルを得た。
(実施例9)
日産化学社製IPAST520g(水約14.9gを含む156gのSiOイソプロパノール液の低pH混合液)、メチルアクリルオキシプロピルトリメトキシシラン68.3g及び0.75gの4−OH TEMPOより成る混合体とし、83℃、3時間加熱し、その後室温まで冷却した。次に、183.1gのヘキサンジオールアクリレートを加えた。混合体に窒素を吹き込みながら、混合体を30トル、1時間、室温にてストリッピングした。1時間のストリッピングの後、ポット温度を63℃に上げ、粘度53センチポアズの41放射硬化型オイルを412.2g得た。
なお、コーティング前の前処理としては、溶媒樹脂又はプライマーを必要とせず、シリコン含有樹脂コーティング組成物の樹脂基体へのコーティング方法としては、公知のスプレー、浸漬、フローリング、又はスピンコーティングなどが適用される。また、コーティング層の厚みは、光硬化させた後の厚みが、約1ミクロンから約10ミクロンの厚さを持つように調節することが好ましい。
なお、3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(ユナイテッドケミカルテクノロジー社製の商品M8550−KG)の様なアルコキシシリルアクリレート、及びイソプロピルアルコールの様なコロイド状シリカの、25炭素原子を有するアルコール分散体との単純な混合体を利用することもできる。
また、約30重量%のコロイド状シリカのイソプロピルアルコール分散体(日産化学社製IPA−ST)1容積と、1〜4容積のM8850−KGとを約1分間良く混合すると、硬化ポリウレタンのベースコート又はポリウレタン/アクリル混合体に適用した時に良好なシリコン含有樹脂コーティング層とすることができる。
走査型電子顕微鏡によるコーティング層の断面観察からは、コロイド状シリカの大部分が、コーティング層の1〜2ミクロン内の領域に濃縮していることが観察された。
本考案のシリコン含有樹脂コーティング構造体は、優れた結合、及び腐食や摩耗等に対する耐性を有するコーティング層が形成された構造体を提供する。
例えば、いたずら者による露出表面へのスプレーに広く用いられている一般的なマーキング剤は、対象物表面をスチールウールで擦るだけで簡単に落とすことができ、これにより硬化シリコン樹脂トップコートの表面を傷つけることなくスプレーを落とすことができる。
本考案は、アクリル、ポリカーボネイト、ポリエチレンなどの一般樹脂基体の上に、接着性のよい硬化シリコン含有樹脂コーティング層を形成させたシリコン含有樹脂コーティング構造体であり、産業上の利用価値が極めて大きい。
本考案のシリコン含有樹脂コーティング構造体のシリコン含有樹脂に使用されるシリルアクリレートを示す化学式である。

Claims (5)

  1. 樹脂基体表面上に、シリコン含有樹脂からなるコーティング組成物の層を有してなり、
    前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカと下記式で示されるシリルアクリレートとの縮合生成物からなるシリコン含有樹脂コーティング構造体。
    Figure 0003175034
    (式中、R4はC(1−13)1価有機基であり、R5はC(1−8)アルキル基であり、R6は水素、R4基またはそれらの組合わせから選択され、R7は2価C(1−8)アルキレン基であり、aは0〜2の自然数であり、bは1〜3の整数であり、そしてa+bは1〜3である。)
  2. 前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカ100重量部に対し、
    アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シランを5〜500重量部を含む、請求項1に記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
  3. 前記シリコン含有樹脂が、コロイド状シリカ100重量部に対し、
    アクリルオキシ機能性シラン又はグリシドキシ機能性シランを含む、請求項1に記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
  4. 前記コーティング組成物が、さらに、シリコン含有樹脂の硬化を加速する光開始剤を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
  5. 前記シリコン含有樹脂からなるコーティング組成物の層の厚みが1〜10ミクロンである請求項1〜4のいずれかに記載のシリコン含有樹脂コーティング構造体。
JP2012000574U 2012-02-06 2012-02-06 シリコン含有樹脂コーティング構造体 Expired - Lifetime JP3175034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012000574U JP3175034U (ja) 2012-02-06 2012-02-06 シリコン含有樹脂コーティング構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012000574U JP3175034U (ja) 2012-02-06 2012-02-06 シリコン含有樹脂コーティング構造体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006175935A Continuation JP2008001870A (ja) 2006-06-26 2006-06-26 シリコン含有樹脂コーティング組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3175034U true JP3175034U (ja) 2012-04-19

Family

ID=48002120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012000574U Expired - Lifetime JP3175034U (ja) 2012-02-06 2012-02-06 シリコン含有樹脂コーティング構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3175034U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4348462A (en) Abrasion resistant ultraviolet light curable hard coating compositions
JP3616118B2 (ja) 放射線硬化性硬質被覆組成物
JP3991114B2 (ja) 耐摩耗性セラマーコーティングを有する再帰反射性シーティング
US4486504A (en) Solventless, ultraviolet radiation-curable silicone coating compositions
KR101021045B1 (ko) 고에너지 방사선에 의해 경화 가능한 아크릴옥시 작용성실리콘 조성물
JPH0155307B2 (ja)
CN102149667B (zh) 基于氟的化合物和包含该化合物的涂料组合物
JP5884647B2 (ja) 硬化性組成物及びその硬化成形品、その硬化皮膜が形成されてなる物品並びに該硬化性組成物の硬化方法
CN1053804A (zh) 可辐射固化的耐磨的环醚丙烯酸酯涂料组合物
JP2008106103A (ja) 光及び熱硬化性コーティング剤組成物及びその硬化皮膜を有する物品
WO2010073445A1 (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型コーティング材及び成形品
JP5353843B2 (ja) グレージング用プラスチック基材
JP2017519081A (ja) シルセスキオキサンポリマーコア及びシルセスキオキサンポリマー外層を含む硬化性ポリマー並びに方法
KR101134383B1 (ko) 빛 반사 억제 효과가 우수한 폴리메틸메타크릴레이트 패널 나노임프린팅용 코팅제
JP2010095569A (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、硬化物及び物品
AU546017B2 (en) Ultraviolet light, cationic curable hard coating compositionsof polysiloxanes
JP5678901B2 (ja) 硬化性樹脂組成物並びにその硬化成形品及び硬化皮膜を有する物品
JP3175034U (ja) シリコン含有樹脂コーティング構造体
WO2014150404A1 (en) Radiation polymerizable abrasion resistant aqueous coatings
JP2007016191A (ja) コーティング用組成物、保護被膜形成方法および積層物
JP2011001456A (ja) ポリオルガノシロキサンの製造方法、組成物の製造方法、組成物の硬化方法および積層体の製造方法
JP2008001870A (ja) シリコン含有樹脂コーティング組成物
KR20170063735A (ko) 실세스퀴옥산 중합체 코어와 실세스퀴옥산 중합체 외층, 및 반응성 기를 포함하는 경화성 중합체
JPH02110121A (ja) 紫外線硬化性組成物
JP2011026409A (ja) 耐指紋性硬化性樹脂組成物およびそれを用いる耐指紋性被膜を形成する方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150328

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term