[go: up one dir, main page]

JP3172037B2 - 曲線描画装置 - Google Patents

曲線描画装置

Info

Publication number
JP3172037B2
JP3172037B2 JP9089494A JP9089494A JP3172037B2 JP 3172037 B2 JP3172037 B2 JP 3172037B2 JP 9089494 A JP9089494 A JP 9089494A JP 9089494 A JP9089494 A JP 9089494A JP 3172037 B2 JP3172037 B2 JP 3172037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curve
coordinate
determined
ellipse
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9089494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07296174A (ja
Inventor
誠 大村
孝史 安盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP9089494A priority Critical patent/JP3172037B2/ja
Publication of JPH07296174A publication Critical patent/JPH07296174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172037B2 publication Critical patent/JP3172037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポインティングデバイ
スによりディスプレイ画面上の2点が指定されるとき
に、この2点を開始点/終了点とする規定形状の曲線を
決定してディスプレイ画面に描画する曲線描画装置に関
し、特に、ユーザの希望する曲線形態の曲線を描画でき
るようにする曲線描画装置に関する。
【0002】ユーザの希望する規定形状の曲線をディス
プレイ画面に描画する曲線描画装置がある。このような
曲線描画装置では、ユーザの希望する曲線を描画できる
ようにする構成を構築していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】ユーザの希望する曲線を描画する曲線描
画装置として、ユーザに3点を指定させて、その3点を
通る円弧を描画するというものがある。
【0004】この曲線描画装置では、指定された3点を
通る円弧の中心点及び半径を算出して、それに従って、
ユーザの指定する3点を通る円弧を描画するという構成
を採っている。すなわち、3点が指定されると、それら
を通る円弧の中心点及び半径は一意に決定されるので、
それを算出して円弧を描画するという構成を採っている
のである。
【0005】一方、ユーザに2点を指定させて、その2
点を通る曲線の弧を描画するという曲線描画装置もあ
る。このような曲線描画装置では、2点では曲線形状が
決まらないことから、規定の曲線形状を想定するととも
に、その規定の曲線形状の形状パラメータを決定する特
定のアルゴリズムを用意する構成を採って、そのアルゴ
リズムに従って2点の指示する形状パラメータを決定し
ていくことで、ユーザの指定する2点を通る規定形状の
曲線の弧を描画するという構成を採っている。
【0006】例えば、ユーザの指定する2点を通る楕円
弧を描画する曲線描画装置では、楕円弧の張る方向を規
定方向とするとともに、その2点の一方が長軸上に位置
し、他方が短軸上に位置することを想定することで、図
20に示すように、ユーザの指定する2点を通る楕円弧
を描画するという構成を採っているのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構成の2点指示の曲線描画装置では、ユーザの
希望する曲線を描画できないことが起こるという問題点
があった。
【0008】すなわち、ユーザが、図21の破線に示す
ような楕円弧の描画を希望して2点を指示したとして
も、この楕円弧の張る方向が曲線描画装置の用意するも
のと異なるときには、図21の実線に示すような楕円弧
が描画されてしまという問題点があったのである。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ポインティングデバイスによりディスプレイ
画面上の2点が指定されるときに、この2点を開始点/
終了点とする規定形状の曲線を決定してディスプレイ画
面に描画する構成を採るときにあって、ユーザの希望す
る曲線形態の曲線を描画できるようにする新たな曲線描
画装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備する曲線描画装置
であって、ディスプレイ画面上の2点が指定されるとき
に、この2点を開始点/終了点とする規定形状の曲線を
決定してディスプレイ画面に描画するもの、2は曲線描
画装置1の備える端末であって、ディスプレイ画面を有
してユーザとの対話装置として機能するもの、3は端末
2の備えるマウス等のポインティングデバイスであっ
て、ディスプレイ画面上の2点を指定するものである。
【0011】この曲線描画装置1は、端末2との間のイ
ンタフェース処理を実行する入出力制御手段10と、描
画曲線の形態を決定する決定手段11と、開始点を起点
とする複数の放射状領域を設定する設定手段12と、描
画曲線の形状パラメータを特定する特定手段13と、描
画曲線を決定して端末2のディスプレイ画面に描画する
曲線決定手段14とを備える。
【0012】
【作用】本発明では、ポインティングデバイス3が描画
曲線の開始点を指定すると、設定手段12は、その開始
点を起点とする複数の放射状領域を設定する。例えば、
図2に示すように、開始点を通る傾きが45°の2本の
直線に従って、領域1/領域2/領域3/領域4を設定
するというように、開始点を起点とする複数の放射状領
域を設定するのである。
【0013】描画曲線の開始点の指定に続いて、ポイン
ティングデバイス3が描画曲線の終了点を指定すると、
決定手段11は、この2点を移動するポインティングデ
バイス3の指す座標情報に従って、描画曲線の曲線形態
を決定する。例えば、ポインティングデバイス3の指す
座標情報が、設定手段12の設定する放射状領域の内の
どれを経由して開始点から終了点に移動するのかを判断
することで、描画曲線の弧の方向を設定するというよう
に、この2点を移動するポインティングデバイス3の指
す座標情報に従って、描画曲線の曲線形態を決定するの
である。
【0014】このようにして、描画曲線の開始点/終了
点と、描画曲線の曲線形態が決定されると、特定手段1
3は、それらから描画曲線の形状パラメータを特定し、
これを受けて、曲線決定手段14は、特定された形状パ
ラメータにより規定される描画曲線を決定して端末2の
ディスプレイ画面に表示する。
【0015】このように、本発明の曲線描画装置1を用
いることで、ユーザは、ポインティングデバイス3を使
って2点を指定していくだけで、自分の希望する曲線形
態に従う規定形状の曲線をディスプレイ画面に描画でき
るようになる。
【0016】
【実施例】以下、楕円弧を描画する実施例に従って本発
明を詳細に説明する。ここで、この実施例では、ユーザ
により指定される開始点/終了点の内の一方が長軸上に
位置し、他方が短軸上に位置する楕円弧の描画処理を想
定している。
【0017】図3に、楕円弧を描画する本発明の曲線描
画装置1が実行する処理フローの一実施例を図示する。
次に、この処理フローに従って、本発明により実現され
る楕円弧の描画処理について詳細に説明する。
【0018】曲線描画装置1は、楕円弧を描画する場
合、図3の処理フローに示すように、先ず最初に、ステ
ップ1で、ユーザと対話することで、描画する楕円弧の
開始点/終了点を入力する。例えば、ポインティングデ
バイス3としてマウスが用意されるときにあって、マウ
スのボタンがプレスされる点を開始点として入力すると
ともに、このボタンがリリースされる点を終了点として
入力したり、あるいは、マウスのボタンがプレスされる
点を開始点として入力するとともに、現在のマウス位置
の点を終了点として入力するのである。
【0019】続いて、ステップ2で、入力した開始点と
終了点とが異なるものであるのか否かを判断し、異なる
ものであることを判断するときには、ステップ3に進ん
で、楕円弧の方向フラグが設定済であるのか否かを判断
して、設定済でないことを判断するときには、ステップ
4に進んで、楕円弧の方向を決定して方向フラグにセッ
トする。
【0020】このようにして楕円弧の方向を決定する
と、続いて、ステップ5で、楕円弧を描く楕円の中心座
標を決定し、続くステップ6で、この楕円の中心座標
と、開始点/終了点から導出される楕円の長軸/短軸と
を引数にして楕円弧描画関数を呼び出すことで、開始点
と終了点とを結ぶ楕円弧を決定してディスプレイ画面に
描画して処理を終了する。
【0021】ここで、ステップ2で、入力した開始点と
終了点とが同一点であることを判断するときには、楕円
弧を描画することが不可能であるので、そのまま処理を
終了する。
【0022】図4に、図3の処理フローのステップ4で
実行する楕円弧の方向決定処理の詳細な処理フローを図
示する。曲線描画装置1は、楕円弧の方向決定処理に入
ると、図4の処理フローに示すように、先ず最初に、ス
テップ1で、開始点を通る傾きが45°の2本の直線に
従って、図5に示すような領域1/領域2/領域3/領
域4という4つの領域を設定する。
【0023】続いて、ステップ2で、開始点から終了点
に到る途中のポインティングデバイス3の座標(例え
ば、開始点からの規定時間経過時点でのポインティング
デバイス3の座標)をサンプリングして、そのサンプリ
ングした座標が設定した領域1の中にあるのか否かを判
断し、領域1の中にあることを判断するときには、ステ
ップ3に進んで、方向フラグに上向をセットして処理を
終了する。
【0024】一方、ステップ2で、サンプリングした座
標が設定した領域1の中にないことを判断するときに
は、ステップ4に進んで、サンプリングした座標が設定
した領域2の中にあるのか否かを判断し、領域2の中に
あることを判断するときには、ステップ5に進んで、方
向フラグに左向をセットして処理を終了する。
【0025】一方、ステップ4で、サンプリングした座
標が設定した領域2の中にないことを判断するときに
は、ステップ6に進んで、サンプリングした座標が設定
した領域3の中にあるのか否かを判断し、領域3の中に
あることを判断するときには、ステップ7に進んで、方
向フラグに下向をセットして処理を終了する。
【0026】一方、ステップ6で、サンプリングした座
標が設定した領域3の中にないことを判断するときに
は、ステップ8に進んで、サンプリングした座標が設定
した領域4の中にあるのか否かを判断し、領域4の中に
あることを判断するときには、ステップ9に進んで、方
向フラグに右向をセットして処理を終了する。
【0027】このようにして、曲線描画装置1は、図4
の処理フローを実行することで、楕円弧の方向を決定し
て方向フラグにセットするのである。次に、図3の処理
フローのステップ5で実行する楕円中心座標の決定処理
について詳細に説明する。ここで、この楕円中心座標の
決定処理では、図6に示すように、開始点を基準とする
第1象限/第2象限/第3象限/第4象限という4つの
象限を定義している。
【0028】図7ないし図11に、図3の処理フローの
ステップ5で実行する楕円中心座標の決定処理の詳細な
処理フローを図示する。曲線描画装置1は、楕円中心座
標の決定処理に入ると、図7の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、方向フラグが上向を表
示しているのか否かを判断して、上向を表示しているこ
とを判断するときには、図8に示す処理フローに従って
楕円中心座標を決定する。
【0029】すなわち、図8の処理フローで示すよう
に、終了点が第1象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図12(a)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第2象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図12(b)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第3象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図12(c)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第4象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図12(d)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定す
るのである。
【0030】一方、ステップ1で、方向フラグが上向を
表示していないことを判断するときには、続くステップ
2で、方向フラグが左向を表示しているのか否かを判断
して、左向を表示していることを判断するときには、図
9に示す処理フローに従って楕円中心座標を決定する。
【0031】すなわち、図9の処理フローで示すよう
に、終了点が第1象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図13(a)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第2象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図13(b)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第3象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図13(c)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第4象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図13(d)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定す
るのである。
【0032】一方、ステップ2で、方向フラグが左向を
表示していないことを判断するときには、続くステップ
3で、方向フラグが下向を表示しているのか否かを判断
して、下向を表示していることを判断するときには、図
10に示す処理フローに従って楕円中心座標を決定す
る。
【0033】すなわち、図10の処理フローで示すよう
に、終了点が第1象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図14(a)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第2象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図14(b)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第3象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図14(c)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第4象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図14(d)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定す
るのである。
【0034】一方、ステップ3で、方向フラグが下向を
表示していないことを判断するときには、続くステップ
4で、方向フラグが右向を表示しているのか否かを判断
して、右向を表示していることを判断するときには、図
11に示す処理フローに従って楕円中心座標を決定す
る。
【0035】すなわち、図11の処理フローで示すよう
に、終了点が第1象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図15(a)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第2象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図15(b)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第3象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=終了点のX座標、楕円中心のY座標=開始点
のY座標」と決定していくことで、図15(c)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定
し、終了点が第4象限に位置するときには、「楕円中心
のX座標=開始点のX座標、楕円中心のY座標=終了点
のY座標」と決定していくことで、図15(d)に示す
ような楕円弧の描画を実現すべく楕円中心座標を決定す
るのである。
【0036】このようにして、曲線描画装置1は、図7
ないし図11の処理フローを実行することで、楕円中心
座標を決定するのである。図3の処理フローで説明した
ように、この楕円中心座標が決定されると、曲線描画装
置1は、楕円描画関数を呼び出していくことで、開始点
と終了点とを結ぶ楕円弧を決定してディスプレイ画面に
描画していくことになる。
【0037】この楕円描画関数は、決定された楕円の中
心点の座標と、この中心点と開始点との差分値と、この
中心点と終了点との差分値とを使って、X軸上の差分値
の絶対値をa、Y軸上の差分値の絶対値をbで表すなら
ば、 X=a×cosθ, Y=b×sinθ の式に従って、開始点と終了点とを結ぶ楕円弧を決定し
てディスプレイ画面に描画していく処理を行うものであ
る。
【0038】図3の処理フローに従う実施例では、楕円
弧の方向を決定するために用意する領域を、図5に示し
たように終了点に関係しないもので開示したが、この領
域を終了点に従って動的に変更していく構成を採ること
も可能である。
【0039】図16に、この構成に従うときの処理フロ
ーを図示する。ここで、図16(b)に示す処理フロー
は、図16(a)に示す処理フロー中の「終了点により
弧の方向決定」部分の詳細な処理を表しており、図16
(a)に示す処理フロー中の「中心座標決定」では、図
7ないし図11に示す処理フローと同じ処理を行う。な
お、図16(b)の処理フロー中に示す判定用座標と
は、開始点から終了点に到るまでにポインティングデバ
イス3の指す座標であって、例えば、規定時間を経過す
ることと、開始点から規定以上離れていることを条件に
して選択されることになる。
【0040】すなわち、この構成を採る場合には、図1
6の処理フローに従い、図17に示すように、開始点と
終了点とを結ぶ直線に従って領域1/領域2/領域3/
領域4を動的に変更しつつ設定して、選択した判定用座
標がこのいずれの領域に属するのかを判断していくこと
で、楕円弧の方向を決定していくことになる。
【0041】また、図3の処理フローに従う実施例や、
図16の処理フローに従う実施例では、開始点から終了
点に到るまでの特定の1つの点がどの領域に属するのか
を判断していくことで楕円弧の方向を決定していく構成
を採ったが、開始点から終了点に到るまでの複数の点の
座標統計値を用いて楕円弧の方向を決定していく構成を
採ることも可能である。
【0042】例えば、図18に示す処理フローのよう
に、開始点から終了点に到るまでにポインティングデバ
イス3の指す座標が、統計的に、開始点と終了点とを結
ぶ直線の上側にあるか下側にあるのかを判断したり、図
19に示す処理フローのように、開始点から終了点に到
るまでにポインティングデバイス3の指す座標の変化形
態を判断していくことで、楕円弧の方向を決定していく
構成を採ってもよいのである。
【0043】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では楕
円弧の描画処理に従って本発明を開示したが、本発明は
これに限られるものではなく、他の曲線の描画処理であ
ってもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の曲線描画
装置を用いることで、ユーザは、ポインティングデバイ
スを使って2点を指定していくだけで、自分の希望する
曲線形態に従う規定形状の曲線をディスプレイ画面に描
画できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】放射状領域の説明図である。
【図3】本発明の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図4】楕円弧の方向決定処理の処理フローである。
【図5】方向決定処理で設定する領域の説明図である。
【図6】4つの象限の定義説明図である。
【図7】楕円中心座標の決定処理の処理フローである。
【図8】楕円中心座標の決定処理の処理フローである。
【図9】楕円中心座標の決定処理の処理フローである。
【図10】楕円中心座標の決定処理の処理フローであ
る。
【図11】楕円中心座標の決定処理の処理フローであ
る。
【図12】楕円中心座標の決定処理の説明図である。
【図13】楕円中心座標の決定処理の説明図である。
【図14】楕円中心座標の決定処理の説明図である。
【図15】楕円中心座標の決定処理の説明図である。
【図16】本発明の実行する処理フローの他の実施例で
ある。
【図17】動的な領域設定処理の説明図である。
【図18】本発明の実行する処理フローの他の実施例で
ある。
【図19】本発明の実行する処理フローの他の実施例で
ある。
【図20】従来技術の説明図である。
【図21】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 曲線描画装置 2 端末 3 ポインティングデバイス 10 入出力制御手段 11 決定手段 12 設定手段 13 特定手段 14 曲線決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 マックドローProユーザーズガイ ド、Claris Corporati on発行、(1991)p2−18〜2−20 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスによりディスプ
    レイ画面上の2点が指定されるときに、該2点を開始点
    /終了点とする規定形状の曲線を決定してディスプレイ
    画面に描画する曲線描画装置において、開始点を起点とする複数の放射状領域を設定する設定手
    段(12)と、 上記2点間を移動するポインティングデバイスの指す座
    標情報が、上記設定手段(12)の設定する放射状領域の内
    のどれを経由して開始点から終了点に移動するのかを判
    断することで、描画する曲線の曲線形態を決定する決定
    手段(11)と、 上記決定手段(11)の決定結果と、上記2点の座標情報と
    から、描画する曲線の形状パラメータを特定する特定手
    段(13)とを備え、 上記特定手段(13)の特定する形状パラメータにより規定
    される曲線を描画していくよう構成されることを、 特徴とする曲線描画装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の曲線描画装置において、 設定手段(12)は、開始点と終了点とを結ぶ直線に従っ
    て、放射状領域を動的に変更しつつ放射状領域の設定処
    理を実行するよう処理することを、 特徴とする曲線描画装置。
  3. 【請求項3】 請求項又は記載の曲線描画装置にお
    いて、 決定手段(11)は、ポインティングデバイスの指す座標情
    報の統計値に従って、描画する曲線の曲線形態を決定す
    るよう処理することを、 特徴とする曲線描画装置。
JP9089494A 1994-04-28 1994-04-28 曲線描画装置 Expired - Fee Related JP3172037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089494A JP3172037B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 曲線描画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9089494A JP3172037B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 曲線描画装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07296174A JPH07296174A (ja) 1995-11-10
JP3172037B2 true JP3172037B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=14011118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9089494A Expired - Fee Related JP3172037B2 (ja) 1994-04-28 1994-04-28 曲線描画装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172037B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102209579B1 (ko) * 2018-12-13 2021-01-28 김상진 손잡이 형성용 접합유닛을 구비한 테이프 커터기

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
マックドローProユーザーズガイド、Claris Corporation発行、(1991)p2−18〜2−20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102209579B1 (ko) * 2018-12-13 2021-01-28 김상진 손잡이 형성용 접합유닛을 구비한 테이프 커터기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07296174A (ja) 1995-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040119744A1 (en) Selecting moving objects on a system
JP3217449B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
EP0741372B1 (en) Method and apparatus for dynamically interpreting drawing commands
CN111324270A (zh) 图像处理方法、组件、电子设备及存储介质
JPH09231393A (ja) 命令入力装置
JP3172037B2 (ja) 曲線描画装置
JPH04199276A (ja) 補助線表示機能を備えた作図装置、及び、その作図装置を用いた作図方法
JP3892534B2 (ja) 表示装置
JP3128415B2 (ja) カーソル制御方法
JPH07244741A (ja) ナビゲーション表示方法及び装置
US6707461B1 (en) Blending objects with different effect parameters
JPH0785132A (ja) 図形処理装置
JP2542527B2 (ja) 図形処理装置における図形描画方法
JP2723058B2 (ja) 線対称図形入力装置
JP2636014B2 (ja) 図形接続の制御方式
JP3036813B2 (ja) 作図装置
JP3248641B2 (ja) 画像編集装置
JP2004030135A (ja) Cadシステムにおける円の一部の描画方法及びプログラム
JP2664903B2 (ja) グラフィックシステム
JP3255685B2 (ja) 画像修正方法
JPH06110955A (ja) 寸法線編集機能を持つcadシステム
JP2920685B2 (ja) 図形操作装置
JPH1125148A (ja) 記録媒体、並びに図面作成方法および装置
JPH0488560A (ja) 図面の引出し線の角度補正処理方法およびその装置
JPH04348426A (ja) イベント発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees