JP3171109B2 - 撥水型洗浄剤 - Google Patents
撥水型洗浄剤Info
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Description
機、建築物等のウインドガラス、ミラーあるいは塗装面
等に、洗浄と同時に撥水性、撥油性、防汚性、着氷雪防
止性等を付与するために用いられ、特に自動車用撥水型
ウインドウオッシャー液として好適な撥水型洗浄剤に関
する。
例えば自動車用ケミカルパーツとして、撥水型ウインド
ウオッシャー液に代表されるような撥水型洗浄剤が市販
されている。これはウオッシャー液としてフロントウイ
ンドを洗浄すると同時に撥水性をも付与するものであ
る。このようなものとしてはリンダ(横浜油脂株式会社
製、商品名)、ガラコウオッシャー液(ソフト99株式
会社製、商品名)及び雨ん棒ウオッシャー(シーシーア
イ株式会社製、商品名)などが知られている。しかしな
がら、このような撥水型ウインドウオッシャー液は、撥
水成分が基本的にポリジメチルシロキサンやポリメチル
フェニルシロキサンあるいはアミノ変性シロキサンであ
り、処理対象基材の表面と化学結合しないかあるいは弱
いため、撥水膜耐久性に乏しく、また基本骨格が炭化水
素系であるため、初期の撥水性も弱いという問題点があ
った。
は、フルオロアルキルシランを塩酸や硝酸で加水分解
し、それをウオッシャー液に混合したものが開示されて
いる。これはフルオロアルキル基が撥水成分であるの
で、初期撥水性に優れる反面、フルオロアルキルシラン
の加水分解物はもともと水不溶性であるため、ウオッシ
ャー液の安定性はあまり良くない。また、触媒として塩
酸や硝酸のような強酸を使用しているため、ワイパーの
ゴムや塗装面を傷めたり、腐食したりするという問題点
があった。
あり、洗浄と同時に高い撥水性を付与し、しかもその撥
水膜の耐久性も高く、更に溶液保存性も高く、かつ腐食
性の少ない撥水型洗浄剤を提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、フッ化アルキル基含有アルコキシシランとアミノ基
含有アルコキシシラン、場合によっては更にフッ素原子
を含まない1価炭化水素基含有アルコキシシランを共加
水分解・縮合した水溶性反応物を撥水型洗浄剤の有効成
分として使用した場合、この反応物は撥水成分として有
効なフッ化アルキル基含有シラン化合物自体に水溶性が
付与されたものであり、水に容易に溶解するため、保存
安定性が高く、また優れた撥水性等の性能を付与するこ
とができ、かつその耐久性も優れていること、また共加
水分解には弱酸を使用できるため、腐食性も低く抑える
ことができ、また洗浄成分を含んだ洗浄液に混合するだ
けで撥水効果を発現させることも可能であり、従来の撥
水型洗浄剤が抱えていた多くの問題点を改良した撥水型
洗浄剤が得られることを知見し、本発明をなすに至った
ものである。
アルコキシシラン又はフッ化アルキル基含有アルコキシ
シランとフッ素原子を含まない1価炭化水素基含有アル
コキシシランとをアミノ基含有アルコキシシランと共加
水分解・縮合した水溶性反応物を有効成分として含有し
てなることを特徴とする撥水型洗浄剤を提供する。
と、本発明で用いるフッ化アルキル基含有アルコキシシ
ランは特に制限されないが、下記一般式(1)で表され
るものが好ましく用いられる。
で表されるポリフルオロアルキル基を示し、Xは−(C
H2)y−、−CH2O−、−NR3−、−CO2−、
−CONR3−、−S−、−SO3−又は−SO2NR
3−の1種又は2種以上の結合基(R3は水素原子又は
炭素数1〜8のアルキル基、y=1〜3の整数)を示
し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数1
〜4のアルキル基を示す。aは0〜3の整数、bは1〜
3の整数、cは0又は1である。]
0の整数)であり、CF3−、C2F5−、C3F7−、C4
F9−、C6F13−、C8F17−、C10F21−、C12F25
−、C14F29−、C16F33−、C18F37−、C20F41−
などが例示される。
記のものを例示することができる。X=CH2、a=
0、b=1〜3であるRf(CH2)xSiR2 c(O
R1)3-c(x=2〜4)で表されるシラン Rf(CH2)2Si(OCH3)3、Rf(CH2)2Si
(OC2H5)3、Rf(CH2)2Si(OCH(CH3)
2)3、Rf(CH2)2SiCH3(OCH3)2、Rf
(CH2)2SiCH3(OC2H5)2、Rf(CH2)2S
iCH3(OCH(CH3)2)2、Rf(CH2)3Si
(OCH3)3、Rf(CH2)3SiCH3(OCH3)2 X=NH、a=0であるRfNH(CH2)bSiR
2 c(OR1)3-cで表されるシラン RfNH(CH2)2Si(OCH3)3、RfNH(CH
2)2Si(OC2H5)3、RfNH(CH2)2Si(O
CH(CH3)2)3、RfNH(CH2)2SiCH3(O
CH3)2、RfNH(CH2)2SiCH3(OC
2H5)2、RfNH(CH2)2SiCH3(OCH(CH
3)2)2、RfNH(CH2)3Si(OCH3)3、Rf
NH(CH2)3SiCH3(OCH3)2 X=NH、(CH2)y及びNH、a=0であるRfNH
(CH2)yNH(CH2)bSiR2 c(OR1)3-cで表さ
れるシラン RfNH(CH2)2NH(CH2)2Si(OCH3)3、
RfNH(CH2)2NH(CH2)2Si(OC
2H5)3、RfNH(CH2)2NH(CH2)2Si(O
CH(CH3)2)3、RfNH(CH2)2NH(CH2)
2SiCH3(OCH3)2、RfNH(CH2)2NH(C
H2)2SiCH3(OC2H5)2 RfNH(CH2)2NH(CH2)2SiCH3(OCH
(CH3)2)2、RfNH(CH2)2NH(CH2)3S
i(OCH3)3、RfNH(CH2)2NH(CH2)3S
iCH3(OCH3)2 X=CONH、a=0であるRfCONH(CH2)bS
iR2 c(OR1)3-cで表されるシラン RfCONH(CH2)2Si(OCH3)3、RfCON
H(CH2)2Si(OC2H5)3、RfCONH(C
H2)2Si(OCH(CH3)2)3、RfCONH(C
H2)2SiCH3(OCH3)2、RfCONH(CH2)
2SiCH3(OC2H5)2、RfCONH(CH2)2S
iCH3(OCH(CH3)2)2、RfCONH(C
H2)3Si(OCH3)3、RfCONH(CH2)3Si
(OCH(CH3)2)3、RfCONH(CH2)3Si
CH3(OCH3)2 X=CO2及びNHであるRf(CH2)aOCONH
(CH2)bSiR2 c(OR1)3-cで表されるシラン Rf(CH2)2OCONH(CH2)2Si(OC
H3)3、Rf(CH2)2OCONH(CH2)2Si(O
C2H5)3、Rf(CH2)2OCONH(CH2)2Si
(OCH(CH3)2)3、Rf(CH2)2OCONH
(CH2)2SiCH3(OCH3)2、Rf(CH2)2O
CONH(CH2)3Si(OCH3)3、Rf(CH2)2
OCONH(CH2)3SiCH3(OCH3)2 X=SO2NR3、a=0であるRfSO2NR3(C
H2)bSiR2 c(OR1)3-cで表されるシラン RfSO2NH(CH2)2Si(OCH3)3、RfSO2
NH(CH2)2Si(OC2H5)3、RfSO2NH(C
H2)2Si(OCH(CH3)2)3、RfSO2NH(C
H2)2SiCH3(OCH3)2、RfSO2NH(C
H2)2SiCH3(OC2H5)2、RfSO2NH(C
H2)2SiCH3(OCH(CH3)2)2、RfSO2N
H(CH2)3Si(OCH3)3、RfSO2NH(C
H2)3Si(OCH(CH3)2)3、RfSO2NH(C
H2)3SiCH3(OCH3)2、RfSO2N(CH3)
(CH2)2Si(OCH3)3、RfSO2N(CH3)
(CH2)2Si(OCH(CH3)2)3、RfSO2N
(CH3)(CH2)2SiCH3(OCH3)2、RfSO
2N(CH3)(CH2)2SiCH3(OC2H5)2、Rf
SO2N(CH3)(CH2)2SiCH3(OCH(C
H3)2)2、RfSO2N(CH3)(CH2)3Si(O
CH3)3、RfSO2N(CH3)(CH2)3SiCH3
(OCH3)2 X=SO2、NH、(CH2)y及びCONH、a=0で
あるRfSO2NH(CH2)yCONH(CH2)bSi
R2 c(OR1)3-cで表されるシラン RfSO2NH(CH2)2CONH(CH2)3Si(O
CH3)3、RfSO2NH(CH2)2CONH(CH2)
3Si(OC2H5)3、RfSO2NH(CH2)2CON
H(CH2)3Si(OCH(CH3)2)3、RfSO2N
H(CH2)2CONH(CH2)3SiCH3(OCH3)
2、RfSO2NH(CH2)3CONH(CH2)3Si
(OCH3)3、RfSO2NH(CH2)3CONH(C
H2)3SiCH3(OCH3)2
基を有するもの、例えば C8F17(CH2)2Si(OCH3)3、C8F17(C
H2)2Si(OC2H5)3、C8F17CONH(CH2)2
Si(OCH3)3などが挙げられ、特にC8F17(C
H2)2Si(OCH3)3が好ましい。
ルコキシシランとしては、上記シランの他に、上記シラ
ンの部分加水分解物を用いることができる。ただし、こ
の場合、少なくとも1個は加水分解性基が残存している
必要がある。所望により、各種のシラン混合物を使用し
てもよいし、シラン混合物の部分加水分解物であっても
よい。
されないが、下記一般式(2)で表されるものが好まし
い。
しくは1〜4のアルキル基又は炭素数1〜15、好まし
くは1〜6のアミノアルキル基を示し、R4とR5とは互
いに同一でも異なっていてもよい。R6は炭素数1〜1
8、好ましくは1〜6のアルキレン基、アリーレン基、
アルキルアリーレン基などの2価の炭化水素基、R7は
炭素数1〜4のアルキル基、R8は炭素数1〜4のアル
キル基を示す。dは0又は1である。]
の具体例としては、下記のものが挙げられる。 H2N(CH2)2Si(OCH3)3、H2N(CH2)2S
i(OC2H5)3、H2N(CH2)3Si(OCH3)3、
H2N(CH2)3Si(OC2H5)3、CH3NH(C
H2)3Si(OCH3)3、CH3NH(CH2)3Si
(OC2H5)3、CH3NH(CH2)5Si(OC
H3)3、CH3NH(CH2)5Si(OC2H5)3、H2
N(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)3、H2N
(CH2)2NH(CH2)3Si(OC2H5)3、CH3N
H(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)3、CH3
NH(CH2)2NH(CH2)3Si(OC2H5)3、C4
H9NH(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)3、
C4H9NH(CH2)2NH(CH2)3Si(OC2H5)
3、H2N(CH2)2SiCH3(OCH3)2、H2N(C
H2)2SiCH3(OC2H5)2、H2N(CH2)3Si
CH3(OCH3)2、CH3NH(CH2)3SiCH
3(OCH3)2、CH3NH(CH2)5SiCH3(OC
H3)2、H2N(CH2)2NH(CH2)3SiCH3(O
CH3)2、CH3NH(CH2)2NH(CH2)3SiC
H3(OCH3)2、C4H9NH(CH2)2NH(CH2)
3SiCH3(OCH3)2 これらの中で特に、H2N(CH2)3Si(OC
H3)3、H2N(CH2)3Si(OC2H5)3、H2N
(CH2)2NH(CH2)3Si(OCH3)3、H2N
(CH2)2NH(CH2)3SiCH3(OCH3)2など
が好適に用いられる。
シランの部分加水分解物も使用し得る。
ル基含有アルコキシシランとアミノ基含有アルコキシシ
ランとの共加水分解・縮合反応物を使用するものである
が、必要により更にフッ素原子を含まない1価炭化水素
基含有アルコキシシランを上記両シランに加えた共加水
分解・縮合反応物を使用することもできる。
シシランとしては、特に下記一般式(3)で表されるも
のを好適に使用することができる。
1価炭化水素基を示す。R10は炭素数1〜4のアルキル
基、R11は炭素数1〜4のアルキル基を示す。eは0又
は1である。なお、1価炭化水素基としては、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基や、これ
らのフッ素以外のハロゲン置換体などが挙げられるが、
特にはアルキル基が好ましい。]
ては、下記のものが挙げられる。 C10H21Si(OCH3)3、C10H21Si(OC2H5)
3、C10H21Si(OCH(CH3)2)3、C10H21Si
(CH3)(OCH3)2、C10H21Si(CH3)(OC
2H5)2、C8H17Si(OCH3)3、C8H17Si(O
C2H5)3、C8H17Si(OCH(CH3)2)3、C8H
17Si(CH3)(OCH3)2、C6H13Si(OC
H3)3、C6H13Si(OC2H5)3、C6H13Si(C
H3)(OCH3)2、C4H9Si(OCH3)3、C4H9
Si(OC2H5)3、C4H9Si(CH3)(OC
H3)2、C3H7Si(OCH3)3、C3H7Si(OC2
H5)3、C3H7Si(CH3)(OCH3)2、C2H5S
i(OCH3)3、C2H5Si(OC2H5)3、C2H5S
i(CH3)(OCH3)2、CH3Si(OCH3)3、C
H3Si(OC2H5)3、CH3Si(OCH(C
H3)2)3、(CH3)2Si(OCH3)2、(CH3)2
Si(OC2H5)2 これらの中で、特に、C10H21Si(OCH3)3、C10
H21Si(CH3)(OCH3)2、(CH3)2Si(O
CH3)2、(CH3)2Si(OC2H5)2などが好適に
用いられる。
ランの部分加水分解物をも使用し得る。
キシシランとアミノ基含有アルコキシシランの反応物あ
るいはフッ化アルキル基含有アルコキシシランとアミノ
基含有アルコキシシランと1価炭化水素基含有アルコキ
シシランの反応物は、これら2成分又は3成分を有機酸
あるいは無機酸の存在下に共加水分解・縮合させること
により得ることができる。安定性の点より最初にフッ化
アルキル基含有アルコキシシランあるいはフッ化アルキ
ル基含有アルコキシシランと1価炭化水素基含有アルコ
キシシランとを有機酸あるいは無機酸の存在下、部分加
水分解し、このフッ化アルキル基含有アルコキシシラン
の部分加水分解物あるいはフッ化アルキル基含有アルコ
キシシランと1価炭化水素基含有アルコキシシランとの
部分加水分解物にアミノ基含有アルコキシシランを反応
させることによって得ることが好ましい。
独あるいはフッ化アルキル基含有アルコキシシランと1
価炭化水素基含有アルコキシシランとを加水分解する際
に使用される有機酸及び無機酸としては、塩酸、硫酸、
メタンスルホン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、クエン
酸、シュウ酸及びマレイン酸などから選ばれる少なくと
も1種の酸が用いられるが、処理した際の基材への腐食
性の観点からなるべく弱酸が好ましく、特に酢酸、プロ
ピオン酸が好適である。この酸の使用量はフッ化アルキ
ル基含有アルコキシシラン量あるいはフッ化アルキル基
含有アルコキシシランと1価炭化水素基含有アルコキシ
シランとの総量100重量部に対して5〜400重量
部、好ましくは10〜150重量部である。この酸の使
用量が5重量部よりも少ないと加水分解の進行が遅く、
また、組成物の水溶液の安定性が悪化するので好ましく
ない。
ことが好ましい。溶剤としては、アルコール系溶剤が好
適であり、メタノール、エタノール、1−プロパノー
ル、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノー
ル、3−ブタノール及び2−メチル−2−ブタノールが
好適である。特に好ましくは3−ブタノールである。こ
の溶剤の使用量は、フッ化アルキル基含有アルコキシシ
ラン量あるいはフッ化アルキル基含有アルコキシシラン
と1価炭化水素基含有アルコキシシランとの総量100
重量部に対して100〜500重量部、好ましくは20
0〜400重量部である。この溶剤の使用量が100重
量部より少ないと縮合が進んでしまうので好ましくな
い。また、500重量部を超えると加水分解に時間がか
かり、好ましくない。
独あるいはフッ化アルキル基含有アルコキシシランと1
価炭化水素基含有アルコキシシランとを加水分解させる
ために加える水量はフッ化アルキル基含有アルコキシシ
ランモル量あるいはフッ化アルキル基含有アルコキシシ
ランと1価炭化水素基含有アルコキシシランの総モル量
に対し1〜3倍モル量、好ましくは1.2〜2.5倍モ
ル量である。加える水量が1倍モル量より少ないとアル
コキシ基が多く残存する場合がある。また、3倍モル量
を超えると縮合が進行しすぎる場合がある。
ン単独あるいはフッ化アルキル基含有アルコキシシラン
と1価炭化水素基含有アルコキシシランとを加水分解さ
せる際の反応条件は反応温度10〜100℃、好ましく
は60〜90℃がよく、反応時間は1〜3時間で加水分
解反応させることがよい。
ランと1価炭化水素基含有アルコキシシランとを反応さ
せる場合の比率は1:0.05〜1:0.5のモル比と
なるのが好ましい。1価炭化水素基含有アルコキシシラ
ンのモル比が0.05より小さいと耐久性が悪化する場
合がある。また、0.5より大きいと水溶性が悪化した
り、撥油性が悪化する場合がある。
基含有アルコキシシラン加水分解物あるいはフッ化アル
キル基含有アルコキシシランと1価炭化水素基含有アル
コキシシランとの反応生成物を、次のようにアミノ基含
有アルコキシシランと連続的に反応させる。フッ化アル
キル基含有アルコキシシラン加水分解物量あるいはフッ
化アルキル基含有アルコキシシランと1価炭化水素基含
有アルコキシシランの合計量とアミノ基含有アルコキシ
シランとのモル比は1:0.5〜1:20になるように
アミノ基含有アルコキシシランを反応させることが好ま
しい。アミノ基含有アルコキシシランのモル比が0.5
より小さいと水溶性が悪化する場合がある。また20を
超えると撥水性能が悪くなる場合がある。
させる際の反応条件は、反応温度60〜100℃、反応
時間1〜3時間が好ましい。なお、触媒は上記の通りで
ある。
反応物は水溶性であり、本発明はこの水溶性反応物を有
効成分(撥水洗浄有効成分)として用いる。この場合、
この水溶性反応物は、洗浄用成分を含んだ洗浄液に溶
解、含有させることによって、本発明の撥水型洗浄剤を
得ることができる。上記水溶性反応物の濃度は適宜選定
されるが、洗浄剤全体の0.01〜1%(重量%、以下
同じ)、特に0.05〜0.2%が好ましい。0.01
%より少ないと十分な撥水効果が得られない場合があ
り、多すぎると腐食やシミの原因となるおそれがある。
なお、上記洗浄用成分としては、陽イオン性、陰イオン
性、非イオン性等の各種界面活性剤などが挙げられる。
陽イオン性界面活性剤としてはテトラアルキルアンモニ
ウムクロライド類、イミダゾリニウムメトサルフェート
類等が例示され、陰イオン性界面活性剤としてはアルキ
ル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、
α−スルホ脂肪酸メチルエステル、α−オレフィンスル
ホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、N−メチル−N−アシルタウリン類などが
例示される。非イオン性界面活性剤としては第1アルコ
ールエトキシレート、第2アルコールエトキシレート、
アルキルフェニルポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸
エタノールアミド、アミンオキシド類等が例示される。
これらの中では陽イオン性界面活性剤が好ましい。界面
活性剤の配合量は洗浄剤全体の0.01〜1%、特に
0.05〜0.3%とすることが好ましい。0.01%
未満であると洗浄効果が十分でなく、1%を超えると撥
水性が低下する場合がある。
エタノール等の溶剤、金属防錆剤、着色剤などを含んで
いてもよい。これら洗浄用成分を含んだ洗浄液として
は、市販の自動車用のウオッシャー液、シャンプー液等
の公知の洗浄液を用いることができる。
空機、建築物等のウインドガラス、ミラーや塗装面等に
有効に用いることができ、特に自動車用撥水型ウインド
ウォッシャー液や自動車用撥水型シャンプー液等に好適
に用いることができる。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
Lの四つ口フラスコにC8F17(CH2)2Si(O
CH3)350.0g(0.088モル)、3−ブタノ
ール170g、酢酸13.2g(0.22モル)及び水
2.4g(0.133モル)を入れ、撹拌し、3−ブタ
ノールが還流するまで加熱した。2時間反応させた後、
滴下ロートによりH2N(CH2)2HN(CH2)3
Si(OCH3)319.6g(0.088モル)を滴
下し、更に3−ブタノール還流下で1時間反応させ、淡
黄色透明溶液を得た。105℃/3時間の条件で不揮発
分測定を行ったところ、20.3%であった。
Lの四つ口フラスコにC8F17(CH2)2Si(O
CH3)348.0g(0.085モル)、(CH3)
2Si(OCH3)22.0g(0.009モル)、3
−ブタノール169g、酢酸14.2g(0.237モ
ル)及ひ水2.6g(0.142モル)を入れ、撹拌
し、3−ブタノールが還流するまで加熱した。2時間反
応させた後、滴下ロートによりH2N(CH2)2HN
(CH2)3Si(OCH3)321.0g(0.09
5モル)を滴下し、更に3−ブタノール還流下で1時間
反応させ、淡黄色透明溶液を得た。105℃/3時間の
条件で不揮発分測定を行ったところ、20.2%であっ
た。
モル)とし、H2N(CH2)2HN(CH2)3Si(O
CH3)3の代わりにH2N(CH2)3Si(OCH3)3
17.0g(0.095モル)を用いた以外は合成例2
と同様の反応操作により、透明溶液を得た。105℃/
3時間の条件で不揮発分測定を行ったところ、20.4
%であった。
Lの四つ口フラスコにイソプロピルアルコール150
g、C8F17(CH2)2Si(OCH3)33.0
g(0.005モル)、硝酸1.0g(0.016モ
ル)及び水0.2gを加え、80℃まで加熱し、更に3
時間加熱還流し、冷却して透明溶液を得た。105℃/
3時間の条件で不揮発分測定を行ったところ、1.8%
であった。
ウムクロライド0.08重量%、エチレングリコール
0.1重量%、メタノール25重量%、残部が水である
洗浄液498gに合成例1で作製した反応物溶液2gを
混合し、撥水型洗浄剤を調製した。この撥水型洗浄剤を
50℃下で1ヶ月放置したが変化はなかった。また、磨
き鋼板にこの撥水型洗浄剤を1滴垂らし、錆発生速度を
観察したところ、2〜3日後に少し錆が発生する程度で
あった。
いた70mm×150mm(厚さ3mm)のガラス板
に、この撥水型洗浄剤をスポイトにより6滴塗布し、ガ
ーゼで30回拭き上げ処理行ってサンプルを作製した。
このサンプルについて下記評価項目にて撥水性の評価を
行った。その評価結果を表1に示す。 (a)接触角 水の接触角を測定した。基材表面の異なる5ヶ所で測定
を行い、最大値と最小値を切捨てたものの平均値を示
す。 (b)摩耗試験 引掻試験器(株式会社ケイエヌテー)を用いて荷重1k
g/cm2、摩耗回数3000回、布により摩耗試験を
実施後、(a)と同様の操作で水の接触角を測定した。
シャー液タンクに入れ、ワイパーを作動させながら、ウ
オッシャー液を噴霧し、撥水処理を行った。初期接触角
は実施例1(a)の方法により測定した。また実車耐久
性評価は、接触角が100°を切るのに要した日数とし
た。その撥水評価結果を表2に示す。
布し、シミの発生を観察したが、シミの発生は見られな
かった。
ウムクロライド0.08重量%、エチレングリコール
0.1重量%、メタノール25重量%、残部が水である
洗浄液498gに合成例2で作製した反応物溶液2gを
混合し、撥水型洗浄剤を調製した。この撥水型洗浄剤を
50℃下で1ヶ月放置したが変化はなかった。また、磨
き鋼板にこの撥水型洗浄剤を1滴垂らし、錆発生速度を
観察したところ、2〜3日後に少し錆が発生する程度で
あった。
にサンプルを作製し、サンプルの評価を行った。その評
価結果を表1に示す。
触角と実車耐久性を測定した。その結果を表2に示す。
布し、シミの発生を観察したが、シミの発生は見られな
かった。
ウムクロライド0.08重量%、エチレングリコール
0.1重量%、メタノール25重量%、残部が水である
洗浄液498gに合成例3で作製した反応物溶液2gを
混合し、撥水型洗浄剤を調製した。この撥水型洗浄剤を
50℃下で1ヶ月放置したが変化はなかった。また、磨
き鋼板にこの撥水型洗浄剤を1滴垂らし、錆発生速度を
観察したところ、2〜3日後に少し錆が発生する程度で
あった。
にサンプルを作製し、サンプルの評価を行った。その評
価結果を表1に示す。
触角と実車耐久性を測定した。その結果を表2に示す。
布し、シミの発生を観察したが、シミの発生は見られな
かった。
ウムクロライド0.08重量%、エチレングリコール
0.1重量%、メタノール25重量%、残部が水である
洗浄液478gに合成例4で作製した反応物溶液22g
を混合し、撥水型洗浄剤を調製した。この撥水型洗浄剤
を50℃下で1ヶ月放置すると微量の沈殿が見られた。
また、磨き鋼板にこの撥水型洗浄剤を1滴垂らし、錆発
生速度を観察したところ、約1時間後に錆が発生してい
た。
にサンプルを作製し、サンプルの評価を行った。その評
価結果を表1に示す。
触角と実車耐久性を測定した。その結果を表2に示す。
布し、シミの発生を観察したが、一部シミの発生が見ら
れた。
ッシャー液混合用市販品(横浜油脂株式会社製、商品名
リンダ)を使用し、500gの撥水型洗浄剤を作製し
た。この撥水型洗浄剤を50℃下で1ヶ月放置すると微
量の沈殿が見られた。また、磨き鋼板にこの撥水型洗浄
剤を1滴垂らし、錆発生速度を観察したところ、約30
分後に錆が発生していた。
にサンプルを作製し、サンプルの評価を行った。その評
価結果を表1に示す。
触角と実車耐久性を測定した。その結果を表2に示す。
布し、シミの発生を観察したが、一部シミの発生が見ら
れた。
高い撥水性を付与し、しかもその撥水膜の耐久性も高
く、更に溶液保存性も高く、かつ腐食性の少ないもので
あり、車輛、船舶、航空機あるいは建築物等のウインド
ガラス、ミラーあるいは塗装面等に好適に用いることが
でき、特に自動車用撥水型ウインドウォッシャー液とし
て有効である。
Claims (4)
- 【請求項1】 フッ化アルキル基含有アルコキシシラン
又はフッ化アルキル基含有アルコキシシランとフッ素原
子を含まない1価炭化水素基含有アルコキシシランとを
アミノ基含有アルコキシシランと共加水分解・縮合した
水溶性反応物を有効成分として含有してなることを特徴
とする撥水型洗浄剤。 - 【請求項2】 フッ化アルキル基含有アルコキシシラン
又はフッ化アルキル基含有アルコキシシランとフッ素原
子を含まない1価炭化水素基含有アルコキシシランとを
1:0.05〜1:0.5のモル比で反応させたものを
アミノ基含有アルコキシシランと1:0.5〜1:20
のモル比で反応させた水溶性反応物を用いた請求項1記
載の撥水型洗浄剤。 - 【請求項3】 フッ化アルキル基含有アルコキシシラン
が下記一般式(1) 【化1】 [式中、RfはCnF2n+1(nは1〜20の整数)
で表されるポリフルオロアルキル基を示し、Xは−(C
H2)y−、−CH2O−、−NR3−、−CO2−、
−CONR3−、−S−、−SO3−又は−SO2NR
3−の1種又は2種以上の結合基(R3は水素原子又は
炭素数1〜8のアルキル基、y=1〜3の整数)を示
し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数1
〜4のアルキル基を示す。aは0〜3の整数、bは1〜
3の整数、cは0又は1である。]で表されるシラン又
はその部分加水分解物であり、アミノ基含有アルコキシ
シランが下記一般式(2) 【化2】 [式中、R4及びR5は水素原子、炭素数1〜15のア
ルキル基又は炭素数1〜15のアミノアルキル基を示
し、R4とR5とは互いに同一でも異なっていてもよ
い。R6は炭素数1〜18の2価の炭化水素基、R7は
炭素数1〜4のアルキル基、R8は炭素数1〜4のアル
キル基を示す。dは0又は1である。]で表されるシラ
ン又はその部分加水分解物であり、フッ素原子を含まな
い1価炭化水素基含有アルコキシシランが下記一般式
(3) 【化3】 [式中、R9は炭素数1〜10のフッ素原子を含まない
1価炭化水素基を示す。R10は炭素数1〜4のアルキ
ル基、R11は炭素数1〜4のアルキル基を示す。eは
0又は1である。]で表されるシラン又はその部分加水
分解物である請求項1又は2記載の撥水型洗浄剤。 - 【請求項4】 自動車用撥水型ウインドウオッシャー液
である請求項1,2又は3記載の撥水型洗浄剤。
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