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JP3170109B2 - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル型圧縮機

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Publication number
JP3170109B2
JP3170109B2 JP21958893A JP21958893A JP3170109B2 JP 3170109 B2 JP3170109 B2 JP 3170109B2 JP 21958893 A JP21958893 A JP 21958893A JP 21958893 A JP21958893 A JP 21958893A JP 3170109 B2 JP3170109 B2 JP 3170109B2
Authority
JP
Japan
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valve
discharge
discharge port
scroll
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21958893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0771391A (ja
Inventor
徹三 鵜飼
公温 武田
和弘 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21958893A priority Critical patent/JP3170109B2/ja
Priority to US08/216,317 priority patent/US5494422A/en
Priority to CN94103572A priority patent/CN1034830C/zh
Publication of JPH0771391A publication Critical patent/JPH0771391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3170109B2 publication Critical patent/JP3170109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • F04C29/124Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps
    • F04C29/126Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/70Safety, emergency conditions or requirements
    • F04C2270/72Safety, emergency conditions or requirements preventing reverse rotation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロ−ル式圧縮機構
と吐出チャンバ−とを連通する吐出ポ−トに逆止弁が設
けられたスクロ−ル型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置(冷凍サイクル装置)は、
効率の良い圧縮ができるとの利点から、近時、スクロ−
ル型圧縮機を採用することが行われている。スクロ−ル
型圧縮機は、図8および図9に示されるように端板aに
渦巻状のラップbおよび同ラップbを囲むように周壁c
を有してなる固定スクロ−ルdと、端板eに渦巻状のラ
ップfを立設してなる旋回スクロ−ルgとを組合わせた
スクロ−ル式の圧縮機部h(圧縮機構)を有して構成さ
れる。
【0003】詳しくは、圧縮機部hは、両スクロ−ル
d,gを、各ラップb,f同志が、所定角度、ずらして
相互に噛み合うように組合わせて、ラップ間に圧縮工程
を行わせるための密閉空間iを構成する構造となってい
る。
【0004】そして、旋回スクロ−ルgは、例えば先端
に偏心ピンkを有する回転シャフトmを用いて公転旋回
駆動され、同駆動にて密閉空間iの容積を可変させてい
る。すなわち、密閉空間iの容積は、回転シャフトmに
より、旋回スクロ−ルgが固定スクロ−ルdの軸心回り
に公転旋回すると、周側から中央に向かうにしたがって
次第に減少するようになっていて、同容積の変化を利用
して、ガスを圧縮する。なお、旋回スクロ−ルgには、
図示はしていないが同旋回スクロ−ルgの自転を規制す
るオルダムリングなどの自転阻止機構が設けてある。
【0005】スクロ−ル型圧縮機は、通常、チャンバ−
を用いて、吐出ガスの脈動を低減させてから、外部に吐
出させている。具体的には、図8に示されるように圧縮
機部hの上方側には、例えば密閉ハウジングvおよびデ
ィスチャ−ジカバ−wなどの部材で形成されてなる吐出
チャンバ−xが形成されている。この吐出チャンバ−x
は、吐出ポ−トnを介して、圧縮機部hに連通されてい
る。また吐出チャンバ−xは、密閉ハウジングvに装着
した吐出管yにも連通されている。
【0006】これにより、圧縮機部hで圧縮された吐出
ガスは、吐出チャンバ−xに導かれて、脈動が低減され
た後、吐出管yから圧縮機の外部へ吐出される。ところ
で、圧縮機部hには、逆流を防ぐために吐出ポ−トnに
逆止弁oを設けることが行われている。
【0007】逆止弁oには、できるだけ簡単な構造です
むとの利点からフリ−式と呼ばれるものが用いられてい
る。詳しくは、このフリ−式の逆止弁oは、吐出ポ−ト
nの途中に、弁室pを形成し、弁室pの上・下流側の壁
部を利用して、吐出ポ−トnの上流側の壁面に弁座qを
形成し、吐出ポ−トnの下流側にリテ−ナrを形成し、
これら弁座qとリテ−ナr間にこの間を自在に変位する
弁体sを設けた構造となっている。
【0008】吐出ポ−トnの上流側部分は、弁座qから
圧縮機部hへ向かって延び、下流側部分は、弁室pの周
側部から吐出チャンバ−xへ向かって延びている。これ
により、逆止弁oの弁体sは、圧縮機部hが運転してい
るときには、吐出ガスの圧力により、リテ−ナr側へ変
位して、同リテ−ナ面と当接し、吐出ポ−トnを開放さ
せる。
【0009】また逆止弁oの弁体sは、圧縮機部hの運
転が停止したときには、同圧縮機部hの圧力が小さくな
ることにより、弁座q側へ変位して、同弁座面と当接
し、吐出ポ−トnを閉塞する。
【0010】この逆止弁oの動作により、圧縮機の運転
停止時、吐出チャンバ−xから吐出ガスが圧縮機部hへ
逆流するのを抑制して、逆流による圧縮機の逆転を防い
でいる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、弁体sは、
圧縮機の運転中、吐出ガスに含まれている油の粘着力
で、リテ−ナ面に張り付いている。このため、圧縮機の
運転状況によっては、圧縮機が停止しても、弁体sが、
弁体sと弁座qとの間に存在する油の粘着力を受けて、
なかなかリテ−ナ面から離れず、弁体sが「閉」になる
のが遅れる、すなわち閉じ遅れが発生するおそれがあっ
た。
【0012】この閉じ遅れが生じると、その間、吐出ポ
−トnを通じて、吐出ガスが圧縮機部hへ逆流し、大き
な騒音を発生しながら圧縮機部hを逆転させてしまう不
都合を発生させる。
【0013】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、安定した逆止弁
の動作を保障できるスクロ−ル型圧縮機を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のスクロール型圧縮機は、逆止弁
が、一端が弁体に重なるリテーナ面に開口し、他端が吐
出チャンバーに連通するようにリテーナに形成されたポ
ートと、弁座に開口する吐出ポートの上流部分と、一端
が吐出チャンバーと連通し、他端が弁室と一部が弁体に
重なるリテーナ面に開口するように連通する吐出ポート
の下流部分とを具備して形成したことにある。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】請求項1に記載のスクロール型圧縮機によ
ると、圧縮機構の運転が停止すると、吐出チャンバー内
の吐出圧が、ポートを通じて、リテーナ面に張り付いて
いる弁体の背面に加わるとともに、吐出ポートの下流側
部分が、リテーナ面に張り付いている弁体を離反させる
ポートとして機能して、弁体は、リテーナ面から即、離
反されて、弁座に至り、吐出ポートを閉じていく。
【0019】
【0020】これにより、逆止弁は、圧縮機構の運転状
況に関わらず、圧縮機機構の運転が停止されると、即座
に閉じられる。それ故、圧縮機部の逆転の原因となって
いた逆止弁の閉じ遅れは改善される。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に示す一実施
例にもとづいて説明する。図1は、本発明を適用したス
クロ−ル型圧縮機を示し、図中1は密閉ハウジングであ
る。この密閉ハウジング1は、上下方向に沿って延びる
円筒形に構成してある。
【0026】この密閉ハウジング1内の上段側には、鉄
系材で構成されたディスチャ−ジカバ−2が上下方向を
仕切るように設けられている。このディスチャ−ジカバ
−2を境として、密閉ハウジング1内は、密閉ハウジン
グ1内の上方を高圧側3とし、下方を低圧側4にしてあ
る。
【0027】密閉ハウジング1の低圧側4には、下部側
にモ−タ5が配設され、上部側に例えばスクロ−ル式の
圧縮機部6(圧縮機構)が配設されている。またこれら
両者間には、同間に沿って回転シャフト7が配設されて
いる。
【0028】モ−タ5は、密閉ハウジング1の内周部に
圧入されて支持されたステ−タ8と、このステ−タ8の
内腔に配置されたロ−タ9とを有している。そして、ロ
−タ9は回転シャフト7の下部側に固定され、回転を回
転シャフト7から出力させるようにしている。ステ−タ
8につながる端子10は、密閉ハウジング1の外周部に
設置してある。
【0029】スクロ−ル式の圧縮機部6は、全体がアル
ミニウム材で構成されたアルミニウム材製の固定スクロ
−ル11と、これに組合う同じくアルミニウム材製の旋
回スクロ−ル16とを有してなる。
【0030】すなわち、固定スクロ−ル11は、端板1
2、その端板12の内面に立設された渦巻状のラップ1
3(図9に図示してあるラップと同じ)、さらにそのラ
ップ13を取り囲むように立設した周壁14を有してい
る。また端板12の中央部には吐出ポ−ト15を有して
いる。
【0031】旋回スクロ−ル16は、端板17、その内
面に立設された渦巻状のラップ18(図9に図示してあ
るラップと同じ)を有している。また端板17の外面中
央部には筒状のボス部19を有している。
【0032】そして、固定スクロ−ル11と旋回スクロ
−ル16とは、ラップ13,18同志が、180度(所
定角度)、ずらして相互に噛み合うように組合わせら
れ、端板部分で囲まれたラップ間に、圧縮工程を成立さ
せるための三日月状の複数個の密閉空間20を構成させ
ている(図9に図示してある密閉空間と同じ)この組合
った両スクロ−ル11,16は、ディスチャ−ジカバ−
2と、低圧側4の上段側に固定されているケ−シング状
の主フレ−ム21との間に、固定スクロ−ル11を上
側、旋回スクロ−ル16を下側に配置した状態で介装し
てある。
【0033】そして、旋回スクロ−ル16の端板12
は、主フレ−ム21の上面に形成してある水平な受面2
1aにて摺動自在に受け止められている。固定スクロ−
ル11は、主フレ−ム21の外周側に形成されている周
壁部分21bに対して、支持ばね22を介して、上下方
向に変位可能に支持されている。詳しくは、固定スクロ
−ル11には周壁部分21bの側方へ突き出るブラケッ
ト23が設けられている。そして、このブラケット23
が支持ばね22を介して周壁部分21の上部に固定され
た構造となっている。
【0034】固定スクロ−ル11の周壁14に設けた吸
込ポ−ト(図示しない)は、周壁14の側方の空間2
9、主フレ−ム21に設けた同フレ−ム21の両側を連
通する吸込通路(図示せず)、低圧側4を通じて、密閉
ハウジング1の外周部に接続してある吸込管30に連通
してあり、密閉ハウジング1外からガスを圧縮機部6へ
導けるようにしてある。
【0035】また旋回スクロール16のボス部19内に
は、旋回軸受24を介して、ドライブブッシュ25が嵌
挿してある。このドライブブッシュ25には、径方向に
若干延びる通孔で構成されるスライド孔25aが形成し
てある。
【0036】回転シャフト7の上端は、主フレ−ム21
を貫通して、旋回スクロ−ル16の端板中央に向かって
延びている。この回転シャフト7の上端は、主フレ−ム
21の貫通部分に設けてある上部軸受26にて回転自在
に支持されている。この回転シャフト7の上端には、偏
心ピン27が突設してある。この偏心ピン27が、上記
スライド孔25aにスライド自在に嵌挿されている。こ
れによって、旋回スクロ−ル16は、回転シャフト7が
回転すると、固定スクロ−ル11の軸心回りを旋回する
ようになる。
【0037】旋回スクロ−ル16の端板17と主フレ−
ム21の受面21aとの間には、旋回スクロ−ル16の
公転旋回運動を許容するが同旋回スクロ−ル16の自転
を阻止する自転阻止機構、例えばオルダムリング28が
介装されている。
【0038】このオルダムリング28および偏心ピン2
7によって得られる旋回スクロ−ル16の旋回公転運動
により、密閉空間20の容積は、次第に減少するように
なっている。つまり、この密閉空間20を利用して、ガ
スを圧縮させることができるようになっている。
【0039】固定スクロ−ル11の端板12の上面に
は、端板12の軸心を中心とした大小2つの円筒状のフ
ランジ31,32が上方に向かって突き出ている。また
ディスチャ−ジカバ−2の内面には、フランジ31,3
2間に形成される環状の凹部33内に向かって突き出る
円筒状のフランジ34が形成されている。このフランジ
34は、凹部33にスライド自在に嵌挿されている。つ
まり、フランジ34は、フランジ31,32と噛み合っ
ている。
【0040】そして、各フランジ34と各フランジ3
1,32とが摺接する側面間には、それぞれ環状のUシ
−ル35が介装され、同部分をシ−ルしている。これに
より、内側のUシ−ル35で仕切られた中央の領域、す
なわちディスチャ−ジカバ−2の中央部で覆われる端板
12の上面の中央部分には高圧室36を形成し、その外
周側の外側のUシ−ル35で仕切られた中間の領域、す
なわちディスチャ−ジカバ−2の中間部分で覆われる端
板12の上面の中間部分には中間圧力室37を形成して
いる。さらにその外周側には、空間29を利用した吸込
圧力と同圧力になる低圧室を形成している。
【0041】同心的に並ぶ高圧室36、中間圧力室3
7、低圧室のうち、高圧室36は、吐出ポ−ト15と連
通している。また中間圧力室37は、端板12に設けた
導圧孔38を通じて、圧縮途中にある密閉空間20と連
通している。そして、これら高圧室36、中間圧力室3
7内に導入される高圧,中間圧のガスによって、上方に
浮上している固定スクロ−ル11は、Uシ−ル35でシ
−ルされながら、旋回スクロ−ル16に対して軸方向に
押し付けられるようになっている。
【0042】また旋回スクロ−ル16において、固定ス
クロ−ル11の周壁14の軸端面と摺接する周縁部に
は、リング状に形成された硬質の耐磨耗プレ−ト40が
設置されている。この耐磨耗プレ−ト40によって、運
転中に発生する旋回スクロ−ル16を反転させようとす
る力を原因とした磨耗を抑制するようにしてある。
【0043】吐出ポ−ト15は、高圧室36を介して、
ディスチャ−ジカバ−1へ延びていて、同ディスチャ−
ジカバ−1で複数に分岐されている。そして、この分岐
した部分は、高圧側3の空間を利用して形成されている
吐出チャンバ−43に連通している。
【0044】この吐出ポ−ト15の途中には、逆流防止
用の逆止弁42が設けられている。この逆止弁42に
は、フリ−式が用いられている。この逆止弁42回りの
構造が図2に拡大して示されている。
【0045】この逆止弁42の構造について説明すれ
ば、60は高圧室36を用いて構成された弁室である。
この弁室60は、吐出ポ−ト15の分岐部分に、同吐出
ポ−ト15の径より大きな径で円筒形に形成されてお
り、この弁室60の下流側の端面から密閉空間20に向
かって吐出ポ−ト15の上流側部分15aが延び、弁室
60の周壁面から吐出チャンバ−43に向かって吐出ポ
−ト15の分岐した複数の下流側部分15bが延びてい
る。
【0046】この弁室60の上・下流側の相対向する壁
面を利用して、吐出ポ−ト15の上流側には弁座61が
形成され、下流側にはリテ−ナ62が形成されている。
これら弁座61、リテ−ナ62間には、丸板状の弁体6
3が移動自在に設けられている。つまり、弁体63は、
弁座61、リテ−ナ62間を自在に変位するようになっ
ている。
【0047】またリテ−ナ62には、上下方向に延びる
背圧ポ−ト60a(本願のポ−トに相当)が設けられて
いる。背圧ポ−ト60aの下端は、弁体63が重なるリ
テ−ナ面62aに開口し、上端は吐出チャンバ−43に
連通している。これにより、リテ−ナ面62aに位置す
る弁体63に対して、吐出チャンバ−43の吐出ガス圧
を、背圧として加えられるようにしてある。
【0048】これにより、弁体63は、圧縮機部6が運
転しているときには、圧縮機部6から吐出される吐出ガ
スの圧力で、開側となるリテ−ナ面62aに導かれて、
吐出ポ−ト15を開放する。また圧縮機部6の運転が停
止すると、弁体63は、同圧縮機部6の運転停止に伴う
引き込み力、ならびに背圧ポ−ト60aから加わる背圧
(吐出チャンバ−43内の圧力)によって、閉側となる
弁座61に導かれて、吐出ポ−ト15を閉塞するように
なっている。
【0049】つまり、逆止弁42は、圧縮機部6の運転
が停止すると、吐出ポ−ト15を「閉」にさせ、吐出を
終えた吐出ガスが吐出ポ−ト15から圧縮機部7へ逆流
するのを抑制するようにしてある。
【0050】吐出ガスの逆流を効果的に抑制するため
に、本実施例は、 D3 <{H2 +(D1 +D2 )/2}の平方根 が成立するように、背圧ポ−ト60aの孔径を設定して
ある。
【0051】但し、D1 は背圧ポ−トの孔径、D2 は弁
室60の内径、D3 は弁体の外径上記吐出チャンバ−4
3は、密閉ハウンジ1の上部壁に接続してある吐出管4
4と連通していて、吐出チャンバ−43内に吐出された
吐出ガスを密閉ハウジング1外へ吐出できるようにして
ある。
【0052】一方、上記回転シャフト7の下端部は、密
閉ハウジング1の内底側へ延びている。そして、この下
端部が低圧側4の下部側に据付けてある下部軸受体45
にて、回転自在に支持されている。
【0053】この回転シャフト7の下端部には、例えば
偏心軸46を回転させて、シリンダ47内に収容された
旋回リング48を揺動させることでポンプ作用を発生さ
せる圧送機構を採用した油ポンプ49が据付けられてい
る。この油ポンプ49の吸込部(図示しない)は、密閉
ハウジング1の内底部で形成された油集溜部51と連通
していて、同集溜部51に溜っている油51aを吸込む
ようになっている。油ポンプ49の吐出部は、回転シャ
フト7に形成した油通路50を通じて、圧縮機部6の各
摺動部などに連通していて、油集溜部51内の油51a
を潤滑が必要な個所に圧送できるようにしてある。
【0054】また油ポンプ49の吐出部には、所定の圧
力を越えると、油51aを油集溜部51に戻すためのリ
リ−フ弁49aが設けてある。なお、52は密閉ハウジ
ング1外に露出している端子10を覆うための端子カバ
−である。
【0055】つぎに、このように構成された空気ロ−ル
型圧縮機の作用について説明する。モ−タ5が励磁され
ると、ロ−タ9は回転する。この回転は、回転シャフト
7を通じて、油ポンプ49に伝達される。
【0056】すると、油ポンプ49の偏心ピン46は偏
心回転され、旋回リング40を揺動させていく。これに
より、油集溜部51内の油51aは、油ポンプ49の吸
込部から吸込まれ、吐出部から吐出される。そして、こ
の吐出した油51aは、油通路50を経て、圧縮機部6
の摺動部等の油51aを必要とする各部へ圧送される。
【0057】またモ−タ5の回転は、回転シャフト7、
偏心ピン27、ボス部19を通じて、旋回スクロ−ル1
6に伝達されている。このとき、旋回スクロ−ル16は
オルダムリング28によって自転が抑制されているか
ら、旋回スクロ−ル全体は、自転せず、固定スクロ−ル
11の軸心の中心とする公転旋回半径の円軌道上を公転
旋回運動する。
【0058】この公転旋回運動にしたがって、固定スク
ロ−ル11と旋回スクロ−ル16との間で形成されてい
る密閉空間20は、容積が減少する方向に変化してい
く。すると、吸込ガスは、吸込管30、低圧側4、吸込
通路、吸込ポ−ト(いずれも図示せず)を順に経て、ラ
ップ13,18の最外周の領域に導かれ、同領域から密
閉空間20内へ吸込まれる。
【0059】この吸込まれたガスは、旋回スクロ−ル1
6の公転旋回運動にしたがって密閉空間20の容積が減
少するのにしたがって、次第に圧縮されながら中央部に
至り、吐出ポ−ト15へ吐出される。
【0060】このとき、逆止弁42の弁体63は、吐出
ポ−ト15を流れる吐出ガスの圧力を受けて、図2中の
実線で示される弁座62から、同図の二点鎖線で示され
るようにリテ−ナ面62aへ移動し、吐出ポ−ト15を
開放する。
【0061】ここで、高圧室36(=弁室60)内に
は、吐出ポ−ト15を通じて、吐出圧が導かれ、中間圧
力室37には、導圧孔38を通じて、圧縮途上の中間圧
が導かれているから、同高圧室36の吐出圧、中間圧力
室37の中間圧によって、固定スクロ−ル11は、旋回
スクロ−ル16に押し付けられる。
【0062】つまり、密閉空間20内における圧縮工程
は、ガス漏れが抑制されながら進行する。そして、吐出
ポ−ト15からの吐出ガスは、吐出チャンバ−43を経
て、吐出管44から密閉ハウジング1外へ吐出される。
【0063】この後、スクロ−ル型圧縮機を停止する。
すると、吐出ポ−ト15の上流側部分15aには、圧縮
機部6の停止に伴う負圧が作用する。
【0064】また背圧ポ−ト60aには、吐出チャンバ
−43の正圧が作用する。このことは、背圧ポ−ト60
aを通じて、リテ−ナ面62aに張り付いている逆止弁
42の弁体63の背面に加わる。
【0065】このことは、弁体63を離反させようとす
る力は、今までの圧縮機部6の停止時に生じていた負圧
だけでなく、吐出チャンバ−43のガス圧(正圧)が加
わった力となる。
【0066】これにより、弁体63には、油51aの粘
着力に抗して、リテ−ナ面62aから離反させようとす
る大きな力が作用する。このことは、今まで油51aの
粘着力の影響を受けて閉じ動作が遅れていた弁体63
は、弁体63を離反させる方向の力の増加により、即、
リテ−ナ面62aから離反して、弁座61に至り、吐出
ポ−ト15を閉じていく。
【0067】これにより、逆止弁は、圧縮機構の運転状
況に関わらず、圧縮機機構の運転が停止されると、即座
に閉じられることとなる。それ故、圧縮機部6の逆転の
原因となっていた逆止弁42の閉じ遅れを改善すること
ができる。
【0068】実験によれば、上述の与式にしたがって背
圧ポ−ト60aの径を設定すれば、広範囲な領域で安定
して逆止弁42が動作することが確認された。したがっ
て、逆止弁42の閉じ遅れを原因とした圧縮機部6の逆
転、ならびに同逆転に伴う騒音の発生を防止することが
できる。
【0069】本発明は、上記した第1の実施例に限定さ
れるものではなく、図3に示される第2の実施例、図4
に示される第3の実施例、図5に示される第4の実施
例、図6に示される第5の実施例、図7に示される第6
の実施例のようにしてもよい。
【0070】すなわち、図3に示される第2の実施例
は、背圧ポート60aの設置に加えて、同ポート60a
のリテーナ面62aに開口する開口端に、当該ポート径
から弁体63の外径の近くまで拡管する拡管部分、例え
ば凹部70を形成して、弁体63とリテーナ面62aと
の間における粘着面積を小さくしたものである。
【0071】具体的には、凹部70は、例えばリテ−ナ
面62aと同心で、弁体63のと径よりは小さい径でリ
テ−ナ面62aに開口する、深さ寸法Sが弁体63の板
厚t以下の段付穴71から形成されている。
【0072】こうした粘着面積を小さくする構造を併用
すると、その分、油51aの粘着力が低下するので、一
層、安定して、逆止弁40を閉じ動作させることができ
る。また段付穴71の採用は、簡単な構造で、効果的に
弁体63とリテ−ナ面62aとの間における粘着面積を
小さくさせることができる利点をもつ。
【0073】しかも、段付穴71の深さ寸法s、つまり
段付穴71の段差は、弁体63の板厚t以下なので、弁
座61とリテ−ナ62との間を移動する弁体63が、た
とえ移動中、斜めの状態となったとしても、弁体63が
背圧ポ−ト60aに引っ掛かって作動しなくなるという
心配はない。
【0074】図4に示される第3の実施例は、第2の実
施例の変形例で、段付穴71ではなく、弁体63の外径
より小さい径でリテ−ナ面62aに開口するテ−パ穴7
2から形成したものである。
【0075】このようなテ−パ穴72を採用しても、第
2の実施例と同様の効果をもたらす。図5に示される第
4の実施例は、弁体63における背圧が加わる面積を増
加させたものである。
【0076】具体的には、吐出ポート15からも弁体6
3へ背圧を加えて、弁体63をリテーナ面62aから離
反させるために、吐出ポート15の下流側部分15bの
入口15cの一部を、弁体63に重なるリテーナ面62
aに開口させた。
【0077】このような構造にすると、背圧ポ−ト60
aに加え、吐出ポ−ト15の下流側部分15bも、リテ
−ナ面62aに張り付いている弁体63を離反させる背
圧を加えるためのポ−トとして機能する。
【0078】このことは、背圧が加わる面積が増加する
分、一層、逆止弁42の閉じ遅れを改善することができ
る。図6に示される第5の実施例は、第4の実施例の変
形例で、下流側部分15bの入口15cをリテ−ナ面6
2aに開口させる構造を、第2の実施例で説明した段付
穴71を有する逆止弁42に適用したものである。
【0079】図7に示される第5の実施例は、同じく第
4の実施例の変形例で、下流側部分15bの入口をリテ
−ナ面62aに開口させる構造を、第3の実施例で説明
したテ−パ穴72を有する逆止弁42に適用したもので
ある。
【0080】こうした構造にすると、粘着面積の減少に
加え、受圧面積(背圧を受ける面積)の増加により、格
段に逆止弁42の安定した閉じ動作を約束することがで
きる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、圧縮機構の運転が停止すると、吐出チャン
バー内の吐出圧が、ポートを通じて、リテーナ面に張り
付いている弁体の背面に加わるとともに、吐出ポートの
下流側部分が、リテーナ面に張り付いている弁体を離反
させるポートとして機能して、今まで油の粘着力の影響
を受けて閉じ動作が遅れていた弁体は、リテーナ面から
即、離反されて、弁座に至り、吐出ポートを閉じる。
【0082】したがって、逆止弁は、圧縮機構の運転状
況に関わらず、圧縮機機構の運転が停止されると、即座
に閉じられる。それ故、圧縮機部の逆転の原因となって
いた逆止弁の閉じ遅れを改善することができ、安定した
逆止弁の動作を保障することができる。
【0083】
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスクロ−ル型圧縮機の
構成を説明するための断面図。
【図2】同実施例の圧縮機部に付いている逆止弁回りの
構造を拡大して示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施例の要部となる逆止弁回り
の構造を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施例の要部となる逆止弁回り
の構造を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施例の要部となる逆止弁回り
の構造を示す断面図。
【図6】本発明の第5の実施例の要部となる逆止弁回り
の構造を示す断面図。
【図7】本発明の第6の実施例の要部となる逆止弁回り
の構造を示す断面図。
【図8】従来の逆流防止用のフリ−式の逆止弁が吐出ポ
−トに付いたスクロ−ル型圧縮機を説明するための断面
図。
【図9】スクロ−ル型圧縮機の固定スクロ−ル、旋回ス
クロ−ルのラップが噛み合っている状態を示す断面図。
【符号の説明】
6…圧縮機部(圧縮機構) 11…固定スクロ−
ル 15…吐出ポ−ト 15b…吐出ポ−ト
の下流側部分 16…旋回スクロ−ル 42…逆止弁 43…吐出チャンバ− 60…弁室 60a…背圧ポ−ト 61…弁座 62…リテ−ナ 62a…リテ−ナ面 63…弁体 71…段付穴 72…テ−パ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和弘 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内 (56)参考文献 特開 平5−149269(JP,A) 特開 平3−267591(JP,A) 特開 平1−313693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに組み合うラップの相対変位にした
    がってガスを圧縮するスクロール式の圧縮機構に、逆止
    弁を有する吐出ポートを介して、吐出チャンバーを連通
    接続させてなり、かつ前記逆止弁は、前記吐出ポートの
    上流側に弁座を有し、下流側にリテーナを有し、これら
    弁座およびリテーナ間に形成される弁室に移動自在な弁
    体を有して構成され、前記圧縮機構が運転しているとき
    は前記弁体がリテーナに当接して前記吐出ポートを開放
    させ、前記圧縮機構の運転が停止したときは前記弁体が
    前記弁座に当接して前記吐出ポートを閉塞させるスクロ
    ール型圧縮機において、 前記逆止弁は、 一端が前記弁体に重なるリテーナ面に開口し、他端が前
    記吐出チャンバーに連通するように前記リテーナに形成
    されたポートと、 前記弁座に開口する前記吐出ポートの上流部分と、 前記一端が前記吐出チャンバーと連通し、他端が前記弁
    室と一部が前記弁体に重なるリテーナ面に開口するよう
    に連通する前記吐出ポートの下流部分とを具備してなる
    ことを特徴とする スクロール型圧縮機。
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